JP2788090B2 - ホッパーのゲート装置 - Google Patents

ホッパーのゲート装置

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JP2788090B2
JP2788090B2 JP2034631A JP3463190A JP2788090B2 JP 2788090 B2 JP2788090 B2 JP 2788090B2 JP 2034631 A JP2034631 A JP 2034631A JP 3463190 A JP3463190 A JP 3463190A JP 2788090 B2 JP2788090 B2 JP 2788090B2
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JP
Japan
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hopper
flap
gate body
gate
conveyor
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JP2034631A
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吾一 関口
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KAYABA MATSUKUGUREGOO NABIIRE KK
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KAYABA MATSUKUGUREGOO NABIIRE KK
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、貨物船などにおいてばら積みの船艙下部に
荷卸用に備えるホッパーのゲート装置の改良に関する。
(従来の技術) 粉粒体等をばら積みする貨物船には、船艙下部に形成
したホッパーから排出される積み荷を船底に設けたコン
ベアで積み出すようにしたものがある。
その場合に、ホッパーの開口部は例えば第5図に示す
ようなスライド式のゲート本体4により開閉する。この
ゲート本体4はアクチュエータ6に駆動され、ゲート本
体4の開動とともにゲート本体4にヒンジ結合したフラ
ップ20が回動してホッパー1の開口部に臨み、開口部か
ら落下する積み荷をコンベア2の搬送方向へと誘導する
ようになっている。
また、ゲート本体4の閉動に伴い、フラップ20の回転
軸21に固着したレバー22がホッパー1に固設したガイド
23に案内されて上方へ回動することにより、フラップ20
は先端を上方へ回動し、図の右側のホッパー1に示され
るような格納位置に格納される。
(発明の課題) ところで、この場合にフラップ20は開口部から落下す
る積み荷をコンベア2の外にこぼさないようにするた
め、十分なガイド長さを備える必要があるが、このゲー
ト装置においてはフラップ20の自重やフラップ20上に落
下する積み荷によるモーメント荷重を回転軸21を介して
レバー22とガイド23とで支持しているため、フラップ20
を大きくすると回転軸22やレバー23の荷重負担が急激に
大きくなり、必要な強度を確保するためにはこれらの部
材の寸法を大幅に増やさなければならないという問題が
あった。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたもので、フラ
ップの支持構造の改良によりフラップを支持する部材の
荷重負担を軽減することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明は、船艙底部に積荷排出のために設けたホッパ
ーと下方のコンベアとの間に、ホッパー開口部を閉ざす
スライド式のゲート本体と、ゲート本体のスライドに応
じてホッパー開口部に臨み、ホッパーから落下した積み
荷をコンベアの運搬方向へと誘導するフラップとを設
け、ゲート本体をスライドさせるアクチュエータを備え
たホッパーのゲート装置において、フラップの一端をゲ
ート本体に、もう一端をリンクを介してホッパーにそれ
ぞれ回転自由に支持している。
(作用) フラップの一端をゲート本体に、もう一端をリンクを
介してホッパーに回転自由に結合したので、フラップは
ゲート本体の移動に応じてゲート本体との結合部を支点
としてリンクに案内され、使用位置と格納位置との間で
回動する。また、フラップに作用するモーメント荷重を
フラップの回動先端に連結するリンクが支持するため、
小さな荷重負担で効率良くフラップを支持することがで
きる。
(実施例) 第1図〜第4図に本発明の実施例を示す。
第1図において、1は矩形断面のホッパーであり、第
3図に示すコンベア2の上方に開口し、開口部に設けた
ゲート装置により開閉する。
このゲート装置は水平方向にスライドするゲート本体
4と、開口部から落下する積み荷をコンベア2の搬送方
向へ誘導するフラップ5と、ゲート本体4を水平方向に
駆動する伸縮型のアクチュエータ6を備える。
ゲート本体4は車輪7を備え、この車輪7を転動させ
つつコンベア2と平行に案内するガイドレール3がホッ
パー1の開口部の両側に敷設される。
また、アクチュエータ6は一端を隣のホッパー1に支
持され、もう一端を第3図に示すようにフラップ5を挟
んでゲート本体4と一体に構成された腕木9に結合す
る。
フラップ5はコンベア2の搬送方向を除く3方向を斜
めに遮る壁面5a〜5cを備え、真ん中の壁面5bの基端を第
4図に示すヒンジ8を介してゲート本体4に結合する。
また、側壁5aと5cの先端の間に第2図に示すような横断
部材10が固設され、この横断部材10の中央に固設したブ
ラケット11にリンク12の一端が鉛直方向に回転自由に連
結する。このリンク9のもう一端はホッパー1の外壁面
にブラケット13を介してヒンジ結合する。
なお、14はゲート本体3を閉鎖位置に係止するストッ
パで、ブラケット13を固設した壁面と90゜をなすホッパ
ー1の壁面の外側に固設される。
次に作用を説明する。
第1図の左側のホッパー1は閉鎖状態を示す。この状
態ではアクチュエータ6は収縮し、ゲート本体4はホッ
パー1開口部の真下に位置し、開口部を閉鎖している。
フラップ5はリンク12により先端を上方へと引き上げら
れ、ホッパー1の側方に格納されている。また、船の動
揺などでゲート本体4が移動しないようにストッパ14が
ゲート本体4をホッパー1に係止している。
船艙内の積み荷を卸す時は、アクチュエータ6を伸張
駆動し、腕木9を介してゲート本体4をガイドレール3
に沿って図の左側へと駆動する。ゲート本体4の移動に
伴い、ゲート本体4の先端にヒンジ8を介して連結され
たフラップ5が図の左側へ引き寄せられ、第4図に示す
ようにリンク12に案内されて先端を下方へと回動し、ゲ
ート本体4が第1図の右側のホッパー1に示される格納
位置までスライドした時点で、フラップ5は図の実線に
示すようにホッパー1の開口部の真下に至る。
この状態で開口部から落下する積み荷はコンベア2の
搬送方向を除く3方向を遮断するフラップ5の壁面5a〜
5cに案内され、コンベア2の上に落下する。この時、フ
ラップ5の自重と壁面5a〜5cに衝突する積み荷によりフ
ラップ5にはヒンジ8を中心とした図の時計回りのモー
メント荷重が作用する。しかしながら、フラップ5の回
動先端に連結するリンク12がこのモーメント荷重を支持
する構造のため、大きなモーメント荷重の負荷に対して
も、リンク12の荷重負担は小さく、したがって細いリン
ク12で大型のフラップ5を支持することができる。その
ため、フラップ5はホッパー1から落下した積み荷がコ
ンベア2からこぼれ落ちるのを阻止するのに十分な大き
さを備えることができ、ホッパー1からコンベア2への
積み替え作業はスムーズに行われる。
一方、ゲート本体4の閉動は、アクチュエータ6を収
縮させることで行う。これにより腕木9を介してゲート
本体4が図の右側へと索引され、ゲート本体4にヒンジ
結合するフラップ5はリンク12に案内され、開動時と同
じ経路で逆方向、すなわち先端を上方へと回動する。そ
して、このようにしてゲート本体4がホッパー1の開口
部の真下へと索引されると、ホッパー1に固設したスト
ッパ14がゲート本体4に係合し、ゲート本体4は閉鎖位
置に係止される。
(発明の効果) 以上のように、本発明はフラップの一端をゲート本体
に、もう一端をリンクを介してホッパーにそれぞれ回転
自由に結合したため、小さな荷重負担でフラップを支持
することができる。このため、フラップを十分に大きく
することができ、ホッパーからコンベアへ移送される積
み荷のロスを低減させて搬送効率を向上させる効果があ
る。また、ヒンジやリンクなどフラップを支持する部材
を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すゲート装置の側面図、第
2図は同じく平面図、第3図は第2図中のA−A断面図
とB−B断面図の合成図、第4図はフラップの側面図で
ある。 また、第5図は従来例を示すゲート装置の側面図であ
る。 1……ホッパー、2……コンベア、3……ガイドレー
ル、4……ゲート本体、5……フラップ、6……アクチ
ュエータ、12……リンク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】船艙底部に積荷排出のために設けたホッパ
    ーと下方のコンベアとの間に、ホッパー開口部を閉ざす
    スライド式のゲート本体と、ゲート本体のスライドに応
    じてホッパー開口部に臨み、ホッパーから落下した積み
    荷をコンベアの運搬方向へと誘導するフラップとを設
    け、ゲート本体をスライドさせるアクチュエータを備え
    たホッパーのゲート装置において、フラップの一端をゲ
    ート本体に、もう一端をリンクを介してホッパーにそれ
    ぞれ回転自由に支持したことを特徴とするホッパーのゲ
    ート装置。
JP2034631A 1990-02-15 1990-02-15 ホッパーのゲート装置 Expired - Lifetime JP2788090B2 (ja)

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JPH03240688A JPH03240688A (ja) 1991-10-28
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