JP2783212B2 - 情報提示装置 - Google Patents

情報提示装置

Info

Publication number
JP2783212B2
JP2783212B2 JP7231044A JP23104495A JP2783212B2 JP 2783212 B2 JP2783212 B2 JP 2783212B2 JP 7231044 A JP7231044 A JP 7231044A JP 23104495 A JP23104495 A JP 23104495A JP 2783212 B2 JP2783212 B2 JP 2783212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
priority
stored
unit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7231044A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0981099A (ja
Inventor
格 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP7231044A priority Critical patent/JP2783212B2/ja
Publication of JPH0981099A publication Critical patent/JPH0981099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2783212B2 publication Critical patent/JP2783212B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークの端末装
置における情報の提示を行う情報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの端末装置における従来の
情報提示装置では、ネットワークから得られる情報を、
全てユーザからの明示的な指示によって管理および提示
している。また、提示を指示された情報の数が非常に多
い場合や情報のサイズが非常に大きい場合には、その情
報が端末装置に読み込まれ、出力されるまでユーザがか
なりの間待たされることになる。
【0003】図9は、従来の情報提示装置を示す構成図
である。従来の方式では、情報獲得手段001によっ
て、電子メールやNet Newsの記事やデータベー
ス検索結果などの情報がネットワークから得られると、
これらの情報を情報蓄積手段011に保存する。
【0004】情報獲得手段001は、一般的なデータベ
ース検索のようにユーザからの指示により情報を獲得す
る場合と、電子メールのようにユーザの指示なしに情報
を自動獲得する場合とがある。いずれの場合にも、獲得
した情報はユーザからの指示によって情報出力手段00
9に送られ、ユーザに対して提示される。
【0005】従来の情報提示装置のうち、情報の自動選
別が可能な方式では、あらかじめユーザが指定したキー
ワードやカテゴリに対応する情報のみを獲得・蓄積した
り、重要度判定手段003により獲得された情報の並べ
換えを前記キーワードやカテゴリに基づいて行う。
【0006】このような従来の方式では、ユーザが欲す
る情報のサイズが大きい場合または非常に数が多い場合
には、情報の収集や提示のためにユーザが長い時間待た
されることになる。また、ユーザ自身が情報の提示を指
示しない限り、急を要する情報であっても、これをいち
早く得ることができない。さらに、通常、端末側の情報
蓄積手段では、獲得した情報を全てそのまま蓄積してお
り、長い間参照されていない情報も、ユーザ自身が整理
しない限り最近参照されたと同様に端末の記憶領域を圧
迫している。
【0007】現在、通信速度の向上が図られているが、
それ以上にネットワーク上の情報量が増大しているた
め、読み込み時における待ち時間はユーザにとって今後
もかなりのストレスになると考えられる。したがって、
前述のような待ち時間を有効に活用する手段を講じ、通
信速度や処理速度の高速化以外にユーザのストレスを軽
減する必要がある。逆に、ユーザからの要求がない場合
でも、緊急の情報については自動的に提示する手段が必
要である。
【0008】上記の点を鑑みた、現在までに提案されて
いる従来の情報提示装置には、特開平4−104197
号公報「多量情報表示装置」のように、実際に出力する
分より多くの情報を読み込んでおき、表示された情報の
関連情報を素早く出力できるものや、特開平5−314
186号公報の「自動情報源選択装置」のように、多様
な情報源の中から使用者が関心のある情報源を自動的に
抽出するものが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術は、いずれもユーザからの明示的な要求によって
初めて情報を提示するものであり、必要な時期に必要な
情報を適切な量で提示するという、時間的・量的な効果
は考慮されていない。
【0010】情報には、ユーザ自身が必要に応じて参照
すれば良いもの以外に、受け手のユーザが予期せぬ時に
通知される重要な情報もある。また、ユーザが求める情
報の種類には、常に確実に入手したいものと、なるべく
なら知っておきたいという程度のものがある。後者のよ
うな情報も含めると、入手すべき情報は多くの場合かな
りの量となり、上記のような既存の手法を用いた情報選
択手法だけでは選択された情報のすべてを保持・参照す
ることが困難である。
【0011】以上のように、情報には急を要する通知と
そうでないもの、ユーザが現在必要としているものとそ
うでないものを区別し、既に出力されている情報との関
係も考慮した適切なタイミングでユーザに提示すること
が望ましい。
【0012】また、情報の提示形態においてもその提示
量を考慮する必要がある。すなわち、多くの情報の一覧
を提示する場合には個々を簡潔に表現する必要があり、
逆に少数のサイズの大きな情報の内容を順に提示してい
く場合にはそれぞれの情報の概略を提示すべきである。
さらにユーザによって指定された特定の情報のみを提示
する場合には、得られた情報をできる限り正確かつ詳細
に提示すべきである。
【0013】さらに、長期にわたって参照されない蓄積
情報に対しては、その内容全てを保持するのではなく、
必要最小限の情報を残して詳細な部分を破棄するなどの
方法により、端末装置の記憶領域を節約すべきである。
【0014】本発明の目的は、上述した問題点を解決す
る情報提示装置を提供することであり、詳しくは、ネッ
トワークからの情報収集と蓄積及び収集・蓄積した情報
の提示を自動化し、適切なタイミングと分量で情報提示
を行うことにより、情報収集作業におけるユーザの負担
を軽減することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明第1の発明は、ネ
ットワークに接続された端末で、前記ネットワークを介
して獲得された情報を提示する情報提示装置において、
前記ネットワークから情報を収集する情報獲得手段と、
前記情報獲得手段で収集した各情報に、ユーザに提示す
る際の優先度を付加する優先度判定手段と、前記情報獲
得手段によって得られた情報を蓄積する情報蓄積手段
と、前記情報獲得手段によって得られた情報をユーザに
提示する情報出力手段と、前記情報出力手段がユーザに
提示している情報の優先度を保持する優先度監視手段
と、前記優先度監視手段によって保持されている現時点
で最新の出力情報の優先度に対し、同時点で前記情報獲
得手段が得た最新の新規情報の優先度、または前記情報
蓄積手段によって蓄積された蓄積情報のうち、前記情報
出力手段に送られていない情報の優先度との比較を行
い、前記新規情報または前記蓄積情報の優先度が前記出
力情報の優先度以上である場合に、前記新規情報または
前記蓄積情報を前記情報出力手段に出力する優先度比較
手段とを備えることを特徴とする。
【0016】また、本発明第2の発明は、第1の発明に
おいて、前記優先度比較手段から前記情報出力手段に対
して送られる前記新規情報または前記蓄積情報が一定量
以上である場合に、前記新規情報または前記蓄積情報の
各々について、それらの簡約化された情報を前記情報出
力手段に出力する詳細度決定手段を備えることを特徴と
する。
【0017】さらに、本発明第3の発明は、第2の発明
において、前記詳細度決定手段が受け取った情報に簡約
化された内容が含まれてなく、前記詳細度決定手段が、
前記受け取った情報の簡約化が必要であると判断した場
合に、前記受け取った情報から、その内容を簡約化した
情報を作成する簡約手段を備えることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明第4の発明は、第2または
第3の発明において、ユーザが収集したい情報の種類や
範囲を表した興味情報を保持する興味情報管理手段と、
前記新規情報または前記蓄積情報に対し、前記興味情報
管理手段が保持している興味情報を基にそれぞれの重要
度を判定する重要度判定手段と、前記重要度判定手段に
よってそれぞれに重要度を付加された前記新規情報また
は前記蓄積情報を、前記重要度の高い順に並べ替える並
べ替え手段とを備え、前記詳細度決定手段が、前記重要
度判定手段によって判定された重要度を基に、前記新規
情報または前記蓄積情報を前記情報出力手段によってユ
ーザに提示する際の前記新規情報または前記蓄積情報の
詳細度を更に決定することを特徴とする。
【0019】さらに、本発明第5の発明は、第4の発明
において、前記情報獲得手段が、前記興味情報管理手段
が保持している興味情報に基づいて、新規情報を収集す
ることを特徴とする。
【0020】さらに、本発明第6の発明は、第2、第
3、第4または第5の発明において、前記優先度判定手
段が、前記情報獲得手段によって得られた新規情報が緊
急の通知であるかないかを判断し、前記新規情報が緊急
情報であると判断した場合、前記新規情報を直接詳細度
決定手段に出力することを特徴とする。
【0021】さらに、本発明第7の発明は、第1、第
2、第3、第4、第5または第6の発明において、ユー
ザが一定時間以上端末装置を操作していない場合、また
はネットワークから情報を取得する際に前記情報を端末
装置に読み込む時間が一定時間以上必要と予測される場
合、これらの状態を検出し、前記情報蓄積手段によって
蓄積された蓄積情報のうちまだユーザに提示されていな
い蓄積情報があれば、前記蓄積情報を前記優先度比較手
段に送る提示タイミング制御手段を備えることを特徴と
する。
【0022】さらに、本発明第8の発明は、第4、第
5、第6または第7の発明において、前記情報蓄積手段
が蓄積している蓄積情報のうち、前記興味情報に基づい
て前記情報獲得手段が自動的に獲得した未出力の蓄積情
報が一定量以上に達した場合、前記蓄積情報のうち、よ
り重要度が低く時間的に先に蓄積された情報から順に、
前記蓄積情報を簡約化した情報のみ残し、前記蓄積情報
の詳細な内容を破棄する履歴管理手段を備えることを特
徴とする。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0024】図1は、本発明の情報提示装置の一実施例
を示す構成図である。
【0025】図1において、情報獲得手段001は、ユ
ーザからの指示または提示タイミング制御手段013か
らの指示により、興味情報管理手段004が保持してい
るユーザの興味や条件に合致する情報を、ネットワーク
02から収集する。また、他のモジュールからの指示が
なくとも、電子メールのようなネットワークからの通知
があればこれを受け取る。以上のようにして獲得した新
規情報は、情報獲得手段001から優先度判定手段00
2に送られる。
【0026】優先度判定手段002は、受け取った新規
情報の各々に対して優先度を判別し、その値を各情報に
付加する。例えば、緊急通知、ユーザの指示により獲得
した情報、緊急通知以外の通知、興味情報管理手段00
4に記録されたユーザの興味に応じて自動的に獲得した
情報の順に高い優先度を与える。優先度判定手段002
によって緊急通知であると判断された新規情報は、優先
度判定手段002から詳細度決定手段007に直接送ら
れる。緊急通知以外のより低い優先度を付加された新規
情報は、重要度判定手段003に送られる。
【0027】以下、優先度判定手段002による各情報
への優先度の付加方法について、具体的な例を挙げて説
明する。
【0028】情報獲得手段001は、得られた情報が、
ユーザからの直接の指示によって検索処理を実行して得
た情報か、ユーザからの指示によらず自動的に獲得した
情報か、によってそれらの獲得情報にそれぞれ図2に示
したフラグ値(0または1)を付加するものとする。こ
こで、フラグの値は「自動獲得した情報」と「ユーザ指
示により得た情報」とを区別するだけで、各値の大きさ
に意味はない。なお、ユーザからの指示により情報検索
を行う場合と自動的に情報を収集する場合とではそれぞ
れ別のプロセスで処理することにより、各プロセスが獲
得した情報がいずれの種類に属するかはそのプロセスの
種類から判別できる。
【0029】優先度は、各情報に対して図2に示すよう
な各フラグ値に対応するあらかじめ定められた数値、例
えば(1、10、100)を優先度判定手段002が与
える。優先度判定手段002が、得られた情報を「緊急
通知」であると判断した場合には、情報獲得手段001
でその情報に付加されたフラグ値にかかわらず「緊急通
知」に対応するあらかじめ定められた数値(100)を
優先度として付加する。ここで、「緊急通知」について
は、得られた情報にあらかじめ付加されているものとす
る。例えば、得られた文書情報のタイトルの最初に
「(至急)」という文字列を検出することにより緊急通
知を判別する。しかし、これはあくまで一実施例であ
り、情報獲得手段001が得た情報が、緊急通知か、そ
うでないかがわかればよく、本発明は本実施例に限るも
のではない。
【0030】重要度判定手段003は、優先度判定手段
002から送られてきた各々の情報について、ユーザに
対する重要度を判定し、その値を各情報に付加する。重
要度の判定には、興味情報管理手段004に保持されて
いるユーザの興味情報を用い、ユーザにとってより興味
のある情報により高い重要度を付加する。例えば、興味
情報を“マルチメディア”、“PC”などのキーワード
群とし、情報獲得手段001で得た情報のうち、異なる
種類のキーワードを多く含むものを重要度の高い情報と
する。
【0031】優先度比較手段005は、情報出力手段0
09によって現在ユーザに提示されている情報の優先度
に対し、重要度判定手段003から送られてきた情報の
優先度または履歴管理手段010から送られてきた蓄積
情報の優先度との比較を行う。現在ユーザに提示されて
いる情報の優先度は優先度監視手段012が保持してお
り、優先度監視手段012から優先度比較手段005に
送られる。優先度比較手段005が、重要度判定手段0
03から送られてきた新規情報の優先度を、現在提示さ
れている情報の優先度以上であると判断した場合、前記
新規情報は並べ替え手段006に送る。同様に、優先度
比較手段005において履歴管理手段010から送られ
てきた蓄積情報の優先度が現在提示されている情報の優
先度以上である場合にも、前記蓄積情報を並べ替え手段
006に送る。逆に、前記新規情報の優先度が現在提示
されている情報の優先度よりも低い場合には、優先度比
較手段005が前記新規情報を履歴管理手段010に送
り、履歴管理手段010は前記新規情報を情報蓄積手段
011に送る。情報蓄積手段011は、送られてきた前
記新規情報を蓄積情報に追加する。本実施例では、優先
度判定手段002から送られてくる新規情報は、常に履
歴管理手段010から送られてくる蓄積情報に優先し、
両者間での比較は行わない。
【0032】並べ替え手段006は、優先度比較手段0
05から送られてきた前記各情報を、重要度判定手段0
03で付加された重要度の高い順に並べ替えた後、詳細
度決定手段007に送る。
【0033】詳細度決定手段007は、各情報をユーザ
に対して提示する際の提示内容の詳細度を決定する。詳
細度は、各情報をどの程度詳しく表現するかの度合いで
あり、詳細度が高いほど提示する情報の内容が多い。例
えば、重要度の値を低い順に1から3までの3段階と
し、ある文書情報が標題、要約、および本文から構成さ
れていたとする。詳細度決定手段007では、前記文書
情報が重要度判定手段003から送られてきた場合、ま
ず前記文書情報に付加された重要度を参照する。重要度
が3であれば前記文書情報全てを情報出力手段009に
送り、前記重要度が2であれば前記文書情報の標題と要
約のみを情報出力手段009に送り、前記重要度が1で
あれば前記文書情報の標題のみを情報出力手段009に
送る。また、詳細度決定手段007に送られた文書情報
が要約や標題を含まない場合には、簡約手段008によ
り前記文書情報を簡約化した文や標題を自動生成する。
詳細度決定手段007に送られてきた情報が画像情報で
あった場合には、簡約化した情報は元画像を縮小したも
のや画像情報に付加された標題となる(図8参照)。な
お、前記文書情報が緊急通知として優先度判定手段00
2から送られてきた場合には、あらかじめユーザによっ
て設定された詳細度で情報出力手段009に送る。さら
に、いずれの場合にも、一度に提示する情報が一定量以
上であれば、重要度の値に対応する詳細度よりさらに簡
約化した情報を情報出力手段009に送る。また、本実
施例では、詳細度は3段階としたが、もちろん本発明は
これに限るものではなく、用途によりシステム構築者が
決定してよい。
【0034】簡約手段008では、詳細度決定手段00
7から送られてきた情報が文書情報である場合、例えば
次のように文書を簡約化する。
【0035】文書情報はSGMLに準拠した構造化文書
とする。簡約手段008は、文書情報中に含まれる3種
のタグ(<title>、<abstract>、<b
ody>)を検出し、それらのタグから次のタグまでの
文章をそれぞれその文書情報のタイトル、要約、本文と
する。ただし、本文は<body>から<\body>
までとする(図3参照)。ここで詳細度を3段階とする
と、簡約手段008は、 詳細度(大)…タイトル、要約、本文を含む全ての情報 詳細度(中)…タイトルと要約を含み、本文を除いた情
報 詳細度(小)…タイトルのみ のように簡約化する。
【0036】詳細度決定手段007から送られてきた情
報が画像情報の場合には、例えばその情報が画像データ
とタイトル名で構成されている場合、 詳細度(大)…元画像およびタイトルを含む全ての情報 詳細度(中)…元画像の縮小画像とタイトル 詳細度(小)…タイトルのみ のように簡約化する。縮小画像は、あらかじめ定められ
た高さおよび幅に収まるサイズに元画像を縮小したもの
を用いる。
【0037】以上、文書および画像の簡略表示方法に関
して述べたが、本発明はこれらの例に限るものではな
い。つまり、文書や図面などを簡略化する手法を用いる
ことにより、本発明の簡約手段、詳細度決定手段が簡単
に構築できる。
【0038】情報出力手段009は、詳細度決定手段0
07から送られた情報を、その情報の詳細度と数量、お
よびその時点でのユーザの状態に応じてユーザに提示す
る。例えば、現時点でのユーザの状態がデータロード中
などの待ち状態であり、詳細度の低い多数の情報が得ら
れている場合には、図4のように、新規ウインドウなど
の新たな表示領域を設け、その領域に前記情報の標題の
みを順に表示していく。
【0039】また、現時点でのユーザの状態が一定時間
端末装置に対して操作を行っていない状態である場合に
は、画像出力装置03のスクリーンセーバーを兼ね、詳
細度決定手段007から送られてきた情報を、図5のよ
うに1つずつ一定時間毎に切り替えながら表示してもよ
い。
【0040】さらに、優先度が緊急通知に分類された情
報が情報出力手段009に送られた場合には、ユーザの
状態や情報の総量にかかわらず、新たな表示領域または
専用の表示領域に図6のように表示させる。また、警告
音や音声などを付加して表示させてもよい。
【0041】情報出力手段009によって提示された情
報は履歴管理手段010に送られる。また、前記情報の
優先度は、次の情報が提示されるまで優先度監視手段0
12が保持する。
【0042】優先度監視手段012は、優先度を順次記
録する。優先度監視手段012によって記録された優先
度は、優先度比較手段005によって次に出力される情
報の優先度と比較するために用いる。
【0043】提示タイミング制御手段013は、情報提
示装置の入出力状態を監視する。情報獲得手段001が
一定サイズ以上または一定数以上の情報の収集を開始し
た場合や、ユーザが一定時間以上端末装置に入力を行わ
なかった場合、提示タイミング制御手段009がこれら
の状態を検知し、履歴管理手段010に蓄積情報の出力
を指示する。
【0044】履歴管理手段010は、優先度比較手段0
05から送られてきた未出力の新規情報および情報出力
手段009から送られてきた既出力の情報を、それら各
々に付加された優先度および重要度と共に情報蓄積手段
011に送り、情報蓄積手段011がそれらの情報を各
々の優先度順に並べかえて蓄積する。逆に、提示タイミ
ング制御手段013から蓄積情報の出力を指示される
と、履歴管理手段010は、情報蓄積手段011から未
出力の情報のうち優先度の高い順にあらかじめ設定され
た数までの情報を取得し、優先度比較手段005に送
る。
【0045】また、情報蓄積手段により蓄積された情報
が規定量以上となった際には、履歴管理手段010が、
重要度の低い一定数の情報に対してその詳細な内容を破
棄する。それでも蓄積された情報量が規定量を超えてい
る場合には、詳細な内容を持つ一定数の情報に対してさ
らにその詳細な内容を破棄する。
【0046】逆に、蓄積情報がない場合、提示タイミン
グ制御手段013から履歴管理手段010に対して情報
の出力の指示があると、履歴管理手段010は蓄積情報
がないという応答を提示タイミング制御手段013に返
し、この応答を受け取った提示タイミング制御手段01
3は、情報獲得手段001が情報の収集中でなければ、
前記情報獲得手段001に対して、情報の収集を指示す
る。
【0047】図7は、本発明による他の実施例である。
図7では、情報蓄積手段011を既出力情報蓄積手段0
14と未出力情報蓄積手段015とに分け、重要度判定
手段003と優先度比較手段005とを逆順に配置して
いる。これにより、優先度比較手段005で情報出力手
段009への送信が決定した情報のみ重要度の判定を行
うことにより、処理負担を軽減できる。ただし、優先度
比較手段005により、情報獲得手段001で得た新規
情報のうち優先度が現在出力されている情報の優先度よ
りも低いと判断された情報は、重要度を付加されないま
ま未出力情報蓄積手段015に蓄積されるため、未出力
情報蓄積手段015から優先度比較手段005に蓄積情
報を送る際に重要度の高いものを優先して送ることがで
きない。また、履歴管理手段010は、情報出力手段0
09によって既に出力された情報のみを管理する。既に
出力された情報は、既出力情報蓄積手段014によって
蓄積され、ユーザからの指示でなく提示タイミング制御
手段013の指示で情報獲得手段001が自動的に獲得
した情報については、履歴管理手段010により、既出
力情報蓄積手段014から削除される。
【0048】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明の情報提示装
置により、端末装置の通信処理の空き時間を利用してユ
ーザの興味範囲の情報を自動的に収集および蓄積し、ユ
ーザの作業の空き時間を利用して前記蓄積した情報を出
力することができる。すなわち、ユーザは、自分で逐一
情報収集のための操作を行わなくても必要な情報を適当
なタイミングで取得することができる。また、ユーザが
端末を一定時間以上操作しない状態での情報提示は、ネ
ットワークによる広告や公共の掲示板としても有効利用
できる。
【0049】さらに、提示する各情報に対して優先度お
よび重要度という属性値を付加することにより、新たに
出力しようとする情報のうち、既に出力されている情報
よりも優先すべき情報のみを、各々の情報量やユーザに
とっての興味の度合いに合わせた詳細さで自動的に出力
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提示装置の構成の一実施例を示す
ブロック図
【図2】本発明の優先度判定手段で用いる優先度判定表
の一例
【図3】構造化文書情報の一例
【図4】大規模データ収集時における情報提示の一例
【図5】ユーザの未操作状態における情報提示の一例
【図6】緊急通知取得時における情報提示の一例
【図7】本発明の情報提示装置の他の実施例を示すブロ
ック図
【図8】2種類の情報に対する異なる詳細度を示す例
【図9】従来の情報提示装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
01 情報提示装置 02 ネットワーク 03 画像出力装置 04 音声出力装置 05 プリンタ 10 画像出力画面 11 情報検索用のアプリケーション 12 各情報の標題提示ウインドウ 21 端末未使用状態における情報提示の一例 31 作業中のアプリケーション 32 緊急通知表示用ウインドウ 001 情報獲得手段 002 優先度判定手段 003 重要度判定手段 004 興味情報管理手段 005 優先度比較手段 006 並べ替え手段 007 詳細度決定手段 008 簡約手段 009 情報出力手段 010 履歴管理手段 011 情報蓄積手段 012 優先度監視手段 013 提示タイミング制御手段

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された端末で、前記ネ
    ットワークを介して獲得された情報を提示する情報提示
    装置において、 前記ネットワークから情報を収集する情報獲得手段と、 前記情報獲得手段で収集した各情報に、ユーザに提示す
    る際の優先度を付加する優先度判定手段と、 前記情報獲得手段によって得られた情報を蓄積する情報
    蓄積手段と、 前記情報獲得手段によって得られた情報をユーザに提示
    する情報出力手段と、 前記情報出力手段がユーザに提示している情報の優先度
    を保持する優先度監視手段と、 前記優先度監視手段によって保持されている現時点で最
    新の出力情報の優先度に対し、同時点で前記情報獲得手
    段が得た最新の新規情報の優先度、または前記情報蓄積
    手段によって蓄積された蓄積情報のうち、前記情報出力
    手段に送られていない情報の優先度との比較を行い、前
    記新規情報または前記蓄積情報の優先度が前記出力情報
    の優先度以上である場合に、前記新規情報または前記蓄
    積情報を前記情報出力手段に出力する優先度比較手段と
    を備えることを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】前記優先度比較手段から前記情報出力手段
    に対して送られる前記新規情報または前記蓄積情報が一
    定量以上である場合に、前記新規情報または前記蓄積情
    報の各々について、それらの簡約化された情報を前記情
    報出力手段に出力する詳細度決定手段を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 【請求項3】前記詳細度決定手段が受け取った情報に簡
    約化された内容が含まれてなく、前記詳細度決定手段
    が、前記受け取った情報の簡約化が必要であると判断し
    た場合に、前記受け取った情報から、その内容を簡約化
    した情報を作成する簡約手段を備えることを特徴とする
    請求項2に記載の情報提示装置。
  4. 【請求項4】ユーザが収集したい情報の種類や範囲を表
    した興味情報を保持する興味情報管理手段と、 前記新規情報または前記蓄積情報に対し、前記興味情報
    管理手段が保持している興味情報を基にそれぞれの重要
    度を判定する重要度判定手段と、 前記重要度判定手段によってそれぞれに重要度を付加さ
    れた前記新規情報または前記蓄積情報を、前記重要度の
    高い順に並べ替える並べ替え手段とを備え、 前記詳細度決定手段が、前記重要度判定手段によって判
    定された重要度を基に、前記新規情報または前記蓄積情
    報を前記情報出力手段によってユーザに提示する際の前
    記新規情報または前記蓄積情報の詳細度を更に決定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報提示装
    置。
  5. 【請求項5】前記情報獲得手段が、前記興味情報管理手
    段が保持している興味情報に基づいて、新規情報を収集
    することを特徴とする請求項4に記載の情報提示装置。
  6. 【請求項6】前記優先度判定手段が、前記情報獲得手段
    によって得られた新規情報が緊急の通知であるかないか
    を判断し、前記新規情報が緊急情報であると判断した場
    合、前記新規情報を直接詳細度決定手段に出力すること
    を特徴とする請求項2、3、4または5に記載の情報提
    示装置。
  7. 【請求項7】ユーザが一定時間以上端末装置を操作して
    いない場合、またはネットワークから情報を取得する際
    に前記情報を端末装置に読み込む時間が一定時間以上必
    要と予測される場合、これらの状態を検出し、前記情報
    蓄積手段によって蓄積された蓄積情報のうちまだユーザ
    に提示されていない蓄積情報があれば、前記蓄積情報を
    前記優先度比較手段に送る提示タイミング制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または
    6に記載の情報提示装置。
  8. 【請求項8】前記情報蓄積手段が蓄積している蓄積情報
    のうち、前記興味情報に基づいて前記情報獲得手段が自
    動的に獲得した未出力の蓄積情報が一定量以上に達した
    場合、前記蓄積情報のうち、より重要度が低く時間的に
    先に蓄積された情報から順に、前記蓄積情報を簡約化し
    た情報のみ残し、前記蓄積情報の詳細な内容を破棄する
    履歴管理手段を備えることを特徴とする請求項4、5、
    6または7に記載の情報提示装置。
JP7231044A 1995-09-08 1995-09-08 情報提示装置 Expired - Lifetime JP2783212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7231044A JP2783212B2 (ja) 1995-09-08 1995-09-08 情報提示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7231044A JP2783212B2 (ja) 1995-09-08 1995-09-08 情報提示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0981099A JPH0981099A (ja) 1997-03-28
JP2783212B2 true JP2783212B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=16917407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7231044A Expired - Lifetime JP2783212B2 (ja) 1995-09-08 1995-09-08 情報提示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2783212B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8421782B2 (en) 2008-12-16 2013-04-16 Panasonic Corporation Information displaying apparatus and information displaying method

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000099441A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Fujitsu Ltd 情報を調整して提示する情報提示装置および方法
US6591293B1 (en) 1999-03-31 2003-07-08 International Business Machines Corporation Application presentation synchronizer
JP2001067283A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Dokomo Eng Kk ホームページ配信装置
JP2001331158A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Daikin Ind Ltd 表示装置、電気機器の制御装置、広告配信方法
US7259694B2 (en) * 2001-02-26 2007-08-21 International Business Machines Corporation Wireless communication system and method to provide geo-spatial related event data
US7761326B2 (en) 2001-04-20 2010-07-20 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Token type content providing system and token type content providing method and portable user terminal
JP2003208381A (ja) * 2001-04-20 2003-07-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> トークン型コンテンツ提供システム及びトークン型コンテンツ提供方法及び携帯型利用者端末
JP3813556B2 (ja) * 2002-08-23 2006-08-23 義一 高崎 ネットワークタイムレコーダを用いた情報配信方法とそのシステム、装置、並びにプログラム
JP2005141328A (ja) 2003-11-04 2005-06-02 Toshiba Corp 予知ロボット装置、予知ロボットの制御方法、及び予知ロボットシステム
JP4547990B2 (ja) 2004-05-25 2010-09-22 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、及び情報処理プログラム
JP4725038B2 (ja) * 2004-06-03 2011-07-13 ソニー株式会社 コンテンツ共有システム及びコンテンツ重要度判定方法
JP5293571B2 (ja) * 2009-11-17 2013-09-18 日産自動車株式会社 情報提供装置及び方法
JP2013101248A (ja) 2011-11-09 2013-05-23 Sony Corp 音声制御装置、音声制御方法、およびプログラム
CA2895688A1 (en) 2012-12-19 2014-06-26 Nec Corporation Packet processing apparatus, flow entry configuration method and program
JP6206537B2 (ja) * 2016-05-25 2017-10-04 ソニー株式会社 携帯端末、情報処理装置、およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8421782B2 (en) 2008-12-16 2013-04-16 Panasonic Corporation Information displaying apparatus and information displaying method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0981099A (ja) 1997-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2783212B2 (ja) 情報提示装置
AU2005231112B2 (en) Methods and systems for structuring event data in a database for location and retrieval
US9672232B1 (en) Systems and methods for selectively storing event data
US7725508B2 (en) Methods and systems for information capture and retrieval
US10180980B2 (en) Methods and systems for eliminating duplicate events
US9311408B2 (en) Methods and systems for processing media files
US7788274B1 (en) Systems and methods for category-based search
EP1050831B1 (en) System for providing document change information for a community of users
US7707142B1 (en) Methods and systems for performing an offline search
US8275839B2 (en) Methods and systems for processing email messages
US8468157B2 (en) Information processing apparatus and method and program storage medium
US20160070797A1 (en) Methods and systems for prioritizing a crawl
US7412708B1 (en) Methods and systems for capturing information
US20030135607A1 (en) Method and apparatus for collaborative document versioning of networked documents
US7680888B1 (en) Methods and systems for processing instant messenger messages
JP4610543B2 (ja) 期間抽出装置,期間抽出方法,その方法を実装した期間抽出プログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体
JPH0944516A (ja) 情報フィルタリング装置
JPH11282874A (ja) 情報フィルタリング方法および装置
JPH08288960A (ja) ネットワーク情報処理装置
US20010013042A1 (en) Information retrieval system and a computer product
JPH09245046A (ja) 情報検索装置
JPH10289244A (ja) 文書検索配送方法および装置
JPH1145258A (ja) 電子文書管理方法および装置並びに電子文書管理プログラムを記録した記録媒体
KR100246621B1 (ko) 중복 저장된 전자메일 제거 장치 및 그 방법
JP2005085010A (ja) 情報サービス提供方法及び提供装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980421