JP2790482B2 - 塗工装置及び塗工方法 - Google Patents

塗工装置及び塗工方法

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JP2790482B2
JP2790482B2 JP1147429A JP14742989A JP2790482B2 JP 2790482 B2 JP2790482 B2 JP 2790482B2 JP 1147429 A JP1147429 A JP 1147429A JP 14742989 A JP14742989 A JP 14742989A JP 2790482 B2 JP2790482 B2 JP 2790482B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C1/00Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
    • B05C1/003Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating incorporating means for heating or cooling the liquid or other fluent material

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、走行するフィルム状のウェブ上に、温度に
より粘度や他の物理特性が変化する塗工液を塗工する装
置及び方法に関するものである。
[従来の技術] 走行するフィルム状のウェブ上に、ロールコーティン
グにより塗工液を塗工(コーティング)する方式がある
が、この方式で温度により粘度や他の物理特性が変化す
る塗工液を塗工する場合、一般に塗工液が加温されてい
る方が粘度が低くなり塗工状態(塗工量、外観等)がよ
くなることから、通常、塗工液を液パン等であらかじめ
加温することが行なわれている。しかしながら、被塗工
材であるウェブの温度が塗工液よりも低いと、塗工液を
せっかく温めていても塗工箇所で塗工液がウェブによっ
て冷却されて塗工状態が悪くなってしまうということが
あった。このため、従来は、例えば第5図に示すよう
に、加圧ロール20の前にプレヒートロール21を設け、塗
工前のウェブ22の温度を加温調整して塗工状態の調整を
行なっていた。また、特に熱可塑性樹脂からなる塗工液
を塗工する場合には、第6図に示すように、加圧ロール
20の後にアフターヒートロール23を設け、塗工後のウェ
ブ22の温度を加温調整し、塗工液を半溶融状態にしてレ
ベリングすることも行なわれていた。なお、第5図及び
第6図において、24はコートロールであり、25は液パン
26からコートロール24に塗工液を供給する塗工液供給ロ
ールである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来の技術においては、プレヒ
ートロールやアフターヒートロールを構成する設備を塗
工装置とは別に設けなければならないことから、設備費
用が高くなるという問題があった。また、塗工の条件を
変更する場合にヒートロールの温度が所定の温度に達す
るまでに時間がかかることから、その間は塗工ができな
いという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構成でウェブを所望の温度に温めることの
できる塗工装置及び塗工方法を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明における塗工液の
塗工装置は、走行するウェブをコートロールと加圧ロー
ルの間で圧接し、該ウェブに塗工液を塗工する装置にお
いて、加圧ロールを加温する加圧ロール加温手段を設け
るとともに、加圧ロールの前後にそれぞれ移動可能なガ
イドロールを設けてなることを特徴とするものである。
また、本発明における塗工液の塗工方法は、走行する
ウェブをコートロールと加圧ロールの間で圧接し、該ウ
ェブに加温された塗工液を塗工する方法において、加圧
ロールを加圧ロール加温手段により加温して該加圧ロー
ルの温度を所定の値に保つとともに、加圧ロールの前後
にそれぞれ移動可能に設けたガイドロールを移動させて
ウェブと加圧ロールとの巻付角を変えることにより塗工
前後におけるウェブの温度を調整することを特徴とする
ものである。
[作用] 上記のように構成された塗工液の塗工装置及び該装置
を使用する塗工方法では、加温される加圧ロールにより
これと接触するウェブの加温を行なうとともに、加圧ロ
ールの前後に設けられたガイドロールを移動させウェブ
と加圧ロールとの巻付角を変えて接触面積を変えること
によりウェブに対する加温状態を調整する。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明す
る。
第1図は本発明の塗工液の塗工装置の一実施例を示す
側面図である。同図において、1は走行する長尺状のウ
ェブ、2は軸支されて回転するコートロール、3はその
コートロール2上にウェブ1を圧接するための加圧ロー
ル、4及び5は加圧ロール3の前後に設けられた移動可
能なガイドロール、6及び7は固定されたガイドロール
である。また、8は塗工液供給ロールであり、液パン9
内の塗工液をコートロール2へ供給するように作用し、
コートロール2は加圧ロール3との間に通過するウェブ
1にこの塗工液を転写することによって塗工するように
なっている。ここで、加圧ロール3は加圧ロール加温手
段10により加温され、その温度を所定の値に保つように
なっている。なお、液パン7には液タンク(図示せず)
から塗工液がコンスタントに供数されて常に一定量が加
温されて蓄積している。
加圧ロール加温手段10としては、電磁誘導作用により
加圧ロール3自体をジュール発熱させるとともに、加圧
ロール3肉厚内に一体に設けた気密構造のジャケット内
部に封入された熱媒体の潜熱による熱伝導効果を併用す
る方式のものを採用している。この方式のものによれ
ば、加圧ロール3の表面全体にわたってその温度を高精
度に均一化させることができる。また、場合によって
は、加圧ロール3内部に熱媒体通路を形成し、加圧ロー
ル3と一体の中空軸から回転シール継手を介してこの熱
媒体通路に熱媒体を供給することにより加圧ロール3を
加熱する熱媒体循環方式のものを採用してもよいし、加
圧ロール3内部に電気抵抗ヒータを備えた抵抗加熱方式
を採用してもよい。
ガイドロール4及び5は、前記したように加圧ロール
3の前後に設けられており、第1図に一点鎖線で示す範
囲で各々が別々に上下移動可能なようになっている。そ
して、これらのガイドロール4及び5を移動させ、ウェ
ブ1と加圧ロール3との巻付角を調整することにより、
すなわち、走行するウェブ1とこれと同速度で回転する
加圧ロール3との接触面積を調整することにより、ウェ
ブ1に対する加圧ロール3による加熱を調整するように
なっている。第2図にガイドロール4を上下動させる機
構の構成図を示している(ガイドロール5を上下動させ
る機構も同じである)。同図において、シャフト11を手
動或いは電動により回転させると、シャフト11と一体の
かさ歯車12が回転し、それによりかさ歯車13とこれに一
体でシャフト11と直交するシャフト14が回転する。シャ
フト11とシャフト14はそれぞれフレーム15、16にベアリ
ングを介して支持されている。シャフト14の下方は雄ネ
ジになっており、シャフト14が回転することにより、雌
ネジが切ってある昇降部材17にベアリングを介して支持
されているガイドロール4が上下する。この機構によ
り、シャフト11を回転させてガイドロール4を上下に移
動させることができる。
なお、本実施例ではガイドロール4及び5を上下方向
にのみ移動可能としたが、要は加圧ロール3とウェブ1
との巻付角が変化すればよいのであり、適当な手段を用
いて上下、左右いずれの方向にも移動可能なようにして
も差し支えないものである。例えば、第2図に示すガイ
ドロールの移動機構において、フレーム15を紙面に垂直
方向にも移動できるようにすれば、ガイドロール4及び
5を各々別々に上下左右に移動させることができる。
また、本発明の塗工装置は、塗工液をロールを用いて
塗工する工程であればどのような工程のものにでも用い
ることが可能であり、第1図のようなダイレクトロール
コートに限らず、いわゆるリバースロールコート、グラ
ビアコート等にも用いることができる。第3図はウェブ
の進行方向と逆方向に回転するコートロール2により塗
工するリバースロールコートに適用した他の実施例を示
す側面図である。ここで、同図の符号は第1図実施例の
ものと同じものを表している。また、第4図は本発明を
グラビアコートに適用した他の実施例を示す側面図であ
り、18はコートロールとしてのグラビアロール、19はド
クターである。
また、各ロールの配置は必ずしも第1図、第3図又は
第4図と同じでなくてもよいものである。
本発明の塗工方法は、上記の塗工装置を使用し、走行
するウェブ1をコートロール2と加圧ロール3の間で圧
接してウェブ1上に塗工液を塗工する。そして、加圧ロ
ール3の温度を加圧ロール加温手段10により所定の値に
保つように加温するとともに、該加圧ロール3の前後に
それぞれ移動可能に設けたガイドロール4及び5を移動
させてウェブ1と加圧ロール3との巻付角を変えること
により、すなわち、走行するウェブ1と加圧ロール3と
の接触面積を変えることにより、塗工前後におけるウェ
ブ1の温度を調整する。この場合、加圧ロール3の温度
が高すぎると、ウェブ1が熱により変形したり、或い
は、塗工液のインキ特性が変化したり塗工液が蒸発した
りすることがあるので、加圧ロール加温手段10による加
圧ロール3の加温温度は、塗工液やウェブ1の種類によ
って適宜決める必要がある。
塗工外観を均一状態に調整するためには、加圧ロール
3の加温温度を所定の値に保った上で、ガイドロール4
及び5をそれぞれ別々に移動させ、ウェブ1と加圧ロー
ル3との巻付角を変えてウェブ1に対する加温状態を調
整する。このようにガイドロール4及び5を移動させる
ことにより、ウェブ1に対する塗工量を調整し、塗工状
態が良好となる条件を見つけ、塗工状態を均一状態に保
つようにする。
また、熱可塑性樹脂からなる塗工液を塗工する場合、
塗工外観を均一にするためには、塗工後において塗工液
を半溶融状態にしてレベリングすることが好ましいこと
から、ガイドロール4を移動させて塗工前のウェブ1の
加温状態を調整するとともに、ガイドロール5を移動さ
せることにより、塗工後のウェブ1と加圧ロール3との
接触面積が通常より多くなるように調整して、加圧ロー
ル3の熱によりウェブ1が温められる時間を加減し、塗
工液のレベリング度合を調整するようにする。
[発明の効果] 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
請求項1記載の塗工装置は、コートロールに対向する
加圧ロールに加圧ロール加温手段を設けたことにより、
塗工装置の前後にプレヒートロールやアフターヒートロ
ールのような設備を設けなくてもウェブの加温及び温度
調整が可能である。
また、塗工条件の変更は、加圧ロールの前後にそれぞ
れ移動可能に設けたガイドロールを上下左右に移動さ
せ、ウェブと加圧ロールの巻付角を変えることによりで
きるので、塗工条件変更に伴う待ち時間が少なくて済
む。
請求項2記載の塗工方法は、上記それぞれのガイドロ
ールを移動させることにより、ウェブと加圧ロールと巻
付角を変えることができ、これによって塗工前後のウェ
ブを所望の温度に加温することができるので、簡単な操
作で塗工量を調整し塗工外観を均一に保つことができる
ものである。また、熱可塑性樹脂からなる塗工液を塗工
する場合には、加圧ロールの後のガイドロールを移動さ
せるという操作だけで、塗工後のレベリング度合を調整
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の塗工装置の一実施例を示す側面図、第
2図はガイドロールの移動機構を示す構成図、第3図は
本発明をリバースロールコートに適用した他の実施例を
示す側面図、第4図は本発明をグラビアコートに適用し
た他の実施例を示す側面図、第5図及び第6図は従来の
塗工装置を示す側面図である。 1……ウェブ、2……コートロール、3……加圧ロー
ル、4、5……ガイドロール、6、7……ガイドロー
ル、8……塗工液供給ロール、9……液パン、10……加
圧ロール加温手段、11、14……シャフト、12、13……か
さ歯車、15、16……フレーム、17……昇降部材、18……
グラビアロール、19……ドクター、20……加圧ロール、
21……プレヒートロール、22……ウェブ、23……アフタ
ーヒートロール、24……コートロール、25……塗工液供
給ロール、26……液パン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するウェブをコートロールと加圧ロー
    ルの間で圧接し、該ウェブに塗工液を塗工する装置にお
    いて、加圧ロールを加温する加圧ロール加温手段を設け
    るとともに、加圧ロールの前後にそれぞれ移動可能なガ
    イドロールを設けてなることを特徴とする塗工装置。
  2. 【請求項2】走行するウェブをコートロールと加圧ロー
    ルの間で圧接し、該ウェブに加温された塗工液を塗工す
    る方法において、加圧ロールを加圧ロール加温手段によ
    り加温して該加圧ロールの温度を所定の値に保つととも
    に、加圧ロールの前後にそれぞれ移動可能に設けたガイ
    ドロールを移動させてウェブと加圧ロールとの巻付角を
    変えることにより塗工前後におけるウェブの温度を調整
    することを特徴とする塗工液の塗工方法。
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