JP2785065B2 - 部品等の定形物の整列箱詰め方法と装置 - Google Patents

部品等の定形物の整列箱詰め方法と装置

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JP2785065B2 JP14383890A JP14383890A JP2785065B2 JP 2785065 B2 JP2785065 B2 JP 2785065B2 JP 14383890 A JP14383890 A JP 14383890A JP 14383890 A JP14383890 A JP 14383890A JP 2785065 B2 JP2785065 B2 JP 2785065B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)技術分野 本発明は、機械部品その他の定形物を収納容器内へき
れいに整列させて箱詰めすることができるようにした方
法と装置に関するものである。
(ロ)背景技術 同一の多数の部品を各コンテナ(収納容器)に箱詰め
する場合、例えばコンテナストッカーから空コンテナを
箱詰位置まで送り出し、そこで部品供給装置から所定量
の部品を自動供給しているが、この場合に従来の方法は
供給装置からコンテナ内に部品を単に一個所へ山盛りに
供給するだけで、あとは軍手をはめた作業員が山盛りの
部品を手で均しているのが実情である。
しかしながら、これでは手間がかかるだけでなく、コ
ンテナ内に部品を供給する段階や均す段階で部品に傷を
付けることがあり、またコンテナ内での部品の向きが一
定でないために、これを後に取出して組立工程等に供給
するようなときに、いちいち向きをそろえる必要がある
などの欠点もある。
(ハ)発明の開示 本発明は、このような問題を解決し、部品等を容器内
に自動供給するときに、容器内の一個所に向けて供給す
るのではなく、部品等を振分け供給するようにして、均
一かつ同方向にきれいに整列させて箱詰めできるように
構成したものである。
即ち、本発明は対向する左右の櫛歯状に配列された複
数本の軸体を左右互いに交差噛合させた面上に部品等の
定形供給物を送り出し、該供給物を受取るごとに上記軸
体を下方旋回させる左右シリンダの駆動順序を時間的に
異ならしめることにより、上記噛合面下方に置かれた容
器内に上記供給物を振分け供給するようにした整列箱詰
め方法である。
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(ニ)実施例 第3図は本発明装置Aを組込んだ部品箱詰め送り出し
装置全体の一例を示す説明図であり、コンテナストッカ
ーBに重ね合わされている空容器(コンテナ)8は分離
装置Cにより1箱づつ下方へ分離され、押出し装置Dに
より本発明の整列箱詰め装置A直下まで移送される。こ
こで該箱詰め装置A側方にある部品送り樋9(第1図参
照)から一定量が間欠的に送り込まれて来る部品7を該
箱詰め装置Aが受取り、これを順次下方の容器8内に供
給整列させ、所定量の整列箱詰めが完了すると上記押出
し装置Dが更に該容器8をローラコンベアE上に押出し
て移送することになる。
この本発明装置Aは、第1図に示すように、箱詰位置
直上において対向して互いに交差噛合可能な一列に並ん
だ櫛歯状の多数本の同長軸体2を内側面に突設固定した
平行する2本の杆状の旋回支持体1a,1bを変則的に上下
方向に旋回駆動させることにより、両支持体1の軸体2
による噛合面上に供給される部品7を容器8内で振り分
けるものである。
即ち、各支持体1a,1bの基端部にはピニオン3a,3bが取
付けられ、各ピニオン3a,3bはそれぞれの下方に配設さ
れた空圧又は油圧の上向きシリンダ4a,4bのピストンロ
ッド6a,6b上端に取付けられたラック5a,5bと噛合する。
そして、両シリンダ4のロッド6引込端にあっては、
両支持体1は上方旋回し、両支持体1の軸体2は互いに
対面するように傾斜して奥深く交差噛合し、全体として
中央部が凹んだ側面略V字形の歯面を構成するようにす
る。
しかして、上記のように各軸体2で中央部が凹んだ歯
面となるように両支持体1a,1bが上方旋回した状態で、
まず部品7が側方の送り樋9から該歯面上中央部に間欠
的に所定量押し出されて来る(第2図(イ))。なお、
図では部品7は丸棒状のものを示している。この状態
で、部品7は軸体2によって形成された中央凹部にまず
載置支承される。
そこで、一方のシリンダ4aだけが作動し、ロッド6aが
伸長してラック5a,ピニオン3aを介して旋回支持体1aが
その軸体2aと共に下方旋回する(第2図(ロ))。これ
により、部品7は軸体2a,2bの交差噛合による対向傾斜
面間に支持されていたものが、一方の傾斜歯面2aが下方
旋回して外側に逃げるので、他方の傾斜歯面2b上に残っ
た部品7はその傾斜にならって滑落し、まず容器8内の
一方隅部に供給される。
そして、これが終了すると、上記シリンダ4aは逆作動
し、再び上記一方の支持体1aが上方旋回して両支持体1
の軸体2の交差噛合による中央が凹んだ歯面に復帰す
る。
次に、上記中央凹歯面上に続いて部品7が送り込まれ
ると、今度は両シリンダ4a,4bが同時に作動し、両支持
体1a,1bの軸体2a,2bは共に外側方向に同速度で下方旋回
する(第2図(ハ))。これにより、両軸体2a,2bによ
り形成される中央が凹んだ傾斜歯面の噛合いが次第に浅
くなると共に交差噛合位置も直下方に降下して行き、該
交差位置に支承されていた部品7は更に左右両軸体2a,2
bの外方旋回によって噛合が解かれることにより、つい
には容器8内中央部に落下することになる。そして、こ
れが終了すると、両シリンダ4a,4bは共に逆作動し、再
び両軸体2a,2bは元の交差噛合位置(第1図(イ))に
復帰する。
次に、再び部品7が中央噛合凹部に送り込まれると、
今度は前記とは逆に他方のシリンダ4bだけが作動し、左
右一方の軸体2aはそのままで、他方の軸体2bだけが外方
へ逃げるように下方旋回する(第2図(ニ))。これに
より、一方の軸体2a面上に残された部品7は今度は容器
8内の反対側隅部へ向って滑落する。そして、これが終
了すると、再び元の部品支承位置に復帰する。
このようにして、両軸体2a,2bが深く交差し合って中
央が凹んだ略V字形歯面で所定量の部品7を間欠的に受
取るごとに、一方のシリンダ4a→両方のシリンダ4a,4b
→他方のシリンダ4bの順にゆっくりと繰返し作動して行
くことにより、部品7は容器8内で三個所に同じ向きで
振り分け供給されることになる。
なお、左右両軸体2a,2bによる噛合凹面上に間欠的に
供給される部品7が該凹面の中央凹部の長さにほぼ等し
い棒状の1本の長尺物であれば問題はないが、噛合面上
に中央凹部の長さ分だけの複数枚の板状物や複数個のサ
イコロ状の部品を供給樋9から連続的に押出し供給する
場合には、両軸体2a,2bによる歯合面が水平面を構成す
るようにしないと、部品7がいずれかの軸体2に引掛っ
て噛合面上に部品供給できなくなる虞れもある。
そこで、本実施例では両シリンダ4a,4bの外側部分の
ロッド6a,6bに圧縮コイルスプリング10を巻装してお
き、各ロッド6の引込み端においては左右の軸体2a,2b
は該スプリング10に抗してほぼ水平となるように調整
し、部品7の受取り時には各軸体2による噛合面はほぼ
水平面を構成するようにして、送り樋9から押出されて
来る複数の部品7の受取りを容易とし、その後にいった
ん両シリンダ4への空圧(又は油圧)を多少減圧させる
ことにより、上記スプリング10はその押圧力でラック5
を少しく上昇させ、両軸体2a,2bを多少下方旋回させ
て、前記した対向傾斜面による中央凹歯面を形成させる
ようにし、この状態を両シリンダ4a,4bの始動状態とし
ているのである。
この場合、左右両軸体2a,2bによる噛合面が完全に水
平となるように、第4図に示す如く各軸体2の先端部を
若干下方へ折曲し、反対側の旋回支持体1にぶつからな
いようにすると共に、軸体2自体の長さをかせいで容器
8内への部品7の誘導をより円滑にすることもできる。
また、このように軸体2先端部を折曲しなくとも、軸
体2をできだけ長くしかも噛合面が水平面を構成できる
ようにするため、例えば第5図に示すように板材を櫛歯
状に打抜き、その基部をそれぞれ旋回支持体1下面に取
付け固定するようにすれば、各軸体2は対向軸体の支持
体1下面に嵌合させることもできる。
また、各軸体2にはその外周に管状の回転ローラを取
付けて、部品7の左右両軸体2a,2bによる噛合面への送
り込みを容易にさせるようにしてもよい。
さらに、前記実施例では左右両軸体2a,2bの回動によ
って部品7を容器8内の3個所に向けて振分け供給する
ようにして整列させる例を述べたが、供給部品7の形状
によっては左右両シリンダ4a,4bの作動態様をもっと複
雑にすれば、容器8内でそれ以上多く振分けることがで
き、より確実にきれいに整列箱詰めすることが可能とな
る。
(ホ)発明の効果 本発明は上述のようにしてなり、対向する左右の櫛歯
状に配列した軸体を互いに交差噛合させた面上で部品等
の定形供給物を受取るごとに、上記軸体を下方旋回させ
る2個のシリンダの駆動順序を時間的に異ならしめるこ
とにより、下方に送り込まれた容器内に供給物を振分け
供給するものであるから、該容器内において供給物は一
個所に山盛りとなることなく均一に供給され、従来のよ
うに手均しによって供給物に傷がつくようなこともな
く、しかも該供給物は全て同方向に向けられて容器内に
供給されるので、容器内できれいに整列され、供給物の
容器内からの取出しの際にもその向きを確かめる必要も
ない。
なお、この装置によって箱詰めされる供給物は機械部
品に限られず、定形物であれば食品等種々のものに適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する整列箱詰め装置の一例の
要部を示す斜視図、第2図(イ)〜(ニ)は本発明によ
る部品等の振分け供給方法の要領を示す説明図、第3図
は本発明装置を組込んだ箱詰め送り出し装置全体の一例
を示す説明図、第4図は杆状の旋回支持体に取付けた櫛
歯状の軸体の他の形状を示す説明図、第5図は櫛歯状軸
体全体の他の型を示す斜視図である。 符号説明 1……杆状旋回支持体、2……軸体、3……ピニオン 4……シリンダ、5……ラック 6……ピストンロッド、7……部品(定形供給物) 8……容器(コンテナ)、9……部品送り樋 10……コイルスプリング A……本発明の箱詰め装置 B……コンテナストッカー、C……容器分離装置 D……容器押出し装置、E……ローラコンベア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する左右の櫛歯上に配列された複数本
    の軸体を左右互いに交差噛合させた面上に部品等の定形
    供給物を送り出し、該供給物を受取るごとに上記軸体を
    下方旋回させる左右シリンダの駆動順序を時間的に異な
    らしめることにより、上記噛合面下方に送り込まれた容
    器内に上記供給物を振分け供給するようにしたことを特
    徴とする定形物の整列箱詰め方法。
  2. 【請求項2】それぞれ内側に互いに奥深く交差噛合可能
    に櫛歯状に軸体を突設した左右2本の平行する杆状の支
    持体基部にピニオンが設けられ、各ピニオンはそれぞれ
    下方に配設されたシリンダのロッド先端に取付けられた
    ラックと噛合し、各シリンダにより左右の上記櫛歯状軸
    体を交差噛合位置から下方へ向けて旋回可能に構成さ
    れ、上記左右のシリンダは左右の櫛歯状の軸体による交
    差噛合面上に定形供給物を受取るごとに一方のシリンダ
    だけ,両方のシリンダを同時に,ならびに他方のシリン
    ダだけの三種の作動態様で繰返し駆動させるようにした
    ことを特徴とする定形物の整列箱詰め装置。
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