JPH06309186A - 周辺装置を動的に接続するスイッチ装置 - Google Patents

周辺装置を動的に接続するスイッチ装置

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JPH06309186A
JPH06309186A JP5096078A JP9607893A JPH06309186A JP H06309186 A JPH06309186 A JP H06309186A JP 5096078 A JP5096078 A JP 5096078A JP 9607893 A JP9607893 A JP 9607893A JP H06309186 A JPH06309186 A JP H06309186A
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JP5096078A
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Seiichirou Yoshioka
正壱郎 吉岡
Tadashi Noda
正 能田
Tetsuji Ogawa
哲二 小川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】障害が発生したCPUのチャネル装置とディス
ク制御装置の間に設定されている全ての入出力パスをリ
セットする。 【構成】スイッチ装置103のプロセッサ110は、ポ
−トで受信した入出力フレ−ムの内容より入出力パスの
確立/解放を認識し、確立されている入出力パスの情報
を生成し、メモリ111上に確立したパスの情報を管理
する。CPU101−1に障害が生じるとチャネル装置
102−1はオフラインフレ−ムをポ−ト106−1に
送出する。プロセッサ110は、オフラインフレ−ムを
受信したポ−トとの間で、入出力パスが確立されている
ポ−トを、メモリ111上の情報より求め、求めたポ−
トに入出力パスのリセットを指示する強制切り離しフレ
−ムの送信を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化された中央処理
装置に動的に接続される周辺装置をリセットする技術に
関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、各種のオンライン計算機システムの
社会的重要性の高まりと共に、オンライン計算機システ
ムのシステムダウンの影響が大きくなってきている。そ
こで、オンライン計算機システムには、ホットスタンバ
イシステム等の多重化による冗長構成を用いた高信頼化
対策が広く採用されている。
【0003】このようなホットスタンバイシステムにつ
いては、たとえば、「金融システムを支える高信頼化技
術」日立評論 vol.67、No.7、39〜44ペ
ージに一例が紹介されている。
【0004】図7に、従来のホットスタンバイシステム
の構成を示す。
【0005】図中、201−1、201−2はホットス
タンバイシステムを構成する中央処理装置(以下、「C
PU」と記す)、202−1、202−2はCPU中に
あるサービスプロセッサ(以下、「SVP」と記す)、
203−1.203−2はCPU中にある複数のチャネ
ル装置、204はシステムコンソール(以下、「CS
C」と記す)、205−1、205−2はディスク制御
装置、206−1〜206−4はディスク駆動装置、2
07−1、207−2はCPU201−1とディスク制
御装置205−1、205−2とを結ぶリンク、207
−3、207−4はCPU201−2とディスク制御装
置205−1、205−2とを結ぶリンク、208−
1、208−2はCSCとCPU201−1、CPU2
01−2とを結ぶ信号線、209−1、209−2はそ
れぞれSVP202−1、202−2とチャネル装置2
03−1、203−2とを結ぶ信号線である。
【0006】さて、このようなホットスタンバイシステ
ムでは、通常の状態では、一方のCPUが運用系(現用
系とも言う)として使用され、他方のCPUは待機系と
して待機状態にある。そして、運用系のCPUに障害が
発生した場合、待機系にあったCPUを運用系に切り替
え使用する。
【0007】ところで、運用系のCPU201−1に障
害が発生し、実行中であった入出力処理が完了しないま
ま中断されたとすると、運用系のCPU201−1によ
って使用されていたディスク制御装置もしくはディスク
駆動装置は使用中状態のままとなり、他のCPUから利
用できなくなる。また、CPU201−1のチャネル装
置との間の入出力信号を授受するための論理的伝送路を
定義する入出力パスが存在したままであると、ディスク
制御装置がCPU201−1のチャネル装置との間で入
出力可能であると誤認して、動作に不都合を来す可能性
があった。そこで、運用系のCPUに障害が発生した場
合には、入出力パスのリセットと、使用中状態を解除す
るために、ディスク制御装置に対してリセットを発行す
る必要がある。
【0008】以下、このリセットの動作について説明す
る。
【0009】CSC204は、図示しない信号線を用い
てCPUと接続されており、常時CPUの動作状態を監
視している。そして、CPU201−1に障害が発生す
ると、CSC204は障害を発生したCPU201−1
内のSVP202−1に対して信号線208−1を介し
てストップアンドクリア要求を発行する。ストップアン
ドクリア要求を受け取ったSVP202−1は、CPU
201−1の命令処理を強制停止するとともに、当該C
PU内の全チャネル装置203−1にリセットを発行す
る。リセットが発行されると、チャネル装置203−1
は、リンク207−1、207−2を介してディスク制
御装置205−1、205−2にリセット信号を送信す
る。この信号を受け、ディスク制御装置205−1、2
05−2では、リセット発行元のチャネル装置との間の
入出力パスと、実行/保留中の入出力を処理リセットす
る。
【0010】これにより、障害を発生したCPUからデ
ィスク制御装置に到る入出力パスのリセットと、完了し
ない入出力処理によるディスク制御装置、ディスク駆動
装置の使用中状態の解除が行われる。
【0011】また、障害系の給電が断たれた場合などに
は、SVP202−1へのストップアンドクリア要求や
チャネル装置からのリセット信号の送出によるリセット
を行うことはできない。そこで、このような場合につい
ては、リンク207−1〜207−4に直接接続されて
いるディスク制御装置において、リンクの異常より、チ
ャネル装置の異常を検知し、関連する実行/保留中の入
出力処理、入出力パスをリセットする。
【0012】なお、このようなホットスタンバイシステ
ムにおけるリセットの技術としては、特開平4−211
840号公報記載技術等が知られている。
【0013】さて、近年、CPUの処理速度の高速化、
入出力装置の高速化等にともない、光ファイバ上の高速
なシリアルリンクを用いた入出力チャネルが実用化され
てきた。このようなシリアルリンクを用いた入出力チャ
ネルに関しては、「次世代チャネルの本命ねらいIBM
が投入したESCON」日経コンピュータ、1991年
1月28号等に記載されている。
【0014】また、「次世代チャネルの本命ねらいIB
Mが投入したESCON」日経コンピュータ、1991
年1月28号等に記載の技術によれば、機器の配置変更
や構成変更の容易化、デイジーチェーン接続の不要化等
のため、ディレクタとも呼ばれる周辺装置を動的に賊す
接続するスイッチ装置が用いられている。
【0015】なお、このようなスイッチ装置の動作およ
びインタフェースに関しては、特公平3−154452
号公報、特公平3−243042号公報等に記載されて
いるものが知られている。
【0016】ここで、図8に、このようなスイッチ装置
を用いたホットスタンバイシステムの構成を示す。
【0017】図示するように、このシステムは、先に図
7に示した構成にイッチング装置を適用した構成となっ
ている。図中、201−1、201−2はホットスタン
バイシステムを構成するCPU、202−1、202−
2はCPU中にあるSVP、203−1.203−2は
CPU中にある複数のチャネル装置、204はCSC、
205−1、205−2はディスク制御装置、206−
1〜206−4はディスク駆動装置、210はスイッチ
装置、211はマトリックス、207−5はCPU20
1−1とスイッチ装置210とを結ぶリンク、207−
6はCPU201−2とスイッチ装置210とを結ぶリ
ンク、207−7はスイッチ装置210とディスク制御
装置205−1とを結ぶリンク、207−8はスイッチ
装置210とディスク制御装置205−2とを結ぶリン
ク、208−1、208−2はCSCとCPU201−
1、CPU201−2とを結ぶ信号線、209−1、2
09−2はそれぞれSVP202−1、202−2とチ
ャネル装置203−1、203−2とを結ぶ信号線であ
る。
【0018】次に、図9にスイッチ装置の構成を示す。
【0019】図中、301はスイッチ装置、302−1
〜4はスイッチ装置とリンクとを接続するポート、30
3はスイッチング動作を行なうマトリックス、304は
マトリックス制御装置、305は内部制御装置、306
は内部ポートである。また、307−1〜307−4は
リンク、308−1〜308−5は各ポートとマトリッ
クスとを接続する信号線、309は各ポートとマトリッ
クス制御装置とを接続する信号線、310はマトリック
スとマトリックス制御装置とを接続する信号線、311
は内部制御装置とマトリックス制御装置とを接続する信
号線、312は内部制御装置と内部ポートとを接続する
信号線、313、314はマトリックス内における接続
を表す線である。
【0020】スイッチ装置301に接続されたリンク3
07−1から送られてきたフレ−ムは、ポート302−
1で識別された後にマトリックス303に送られる。マ
トリックス制御装置304は、マトリックス303によ
るポ−ト間の接続を動的に制御する。内部制御装置30
5は、マトリックス制御装置304を介してポートの識
別結果を得、これに応じてマトリックス制御装置304
を制御する。また、内部制御装置305は、内部ポート
306を介してマトリックス303に接続されており、
あたかも一般のポートに接続されているかのように、他
の入出力制御装置と同様、他のポートに接続したリンク
から制御することができる。
【0021】マトリックス303における経路の接続に
は二種類あり、一つは静的接続、もう一つは動的接続で
ある。静的接続では、内部制御装置305によって一旦
接続された二つのポート間で、あたかも二つのポートが
直接つながれているかのように、全てのフレ−ムを透過
的に送受する。動的接続では、任意のポート間を、送受
するフレ−ムに応じて動的に接続する。たとえば、図9
は、ポート302−1とポート302−4、ポート30
4−2とポート302−3が接続された状況を示してい
るが、ポート302−1とポート302−3、ポート3
04−2とポート302−4が接続される場合もある。
【0022】したがい、動的接続によれば、一つのチャ
ネル装置は、同時に複数のディスク制御装置との間に入
出力パスを設定し、入出力を行う入出力パスを動的に切
り替えることにより、それぞれのディスク制御装置との
間で入出力を実行することができる。
【0023】一方、チャネル装置とディスク制御装置間
の入出力パスの確立は「入出力パス確立フレ−ム」、解
放は「入出力パス解放フレ−ム」という専用のフレ−ム
によって行われる。入出力パスが確立すると、スイッチ
装置301のポート間の動的接続を利用した入出力が可
能となる。
【0024】さて、このようなホットスタンバイシステ
ムにおいても、CPU201−1に障害が発生した場
合、先に述べたように、CPU201−1が使用してい
たディスク制御装置に対してリセットを発行することが
必要となる。
【0025】すなわち、図8において、CSCは障害を
発生したCPU201−1内のSVP202−1に対し
てストップアンドクリア要求を発行する。ストップアン
ドクリア要求を受け取ったサービスプロセッサ202−
1は、CPU201−1の命令処理を強制停止するとと
もに、信号線209−1を介してCPU201−1の全
チャネル装置203−1にリセットをかける。チャネル
装置203−1は、リンク207−5を介して、スイッ
チ装置210にオフラインフレ−ムを送出する。
【0026】オフラインフレ−ムは、図9において、リ
ンク304−1(207−5)を介してポート302−
1に伝えられると、ポートはオフラインフレ−ムの内容
を信号線309を経由してマトリックス制御装置205
に伝える。内部制御装置305は、マトリックス制御装
置205を介して、オフラインフレ−ムの内容を得、そ
の時点で、オフラインフレ−ムを受信したポートに接続
している相手先ポートに対し、信号線309を用いて
「強制切離しフレ−ム」を送信するよう要求する。
【0027】なお、さらに、障害による強制切離しフレ
−ムの受信や、チャネル装置の給電が断たれたことによ
るアイドル信号断の場合にも、スイッチ装置のポート
が、接続するリンクの異常よりチャネル装置の異常を検
知して、マトリックス制御装置205を介して内部制御
装置305に通知し、内部制御装置305が、マトリッ
クス制御装置205を介して、その時点で、異常を検知
したポ−トに接続している相手先ポートに対し、信号線
309を用いて「強制切離しフレ−ム」を送信するよう
要求するようにしてもよい。
【0028】「強制切離しフレ−ム」を送信するよう要
求されたポ−トは、接続するリンクに「強制切離しフレ
−ム」を送信する。
【0029】図8に戻り、リンク205−7に送信され
た「強制切離しフレ−ム」は、ディスク制御装置205
−1に伝えられる。ディスク制御装置は、「強制切離し
フレ−ム」を受け取ると、オフラインフレ−ム発行元の
チャネル装置との間の、入出力パスのリセットと、オフ
ラインフレ−ム発行元のチャネル装置との間の入出力処
理による使用中状態の解除を行う。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】図8に示したホットス
タンバイシステムによれば、CPUに障害が発生する
と、当該CPUのチャネル装置より、スイッチ装置21
0にオフラインフレ−ムが送出される。そして、オフラ
インフレ−ムを受信したスイッチ装置210によって、
その時、オフラインフレ−ムを送信したチャネル装置が
接続しているリンクと接続しているリンクに「強制切離
しフレ−ム」が送出される。
【0031】したがい、「強制切離しフレ−ム」が送出
されたリンク上に設定されている、オフラインフレ−ム
発行元のチャネル装置とを受信するディスク制御装置と
の間の入出力パスのリセットと、オフラインフレ−ム発
行元のチャネル装置との間の出力処理のうち完了してい
るものについては使用中状態の解除を行うことができ
る。
【0032】しかし、オフラインフレ−ムを送信したチ
ャネル装置との間に入出力パスが設定されているディス
ク制御装置に接続しているリンクであっても、スイッチ
装置210のオフラインフレ−ムの受信時に、オフライ
ンフレ−ムを送信したチャネル装置が接続しているリン
クに接続していないリンクには「強制切離しフレ−ム」
が送出されない。したがい、このような場合には、障害
が発生したCPUのチャネル装置との間に設定された入
出力パスがリセットされないままに残り、また、オフラ
インフレ−ム発行元のチャネル装置との間の出力処理の
うち完了していないものによるディスク制御装置の使用
状態が解除されないまま残る。
【0033】このため、ディスク制御装置が障害が発生
したCPUのチャネル装置との間に設定された入出力パ
スを用いて入出力可能であると誤認して、動作に不都合
を来す可能性や、ディスク制御装置が同時に設定できる
入出力パス数や、並列に処理できる入出力処理数に制限
がある場合等には、他のCPUからディスク装置を利用
できなくなる可能性があった。
【0034】そこで、本発明は、周辺装置を動的に接続
するスイッチ装置を備えた多重化計算機システムであっ
て、障害が発生したCPUのチャネル装置と周辺装置と
の間に設定されている全ての入出力パスをリセットする
ことのできる多重化計算機システムを提供することを目
的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、複数の中央処理装置と、複数の周辺装置と、
前記各中央処理装置と任意の前記周辺装置との間の情報
の動的な交換を行うスイッチ装置とを備えた多重化計算
機システムであって、前記中央処理装置と周辺装置は、
前記中央処理装置と周辺装置間での論理的な入出力パス
の設定/解放を指示する入出力パス制御情報を、前記ス
イッチ装置を介して送受する手段を有し、前記中央処理
装置は、障害の発生時に入出力パスのリセットを指示す
るオフライン情報を前記スイッチ装置に送信する手段を
有し、前記スイッチ装置は、現在入出力パスが設定され
ている中央処理装置と周辺装置との組を管理するパス管
理情報を記憶する記憶手段と、交換する前記入出力パス
制御情報の内容に応じて、前記記憶手段に記憶されてい
るパス管理情報を更新する手段と、前記オフライン情報
を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されているパス
管理情報より、当該オフライン情報の送信元の中央処理
装置との間に入出力パスが設定れている周辺装置を求
め、求めた周辺装置に入出力パスのリセットを指示する
強制切り離し情報を送信する手段とを有することを特徴
とする多重化計算機システムを提供する。
【0036】
【作用】本発明に係る多重化計算機システムによれば、
前記中央処理装置と周辺装置との間の論理的な入出力パ
スの設定/解放は、入出力パス制御情報を、前記スイッ
チ装置を介して、前記中央処理装置と周辺装置が送信す
ることにより行う。また、中央処理装置は、障害の発生
時に、入出力パスのリセットを指示するオフライン情報
を前記スイッチ装置に送信する。
【0037】一方、前記スイッチ装置は、現在入出力パ
スが設定されている中央処理装置と周辺装置との組を管
理するパス管理情報を記憶し、交換する前記入出力パス
制御情報の内容に応じて、このパス管理情報を更新す
る。そして、前記オフライン情報を受信した場合に、記
憶しているパス管理情報より、当該オフライン情報の送
信元の中央処理装置との間に入出力パスが設定されてい
る周辺装置を求め、求めた周辺装置に当該入出力パスの
リセットを指示する強制切り離し情報を送信する。
【0038】したがい、この強制切り離し情報を受信し
た周辺装置が、強制切り離し情報の指示に従い、当該入
出力パスのリセットを行うことにより、障害が発生した
中央処理装置のチャネル装置と周辺装置との間に設定さ
れている全ての入出力パスはリセットされる。
【0039】
【実施例】以下、本発明に係る多重化計算機システムの
一実施例を説明する。
【0040】図1に、本実施例に係る多重化計算機シス
テムの構成を示す。
【0041】図中、101−1、101−2は中央処理
装置(CPU)、102−1、102−2はCPU中に
ある複数のチャネル装置、103はスイッチ装置、10
4−1、104−2はディスク制御装置、105−1〜
105−4はディスク駆動装置、106−1〜4はスイ
ッチ装置とリンクとを接続するポート、107はスイッ
チング動作を行なうマトリックス、108はマトリック
ス制御装置、109は内部制御装置、110は内部制御
装置を構成するプロセッサ、111は内部制御装置を構
成するメモリ、112は内部ポートである。また、11
2−1、112−2はCPUとスイッチ装置とを結ぶリ
ンク、112−3、112−4はスイッチ装置とディス
ク制御装置とを結ぶリンク、113−1〜113−5は
各ポートとマトリックスとを接続する信号線、114は
各ポートからマトリックス制御装置に信号を送る信号
線、115はマトリックス制御装置から各ポートへ信号
を送る信号線、116はマトリックスとマトリックス制
御装置とを接続する信号線、117は内部制御装置とマ
トリックス制御装置とを接続する信号線、118は内部
制御装置と内部ポートとを接続する信号線、119は内
部制御装置内のプロセッサとメモリとを結ぶ信号線であ
る。各リンクは、シリアル転送を行う光ファイバを用い
た光伝送路で構成する。
【0042】次に、図2aに本実施例でリンク上を転送
するフレ−ムのフォ−マットを示す。
【0043】図示するように、フレ−ムは、送信先ポ−
ト番号501、送信元ポ−ト番号502、フレ−ム種別
コ−ド503、データ長504、データ505のフィ−
ルドを有する。送信先ポ−ト番号501はフレ−ムの送
信先の装置がリンクを介して接続しているスイッチ装置
のポ−トを識別し、送信元ポ−ト番号502はフレ−ム
の送信先の装置がリンクを介して接続しているスイッチ
装置のポ−トを識別し、データ長504はデータ505
の長さを示す。
【0044】また、フレ−ム種別コ−ド503には、図
2bに示すようなフレ−ムの種別の識別コ−ドを格納す
る。本実施例では、図2に示すように、オフライン、強
制切り離し、入出力パス確立、入出力パス解除、データ
の5種類のフレ−ムを用いる。
【0045】以下、本実施例に係る多重化計算機システ
ムの動作を説明する。
【0046】たとえば、CPU101−1がディスク駆
動装置105−1、105−2との間で入出力を行う場
合、CPUは、まずディスク制御装置104−1との間
の各入出力パスの確立を行う。
【0047】入出力パス確立には、入出力パス確立フレ
−ムを用いる。すなわち、CPU101−1のチャネル
装置102−1は、ディスク制御装置104−1の接続
しているスィッチング装置103のポ−ト106−2の
ポ−ト番号を送信先ポ−ト番号501とし、自チャネル
装置102−1か接続しているポ−ト106−1のポ−
ト番号を送信元ポ−ト番号502とし、フレ−ム種別コ
−ド503を入出力パス確立とするフレ−ムを、リンク
112−1を経由してスイッチ装置103のポート10
6−1に送る。ポート106−1では、受信したフレ−
ムの種別をフレ−ム種別コ−ド503より判定し、入出
力パス確立フレ−ムであることを識別し、信号線114
を経由してマトリックス制御装置108に、パス確立を
通知する。また、マトリックス制御装置108に、リン
クより受信したフレ−ムの送信先ポート番号501、送
信元ポート番号502の内容を送る。
【0048】一方、入出力パス確立フレ−ムは、ポート
106−1からマトリックス107に送られ、マトリッ
ク制御装置108の制御下で、フレ−ムの送信先ポ−ト
番号502で指定されるポ−トに送られる。マトリック
ス107からフレ−ムを受け取ったポ−トは、これを接
続しているリンクに送出する。
【0049】ポ−ト106−1からパス確立を通知され
たマトリックス制御装置は、信号線117を経由して、
パス確立を内部制御装置109に通知すると共に、送信
先ポート番号501、送信元ポート番号502の内容を
内部制御装置109へ送る。パス確立を通知された内部
制御装置109のプロセッサ110は、受け取った送信
先ポート番号501、送信元ポート番号502の内容を
対応付けてメモリ111上の入出力パス情報テーブルに
登録し、いずれのポート間でパスが確立されたかを記憶
する。
【0050】図3に示すように、メモリ111上の入出
力パス情報テーブル701は、エントリ702−1、7
02−i、702−(i+1)を有し、1つのエントリ
は、確立された1つの入出力パスに対応し、各エントリ
は4バイトの大きさを持ち、下位2バイトに入出力パス
確立フレ−ムの送信元ポ−ト番号502(チャネル側ポ
ートのポ−ト番号)を、上位2バイトに入出力パス確立
フレ−ムの送信先ポ−ト番号502(ディスク制御装置
側のポートのポ−ト番号)を登録する。入出力パスは、
各CPUディスク制御装置について複数設定可能であ
り、図6には、ポートAとB、ポートAとDとの間に入
出力パスが確立されているおり、これに対応するエント
リ702−i、702−(i+1)が登録されている状態
を示した。
【0051】入出力パスが確立されると、従来と同様、
フレ−ム種別コ−ド503をデータとするデータフレ−
ムによる、CPU101−1のチャネル装置102−1
と、ディスク制御装置104−1との間でのデータの交
換が可能となる。スイッチング制御装置103におい
て、データフレ−ムは、受信ポート106−1からマト
リックス107に送られ、内部制御装置109とマトリ
ック制御装置108の制御下で、フレ−ムの送信先ポ−
ト番号502で指定されるポ−トに送られる。マトリッ
クス107からフレ−ムを受け取ったポ−トは、これを
接続しているリンクに送出する。
【0052】一方、CPU101−1のチャネル装置
は、ディスク制御装置104−1との間の入出力パスの
解放を行う場合には、CPU101−1のチャネル装置
102−1は、ディスク制御装置104−1の接続して
いるスィッチング装置103のポ−ト106−2のポ−
ト番号を送信先ポ−ト番号501とし、自チャネル装置
102−1か接続しているポ−ト106−1のポ−ト番
号を送信元ポ−ト番号502とし、フレ−ム種別コ−ド
503を入出力パス解放とするフレ−ムを、リンク11
2−1を経由してスイッチ装置103のポート106−
1に送る。ポート106−1では、受信したフレ−ムの
種別をフレ−ム種別コ−ド503より判定し、入出力パ
ス解放フレ−ムであることを識別し、信号線114を経
由してマトリックス制御装置108に、パス解放を通知
する。また、マトリックス制御装置108に、リンクよ
り受信したフレ−ムの送信先ポート番号501、送信元
ポート番号502の内容を送る。
【0053】一方、入出力パス解放フレ−ムは、ポート
106−1からマトリックス107に送られ、マトリッ
ク制御装置108の制御下で、フレ−ムの送信先ポ−ト
番号502で指定されるポ−トに送られる。マトリック
ス107からフレ−ムを受け取ったポ−トは、これを接
続しているリンクに送出する。
【0054】ポ−ト106−1からパス解放を通知され
たマトリックス制御装置は、信号線117を経由して、
パス解放を内部制御装置109に通知すると共に、送信
先ポート番号501、送信元ポート番号502の内容を
内部制御装置109へ送る。パス解放を通知された内部
制御装置109のプロセッサ110は、受け取った送信
先ポート番号501、送信元ポート番号502の内容に
対応するメモリ111上の入出力パス情報テーブルのエ
ントリの内容を消去する。
【0055】次にCPU101−1に障害が発生した場
合は、図示せざるCSCが障害を発生したCPU101
−1内のSVPに対してストップアンドクリア要求を発
行する。ストップアンドクリア要求を受け取ったサービ
スプロセッサは、CPU201−1の命令処理を強制停
止するとともに、CPU201−1の全チャネル装置1
02−1にリセットをかける。チャネル装置102−1
は、リンク112−1を介して、スイッチ装置103に
オフラインフレ−ムを送出する。
【0056】オフラインフレ−ムは、フレ−ム種別コ−
ド503をオフラインとするフレ−ムで、送信元ポ−ト
番号502には自チャネル装置102−1か接続してい
るポ−ト106−1の識別を格納し、送信先ポ−ト番号
501には、あらかじめ定めた、存在するポ−トのポ−
ト番号に用いられない値を格納する。
【0057】リンク112−1を経由して、オフライン
フレ−ムがポート106−1に伝えられると、ポート1
06−1はパス解放要求を信号線114を介してマトリ
ックス制御装置108に通知すると共に、オフラインフ
レ−ムの送信元ポ−ト番号502の内容をマトリックス
制御装置108に送る。
【0058】マトリックス制御装置は、信号線117を
経由して、さらに内部制御装置109へ、パス解放要求
を通知すると共に、オフラインフレ−ムの送信元ポ−ト
番号502の内容を送る。
【0059】内部制御装置内のプロセッサ110は、こ
れより、オフラインフレ−ムの受信を認識し、送信元ポ
−ト番号502の内容によって、メモリ111上の入出
力パス情報テーブル701を検索し、オフラインフレ−
ムを受信したポートと入出力パスが確立されているポー
ト106−2、106−4に対して、信号線117、1
16、マトリックス制御装置108を介してして入出力
パスリセット指令を送信元ポ−ト番号502の内容と共
に送る。指令を受けた各ポートは、強制切り離しフレ−
ムを生成し、接続するリンクに強制切り離しフレ−ムを
送出する。
【0060】強制切り離しフレ−ムは、フレ−ム種別コ
−ド503を強制切り離しとするフレ−ムで、入出力パ
スリセット指令を受けたポ−トは、送信元ポ−ト番号5
02には受け取った送信元ポ−ト番号502の内容を格
納し、送信先ポ−ト番号501には自ポ−トのポ−ト番
号を格納する。
【0061】リンクに送信された強制切離しフレ−ム
は、ディスク制御装置に伝えられる。ディスク制御装置
は、強制切離しフレ−ムを受け取ると、送信元ポ−ト番
号502で指定されるポ−トに接続しているチャネル装
置との間の、入出力パスのリセットと、当該チャネル装
置との間の入出力処理による使用中状態の解除を行う。
【0062】以上で、障害が発生したCPUのチャネル
装置との間に設定された全ての入出力パスをリセットす
ることができ、また、オフラインフレ−ム発行元のチャ
ネル装置との間の出力処理のうち完了していないものに
よる全てのディスク制御装置の使用状態を解除すること
ができる。
【0063】ところで、運用系のCPUでは無く、運用
系のCPUが接続するリンクに障害が発生する場合があ
る。このような場合、スイッチ装置103には、CPU
のチャネル装置が発行するオフラインフレ−ムは届かな
い。
【0064】そこで、本実施例では、チャネル装置に接
続しているポ−トにおいて、リンクの障害を検出し、障
害を検出したポートと入出力パスが確立されているポー
トから強制切り離しフレ−ムを送出させる。
【0065】以下、この動作について説明する。
【0066】まず、図4にポートの内部構成を示す。
【0067】図中において、501−1〜501−4は
接続されたリンクから受信したフレ−ム種を判別し、判
別結果や、フレ−ムの送信先ポ−ト番号501や送信元
ポ−ト番号502の内容をマトリックス制御装置に送る
識別回路、502−1〜502−4はマトリックス制御
装置からの指令に強制切り離しフレ−ムをリンクに送出
する送信回路である。また、識別回路501−1〜50
1−4は、オフライン以外のフレ−ムをマトリックス1
07に送る。送信回路502−1〜502−4は、マト
リックス107より送られたフレ−ムを接続するリンク
に送出する。
【0068】リンクは二点間を結ぶ互いに逆方向の方向
性を持った二本の信号線から構成されており、各リンク
はチャネル装置、ディスク制御装置との間で相互に信号
を伝達している。送信回路502−1〜502−4や、
CPUのチャネル装置は、接続するリンク上を転送する
データが無い期間には、送信方向のリンクにアイドルキ
ャラクタを送出する。
【0069】これを利用して、識別回路501−1〜5
01−4は、リンクの無信号状態等を検出することによ
り、リンクの動作不能状態を検出し、マトリックス制御
回路108に、これを通知する。また、この際、自ポ−
トのポ−ト番号をマトリック制御装置に通知する。な
お、リンクの動作不能状態は、リンクの引き抜きや切断
等によって生じる。またCPUの停電等も、リンクの無
信号状態より検出することができる。
【0070】リンクの動作不能状態を通知されたマトリ
ックス制御装置は、オフラインフレ−ムの受信を通知さ
れた場合と同様に、さらに内部制御装置109へ、動作
不能状態を通知すると共に、受け取ったポ−トのポ−ト
番号を送る。
【0071】内部制御装置内のプロセッサ110は、こ
れより、リンクの動作不能状態を認識し、受け取ったポ
−トの識別によって、メモリ111上の入出力パス情報
テーブル701を検索し、このポートと入出力パスが確
立されているポート106−2、106−4を求め、こ
のポ−トに対して、マトリックス制御装置108を介し
てして入出力パスリセット指令を受け取ったポ−トのポ
−ト番号と共に送る。指令を受けた各ポートは、送信元
ポ−ト番号502に受け取ったポ−トのポ−ト番号を格
納し、強制切り離しフレ−ムを生成し、接続するリンク
に強制切り離しフレ−ムを送出する。
【0072】最後に、各部の行う処理の詳細について示
す。
【0073】まず、識別回路501−1〜501−4の
行う処理を説明する。
【0074】図6に識別回路501−1〜501−4の
行う処理の手順を示す。
【0075】図示するように、識別回路はまず、受信状
態からリンク動作不能か否かを判断する。また、フレ−
ムの受信の度に、受信したフレ−ムがオフラインフレ−
ムかどうかを調べる(ステップ601)。
【0076】リンク動作不能、オフラインフレ−ムの受
信の場合にはパス解放要求をマトリックス制御装置10
8に送リ(ステップ602)、通常のデータフレ−ムに
ついての処理に移行する。また、リンク動作不能または
オフラインフレ−ム受信でなかった場合、入出力パス確
立フレ−ムか否かを調べ(ステップ603)、入出力パ
ス確立フレ−ムであったなら、パス確立をマトリックス
制御装置108に連絡し(ステップ604)従来のデー
タフレ−ムの処理に移行する。さらに上記のいずれでも
ない場合、入出力パス解放フレ−ムか否かを調べ(ステ
ップ605)、入出力パス解放フレ−ムであったなら、
入出力パス解放を制御装置に連絡し(ステップ60
6)、通常のデータフレ−ムの処理に移行する。
【0077】次に、プロセッサ110の処理を説明す
る。
【0078】図6に、プロセッサ110の処理を示す。
【0079】図6aに示すように、入出力パス確立の連
絡を受けると、プロセッサは前述したように入出力パス
テーブルのエントリを生成する(ステップ801)。
【0080】また、図6bに示すように、入出力パス解
放の連絡を受けると、前述したように対応する入出力パ
ステーブルのエントリを削除する(ステップ802)。
【0081】また、図6cに示すように、パス解放要求
を受けると、前述したように入出力パステーブルを検索
し(ステップ803)、検索したディスク制御装置側ポ
ートに強制切り離しフレ−ムを送信するよう指示する
(ステップ804)。
【0082】さて、以上の説明では、入出力装置がディ
スク装置である場合を例に取り説明した。しかし、その
他の入出力装置についても同様に適用することができ、
適用する入出力装置を制御する入出力制御装置をスイッ
チ装置の入出力装置側ポートに接続されるリンクに接続
するようにしてもよい。また、スイッチ装置の入出力装
置側ポートに接続されるリンクに直接入出力装置が接続
される場合についても同様に適用することができる。
【0083】また、本実施例では、各リンクが、光ファ
イバ上のシリアル転送を用いたシリアルリンクである場
合について説明したが、各リンクは、電気的な伝送路を
を用いたものであっても、パラレル転送を行うものであ
ってもよい。
【0084】また、本実施例では、スイッチ装置が、入
出力パス確立フレ−ム、入出力パス解放フレ−ムをCP
Uのチャネル装置より受信した場合に、入出力パス情報
テーブルの管理内容を変更したが、入出力パス確立フレ
−ム、入出力パス解放フレ−ムに対する入出力制御装置
側からの応答フレ−ムをまって、入出力パス確立や、入
出力パス解放と判断し、入出力パス情報テーブルの管理
内容を変更するようにしてもよい。
【0085】以上説明したように、本実施例によれば、
CPUやチャネルの障害等により、チャネルやデバイス
をリセットし、入出力パスを解放する必要が生じた場
合、障害発生チャネル装置のみのリセットによって、ス
イッチ装置を介して当該チャネル装置が保持する入出力
パスの全てをリセットできる。さらに、このことによっ
て、ホットスタンバイシステムにおいて、運用系が障害
を発生し、待機系に切り替わった時、従来と同様にCS
C、SVPを介して障害系のチャネルシステムにリセッ
ト要求を発行することによって、障害発生系が使用して
いた全ての入出力パスに対してリセットを行うことがで
きる。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周辺装置
を動的に接続するスイッチ装置を備えた多重化計算機シ
ステムであって、障害が発生したCPUのチャネル装置
と周辺装置の間に設定されている全ての入出力パスをリ
セットすることのできる多重化計算機システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多重化計算機システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例において用いるフレ−ムの構
成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例において用いる入出力パス情
報テ−ブルの構成を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係るポ−トの内部構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例に係る識別回路の行う処理の
手順を示すフロ−チャ−トである。
【図6】本発明の一実施例に係るスイッチ装置のプロセ
ッサの行う処理の手順を示すフロ−チャ−トである。
【図7】従来の多重化計算機システムの第1の構成を示
すブロック図である。
【図8】従来の多重化計算機システムの第2の構成を示
すブロック図である。
【図9】周辺装置を動的に接続するスイッチ装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
101−1、101−2…中央処理装置(CPU) 102−1、102−2…チャネル装置 103…スイッチ装置 104−1、104−2…ディスク制御装置 105−1〜105−4…ディスク駆動装置 106−1〜4…ポート 107…マトリックス 108…マトリックス制御装置 109…内部制御装置 110…プロセッサ 111…メモリ 112…内部ポート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の中央処理装置と、複数の周辺装置
    と、前記各中央処理装置と任意の前記周辺装置との間の
    情報の動的な交換を行うスイッチ装置とを備えた多重化
    計算機システムであって、 前記中央処理装置と周辺装置は、前記中央処理装置と周
    辺装置間での論理的な入出力パスの設定/解放を指示す
    る入出力パス制御情報を、前記スイッチ装置を介して送
    受する手段を有し、 前記中央処理装置は、障害の発生時に入出力パスのリセ
    ットを指示するオフライン情報を前記スイッチ装置に送
    信する手段を有し、 前記スイッチ装置は、現在入出力パスが設定されている
    中央処理装置と周辺装置との組を管理するパス管理情報
    を記憶する記憶手段と、交換する前記入出力パス制御情
    報の内容に応じて、前記記憶手段に記憶されているパス
    管理情報を更新する手段と、前記オフライン情報を受信
    した場合に、前記記憶手段に記憶されているパス管理情
    報より、当該オフライン情報の送信元の中央処理装置と
    の間に入出力パスが設定されている周辺装置を求め、求
    めた周辺装置に当該入出力パスのリセットを指示する強
    制切り離し情報を送信する手段とを有することを特徴と
    する多重化計算機システム。
  2. 【請求項2】複数の中央処理装置と、複数の周辺装置
    と、前記各中央処理装置と任意の前記周辺装置との間の
    フレ−ムの動的な交換を行うスイッチ装置とを備えた多
    重化計算機システムであって、 前記中央処理装置は、周辺装置との間の論理的な入出力
    パスの設定/解放を指示する入出力パス制御フレ−ム
    を、前記スイッチ装置を介して、入出力パスを設定/解
    放する周辺装置に送信する手段と、障害の発生時に入出
    力パスのリセットを指示するオフラインフレ−ムを前記
    スイッチ装置に送信する手段とを有し、 前記スイッチ装置は、現在入出力パスが設定されている
    中央処理装置と周辺装置との組を管理するパス管理情報
    を記憶する記憶手段と、交換する前記入出力パス制御フ
    レ−ムの内容に応じて、前記記憶手段に記憶されている
    パス管理情報を更新する手段と、前記オフラインフレ−
    ムを受信した場合に、前記記憶手段に記憶されているパ
    ス管理情報より、当該オフラインフレ−ムの送信元の中
    央処理装置との間に入出力パスが設定れている周辺装置
    を求め、求めた周辺装置に当該入出力パスのリセットを
    指示する強制切り離しフレ−ムを送信する手段とを有す
    ることを特徴とする多重化計算機システム。
  3. 【請求項3】複数の中央処理装置と、複数の周辺装置
    と、前記各中央処理装置と任意の前記周辺装置との間の
    フレ−ムの動的な交換を行うスイッチ装置と、前記各中
    央処理装置の各々と前記スイッチ装置、および、前記各
    周辺装置の各々と前記スイッチ装置との間のフレ−ムの
    伝送を担う複数のリンクとを備えた多重化計算機システ
    ムであって、 前記中央処理装置は、周辺装置との間の論理的な入出力
    パスの設定/解放を指示する入出力パス制御フレ−ム
    を、前記スイッチ装置を介して、入出力パスを設定/解
    放する周辺装置に送信する手段を有し、 前記スイッチ装置は、現在入出力パスが設定されている
    中央処理装置と周辺装置との組を管理するパス管理情報
    を記憶する記憶手段と、交換する前記入出力パス制御フ
    レ−ムの内容に応じて、前記記憶手段に記憶されている
    パス管理情報を更新する手段と、前記各中央処理装置と
    の間のリンクの障害を検出する検出手段と、前記検出手
    段が特定の中央処理装置との間のリンクの障害を検出し
    た場合に、前記記憶手段に記憶されているパス管理情報
    より、前記特定の中央処理装置との間に入出力パスが設
    定されている周辺装置を求め、求めた周辺装置に当該入
    出力パスのリセットを指示する強制切り離しフレ−ムを
    送信する手段とを有することを特徴とする多重化計算機
    システム。
  4. 【請求項4】複数の中央処理装置と複数の周辺装置との
    間のフレ−ムの動的な交換を行うスイッチ装置であっ
    て、 接続された伝送路の間でフレ−ムの送受信を行う複数の
    ポ−トと、前記ポ−ト間のフレ−ムの交換を行うスイッ
    チと、現在設定されている中央処理装置と周辺装置との
    間の論理的な入出力パスを実現する経路上にある2つの
    ポ−トを対応付けて記憶する記憶手段と、制御部とを有
    し、 前記各ポ−トは、中央処理装置と周辺装置との間の論理
    的な入出力パスを設定/解放するフレ−ムを受信した場
    合に、当該フレ−ムについての情報を前記制御手段に通
    知する手段と、入出力パスのリセットを指示する強制切
    り離しフレ−ムを送信する手段と、入出力パスのリセッ
    トを指示するフレ−ムを受信した場合、もしくは、接続
    する伝送路に障害があった場合にパス解放を前記制御部
    に要求する手段とを有し、 前記制御部は、前記ポ−トより通知された情報に応じ
    て、前記記憶手段に記憶されているパス管理情報を更新
    する手段と、パス解放を要求したポ−トと対応付けられ
    て前記記憶手段に記憶されているポ−トを求め、求めた
    ポ−トに、パス解放を要求したポ−トと、これに対応付
    けられて前記記憶手段に記憶されているポ−トを含む経
    路上に設定された入出力パスのリセットを指示する強制
    切り離しフレ−ムの送信を指令する手段とを有すること
    を特徴とするスイッチ装置。
  5. 【請求項5】複数の中央処理装置と、複数の周辺装置
    と、前記各中央処理装置と任意の前記周辺装置との間の
    フレ−ムの動的な交換を行うスイッチ装置とを備えた多
    重化計算機システムにおいて、特定の中央処理装置に障
    害が発生した場合に、当該中央処理装置が使用していた
    周辺装置をリセットする方法であって、 前記中央処理装置から入出力パスを設定/解放する周辺
    装置に、周辺装置との間の論理的な入出力パスの設定/
    解放を指示する入出力パス制御フレ−ムを送信するステ
    ップと、 前記スイッチ装置において、現在入出力パスが設定され
    ている中央処理装置と周辺装置との組を示すパス管理情
    報を、交換する前記入出力パス制御フレ−ムの内容に応
    じて管理するステップと、 前記中央処理装置の障害の発生時に、入出力パスのリセ
    ットを指示するオフラインフレ−ムを障害が発生した中
    央処理装置から前記スイッチ装置に送信するステップ
    と、 前記スイッチ装置において、管理しているパス管理情報
    より、当該オフラインフレ−ムの送信元の中央処理装置
    との間に入出力パスが設定されている周辺装置を求め、
    求めた周辺装置に当該入出力パスのリセットを指示する
    強制切り離しフレ−ムを送信するステップとを有するこ
    とを特徴とする周辺装置のリセット方法。
  6. 【請求項6】請求項1、2または3記載の多重化計算機
    システムであって、 前記各中央処理装置の各々と前記スイッチ装置、およ
    び、前記各周辺装置の各々と前記スイッチ装置との間の
    フレ−ムの伝送を担う、光ファイバ上のシリアル伝送路
    を用いた複数のリンクを有することを特徴とする多重化
    計算機システム。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3または5記載の多重化計
    算機システムであって、 前記周辺装置は、1または複数の外部記憶装置を制御す
    る外部記憶装置制御装置であることを特徴とする多重化
    計算機システム。
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