JP2789582B2 - 赤外線防犯検知器 - Google Patents

赤外線防犯検知器

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JP2789582B2
JP2789582B2 JP62149985A JP14998587A JP2789582B2 JP 2789582 B2 JP2789582 B2 JP 2789582B2 JP 62149985 A JP62149985 A JP 62149985A JP 14998587 A JP14998587 A JP 14998587A JP 2789582 B2 JP2789582 B2 JP 2789582B2
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JP
Japan
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infrared
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light
concave
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JP62149985A
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JPS63313299A (ja
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幹夫 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、屋外設置形の赤外線を使用した防犯検知
器に関する。 (従来の技術) 従来、赤外線投・受光素子、光学系(レンズまたは凹
面鏡等)、警報装置等からなる赤外線防犯検知器があ
る。この検知器は、屋外設置形の場合、冬期において、
検知器カバーに霜が付着して、投・受光赤外線が遮光、
散乱し、警戒不能(誤報)になるという問題があった。
このように、霜が付着するのは、冬期に夜間の放射冷却
によって、地表等から蒸散する水蒸気が氷結して、付着
するためである。 そこで、霜付着防止手段を備えた検知器の一例とし
て、第5図に示すものがある。この検知器22は、器体23
内に赤外線投光部または受光部24を有し、カバー25には
投・受光光線の通過部26が設けられており、この光線通
過部全体に霜が付着しないように、大きなフード27が設
けられている。また、他の従来例としては、実開昭61−
201191号に開示されているように、近赤外線の透過率が
高くて遠赤外線の透過率の低い材質からなるカバーを、
光芒を全部覆う位置まで延びていない状態で、上方より
被せて近赤外線透過窓の前方に配置させることによって
水平方向に凹部を設けたものがあり、さらに、第6図に
示すように透光カバー28の一部に開口部29を設けたもの
がある。 (発明が解決しようとする問題点) 上記従来例におけるフード27は、外観を著しく損ねる
という欠点があり、また、実開昭61−201191号のもの
は、カバーでもって形成された凹部により近赤外線透過
窓の前方に霜の付着し難くなる部分を形成することはで
きるが、太陽光や照明光の影響を低減するために、近赤
外線透過窓よりも遠赤外線の透過率の低い材質からなる
カバーを別に上方より被せて近赤外線透過窓の前方に重
なった状態で配置させており、従って近赤外線透過窓や
カバーは、検知器全体の外形が大きくならないよう、そ
れぞれの厚さを薄く形成されると、強度不足になること
がある。さらに、透光カバー28の一部に開口部29を設け
ると、虫や埃が透光カバー内に侵入し、これらが赤外線
を遮り、散乱させるために誤報を生起せしめるなどの問
題がある。 この発明は、上述のような実情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、強靭で、しかも外観を
損ねることなく、霜の付着を部分的に防止することによ
って検知機能を発揮せしめかつ虫や埃による誤報の生じ
ない赤外線防犯検知器を提供するにある。 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、この発明では、次の技
術的手段を講じた。 すなわち、この発明は、赤外線投・受光素子、光学系
たとえばレンズ、検知器カバー等を備えた赤外線防犯検
知器において、前記検知器カバーは、一体的に成形され
た投・受光光線の通過する部分の一部に、下方に向いた
面が略水平面とせられた凹または凸部が水平方向に配設
された点に特徴がある。 なお、この凹または凸部は、1個所のみならず複数個
所に、すなわち複数条設けることができる。 (作 用) 検知器カバーは、一体的に成形された投・受光光線の
通過する部分の一部に、凹または凸部が水平方向に配設
されることによって強靭となるとともに、その凹または
凸部の下方に向いた面の下側は、空気が淀むので地表等
から蒸散する水蒸気の上昇流が検知カバーに沿わずに前
方を流れ、したがって、霜が付着しない。 (実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は、この発明の第1実施例を示すもので、1は
赤外線防犯検知器で、ボディ2内には赤外線投光または
受光素子3、レンズ(光学系)4等が収納され、検知器
カバー5が着脱自在に取付けられている。この検知器カ
バー5には、レンズ4の前方に位置して、投・受光光線
の通過する部分すなわち透光部6が一体的に成形して設
けられ、この透光部6には、一部に水平方向に延びる溝
状の凹部すなわち凹条溝7が形成されている。この凹条
溝7の下方に向いた面8は略水平とせられている。 この第1実施例によれぼ、冬期夜間に、地表から蒸散
する水蒸気は、検知器カバー5の前面に沿って上昇し、
凹条溝の部分には空気が淀んでいるため、その前方を流
れる。したがって、この凹条溝7の下方に向いた面8の
下側の垂直壁面には霜が付着せず、検知機能を動作させ
るに必要な赤外線量を受光または投光させることがで
き、誤報や警戒不能を解消することが可能である。 第2図は、この発明の第2実施例を示すもので、第1
実施例における検知器カバー透光部6の一部に、略中央
部に位置して水平方向に延びる段差部9を形成したもの
である。この段差部9の下方に向いた面10は、略水平面
とせられている。 この第2実施例においても、第1実施例と同様に、段
差部9の下側部分には霜が付着しないので十分な効果が
期待できる。 第3図は、この発明の第3実施例を示すもので、検知
器カバー5に設けられた透光部6の前面の一部に水平板
状の凸部すなわち水平板状体11が、レンズ4の中心より
やゝ上方に位置して左右に延びるように突設せられてい
る。 したがって、第3実施例においても、水平板状体11の
下側には霜が付着しないので、冬期の霜の日でも、検知
器1は十分に機能する。 もちろん、第1図及び第3図の凹凸を複数併設しても
同等の効果がある。 第4図は、この発明の第4実施例を示すもので、検知
器1がダブルビームタイプすなわち、投光部12及び受光
部13が1つのベース14に上下に位置して装着され、検知
器カバー5が取付けられている。 なお、投光部12及び受光部13の上下位置は逆にするこ
とができる。 15は水平軸粗調整レバー、16は水平光軸微調整ねじ、
17は光軸合わせ用覗き窓、18は周波数切換スイッチ、19
はタンパー及びゲインスイッチ、20は取付用Uボルト、
21はカバー固定ねじである。 また、前記カバー5は、アクリル樹脂により透光部が
一体的に成形されたものであり、複数条の凹条溝が水平
方向に形成されている。このように凹条溝を形成するこ
とによって、第1実施例と同様に、凹条溝底部に霜の付
着を防止することができると共に、外観上美麗でしかも
検知カバー5の全体強度を高め、強靭なカバーとするこ
とができる。 さらに第1〜3実施例においても、透光部6は検知器
カバー5と一体的に成形することができ、凹部7,9また
は凸部11は複数設けることができると共に検知器カバー
5の強度を高め、デザインをスッキリさせることができ
る。 (発明の効果) この発明にかかる赤外線防犯検知器は、上述のよう
に、検知器カバーは、一体的に成形された投・受光光線
の通過する部分の一部に、下方に向いた面が略水平面と
せられた凹または凸部が水平方向に配設されているの
で、その全体強度を高めて強靭にすることができるとと
もに、凹または凸部の下方に向いた面の下側に霜の付着
するのを防止でき、冬期の霜の日においても、誤報、警
戒不能を生起せしめることなく、確実に防犯検知機能を
発揮せしめることができ、しかも虫や埃等が検知器カバ
ー内に侵入する恐れがなく、外観的にもスッキリとして
商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は第1実施例の一部破断側面図、第2図は第2実施例
の一部破断側面図、第3図は第3実施例の一部破断側面
図、第4図は第4実施例の分解斜視図、第5図及び第6
図はそれぞれ別個の従来例を示す一部破断側面図であ
る。 1……赤外線防犯検知器、2……ボディ、3……投・受
光素子、4……レンズ(光学系)、5……検知器カバ
ー、6……透光部、7,9……凹部、8,10……下方に向い
た面、11……凸部(水平板状体)、12……投光器、13…
…受光器、14……ベース。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.赤外線投・受光素子、光学系、検知器カバー等を備
    えた赤外線防犯検知器において、前記検知器カバーは、
    一体的に成形された投・受光光線の通過する部分の一部
    に、下方に向いた面が略水平面とせられた凹または凸部
    が水平方向に配設されたことを特徴とする赤外線防犯検
    知器。 2.前記検知器カバーの凸部が水平板状体である特許請
    求の範囲第1項記載の赤外線防犯検知器。 3.前記検知器カバーの凹部が1または複数の凹条溝で
    ある特許請求の範囲第1項記載の赤外線防犯検知器。 4.前記検知器カバーの凹部が、段差部である特許請求
    の範囲第1項記載の赤外線防犯検知器。
JP62149985A 1987-06-16 1987-06-16 赤外線防犯検知器 Expired - Lifetime JP2789582B2 (ja)

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KR100937122B1 (ko) * 2005-03-30 2010-01-18 오프텍스 가부시키가이샤 서리 방지용 단차를 갖는 방범용 센서 장치

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