JP2789933B2 - デジタル積分回路 - Google Patents

デジタル積分回路

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JP2789933B2
JP2789933B2 JP13455392A JP13455392A JP2789933B2 JP 2789933 B2 JP2789933 B2 JP 2789933B2 JP 13455392 A JP13455392 A JP 13455392A JP 13455392 A JP13455392 A JP 13455392A JP 2789933 B2 JP2789933 B2 JP 2789933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル積分回路に関
し、特に、正負の符号ビットなどの1ビット分の信号を
積分するアップダウンカウンタを用いたデジタル積分回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】電気信号を積分するための積分回路とし
ては、被積分信号を、出力端から入力端へ容量を介して
帰還が掛けられた高利得広帯域の直流増幅器に抵抗を介
して入力し、この容量の積分作用によって増幅器の出力
端に積分信号を得る型のアナログ積分回路が広く用いら
れている。
【0003】このような積分回路におけるアナログ信号
処理をデジタル信号処理に置き換えてこれにより積分す
るには、アナログの被積分信号を複数ビットのデジタル
信号に変換して積分を行う必要があるのであるが、例え
ば、フィードバックループにおける誤差信号の積分回路
などのように、基準に対する誤差信号の平均がゼロとな
るように制御する制御ループにおいて使用される積分回
路には、簡易的に誤差信号の正負の符号ビットの1ビッ
ト分の積分回路が使用されている。そこでは、被積分信
号をAD変換器あるいはコンパレータによりデジタル信
号に変換し、その信号の符号ビットをカウントアップダ
ウン信号とし、符号が正の場合はこれをカウントアップ
し、負の場合はカウントダウンするアップダウンカウン
タが使用されている。
【0004】上述のようなデジタル積分回路としては、
従来、図5にその構成の一例を示すようなデジタル積分
回路が用いられている。図5を参照すると、このデジタ
ル積分回路は、アナログの被積分信号が入力されるコン
パレータ1と、コンパレータ1の出力信号を入力とする
アップダウンカウンタ(以後、カウンタと記す)2とか
らなっている。コンパレータ1は、被積分信号入力端子
3に入力されるアナログ信号SAを、外部からのクロッ
ク信号CLKによってサンプリングし、そのサンプリン
グ時のアナログ信号SAの極性が正ならばハイレベル、
負ならばロウレベルのアップダウン信号UDを出力す
る。カウンタ2は、コンパレータ1から信号入力端子4
に入力されるアップダウン信号UDを、クロック信号C
LKのタイミングで読込み、そのレベルがハイレベルで
ある場合はこれをカウントアップ信号(以後、アップ信
号と記す)としてカウントアップし、ロウレベルである
場合はこれをカウントダウン信号(以後、ダウン信号と
記す)としてカウントダウンし、カウント結果を積分値
SOとして積分値出力端子5から出力する。尚、アナロ
グの被積分信号SAからデジタルのアップダウン信号U
Dを生成するものとしては、コンパレータ1の代りにA
D変換器を用い、AD変換して得られる複数ビットのデ
ジタル信号から、符号ビットの信号をアップダウン信号
UDとして出力する構成のものでもよい。或いは、AD
変換器の出力信号に更にデジタル信号処理を施した結果
のデジタル信号の符号ビットを用いる構成であってもよ
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデジタ
ル積分回路は、過去のデータが無限に積み重ねられ消滅
しない構成となっている。このため、長時間に渡る積分
時にはカウンタ2がオーバーフローを起こす可能性があ
る。即ち、被積分値がガウスノイズの様な小さな値で平
均値が0の正、負のランダムデータの場合、AD変換部
(例えばコンパレータ1)の不完全性により微小な直流
バイアス電圧が重畳されると、ほんとうの積分値は0で
あるべきものが、正あるいは負の方向に発散してしま
い、オーバーフローを起こしてしまうことがある。
【0006】これを防ぐには、前述のアナログ積分回路
では、積分を行う帰還容量に並列に高抵抗の抵抗素子を
接続し、チャージ電荷を常に微量つづ放電させることが
行われる。これにより被積分値が十分小さい場合が長時
間続くと積分電圧が0となるような回路を実現してい
る。
【0007】しかし、デジタル積分回路では、アップダ
ウン信号のカウント数を積分値とすることから、一度カ
ウントされたものはその影響が恒久的に残る。従って、
被積分値が十分小さく、平均値がほぼ0となる状態が続
いても過去のデータの蓄積効果により積分値は0にはな
らないことが多く、時間とともにオーバーフローを起こ
し、システム上問題となる。
【0008】このように、長時間に渡る積分値が0とな
るべきランダムな信号を入力し積分するデジタル積分回
路には、カウンタのオーバーフローを防止するため、過
去の蓄積されたデータの効果が時間とともに少しずつ減
少していくような、なんらかの改善が求められる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル積分回
路は、外部から入力されるアナログ信号の極性を所定の
タイミングでサンプリングし、極性の正負に対応した二
値レベルの電位を持つアップダウン信号に変換して出力
するAD変換手段と、前記アップダウン信号を、前記タ
イミングにおける電位レベルに応じてアップ信号として
カウントアップしまたはダウン信号としてカウントダウ
ンして出力するアップダウンカウンタとを備え、前記ア
ナログ信号を被積分信号とし前記アップダウンカウンタ
の出力信号を積分値とする型のデジタル積分回路におい
て、前記AD変換手段と前記アップダウンカウンタとの
間に、外部からパルス状制御信号を入力され、前記積分
値が正の場合には、前記制御信号の入力後に前記AD変
換手段から最初に入力されるアップ信号から1カウント
分のダウン信号を生成し、ダウン信号を1カウント分増
加して前記アップダウンカウンタに送出し、前記積分値
が負の場合には、前記制御信号入力後の最初のダウン信
号から1カウント分のアップ信号を生成し、アップ信号
を1ワンカウント分増加して前記アップダウンカウンタ
に送出するアップダウン信号制御回路を設けたことを特
徴としている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例の構成
を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施例
が図5に示す従来のデジタル積分回路と異なるのは、コ
ンパレータ1とカウンタ2との間に、アップダウン信号
制御回路(以後、制御回路と記す)6が設けられている
点である。
【0011】ここで、制御回路6に制御信号SCが入力
されない時は、制御回路6に入力されたアップダウン信
号UDは変化せずそのまま出力され、カウンタ2の信号
入力端子4に入力され、クロック信号CLKによってア
ップ信号としてカウントアップされ、又は、ダウン信号
としてカウントダウンされて積分される。
【0012】次に、制御回路6にパルス状の制御信号S
Cが入力された時は、その後制御回路6に入力されたア
ップダウン信号UDは、積分値SOの符号に応じて、符
号が正ならばダウン信号を1カウント分増やされ、一
方、積分値SOの符号が負ならばアップ信号を1カウン
ト分増やされて制御回路6から出力され、カウンタ2で
クロック信号CLKによって積分(カウント)される。
その結果、積分値SOが正であれば、ダウン信号が1個
増加することにより、本来の積分値より2カウント分
(ダウン信号が1個増加するとアップ信号が1個へるの
で、2カウントとなる)減少する。逆に、積分値SOが
負であれば、同様に本来の積分値より2カウント分増加
する。いずれも、制御信号パルスを受けると積分値が0
側へ引き戻される。この動作をアナログ積分回路と比較
すると、積分された電荷がディスチャージするのと同じ
効果をもたらすことがわかる。
【0013】図2に、制御回路6の一例を具体的に示
す。ここで、アップダウン信号入力端子(以後、UD入
力端子と記す)7へのアップダウン信号UDは、Hレベ
ルがアップ信号、Lレベルがダウン信号とする。また、
制御信号入力端子(以後、SC入力端子と記す)8への
パルス制御信号SCはLレベルのパルスとし、極性信号
入力端子(以後、SP入力端子と記す)9への極性信号
SPは正がLレベル、負がHレベルとする。またこれら
の信号は、全てクロック入力端子10へのクロック信号
CLKとほぼ立ち上がり一致で入力されるものとする。
【0014】まず、SC入力端子8からパルス制御信号
SCのLレベルが入力されると、第1,第2のSRフリ
ップフロップ(以後、SR−FFと記す)11A,11
Bがリセットされ、第1のSR−FFのQB出力(Hレ
ベル)により、2入力ANDゲート12が導通モードと
なり、UD入力端子7からのアップダウン信号UDをそ
のまま出力する。パルス制御信号SC入力後で最初のア
ップ信号(Hレベル)がUD入力端子7から入力された
とき、第1のEX−ORゲート13Aは反転モードとな
り、UD入力端子7からのアップ信号(Hレベル)を反
転し出力する。又、第1のDフリップフロップ(以後、
D−FFと記す)14Aは、2入力ANDゲート12か
ら出力されたHレベル信号(レベル反転信号)を次のク
ロックタイミングでラッチし、QB出力より出力される
セット信号(Lレベル)により第1のSR−FF11A
をセットし、2入力ANDゲート12を非導通モード
(Lレベル固定)とする。これにより第1のEX−OR
ゲート13Aは再び非反転モードとなり、UD入力端子
7からのアップダウン信号をそのまま出力する。そし
て、この状態は、次のパルス制御信号SCが入力される
まで維持される。これにより、第1のEX−ORゲート
13Aの出力は、SC入力端子8からの制御パルスが入
った時点以降の、最初のアップ信号(Hレベル)を1ク
ロックの期間だけ(1カウント分だけ)ダウン信号へ反
転させる。
【0015】次に、パルス制御信号SCによりリセット
された第2のSR−FF11BからのQ出力(Lレベ
ル)により、2入力NORゲート15が導通モードとな
り、UD入力端子7からのアップダウン信号UDを反転
極性で出力する。パルス制御信号SC入力後で最初のダ
ウン信号(Lレベル)がUD入力端子7から入力された
時、第2のEX−ORゲート13Bは反転モードとな
り、UD入力端子からのダウン信号(Lレベル)を反転
し出力する。又、第2のD−FF14Bは、2入力NO
Rゲート15から出力されたHレベル信号(レベル反転
信号)を次のクロックタイミングでラッチし、QB出力
より出力されるセット信号(Lレベル)により第2のS
R−FF11Bをセットし、2入力NORゲートを非導
通モード(Lレベル固定)とする。これにより、第2の
EX−ORゲート13Bは再び非反転モードとなり、U
D入力端子7からのアップダウン信号をそのまま出力す
る。そして、この状態は、次のパルス制御信号SCが入
力されるまで維持される。これにより、第2のEX−O
Rゲート13Bの出力は、SC入力端子8からの制御パ
ルスが入った時点以降の、最初のダウン信号(Lレベ
ル)を1クロックの期間だけ(1カウント分だけ)アッ
プ信号へ反転させる。そして、SP入力端子9から入力
される積分値の極性信号SPにより、信号出力端子16
直前のセレクタ17で、積分値SOが正ならば第1のE
X−ORゲート13Aの出力を選択し、負ならば第2の
EX−ORゲート13Bの出力を選択する。
【0016】図3は、図2に示した制御回路の動作時に
おける各信号のタイミング関係を表わすタイミングチャ
ートである。ここで、アップダウン信号(制御信号6入
力信号および出力信号)は、H(ハイレベル)をアップ
信号とし、L(ロウレベル)をダウン信号とする。制御
信号SCは、Hを「制御信号なし」とし、Lが「制御信
号あり」とする。極性信号SPは、積分値SOの符号が
正の時にLとなり、負の時にHになるものとする。図2
を参照すると、積分値SOの符号が正で極性信号SPが
Lの時(時刻T1 〜T49)、時刻T7 でパルス制御信号
SCが入力されると、時刻T10でアップダウン信号UD
のHが制御回路6に入力された時に、それをLのダウン
信号に変換し出力していることがわかる。これにより、
時刻T10の時点で、ダウン信号が1カウント分増やされ
て出力されている。同様に、時刻T16の制御パルスによ
り時刻T18で、時刻T23の制御パルスにより同時刻T23
で、時刻T34の制御パルスにより時刻T36で、時刻T43
の制御パルスにより時刻T44でダウン信号が1カウント
分増やされて出力されている。
【0017】次に、時刻T50で極性信号SPがH(積分
値SOの符号が負)になって、時刻T56でパルス制御信
号SCが入力されると、同時刻T56でLのダウン信号入
力をHのアップ信号に変換して出力していることがわか
る。これにより、時刻T56の時点でアップ信号が1カウ
ント分増やされて出力されている。同様に、時刻T65
制御パルスにより同時刻T65で、時刻T72の制御パルス
により時刻T75でアップ信号が1カウント分増やされて
出力されている。
【0018】以上のことから、従来のデジタル積分回路
に図2に示す制御回路を設けることにより、積分回路中
のカウンタで、微小なバイアスなどによって積分値がド
リフトしたり、発散したりするのを防止できることが分
る。
【0019】図2に示した制御回路では、制御信号SC
が入力されるフリップフロップとしてSRフリップフロ
ップ11A,11Bを用いた例を示したが、これら2つ
のSRフリップフロップをそれぞれ、Dフリップフロッ
プに換えて同一の動作を行う制御回路を構成することも
できる。図4は、制御回路の他の例を示す回路図であ
る。図4を参照すると、この制御回路では、図2に示さ
れる制御回路中の第1のSR−FF11Aおよび第2の
SR−FF11Bが、リセット付きでデータ入力端をH
レベルに固定された第1のD−FF18Aおよび第2の
D−FF18Bに置き換えられている。これら2つのD
−FFは、リセット入力端にパルス制御信号SCが入力
され、クロック入力端には、第1のD−FF14Aまた
は第2のD−FF14BのQ出力がセット信号として入
力されている。図4に示される制御回路では、上記の2
つのD−FF18A,18Bが、制御信号SCのパルス
で出力をリセットされ、セット信号でデータを読み込み
Hレベルの信号を出力することにより、図2に示される
制御信号回路と同様の動作を行なう。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アップダウンカウンタを用いたデジタル積分回路に、ア
ップダウン信号制御回路を追加し、周期的にあるいは任
意の間隔で制御信号パルスを入力することにより、その
制御信号パルス入力の度に、積分値を1カウント分0側
へ引き戻しているので、微小なバイアスによる積分値の
ドリフト、発散を防止することができる。また、制御信
号パルス入力の間隔は任意に設定できるので、アクティ
ブに制御信号パルス入力の間隔を変化させることによ
り、システムに合わせたディスチャージ特性を持たせる
ことができる。そして、このようなディスチャージ特性
を持たせることにより、カウンタのオーバーフローを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中のアップダウン信号制御回路の一例の回
路図である。
【図3】図2に示すアップダウン信号制御回路の動作時
の各信号のタイミングチャート図である。
【図4】図1中のアップダウン信号制御回路の他の例の
回路図である。
【図5】従来のデジタル積分回路の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 アップダウンカウンタ 3 被積分信号入力端子 4 信号入力端子 5 積分値出力端子 6 アップダウン信号制御回路 7 UD入力端子 8 SC入力端子 9 SP入力端子 10 クロック入力端子 11A,11B SR−FF 12 ANDゲート 13A,13B EX−ORゲート 14A,14B,18A,18B D−FF 15 NORゲート 16 信号出力端子 17 セレクタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されるアナログ信号の極性
    を所定のタイミングでサンプリングし、極性の正負に対
    応した二値レベルの電位を持つアップダウン信号に変換
    して出力するAD変換手段と、 前記アップダウン信号を、前記タイミングにおける電位
    レベルに応じてアップ信号としてカウントアップしまた
    はダウン信号としてカウントダウンして出力するアップ
    ダウンカウンタとを備え、 前記アナログ信号を被積分信号とし前記アップダウンカ
    ウンタの出力信号を積分値とする型のデジタル積分回路
    において、 前記AD変換手段と前記アップダウンカウンタとの間
    に、外部からパルス状制御信号を入力され、前記積分値
    が正の場合には、前記制御信号の入力後に前記AD変換
    手段から最初に入力されるアップ信号から1カウント分
    のダウン信号を生成し、ダウン信号を1カウント分増加
    して前記アップダウンカウンタに送出し、前記積分値が
    負の場合には、前記制御信号入力後の最初のダウン信号
    から1カウント分のアップ信号を生成し、アップ信号を
    1カウント分増加して前記アップダウンカウンタに送出
    するアップダウン信号制御回路を設けたことを特徴とす
    るデジタル積分回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタル積分回路におい
    て、 前記AD変換手段は、前記アナログ信号の電圧値を複数
    ビットのデジタル信号に変換するAD変換器を含み、こ
    のAD変換器が出力する前記デジタル信号、或いはこの
    デジタル信号にデジタル信号処理を加えた結果のデジタ
    ル信号のいずれかの符号ビットの信号を前記アップダウ
    ン信号として出力する構成であることを特徴とするデジ
    タル積分回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデジタル積分回路におい
    て、 前記AD変換手段は、前記アナログ信号の電圧値と基準
    電圧値とを比較し、その高低関係に対応した二値状態を
    有するデジタル信号を出力する型のコンパレータである
    ことを特徴とするデジタル積分回路。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3記載
    のデジタル積分回路において、前記アップダウン信号制
    御回路は、 前記外部からの制御信号によりリセットされる第1のS
    Rフリップフロップ回路および第2のSRフリップフロ
    ップ回路と、 前記第1のSRフリップフロップ回路のリセット時の出
    力信号と前記アップ信号とにより、前記アップ信号のレ
    ベル反転信号を生成し出力する第1の2入力ゲートと、 前記第2のSRフリップフロップ回路のリセット時の出
    力信号と前期ダウン信号とにより、前記ダウン信号のレ
    ベル反転信号を生成し出力する第2の2入力ゲートと、 前記第1の2入力ゲートの出力信号を前記外部からのク
    ロック信号によって読み込み、前記第1のSRフリップ
    フロップ回路に第1のセット信号を送出する第1のDフ
    リップフロップ回路と、 前記第2の2入力ゲートの出力信号を前記外部からのク
    ロック信号によって読み込み、前記第2のSRフリップ
    フロップ回路に第2のセット信号を送出する第2のDフ
    リップフロップ回路と、 前記第1の2入力ゲートの出力信号により前記アップ信
    号を反転させる第1の排他的論理和回路と、 前記第2の2入力ゲートの出力信号により前記ダウン信
    号を反転させる第2の排他的論理和回路と、 前記アップダウンカウンタから出力され前記アップダウ
    ンカウンタの積分値の極性を示す極性信号により、前記
    積分値が正ならば前記第1の排他的論理和回路の出力信
    号を選択し、前記積分値が負ならば前記第2の排他的論
    理和回路の出力信号を選択して前記アップダウンカウン
    タに送出する構成であることを特徴とするデジタル積分
    回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデジタル積分回路におい
    て、 前記第1のSRフリップフロップ回路を、クロック入力
    端に前記第1のセット信号が入力されデータ入力端がH
    レベルに固定された第3のDフリップフロップ回路に換
    え、 前記第2のSRフリップフロップ回路を、クロック入力
    端に前記第2のセット信号が入力されデータ入力端がH
    レベルに固定された第4のDフリップフロップ回路に換
    え、 前記外部からの制御信号を前記第3のDフリップフロッ
    プ回路のリセット入力端および前記第4のDフリップフ
    ロップ回路のリセット入力端に入力し、前記第3のDフ
    リップフロップ回路および前記第4のDフリップフロッ
    プ回路が、前記制御信号によりリセットされ、前記第1
    のセット信号および前記第2のセット信号によりデータ
    を読み込みHレベルの信号を出力するように構成された
    ことを特徴とするデジタル積分回路。
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