JP2786769B2 - 防湿建材の取付方法 - Google Patents

防湿建材の取付方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の壁部や天井部等
の防湿を図る防湿建材の取付方法に関し、特に在来工法
による寒地仕様住宅への防湿建材の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、寒地の住宅では、室内の暖房に
より室内の気圧が外部の気圧より高くなり、室内の熱や
湿気が建材等の隙間から逃げる。このため、湿気が隙間
に位置する建材の木部や柱に溜まって結露が生じ、この
結露によって木部や柱が腐って劣化するおそれがある。
【0003】そこで、従来は、寒地仕様住宅において、
図10に示すような防湿材の取付方法がとられていた。
【0004】図において、符号60は間柱であり、土台
64上に立てられた柱65の間に横間柱61と共に格子
状に組み付けられて、住宅の壁部が形成されている。
【0005】そして、組み付けられた格子状の間柱60
と横間柱61にその全体を覆うように室内側から防湿材
としてのビニールシート62が張り付けられ、このビニ
ールシート62の上から、面材としての複数の石膏ボー
ド63が間柱60、横間柱61に釘打ち等にて張付け
る。
【0006】すなわち、室内の湿気が逃げる間柱60、
横間柱61間の空隙70をビニールシート62で覆うこ
とにより、間柱60や横間柱61への湿気の付着を防止
している。
【0007】住宅の天井部においても同様に、天井部を
形成する格子状の野縁に順にビニールシート62、石膏
ボード63が張られ、天井部の防湿が図られている。
【0008】また、別の防湿材の取付方法として、図1
1に示すように、ビニールシート62の幅を間柱60の
間隔よりもやや大きめに形成して、このビニールシート
62を間柱60間の空隙70を覆うようにして、一枚ず
つ張り付け、その上から石膏ボード63を間柱60と横
間柱61に釘打ち等にて張付けたものもあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の防湿構
造では、いずれにしても、防湿用のビニールシート62
と石膏ボード63とを施工現場から離れた工場で別々に
製造し、施工現場でこれらのビニールシート62と石膏
ボード63とを各々順に間柱60等の上に張り付ける作
業をしなければならないので、施工現場における作業が
煩雑であり、作業に手間がかかるという問題があった。
【0010】また、ビニールシート62だけを細長い間
柱60等に張り付けるので、張り付け作業のばらつきに
よってビニールシート62が弛んだ状態で張り付けられ
るおそれがあり、空隙70が完全に覆われないことがあ
る。
【0011】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、面材と防湿材とが一体化され
た防湿建材を壁部の間柱や天井部の野縁等に張り付ける
ことにより、施工現場における建材張り付け作業の省力
化を図ることができ、しかも寒地仕様住宅において完全
な防湿を図ることができる防湿建材の取付方法を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、間柱及び野縁を備える建物において、防
湿性を有する複数の防湿建材を、前記間柱及び野縁の上
で端面同士を当接させて連接し、この当接部付近を固定
部材で前記間柱及び野縁に固定して、室内側の壁面及び
天井面に取り付ける防湿建材の取り付け方法であって、
前記防湿建材は、耐火性の面材と、この面材の一の面の
全体に接着され前記間柱及び野縁と対面させて取り付け
られる防湿材とで構成され、この防湿材の一部であって
前記面材の接合方向の隣接する2辺からはみ出すはみ出
し部と、他方の隣接する2辺付近における前記防湿材の
一部であって隣接する他の前記防湿建材のはみ出し部と
重合する重合部と、を備え、前記壁面において先順番で
取り付けられた前記防湿建材の前記はみ出し部に後順番
で取り付ける前記防湿建材の重合部を重合させて後順番
の前記防湿建材を連接すること繰り返して壁面側の防
湿建材を前記天井面の施工位置よりも上方まで施工する
工程と、 前記天井面において最先に取り付けられる前記
防湿建材の前記重合部付近の辺を前記壁面の防湿建材に
当接させて取り付け、先順番で取り付けられた前記防湿
建材の前記はみ出し部に後順番で取り付ける前記防湿建
材の重合部を重合させて後順番の前記防湿建材を連接す
ることを繰り返す工程と、 を含むことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、壁面において先順番で取り付
けられた防湿建材のはみ出し部が防湿建材の接合方向に
はみ出しているので後順番の防湿建材を先順番の防湿建
材に隣接させて取り付けると、後順番の防湿建材の重合
部が先順番の防湿建材のはみ出し部上に重ね合わされて
取り付けられることとなり、防湿材を切れ目なく容易に
連続して取り付けることができる。 このようにして先に
壁面に防湿建材を天井面施工位置よりも上方まで取り付
けた後、前記壁面の防湿建材に当接させて天井面に前記
壁面と同様にして防湿建材を取り付けることで、壁面を
完全に防湿建材で覆った状態を確保して、天井面の防湿
を簡易かつ迅速に行うことができ、しかも、壁面及び天
井面の完全な防湿に加え、耐火性の面材を有する防湿建
材にて壁面を優先して施工することで壁面の防火対策を
確実にすることができる。
【0014】また、面材と防湿材とが一体化した防湿建
材を壁部の間柱や天井部の野縁等に取り付ける構造なの
で、防湿建材を張り付ければ、面材と防湿材とが一体と
なって間柱や野縁等に取り付けられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る防湿建材の
取付方法を示す図である。
【0017】図において、符号40はコンクリート基礎
であり、このコンクリート基礎40上に図示省略のアン
カボルトによって土台41が固定され、この土台41に
図示省略の一階梁と根太を介して一階床板42が取り付
けられている。
【0018】土台41の上には複数の柱43が立てられ
ており、各柱43、43間に複数の間柱44が立設さ
れ、これらの間柱44に複数の横間柱45が横通しされ
て、格子状の壁部が形成されている。
【0019】そして、柱43の上部には間柱44の上端
が固定された胴差し46が取り付けられており、この胴
差し46に二階梁47が固定され、この二階梁47上に
根太を介して二階床板48が取り付けられている。
【0020】図中、符号1は、間柱44と横間柱45と
が格子状に組み付けられて形成された壁部と二階床板4
8直下及び二階の天井部(図8参照)とを防湿するため
の防湿建材である。
【0021】この防湿建材1は、図2及び図3に示すよ
うに、耐火性の面材としての石膏ボード2と、この石膏
ボード2の裏面に防湿性に優れた酢酸ビニル系の接着剤
4を介して接着加工された防湿材としてのビニールシー
ト3が、一体に形成されている。
【0022】石膏ボード2の厚さ、幅、長さは石膏ボー
ド2が張り付けられる部位に対応して設定されており、
例えば9mm(又は12mm)×300mm×1820
mm、9mm(又は12mm)×910mm×1820
mm、9mm(又は12mm)×910mm×2420
mm等に形成されている。
【0023】また、ビニールシート3は石膏ボード2よ
りも所定面積だけ大きめに形成されており、このビニー
ルシート3の隣り合う一組の縁辺31,32が石膏ボー
ド2の隣り合う一組の縁辺21,22と一致するように
接着されている。これにより、石膏ボード2の接合方向
A,Bに例えば100mm程度はみ出したはみ出し部3
3,34が形成されている。
【0024】なお、ここでは面材として一般的に用いら
れている石膏ボード2を使用しているが、これに限るも
のではなく、例えば、イ酸カルシウム(ケイカル
板)、硬質木片セメント板、石綿板等を使用することが
できる。
【0025】また、防湿材としてビニールシート3を使
用しているが、これに限らず、ポリプロピレンフイル
ム、ポリエチレンフイルム等の合成樹脂フイルム又はシ
ート、及び防湿紙等の防湿性を有するフイルム又はシー
トも使用することができる。
【0026】さらに、接着剤4としては酢酸ビニル系の
ものでなくとも、面材と防湿材とを密着接合できかつ防
湿性に優れたものであればこれに限るものではない。例
えば、酢ビ・アクリル系、エチレン・酢ビ系、アクリル
・エチレン系、ウレタン系の接着剤を用いることができ
る。
【0027】また、ビニールシート3のはみ出し部33
を図2の矢印A,B方向にはみ出すように形成したが、
矢印A,Bと逆方向にはみ出すように形成しても良いこ
とは勿論である。
【0028】このような防湿建材1を壁部に複数張り付
けるに際して、まず、一方の防湿建材1(例えば図1の
左に位置する防湿建材)のビニールシート3のはみ出し
部33が上になるようにビニールシート3面が間柱44
側に向けられて、石膏ボード2の両側縁部が間柱44、
44にまたがって当てがわれ、この両側縁部が間柱4
4、44に釘打ち等にて張付けられる。
【0029】つぎに、図4に示すように、この張り付け
られた防湿建材1のはみ出し部34に次ぎに張り付ける
防湿建材1の左側縁部が間柱44上で重ねられると共
に、張り付ける石膏ボード2の左側縁辺21が既に張り
付けられた石膏ボード2の右側縁辺に当接させられて、
張り付ける石膏ボード2の左側縁部が間柱44に釘打ち
等にて固定される。そして、この石膏ボード2の右側縁
部が次の間柱44に当てがわれて釘打ちされる。このよ
うにして、図5に示すように、各防湿建材1が一対の間
柱44、44にまたがるようにして間柱44の立設方向
に順に張り付けられる。
【0030】これにより、既に張り付けられた防湿建材
1のビニールシートはみ出し部34とこの防湿建材1に
隣り合う防湿建材1のビニールシート3縁部とが同一間
柱44上で重なり、この重なり部分が石膏ボード2の釘
打ちによって間柱44に圧着されるので、複数のビニー
ルシート3が間柱44の立設方向に隙間なく張り付けら
れることになる。
【0031】なお、図1及び図5のように上位に胴差し
46等があるときには、張り付ける防湿建材1の上側は
み出し部33を切り取るか又は折り曲げて防湿建材1が
張り付けられる。
【0032】図1及び図5は間柱44の高さがあまりな
く、高さ方向に対して一枚の防湿建材1でまかなえる場
合を示しているが、図6に示すように、高さがある吹抜
け等を構成する間柱44に対しては、接合方向Aにも防
湿建材1が張り付けられる。
【0033】すなわち、図7にも示すように、接合方向
Bに上述した方法で最下段の複数の防湿建材1が間柱4
4に張り付けられた後、これらの防湿建材1のはみ出し
部33に、張り付ける防湿建材1の下縁部(図6及び図
7の下方向)が横間柱45上で重ねられ、張り付ける石
膏ボード2の下側縁辺22が既に張り付けられた石膏ボ
ード2の上側縁辺に当接するようにして、石膏ボード2
が横間柱45に釘打ち等にて張付けられる。また、この
石膏ボード2の両側縁部は上述した方法と同様の方法で
間柱44、44に釘打ち等にて固定される。このように
して、各防湿建材1が一対の横間柱45、45にまたが
った状態で接合方向Aに順に張り付けられる。
【0034】これにより、既に張り付けられた防湿建材
1の上側及び右側はみ出し部33、34に、この防湿建
材1の上側及び右側に位置する防湿建材1のビニールシ
ート3の下側及び左側縁部が当接して重なり、しかも石
膏ボード2の釘打ち等によって、この重なり部分が互い
に密着した状態で間柱44と横間柱45に圧着されるの
で、互いに隣り合うビニールシート3、3の重なり部分
は完全に気密になる。
【0035】したがって、複数の防湿建材1の間柱44
や横間柱45への張り付けによって、格子状の間柱44
及び横間柱45で形成される壁部全体が大きな一枚のビ
ニールシートで覆われるのと実質的に同一の効果が生じ
るので、室内の湿気がビニールシート3で完全に遮断さ
れ、湿気が間柱44や横間柱45等の木部に付着にする
ことはなく、また室内の熱が間柱44と横間柱45との
空隙50から外部に逃げることもない。
【0036】図8は二階床板48直下の天井部と二階の
天井部の構造を示す。
【0037】符号51は格子状に組み付けられた野縁で
あり、野縁受け52と吊木53とを介して図1の二階梁
47や天井吊梁に吊り下げられた状態で、壁部に張り付
けられた防湿建材1の石膏ボード2に固定されている。
【0038】この天井部への防湿建材1の張り付けは、
各防湿建材1が野縁51の各格子単位ごとに張り付けら
れることにより行われる。
【0039】まず、一の防湿建材1(例えば図8中、手
前最左側に位置する防湿建材)のビニールシート3面が
野縁51側に向けられた状態で、石膏ボード2の縁部が
野縁51に釘打ちされる。この場合、天井面施工位置よ
りも上方まで壁面の防湿建材1が取り付けられており、
この壁面の防湿建材に天井面の防湿建材1を当接させて
取り付ける。これにより、壁面の完全な防火対策が可能
となる。
【0040】そして、この張り付けられた防湿建材1の
はみ出し部33、34に、次ぎに張り付ける防湿建材
1、1の縁部が重ねられ、張り付ける石膏ボード2、2
の縁辺21、22が既に張り付けられた石膏ボード2の
縁辺に当接されるようにして、これらの石膏ボード2、
2が野縁51に釘打ち等にて張付けられる。
【0041】すなわち、既に張り付けられた防湿建材1
のはみ出し部33、34とこの防湿建材1に隣り合う防
湿建材1、1のビニールシート3、3の縁部とが同一野
縁51上で重なり、この重なり部分が石膏ボード2の釘
打ち等によって野縁51に圧着されるように、複数の防
湿建材1が各格子に順に張り付けられる。
【0042】なお、図8の最右側と最奥側に位置する防
湿建材1のはみ出し部33、34は余るので、図9に示
すように野縁51の下側に折り曲げて隠すか又は切り取
る。
【0043】このように複数の防湿建材1を天井部に張
り付けることで、天井部の格子状野縁51全体が複数の
ビニールシート3で気密に覆われる。
【0044】したがって、室内の湿気はビニールシート
3で完全に遮断されるので、湿気が野縁51等の木部に
侵入して付着することはなく、また室内の空気が天井部
から外部に逃げることもない。
【0045】上述したように、本実施例の防湿建材の取
付方法は面材としての石膏ボード2と防湿材としてのビ
ニールシート3とが一体的に形成された防湿建材1を壁
部の間柱44と横間柱45や天井部の野縁51に張り付
ける方法なので、石膏ボード2を釘打ちすれば必然的に
ビニールシート3も張り付けられ、図10や図11に示
した従来例のように、施工現場でビニールシート3と石
膏ボード2とを別々に張り付ける作業を必要としない。
この結果、施工現場における防湿建材張り付け作業の省
力化を図ることができると共に寒地仕様住宅において完
全な防湿を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
壁面において先順番で取り付けられた防湿建材のはみ出
し部が防湿建材の接合方向にはみ出しているので後順番
の防湿建材を先順番の防湿建材に隣接させて取り付ける
と、後順番の防湿建材の重合部が先順番の防湿建材のは
み出し部上に重ね合わされて取り付けられることとな
り、防湿材を切れ目なく容易に連続して取り付けること
ができる。このようにして先に壁面に防湿建材を天井面
施工位置よりも上方まで取り付けた後、前記壁面の防湿
建材に当接させて天井面に前記壁面と同様にして防湿建
材を取り付けることで、壁面を完全に防湿建材で覆った
状態を確保して、天井面の防湿を簡易かつ迅速に行うこ
とができ、しかも、壁面及び天井面の完全な防湿に加
え、耐火性の面材を有する防湿建材にて壁面を優先して
施工することで壁面の防火対策を確実にすることができ
る。
【0047】また、複数の防湿材の重なり部分が壁部の
間柱や天井部の野縁等上に密着された状態で、複数の防
湿建材が順次接合方向に沿って張り付けられるので、壁
部や天井部等が実質上一枚の防湿材で室内側から完全に
覆われることになり、室内の湿気が間柱や野縁等に付着
することがなく、寒地仕様住宅の完全な防湿を図ること
ができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る防湿建材の取付方法
示す斜視図である。
【図2】本実施例に適用される防湿建材の斜視図であ
る。
【図3】防湿建材の側面図である。
【図4】壁部における防湿建材の張り付け状態を示す側
面図である。
【図5】防湿建材を間柱の立設方向に張り付けた状態を
示す平面図である。
【図6】吹き抜け等の壁部に防湿建材を張り付ける状態
を示す斜視図である。
【図7】防湿建材を接合方向A,Bに沿って張り付けた
状態を示す平面図である。
【図8】天井部への防湿建材の張り付け方法を示す斜視
図である。
【図9】防湿建材のはみ出し部の折り曲げ状態を示す側
面図である。
【図10】従来の防湿構造を説明するための概略斜視図
である。
【図11】他の従来例に係る防湿構造を示す概略斜視図
である。
【符号の説明】
1 防湿建材 2 石膏ボード 3 ビニールシート 4 接着剤 33,34 はみ出し部 44 間柱 45 横間柱 51 野縁 A,B 接合方向

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間柱及び野縁を備える建物において、防
    湿性を有する複数の防湿建材を、前記間柱及び野縁の上
    で端面同士を当接させて連接し、この当接部付近を固定
    部材で前記間柱及び野縁に固定して、室内側の壁面及び
    天井面に取り付ける防湿建材の取り付け方法であって、 前記防湿建材は、耐火性の面材と、この面材の一の面の
    全体に接着され前記間柱及び野縁と対面させて取り付け
    られる防湿材とで構成され、この防湿材の一部であって
    前記面材の接合方向の隣接する2辺からはみ出すはみ出
    し部と、他方の隣接する2辺付近における前記防湿材の
    一部であって隣接する他の前記防湿建材のはみ出し部と
    重合する重合部と、を備え、前記壁面において 先順番で取り付けられた前記防湿建材
    の前記はみ出し部に後順番で取り付ける前記防湿建材の
    重合部を重合させて後順番の前記防湿建材を連接するこ
    繰り返して壁面側の防湿建材を前記天井面の施工位
    置よりも上方まで施工する工程と、 前記天井面において最先に取り付けられる前記防湿建材
    の前記重合部付近の辺を前記壁面の防湿建材に当接させ
    て取り付け、先順番で取り付けられた前記切湿建材の前
    記はみ出し部に後順番で取り付ける前記防湿建材の重合
    部を重合させて後順番の前記防湿建材を連接することを
    繰り返す工程と、 を含むこと を特徴とする防湿建材の取付方法。
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