JP2790650B2 - 油圧式建設機械の原動機回転数制御装置 - Google Patents

油圧式建設機械の原動機回転数制御装置

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【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、ホイール式油圧ショベル等の油圧駆動車両
に用いられる原動機回転数制御装置に関する。
B.従来の技術 第5図にホイール式油圧ジョベルの回転数制御装置の
従来例を示す。
第5図において、エンジン(原動機)21により駆動さ
れる油圧ポンプ1からの吐出油は、油圧パイロット式制
御弁2を介して走行用の油圧モータ4に導かれるように
なっている。この制御弁2は、油圧ポンプ5,パイロット
弁6,スローリターン弁7および前後進切換弁8から成る
パイロット油圧回路により切換制御される。
ここで、エンジン21は、ガバナ21aによりその回転数
を制御され、ガバナ21aは、リンク機構22を介して燃料
レバー23に接続されている。この燃料レバー23を操作す
ると、その操作に応じてエンジン21の回転数を所望の値
に制御できる。ガバナ21aはまた、リンク機構24を介し
て走行ペダル6aにも接続され、走行ペダル6aを操作する
と、制御弁2の切換制御と同時にエンジン21の回転数を
ペダル6aの操作量に応じて制御することができる。
前後進切換弁8をF位置(前進位置)またはR位置
(後進位置)に切換えて走行ペダル6aを操作すると、油
圧ポンプ5の吐出圧がパイロット弁6で制御され、ペダ
ル6aの操作に応じた圧力がスローリターン弁7および前
後進切換弁8を介して制御弁2のパイロットポート2aま
たは2bに導かれる。これにより制御弁2が所定方向に所
定量だけ切換わり、走行ペダル6aの操作量に応じて回転
する油圧ポンプ1の吐出油のうち制御弁2の切換量に応
じた量だけが油圧モータ4に導かれる。これにより油圧
モータ4が駆動され、走行ペダル6aの操作量に応じた速
度で車両が前進または後進する。
また、上述の油圧ポンプ1からの吐出油は、制御弁51
を介して作業用のシリンダ(作業用アクチュエータ)52
にも導かれるようになっている。そして、作業用レバー
51aにより制御弁51を操作してシリンダ52を伸縮させ、
これにより不図示の作業用アタッチメントを駆動して作
業を行う。この作業時に前後進切換弁8を中立位置(N
位置)に切換えれば走行ペダル6aの操作により上述のエ
ンジン回転数制御が行える。これにより、燃料レバー23
で回転数制御を行う場合よりも細かい制御(微調整)が
可能となり、不所望にエンジン回転数を上げることなく
騒音防止や燃費の向上に寄与する。
C.発明が解決しようとする課題 ところで、この種の建設機械では、一般に走行時の方
が作業時よりも高回転数のエンジン出力が必要であり、
また、走行ペダル6aの操作に対するエンジン回転数の早
い立上りが必要となることが多い。しかしながら、上述
の従来装置では、燃料レバーでなく走行ペダル6aでエン
ジン出力を制御する場合、走行時と作業時とでエンジン
21の最高回転数(最大出力)および、回転数特性を変更
することができないため不都合が生じる。すなわち、エ
ンジン回転数特性を例えば作業時に適した特性にする
と、走行時の加速性が損なわれ、逆に走行時に適した特
性にすると、作業時の操作性が悪くなるのに加えて燃費
が悪化し、騒音が大きくなる。
本発明の技術的課題は、走行時と作業時とで原動機の
回転数特性を変更できるようにすることにある。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図および第3図により説明する
と、本発明は、走行ペダル6aと、この走行ペダル6aの操
作量に応じた回転数で回転する原動機21と、この原動機
21の回転数に応じた流量の圧油を吐出する油圧ポンプ1
と、この油圧ポンプ1からの吐出油により駆動される走
行用油圧モータ4と、油圧ポンプ1からの吐出油により
駆動される作業用アクチュエータ52とを備えた油圧式建
設機械の原動機回転数制御装置に適用される。
そして、走行ペダル6aの操作量を検出する検出手段37
と、車両が走行状態と作業状態とを示す信号をそれぞれ
出力する信号出力手段35,36,33a,33dと、走行状態を示
す信号が出力されている場合には、走行ペダル6aの操作
量と原動機21の回転数とを走行に適した態様で対応付け
た走行用回転数特性L1を選択して走行ペダル6aの操作量
に応じた回転数を設定し、作業状態を示す信号が出力さ
れている場合には、走行ペダル6aと操作量に原動機21の
回転数とを作業に適した態様で対応付けた作業用回転数
特性L2を選択して走行ペダルの操作量に応じた回転数を
設定する選択手段33bと、設定された回転数に基づいて
原動機21の回転数が検出された走行ペダル6aの操作量に
対応した値となるように制御する回転数制御手段33cと
を具備し、これにより上記技術的課題を解決する。
また、特に請求項2の発明は、作業状態を示す信号を
手動操作により出力するようにし、この信号の出力に応
答して走行を禁止する禁止手段RC,RSを更に備える。
E.作用 選択手段33bは、走行状態を示す信号が出力されると
走行用回転数特性L1を選択する。回転数制御手段33c
は、この走行用回転数特性L1に基づいて原動機21の回転
数が走行ペダル6aの操作量に対応した値となるよう制御
する。また選択手段33bは、作業状態を示す信号が出力
されると作業用回転数特性L2を選択する。回転数制御手
段33cは、この作業用回転数特性L2に基づいて原動機21
の回転数が走行ペダル6aの操作量に対応した値となるよ
う制御する。
ここで、走行用回転数特性L1は、走行ペダル6aの操作
量に原動機21の回転数を走行に適した態様で対応付けた
ものであり、作業用回転数特性L2は、走行ペダル6aの操
作量に原動機21の回転数を作業に適した態様で対応付け
たものである。また、走行ペダル6aの操作量は、検出手
段37により検出されたものである。
さらに、特に請求項2の発明においては、作業状態を
示す信号が手動操作により出力されると、禁止手段RC,R
Sにより走行が禁止される。
なお、本発明の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本発明が実施例に限定されるものではな
い。
F.実施例 第1図〜第4図により本発明をホイール式油圧ショベ
ルの回転数制御装置に適用した場合の一実施例を説明す
る。
第2図に示すように、ホイール式油圧ショベルは、上
部旋回体100と下部走行体200とを有し、上部旋回体100
に作業用アタッチメント101が取付けられている。
第1図はこの種の油圧ショベルの走行油圧回路および
回転数制御回路を示している。第5図と同様の箇所には
同一の符号を付し相違点を中心に説明する。
エンジン(原動機)21のガバナ21aは、リンク機構31
を介してパルスモータ32に接続され、パルスモータ32の
回転によりエンジン21の回転数が制御される。すなわ
ち、パルスモータ3の正転で回転数が上昇し、逆転で低
下する。このパルスモータ32の回転は、コントローラ33
からの制御信号により制御される。またガバナ21aには
ポテンショメータ34が接続され、このポテンショメータ
34によりエンジン21の回転数に応じたガバナレバー位置
を検出し、ガバナ位置検出値NRPとしてコントローラ33
に入力する。
コントローラ33にはまた、上部旋回体100の運転室に
設けられた燃料レバー23,前後進切換スイッチ35,作業選
択スイッチ36が接続されるとともに、パイロット弁6と
前後進切換弁8との間の管路に設けられた圧力計37が接
続されている。燃料レバー23は、手動操作によりエンジ
ン21の回転数を変化させるためのものであり操作量に応
じた信号を出力する。前後進切換スイッチ35は、リレー
Rの常閉接点RSを介して前後進切換弁8のソレノイド部
にも接続され、n,f,r位置への切換えに伴って前後進切
換弁8をそれぞれN,F,R位置に切換えるための切換信号
を出力する。これらの切換信号は、コントローラ33にも
入力される。
作業選択スイッチ36は、オペレータが走行以外の作業
を行う際にオン操作するスイッチであり、このスイッチ
36のオン・オフ状態がコントローラ33に入力される。ま
たこの作業選択スイッチ36は、リレーコイルRCにも接続
されており、スイッチ36のオンに伴ってリレーコイルRC
が励磁される。コイルRCが励磁されると上述の常閉接点
RSは開き、この状態では前後進スイッチ35と前後切換弁
8とが遮断され、スイッチ35がf位置またはr位置に操
作されても前後進切換弁8は中立位置(N位置)を保持
する。
圧力計37は、走行ペダル6aの操作に比例して発生する
パイロット圧PIを検出してコントローラ33に入力する。
このパイロット圧PIは、走行ペダル6aの操作量に応じた
値となる。
第3図はコントローラ33の詳細を説明する概念図であ
る。
コントローラ33は、ANDゲート回路33a,選択回路33b,
サーボ制御回路33cおよび3つの関数発生器33d〜fを有
し、作業選択スイッチ36からのオン・オフ信号は選択回
路33bに入力される。前後進切換スイッチ35からのオン
・オフ信号はANDゲート回路33aの一方の入力とされ、圧
力計37で検出されるパイロット圧PIを示す信号は関数発
生器33dに入力され、この関数発生器33dの出力がANDゲ
ート回路33aの他方の入力とされている。このANDゲート
回路33aの出力は選択回路33bに入力される。関数発生器
33e,33fは、上述のパイロット圧PIとエンジン21の回転
数を対応付けた関数(回転数特性)L1,L2を出力する。
関数L1は走行に適した走行用回転数特性であり、L2は作
業用アタッチメント101を使用して作業を行う場合に適
した作業用回転数特性である。すなわち、L1はL2よりも
回転数の立上りが急峻となっており、最高回転数も高く
設定されている。
選択回路33bは、3つの接点x,y,zと1つの可動接点a
とを有するスイッチで構成され、可動接点aは常閉接点
zと常時接続されている。そして、作業選択スイッチ36
およびANDゲート回路33aから入力される信号に基づいて
可動接点aをyまたはxに切換え、その切換位置に応じ
て関数発生器33eまたは33fが出力するエンジン回転数信
号を選択し、これをガバナレバー位置目標値Nroとして
サーボ制御回路33cに出力する。
サーボ制御回路33cには、上述のポテンショメータ34
から現在のエンジン回転数、すなわちガバナレバー位置
検出値Nrpが入力されており、第4図に示す手順に従っ
てエンジン回転数をガバナレバー位置目標値Nroに変更
する制御を行う。
第4図において、まずステップS21でガバナレバー位
置目標値Nroとガバナレバー位置検出値Nrpとをそれぞれ
読み込み、ステップS22に進む。ステップS22では、Nrp
−Nroの結果を回転数差Aとしてメモリに格納し、ステ
ップS23において、予め定めた基準回転数差Kを用い
て、|A|≧Kか否かを判定する。肯定されるとステップS
24に進み、回転数差A>0か否かを判定し、A>0なら
ばガバナレバー位置検出値Nrpがガバナレバー位置目標
値Nroよりも大きい、つまり制御回転数が目標回転数よ
りも高いから、エンジン回転数を下げるためステップS2
5でモータ逆転を指令する信号をパルスモータ32に出力
する。これによりパルスモータ32が逆転しエンジン21の
回転数が低下する。A≦0ならばガバナレバー位置検出
値Nrpがガバナレバー位置目標値Nroよりも小さい、つま
り制御回転数が目標回転数よりも低いから、エンジン回
転数を上げるためステップS26でモータ正転を指令する
信号を出力する。これにより、パルスモータ32が正転
し、エンジン21の回転数が上昇する。ステップS23が否
定されるとステップS27に進んでモータ停止信号を出力
し、これによりエンジン21の回転数が一定値に保持され
る。ステップS25〜S27を実行すると始めに戻る。
以上の構成において、作業を開始するに当たり作業選
択スイッチ36をオンすると、そのオン信号が選択回路33
b(第3図)に入力され、可動接点aが接点yと接続す
る。これにより、上述した作業用回転数特性L2が選択さ
れ、関数発生器33fに入力されたパイロット圧PIに対応
するエンジン回転数NDを示す信号が出力される。そして
この回転数NDがガバナレバー位置目標値Nroとしてサー
ボ制御回路33cに出力される。サーボ制御回路33cは、上
述した手順に従ってエンジン回転数を目標値Nro(ND
となるように制御を行う。
この状態で作業用レバー51aを操作して制御弁51を切
換えると、油圧ポンプ1からの吐出油がシリンダ(作業
用アクチュエータ)52に導かれて、作業用アタッチメン
ト101が駆動される。すなわち、作業用回転数特性L2の
下で作業が行われる。
次に、作業選択スイッチ36をオフした後、前後進切換
スイッチ35をf位置またはr位置に切換えて前後進切換
弁8をF位置またはR位置に切換える。次いで走行ペダ
ル6aを操作すると、上述と作用により制御弁2が切換制
御され、油圧ポンプ1からの吐出油により油圧モータ4
が駆動されて車両が走行を開始する。
このとき、スイッチ35の操作によりANDゲート回路33a
がイネーブル状態となり、ペダル6aの操作によりパイロ
ット圧PIが基準値PRを越えると関数発生器33dが1を出
力し、ANDゲート回路33aがオンし1を出力する。これに
伴って選択回路33bの可動接点aが接点xと接続され
る。これにより走行用回転数特性L1が選択され、関数発
生器33eに入力されたパイロット圧PIに対応するエンジ
ン回転数NTを示す信号が出力される。この回転数NTは、
ガバナレバー位置目標値Nroとしてサーボ制御回路33cに
出力される。サーボ制御回路33cは、上述した手順に従
ってエンジン回転数を目標値Nro(NT)となるように制
御を行う。
以上により、走行用回転数特性L1の下で車両が走行す
る。
また、作業選択スイッチ36がオフしており、かつ前後
進スイッチ35が中立位置にあるときには、選択回路33b
の可動接点aは常閉接点zと接続している。この場合に
は燃料レバー23の操作に対応する回転数NOがガバナレバ
ー位置目標値Nroとしてサーボ制御回路33cに入力され、
サーボ制御回路33cによりエンジン回転数が目標値Nro
(NO)に制御される。
以上によれば、作業選択スイッチ36がオンされたとき
には、車両が作業状態と判断して作業用回転数特性L2か
ら走行ペダル6aの操作量に応じた回転数NDが選択され、
エンジン21の回転数がこの値回転数NDとなるように制御
される。また、前後進切換スイッチ35がf位置あるいは
r位置にあり、かつ走行ペダル6aが所定量以上操作され
ているときには、車両が走行状態と判断して走行用回転
数特性L1からペダル操作量に応じた回転数NTが選択さ
れ、エンジン21の回転数がこの回転数NTとなるように制
御される。走行用回転数特性L1は、作業用回転数特性L2
よりもペダル操作による回転数の立ち上がりが急峻とな
っており、したがって、走行時の加速性が損なわれるこ
とがない。また、作業時には不所望に回転数が高くなら
ず操作性,燃費が向上する。
また、作業選択スイッチ36がオンのときは前後進スイ
ッチ35がf位置,r位置にあっても前後進切換弁8が中立
位置に保持される(車両の走行が禁止される)ので、作
業時に走行ペダル6aの操作により回転数制御をする際、
オペレータが前後進切換弁8の中立位置への切換操作を
忘れても車両が不所望に動きだすおそれがない。
以上の実施例の構成において、圧力計37が検出手段
を、スイッチ35,36,関数発生器33d,ANDゲート回路33aが
信号出力手段を、選択回路33bが選択手段を、サーボ制
御回路33cが回転数制御手段をそれぞれ構成する。
なお以上では、走行ペダル6aの操作量を検出する手段
としてそのパイロット圧PIを検出する圧力計を用いた例
を示したが、例えばポテンショメータ等を走行ペダル6a
に直接取付けてその操作量を検出するようにしてもよ
い。また、コントローラの構成も上述のものに限定され
ず、回転数特性を選択する処理を予め記憶されたプログ
ラムに従って行うようにしてもよい。
さらに以上では、走行時には走行ペダル6aの操作に伴
いエンジン回転数制御とともに制御弁2の切換制御も行
うタイプの車両について説明したが、走行ペダル6aの操
作に伴いエンジン回転数制御のみを行うタイプの車両に
も本発明を適用できる。さらにまた、ホイール式油圧シ
ョベルについて説明したが、これ以外の油圧式建設機械
にも本発明を同様に適用できる。
G.発明の効果 本発明によれば、車両が走行状態である場合には走行
に適した走行用回転数特性を、作業状態である場合には
作業に適した作業用回転数特性をそれぞれ自動的に選択
し、選択された回転数特性に基づいて原動機の回転数を
走行ペダルの操作量に対応した値に制御するようにした
ので、走行時の加速性が損なわれることがなく、作業時
の操作性,燃費向上,騒音低減にも寄与する。
また、特に請求項2の発明によれば、車両が作業状態
にあるときには走行を禁止するようにしたので、作業時
に走行ペダルでエンジン回転数を制御する際、前後進切
換弁の中立位置への切換操作を忘れても誤って車両が走
行してしまうことが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明に係る回転数制御装置の全体構成を示す油圧回路
図、第2図はホイール式油圧ショベルの側面図、第3図
はコントローラの構成を示す概念図、第4図は処理手順
のフローチャートである。 第5図は従来の回転数制御装置を示す油圧回路図であ
る。 1:油圧ポンプ、4:油圧モータ 6:パイロット弁、6a:走行ペダル 8:前後進切換弁、21:エンジン 21a:ガバナ、32:パルスモータ 33:コントローラ 33a:ANDゲート回路 33b:選択回路、33c:サーボ制御回路 52:作業用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−233430(JP,A) 実開 昭63−108541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行ペダルと、この走行ペダルの操作量に
    応じた回転数で回転する原動機と、この原動機の回転数
    に応じた流量の圧油を吐出する油圧ポンプと、この油圧
    ポンプからの吐出油により駆動される走行用油圧モータ
    と、前記油圧ポンプからの吐出油により駆動される作業
    用アクチュエータとを備えた油圧式建設機械の原動機回
    転数制御装置において、 前記走行ペダルの操作量を検出する検出手段と、 走行状態と作業状態とを示す信号をそれぞれ出力する信
    号出力手段と、 走行状態を示す信号が出力されている場合には、前記走
    行ペダルの操作量と前記原動機の回転数とを走行に適し
    た態様で対応付けた走行用回転数特性を選択して走行ペ
    ダルの操作量に応じた回転数を設定し、作業状態を示す
    信号が出力されている場合には、前記走行ペダルの操作
    量と前記原動機の回転数とを作業に適した態様で対応付
    けた作業用回転数特性を選択して走行ペダルの操作量に
    応じた回転数を設定する選択手段と、 前記設定された回転数に基づいて前記原動機の回転数が
    前記検出された走行ペダルの操作量に対応した値となる
    ように制御する回転数制御手段とを具備することを特徴
    とする油圧式建設機械の原動機回転数制御装置。
  2. 【請求項2】前記作業状態を示す信号は手動操作により
    出力されるようにし、この信号の出力に応答して走行を
    禁止する禁止手段を更に備えることを特徴とする請求項
    1に記載の油圧式建設機械の原動機回転数制御装置。
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