JP2784433B2 - 痴漢防止用具 - Google Patents

痴漢防止用具

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JP2784433B2 JP8090976A JP9097696A JP2784433B2 JP 2784433 B2 JP2784433 B2 JP 2784433B2 JP 8090976 A JP8090976 A JP 8090976A JP 9097696 A JP9097696 A JP 9097696A JP 2784433 B2 JP2784433 B2 JP 2784433B2
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、混雑した電車内
等で用いられる痴漢防止用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、混雑した電車内等で痴漢にあった
場合、被害者が痴漢防止ブザーを鳴らす等して、被害を
訴える必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は効果的方法ではあるが、事後的対策であるため、痴
漢行為そのものを防止する予防策となりえない。
【0004】そこで、この発明の課題は、痴漢行為を予
防することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、箱の内部にプラスチックシー
トがロール状に巻かれて収納されており、上記箱の一側
面に上記プラスチックシート幅以上の長さを有するスリ
ット状の取出し口が設けられており、上記プラスチック
シートの端部に係合部が設けられ、上記係合部を上記取
出し口の外側に露出させたのである。
【0006】また、他の発明においては、かばんの外周
面に設けられた収納部にプラスチックシートがロール状
に巻かれて収納されており、上記かばんの収納部の一側
面に上記プラスチックシート幅以上の長さを有するスリ
ット状の取出し口が設けられており、上記プラスチック
シートの端部に係合部が設けられ、上記係合部を上記取
出し口の外側に露出させたのである。
【0007】上記プラスチックシートを体の臀部等の体
のまわりの衣類の上から巻くので、直接、手が臀部等の
体に触れることを防止できる。また、上記プラスチック
シートやプラスチック板を容易に引き出して臀部等の体
のまわりの衣類の上に巻くことができ、さらに、使用
後、容易に収納することができるので、電車等の中でも
容易に着脱可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0009】この発明に係る痴漢防止用具は、図1
(a)に示すように、プラスチックシート2のロールを
収納した箱1からなる。この箱1の形状は、直方体、円
筒状等の任意の形をとることができる。
【0010】図1(a)に示すように、上記箱1の内部
には、プラスチックシート2がロール3にロール状に巻
かれて収納されており、上記箱1の一側面にスリット状
の取出し口4が設けられている。この取出し口4は、上
記プラスチックシート2を折れ曲がったりしない状態で
取り出すことができればよく、その取出し口4の長さ
は、上記プラスチックシート2の幅以上で、上記箱1の
一側面の上記取出し口4の長さ方向の一側辺長以下であ
ればよい。
【0011】上記箱1の上記取出し口4より外側に出た
プラスチックシート2の端部には、ストッパー11が設
けられており、プラスチックシート2が箱1の内部に完
全に収納されるのを防ぐ。これにより、必要に応じて、
プラスチックシート2を容易に引き出すことができる。
【0012】また、上記プラスチックシート2の端部に
は係合部5が設けられ、上記係合部5を上記取出し口4
の外側に露出させる。上記係合部5は、特に限定される
ものではないが、例として、その表面上が鉤状の細かい
繊維を無数に密生させた合成樹脂製シートと、その表面
が輪状の細かい繊維を無数に密生させた合成樹脂製シー
トを組み合わせた面ファスナ等があげられる。上記面フ
ァスナは、マジックテープ(登録商標)として知られて
いる。
【0013】さらに、上記箱1は、単独で用いることが
できるが、その他、かばん等に取り付けて用いることが
できる。このとき、上記箱1の上記取出し口4を有する
面以外の面に、図1(b)に示すように、係合部材12
を設け、また、図2に示すように、上記の係合部5や係
合部材12と脱着しうる係合部材12’を、かばん10
の任意の場所に設けることにより、箱1とかばん10と
を脱着自在に係合することができる。図2に示すよう
に、係合部材12’を2か所設けた場合は、片方の係合
部材12’を箱1の係合部材12と係合し、また、他方
の係合部材12’を箱1の係合部5と係合することがで
きる。このとき、係合部材12、12’として任意のも
のを用いてもよいが、上記面ファスナを用いることがで
きる。このとき、係合部材12及び12’に上記面ファ
スナの片方の合成樹脂シートを用い、係合部5及び係合
部材12に上記面ファスナの他方のの合成樹脂シートを
用いれば、箱1の脱着が容易になる。
【0014】また、上記係合部材12と12’との係合
のみでは、箱1がかばん10から外れやすいときは、図
3(a)に示すように、箱1の上端部に紐13を設け
て、図3(b)に示すように、この紐13をかばんのひ
も14に通して輪状にすれば、箱1の係合部材12とか
ばん10の係合部材12’が脱離しても、箱1自体がか
ばん10から脱落することを防止することができる。こ
のとき、上記紐13としては、任意のものを用いること
ができるが、上記面ファスナを用い、上記箱1の紐13
との接合部付近にそのテープと脱着自在のテープを設け
れば、上記かばん14から紐13の取り外しが容易とな
る。
【0015】さらに、必要に応じて、箱1の底部に凹部
16を設け、かばん10の上記箱1の凹部と係合しうる
位置に突部を形成させれば、箱1とかばん10の係合を
より強くすることができる。
【0016】ところで、箱1とかばん10を係合する係
合部としては、図1(b)に示すようなシート状のもの
に限られず、フック等であってもよい。
【0017】上記プラスチックシート2は、箱だけでな
く、各種のものに収納して用いることができる。例え
ば、図4に示すように、かばん10の一部に設けた収納
部15に上記プラスチックシート2を収めて用いること
もできる。
【0018】このプラスチックシート2は、ロール3に
ロール状に巻かれて収納されており、上記収納部15の
一側面にスリット状の取出し口4が設けられている。こ
の取出し口4は、上記プラスチックシート2を折れ曲が
ったりしない状態で取り出すことができればよく、その
取出し口4の長さは、上記プラスチックシート2の幅以
上で、上記箱1の一側面の上記取出し口4の長さ方向の
一側辺長以下であればよい。また、上記取出し口4より
外側に出たプラスチックシート2の端部には、ストッパ
ー11が設けられており、プラスチックシート2が箱1
の内部に完全に収納されるのを防ぐ。これにより、必要
に応じて、容易にプラスチックシート2を引き出すこと
ができる。さらに、上記プラスチックシート2の端部に
は係合部5が設けられ、上記係合部5を上記取出し口4
の外側に露出させる。上記係合部5は、特に限定される
ものではないが、例として、上記面ファスナをあげるこ
とができる。
【0019】この係合部5と係合する係合部材12’
は、かばん10の任意の場所に設けることができる。例
えば、図4に示すように、収納部15と反対側の端に設
けることもできる。
【0020】この痴漢防止用具の使用法は、まず、箱1
又はかばん10を所定の位置に持つ。次いで、係合部5
を引くことにより箱1又収納部15からプラスチックシ
ート2を引き出す。そして、引き出されたプラスチック
シート2を図5や図6に示すように、体8のまわりに覆
い、上記係合部5を箱1又はかばん10等の係合部材1
2’に係合させて保持する。この様にすれば、プラスチ
ックシート2で体8を覆うことができ、直接体を触られ
ることを防止できる。このプラスチックシート2の幅
は、覆う体の部分に合わせて長さを任意に決めることが
できる。
【0021】使用後にこのプラスチックシート2を収納
する方法は、任意の方法をとることができ、例えば、図
1又は図4に示すように、ロール3と接合した回転式把
手6を回すことによりプラスチックシート2をロール3
に巻き取る手動式の収納方法や、図示していないが、ロ
ール3にバネを設けて、係合部5を外すとバネ力によっ
て巻き戻す収納方法等をあげることができる。
【0022】ところで、上記箱1やかばん10を持つ位
置は、特に限定されるものではないが、体の前部に持て
ば、臀部を効率的に覆うことができる。また、図3
(b)に示すように、かばん10のひも14に長さの調
節機構を設ければ、かばん10を肩にかけながら、臀部
を効率的に覆うことができる。
【0023】また、ここで用いられるプラスチックシー
ト2は、通常のシートでよいが、使用時の蒸れ等の防止
のため、このシート内に穴を有していてもよい。この穴
は、人の手や指が入らない程度の大きさを有していれば
よい。
【0024】なお、これらのプラスチックシート2は、
敷物等にも利用でき、痴漢防止用具としての利用以外に
も利用することができる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、上記プラスチックシ
ートを体の臀部に巻くので、直接、手が臀部に触れるこ
とを防止できる。また、上記プラスチックシートを容易
に引き出して臀部等の体のまわりの衣類の上から巻くこ
とができ、使用後には、容易に収納することができるの
で、電車等の中でも容易に着脱でき、電車等の乗降に支
障をきたすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明の痴漢防止用具の例を示す斜視
図 (b)(a)の背面側からの斜視図
【図2】図1の痴漢防止用具に用いられるかばんの例を
示す正面図
【図3】(a)図1の痴漢防止用具と図2のかばんを係
合させた例を示す正面図 (b)この発明の痴漢防止用具の他の例を示す背面側か
らの斜視図
【図4】この発明の痴漢防止用具の他の例を示す斜視図
【図5】図4の痴漢防止用具の使用態様の例を示す斜視
【図6】図5の横断平面図
【符号の説明】
1 箱 2 プラスチックシート 3 ロール 4 取出し口 5 係合部 6 把手 7 取付部 8 体 10 かばん 11 ストッパー 12、12’ 係合部材 13 紐 14 かばんのひも 15 収納部 16 凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱の内部にプラスチックシートがロール
    状に巻かれて収納されており、上記箱の一側面に上記プ
    ラスチックシート幅以上の長さを有するスリット状の取
    出し口が設けられており、上記プラスチックシートの端
    部に係合部が設けられ、上記係合部を上記取出し口の外
    側に露出させた痴漢防止用具。
  2. 【請求項2】 かばんの外周面に設けられた収納部にプ
    ラスチックシートがロール状に巻かれて収納されてお
    り、上記かばんの収納部の一側面に上記プラスチックシ
    ート幅以上の長さを有するスリット状の取出し口が設け
    られており、上記プラスチックシートの端部に係合部が
    設けられ、上記係合部を上記取出し口の外側に露出させ
    た痴漢防止用具。
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