JP2787972B2 - 画像表示方法およびその装置 - Google Patents
画像表示方法およびその装置Info
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- JP2787972B2 JP2787972B2 JP5106054A JP10605493A JP2787972B2 JP 2787972 B2 JP2787972 B2 JP 2787972B2 JP 5106054 A JP5106054 A JP 5106054A JP 10605493 A JP10605493 A JP 10605493A JP 2787972 B2 JP2787972 B2 JP 2787972B2
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- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はテレビジョン等の表示
系における映像信号処理、画像表示技術に係り、特に詳
しくはＰＤＰ（Ｐｌａｓｍａ Ｄｉｓｐｌａｙ Ｐａｎ
ｅｌ）に表示する画像を良好とする画像表示方法および
その装置に関するものである。
系における映像信号処理、画像表示技術に係り、特に詳
しくはＰＤＰ（Ｐｌａｓｍａ Ｄｉｓｐｌａｙ Ｐａｎ
ｅｌ）に表示する画像を良好とする画像表示方法および
その装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、このＰＤＰは、平面ディスプレイ
の中でも大画面等に優れており、かつフルカラー表示や
高速の階調表示が可能なことから、薄型の大画面カラー
表示装置（例えば壁掛けテレビジョン）に用いられよう
としている。
の中でも大画面等に優れており、かつフルカラー表示や
高速の階調表示が可能なことから、薄型の大画面カラー
表示装置（例えば壁掛けテレビジョン）に用いられよう
としている。
【０００３】ところで、パルス駆動方式のＰＤＰ装置で
は、例えばテレビ画面等の中間調表示を行う場合、画像
表示するための映像信号（ビデオ信号）をディジタル化
し、表示フィールド期間をビデオ信号の各ビットに対応
するサブフィールドに分け、同各サブフィールドに表示
（放電）パルス数を割り当てて画像表示を行っている。
は、例えばテレビ画面等の中間調表示を行う場合、画像
表示するための映像信号（ビデオ信号）をディジタル化
し、表示フィールド期間をビデオ信号の各ビットに対応
するサブフィールドに分け、同各サブフィールドに表示
（放電）パルス数を割り当てて画像表示を行っている。
【０００４】すなわち、上記ＰＤＰは２値で動作するた
め、表示フィールド期間（時間フィールド）をビデオ信
号のビットで分割し、短い時間のサブフィールド毎に２
値の画像を順次表示し、積み重ねて画像を合成して階調
表示を行っている。
め、表示フィールド期間（時間フィールド）をビデオ信
号のビットで分割し、短い時間のサブフィールド毎に２
値の画像を順次表示し、積み重ねて画像を合成して階調
表示を行っている。
【０００５】この場合、上記ＰＤＰの表示画素を駆動す
るためのアドレッシングの時間が同表示画素の表示パル
ス印加時間に比して大きい比率を占めているため、サブ
フィールド数（表示パルス数に対応するもの）を多く
し、表示階調数を大きくすると、表示画像が暗くなる。
るためのアドレッシングの時間が同表示画素の表示パル
ス印加時間に比して大きい比率を占めているため、サブ
フィールド数（表示パルス数に対応するもの）を多く
し、表示階調数を大きくすると、表示画像が暗くなる。
【０００６】そのため、カラーテレビ画面の表示として
は、十分な階調（２５６階調（８ビット階調＝８サブフ
ィールド）をとることが困難で、ＡＣ形（ＡＣ駆動方
式）のＰＤＰでは６４階調（６サブフィールド）程度に
とどまっている。
は、十分な階調（２５６階調（８ビット階調＝８サブフ
ィールド）をとることが困難で、ＡＣ形（ＡＣ駆動方
式）のＰＤＰでは６４階調（６サブフィールド）程度に
とどまっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、表示階調数
の少ないＰＤＰ、例えば６ビット程度でテレビ画面をＰ
ＤＰに中間調表示する場合、特に緩やかに変化している
画面（明るさの変化が小さい画面）では偽輪郭が目立
ち、画質を極端に損なうという問題点がある。
の少ないＰＤＰ、例えば６ビット程度でテレビ画面をＰ
ＤＰに中間調表示する場合、特に緩やかに変化している
画面（明るさの変化が小さい画面）では偽輪郭が目立
ち、画質を極端に損なうという問題点がある。
【０００８】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は画像の表示画面のの偽輪郭を目だ立た
なくし、画質の向上を図ることができるようにしたた画
像表示方法およびその装置を提供することにある。
あり、その目的は画像の表示画面のの偽輪郭を目だ立た
なくし、画質の向上を図ることができるようにしたた画
像表示方法およびその装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の画像表示方法およびその装置は、入力ビ
デオ信号による画像を表示パネル（ＰＤＰ）に表示する
際、同入力ビデオ信号のレベルを表示ライン（水平走査
期間）毎に可変し、かつフィールド毎あるいはフレーム
毎に可変し、該レベル可変したビデオ信号に基づいて画
像を表示するようにしたことを要旨とする。
に、この発明の画像表示方法およびその装置は、入力ビ
デオ信号による画像を表示パネル（ＰＤＰ）に表示する
際、同入力ビデオ信号のレベルを表示ライン（水平走査
期間）毎に可変し、かつフィールド毎あるいはフレーム
毎に可変し、該レベル可変したビデオ信号に基づいて画
像を表示するようにしたことを要旨とする。
【００１０】
【作用】上記手段によると、上記入力ビデオ像信号によ
りテレビ画面等を中間調で表示パネルに表示する際、同
入力ビデオ信号のレベルは表示ライン（水平走査期間；
１Ｈ）毎に最小表示階調レベルの半分程度だけ可変さ
れ、かつ、フィールド毎あるいはフレーム毎に同最小階
調レベルの半分程度だけ可変する方向が逆とされる。
りテレビ画面等を中間調で表示パネルに表示する際、同
入力ビデオ信号のレベルは表示ライン（水平走査期間；
１Ｈ）毎に最小表示階調レベルの半分程度だけ可変さ
れ、かつ、フィールド毎あるいはフレーム毎に同最小階
調レベルの半分程度だけ可変する方向が逆とされる。
【００１１】このようにして、表示パネルに表示しよう
とする画像のビデオ信号のレベルが各表示ライン毎、フ
ィールド毎に変わることから、同ビデオ信号のディジタ
ル化によって生じる画像の偽輪郭は表示ライン毎、フィ
ールド毎あるいはフレーム毎にその位置が変わり、全体
として目立たなくなる。
とする画像のビデオ信号のレベルが各表示ライン毎、フ
ィールド毎に変わることから、同ビデオ信号のディジタ
ル化によって生じる画像の偽輪郭は表示ライン毎、フィ
ールド毎あるいはフレーム毎にその位置が変わり、全体
として目立たなくなる。
【００１２】
【実施例】この発明の画像表示方法およびその装置は、
入力ビデオ信号による画像を表示パネル（ＰＤＰ；プラ
ズマディスプレイパネル）に中間調表示する際、ビデオ
信号のレベルを当該最小表示階調レベルのほぼ１／２だ
け表示ライン（水平走査期間；１Ｈ）毎に変化させ、か
つフィールド（奇数、偶数）毎あるいはフレーム毎にそ
のビデオ信号のレベル可変方向を逆とし、表示画面の偽
輪郭の発生位置を表示ライン毎、またフィールド毎ある
いはフレーム毎に変え、同偽輪郭を目立たなくし、実効
的な表示階調数の増加とする。
入力ビデオ信号による画像を表示パネル（ＰＤＰ；プラ
ズマディスプレイパネル）に中間調表示する際、ビデオ
信号のレベルを当該最小表示階調レベルのほぼ１／２だ
け表示ライン（水平走査期間；１Ｈ）毎に変化させ、か
つフィールド（奇数、偶数）毎あるいはフレーム毎にそ
のビデオ信号のレベル可変方向を逆とし、表示画面の偽
輪郭の発生位置を表示ライン毎、またフィールド毎ある
いはフレーム毎に変え、同偽輪郭を目立たなくし、実効
的な表示階調数の増加とする。
【００１３】そこで、図１に示すように、この発明の画
像表示装置は、例えば入力ビデオ信号による画像を表示
する表示パネル（ＰＤＰ）１と、同入力ビデオ信号の同
期信号（水平および垂直）を分離し、色差信号のビデオ
信号を復調する色復調同期分離部２と、同分離した水平
同期信号の周波数を１／２とし、この１／２周波数の信
号を出力する１／２カウンタ部３と、同分離した垂直同
期信号の周波数を１／２とし、同１／２カウンタ部のセ
ット、リセット信号を出力する１／２カウンタ部４と、
同水平同期信号および１／２カウンタ部３からの周波数
１／２の信号を入力し、表示ライン毎（表示ライン交
互）にビデオ信号レベルを変え、かつフィールド（奇
数、偶数）毎あるいはフレーム毎ににそのビデオ信号レ
ベルの可変方向を逆とするためのクランプパルスを出力
するクランプパルスレベル変調部５と、復調したビデオ
信号レベルをそのクランプパルスによって可変するクラ
ンプ部６と、このクランプしたビデオ信号に基づいてＰ
ＤＰ１の画素を駆動して画像を表示制御するビデオイン
ターフェイス７とを備えている。
像表示装置は、例えば入力ビデオ信号による画像を表示
する表示パネル（ＰＤＰ）１と、同入力ビデオ信号の同
期信号（水平および垂直）を分離し、色差信号のビデオ
信号を復調する色復調同期分離部２と、同分離した水平
同期信号の周波数を１／２とし、この１／２周波数の信
号を出力する１／２カウンタ部３と、同分離した垂直同
期信号の周波数を１／２とし、同１／２カウンタ部のセ
ット、リセット信号を出力する１／２カウンタ部４と、
同水平同期信号および１／２カウンタ部３からの周波数
１／２の信号を入力し、表示ライン毎（表示ライン交
互）にビデオ信号レベルを変え、かつフィールド（奇
数、偶数）毎あるいはフレーム毎ににそのビデオ信号レ
ベルの可変方向を逆とするためのクランプパルスを出力
するクランプパルスレベル変調部５と、復調したビデオ
信号レベルをそのクランプパルスによって可変するクラ
ンプ部６と、このクランプしたビデオ信号に基づいてＰ
ＤＰ１の画素を駆動して画像を表示制御するビデオイン
ターフェイス７とを備えている。
【００１４】また、上記クランプパルスはビデオ信号レ
ベルを当該最小表示階調レベルのほぼ１／２だけ上下に
可変している。なお、ビデオインターフェイス７は既に
知られている構成であり、例えばガンマ補正回路やＰＤ
Ｐ１のコントローラ等である。
ベルを当該最小表示階調レベルのほぼ１／２だけ上下に
可変している。なお、ビデオインターフェイス７は既に
知られている構成であり、例えばガンマ補正回路やＰＤ
Ｐ１のコントローラ等である。
【００１５】次に、上記構成の画像表示装置の動作およ
び画像表示方法の作用を図２のタイムチャート図および
図３のグラフ図を参照して詳しく説明すると、ます入力
ビデオ信号による画像（あるいはカラー画像）を表示す
るものとする。
び画像表示方法の作用を図２のタイムチャート図および
図３のグラフ図を参照して詳しく説明すると、ます入力
ビデオ信号による画像（あるいはカラー画像）を表示す
るものとする。
【００１６】すると、上記色復調同期分離部２は入力ビ
デオ信号の同期信号（水平、垂直）を分離するととも
に、同入力ビデオ信号を元の色信号のビデオ信号に復調
する。１／２水平カウンタ部３はその水平同期信号を分
周して周波数を１／２とする。このとき、１／２垂直カ
ウンタ部４はその垂直同期信号（パルス）を分周して周
波数を１／２とし、この１／２の周波数とした信号を１
／２水平カウンタ部３のセット、リセット信号とする。
したがって、上記１／２水平カウンタ部３ではフィール
ド毎あるいはフレーム毎に入力水平同期信号の周波数を
１／２とするカウント動作を行うことになる。
デオ信号の同期信号（水平、垂直）を分離するととも
に、同入力ビデオ信号を元の色信号のビデオ信号に復調
する。１／２水平カウンタ部３はその水平同期信号を分
周して周波数を１／２とする。このとき、１／２垂直カ
ウンタ部４はその垂直同期信号（パルス）を分周して周
波数を１／２とし、この１／２の周波数とした信号を１
／２水平カウンタ部３のセット、リセット信号とする。
したがって、上記１／２水平カウンタ部３ではフィール
ド毎あるいはフレーム毎に入力水平同期信号の周波数を
１／２とするカウント動作を行うことになる。
【００１７】上記水平同期信号および１／２水平カウン
タ部３からの信号を入力したクランプパルスレベル変調
部５はビデオ信号レベルを上下に可変するためのクラン
プパルスを発生する（図２に示す）。同図から明かなよ
うに、このクランプパルスは１水平走査期間（１Ｈ；表
示ライン）毎に当該表示階調の最小表示階調レベルのほ
ぼ１／２だけ上下に変化し、つまりレベル差を当該最小
表示階調レベルのほぼ１／２になっている。しかも、同
図（ａ）および（ｂ）に示すように、ビデオ信号の奇数
フィールドと偶数フィールドでは、そのクランプパルス
のレベルが逆方向に変化している。
タ部３からの信号を入力したクランプパルスレベル変調
部５はビデオ信号レベルを上下に可変するためのクラン
プパルスを発生する（図２に示す）。同図から明かなよ
うに、このクランプパルスは１水平走査期間（１Ｈ；表
示ライン）毎に当該表示階調の最小表示階調レベルのほ
ぼ１／２だけ上下に変化し、つまりレベル差を当該最小
表示階調レベルのほぼ１／２になっている。しかも、同
図（ａ）および（ｂ）に示すように、ビデオ信号の奇数
フィールドと偶数フィールドでは、そのクランプパルス
のレベルが逆方向に変化している。
【００１８】なお、上記クランプパルスレベルについて
は、例えば６４階調である場合ビデオ信号の最大振幅の
１／１２８で変化するようにしてもよい。また、上記ク
ランプパルスのレベルの変化方向はフレーム毎に逆とし
てもよい。
は、例えば６４階調である場合ビデオ信号の最大振幅の
１／１２８で変化するようにしてもよい。また、上記ク
ランプパルスのレベルの変化方向はフレーム毎に逆とし
てもよい。
【００１９】上記クランプパルスを入力したクランプ部
６は、色復調したビデオ信号のレベルを上下に可変し、
すなわち１水平走査期間（１Ｈ；表示ライン）毎に同ビ
デオ信号レベルを交互に当該最小表示階調レベルの１／
２だけ上下に変える。また、上記ビデオ信号を最小表示
階調レベルの１／２だけ上下にレベル可変するだけな
く、奇数フィールドと偶数フィールドとではその逆の方
向にレベル可変し、そしてこのレベル可変した信号をビ
デオインターフェイス７に出力する。
６は、色復調したビデオ信号のレベルを上下に可変し、
すなわち１水平走査期間（１Ｈ；表示ライン）毎に同ビ
デオ信号レベルを交互に当該最小表示階調レベルの１／
２だけ上下に変える。また、上記ビデオ信号を最小表示
階調レベルの１／２だけ上下にレベル可変するだけな
く、奇数フィールドと偶数フィールドとではその逆の方
向にレベル可変し、そしてこのレベル可変した信号をビ
デオインターフェイス７に出力する。
【００２０】すると、ビデオインターフェイス７によっ
てビデオ信号による画像をＰＤＰ１に表示する際、同ビ
デオ信号をディジタル化するために、同ビデオ信号によ
る表示画像の画面には偽輪郭が生じる。
てビデオ信号による画像をＰＤＰ１に表示する際、同ビ
デオ信号をディジタル化するために、同ビデオ信号によ
る表示画像の画面には偽輪郭が生じる。
【００２１】しかし、奇数フィールドおよび偶数フィー
ルドのビデオ信号レベルが水平ライン毎に上下に変化
し、かつフィールド毎にそのレベル変化が逆方向となっ
ていることから、例えば図３に示すように同ビデオ信号
のディジタル化よって生じる偽輪郭部ａ，ｂは各表示ラ
イン毎に紙面上左右方向にづれて現れ、上記ＰＤＰ１の
表示画面では偽輪郭が目立たなくなる。すなわち、偽輪
郭の位置が各表示ライン毎に、またフィールド毎に異な
り、表示画像の偽輪郭と真の画像（表示画像）と距離が
一定にならないからである。
ルドのビデオ信号レベルが水平ライン毎に上下に変化
し、かつフィールド毎にそのレベル変化が逆方向となっ
ていることから、例えば図３に示すように同ビデオ信号
のディジタル化よって生じる偽輪郭部ａ，ｂは各表示ラ
イン毎に紙面上左右方向にづれて現れ、上記ＰＤＰ１の
表示画面では偽輪郭が目立たなくなる。すなわち、偽輪
郭の位置が各表示ライン毎に、またフィールド毎に異な
り、表示画像の偽輪郭と真の画像（表示画像）と距離が
一定にならないからである。
【００２２】このように、ＰＤＰ１の表示画面の偽輪郭
発生位置を表示ライン（水平走査期間；１Ｈ）毎、また
フィールド（奇数、偶数）毎あるいはフレーム毎に変え
るようにしたので、偽輪郭が目立たなく、真の画像が明
瞭となり、特に緩やかに変化している画面（明るさの変
化が小さい画面）における画質の向上が顕著であり、ひ
いては実効的な表示階調数の増加となる。なお、急峻に
変化する画面（明るさの変化が大きい画面）であって
も、同様に偽輪郭は目だたないことは説明するまでもな
い。
発生位置を表示ライン（水平走査期間；１Ｈ）毎、また
フィールド（奇数、偶数）毎あるいはフレーム毎に変え
るようにしたので、偽輪郭が目立たなく、真の画像が明
瞭となり、特に緩やかに変化している画面（明るさの変
化が小さい画面）における画質の向上が顕著であり、ひ
いては実効的な表示階調数の増加となる。なお、急峻に
変化する画面（明るさの変化が大きい画面）であって
も、同様に偽輪郭は目だたないことは説明するまでもな
い。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像表
示方法およびその装置によれば、入力ビデオ信号による
画像を表示パネルに中間調表示する際、ビデオ信号のレ
ベルを当該最小表示階調のほぼ１／２にする相当だけ表
示ライン毎に変化させ、かつフィールド（奇数、偶数）
毎あるいはフレーム毎にそのビデオ信号のレベル可変を
逆方向とし、偽輪郭の発生位置を水平ライン毎、またフ
ィールド毎あるいはフレーム毎に変えるようにしたの
で、偽輪郭を目立たなくすることができ、結果真の画像
が明瞭となり、画質の向上が図れ、特に緩やかに変化し
ている画面（明るさの変化が小さい画面）における画質
の向上が顕著であり、ひいては実効的な表示階調数の増
加ともなるという有用な効果がある。
示方法およびその装置によれば、入力ビデオ信号による
画像を表示パネルに中間調表示する際、ビデオ信号のレ
ベルを当該最小表示階調のほぼ１／２にする相当だけ表
示ライン毎に変化させ、かつフィールド（奇数、偶数）
毎あるいはフレーム毎にそのビデオ信号のレベル可変を
逆方向とし、偽輪郭の発生位置を水平ライン毎、またフ
ィールド毎あるいはフレーム毎に変えるようにしたの
で、偽輪郭を目立たなくすることができ、結果真の画像
が明瞭となり、画質の向上が図れ、特に緩やかに変化し
ている画面（明るさの変化が小さい画面）における画質
の向上が顕著であり、ひいては実効的な表示階調数の増
加ともなるという有用な効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す画像表示装置の概略
的ブロック線図である。
的ブロック線図である。
【図２】図１に示す画像表示装置の動作および画像表示
方法の作用を説明する概略的タイムチャート図である。
方法の作用を説明する概略的タイムチャート図である。
【図３】図１に示す画像表示装置の動作および画像表示
方法の作用を説明するビデオ信号の模式図である。
方法の作用を説明するビデオ信号の模式図である。
１ ＰＤＰ（プラズマディスプレイパネル） ２ 色復調同期分離部 ３ １／２水平カウンタ部 ４ １／２垂直カウンタ部 ５ クランプパルスレベル変調部 ６ クランプ部 ７ ビデオインターフェイス
Claims (3)
- 【請求項１】 入力ビデオ信号による画像を表示パネル
（ＰＤＰ）に表示する際、同入力ビデオ信号のレベルを
表示ライン（水平走査期間）毎に可変し、かつフィール
ド毎あるいはフレーム毎に可変し、該レベル可変したビ
デオ信号に基づいて画像を表示するようにしたことを特
徴とする画像表示方法。 - 【請求項２】 入力ビデオ信号による画像を表示パネル
（ＰＤＰ）に中間調表示する際、同入力ビデオ信号のレ
ベルを表示ライン（水平走査期間）毎に最小表示階調レ
ベルの半分程度だけ可変し、かつフィールド毎あるいは
フレーム毎に同最小階調レベルの半分程度だけ可変する
方向を逆とし、該レベル可変したビデオ信号に基づいて
画像を表示するようにしたことを特徴とする画像表示方
法。 - 【請求項３】 入力ビデオ信号による画像を表示パネル
（ＰＤＰ）に表示する画像表示装置において、 前記入力ビデオ信号の同期信号（水平および垂直）を分
離し、コンポジットビデオ信号を復調する色復調同期分
離手段と、 前記分離した水平同期信号の周波数を１／２とし、この
１／２周波数の信号を出力する１／２水平カウンタ手段
と、 前記分離した垂直同期信号の周波数を１／２とし、同１
／２カウンタ部のセット、リセット信号を出力する１／
２垂直カウンタ手段と、 前記水平同期信号および１／２水平カウンタ手段からの
周波数１／２の信号を入力し、表示ライン毎にビデオ信
号レベルを変え、かつフィールド（奇数、偶数）毎ある
いはフレーム毎にそのビデオ信号レベルの可変方向を逆
とするためのクランプパルスを出力するクランプパルス
レベル変調手段と、 前記復調したビデオ信号のレベルをそのクランプパルス
によって可変するクランプ手段とを備え、 該レベル可変したビデオ信号に基づいて画像を表示し、
同画像の表示画面の偽輪郭の位置を表示ライン毎、かつ
フィールド毎に変えるようにしたことを特徴とする画像
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106054A JP2787972B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 画像表示方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106054A JP2787972B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 画像表示方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295160A JPH06295160A (ja) | 1994-10-21 |
| JP2787972B2 true JP2787972B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=14423911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5106054A Expired - Lifetime JP2787972B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 画像表示方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2787972B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100997477B1 (ko) | 2004-04-29 | 2010-11-30 | 삼성에스디아이 주식회사 | 가변의 계조 표현력을 가진 전계 방출 디스플레이 장치 |
| TWI286437B (en) * | 2005-11-24 | 2007-09-01 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | Method for reducing dynamic false contour on plasma display |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP5106054A patent/JP2787972B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06295160A (ja) | 1994-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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