JP2784961B2 - 刃先の高さ調整機構付の急速変換工具ホールダー - Google Patents
刃先の高さ調整機構付の急速変換工具ホールダーInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本願発明はボーリング及び旋盤加工のような金属の機
械加工作業のための急速交換の工具に関し、より詳細に
云えば切削工具の刃先の高さを調節するための方法と装
置に関する。
械加工作業のための急速交換の工具に関し、より詳細に
云えば切削工具の刃先の高さを調節するための方法と装
置に関する。
急速交換の工具ホールダーは一般に２つの別々の構成
要素・・・・・工具支持部材と切削ヘッドとを含む。工
具支持部材は機械の上に設置され、切削ヘッドは支持部
材にクランプする。工具支持部材は通常比較的速く互い
に交換できる多くの異なったタイプの切削ヘッドを受け
入れる。斯くして急速交換工具は１つの機械の運転から
他のものにスイッチするときにセットアップ時間を大巾
に減少させる。
要素・・・・・工具支持部材と切削ヘッドとを含む。工
具支持部材は機械の上に設置され、切削ヘッドは支持部
材にクランプする。工具支持部材は通常比較的速く互い
に交換できる多くの異なったタイプの切削ヘッドを受け
入れる。斯くして急速交換工具は１つの機械の運転から
他のものにスイッチするときにセットアップ時間を大巾
に減少させる。
急速交換工具の欠点は、しかし乍ら、切削工具の刃先
の高さを適当に調整することを維持するのがより困難な
ことである。
の高さを適当に調整することを維持するのがより困難な
ことである。
急速交換工具は通常の固定された工具よりも数多くの
部品を必要とする。部品が密接な公差に従って製造され
ている時であっても、このような公差が累積されると、
刃先の高さの調整に重大な影響を及ぼし得るものであ
る。不適当な刃先の高さの調整は工具の中の切削力を増
加させる結果となり、工具の寿命に重大な影響を与え
る。不適当な刃先の高さの調整に関連した他の問題は機
械加工作業中の過度のびびり、作業片上の荒い表面仕上
げ及び仕上げられた作業片の寸法が許容できない程に変
動することである。
部品を必要とする。部品が密接な公差に従って製造され
ている時であっても、このような公差が累積されると、
刃先の高さの調整に重大な影響を及ぼし得るものであ
る。不適当な刃先の高さの調整は工具の中の切削力を増
加させる結果となり、工具の寿命に重大な影響を与え
る。不適当な刃先の高さの調整に関連した他の問題は機
械加工作業中の過度のびびり、作業片上の荒い表面仕上
げ及び仕上げられた作業片の寸法が許容できない程に変
動することである。
本発明の概要と目的 本発明は切削工具の刃先の高さを調整する手段を有す
る急速交換工具ホールダーである。工具ホールダーは旋
盤のタレット又は取付ブロックに取付けられるよう適合
された支持部材と、切削工具を受け入れるための座を形
成された切削ヘッドと、切削ヘッドを支持部材にクラン
プするためのクランピング機構とを含む。
る急速交換工具ホールダーである。工具ホールダーは旋
盤のタレット又は取付ブロックに取付けられるよう適合
された支持部材と、切削工具を受け入れるための座を形
成された切削ヘッドと、切削ヘッドを支持部材にクラン
プするためのクランピング機構とを含む。
クランピング機構は１組のロッキングボールを用い、
このボールは切削ヘッドのチューブ状シャンクの中に形
成された孔と係合するように押される。ロッキングボー
ルはスクリューによって作動されるロッキングウェッヂ
（くさび）によってチューブ状シャンクと係合するよう
に押される。ロッキングボールとロッキングウェッヂは
支持部材の軸方向の孔の中に配置されたボールキャニス
ターの中に含まれている。ボールキャニスターはキーを
含み、このキーはチューブ状シャンクのキー溝と協同し
て切削ヘッドの角度をきめる。
このボールは切削ヘッドのチューブ状シャンクの中に形
成された孔と係合するように押される。ロッキングボー
ルはスクリューによって作動されるロッキングウェッヂ
（くさび）によってチューブ状シャンクと係合するよう
に押される。ロッキングボールとロッキングウェッヂは
支持部材の軸方向の孔の中に配置されたボールキャニス
ターの中に含まれている。ボールキャニスターはキーを
含み、このキーはチューブ状シャンクのキー溝と協同し
て切削ヘッドの角度をきめる。
刃先の高さの調節はボールキャニスターを長手方向軸
のまわりに回転し、切削工具の位置を変えることによっ
て達成される。ボールキャニスターを回転させるために
色々な方法が用いられる。ここに開示された実施例はボ
ールとスクリューの配設を利用している。より詳しく云
えばボールキャニスターは１組の移動止め又は凹みをも
って形成されている。移動止めは力を伝達する要素によ
って係合され、この夫々は先端に半球形の凹所を有する
調整スクリューによって作動される。調整スクリューの
軸はボールキャニスターの軸に関してオフセットしてお
り、ボールキャニスターに反対の平衡トルクを与える。
ボールキャニスターは、１つのスクリューをゆるめ、反
対のスクリューを締めることによって工具の刃先の高さ
をどちらの方向にも回転させることができる。
のまわりに回転し、切削工具の位置を変えることによっ
て達成される。ボールキャニスターを回転させるために
色々な方法が用いられる。ここに開示された実施例はボ
ールとスクリューの配設を利用している。より詳しく云
えばボールキャニスターは１組の移動止め又は凹みをも
って形成されている。移動止めは力を伝達する要素によ
って係合され、この夫々は先端に半球形の凹所を有する
調整スクリューによって作動される。調整スクリューの
軸はボールキャニスターの軸に関してオフセットしてお
り、ボールキャニスターに反対の平衡トルクを与える。
ボールキャニスターは、１つのスクリューをゆるめ、反
対のスクリューを締めることによって工具の刃先の高さ
をどちらの方向にも回転させることができる。
前述したことに基いて、本願発明の主たる目的が、切
削工具の刃先の高さを調整する手段を有する急速交換の
工具ホールダーを提供することであることは一見して明
らかである。
削工具の刃先の高さを調整する手段を有する急速交換の
工具ホールダーを提供することであることは一見して明
らかである。
本願発明のもう１つの目的は刃先の高さの調整の公差
の効果が大巾に取除かれている急速交換の工具ホールダ
ーを提供するすることにある。
の効果が大巾に取除かれている急速交換の工具ホールダ
ーを提供するすることにある。
更に本願発明のもう１つの目的は、十分な負荷に耐え
る能力をもち、機能加工の作業中にその位置を維持する
ことができる刃先の高さの調整機構を提供することにあ
る。
る能力をもち、機能加工の作業中にその位置を維持する
ことができる刃先の高さの調整機構を提供することにあ
る。
本願発明の更にもう１つの目的は、比較的構造が簡単
で且つ経済的に生産することができる刃先の高さの調整
機構を有する急速交換の工具ホールダーを提供すること
である。
で且つ経済的に生産することができる刃先の高さの調整
機構を有する急速交換の工具ホールダーを提供すること
である。
本願発明のもう１つの目的は、比較的使用が容易であ
り、且つ比較的急速に調整することができる刃先の高さ
の調整機構を有する急速交換の工具ホールダーを提供す
ることである。
り、且つ比較的急速に調整することができる刃先の高さ
の調整機構を有する急速交換の工具ホールダーを提供す
ることである。
本願発明の他の目的及び利点は、このような発明を単
に例示するに過ぎない以下の説明と添付図面とを研究す
ることにより一見して明らかとなるであろう。
に例示するに過ぎない以下の説明と添付図面とを研究す
ることにより一見して明らかとなるであろう。
図面の詳細な説明 第１図は本願発明の工具ホールダー組立体の１つの実
施例の分解された透視図である。
施例の分解された透視図である。
第２図は支持部材の中央の平面に沿ってとられた工具
支持部材の部分的断面図である。
支持部材の部分的断面図である。
第３図は第２図のIII−IIIの線を通してとられた工具
支持部材の横断面図である。
支持部材の横断面図である。
第４図は断面で示された部分をもつ工具ホールダー組
立体の前面の立面図である。
立体の前面の立面図である。
第５図は第４図のＶ−Ｖの線を通してとられた工具支
持部材の横断面図である。
持部材の横断面図である。
第６図は凹みを示すために断面で示された部分をもつ
ボールキャニスターの部分的な平面図である。
ボールキャニスターの部分的な平面図である。
第７図は第６図のVII−VIIの線を通してとられたボー
ルキャニスターの断面図である。
ルキャニスターの断面図である。
本発明の詳細な説明 図面を参照すると、特に第１図において、本願発明の
工具ホールダー組立体がそこに示され、一般的に図番10
によって示されている。工具ホールダー組立体10は、一
般的に図番12によって示された工具支持部材と、切削工
具を受け入れて且つ保持するように適合された切削ヘッ
ド14と、切削ヘッド14を支持部材12にクランプするため
のクランピング機構16とを含む。
工具ホールダー組立体がそこに示され、一般的に図番10
によって示されている。工具ホールダー組立体10は、一
般的に図番12によって示された工具支持部材と、切削工
具を受け入れて且つ保持するように適合された切削ヘッ
ド14と、切削ヘッド14を支持部材12にクランプするため
のクランピング機構16とを含む。
工具支持部材12は一般に円筒形のシャンク18を含み、
このシャンク18は機械のタレット又は取付ブロック（図
示されていない）の中に形成された軸方向の孔の中に受
け入れられる。
このシャンク18は機械のタレット又は取付ブロック（図
示されていない）の中に形成された軸方向の孔の中に受
け入れられる。
シャンク18は１個又は複数の表面に形成された平らな
部分18aを有し、この平面18aはセットスクリュー（図示
されていない）によって係合されて工具支持部材12をタ
レット又は取付ブロックの中に固定する。
部分18aを有し、この平面18aはセットスクリュー（図示
されていない）によって係合されて工具支持部材12をタ
レット又は取付ブロックの中に固定する。
フランジ20は工具支持部材12の前端に近接して形成さ
れている。フランジ20はタレット又は取付ブロックの面
に対して座る後に面する表面22を含む。フランジ20の片
側には平らな表面24が形成されている。軸方向の孔28は
工具支持部材12の前の端の中に形成され且つ前に面する
シート表面26によってかこまれている。軸方向の孔28は
やや円錐台の構成をもち、且つ後に説明されるように切
削ヘッド14を受け入れるように適合されている。
れている。フランジ20はタレット又は取付ブロックの面
に対して座る後に面する表面22を含む。フランジ20の片
側には平らな表面24が形成されている。軸方向の孔28は
工具支持部材12の前の端の中に形成され且つ前に面する
シート表面26によってかこまれている。軸方向の孔28は
やや円錐台の構成をもち、且つ後に説明されるように切
削ヘッド14を受け入れるように適合されている。
切削ヘッド14には、前の部分30と後に伸びるチューブ
状のシャンク32とを含む。後方に面する支持表面34はチ
ューブ状のシャンク32と前の部分30の間の接合部に形成
されている。前の部分30は、通常の切削インサート38と
シム40を受け入れるように適合された工具受け入れポケ
ット36を形成している。切削インサート38は２つの集ま
る切削刃を含み、これらは集って丸味を帯びた切削チッ
プを形成する。切削インサート38の先端はクランピング
部材42によって係合されて、切削インサート38とシム40
を工具受け入れポケット36の中に固定する。クランピン
グ部材42はクランプスクリュー44によって前の部分に固
定され、このクランプスクリュー44は前の部分30の先端
の対応する穴（図示されていない）の中にねじこまれ
る。
状のシャンク32とを含む。後方に面する支持表面34はチ
ューブ状のシャンク32と前の部分30の間の接合部に形成
されている。前の部分30は、通常の切削インサート38と
シム40を受け入れるように適合された工具受け入れポケ
ット36を形成している。切削インサート38は２つの集ま
る切削刃を含み、これらは集って丸味を帯びた切削チッ
プを形成する。切削インサート38の先端はクランピング
部材42によって係合されて、切削インサート38とシム40
を工具受け入れポケット36の中に固定する。クランピン
グ部材42はクランプスクリュー44によって前の部分に固
定され、このクランプスクリュー44は前の部分30の先端
の対応する穴（図示されていない）の中にねじこまれ
る。
チューブ状のシャンク32は前の部分30と一体に形成さ
れ且つ好ましくは鋼の単一片から機械加工される。シャ
ンク32は円錐台形をしており、工具支持部材12の軸方向
の孔28とマッチする。２つの直径方向反対側の孔46はチ
ューブ状のシャンク32に孔をあけている。チューブ状の
シャンク32は又２つの直径方向反対側のキー溝48を含
み、孔46の軸に垂直な放射方向の軸に沿って配置されて
いる。
れ且つ好ましくは鋼の単一片から機械加工される。シャ
ンク32は円錐台形をしており、工具支持部材12の軸方向
の孔28とマッチする。２つの直径方向反対側の孔46はチ
ューブ状のシャンク32に孔をあけている。チューブ状の
シャンク32は又２つの直径方向反対側のキー溝48を含
み、孔46の軸に垂直な放射方向の軸に沿って配置されて
いる。
切削ヘッド14を工具支持部材12に取付けるときに、チ
ューブ状のシャンク32は軸方向の孔28の中に受け入れら
れる。クランピング機構16は、切削ヘッド14を工具支持
部材12上に固定するために軸方向の孔28の中に配置され
る。
ューブ状のシャンク32は軸方向の孔28の中に受け入れら
れる。クランピング機構16は、切削ヘッド14を工具支持
部材12上に固定するために軸方向の孔28の中に配置され
る。
クランピング機構16はボールキャニスター50を含み、
このボールキャニスター50は２重の端をもつスクリュー
52によって工具支持部材12の軸方向の孔28の中に固定さ
れる。２重の端をもつスクリュー52の第１の端は軸方向
の孔28の底の中の対応するねじ穴54の中にねじ込まれ
る。スクリュー52の第２の端はボールキャニスター50の
ベース58の中の対応するねじ穴56の中にねじ込まれる。
このボールキャニスター50は２重の端をもつスクリュー
52によって工具支持部材12の軸方向の孔28の中に固定さ
れる。２重の端をもつスクリュー52の第１の端は軸方向
の孔28の底の中の対応するねじ穴54の中にねじ込まれ
る。スクリュー52の第２の端はボールキャニスター50の
ベース58の中の対応するねじ穴56の中にねじ込まれる。
ボールキャニスター50は切削ヘッド14のチューブ状の
シャンク32の上のキー溝48の中の１つにはまるように寸
法をもったキー82をその外側に形成された上の部分60を
含む。工具ホールダーの長手方向軸に垂直に伸びる２つ
の横方向の通路62と64がボールキャニスター50の中に形
成されている。ぶつけておとすピン66はボールキャニス
ター50の先端の中の長手方向の通路68の中にゆるく取付
けられている。ぶつけておとすピン66は、２つの小さい
スクリュー72によって係合されてこのピン66を長手方向
の通路68の中に保持する肩70を含む。
シャンク32の上のキー溝48の中の１つにはまるように寸
法をもったキー82をその外側に形成された上の部分60を
含む。工具ホールダーの長手方向軸に垂直に伸びる２つ
の横方向の通路62と64がボールキャニスター50の中に形
成されている。ぶつけておとすピン66はボールキャニス
ター50の先端の中の長手方向の通路68の中にゆるく取付
けられている。ぶつけておとすピン66は、２つの小さい
スクリュー72によって係合されてこのピン66を長手方向
の通路68の中に保持する肩70を含む。
作動部材74はボールキャニスター50の第１の長手方向
の通路62の中に配置されている。作動部材74はヘッド部
分76とシャンク部分78とを含む。シャンク部分78は外側
にねじを切られている。作動スクリュー80は作動部材74
を往復運動するように動かす手段を与える。作動スクリ
ュー80は内部にねじを切られた孔84を含み、作動部材74
のシャンク部分78の上のねじと係合する。作動スクリュ
ー80は又ねじを切られた孔84の中のねじ山と反対位置に
ある外側のねじ86を含む。外側のねじ86は工具支持部材
12の中のねじを切られた開口部88と係合する。工具支持
部材12の外側から近づくことができる作動スクリュー80
の端には、アレン レンチによって係合されるよう適合
された６角形の凹み90がある。
の通路62の中に配置されている。作動部材74はヘッド部
分76とシャンク部分78とを含む。シャンク部分78は外側
にねじを切られている。作動スクリュー80は作動部材74
を往復運動するように動かす手段を与える。作動スクリ
ュー80は内部にねじを切られた孔84を含み、作動部材74
のシャンク部分78の上のねじと係合する。作動スクリュ
ー80は又ねじを切られた孔84の中のねじ山と反対位置に
ある外側のねじ86を含む。外側のねじ86は工具支持部材
12の中のねじを切られた開口部88と係合する。工具支持
部材12の外側から近づくことができる作動スクリュー80
の端には、アレン レンチによって係合されるよう適合
された６角形の凹み90がある。
作動部材74のヘッド部分76はその反対側の側面に１組
のボールを押しやる傾斜面92を含む。ボールを押しやる
傾斜面92は横方向の通路64の中にゆるく受け入れられる
ロッキングボール94と当接するように適合されている。
ボールを押しやる傾斜面92はシャンク部分78から離れ
て、これらが凹んだ球状の凹み96に接合する迄伸びると
き、内側に傾斜する。作動部材74は又ぶつけておとすピ
ン66の底の対応する表面100と当接するよう適合された
傾斜表面98を含む。
のボールを押しやる傾斜面92を含む。ボールを押しやる
傾斜面92は横方向の通路64の中にゆるく受け入れられる
ロッキングボール94と当接するように適合されている。
ボールを押しやる傾斜面92はシャンク部分78から離れ
て、これらが凹んだ球状の凹み96に接合する迄伸びると
き、内側に傾斜する。作動部材74は又ぶつけておとすピ
ン66の底の対応する表面100と当接するよう適合された
傾斜表面98を含む。
前述の説明から、作動スクリュー80が第１の方向に回
転されると、作動部材74は動かされてロッキングボール
94を球状の凹所からボールを押しやる傾斜面92に変位さ
せることは容易に明らかとなろう。ロッキングボール94
は斯くして第３図及び第４図に最も良く示されているよ
うに外側に押しやられる。作動スクリュー80が第２の方
向に回転されると、作動部材74は第２の方向に動かされ
て、ロッキングボール94が球状の凹み96の中にころがっ
て戻ることを可能とする。同時に作動部材74の上の傾斜
表面98はぶつけておとすピン66の上の対応する傾斜表面
と当接してこれを上に押す。ぶつけておとすピン66は今
度は切削ヘッド14に対して上に押し、切削ヘッド14を支
持部材12から分離する。
転されると、作動部材74は動かされてロッキングボール
94を球状の凹所からボールを押しやる傾斜面92に変位さ
せることは容易に明らかとなろう。ロッキングボール94
は斯くして第３図及び第４図に最も良く示されているよ
うに外側に押しやられる。作動スクリュー80が第２の方
向に回転されると、作動部材74は第２の方向に動かされ
て、ロッキングボール94が球状の凹み96の中にころがっ
て戻ることを可能とする。同時に作動部材74の上の傾斜
表面98はぶつけておとすピン66の上の対応する傾斜表面
と当接してこれを上に押す。ぶつけておとすピン66は今
度は切削ヘッド14に対して上に押し、切削ヘッド14を支
持部材12から分離する。
使用に際しては、切削ヘッド14は切削ヘッド14のチュ
ーブ状シャンク32を工具支持部材12の軸方向の孔28の中
に挿入することによって支持部材12の上に取付けられ
る。切削ヘッド14を支持部材12の中に挿入后に、作動ス
クリュー80は第１の方向に−通常は時計回転の方向に−
回転されて、切削ヘッド14を支持部材12にクランプす
る。上述したように、作動スクリュー80が回転すると、
作動部材74はロッキングボール94を放射方向外側に押し
やり、チューブ状のシャンク32の中の孔46と係合させ
る。第４図に最も良く示されているように、孔46の壁は
多少傾斜して居るので、ロッキングボール94が孔46と係
合すると、切削ヘッド14に後向きの力をはたらかせて、
支持部材12上の坐る表面26に対して支持表面34を坐らせ
る。切削ヘッド14が一旦支持部材12の上に取付けられる
と、切削ヘッド14の角度位置はボールキャニスター50上
のキー82の、切削ヘッド14のチューブ状のシャンク32の
中の対応するキー溝48との係合によって決定される。理
想的にはキー82及びキー溝48は正しい刃先の高さの調整
が得られるように切削ヘッド14を常に位置させるべきで
ある。実際に使用した時にはしかし乍ら、構成要素の数
とこれらに与えられた公差のために、正しい刃先の高さ
の調整は保証されることはできない。本願発明は切削工
具の刃先の高さを調節する手段を与えることによって刃
先の高さの調節についてのこれらの公差の効果を大巾に
取除くことを意図するものである。
ーブ状シャンク32を工具支持部材12の軸方向の孔28の中
に挿入することによって支持部材12の上に取付けられ
る。切削ヘッド14を支持部材12の中に挿入后に、作動ス
クリュー80は第１の方向に−通常は時計回転の方向に−
回転されて、切削ヘッド14を支持部材12にクランプす
る。上述したように、作動スクリュー80が回転すると、
作動部材74はロッキングボール94を放射方向外側に押し
やり、チューブ状のシャンク32の中の孔46と係合させ
る。第４図に最も良く示されているように、孔46の壁は
多少傾斜して居るので、ロッキングボール94が孔46と係
合すると、切削ヘッド14に後向きの力をはたらかせて、
支持部材12上の坐る表面26に対して支持表面34を坐らせ
る。切削ヘッド14が一旦支持部材12の上に取付けられる
と、切削ヘッド14の角度位置はボールキャニスター50上
のキー82の、切削ヘッド14のチューブ状のシャンク32の
中の対応するキー溝48との係合によって決定される。理
想的にはキー82及びキー溝48は正しい刃先の高さの調整
が得られるように切削ヘッド14を常に位置させるべきで
ある。実際に使用した時にはしかし乍ら、構成要素の数
とこれらに与えられた公差のために、正しい刃先の高さ
の調整は保証されることはできない。本願発明は切削工
具の刃先の高さを調節する手段を与えることによって刃
先の高さの調節についてのこれらの公差の効果を大巾に
取除くことを意図するものである。
今第５図から第７図を参照すると、刃先の高さの調節
手段は、ボールキャニスター50の上に反対のバランスさ
せるトルクを働かせる１組の先端に半球形の凹所を有す
る調節スクリュー102を含む。調節スクリュー102は工具
支持部材12のフランジ20の中の調節スクリューの孔104
の中にねじにより係合される。夫々の調節スクリュー10
2は力を伝達する要素106と当接し、この要素106は今度
はボールキャニスター50のベースの中の凹み108と係合
する。凹み108は力を伝達する要素106が接触するシート
部分110とクリヤランス部分112とを含む。シート部分11
0はボールの先端のエンドミル（底フライス）で形成さ
れ、この直径は略力を伝達する要素106の直径に等し
い。クリヤランス部分112はやや大きい直径のボールの
先端のエンドミルで形成される。
手段は、ボールキャニスター50の上に反対のバランスさ
せるトルクを働かせる１組の先端に半球形の凹所を有す
る調節スクリュー102を含む。調節スクリュー102は工具
支持部材12のフランジ20の中の調節スクリューの孔104
の中にねじにより係合される。夫々の調節スクリュー10
2は力を伝達する要素106と当接し、この要素106は今度
はボールキャニスター50のベースの中の凹み108と係合
する。凹み108は力を伝達する要素106が接触するシート
部分110とクリヤランス部分112とを含む。シート部分11
0はボールの先端のエンドミル（底フライス）で形成さ
れ、この直径は略力を伝達する要素106の直径に等し
い。クリヤランス部分112はやや大きい直径のボールの
先端のエンドミルで形成される。
第６図に最も良く示されているように、凹み108はシ
ート部分110及び平らな部分110aを含み、この部分はエ
ンドミルを横に水平面に動かすことによって形成され
る。シート部分110は第７図に示された図面においては
一般に円形である。この構成により力を伝達する要素10
6は、キャニスター50の調節の全範囲に互ってシート部
分110と線接触することができる。力を伝達する要素106
は又調節スクリュー102と線接触をする。線接触は調節
機構に、機械加工作業中の動きに抵抗する十分なトルク
に耐える能力を与えるのに重要である。
ート部分110及び平らな部分110aを含み、この部分はエ
ンドミルを横に水平面に動かすことによって形成され
る。シート部分110は第７図に示された図面においては
一般に円形である。この構成により力を伝達する要素10
6は、キャニスター50の調節の全範囲に互ってシート部
分110と線接触することができる。力を伝達する要素106
は又調節スクリュー102と線接触をする。線接触は調節
機構に、機械加工作業中の動きに抵抗する十分なトルク
に耐える能力を与えるのに重要である。
切削工具の刃先の高さを調節するために、第１の調節
スクリュー102がゆるめられ且つ第２の調節スクリュー1
02は締められてボールキャニスター50を回転させる。所
望の位置が得られると、第１の調節スクリュー102は再
び締められて、ボールキャニスター50を調節された位置
にロックする。ボールキャニスター50の回転によって、
キー82の位置を再調整し、このキー82は今度は切削ヘッ
ド14の角度位置を変更させる。切削工具の刃先の高さは
切削ヘッド14の角度位置によって決定される。
スクリュー102がゆるめられ且つ第２の調節スクリュー1
02は締められてボールキャニスター50を回転させる。所
望の位置が得られると、第１の調節スクリュー102は再
び締められて、ボールキャニスター50を調節された位置
にロックする。ボールキャニスター50の回転によって、
キー82の位置を再調整し、このキー82は今度は切削ヘッ
ド14の角度位置を変更させる。切削工具の刃先の高さは
切削ヘッド14の角度位置によって決定される。
前述のことから、この刃先の高さの調節機構によっ
て、切削工具の刃先の高さを調節するための容易な且つ
便利な方法が与えられることは明らかである。刃先の高
さを調節することによって、切削工具にかかる力は減じ
られることができ、ガタガタは取除かれ、作業片上のよ
りよい表面仕上が得られる。
て、切削工具の刃先の高さを調節するための容易な且つ
便利な方法が与えられることは明らかである。刃先の高
さを調節することによって、切削工具にかかる力は減じ
られることができ、ガタガタは取除かれ、作業片上のよ
りよい表面仕上が得られる。
本願発明は勿論発明の精神及び本質的な特徴から離れ
ることなく、ここに規定されたもの以外の特定のやり方
で実施され得るものである。従って現在の実施例はあら
ゆる点において例示的であってこれに制限するものでは
ないと考えられ、付帯する請求項の意味と同等の範囲の
中に来る凡ての変更はこの中に包含されるように意図さ
れるものである。
ることなく、ここに規定されたもの以外の特定のやり方
で実施され得るものである。従って現在の実施例はあら
ゆる点において例示的であってこれに制限するものでは
ないと考えられ、付帯する請求項の意味と同等の範囲の
中に来る凡ての変更はこの中に包含されるように意図さ
れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5090280（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B23B 29/00
Claims (7)
- 【請求項１】刃先の高さを調節する手段を有する急速交
換工具ホールダーにおいて、 （１）切削工具インサート（38）を受け入れて保持し且
つ後方に伸びるチューブ状のシャンク（32）を含む切削
ヘッド（14）と、 （２）切削ヘッド（14）のチューブ状のシャンク（32）
を受け入れるための軸方向の孔（28）を有する工具支持
部材（12）と、 （３）工具支持部材（12）の軸方向の孔（28）の中に配
置されて、解放できるように切削ヘッド（14）を工具支
持部材（12）に固定するクランピング機構（16）であつ
て、 当該クランピング機構（16）は、 （イ）工具支持部材（12）の軸方向の孔（28）の中に回
転できるように取付けられ、切削ヘッド（14）のチュー
ブ状のシャンク（32）の中に挿入でき、複数の角度位置
の間を回転できるボールキャニスター（50）と、 （ロ）ボールキャニスター（50）の中に配置されて、切
削ヘッド（14）を工具支持部材（12）に固定するように
チューブ状のシャンク（32）と係合するための係合位置
と、切削ヘッド（14）を解放するための解放位置との間
を動くことができる少なくとも１つのロツキングボール
（94）と、 （ハ）ロツキングボール（94）を係合された位置に向け
て付勢するための作動手段と、 （ニ）切削ヘッド（14）をボールキャニスター（50）の
中で定められた角度位置に保つための手段とを含み、 更に工具ホールダー（10）は、 （イ）切削工具の刃先の高さを調節するための刃先の高
さの調節手段であって、工具支持部材（12）の中の夫々
の調節スクリューの孔（104）の中にねじこまれてボー
ルキャニスター（50）をその長手方向軸のまわりに選ば
れた角度位置に回転させ、且つボールキャニスター（5
0）を当該角度位置の如何なる位置にも固定するための
１組の調節スクリュー（102）を含む刃先の高さを調節
する手段とを含むことを特徴とする急速交換工具ホール
ダー。 - 【請求項２】請求項１記載の急速交換工具ホールダーに
おいて、 切削ヘッド（14）を工具支持部材（12）に保持する手段
は切削ヘッド（14）のチューブ状のシャンク（32）の中
に形成されたキー溝（48）と、チューブ状のシャンク
（32）の中のキー溝（48）に挿入することのできるクラ
ンピング機構16のボールキャニスター（50）に形成され
たこれと合うキー（82）とを含むことを特徴とする急速
交換工具ホールダー。 - 【請求項３】請求項１記載の急速交換工具ホールダーに
おいて、刃先の高さの調節手段は、更に調節スクリュー
（102）の回転力をボールキャニスター（50）に伝達す
るための１組の力を伝達する要素（106）を含むことを
特徴とする急速交換工具ホールダー。 - 【請求項４】請求項３記載の急速交換工具ホールダー組
立体において、力を伝達する要素（106）は通常球状の
外形を有することを特徴とする急速交換工具ホールダ
ー。 - 【請求項５】請求項４記載の急速交換工具ホールダーに
おいて、ボールキャニスター（50）は球形の力を伝達す
る要素（106）によって係合される１組の凹み（108）を
含むことを特徴とする急速交換工具ホールダー。 - 【請求項６】請求項５記載の急速交換工具ホールダーに
おいて、力を伝達する要素（106）はボールキャニスタ
ー（50）の中の凹み（108）と線接触をなすことを特徴
とする急速交換工具ホールダー。 - 【請求項７】請求項３記載の急速交換工具ホールダーに
おいて、調節スクリュー（102）はその先端に半球形の
凹所を有し、力を伝達する要素（106）と線接触をなす
ことを特徴とする急速交換工具ホールダー。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/932,141 US5245896A (en) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | Quick-change tool holder with center height adjustment mechanism |
| US932,141 | 1992-08-19 | ||
| US07/932,141 | 1992-08-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08500535A JPH08500535A (ja) | 1996-01-23 |
| JP2784961B2 true JP2784961B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=25461845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6506234A Expired - Fee Related JP2784961B2 (ja) | 1992-08-19 | 1993-06-10 | 刃先の高さ調整機構付の急速変換工具ホールダー |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5245896A (ja) |
| JP (1) | JP2784961B2 (ja) |
| AU (1) | AU661194B2 (ja) |
| CA (1) | CA2135922C (ja) |
| MX (1) | MX9304748A (ja) |
| RU (1) | RU2102195C1 (ja) |
| WO (1) | WO1994004301A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2909620C2 (de) * | 1979-02-01 | 1985-04-04 | Schweizerische Aluminium Ag, Chippis | Vorrichtung zum Abdichten von Fugen an der Innenwand von zylindrischen Hohlräumen und Verfahren zur Anwendung dieser Vorrichtung |
| US5415066A (en) * | 1994-04-08 | 1995-05-16 | Kennametal Inc. | Apparatus for holding a toolholder shank |
| US5452631A (en) * | 1994-04-08 | 1995-09-26 | Kennametal Inc. | Apparatus for holding a toolholder shank utilizing a rotatable cam to minimize kickback |
| US6196094B1 (en) | 1995-03-17 | 2001-03-06 | Kennametal Pc Inc. | Tool unit clamping apparatus having a locking mechanism with increased gripping force |
| US5694820A (en) * | 1995-04-17 | 1997-12-09 | Kennametal Inc. | Tool unit clamping apparatus having improved short stroke locking mechanism |
| US5927168A (en) * | 1995-04-17 | 1999-07-27 | Kennametal Inc. | Tool unit clamping apparatus having improved short stroke locking mechanism |
| US6000306A (en) * | 1998-06-12 | 1999-12-14 | Kennametal Inc. | Side activated tool unit clamping apparatus using mechanical advantage |
| DE20319597U1 (de) * | 2003-12-17 | 2004-03-18 | Flam, Mirko | Werkzeughalter-System |
| DE102005021640B4 (de) | 2005-05-06 | 2007-08-09 | Satisloh Gmbh | Maschine zur Bearbeitung von optischen Werkstücken, insbesondere von Kunststoff-Brillengläsern |
| US7610834B2 (en) * | 2008-03-18 | 2009-11-03 | Kennametal Inc. | Tool holder assembly with interference fit key arrangement |
| US8533930B2 (en) * | 2008-09-05 | 2013-09-17 | Ati Industrial Automation, Inc. | Manual robotic tool changer having rapid coupling mechanism |
| US8220804B2 (en) * | 2009-02-05 | 2012-07-17 | Kennametal Inc. | Toolholder assembly with axial clamping mechanism |
| US8151673B2 (en) * | 2009-09-23 | 2012-04-10 | Kennametal Inc. | Off-axis spring held clamping unit |
| US8727357B2 (en) * | 2009-11-25 | 2014-05-20 | Kennametal Inc. | Toolholder secondary retention system |
| US10449608B2 (en) | 2017-04-13 | 2019-10-22 | Kennametal Inc. | Toolholder assembly with lock rod |
| US11420269B2 (en) | 2019-09-11 | 2022-08-23 | Kennametal Inc. | Clamping assembly, a toolholder assembly comprising a clamping assembly and a toolholder, and a method of changing a toolholder in a toolholder assembly |
| DE102020100064B3 (de) * | 2020-01-03 | 2021-04-08 | Marc König | Vorrichtung zur Aufnahme eines Zerspanungswerkzeugs |
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| US5090280A (en) | 1990-03-21 | 1992-02-25 | Kennametal Inc. | Tool holder assembly with angular adjustment mechanism |
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| DE3441821A1 (de) * | 1984-11-15 | 1986-05-15 | Walter Kieninger KG Hartmetallwerkzeugfabrik, 7630 Lahr | Messerkopf |
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| EP0233838A3 (en) * | 1986-02-04 | 1990-01-31 | Incyte Pharmaceuticals, Inc. | Neurite-promoting factor and process for the manufacture thereof |
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| US4736659A (en) * | 1987-01-27 | 1988-04-12 | Kennametal Inc. | Apparatus for holding a toolholder shank |
| US5158881A (en) * | 1987-11-17 | 1992-10-27 | Brown University Research Foundation | Method and system for encapsulating cells in a tubular extrudate in separate cell compartments |
| JPH04507251A (ja) * | 1989-08-11 | 1992-12-17 | ハーネマン・ユニヴァーシティー | パーキンソン病治療用のドーパミン作動性神経栄養因子 |
| US5040932A (en) * | 1989-12-04 | 1991-08-20 | Kennametal Inc. | Locator mechanism for a tool holder assembly |
-
1992
- 1992-08-19 US US07/932,141 patent/US5245896A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-10 JP JP6506234A patent/JP2784961B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-10 CA CA002135922A patent/CA2135922C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-10 AU AU46314/93A patent/AU661194B2/en not_active Ceased
- 1993-06-10 WO PCT/US1993/005535 patent/WO1994004301A1/en active Application Filing
- 1993-06-10 RU RU95107044A patent/RU2102195C1/ru active
- 1993-08-05 MX MX9304748A patent/MX9304748A/es not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5090280A (en) | 1990-03-21 | 1992-02-25 | Kennametal Inc. | Tool holder assembly with angular adjustment mechanism |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU661194B2 (en) | 1995-07-13 |
| RU95107044A (ru) | 1997-04-10 |
| AU4631493A (en) | 1994-03-15 |
| MX9304748A (es) | 1994-05-31 |
| WO1994004301A1 (en) | 1994-03-03 |
| RU2102195C1 (ru) | 1998-01-20 |
| US5245896A (en) | 1993-09-21 |
| CA2135922A1 (en) | 1994-03-03 |
| CA2135922C (en) | 1997-12-09 |
| JPH08500535A (ja) | 1996-01-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |