JP2792534B2 - 薬液供給ペンの投与量設定ノブのためのアダプタ - Google Patents

薬液供給ペンの投与量設定ノブのためのアダプタ

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JP2792534B2 JP7229169A JP22916995A JP2792534B2 JP 2792534 B2 JP2792534 B2 JP 2792534B2 JP 7229169 A JP7229169 A JP 7229169A JP 22916995 A JP22916995 A JP 22916995A JP 2792534 B2 JP2792534 B2 JP 2792534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬液の選択された
投与量を設定するときに、改良された制御を提供するた
めに薬液供給ペンの投与量設定ノブに使用するためのア
ダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】皮下注射器は、選択された投与量の薬液
を患者に供給するのに使用される。従来技術による皮下
注射器は、互いに対向する基端と末端とを有する注射器
筒を含む。円筒形チャンバの壁がこれらの端部間に延び
ていて液体収容チャンバを形成している。従来技術によ
る注射器筒の基端は、実質的に開口していてプランジャ
を摺動液密係合状態で収容する。従来技術による注射器
筒の末端は、チャンバと連通している通路を含む。針カ
ニューレの内腔が注射器筒の通路及びチャンバと連通す
るように、針カニューレを従来技術による注射器筒の末
端に取り付けてもよい。プランジャが基端方向に動かさ
れると、液体が針カニューレの内腔を通ってチャンバ内
へ抜き取られる。プランジャが基端から末端へと動かさ
れると、液体がチャンバから針カニューレの内腔を通っ
て押し出される。
【0003】従来技術による皮下注射器によって注射さ
れる薬液は、しばしば、穿刺可能なエラストマシールを
有する容器内に貯蔵される。従来技術による容器内の薬
液は、針カニューレによってエラストマシールを穿刺す
ることによってアクセスできる。プランジャを選択され
た距離だけ基端方向に動かすことによって、選択された
投与量の薬液を注射器筒のチャンバ内へ抜き取ることが
できる。針カニューレは容器から抜き取ることができ、
薬液は、プランジャを末端方向に動かすことによって患
者の体内へ注射することができる。
【0004】インシュリンのようなある種の薬液は自己
投与される。典型的な糖尿病患者は、一日に数回インシ
ュリンを注射する必要があるであろう。必要とされるイ
ンシュリンの投与量は患者毎に異なり、各患者について
も一日の中で及び日毎に変わるかもしれない。糖尿病患
者は、各々、自分自身の治療状態及び自己のライフスタ
イルに適した養生法を作り上げるであろう。この養生法
は、典型的には、低速または中速度で作用するインシュ
リンと、より速く作用するインシュリンとのいくつかの
組み合わせを含む。これらの養生法の各々は、患者に職
場又はレストランのような公共の場所で定期的にインシ
ュリンを自己投与することを要求するかもしれない。標
準的な従来技術による皮下注射器及び容器に必要とされ
る操作は、これらの公共の環境内で行うには不便で恥ず
かしいものである。
【0005】薬液の自己投与を助けるために、薬液供給
ペンが開発されてきた。1つの従来技術による薬液供給
ペンは、インシュリン又はその他の薬液の容器が収容さ
れる容器ホルダを含む。容器ホルダは、基端及び末端を
備えた細長い概して管状構造物である。従来技術による
容器ホルダの末端は、両端針カニューレと係合するため
の取り付け手段を含む。末端はまた、以下に説明する駆
動部材及び投与量設定装置と係合するための取り付け手
段をも含む。従来技術の容器ホルダと共に使用するため
の使い捨て可能な容器は、両端針カニューレの一端によ
って穿刺することができる穿刺可能なエラストマシール
を有する末端を含む。この従来技術による容器の基端
は、容器の円筒形の壁と液密係合状態で摺動可能に配設
されたプランジャを含む。この従来技術による薬液供給
ペンは、容器ホルダ内に薬液の容器を挿入して使用され
る。従来技術によるペン本体は、次いで、容器ホルダの
基端に接続される。このペン本体は、ペンによって供給
される薬液の投与量を表示するための投与量設定装置
と、容器のプランジャを選択された投与量に対応する距
離だけ末端方向に付勢する駆動装置とを含む。
【0006】ペンのユーザは、従来技術による両端針カ
ニューレを容器ホルダの末端に取り付けて、針カニュー
レの基端側の先端が容器上のエラストマシールを穿刺す
るようにする。患者は、次いで、投与量を選択し且つペ
ンを作動させてプランジャを末端方向に押して選択され
た投与量を供給する。投与量選択装置は、従来技術によ
る薬液供給ペンによって選択された投与量を注射した後
に零に戻る。患者は、次いで、針カニューレを取り外し
て捨て、従来技術による薬液供給ペンは次に必要とされ
る薬液投与のために便利な位置に保管される。このよう
な薬液投与を何回か行った後に容器内の薬液は使い尽く
されるであろう。患者は、次いで容器ホルダをペン本体
から分離する。空の容器は、次いで、取り外して捨てて
もよい。新しい容器を容器ホルダ内に挿入することがで
き、容器ホルダとペン本体とは上記したように再度組み
立てて使用することができる。
【0007】上記の再使用可能な薬液供給ペンは、薬液
の自己投与のためには、典型的な皮下注射器と別個の薬
液容器との組み合わせよりも遥かに効率良く且つ便利で
ある。しかしながら、空の薬液容器を取り外し且つ新し
い容器を挿入するためにペンを分解しなければならない
のは不便である。その結果、使い捨て可能なペンが開発
されてきた。従来技術による使い捨て可能な薬液供給ペ
ンは、内部に永久的に封入されたインシュリン又はその
他の薬液の容器を含む。患者は、単に、薬液を自己投与
する度に両端針カニューレを使い捨て可能なペンに接続
するだけでよい。内部に永久的に封入された薬液の供給
源が空になったとき、この従来技術による使い捨て可能
なペンは廃棄することができる。
【0008】使い捨て可能な薬液供給ペンは、しばし
ば、薬液の自己投与を必要とされる患者にある種の便利
さを提供する。しかしながら、多くのペン型注射器は、
携帯性及び断続的な使用に対する必要性のために患者を
それほど満足させる設計ではない。特に、糖尿病患者の
間では、手による操作能力及び/又は肉体的な能力の低
下を伴うような病気の複雑さを有するのが一般的である
ために、これらの糖尿病患者の多くは上記の従来技術に
よる器具を操作することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、注
射の所望投与量を設定するときに、ユーザが容易に操作
できる薬液供給ペンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、肉体的能力が
低下した患者によって投与量が設定される際に容易に回
すことができるように、少さく且つ断続的な投与量設定
制御ノブを大きなT字形状のハンドルに変換するために
薬液供給ペンに使用するための投与量設定ノブのアダプ
タに関する。この投与量設定ノブのアダプタは、貯蔵の
ために供給ペンのクリップに取り付け且つ供給ペンの基
端の投与量設定ノブ上に取り付けて、投与量設定の際に
ユーザが投与量設定ノブを容易に操作することができる
ようにする。このアダプタは、操作し難い小さいノブの
投与量設定制御面を、殆ど手の器用さを要求しない大き
なT字形状のハンドルに変換することによってユーザの
操作性を改良し、投与量設定動作中にうまく回すことが
できるようにする。この大きいハンドルはまた、注射の
際にユーザが保持するための大きな面を提供するので、
薬液の注射中においても有用である。更に、このアダプ
タは、貯蔵中にはペンのキャップのクリップ上に取り付
けることができるので、携帯的で且つ断続的な使用に対
する設計を妥協させるものではない。キャップはまた、
タブ、ソケット又は把持リングのような他の手段を使用
して投与量設定ノブに取り付けることもできる。
【0011】本発明はまた、キャップ上のアダプタによ
って投与量設定ノブがT字形状のハンドルに変換されて
注射中にユーザが保持できるより大きな面を提供するの
で、供給ペンの作動ボタンを作動させる毎に給送される
薬液の量を設定し且つ正しく制御するための手段をも提
供する。更に、アダプタは貯蔵中はペンキャップのクリ
ップ上に取り付けられるので、このような薬液供給ペン
のための携帯的で断続的な使用に対する設計の取り組み
方法を変更させるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によるアダプタ20と薬液
供給ペン10とが、アダプタ20を取り外した状態で図
1に分解図で示されている。薬液供給ペン10は、対向
する基端24と末端26とを有し、末端26に外装キャ
ップ17が取り付けられているペン本体アセンブリ12
を含んでいる。外装キャップ17は、クリップ30を含
む、このクリップ30の下方には係止用突出部31が設
けられ、係止用突出部31は、貯蔵又は搬送中にキャッ
プが取り付けられた薬液供給ペン10を平らな面に取り
付けるために使用される。
【0013】窓用挿入部材78が基端24においてペン
本体アセンブリ12の側部に取り付けられており、この
挿入部材78は、これを通して内部の投与量表示(図示
せず)をユーザーが見ることができる切り欠き又は窓3
3をを含んでいる。投与量表示は、次の注射のために所
望の投与量を設定するためにユーザーによって使用され
る。回転可能な投与量設定ノブ60は、ペン本体アセン
ブリ12の基端24から挿入され、この投与量設定ノブ
60の基端は、選択された投与量を設定するための操作
を容易にする節くれだった外側面を有することを特徴と
している。上記したように、窓33は、ユーザが所望の
投与量を設定しつつあるときに、窓33を介して投与量
設定ノブ60上の投与量表示をユーザーが見ることがで
きるようにするために、ペン本体アセンブリ12の側部
に設けられた挿入部材78内に配設されている。薬液の
所望の設定量は、挿入部材78の窓33内に所望の投与
量に対応する所望投与量の表示が現れるまで、ユーザー
が投与量設定ノブ60を回すことによって設定される。
【0014】作動ボタン76は、所望の投与量が設定さ
れた後に注射をするときに、ユーザーが使用するために
投与量設定ノブ60の基端に回転可能に取り付けられて
いる。注射中に、ユーザーは、図3に示された針カニュ
ーレ122の末端124を体内に挿入し且つペン本体ア
センブリ12の基端24内に設けられた作動ボタン76
を単に押し込むことによって窓33を通して示される表
示によって指示された投与量を注射する。
【0015】図1に示されているように、アダプタ20
は、投与量設定ノブ60の基端を収容するための収容リ
ング41を含み、その結果、アダプタ20が回される
と、投与量設定ノブ60が直に駆動され且つ同じ方向に
回転せしめられる。収容リング41は、一対の支柱45
によって基部43に取り付けられ、この一対の支柱45
同士の間には、作動ボタン76を収容するための空間4
2が設けられて、収容リング41が作動ボタンに接触せ
ずに投与量設定ノブ60のみを回転させるようになされ
ている。基部43は、その底部に沿った下方面50によ
って閉塞されたほぼ中空の孔47を含む。下方面50
は、以下に説明するように、キャップ17上に設けられ
た係止用突出部31を収容するために貫通した係止用孔
52を含む。
【0016】図2は、図1に示した薬液供給ペン10と
アダプタ20との斜視図であり、クリップ30に取り付
けられたアダプタ20を示している。図2は、アダプタ
20とクリップ30との間の相互作用をより明確に示し
ており、クリップ30が基部43に設けられた孔47内
に送入され、キャップ17の係止用突出部31が下方部
分50に設けられた係止用孔52内に収容されている。
係止用突出部31が係止用孔52内に含まれている場合
には、アダプタ20は、クリップ30上に保持され且つ
キャップ17とアダプタ20とに互いに反対方向に大き
な力をかけなければ取り外すことができない。
【0017】図3は、図1及び2に示した薬液供給ペン
10とアダプタ20との斜視図であり、キャップ17が
取り外された状態を示している。図3は、ペン本体アセ
ンブリ12の末端26に取り付けられたときにキャップ
17によってカバーされる末端に配置された薬液供給ペ
ン10の付加的な部分を示している。図3に示すよう
に、薬液供給ペン10はまた、基端18でペン本体アセ
ンブリ12とねじ結合できる大きさ及び形状とされてい
る使い捨て可能なカートリッジ・ホルダ・アセンブリ1
4をも含む。薬液カートリッジ(図示せず)を含むカー
トリッジ・ホルダ・アセンブリ14は、ユーザーによっ
て注射されるある容量の薬液を含むハウジング100内
にしっかりと保持される。
【0018】薬液供給ペン10はまた、カートリッジ・
ホルダ・アセンブリ14の末端に解除可能に係合される
針カニューレ・アセンブリ16をも含む。針カニューレ
・アセンブリ16は、末端124と、カートリッジ・ホ
ルダ・アセンブリ14内へ伸長している基端126とを
有する両端針カニューレ122を有する。基端の先端1
26は、カートリッジ・ホルダ・アセンブリ14内の薬
液カートリッジ上のシールを穿刺する。内腔が取り付け
ハブ128を介して針カニューレ・アセンブリ16の基
端126と末端124との間に延びている。針カニュー
レ・アセンブリ16は、取り付けハブ128によってカ
ートリッジ・ホルダ・アセンブリ14の末端19上に取
り付けられる。キャップ17がペン本体アセンブリ12
の末端26に取り付けられたとき、針カニューレ・アセ
ンブリ16とカートリッジ・ホルダ・アセンブリ14と
は、両方とも、貯蔵及び搬送中にキャップ17内に包囲
される。
【0019】好ましい実施例においては、ペン本体アセ
ンブリ12は再使用可能であり、カートリッジ・ホルダ
・アセンブリ14は使い捨て可能であるが、本発明に従
って、これ以外の別の構造を使用することもできる。上
記したように、カートリッジ・ホルダ・アセンブリ14
は、何回かの投与量を自己投与するのに十分な量の薬液
を備えた薬液カートリッジを含む。従って、薬液を排出
し終わった後に、カートリッジ・ホルダ・アセンブリ1
4は、ペン本体アセンブリ12からねじを緩めて外し、
将来の注射のために新しいカートリッジ・ホルダ・アセ
ンブリ14をペン本体アセンブリ12に取り付けること
ができる。組み立てられたペン本体アセンブリ12、カ
ートリッジ・ホルダ・アセンブリ14及びキャップ17
は、次いで、別の選択された薬液の投与が必要とされる
まで貯蔵し及び/又は搬送してもよい。
【0020】図4は、薬液供給ペン10とアダプタ20
との部分断面側面図であり、基部43の下方部分50に
設けられた係止用孔52と、キャップ17からクリップ
30の下方に延びている係止用突出部31との相互作用
をより明確に示している。使用の直前に、キャップ17
はペン本体アセンブリ12から取り外され、針カニュー
レ・アセンブリ16は、カートリッジ・ホルダ・アセン
ブリ14の末端19にねじ結合される。針カニューレ・
アセンブリ16は、末端19にねじ結合されるので、両
端針カニューレ122の基端の先端126はカートリッ
ジ・ホルダ・アセンブリ14内の薬液カートリッジのシ
ールを穿刺し、薬液カートリッジ内の薬液に対する流通
路を提供する。
【0021】ユーザーは、次いで、所望の投与量に対応
する表示が挿入部材78の窓33内に現れるまで投与量
設定ノブ60を回すことによって、所望の薬液投与量を
設定する。投与量設定ノブ60が回されると、投与量設
定ノブ60は、設定されつつある投与量に対応する距離
だけペン本体アセンブリ12の基端24から延びる。所
望の投与量が設定されると、作動ボタン76を単に押し
込むだけで注射を行うことができる。これによって、投
与量設定ノブ60が、ペン本体ハウジング12に対して
投与量設定過程によって生じる回転方向と反対の方向に
回転せしめられる。投与量設定ノブ60がペン本体アセ
ンブリ12の基端24に入ると、プランジャ(図示せ
ず)が薬液カートリッジ内へ末端方向に押し込まれて、
カートリッジ内の薬液が針カニューレ122を介してユ
ーザーの体内へ注射される。投与量設定ノブ60がペン
本体ハウジング12の基端24と係合したときに注射は
終わり、この位置が図3に示されている。
【0022】注射が完了した後、針カニューレ・アセン
ブリ16は、カートリッジ・ホルダ・アセンブリ14か
ら取り外されて安全に廃棄される。キャップ17をカー
トリッジ・ホルダ・アセンブリ14に取り付けても良
く、キャップがされた薬液供給ペン10は、次の投与が
必要とされるまで便利な場所に貯蔵されるか又は搬送さ
れる。薬液の連続的な投与量は、上記した方法によって
確実に設定され、薬液が全て使い果たされるまで、投与
量設定及び注射を行うことができるであろう。カートリ
ッジ・ホルダ・アセンブリ14は、次いで、ねじを緩め
てペン本体アセンブリ12から取り外して上記のように
廃棄し且つ交換することができる。
【0023】図5は、使用状態の薬液供給ペン10の基
端24の拡大側面図であり、基端24に取り付けられた
アダプタ20の断面図を含む。使用中に、アダプタ20
はキャップ17のクリップ30に取り付けられ、次い
で、ペン本体アセンブリ12の基端24に取り付けられ
る。アダプタ20は、図5に示すように取り付けられ、
ユーザーに極めて機能的なT字形状のハンドルを提供
し、このT字形状のハンドルは、ユーザーが投与量設定
ノブ60を容易に回すことができ且つ注射薬液の所望投
与量を容易に設定できる有効な手段を提供する。図5は
また、係止用孔52と係止用突出部31との間の相互関
係をより明確に示し且つ収容リング41は支柱45によ
って基部43の上方に十分な空間を隔てて隔置されて、
取り付けリング41が投与量設定ノブ60上に取り付け
られ、アダプタ20の空間42が作動ボタン76を受け
入れるようになされている。この構造によって、キャッ
プ17の回転によって投与量設定ノブ60がアダプタ2
0と共に回転するようになされている。図示しているよ
うに、キャップ17とアダプタ20との回転方向は、投
与量が増加しつつあるか減少しつつあるかによって、矢
印Aの方向又は矢印Bの方向である。
【0024】図6は、アダプタ20だけの拡大斜視図で
あり、図7は図6の線7−7に沿ったアダプタ20の断
面図であり、図6及び7の両方とも、上記したアダプタ
20の特徴をより明確に示している。例えば、孔47
は、基部43内へと伸長しており、下方部分50が、キ
ャップ17上の突出部31を収容するための係止孔52
を含むように図示されている。図5及び6はまた、収容
リング41を基部43に結合させるための一対の支柱4
5をも示しており、これらの支柱45同士の間には空間
42が設けられている。
【0025】以上、本発明を好ましい実施例に関して説
明したが、特許請求の範囲によって規定された本発明の
範囲から逸脱することなく、本発明に種々の変更を施す
ことができることは明らかである。例えば、アダプタと
キャップとは、タブ、ソケット又は把持リングによる方
法のような種々の方法によって投与量設定ノブ内に押し
込むことができる。この他の種々の任意に採用できる構
造は、本明細書を読めば当業者に明らかとなるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬液供給ペンとアダプタとの分解図で
あり、アダプタが取り外された状態を示している。
【図2】図1に示された薬液供給ペンとアダプタとの斜
視図であり、アダプタが取り付けられた状態を示してい
る。
【図3】図1及び2に示した薬液供給ペンとアダプタと
の斜視図であり、キャップが取り外された状態を示して
いる。
【図4】図2に示された薬液供給ペンとアダプタとの部
分断面側面図である。
【図5】図4に示した薬液供給ペンの投与量設定ノブ上
に取り付けられたアダプタの部分断面側面図である。
【図6】アダプタの拡大斜視図である。
【図7】図6の線7−7に沿ったアダプタの拡大断面図
である。
【符号の説明】 10 薬液供給ペン、 12 ペン本体アセンブリ、
14 カートリッジ・ホルダ・アセンブリ、16 針カ
ニューレ・アセンブリ、 17 キャップ、20 ア
ダプタ、 30 クリップ、 31 係止用突出
部、33 窓、 41 収容リング、 43 基
部、 45 支柱、50 下方部分、 52 係止
用孔、 60 投与量設定ノブ、76 作動ボタン、
78 窓用挿入部材、 122 針カニューレ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (56)参考文献 実開 平4−82445(JP,U) 国際公開90/9202(WO,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 5/31,5/24

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液供給ペンによって給送される薬液の
    選択された投与量を設定する際に改良された制御を提供
    するために、薬液供給ペン上において使用するためのア
    ダプタであって、 前記アダプタを薬液供給ペン上のキャップに取り付ける
    ための手段と、 前記薬液供給ペン上の投与量設定ノブを収容するための
    手段と、を含み、 キャップに取り付けられた当該アダプタをキャップと共
    に前記薬液供給ペンから取り外し、次いで、キャップに
    取り付けられたアダプタをキャップと共に、前記投与量
    設定ノブに嵌め直して回転させると、 投与量設定ノブが
    回転して、薬液供給ペンによって給送される薬液の投与
    量を選択することができるようになされたアダプタ。
  2. 【請求項2】 前記アダプタを前記薬液供給ペンのキャ
    ップに取り付けるための前記手段が、前記キャップ上の
    クリップに取り付けられる、請求項1に記載のアダプ
    タ。
  3. 【請求項3】 前記アダプタを前記薬液供給ペンのキャ
    ップに取り付けるための前記手段が、前記キャップ上の
    クリップを収容するための孔を有する基部を含む、請求
    項1に記載のアダプタ。
  4. 【請求項4】 前記アダプタを前記薬液供給ペンの前記
    キャップに取り付けるための前記手段が、前記クリップ
    の下方において前記キャップから伸長している係止用突
    出部を収容するために、前記基部の下面内に設けられた
    係止用孔を更に含む、請求項3に記載のアダプタ。
  5. 【請求項5】 前記投与量設定ノブを収容するための前
    記手段が前記取り付け手段から伸長している収容リング
    を含み、前記キャップに取り付けられたアダプタをキャ
    ップと共に前記薬液供給ペンから取り外し、次いで、キ
    ャップに取り付けられたアダプタをキャップと共に、前
    記投与量設定ノブに嵌め直すと、同収容リングが前記投
    与量設定ノブを収容し、キャップに取り付けられたアダ
    プタをキャップと共に回転させると、前記投与量設定ノ
    ブが回転せしめられて、前記薬液供給ペンによって給送
    される薬液の所望の投与量を設定することができるよう
    になされている、請求項1に記載のアダプタ。
  6. 【請求項6】 前記アダプタを前記薬液供給ペンの前記
    キャップに取り付けるための前記手段が、前記キャップ
    上のクリップを収容するための孔を有する基部を含む、
    請求項5に記載のアダプタ。
  7. 【請求項7】 前記収容リングを前記基部に結合して前
    記収容部分が前記投与量設定ノブを収容するようになさ
    れた支柱を更に含む、請求項6に記載のアダプタ。
  8. 【請求項8】 薬液供給ペンとアダプタとの組み合わせ
    体であって、 末端と基端とを有するペン本体アセンブリと、 前記ペン本体アセンブリの末端に取り付けられた針アセ
    ンブリと、 前記ペン本体アセンブリの基端に回転自在に取り付けら
    れて、前記ペン本体アセンブリから給送される薬液の投
    与量を設定するための投与量設定ノブと、 使用されないときに前記針アセンブリを覆うために、前
    記ペン本体アセンブリの末端に取り付けられて同末端を
    覆うキャップと、 アダプタであって、アダプタを薬液供給ペン上のキャ
    ップに取り付けるための手段と、前記薬液供給ペン上の
    投与量設定ノブを収容するための手段と、を含むアダプ
    タと、からなり、 キャップに取り付けられた前記アダプタをキャップと共
    に前記薬液供給ペンから取り外し、次いで、キャップに
    取り付けられたアダプタをキャップと共に、前記投与量
    設定ノブに嵌め直して回転させると、 投与量設定ノブが
    回転せしめられて前記ペン本体アセンブリから給送され
    る薬液の投与量を設定できるようになされた組み合わせ
    体。
  9. 【請求項9】 前記投与量設定ノブを収容するための前
    記手段が前記取り付け手段から伸長している収容リング
    を含み、前記キャップに取り付けられたアダプタをキャ
    ップと共に前記薬液供給ペンから取り外し、次いで、キ
    ャップに取り付けられたアダプタをキャップと共に、前
    記投与量設定ノブに嵌め直すと、同収容リングが前記投
    与量設定ノブを収容し、キャップに取り付けられたアダ
    プタをキャップと共に回転させると、前記投与量設定ノ
    ブが回転せしめられて、前記薬液供給ペンによって給送
    される薬液の所望の投与量を設定することができる、請
    求項8に記載の組み合わせ体。
  10. 【請求項10】 前記キャップがクリップを含み、前記
    アダプタを前記ペン本体アセンブリの前記キャップに取
    り付けるための手段が、前記キャップ上の前記クリップ
    を収容するための孔を有する基部を含む、請求項9に記
    載のアダプタ。
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