JP2793621B2 - 平型光ファイバコード - Google Patents
平型光ファイバコードInfo
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- JP2793621B2 JP2793621B2 JP1046645A JP4664589A JP2793621B2 JP 2793621 B2 JP2793621 B2 JP 2793621B2 JP 1046645 A JP1046645 A JP 1046645A JP 4664589 A JP4664589 A JP 4664589A JP 2793621 B2 JP2793621 B2 JP 2793621B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/443—Protective covering
- G02B6/4432—Protective covering with fibre reinforcements
Landscapes
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明は、単心又は比較的少心数の光ファイバを収納
保護するのに用いる光ファイバ用保護パイプを用いてな
る平型光ファイバコードに関する。
保護するのに用いる光ファイバ用保護パイプを用いてな
る平型光ファイバコードに関する。
≪発明の背景とその課題≫ 光ファイバによる通信システムでは多数本の光ファイ
バを集合した光ファイバケーブルが使用され、幹線,中
継系では管路あるいは架空に敷設され、末端系では、こ
の光ファイバケーブルから単心あるいは少心数の特定の
光ファイバ心線(素線あるいはテープ心線も含む)を分
岐して取出し、所定の機器や装置に接続して使用され
る。
バを集合した光ファイバケーブルが使用され、幹線,中
継系では管路あるいは架空に敷設され、末端系では、こ
の光ファイバケーブルから単心あるいは少心数の特定の
光ファイバ心線(素線あるいはテープ心線も含む)を分
岐して取出し、所定の機器や装置に接続して使用され
る。
このように、光ファイバは末端においては心線単位で
配線されるのであるが、光ファイバは通常ガラス繊維で
作られているので側圧等に対して弱く、光ファイバから
の分岐後の接続、あるいは配線における心線の余長部分
などの外周を保護する必要がある。
配線されるのであるが、光ファイバは通常ガラス繊維で
作られているので側圧等に対して弱く、光ファイバから
の分岐後の接続、あるいは配線における心線の余長部分
などの外周を保護する必要がある。
このような場合において、光ファイバの外周を保護す
る部材はできるだけ小さな径に曲げることができる方が
好ましいことから偏平状のものが検討されている。
る部材はできるだけ小さな径に曲げることができる方が
好ましいことから偏平状のものが検討されている。
本出願人は、特願昭63−37088号において、このよう
な用途に適した光ファイバ用平型保護パイプおよびそれ
を用いてなる平型光ファイバコードを提案している。こ
の既出願の平型保護パイプは、外周に被覆層を有する一
対の抗張力線を、所定の間隔をおいて配置し、その外周
を熱可塑性樹脂で本体被覆し、抗張力線の被覆層と外周
の本体被覆層とはその接触部分において接合されている
ものであり、従来のものと比較して格段の保護性能を有
しているが、一方においてこのような構成であるため、
内部の光ファイバ収納用の空間が完全な矩形状とはなら
ず、光ファイバの収納性や、高圧縮荷重下での伝送損失
増などの点で問題があった。
な用途に適した光ファイバ用平型保護パイプおよびそれ
を用いてなる平型光ファイバコードを提案している。こ
の既出願の平型保護パイプは、外周に被覆層を有する一
対の抗張力線を、所定の間隔をおいて配置し、その外周
を熱可塑性樹脂で本体被覆し、抗張力線の被覆層と外周
の本体被覆層とはその接触部分において接合されている
ものであり、従来のものと比較して格段の保護性能を有
しているが、一方においてこのような構成であるため、
内部の光ファイバ収納用の空間が完全な矩形状とはなら
ず、光ファイバの収納性や、高圧縮荷重下での伝送損失
増などの点で問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は光ファイバの保護担持に適した新規な光
ファイバ用保護パイプに光ファイバ心線等を挿通してな
る新規な構成の光ファイバコードを提供するにある。
て、その目的は光ファイバの保護担持に適した新規な光
ファイバ用保護パイプに光ファイバ心線等を挿通してな
る新規な構成の光ファイバコードを提供するにある。
≪課題を解決するための手段≫ 上記目的を達成するために本発明では、合成樹脂製の
本体被覆部内に光ファイバテープがルースに挿通される
空間部を有し、該空間部の両側に熱可塑性樹脂によって
被覆一体化した被覆抗張力線を配置するとともに、該被
覆抗張力線の熱可塑性樹脂と相溶性を有する熱可塑性樹
脂で該本体被覆部を形成した平型光ファイバコードであ
って、前記光ファイバテープが幅Wommで厚みtommである
とき、前記空間部の高さhmmがto<h≦Wo−0.05mm、該
空間部の幅wmmがw≧Wo+0.25mmの関係を有する構成と
した。
本体被覆部内に光ファイバテープがルースに挿通される
空間部を有し、該空間部の両側に熱可塑性樹脂によって
被覆一体化した被覆抗張力線を配置するとともに、該被
覆抗張力線の熱可塑性樹脂と相溶性を有する熱可塑性樹
脂で該本体被覆部を形成した平型光ファイバコードであ
って、前記光ファイバテープが幅Wommで厚みtommである
とき、前記空間部の高さhmmがto<h≦Wo−0.05mm、該
空間部の幅wmmがw≧Wo+0.25mmの関係を有する構成と
した。
また、合成樹脂製の本体被覆部内にn本の単心光ファ
イバがルースに挿通される空間部を有し、該空間部の両
側に熱可塑性樹脂によって被覆一体化した被覆抗張力線
を配置するとともに、該被覆抗張力線の熱可塑性樹脂と
相溶性を有する熱可塑性樹脂で該本体被覆部を形成した
平型光ファイバコードであって、前記単心光ファイバの
外径がDmmであるとき、前記空間部の高さhmmがD<h≦
2D−0.05mm、該空間部の幅wmmがw≧nD+0.25mmの関係
を有する構成とした。
イバがルースに挿通される空間部を有し、該空間部の両
側に熱可塑性樹脂によって被覆一体化した被覆抗張力線
を配置するとともに、該被覆抗張力線の熱可塑性樹脂と
相溶性を有する熱可塑性樹脂で該本体被覆部を形成した
平型光ファイバコードであって、前記単心光ファイバの
外径がDmmであるとき、前記空間部の高さhmmがD<h≦
2D−0.05mm、該空間部の幅wmmがw≧nD+0.25mmの関係
を有する構成とした。
本発明に使用できる被覆抗張力線は、所要物性に応じ
て決定された太さあるいは本数で、適度の可撓性を有す
る単鋼線,燃鋼線その他の金属線や高強度,低伸度の補
強繊維を熱硬化性樹脂或いは光硬化性樹脂等の硬化性樹
脂で結着したFRP、あるいは熱可塑性樹脂で結着したFRT
P、又はポリオキシメチレン,サーモトロピック液晶な
どの抗張力線を、これらの抗張力線と接着するような熱
可塑性樹脂もしくは接着剤などによって被覆層を設けた
ものであって、被覆抗張力線の外径は、使用時あるいは
光ファイバコード製造時に挿入する光ファイバ素線等の
外径寸法に応じて決定されるとともに、該抗張力線間の
間隔もその中間に設ける空間の寸法に応じて適宜決定す
ればよい。
て決定された太さあるいは本数で、適度の可撓性を有す
る単鋼線,燃鋼線その他の金属線や高強度,低伸度の補
強繊維を熱硬化性樹脂或いは光硬化性樹脂等の硬化性樹
脂で結着したFRP、あるいは熱可塑性樹脂で結着したFRT
P、又はポリオキシメチレン,サーモトロピック液晶な
どの抗張力線を、これらの抗張力線と接着するような熱
可塑性樹脂もしくは接着剤などによって被覆層を設けた
ものであって、被覆抗張力線の外径は、使用時あるいは
光ファイバコード製造時に挿入する光ファイバ素線等の
外径寸法に応じて決定されるとともに、該抗張力線間の
間隔もその中間に設ける空間の寸法に応じて適宜決定す
ればよい。
また、外形を構成する本体被覆部の熱可塑性樹脂は、
前記被覆抗張力線の樹脂と接着あるいは相互に融着可能
なものを選択して使用すればよい。
前記被覆抗張力線の樹脂と接着あるいは相互に融着可能
なものを選択して使用すればよい。
より具体的な樹脂として、抗張力線の被覆層の樹脂と
しては、例えば鋼線を対象とする場合には、接着性ポリ
エチレンなどの接着性ポリオレフィン系樹脂のように抗
張力線の表面と接着性を有する樹脂、抗張力線としてFR
P線を使用する場合には、硬化したFRP線に被覆するとき
は上述のような接着性熱可塑性樹脂、本出願人の出願に
係る特公昭63−2772号の如き方法による場合は、硬化し
たFRP表面外周と被覆部内周とをアンカー効果により接
着できるので、直線状低密度ポリエチレン,低密度ポリ
エチレンなどや、あるいはFRPのマトリック樹脂と相溶
性のある樹脂、例えばマトリックス樹脂として架橋性モ
ノマーにスチレンを使用した不飽和ポリエステル樹脂を
使用する場合は、被覆部の熱可塑性樹脂にABS樹脂やAAS
樹脂,AS樹脂などを組み合せて使用することが望まし
い。
しては、例えば鋼線を対象とする場合には、接着性ポリ
エチレンなどの接着性ポリオレフィン系樹脂のように抗
張力線の表面と接着性を有する樹脂、抗張力線としてFR
P線を使用する場合には、硬化したFRP線に被覆するとき
は上述のような接着性熱可塑性樹脂、本出願人の出願に
係る特公昭63−2772号の如き方法による場合は、硬化し
たFRP表面外周と被覆部内周とをアンカー効果により接
着できるので、直線状低密度ポリエチレン,低密度ポリ
エチレンなどや、あるいはFRPのマトリック樹脂と相溶
性のある樹脂、例えばマトリックス樹脂として架橋性モ
ノマーにスチレンを使用した不飽和ポリエステル樹脂を
使用する場合は、被覆部の熱可塑性樹脂にABS樹脂やAAS
樹脂,AS樹脂などを組み合せて使用することが望まし
い。
一方、本体被覆部の樹脂としては上記の抗張力線被覆
の熱可塑性樹脂と相溶性があり、かつ要求される性能、
例えば難燃性などの性能を具備した樹脂を選択して使用
すればよい。
の熱可塑性樹脂と相溶性があり、かつ要求される性能、
例えば難燃性などの性能を具備した樹脂を選択して使用
すればよい。
光ファイバ心線等を挿通する空間部の形状は矩形状に
限らず、円形,楕円状その他任意の形状であってもよ
い。
限らず、円形,楕円状その他任意の形状であってもよ
い。
また、上記構成の平型光ファイバコードは、複数のコ
ードが縦方向または横方向に一体に連接されてなり、外
周部に形成された溝に沿って破断することにより分離可
能となったものとすることができる。
ードが縦方向または横方向に一体に連接されてなり、外
周部に形成された溝に沿って破断することにより分離可
能となったものとすることができる。
《作用》 本発明の平型光ファイバコードは、抗張力線と本体被
覆部とが該抗張力線の被覆層を介して接合一体化されて
いるので、外気変化等による熱可塑性樹脂部の寸法変化
が抗張力線と同等であるとともに、空間部は精度よく形
成されているので、高い耐圧縮力を有し、光ファイバを
外力から充分に保護できる。
覆部とが該抗張力線の被覆層を介して接合一体化されて
いるので、外気変化等による熱可塑性樹脂部の寸法変化
が抗張力線と同等であるとともに、空間部は精度よく形
成されているので、高い耐圧縮力を有し、光ファイバを
外力から充分に保護できる。
また、空間部の高さh mm、幅w mmを上記の関係が満足
されるように設定すると、空間部内に挿通される光ファ
イバテープの回転や単心光ファイバの交叉などの不具合
が防止される。
されるように設定すると、空間部内に挿通される光ファ
イバテープの回転や単心光ファイバの交叉などの不具合
が防止される。
《実施例》 [実施例1] 図外の装置により、芳香族ポリアミド繊維(ケブラー
49)を補強繊維とし、これに不飽和ポリエステル樹脂を
含浸して、内径0.65mmの絞りノズルにより絞り成形した
未硬化状物を、溶融状の直鎖状低密度ポリエチレン(以
下LLDPEと称す)によって外形1.0mmに被覆し、直ちに表
面の被覆層を冷却した後、蒸気圧4kg/cm2の加熱硬化槽
中にて不飽和ポリエステル樹脂を硬化し、繊維含有率が
約58VOL %のケブラー繊維強化抗張力体(以下KFRPと称
す)を得、これをボビンに巻取った。
49)を補強繊維とし、これに不飽和ポリエステル樹脂を
含浸して、内径0.65mmの絞りノズルにより絞り成形した
未硬化状物を、溶融状の直鎖状低密度ポリエチレン(以
下LLDPEと称す)によって外形1.0mmに被覆し、直ちに表
面の被覆層を冷却した後、蒸気圧4kg/cm2の加熱硬化槽
中にて不飽和ポリエステル樹脂を硬化し、繊維含有率が
約58VOL %のケブラー繊維強化抗張力体(以下KFRPと称
す)を得、これをボビンに巻取った。
このKFRPは、上記の硬化工程で、軟化あるいは溶融状
のLLDPE内周と未硬化状のKFRP外周とが流動状態で接触
しつつ硬化するので、アンカー効果的接着によって強固
に接合されているものである。
のLLDPE内周と未硬化状のKFRP外周とが流動状態で接触
しつつ硬化するので、アンカー効果的接着によって強固
に接合されているものである。
この被覆KFRP線1をボビン2から2本引出し、案内ガ
イド3で離間させる寸法に近似した間隔で案内した後、
予備加熱装置4に導いて表面の被覆層を予熱し、引続い
て被覆抗張力線挿通用の2つの透孔21,21が、中心間距
離3.8mmで設けられ、かつ中央に通気孔22を有するニッ
プル23と、このニップル23の先端を外寸2.1×1.5mmと
し、その外周に4.5×2.3mmの矩形穴を有するダイリップ
24が取着され、これらのニップル23とダイリップ24との
間に樹脂供給路25が形成された加圧タイプのダイ26を有
する押出機5に挿通し、溶融状の難燃性ポリエチレンを
樹脂供給路25から吐出して被覆KFRP線1を被覆した後、
4.5mm、高さ1.9mmのサイジングノズル6を有する真空冷
却槽7に通して矩形状の被覆部樹脂を整形しつつ冷却し
た。
イド3で離間させる寸法に近似した間隔で案内した後、
予備加熱装置4に導いて表面の被覆層を予熱し、引続い
て被覆抗張力線挿通用の2つの透孔21,21が、中心間距
離3.8mmで設けられ、かつ中央に通気孔22を有するニッ
プル23と、このニップル23の先端を外寸2.1×1.5mmと
し、その外周に4.5×2.3mmの矩形穴を有するダイリップ
24が取着され、これらのニップル23とダイリップ24との
間に樹脂供給路25が形成された加圧タイプのダイ26を有
する押出機5に挿通し、溶融状の難燃性ポリエチレンを
樹脂供給路25から吐出して被覆KFRP線1を被覆した後、
4.5mm、高さ1.9mmのサイジングノズル6を有する真空冷
却槽7に通して矩形状の被覆部樹脂を整形しつつ冷却し
た。
これをベルト式引取機8にて引取りつつ、巻取機によ
りボビン9に巻取った。
りボビン9に巻取った。
得られた平型保護パイプ15は、断面形状が第3図に示
すものであって、寸法がW=4.4、H=1.8、w=1.8、
h=1.2mmのものである。
すものであって、寸法がW=4.4、H=1.8、w=1.8、
h=1.2mmのものである。
同図に示す保護パイプ15では、外径0.65mmのKFRP抗張
力線1(抗張力線本体11と被覆層13とから構成されてい
る)と、矩形中空断面状の本体被覆部12とが、KFRP抗張
力線1の被覆層13を介して融着接合され一体化されてお
り、本体被覆部12内において抗張力線1,1間に矩形状の
空間部16が形成されている。
力線1(抗張力線本体11と被覆層13とから構成されてい
る)と、矩形中空断面状の本体被覆部12とが、KFRP抗張
力線1の被覆層13を介して融着接合され一体化されてお
り、本体被覆部12内において抗張力線1,1間に矩形状の
空間部16が形成されている。
なお、この平型保護パイプ15の製造時に、ニップル23
の通気孔22内に光ファイバ(光ファイバ素線,心線ある
いはテープ心線)をルースに挿通し、パイプ15とともに
空間部16内に光ファイバが挿通されたコードを同時に得
ることも可能である。
の通気孔22内に光ファイバ(光ファイバ素線,心線ある
いはテープ心線)をルースに挿通し、パイプ15とともに
空間部16内に光ファイバが挿通されたコードを同時に得
ることも可能である。
得られた本実施例による平型保護パイプ15について、
以下に述べる方法で物性を測定した。
以下に述べる方法で物性を測定した。
引張特性:長さ30cmのサンプルについて定速伸長型の
引張試験機により引張速度5mm/分で測定して、得られた
荷重−歪曲線から、破断強力、10kg荷重時の伸度、0.5
%伸長時応力を測定した。
引張試験機により引張速度5mm/分で測定して、得られた
荷重−歪曲線から、破断強力、10kg荷重時の伸度、0.5
%伸長時応力を測定した。
この結果、引張強力120kg、10kg荷重時伸度0.21%、
0.5%伸長時強力24kgであった。
0.5%伸長時強力24kgであった。
耐曲げ性能:配線時等の耐曲げ性能をみるため、サン
プルを長手方向に曲げていって座屈するときの直径、お
よび80mm直径の半円状に曲げたときの反撥力、40mm直径
に曲げたときの反撥力をそれぞれ、各曲げ直径における
剛性として、第6図に示すようにしてバネ秤26により求
めた。
プルを長手方向に曲げていって座屈するときの直径、お
よび80mm直径の半円状に曲げたときの反撥力、40mm直径
に曲げたときの反撥力をそれぞれ、各曲げ直径における
剛性として、第6図に示すようにしてバネ秤26により求
めた。
本実施例1の上記測定値は、座屈直径が13mm80φ曲げ
剛性が40g、40φ曲げ剛性が150gであった。
剛性が40g、40φ曲げ剛性が150gであった。
[実施例1′] 実施例1により得られた平型保護パイプの空間部16内
に、シングルモード型4心光ファイバテープ心線をルー
スに挿通して平型光ファイバコードを作製した。この平
型光ファイバコードについて以下の測定方法で性能テス
トを行なった。
に、シングルモード型4心光ファイバテープ心線をルー
スに挿通して平型光ファイバコードを作製した。この平
型光ファイバコードについて以下の測定方法で性能テス
トを行なった。
耐圧縮性:荷重試験機により荷重長さ50mmにわたり、
0.5mm/分で圧縮荷重を印加し、各圧縮荷重での伝送損失
の増加を調べた。測定には波長1.3μmの光源を使用し
た。
0.5mm/分で圧縮荷重を印加し、各圧縮荷重での伝送損失
の増加を調べた。測定には波長1.3μmの光源を使用し
た。
本実施例のサンプルでは、1800kgの圧縮荷重までは、
伝送損失の増加はみられず、2400kgの圧縮荷重において
も伝送損失の増加は極めて小さく0.02〜0.03dBであっ
た。
伝送損失の増加はみられず、2400kgの圧縮荷重において
も伝送損失の増加は極めて小さく0.02〜0.03dBであっ
た。
耐衝撃性:直径25mm、1kgの荷重錘を高さ50cmから落
下させたサンプルについて伝送損失の増加を測定した。
下させたサンプルについて伝送損失の増加を測定した。
その結果、20回の荷重錘の落下においても伝送損失の
増加はみられなかった。
増加はみられなかった。
耐巻付け性能:直径の異なるマンドレルに光コードを
5周巻付け、伝送損失が増加する巻付け直径を調べた。
5周巻付け、伝送損失が増加する巻付け直径を調べた。
本実施例の光ファイバコードでは、25mm直径迄巻付け
が可能であった。
が可能であった。
耐しごき性:5kgの錘を吊り下げ、直径の異なるマンド
レルに沿わせて90°に曲げ、25cmにわたり5往復しごい
た時の、伝送特性の変化をみた。
レルに沿わせて90°に曲げ、25cmにわたり5往復しごい
た時の、伝送特性の変化をみた。
本実施例の平型光ファイバコードでは25mm直径迄のし
ごきでは異常が認められなかった。
ごきでは異常が認められなかった。
[実施例2] 実施例1のケブラー繊維に替えてEガラス繊維を補強
材とする外径1mmのLLDPE被覆で繊維含有率約60VOL %の
ガラス繊維強化抗張力体(以下GFRPと称す)を得、これ
を用いて実施例1と同様にして同一寸法形状の平型保護
パイプを得た。得られたパイプの物性を第1表に示す。
材とする外径1mmのLLDPE被覆で繊維含有率約60VOL %の
ガラス繊維強化抗張力体(以下GFRPと称す)を得、これ
を用いて実施例1と同様にして同一寸法形状の平型保護
パイプを得た。得られたパイプの物性を第1表に示す。
[実施例2′] 実施例2の平型保護パイプに実施例1′と同一の光フ
ァイバテープ心線を挿通して平型光ファイバコードを得
た。この光ファイバコードの性能は実施例1′のコード
と同等であった。
ァイバテープ心線を挿通して平型光ファイバコードを得
た。この光ファイバコードの性能は実施例1′のコード
と同等であった。
[実施例3] 補強材として直径0.25mmの鋼線を5本撚合せたスチー
ルコードを使用し、これを接着性ポリエチレン樹脂(日
本ユニカー製GA004)で被覆した後、図外の整形装置に
通して外径を整え、直径1mmの被覆抗張力線を得た。こ
の被覆抗張力線を使用して実施例1と同様の方法で、実
施例1と同一寸法形状の平型保護パイプを得た。この保
護パイプの物性は第1表に示す通りである。
ルコードを使用し、これを接着性ポリエチレン樹脂(日
本ユニカー製GA004)で被覆した後、図外の整形装置に
通して外径を整え、直径1mmの被覆抗張力線を得た。こ
の被覆抗張力線を使用して実施例1と同様の方法で、実
施例1と同一寸法形状の平型保護パイプを得た。この保
護パイプの物性は第1表に示す通りである。
[実施例3′] また、実施例3の平型保護パイプに光ファイバテープ
心線を挿通した平型光ファイバコードの性能も前記実施
例と同様であった。
心線を挿通した平型光ファイバコードの性能も前記実施
例と同様であった。
[実施例4] 実施例1と同じ被覆KFRP線1を補強材とし、この被覆
KFRP線1を第1図に示す如く2本引出すとともに、シン
グルモード型の4心光ファイバテープ心線(0.4mm×1.2
mm)も同時に供給して、光ファイバテープ心線入り平型
光ファイバコードを作製した。この光ファイバコードの
性能は実施例1′と同等であった。
KFRP線1を第1図に示す如く2本引出すとともに、シン
グルモード型の4心光ファイバテープ心線(0.4mm×1.2
mm)も同時に供給して、光ファイバテープ心線入り平型
光ファイバコードを作製した。この光ファイバコードの
性能は実施例1′と同等であった。
なお、本発明の光ファイバ用平型コードの寸法安定性
を確認するため、上記各実施例の1000mm長のサンプルを
用いて、80℃で48時間処理後の端面における各抗張力線
の突出し、あるいは形状の変形を測定したが、何れも変
化がなかった。
を確認するため、上記各実施例の1000mm長のサンプルを
用いて、80℃で48時間処理後の端面における各抗張力線
の突出し、あるいは形状の変形を測定したが、何れも変
化がなかった。
さらに実用上の条件により近いテストとして80℃〜−
40℃間のヒートサイクルテストを20回繰返したが上記同
様変化は認められなかった。
40℃間のヒートサイクルテストを20回繰返したが上記同
様変化は認められなかった。
第4図は、本発明の他の実施例を示している。
第4図(A)では、3本のKFRP線1をほぼ等間隔で水
平方向に配置し、中心のKFRP線1をはさんでその両側に
一対の空間部16a,16bが横並びになるように矩形の本体
被覆部12を形成している。
平方向に配置し、中心のKFRP線1をはさんでその両側に
一対の空間部16a,16bが横並びになるように矩形の本体
被覆部12を形成している。
第4図(B)では、4本のKFRP線1を一組ずつ上下に
配置し、大きさの異なる一対の空間部16c,16dを上下に
配置して、厚みがかなり大きい矩形の本体被覆部12を形
成している。
配置し、大きさの異なる一対の空間部16c,16dを上下に
配置して、厚みがかなり大きい矩形の本体被覆部12を形
成している。
第5図は本発明のさらに別の実施例を示している。
同図に示す実施例では、第4図(A),(B)に示し
た複数の空間部16a〜16dを設けた場合、各空間部16a〜1
6dで分離可能にするために、本体被覆部12に対向するV
字溝30,30を予め形成している。
た複数の空間部16a〜16dを設けた場合、各空間部16a〜1
6dで分離可能にするために、本体被覆部12に対向するV
字溝30,30を予め形成している。
なお、第5図(A)に示した実施例では、第4図
(A)に示したものと構成が若干相違しており、空間部
16a,16bの両側にKFRP線1,1を配置している。
(A)に示したものと構成が若干相違しており、空間部
16a,16bの両側にKFRP線1,1を配置している。
[実施例5] 実施例1と同じ被覆KFRP線1を使用し、外寸(幅W×
高さH)が4.0mm×2.0mmで、空間部16の寸法(幅w×高
さh)が1.5mm×1.1mmの第3図に示す断面図形状の平型
光ファイバコードを作成した。
高さH)が4.0mm×2.0mmで、空間部16の寸法(幅w×高
さh)が1.5mm×1.1mmの第3図に示す断面図形状の平型
光ファイバコードを作成した。
このコードにシングルモード型4心光ファイバテープ
(幅Woが1.5mm、厚みtoが0.35mm)を挿通したところ、
光ファイバテープは振動を加えても回転などの移動が発
生しなかった。
(幅Woが1.5mm、厚みtoが0.35mm)を挿通したところ、
光ファイバテープは振動を加えても回転などの移動が発
生しなかった。
この場合、空間部16と光ファイバテープとの寸法関係
は、w=Wo+0.35mm、h=Wo−0.05mmであった。
は、w=Wo+0.35mm、h=Wo−0.05mmであった。
第7図は、上記寸法構造の平型光ファイバコードに、
圧縮加重を加えながら光ファイバテープの伝送損失を測
定した圧縮−伝損特性図である。
圧縮加重を加えながら光ファイバテープの伝送損失を測
定した圧縮−伝損特性図である。
同図から明らかなように、伝送損失増加開始荷重は、
中心ファイバ,端ファイバのいずれも1050kgであり、20
00kg印加時の伝送損失の増加は、中心ファイバが0.6d
B、端ファイバ0.8dBであり、中心ファイバ,端ファイバ
ともほとんど同じ特性が得られた。
中心ファイバ,端ファイバのいずれも1050kgであり、20
00kg印加時の伝送損失の増加は、中心ファイバが0.6d
B、端ファイバ0.8dBであり、中心ファイバ,端ファイバ
ともほとんど同じ特性が得られた。
[比較例1] 実施例5と同様な方法により、外寸4.0mm×2.3mm、空
間部16の寸法(w×h)が1.3mm×1.3mmの光ファイバコ
ードを作成した。
間部16の寸法(w×h)が1.3mm×1.3mmの光ファイバコ
ードを作成した。
このコードにシングルモード型4心光ファイバテープ
(幅Woが1.15mm、厚みtoが0.35mm)を挿通したところ、
光ファイバテープは簡単に回転した。
(幅Woが1.15mm、厚みtoが0.35mm)を挿通したところ、
光ファイバテープは簡単に回転した。
この場合、空間部16と光ファイバテープとの寸法関係
は、w<Wo+0.25mm、h>Woであった。
は、w<Wo+0.25mm、h>Woであった。
第8図は、上記寸法構造の平型光ファイバコードに上
記シングルモード型4心光ファイバテープを挿通し、圧
縮加重を加えながら光ファイバテープの伝送損失を測定
した圧縮−伝損特性図である。
記シングルモード型4心光ファイバテープを挿通し、圧
縮加重を加えながら光ファイバテープの伝送損失を測定
した圧縮−伝損特性図である。
同図から明らかなように、伝送損失増加開始荷重は、
中心ファイバ,端ファイバのいずれも800kgであり、200
0kg印加時の伝送損失の増加は、中心ファイバが1.1dB、
端ファイバは1400kg印加時において1.0dBの増加を示
し、両者の特性に大きなバラツキがあった。
中心ファイバ,端ファイバのいずれも800kgであり、200
0kg印加時の伝送損失の増加は、中心ファイバが1.1dB、
端ファイバは1400kg印加時において1.0dBの増加を示
し、両者の特性に大きなバラツキがあった。
なお、上記実施例5において空間部16の高さhがto以
下になると光ファイバテープが挿通できなくなるととも
にhがWo−0.05mmよりも大きくなるとテープ心線が回転
し、また、空間部16の幅wがWo+0.25mm以下になると圧
縮−伝損特性が悪化するので、光ファイバテープの挿通
容易性を確保しつつ、安定した圧縮−伝損特性を得るた
めには、to<h≦Wo−0.05mmおよびw≧Wo+0.25mmの関
係を満足する必要がある。
下になると光ファイバテープが挿通できなくなるととも
にhがWo−0.05mmよりも大きくなるとテープ心線が回転
し、また、空間部16の幅wがWo+0.25mm以下になると圧
縮−伝損特性が悪化するので、光ファイバテープの挿通
容易性を確保しつつ、安定した圧縮−伝損特性を得るた
めには、to<h≦Wo−0.05mmおよびw≧Wo+0.25mmの関
係を満足する必要がある。
また、上記実施例5では空間部16内に光ファイバテー
プを挿通する場合を例示したが、空間部16内に外径がDm
mの単心光ファイバをn本挿通する場合には、D<h≦2
D−0.05mmおよびw≧nD+0.25mmの関係を満足すれば、
単心光ファイバ同士の交叉が防止され、安定した圧縮−
伝損特性が得られる。
プを挿通する場合を例示したが、空間部16内に外径がDm
mの単心光ファイバをn本挿通する場合には、D<h≦2
D−0.05mmおよびw≧nD+0.25mmの関係を満足すれば、
単心光ファイバ同士の交叉が防止され、安定した圧縮−
伝損特性が得られる。
《効果》 以上実施例により詳細に説明したように、本発明の平
型光ファイバコードは、十分な引張性能および曲げ性能
を有しており、従来品に比べてかなり小径にまげること
ができる。このため露出された光ファイバ心線等をこれ
によって十分に保護できるとともに、巻付けの配線その
他も容易となる。
型光ファイバコードは、十分な引張性能および曲げ性能
を有しており、従来品に比べてかなり小径にまげること
ができる。このため露出された光ファイバ心線等をこれ
によって十分に保護できるとともに、巻付けの配線その
他も容易となる。
一方、上記の保護パイプを外周に配し、空間部に光フ
ァイバテープ心線をルースに挿通してなる本発明の平型
光ファイバコードは、耐圧縮、耐衝撃、耐巻付け性、耐
しごき性を有しているので、広範囲な用途に使用でき
る。
ァイバテープ心線をルースに挿通してなる本発明の平型
光ファイバコードは、耐圧縮、耐衝撃、耐巻付け性、耐
しごき性を有しているので、広範囲な用途に使用でき
る。
さらに、第1表の曲げ性能の比較からも判るように、
本発明の光ファイバコードに使用する平型保護パイプが
小径に曲げ得るにも拘わらず剛性を有しているので、光
ファイバコードとして配線用管路への挿通がし易い、あ
るいは配線をループ状に巻いて、まとめて結束し易いな
ど、作業上の取扱いにも優れている。
本発明の光ファイバコードに使用する平型保護パイプが
小径に曲げ得るにも拘わらず剛性を有しているので、光
ファイバコードとして配線用管路への挿通がし易い、あ
るいは配線をループ状に巻いて、まとめて結束し易いな
ど、作業上の取扱いにも優れている。
また、本発明の保護パイプは従来に比較して比較的簡
単な装置および工程で製造できるとともに、この保護パ
イプの製造のときに光ファイバ心線を連続して挿入する
ことによって、光ファイバコードも比較的容易に製造で
きる。
単な装置および工程で製造できるとともに、この保護パ
イプの製造のときに光ファイバ心線を連続して挿入する
ことによって、光ファイバコードも比較的容易に製造で
きる。
さらに、抗張力線がFRP線状物や鋼線などであるので
従来のケブラー繊維によるものと比較して末端での接続
やコネクタへの接続が容易となり、作業能率が向上でき
る。
従来のケブラー繊維によるものと比較して末端での接続
やコネクタへの接続が容易となり、作業能率が向上でき
る。
またさらに、光ファイバテープの回転や単心光ファイ
バの交叉が防止され、バラツキのない圧縮−伝損特性が
得られる。
バの交叉が防止され、バラツキのない圧縮−伝損特性が
得られる。
以上本発明の平型光ファイバコードは新規にしてきわ
めて有用なものである。
めて有用なものである。
第1図は本発明の光ファイバ用保護パイプを製造するた
めの工程の一例を示す説明図、第2図は第1図の工程に
おいて使用する被覆用ダイの説明図、第3図は本発明の
光ファイバ用保護パイプの構造を示す説明図、第4図〜
第5図は本発明の他の実施例を示す断面図、第6図は曲
げ剛性の測定方法を示す図、第7図は実施例5の圧縮−
伝損特性図、第8図は比較例1の圧縮−伝損特性図であ
る。 1……KFRP線、11…抗張力線本体 12…被覆部、13…被覆層
めの工程の一例を示す説明図、第2図は第1図の工程に
おいて使用する被覆用ダイの説明図、第3図は本発明の
光ファイバ用保護パイプの構造を示す説明図、第4図〜
第5図は本発明の他の実施例を示す断面図、第6図は曲
げ剛性の測定方法を示す図、第7図は実施例5の圧縮−
伝損特性図、第8図は比較例1の圧縮−伝損特性図であ
る。 1……KFRP線、11…抗張力線本体 12…被覆部、13…被覆層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−127748(JP,A) 特開 昭61−230108(JP,A) 特開 昭60−243611(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】合成樹脂製の本体被覆部内に光ファイバテ
ープがルースに挿通される空間部を有し、該空間部の両
側に熱可塑性樹脂によって被覆一体化した被覆抗張力線
を配置するとともに、該被覆抗張力線の熱可塑性樹脂と
相溶性を有する熱可塑性樹脂で該本体被覆部を形成した
平型光ファイバコードであって、 前記光ファイバテープが幅Wommで厚みtommであるとき、
前記空間部の高さhmmがto<h≦Wo−0.05mm、該空間部
の幅wmmがw≧Wo+0.25mmの関係を有することを特徴と
する平型光ファイバコード。 - 【請求項2】合成樹脂製の本体被覆部内にn本の単心光
ファイバがルースに挿通される空間部を有し、該空間部
の両側に熱可塑性樹脂によって被覆一体化した被覆抗張
力線を配置するとともに、該被覆抗張力線の熱可塑性樹
脂と相溶性を有する熱可塑性樹脂で該本体被覆部を形成
した平型光ファイバコードであって、 前記単心光ファイバの外径がDmmであるとき、前記空間
部の高さhmmがD<h≦2D−0.05mm、該空間部の幅wmmが
w≧nD+0.25mmの関係を有することを特徴とする平型光
ファイバコード。 - 【請求項3】前記被覆抗張力線は、繊維強化硬化性樹脂
線条体の抗張力線を有することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の光ファイバ用保護パイプ。 - 【請求項4】前記請求項1ないし3のいずれかに記載の
平型光ファイバコードが縦方向または横方向に一体に連
接されてなり、外周部に形成された溝に沿って破断する
ことにより分離可能となっていることを特徴とする平型
光ファイバコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046645A JP2793621B2 (ja) | 1988-06-20 | 1989-03-01 | 平型光ファイバコード |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-150122 | 1988-06-20 | ||
JP15012288 | 1988-06-20 | ||
JP1046645A JP2793621B2 (ja) | 1988-06-20 | 1989-03-01 | 平型光ファイバコード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0271207A JPH0271207A (ja) | 1990-03-09 |
JP2793621B2 true JP2793621B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=26386752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1046645A Expired - Fee Related JP2793621B2 (ja) | 1988-06-20 | 1989-03-01 | 平型光ファイバコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6654527B2 (en) | 2001-10-18 | 2003-11-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber cable |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5414786A (en) * | 1992-10-09 | 1995-05-09 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical waveguide component with a molded resin portion having accurately aligned guide pin holes therein |
JP4728529B2 (ja) * | 2001-08-17 | 2011-07-20 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
JP2005148373A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | Frp製抗張力体およびドロップ光ファイバケーブル |
JP4116968B2 (ja) * | 2003-12-08 | 2008-07-09 | 宇部日東化成株式会社 | ドロップ光ファイバケーブル用frp製抗張力体 |
JP4975960B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2012-07-11 | Seiオプティフロンティア株式会社 | 光ケーブル |
JP2006330261A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 施工性改良光ドロップケーブル |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1585895A (en) * | 1977-04-13 | 1981-03-11 | Bicc Ltd | Optical guides |
JPS60243611A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Ube Nitto Kasei Kk | 通信用線材担持用螺旋スペ−サ及びその製造方法 |
JPS61230108A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | プラスチツク光フアイバ−ケ−ブル |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP1046645A patent/JP2793621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6654527B2 (en) | 2001-10-18 | 2003-11-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0271207A (ja) | 1990-03-09 |
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