JP2792058B2 - 入力座標変換処理方式 - Google Patents

入力座標変換処理方式

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JP2792058B2 JP28280388A JP28280388A JP2792058B2 JP 2792058 B2 JP2792058 B2 JP 2792058B2 JP 28280388 A JP28280388 A JP 28280388A JP 28280388 A JP28280388 A JP 28280388A JP 2792058 B2 JP2792058 B2 JP 2792058B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 図面処理システムにおける、入力される座標値の正規
化変換処理に関し、 座標値入力時期と座標系変換リストの更新時期等との
タイミングに関わらず、正しく座標変換処理を実行でき
るようにした入力座標変換処理方式を目的とし、 所定の座標系対応リストに従って、入力された座標値
を所定の座標系の座標に変換する正規化変換手段を有
し、応用プログラムから呼び出されて実行する複数種類
の図形処理手段からなる図形処理システムにおいて、該
入力された座標値を所定のキューに接続する手段、及
び、該各図形処理手段ごとに設ける手段により、該応用
プログラムから呼び出された最初の実行開始の前に、該
正規化変換手段を起動して、該キューに接続されている
該入力座標値の前記変換を実行させるように構成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は、図形処理システムにおける、入力される座
標値の正規化変換処理を行うための、入力座標変換処理
方式に関する。
図形処理に関する国際規格としてISO(国際標準化機
構)が定めるGKS等に従う図形処理システムでは、図形
空間の座標系に、装置に依存しない世界座標と、装置に
依存する装置座標があり、応用プログラムは世界座標を
扱うように構成し、実行時にワークステーションから入
力される装置座標を応用プログラムに渡す前にシステム
が世界座標に変換することにより、応用プログラムの装
置独立性等を実現する仕様になっている。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
第3図は図形処理システムの構成例を示すブロック図
であり、ワークステーション1から入力されるデータを
図形処理システムの入力制御部2が受け取って、入力キ
ュー3に接続する。
ワークステーション1とのインタラクションによって
図形処理を行う応用プログラム4は、システムの準備す
る図形処理関数を実行する各種の図形処理ルーチン5か
ら、随時所要の図形処理ルーチンを呼び出すことにより
必要な処理を実行するように構成されていて、必要な時
応用プログラム4は入力データを入力キュー3から順次
取り出して処理する。
各図形処理ルーチン5は、応用プログラム4とのイン
タフェースを構成する例えばカーネルと呼ばれる部分
が、呼出パラメータ等に応じて必要なサブルーチンを呼
んで、要求された処理を実行するように構成されてい
る。
この入力データにおいて、図形の位置や点列を示すた
めに入力される座標情報は、ワークステーション1の画
面について設定されている装置座標系の座標が入力され
るが、応用プログラム4は世界座標によって処理するよ
うに構成されているので、応用プログラム4が入力デー
タを入力キュー3から取り出す前に、それらの座標情報
を世界座標系の座標に正規化する変換を完了しておく必
要がある。
例えば第2図のように、装置座標は座標(0,0)から
(1,1)までの平面空間10とし、世界座標の平面11上の
例えば座標(0.7,0.7)から(1.7,1.7)の空間にこれを
対応させるものとして正規化変換を行う。このために応
用プログラム4は予め上記のような対応関係を示す座標
系対応情報を1組以上連結して、座標系対応リスト6と
して定義しておく。この座標系対応リスト6の各対応関
係の内容及びそれらの連結順は、処理の都合により応用
プログラム4が必要な時に、該当する図形処理ルーチン
5を呼び出して変更することができる。
そこで、入出力制御部2は入力データを受け取ると直
ちにその時の座標系対応リスト6を参照して、定義され
ている領域等の関係で変換が可能であって、最も早い順
位につながっている対応関係によって座標変換を行い、
変換結果の世界座標を入力キュー3につなぐことによ
り、その後応用プログラム4が入力データを取り出すま
での間に座標系対応リスト6の更新が行われる場合で
も、入力座標の変換に矛盾が生じないようにする。
しかし、入出力制御部2は図形処理システムの処理と
は非同期的に入力されるデータを受け取るために、他の
図形処理ルーチン5等より高い優先度を与えておいて、
データ入力があると他の機能の実行を中断して入出力制
御部2が起動されるようにする必要があり、その結果例
えば座標系対応リストの更新途中でその処理を中断して
入出力制御部2が起動された場合には、座標系対応リス
トの不完全な内容或いは不完全な連結のまゝ、その情報
を参照するために、不測の結果を生じる可能性がある。
そのような事態を避けるためには、例えば応用プログラ
ム4で座標系対応リスト6を更新する時期を制限する等
の制約を設けなければならないという問題がある。
本発明は、座標値入力時期と座標系変換シストの更新
時期等とのタイミングに関わらず、正しく座標変換処理
を実行できるようにした入力座標変換処理方式を目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。
図は図形処理システムの構成を示し、22はワークステ
ーション1からの入力データを変換キュー27につなぐ入
出力制御部、28は座標系対応リスト6を参照して変換キ
ュー27につながる入力座標の正規化変換を行い、入力キ
ュー3につなぐ正規化変換処理部、25は応用プログラム
4から呼ばれたとき、最初に座標変換処理部28を実行さ
せるようにした各種図形処理ルーチンである。
〔作 用〕
図形処理システムは、応用プログラム4から呼び出さ
れて実行する図形処理手段である複数種類の図形処理ル
ーチン25からなり、所定の座標系対応リスト6に従っ
て、入力された座標値を所定の座標系の座標に変換する
正規化変換手段である正規化変換処理部28を有する。
ワークステーション1からデータが入力されると、入
出力処理部22がその入力された座標値を所定の変換キュ
ー27に接続する。
又、各図形処理ルーチン25ごとに、応用プログラム4
から呼び出された最初の実行開始の前に、正規化変換処
理部28を起動して、変換キュー27に接続されている入力
座標値について変換処理を実行させた後、本来の図形処
理を開始するように構成する。
以上の処理方式により、入力座標の変換処理が、他の
処理を中断させること無く、しかし入力後の最初の図形
処理ルーチンの開始時に行われるので、座標系対応リス
トの更新時期と矛盾することなく、正常に変換が行われ
るようになる。
〔実施例〕
第1図において第3図と同一の符号を付した部分は、
前記従来の場合と同一の機能を有する部分である。
入出力制御部22は、従来の入出力制御部2と同様に、
ワークステーション1からのデータ入力に際して、実行
中のルーチンの処理を中断して高い優先度で起動され、
入力データを変換キュー27に接続するが、従来のような
入力座標の処理は行わずに、中断したルーチンの実行に
制御を戻す。
図形処理ルーチン25は、従来と同様にカーネルと、カ
ーネルから呼ばれる必要なサブルーチンからなる構成と
し、但しすべての図形処理ルーチン25の各カーネルは応
用プログラム4から呼ばれたとき、要求された本来の処
理のために所要のサブルーチンを呼ぶ前に、正規化変換
処理部28を呼んで実行させ、正規化変換処理部28から制
御が戻った後に本来の処理に入るようにする。
正規化変換処理部28はそのようにしてカーネルから起
動されると、変換キュー27を調べて、入力データが無け
れば直ちに呼出元のカーネルに制御を戻す。
入力データが変換キュー27に接続されている場合に
は、それらを1個づつ順次取り出して、従来入出力制御
部2が行っていたと同様の入力座標の正規化変換処理
を、座標系対応リスト6を参照して行い、座標を正規化
変換した入力データを入力キュー3につなぐ。このよう
にして、変換キュー27に処理する入力データが無くなれ
ば呼出元のカーネルに制御を戻す。
なお、変換キュー27と入力キュー3とは、1個のキュ
ーにまとめて、例えば入力データのリンク上の変換未処
理範囲と変換処理済みの範囲とを適当なポインタで指示
することにより、機能的に2個のキューを構成するよう
にしてもよい。
以上により、入力データにはすべて、入力直後に起動
される図形処理ルーチン25の図形処理の実行前に、入力
座標の正規化変換処理が行われることになり、図形処理
を中断して座標変換を行うことも、座標変換の前に座標
系対応リストの更新が行われることも無いように制御さ
れる。
応用プログラム4は、以上の処理に関わらず、従来と
全く同様にして、必要な図形処理ルーチン25を呼び、必
要なとき入力キュー3から入力データを取り出して処理
を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、図形
処理システムにおいて、入力される座標値の正規化変換
処理が、座標値入力時期と座標系変換リストの更新時期
等とのタイミングに関わらず、常に正しく処理されるの
で、システムの利用上の制約が無く、利用が容易になる
という著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、 第2図は座標系の対応の説明図、 第3図は従来の構成例を示すブロック図である。 図において、 1はワークステーション、 2、22は入出力制御部、3は入力キュー、 4は応用プログラム、 5、25は図形処理ルーチン、 6は座標系対応リスト、27は変換キュー、 28は正規化変換処理部を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の座標系対応リスト(6)に従って、
    入力された座標値を所定の座標系の座標に変換する正規
    化変換手段(28)を有し、応用プログラム(4)から呼
    び出されて実行する複数種類の図形処理手段(25)から
    なる図形処理システムにおいて、 該入力された座標値を所定のキュー(27)に接続する手
    段(22)、及び、 該各図形処理手段(25)ごとに設ける手段により、該応
    用プログラム(4)から呼び出された最初の実行開始の
    前に、該正規化変換手段(28)を起動して、該キュー
    (27)に接続されている該入力座標値の前記変換を実行
    させることを特徴とする入力座標変換処理方式。
JP28280388A 1988-11-09 1988-11-09 入力座標変換処理方式 Expired - Lifetime JP2792058B2 (ja)

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JPH02128279A JPH02128279A (ja) 1990-05-16
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