JP2790722B2 - 情報処理装置およびそれに用いる光コネクタ - Google Patents

情報処理装置およびそれに用いる光コネクタ

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JP2790722B2
JP2790722B2 JP2286804A JP28680490A JP2790722B2 JP 2790722 B2 JP2790722 B2 JP 2790722B2 JP 2286804 A JP2286804 A JP 2286804A JP 28680490 A JP28680490 A JP 28680490A JP 2790722 B2 JP2790722 B2 JP 2790722B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入射光の一部を帰還させる光コネクタと、
それを用いた電子情報処理装置および光/電気変換ケー
ブルに関する。
[従来技術] 近年、パーソナルコンピュータ(以下パソコンと称す
る)は、小型化が進みラップトップ型より小さいノート
ブック型と呼ばれるA4ファイルサイズのパソコンも登場
している。
従来、このような小型パソコンのコネクタは、パソコ
ンマガジン1990年3月号P60〜P76に記載されるように、
パソコンの背面に集中しており、それらコネクタが占め
る面積も大きい。そして、これらの種類は、RS−232C
用、プリンタ用、拡張バス用、マウス用、RGB用、モデ
ム用等多数ある。そのため、第2図に示すように、従来
の小型パソコンは、その背面の大部分を電子コネクタ21
x、22x、23xにより占められていた。
また、最近では、電線ケーブルにより信号を伝送する
もののほか、特開昭63−294141号公報に記載されるもの
のように、コネクタからの電気信号を光信号に変換し、
光ファイバを通して伝送する光/電気変換機能を備えた
ものもある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、RS−232Cなど特定の形状を持つコ
ネクタが多数あるため、パソコンの小型化に限界があっ
た。また、電線ケーブルが小型パソコンのコネクタに接
続されると、小型パソコンは、このケーブルの堅さと重
さのため、その位置を変えたい場合に、動かしにくくな
り、使い勝手が悪いという問題があった。
また、光ケーブルを使用したパソコンであっても、そ
の接続状態等を確認する機能を備えていないため、通信
時にコネクタが外れた場合等に、通信動作を停止するこ
とができなかった。また、光ファイバの容量的には、同
時に多種類の信号を送信することができるにもかかわら
ず、パソコンは一種類の信号しか送受信しておらず、光
ファイバの大容量性を十分活かしていなかった。
本発明の目的は、光コネクタを用いることで、より小
型化したパソコンを提供することにある。また、ケーブ
ルが接続された時のパソコンの自由度を大きくすること
を目的とする。
本発明の他の目的は、光通信している際に、送信して
いる側の機器が通信状態を監視・制御することで通信状
態を最適にすることである。
本発明のさらに別の目的は、各インタフェース回路の
うちいずれか一つを選択すること、または、インタフェ
ース回路からの信号を多重化することで、光ファイバケ
ーブルの大容量性を活かして、光/電気変換ケーブル1
本で多種類の通信することができるようにすることであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を解決するためになされたもの
で、本発明の一態様によれば、少なくとも一本の光ファ
イバが接続される光コネクタと、光を分配する光分配手
段とからなり、該光コネクタを通じて該光ファイバから
入力される光信号を該分配手段により分配し、分配され
た光信号を、上記光コネクタを通じて上記光ファイバの
いずれかに戻す帰還型光通信コネクタを備えた電子情報
処理装置が提供される。
また、他の態様として、光コネクタと、該光コネクタ
を通じて出力される信号と該光コネクタを通じて入力さ
れる信号とを比較し、通信状態を検知する通信状態検出
手段とを備えた電子情報処理装置が提供される。
また、さらに別の態様としては、光コネクタと、該光
コネクタを通じて出力される信号と該光コネクタを通じ
て入力される信号とを比較し、通信状態を検知する通信
状態検出手段と、複数の信号処理手段と、該信号処理手
段からの信号を多重化する多重化手段と、該多重化手段
により多重化された電気信号を光信号に変換し上記光コ
ネクタから出力する電気/光変換手段と、上記光コネク
タから入力された光信号を電気信号に変換する光/電気
変換手段と、該電気信号を各信号処理手段毎の信号に分
離し、該分離された信号に対応する上記信号処理手段に
入力する分離手段とを備えた電子情報処理装置が提供さ
れる。
なお、この態様においては、必ずしも光コネクタを使
用することなく、通常の電子コネクタを用いてもよい。
その場合は、上記光/電気変換手段、電気/光変換手段
は必要ない。
また、多重化手段、分離手段に代わって選択手段を使
用しても良い。
さらに、他の態様として、光コネクタを備えた電子情
報処理装置と、電子コネクタを備えた周辺機器とを結ぶ
光/電気変換ケーブルであって、上記電子情報処理装置
に接続される第1のコネクタと、上記周辺機器に接続さ
れる第2のコネクタと、該第1のコネクタと該第2のコ
ネクタとを結ぶ光ファイバケーブルとを有し、該第2の
コネクタが、上記光ファイバケーブルに対し光信号の入
出力を行う請求項2記載の帰還型光通信コネクタと、上
記周辺機器と接続される電子コネクタと、上記帰還型光
通信コネクタを通じて入力される光信号を電気信号に変
換し、該電気信号を上記電子コネクタを通じて上記周辺
機器へ出力する光/電気変換手段と、上記周辺機器から
上記電子コネクタを通じて入力される電気信号を光信号
に変換し、該光信号を上記帰還型光通信コネクタを通じ
て出力する電気/光変換手段とを備えたことを特徴とす
る光/電気変換ケーブルが提供される。
なお、この第2のコネクタとしては、上記光/電気変
換手段から出力されるシリアルな電気信号をパラレルな
信号に変換して上記電子コネクタを通じて上記周辺機器
へ出力し、また、上記電子コネクタを通じて入力される
パラレルな電気信号をシリアルな信号に変換して、上記
電気/光変換手段へ出力する信号処理手段を備えている
ことが好ましい。
また、別の態様として、電子情報処理装置と周辺機器
とに接続されて使用される拡張ボックスであって、該電
子情報処理装置との信号の入出力に使用される第1のコ
ネクタと、上記周辺機器との信号の入出力に使用される
第2のコネクタと、該第2のコネクタを通じて上記周辺
機器へ信号を出力し、また、該第2のコネクタを通じて
該周辺機器から信号を入力される複数の信号処理手段
と、上記第1のコネクタを通じて上記電子情報処理装置
から入力された電気信号を上記信号処理手段毎の信号に
分離し、該分離された電気信号に対応する上記信号処理
手段に出力する分離手段と、上記第2のコネクタから入
力され上記信号処理手段により処理された電気信号を多
重化し、該多重化された電気信号を上記第1のコネクタ
を通じて出力する多重化手段とを備えたことを特徴とす
る拡張ボックスが提供される。
なお、コネクタには光コネクタを使用することもで
き、その場合は、光/電気変換手段、電気/光変換手段
も必要となる。また、光コネクタには帰還型光コネクタ
を使用することもできる。
また、多重化手段、分離手段に代わって選択手段を使
用しても良い。
[作用] 上記電子情報処理装置においては、信号処理手段から
出力された通信のためのデータや制御信号は多重化手段
により多重化される。そしてこの多重化された信号は、
電気/光変換手段により光信号に変換された後、光コネ
クタから出力される。一方、光コネクタから入力された
光信号は、光/電気変換手段により電気信号に変換され
て分離手段に入力される。分離手段は、この電気信号
を、各信号処理手段毎の信号に分離し、信号処理手段に
引き渡す。
なお、多重化手段、分離手段の代わりに選択手段が使
用される場合には、選択手段により選択された信号処理
手段の信号のみが同様に処理される。また、光/電気変
換手段、電気/光変換手段、光コネクタを有しない場合
は、電気信号がそのまま入出力される。
一方、該電子情報処理装置と通信する機器に内蔵され
た帰還型光コネクタは、光ファイバから入力された光を
光分配手段により分配し、その一部をいずれかの光ファ
イバを通して該光信号を送信側の機器へ戻す。
そのため、送信側の電子情報処理装置に内蔵された通
信状態検出手段は、通信中、送信用出力信号と、上記帰
還型光通信コネクタにより戻され、光コネクタを通じて
入力された受信信号とを比較し、通信状態を監視する。
そして、通信状態が最適になるように制御する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
第1の実施例を説明する。
第1図は本発明を適用した帰還型光通信コネクタの構
成を示したものである。
この帰還型光通信コネクタ100は、受信用光コネクタ1
05bと、送信用光コネクタ105aと、受信用光コネクタ105
b内の光路上に設けられた光分配器12aと、送信用光コネ
クタ105a内の光路上に設けられた光分配器12bとにより
構成されている。そして、この帰還型光通信コネクタ10
0は、光ファイバケーブル120a、120bにより光が入出力
されるように構成されている。
受信用光コネクタ105bと、送信用光コネクタ105aと
は、平行に配置されており、両者は中央付近を、光路に
より結ばれている。すなわち、該帰還型光コネクタの外
形は、H型になっている。そして、受信用光コネクタ10
5bおよび送信用光コネクタ105a内の、この光路との結合
部には光分配器12a、12bが配置されている。
この光分配器12a、12bは、例えばハーフミラーのよう
に光を分別させる機能を有しており、光ファイバケーブ
ル120bを通じて入射された光信号は、光分配器12bによ
り二つに分配される。そして、一方は、そのままこの帰
還型光通信コネクタ100の設けられている機器の本体側
の受信用光コネクタ105bに進む。また、他方は受信用光
コネクタ105bと、送信用光コネクタ105aとを結ぶ上記光
路を通って、送信用光コネクタ105aに進み、該送信用光
コネクタ105a内の光分配器12aにより、光ファイバケー
ブル120aに戻される。
これにより、帰還型光通信コネクタ100へ光ファイバ
ケーブル120b側から送信されて来た光は、その一部が光
ファイバケーブル120aを通って戻されることになる。こ
の光ファイバケーブル120aに戻された光(以下、帰還光
という)は、コネクタ間の接続状態や光ファイバ等の物
理的な状態を反映しているため、帰還型光通信コネクタ
100を備えた装置に光信号を送信している機器は、この
帰還光をモニターすることで通信状態を監視でき、通信
状態が最適になるように制御できるようになっている。
上記実施例においては、この帰還光を光ファイバケー
ブル120aを通して戻しているが、これに限定されるもの
ではなく、光ファイバケーブル120bを通しても良い。ま
た、帰還光専用の光ファイバケーブルを用いても良い。
後者の場合、光通信用コネクタ、ケーブルは送信用、受
信用と帰還光用の3本あることになる。この場合、送受
信を同時に行うような通信に向いている。
次に、本発明を適用した第2の実施例を説明する。
第3図は本実施例の小型電子情報処理装置の構成を示
すブロック図である。
この小型電子情報処理装置は、第1の実施例にその一
例を示した帰還型光通信コネクタを備えた周辺装置と通
信することを目的としている。本実施例の小型電子情報
処理装置自身は、帰還型光通信コネクタを備えていない
が、帰還型光通信コネクタを備えていても良い。
この小型電子情報処理装置は、CPU20と、信号処理手
段として機能するインタフェース回路200と、変調回路3
00と、復調回路400と、電気/光変換回路500(以下、E/
O変換回路)と、光/電気変換回路600(以下、O/E変換
回路)と、通信状態監視/制御回路1000とにより主に構
成されている。また、CPU20と、インタフェース回路200
との間には、システムバス50が設けられている。さら
に、外部との信号の入出力は、光出力コネクタ10a、光
入力コネクタ10bを通じて行われるようになっている。
CPU20はシステム全体をコントロールしており、シス
テムバス50を通じてインタフェース回路200と、データ
信号、制御信号を入出力するようになっている。
インタフェース回路200は、CPU20からのデータ信号と
制御信号とをシリアル信号に変換する機能を有してい
る。そして、このインタフェース回路200によりシリア
ルに変換された出力信号は、変調回路300により変調さ
れた後、さらに、E/O変換回路500によって光信号に変換
され、光出力コネクタ10aから出力されるようになって
いる。
一方、O/E変換回路600は、光入力コネクタ10bから入
ってくる光信号を電気信号に変換する機能を有してい
る。そして、電気信号に変換されたこの入力信号は、復
調回路400で復調され、インタフース回路200でデータ信
号と制御信号とに変換される。そしてシステムバス50を
通してCPU20に渡される。
通信状態監視/制御回路1000は、送信時に、変調回路
300からの信号と、O/E変換回路600からの信号、言い換
えれば、第1の実施例の帰還光に対応する電気信号とを
比較し、通信状態を監視するように構成されている。そ
して、不具合、例えば、接続不良等、を検知した場合に
は、CPU20に知らせる。また、インタフェース回路200や
復調回路300を制御し、通信状態を正常に回復させる機
能を備えている。
本実施例のインタフェース回路200の構成を第4図に
示す。
このインタフェース回路200は、従来用いられてきたR
S−232C回路210に加えて、パラレル/シリアル変換回路
(以下、P/S変換回路)220、シリアル/パラレル変換回
路(以下、S/P変換回路)230と、変換制御回路260等を
備えている。
P/S変換回路220は、RS−232C回路210から出力され
た、送信用データ信号および送信用制御信号を多重化
し、シリアル信号として出力する機能を有している。ま
た、S/P変換回路230は、P/S変換回路220とは逆に、入力
されたシリアルな受信信号をRS−232C回路210が取り扱
える信号、すなわち、受信用データ信号および受信用制
御信号に変換する機能を有している。そして、P/S変換
回路220及びS/P変換回路230は、変換制御回路260により
制御されている。
また、クロック信号270は、P/S、S/P変換を行うため
のもので、RS−232C回路210で作られるデータと制御信
号とをP/S変換回路220において光伝送用のシリアルデー
タに変換するのに、また、受信したシリアル信号を、S/
P変換回路230においてデータと制御信号とに逆変換する
のに十分な周波数を持っている。
なお、それぞれの出力信号、入力信号は、バッファ24
0、250を通じて入出力されるようになっている。
次にインタフェース回路200の動作を説明する。
送信時に、CPU20からのデータ信号および制御信号
は、システムバス50を構成するデータバス51と制御信号
線52とを通じてRS−232C回路210に入力されて、送信デ
ータ信号と送信用制御信号に変換される。変換されたそ
れぞれの信号は、P/S変換回路220に入力されデータ信
号、制御信号の区別なくシリアル信号に変換される。そ
して、バッファ240を経て出力信号280として、変調回路
300へ出力される。
なお、P/S変換のタイミング等は、変換制御回路260に
より制御される。
一方、受信時において、復調回路400からインタフェ
ース回路200へ入力されたシリアルな入力信号290は、バ
ッファ250を経て、S/P変換回路230に入る。ここで、こ
の信号は、RS−232C仕様のデータ信号と制御信号に変換
された後、RS−232C回路210に入力される。RS−232C回
路210は、これら信号を解釈し、CPU20の取り扱えるデー
タに変換した後、このCPU20へ引き渡す。
本実施例においては、インタフェース回路200が以上
のような構成になっているため、CPU20は、従来のRS−2
32C規格の手順と同じ手順で送受信することができる。
また、従来、電線ケーブル中を電気信号を送る場合に
は、RS−232C用に±12Vの電源を用意する必要があっ
た。しかし、光ファイバを介して通信を行う際には半導
体レーザ等により光を発光させることができれば十分で
あるため、5V等の単一電源にすることが可能となる。そ
の結果、電源回路を小さくできるという効果がある。
この第2の実施例では、RS−232C回路210を備えたイ
ンタフェース回路200についてのみ述べたが、これに限
定されるものではなく、GP−IBバスや、小型電子情報処
理装置が固有に定める拡張バスさらにプリンタ用のセン
トロニクス規格のパラレルバス等についても、同様な光
伝送用の回路をインタフェース回路200内に設けること
で光コネクタを介した通信ができる。その場合も、CPU2
0にとっては、従来と同じ方法で通信を行うことができ
るというメリットがある。
次に送信時の通信状態監視の動作を説明する。
なお、以下の説明はすべて第3図に示した本実施例の
小型電子情報処理装置が、第1の実施例にその一例を示
した帰還型光通信コネクタ100を備えた周辺機器と、通
信を行う場合についてである。
まず、通信状態監視/制御回路1000は、送信された光
が戻ってきているか否か、すなわち、O/E変換回路600か
らの信号があるか否かにより、通信する相手との接続状
態を確認する。O/E変換回路600からの信号がない場合、
通信状態監視/制御回路1000は未接続だと判断して、CP
U20に割り込みをかける。また、割り込みをかけられたC
PU20は、通信路未接続または通信断の割り込み処理をす
る。
一方、送信された光が戻ってきている場合、通信状態
監視/制御回路1000は、続いて、E/O変換回路500への出
力信号と、帰還光をO/E変換回路600で電気信号に変換し
た信号(以下、帰還信号と呼ぶ)とを比較する。その結
果、光ファイバケーブルを往復した時間分遅延した帰還
信号と、出力信号とが異なっていた場合には、通信状態
監視/制御回路1000は、インタフェース回路200のクロ
ック周波数および変調回路300の変調周波数を下げるよ
う動作する。これにより、伝送データ同士の時間的な間
隔が広がり、O/E変換回路600がノイズと信号とを容易に
認識できるようになる。
また、E/O変換回路500の発光素子の送信光輝度を上げ
る事で、同様な効果を得る事ができる。この場合、O/E
変換回路600において、帰還光の強度を観測する事によ
り、E/O変換回路500の発光素子またはO/E変換回路600の
受光素子の寿命を検出することもできる。
以上のように、通信状態監視/制御回路1000を備える
ことにより、送信時に、通信状態を確認するとともに、
その状態を最適化することができる。
次に第3の実施例を第5図を用いて説明する。
本実施例は信号処理手段として機能する様々なバスの
インタフェース回路を有している小型電子情報処理装置
であって、これらのインタフェース回路からの信号を、
1組の光コネクタのみで通信する事ができ、また通信状
態を最適化しておくようなシステムに好適である。
本実施例の小型電子情報処理装置は、CPU20と、シス
テムバス50と、変調回路300と、復調回路400と、E/O変
換回路500と、O/E変換回路600と、光出力コネクタ10a
と、光入力コネクタ10bとを備えている。また、インタ
フェース回路として、RS−232C等の通信用インタフェー
ス回路200a、プリンタ用インタフェース回路200b、GP−
IB用インタフェース回路200c、拡張バス用インターフェ
ース回路200dを備えている。そして、さらに、これら各
インタフェース回路200a〜200dの送受信信号を自動的に
選択するための、選択制御回路700、選択回路800、イン
タフェースID付加回路450、インタフェース認識回路460
を備えている。
また、通信状態監視/制御回路1000は、実施例2と同
様の機能を果たしており、送信時に、変調回路300から
の信号と、O/E変換回路600からの信号とを比較すること
により、通信状態を監視し、不具合を検知した場合に
は、CPU20に知らせたり、各インタフェース回路200a〜2
00dや変調回路300を制御することで、通信状態を正常に
回復させるようになっている。
本実施例の小型電子情報処理装置においては、各イン
タフェース回路200a〜200dは、選択制御回路700および
選択回路800により選択されて、いずれか一つだけが選
択される構成となっている。そして、選択されたインタ
フェース回路200a〜200dのいずれかの送受信号のみが、
変調回路300および復調回路400に接続されるようになっ
ている。
選択制御回路700は、送信時には、システムバス50を
通じてCPU20から得られる情報に基づき、インタフェー
スID付加回路450を制御するようになっている。一方、
受信時には、インタフェース認識回路460からの信号に
従って選択回路800を制御する機能を有している。
インタフェースID付加回路450は、現在、インタフェ
ース回路200a〜200dのうちいずれが選択されているのか
を識別させるためのインタフェースID信号を、送信デー
タに付加する機能を有している。また、インタフェース
認識回路460は、復調回路400からの信号がどのインタフ
ェース回路の信号であるかを認識する機能を有してい
る。
次にこの第3実施例の動作を説明する。
送信する場合、CPU20は、システムバス50を通じて、I
/Oアドレスでインタフェース回路200a〜200dのいずれか
を指定する。すると、選択制御回路700は、選択回路800
を用いて、このI/Oアドレスに対応したインタフェース
回路200a〜200dのいずれか一つを選択する。
さらに、選択制御回路700は、インタフェースID付加
回路450を制御して、各インタフェース回路200a〜200d
に対応したインタフェースID信号を出力させる。そし
て、このインタフェースID信号は、変調回路300、E/O変
換回路500により処理され、データ信号に先立ち、光コ
ネクタ10aを通じて送信される。
その結果、この信号を受け取った外部周辺機器は、こ
のインタフェースID信号に基づいて、この送信信号が何
のインタフェース信号なのかを自動的に認識できる。
なお、このインタフェースID信号の送信以降は、従来
の各インタフェースの仕様の送信手順と同様にして行
う。
次に、受信時の動作を説明する。
光入力コネクタ10bを通じて入力された光信号は、O/E
変換回路600で電気信号に変換され、つづく復調回路400
で復調される。インタフェース認識回路460はこの信号
が何の信号であるかを確認しており、インタフェースID
信号である場合、そのインタフェースID信号を選択制御
回路700に知らせる。すると、選択制御回路700は、選択
手段800を用いて、このインタフェースID信号に対応す
るインタフェース回路200a〜200dのいずれかを選択す
る。
このインタフェースID信号を受信した後は、従来の各
インタフェース200a〜200dの仕様の受信手順と同様に行
う。
また、この時、CPU20は、I/Oアドレスに割当てられた
各インタフェース回路200a〜200dにアクセスすることに
より、インタフェース回路200a〜200dのうちいずれが選
択されているかを知る。これにより、CPU20は、割り込
み処理等も従来と同じ手続きで行うことができる。
このように動作することにより、CPU20は、従来と同
様の方法で通信することが可能であり、ソフトウェアを
変更なしに使用できるというメリットがある。
また、インタフェース回路200a〜200dのいずれかを選
択して使用することにより、1組の光コネクタで多種類
の機器と通信できるという長所がある。この実施例にお
いてはインタフェース回路として、RS−232C用インタフ
ェース回路200a、プリンタ用インタフェース回路200b、
GP−IB用インタフェース回路200c、拡張バス用インタフ
ェース回路200dの4種類のインタフェース回路を示した
が、この他の仕様を持つインタフェース回路も付加する
ことも可能である。
次に、第4の実施例を説明する。
第6図はその構成を示したものである。
本実施例は、信号処理手段として様々な仕様のインタ
フェース回路を備えた小型電子情報処理装置において、
各インタフェース回路の信号の多重化により、1組の光
コネクタのみで通信するようなシステムに好適である。
本実施例の小型電子情報処理装置は、CPU20と、シス
テムバス50と、変調回路300と、復調回路400と、E/O変
換回路500と、O/E変換回路600と、通信状態監視/制御
回路1000と、光出力コネクタ10aと、光入力コネクタ10b
とを備えている。
また、インタフェース回路として、RS−232C用インタ
フェース回路200a、プリンタ用インタフェース回路200
b、GP−IB用インタフェース回路200c、拡張バス用イン
タフェース回路200dを備えている。
さらに、本実施例の小型電子情報処理装置は、上記第
3の実施例の選択制御回路700、選択回路800等に替えて
多重化変換回路900を備えている。
多重化変換回路900は、各インタフェース回路200a〜2
00dからの送信信号を多重化すると共に、光入力コネク
タ10bを通じて外部から入力された信号を、個々のイン
タフェース回路200a〜200dの信号に分離するように構成
されている。なお、その多重化の手法は、周波数分割、
時分割のいずれによるものでもよい。
通信状態監視/制御回路1000は、実施例2と同様のも
ので、送信時には、変調回路300からの信号と、O/E変換
回路600からの信号とを比較して通信状態を監視してい
る。そして、不具合を検知した場合は、CPU20に知らせ
たり、各インタフェース回路200a〜200dや変調回路300
を制御することで通信状態を正常に回復させるように構
成されている。
次に動作を説明する。
多重化変換回路900は、各インタフェース回路200a〜2
00dからの出力信号を多重化する。そして、この多重化
された信号は、変調回路300およびE/O変換回路500によ
り処理された後、光出力コネクタ10aから出力される。
一方、光入力コネクタ10bから入力された光信号は、O/E
変換回路600、復調回路400により処理される。そして、
その後、多重化変換回路900により各インタフェース回
路200a〜200d毎の信号に分離されて、各インタフェース
回路200a〜200dへ引き渡される。
なお、この動作中も、通信状態監視/制御回路1000は
通信状態の監視および通信状態の最適化動作を行ってい
る。
以上のように、本実施例においては、CPU20は、通信
状態を監視しつつ、従来の方法で通信することが可能で
ある。また、後述する第6の実施例の拡張ボックスと組
み合わせた場合には、光コネクタを1組のみで、多数の
機器と、同時に、通信することが可能となる。
なお、この実施例ではインタフェース回路として、RS
−232C用インタフェース回路200a、プリンタ用インタフ
ェース回路200b、GP−IB用インタフェース回路200c、拡
張バス用インタフェース回路200dの4種類のインタフェ
ース回路を示したが、これに限定されるものではなく、
他の仕様を持つインタフェース回路も付加することも可
能である。
次に第5の実施例を図面を用いて説明する。
本実施例は、本発明の第2及び第3の実施例の小型電
子情報処理装置の光コネクタと、従来の電子コネクタを
備えた周辺機器とを結ぶ光/電気変換ケーブルであっ
て、第1の実施例の帰還型光通信コネクタを備えたもの
である。なお、この場合、接続される周辺機器はRS−23
2C回路を備えているものとする。
本実施例の全体の構成を第7図に示す。
本実施例の光/電気変換ケーブルは、第1のコネクタ
である光コネクタ110と、光ファイバケーブル120と、第
2のコネクタである電子コネクタ部130とから構成され
ている。
光コネクタ110は本発明の小型電子情報処理装置と接
続されるものである。
光ファイバケーブル120は、光ファイバとそれを保護
するための保護外皮からなり、上述の光コネクタ110と
電子コネクタ部130とをつないでいる。
電子コネクタ部130は、従来の周辺機器と接続するた
めのもので、光/電気信号を相互に変換する機能を有し
ている。
電子コネクタ部130を第8図を用いてより詳細に説明
する。
電子コネクタ部130は、その内部に変調回路300、E/O
変換回路500、O/E変換回路600、復調回路400、インタフ
ェース回路2000a、第1実施例にその一例を示した帰還
型光通信コネクタ100、電子コネクタ21を備えた構成と
なっている。
これらE/O変換回路500、変調回路300、O/E変換回路60
0、復調回路400は第2の実施例のそれと同じ機能を有し
ている。
信号処理手段として機能する本実施例のインタフェー
ス2000aは、RS−232C回路を有していない点を除き、第
4図に示した第2の実施例のインタフェース回路200と
同様の構成である。このため、光コネクタ110に接続さ
れた小型電子情報処理装置がRS−232C信号を送受信する
場合に、インタフェース回路2000aと接続された電子コ
ネクタ21を経て送受信される電気信号は、RS−232C回路
用のデータ信号と制御信号とからなる。そのため、接続
された周辺機器は電子コネクタ21から出力されてくる信
号に対して、RS−232C規格の通信ができるようになって
いる。
この実施例では、RS−232Cを用いた場合を示したが、
GP−IB等の他の仕様を持つ周辺機器と通信する場合も同
様である。
また、本実施例における電子コネクタ21は、RS−232C
用に25ピンのD−SUB型の形状を持っているが、これに
限定されるものではなく、例えば、GP−IB用に用いる場
合には、GP−IB用の電子コネクタの形状を持つ。このよ
うに電子コネクタ21は各仕様に合わせた形状を持つこと
により、様々な規格に容易に対応できるようになってい
る。
なお、電子コネクタ部130を作動させるための電源
は、それが接続される周辺機器からとっても良いし、外
部に電源供給用の装置を設けても良い。また、光コネク
タ110が接続される小型電子情報処理装置から供給して
も良い。この場合、光コネクタ110側に別の電源用のコ
ネクタと、光ファイバケーブル内に電源供給用の電線も
入れる構造になる。
次に送受信時の動作を説明する。
小型電子情報処理装置からの信号は、光コネクタ11
0、光ファイバケーブル120を通って、帰還型光通信コネ
クタ100から電子コネクタ部130に入力される。この時、
その一部は、帰還型光通信コネクタ100により、帰還光
として、小型電子情報処理装置に戻される。一方、残り
の光信号は、O/E変換回路600で電気信号に変換され、復
調回路400で復調されて、インタフェース回路2000aに出
力される。そして、この後、電子コネクタ21を介して、
従来の周辺機器へと伝えられる。
逆に、電子コネクタ21から電子コネクタ部130に入力
される周辺機器からの信号は、インタフェース回路2000
aと、変調回路300とE/O変換器500とにより処理され、帰
還型光通信コネクタ100、光ファイバケーブル120、光コ
ネクタ110を通じて、小型電子情報処理装置へ伝えられ
る。
以上のように、本実施例の光/電気変換ケーブルを使
用すれば、従来の周辺機器や公衆回線の仕様を変更する
ことなく、また、従来通りの方法で使用できる。
また、電子コネクタ部130が帰還型光通信コネクタ100
を備えているため、第2の実施例である小型電子情報処
理装置と組合せて用いることで送信を行っている小型電
子情報処理装置は、帰還光をモニターすることで、通信
状態を監視し、通信状態が最適化を図ることができる。
次に第6の実施例を説明する。
この実施例は、上記第3の実施例の小型情報装置の光
コネクタと接続する光/電気変換拡張ボックスに関する
ものである。
第9図にその全体構成を示した。
この光/電気変換拡張ボックスは、光コネクタ110、
光ファイバケーブル120、拡張ボックス140から構成され
ている。なお、この光ファイバ120と、拡張ボックス140
とは、着脱することができる。
拡張ボックス140を第10図を用いてより詳細に説明す
る。
拡張ボックス140は、第1の実施例にその一例を示し
た帰還型光通信コネクタ100と、E/O変換回路500、O/E変
換回路600、変調回路300、復調回路400、インタフェー
ス認識回路460、選択制御回路700a、選択回路800を備え
ている。また、信号処理手段として4つのインタフェー
ス回路2000a〜2000dを備えている。
選択制御回路700aは、選択回路800を制御することで
インタフェース回路を選択する働きをするが、これは、
通信の最初に付加されているインタフェースID信号をイ
ンタフェース認識回路460が判別することで行われるよ
うになっている。これにより、小型電子情報処理装置か
らの信号を自動的に判別し、各インタフェース回路2000
a〜2000dのいずれかを選択す機能を有している。もちろ
ん、インタフェース認識回路460、選択制御回路700aを
用いず手動で選択しても良い。なお、この場合は小型電
子情報処理装置からの選択制御はできない。
インタフェース回路としては、RS−232C用インタフェ
ース回路2000a、プリンタ用インタフェース回路2000b、
GP−IB用インタフェース回路2000c、拡張バス用インタ
フェース回路2000dを備えている。これらは、第4の実
施例と同じく、RS−232C回路やGP−IB回路を備えていな
いため、各インタフェース回路2000a〜2000dに対応する
形状の電子コネクタ21、22、23に接続された周辺機器
は、従来と同じデータ信号、制御信号を用いて各規格の
通信を行うことができる様になっている。なお、拡張バ
ス用インタフェース回路2000dには、拡張用スロット24a
〜24cが設けられている。
E/O変換回路500、O/E変換回路600、変調回路300、復
調回路400、インタフェース認識回路460、選択回路800
は、第3の実施例と同じ機能を有している。また、帰還
型光通信コネクタ100は、第1の実施例と同様の機能を
有している。
次に動作を説明する。
各電子コネクタ21、22、23等には周辺装置等が接続さ
れ、光コネクタ110には、第3の実施例の小型電子情報
処理装置が接続される。
この時、インタフェース認識回路460は、小型電子情
報処理装置から送られてくる信号に付加されているイン
タフェースID信号を認識し、選択制御回路700aに知らせ
る。選択制御回路700aは、これに対応して、選択回路80
0を作動させて、上記4つのインタフェース回路2000a〜
2000dのうちのいずれか一つを選択する。
本実施例においては、従来の周辺機器をそのまま使用
することができる。また、選択回路800を備えているた
め、多種類の周辺機器を接続したままで、インタフェー
ス2000a〜2000dのいずれかを選択して使用することがで
きる。
次に第7の実施例を説明する。
この実施例は、本発明の第4の実施例の小型電子情報
処理装置の光コネクタと接続する光/電気変換拡張ボッ
クスに関するものである。
本実施例の光/電気変換拡張ボックスの全体構成は第
9図に示した第6の実施例と同じである。
本実施例の拡張ボックス140aの構成を第11図に示す。
拡張ボックス140aは、多重化変換回路900を除いて第
6の実施例と同じ構成となっている。この多重化変換回
路900aは、第6図に示した、第4の実施例の多重化変換
回路900と同じく、各インタフェース回路のシリアル信
号を多重化し、また、外部から入力されてくるシリアル
な多重信号を各インタフェース回路2000a〜2000d毎の信
号に分離する機能を有している。
そのため、従来の電子コネクタを介した方法で、周辺
機器と拡張ボックスを接続・通信することが可能であ
る。また、第4の実施例に一例を示した小型電子情報処
理装置と組み合わせて使用することにより、光コネクタ
を1組のみで多数の機器と、同時に通信でき、使い易
く、省線化にも有効である。
なお、この実施例は、4種類のインタフェース回路を
備えているが、これに限定されるものではない。
以上のように、上記実施例においては、本発明を適用
した小型電子情報処理装置は、光コネクタを使用しなが
ら、CPUは従来と同様の手順で通信を行うことができ
る。また、上記帰還型光通信コネクタを備えた光電子変
換ケーブルと組み合わせて使用した場合には、その帰還
光を監視することによりコネクタの接続状態、送信状態
等を確認し、最適化を図ることができる。
さらに、小型電子情報処理装置が複数のインタフェー
ス回路を備えている場合には、本発明の光電子変換拡張
ボックスと組み合わせて使用することにより、インタフ
ェース回路の信号のいずれかを選択して使用することが
できる。また、多重化変換回路を備えている場合には、
同時に複数の機器と通信を行うことができる。
[発明の効果] 本発明によれば、帰還型光通信コネクタを用いて通信
することで、通信状態を監視・制御ができるという効果
がある。
また、光/電気変換ケーブルの他方のコネクタの形状
を従来の電子コネクタと同じにすることで、従来使用し
てきた機器との接続の互換性を保つという効果がある。
また、各インタフェース回路を選択すること、または
インタフェース回路からの信号を多重化することで、光
/電気変換拡張ボックス1を併用した場合、一つの光コ
ネクタで多数の機器との同時通信が可能になるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例である帰還型光通信コネク
タの構成図、第2図は従来の小型電子情報処理装置の斜
視図、第3図は第2の実施例である小型電子情報処理装
置の構成を示すブロック図、第4図は第2の実施例にお
いて使用されるインタフェース回路のブロック図、第5
図はインタフェース回路の選択回路を持つ第3の実施例
の構成を示すブロック図、第6図は多重化変換回路を持
つ第4の実施例の構成を示すブロック図、第7図は光/
電気変換ケーブルの全体構成を示す説明図、第8図はそ
の電子コネクタ部の構成を示すブロック図、第9図は第
6の実施例である光/電気変換拡張ボックスの全体構成
図、第10図はその拡張ボックスの構成を示すブロック
図、第11図は、第7の実施例である多重化変換回路を持
つ光/電気変換拡張ボックスの構成図である。 10a……光出力コネクタ、10b……光入力コネクタ、11…
…光コネクタ、12……光分配器、20……CPU、21……電
子コネクタ、22……電子コネクタ、23……電子コネク
タ、24……拡張用スロット、50……システムバス、51…
…データバス、52……制御信号線、100……帰還型光通
信コネクタ、105a……送信用光コネクタ、105b……受信
用光コネクタ、110……光コネクタ、120……光ファイバ
ケーブル、130……電子コネクタ部、140……光/電気変
換拡張ボックス、200……インタフェース回路、210……
RS−232C回路、220……P/S変換回路、230……S/P変換回
路、240……バッファ、250……バッファ、260……変換
制御回路、270……クロック信号、280……出力信号、29
0……入力信号、300……変調回路、400……復調回路、4
50……インタフェースID付加回路、460……インタフェ
ース認識回路、500……E/O変換回路、600……O/E変換回
路、700……選択制御回路、800……選択回路、900……
多重化変換回路、1000……通信状態監視/制御回路、20
00……インタフェース回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/00 G02B 6/28 H04B 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置本体と、この情報処理装置本
    体に設けられ、2本の送受信用光ファイバと接続される
    帰還型光通信コネクタとを備え、 上記帰還型光通信コネクタは、 受信用光ファイバからの光信号を入射させるためのファ
    イバ側入射口と、 上記ファイバ側入射口に入射した光信号を本体側に出射
    する本体側出射口と、 本体側からの光信号を入射させるための本体側入射口
    と、 本体側から入射した光信号を送信用光ファイバに出射す
    るためのファイバ側出射口と、 上記ファイバ側入射口および本体側出射口の間にあっ
    て、ファイバ側入射口から入射した光信号の一部を分配
    する第1の光分配器と、 上記第1の光分配器で分配された光信号を、本体側入射
    口およびファイバ側出射口の間に導く光路と、 本体側入射口およびファイバ側出射口の間にあって、上
    記光路で導かれた光信号をファイバ側出射口に向ける第
    2の光分配器とを備え、 上記情報処理装置本体は、上記帰還型光通信コネクタを
    通じて出力される信号と、該帰還型光通信コネクタを通
    じて入力される信号とを比較し、通信状態を検知する通
    信状態検出手段を備えること を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】一端側が光信号用であり、他端側が電気信
    号用であって、光/電気変換を行う光/電気変換ケーブ
    ルであって、 光信号用の第1のコネクタと、電気信号用の第2のコネ
    クタと、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタ
    を結ぶ光ファイバケーブルとを有し、 前記第2のコネクタが、 上記光ファイバケーブルに対し光信号の入出力を行う帰
    還型光通信コネクタと、 上記電気信号の入出力のための電子コネクタと、 上記帰還型光通信コネクタを通じて入力される光信号を
    電気信号に変換し、該電気信号を上記電子コネクタを通
    じて出力する光/電気変換手段と、 上記電子コネクタを通じて入力される電気信号を光信号
    に変換し、該光信号を上記帰還型光通信コネクタを通じ
    て出力する電気/光変換手段とを備え、 上記帰還型光通信コネクタは、 上記光ファイバケーブルが接続される光コネクタと、 上記光コネクタを通じて入射する光信号の一部を、該光
    コネクタを通じて上記光ファイバケーブルに出射するよ
    うに分配して帰還させる光分配手段とを有すること を特徴とする光/電気変換ケーブル。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光/電気変換ケーブルにお
    いて、上記光/電気変換手段から出力されるシリアルな
    電気信号をパラレルな信号に変換して上記電子コネクタ
    を通じて出力し、また、上記電子コネクタを通じて入力
    されるパラレルな電気信号をシリアルな信号に変換し
    て、上記電気/光変換手段へ出力する信号処理手段とを
    備えたことを特徴とする光/電気変換ケーブル。
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