JP2781771B2 - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置

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JP2781771B2
JP2781771B2 JP8021111A JP2111196A JP2781771B2 JP 2781771 B2 JP2781771 B2 JP 2781771B2 JP 8021111 A JP8021111 A JP 8021111A JP 2111196 A JP2111196 A JP 2111196A JP 2781771 B2 JP2781771 B2 JP 2781771B2
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エミール・エム・シュタークマン
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Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗物用のパワース
テアリング装置に関する。特に、本発明は、速度比例型
のパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗物用の速度比例型のステアリング装置
は周知である。周知の速度比例型のステアリング装置の
1つは、第1及び第2の弁部材を備えており、これら第
1及び第2の弁部材は、相対的に回転して、パワーステ
アリングモータに流体を供給する。乗物速度が上昇する
に従って、第1の弁部材を第2の弁部材に対して相対的
に動かすためには、大きな作用力が必要とされる。
【0003】米国特許第4,034,825号は、乗物
速度が上昇するに従って、大きなステアリング作用力が
必要とされる、ステアリングギアの例を開示している。
パワーステアリングバルブに設けられたトーションバー
は、その周囲で円周方向に隔置された複数のボールを有
しており、これらボールは、パワーステアリングバルブ
の弁部材に接続されたトーションバーの部分の間に位置
している。上記ボールは、トーションバーのV字形状の
ノッチの中に位置している。流体圧が、上記ボールに与
えられ、これらボールを上記V字形状のノッチの表面に
係合させる。流体圧が上記ボールに作用すると、トーシ
ョンバーと弁部材との間の力が伝達される位置が変化
し、これにより、トーションバーの有効長さが変化す
る。従って、トーションバーの有効バネ定数が変化し
て、ステアリング可能なホイールを回すために必要とさ
れるステアリング作用力を増大させる。上記流体圧は、
乗物速度と共に増大するように制御される。上述の装置
は、速度比例型のステアリングを行うために、流体圧
源、及び、機械的な相互作用を必要とするという欠点を
有している。そのような流体圧及び機械的な装置は、比
較的複雑であり、ステアリングギアの全体的なコストを
増大させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明のステアリング装置は、第1及び第2の
部材の間の相対的な運動に対して制御可能な抵抗を与
え、ステアリング作用力を、乗物速度の関数として、増
大させる。これは、上記第1及び第2の部材の間に介挿
される磁性流体あるいは電気粘性流体の如き、フィール
ド応答性流体を使用することによって、達成される。フ
ィールド応答性流体の粘性は、該流体に作用するエネル
ギ場の強さの関数として変化する。エネルギ場の強さ
は、乗物速度の関数として制御される。従って、本発明
のステアリング装置は、速度比例型のステアリング装置
を提供するために、流体圧源、あるいは、比較的複雑な
機械的な部品を必要としない。
【0005】本発明によれば、乗物用のステアリング装
置は、ハウジングと、このハウジングに対して相対的に
運動するように該ハウジングによって支持された第1の
部材とを備える。第2の部材が、上記ハウジングによっ
て支持され、該ハウジング及び上記第1の部材に対して
相対的に運動する。乗物のホイールは、上記第1及び第
2の部材の間の相対的な運動に応答して、運動する。上
記第1の部材を包囲するチャンバの中には、ある物質が
設けられる。この物質は、該物質に作用するエネルギ場
の強さの関数として変化する粘性を有しており、この粘
性の変化は、上記第1及び第2の部材の間の相対的な運
動に対する抵抗力を変化させる。上記エネルギ場は、乗
物速度の関数として変化する強さで、上記物質に作用す
る。
【0006】上記チャンバの中に収容される物質は、磁
性流体又は電気レオロジー流体であって、上記物質に作
用するエネルギ場は、磁界又は電界である(これら磁界
及び電界をフィールドと総称する)。コントローラが、
上記流体に作用するフィールドの強さを、速度センサか
ら受信した乗物速度を表す信号の関数として、制御す
る。
【0007】ステアリング装置は、戻しバネ手段を備え
るのが好ましく、この戻しバネ手段は、上記第1及び第
2の部材を初期位置に偏椅する。上記戻しバネ手段は、
上記チャンバに隣接する位置において、上記第1の部材
に接続される。上記戻しバネ手段は、上記チャンバに隣
接する位置において、上記第2の部材にも接続される。
【0008】ステアリングギアは、磁性流体を含む場合
には、この磁性流体に磁界を与えるための手段を更に備
える。電磁石が、上記チャンバを形成している上記第1
及び第2の部材の部分を包囲する。上記チャンバを形成
している第2の部材の部分は、磁性部分及び非磁性部分
を含む。上記電磁石は、上記非磁性部分から離れてい
る。
【0009】本発明の上記及び他の特徴は、図面を参照
して以下の説明を読むことにより、明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、乗物のパワー
ステアリング装置10(図1)は、乗物のオペレータが
ステアリングホイール12を回転させた時に、ステアリ
ング可能な乗物のホイールすなわち車輪(図示せず)を
旋回させるように作用する。ステアリングホイール12
の回転は、オープンセンター型のパワーステアリング制
御弁14を作動させ、エンジン駆動ポンプ(エンジンに
より駆動されるポンプ)18及び供給導管20から、一
対のモータ導管22、24のいずれか一方に、流体を供
給する。供給導管20からモータ導管の一方22又は2
4に導入された高圧流体は、パワーステアリングモータ
30を作動させ、ステアリング可能な車輪を旋回させ
る。流体は、モータ30から、モータ導管の他方24又
は22、パワーステアリング制御弁14、及び、リター
ン導管32を通って、リザーバ31へ導かれる。
【0011】制御弁14は、内側弁部材40と、外側弁
部材すなわちスリーブ42とを備えている。外側弁部材
42は、円筒形であって、内側弁部材40を包囲してい
る。内側弁部材40及び外側弁部材42は、共通の中心
軸線46の周囲で、相対的に回転可能であり、且つ、ハ
ウジング44に対して相対的に回転可能である。
【0012】内側弁部材40は、ワンピースすなわち1
つの部材として形成されており、ステアリングホイール
12に接続された、円筒形の入力軸すなわち弁ステム5
0を有している。外側弁部材42は、ピン56によっ
て、出力部材54に接続されている。出力部材54は、
軸受58、60によって、ハウジング44の中で回転可
能に支持されている。出力部材54は、ラック66の歯
付きの部分にかみ合っている、ピニオンギア部分64を
有している。ラック66は、周知の態様で、パワーステ
アリングモータ30及びステアリング可能な車輪に、駆
動連結されている。
【0013】内側弁部材40及び外側弁部材42は、弾
性を有するトーション・バー・スプリング70(図1に
おいてはその一部だけが見える)を介して、互いに駆動
連結されている。トーションバー70の一端部は、入力
軸50に接続されており、トーションバー70の他端部
は、出力部材54に接続されている。トーションバー7
0は、当業界では周知のように、内側及び外側の弁部材
40、42の間の相対的な回転を可能とするように変形
し(ねじれ)、自由になった時に、上記内側及び外側の
弁部材をそれぞれの初期位置へ押圧する。
【0014】制御弁14は、オープンセンター型(中心
が開放されているタイプ)である。従って、パワーステ
アリング制御弁14が、初期状態すなわち非作動状態に
ある時には、ポンプ18の流体圧は、モータ導管22、
24を通って、パワーステアリングモータ30のピスト
ン78の両側に位置するモータのシリンダチャンバ7
4、76へ伝達される。また、ポンプ18の流体は、制
御弁14によって、リターン導管32及びリザーバ31
へ導かれる。
【0015】ステアリングホイール12が回転して、入
力軸50が回転すると、路面と該路面に係合する車輪と
の間の摩擦が、車輪の旋回に抵抗し、車輪とステアリン
グホイールとの間のステアリングリンケージにトルクを
発生する。このトルクに応答して、内側弁部材40は、
軸線46の周囲で、外側弁部材42に対して相対的に回
転することになる。この相対的な回転は、内側弁部材4
0のバルブ作用エッジを外側弁部材42のバルブ作用エ
ッジに対して相対的に動かして、ポンプ18の高圧流体
を一方のモータ導管22又は24へ導き、また、他方の
モータ導管24又は22の流体をリザーバ31へ導く。
【0016】例えば、内側弁部材40が、外側弁部材4
2に対して相対的に、ある方向に回転すると、モータ導
管22がリザーバ31に連通する度合いを減少させ、モ
ータ導管22がポンプ18に連通する度合いを増大させ
る。これにより、ポンプ18の高圧流体は、モータのシ
リンダチャンバ74に導入される。この高圧流体は、ピ
ストン78を右側(図1で見て)へ移動させる。ピスト
ン78が右側(図1で見て)へ移動するに連れて、チャ
ンバ76から排出された流体は、モータ導管24、リタ
ーン導管32、及び、制御弁14を通って、リザーバ3
1へ導かれる。
【0017】パワーステアリングモータ30が作動する
に連れて、ラック66は、ピニオン64及び出力部材5
4を回転させる。これにより、外側弁部材42は、内側
弁部材40に対して相対的に回転し、該外側弁部材を中
立状態すなわちニュートラル位置へ戻す。パワーステア
リングモータ30が作動されて、ステアリング可能な車
輪を、内側弁部材40の回転範囲に相当する範囲まで旋
回させると、ラック66は、外側弁部材42を内側弁部
材に対して相対的にその初期位置まで動かすに十分な距
離にわたって、ピニオン64を回転させる。このような
状態になった時に、モータのシリンダチャンバ74、7
6の中の流体圧は等しくなり、モータ30の作動は停止
する。
【0018】ポンプ18の加圧流体は、外側弁部材42
に形成された中央の環状溝80に導入される。流体は、
直径方向において対向する一対の通路82を通って、外
側弁部材42の内側に流れる。内側及び外側の弁部材4
0、42は、同じ構造を有することができ、「パワース
テアリング弁及びその製造方法(”Power Ste
ering Valve and Method of
Making Same”」と題する、1981年7
月7日発行の米国特許第4,276,812号明細書に
記載されている態様と同じ態様で、互いに協働し、且
つ、トーションバー70と協働する。しかしながら、内
側及び外側の弁部材40、42は、必要に応じて、別の
構造を有することができる。
【0019】内側弁部材40は、丸いコーナー部を有す
る、概ね方形の断面形状を有しており、上記丸いコーナ
ー部は、外側弁部材42の内側に形成されて軸方向に伸
長する溝と協働して、モータ30へのあるいは該モータ
からの流体の流れを制御する。外側弁部材42の内側に
形成され直径方向において対向する一対の溝の端部が、
モータ導管22に接続された外側の環状溝88に流体連
通している。外側弁部材42の内側で軸方向に伸長し且
つ直径方向において対向する第2の対の溝が、外側弁部
材に形成されてモータ導管24に接続されている、外側
の環状溝90に流体連通している。直径方向において対
向する一対の開口94が、内側弁部材40の中で軸方向
に伸長している中央通路まで、半径方向内方に伸長して
いる。上記中央通路は、リターン導管32に流体連通さ
れている。
【0020】フィールド応答性の制御装置100(図
2)が、内側及び外側の弁部材40、42の間の相対的
な回転に抵抗する。流体制御装置100は、ハウジング
44の大きな直径の円筒形部分101に設けられてお
り、入力軸50に接続されたブッシング104と外側弁
部材42に接続された円筒形の部材106との間に位置
する、チャンバ102を備えている。磁性流体又は電気
粘性流体の如きフィールド応答性流体(磁性流体が好ま
しい)が、上記チャンバ102の中に設けられている。
磁性流体の粘性は、該磁性流体に与えられる磁界の関数
として変化する。チャンバ102の中の磁性流体の粘性
が増大するに連れて、内側及び外側の弁部材40、42
の間の相対的な回転に対する抵抗が増大する。
【0021】入力軸50に接続されたリング110が、
ブッシング104が入力軸に対して相対的に軸方向に運
動するのを阻止する。ブッシング104は、Oリング1
14を収容するための環状溝112を有している。Oリ
ング114は、チャンバ102の軸方向の端部を形成し
ている。チャンバ102の軸方向の他端部は、入力軸5
0の溝118の中に収容されたOリング116によって
形成されている。
【0022】円筒形の部材106は、ピン126によっ
て、外側弁部材42に接続されている。従って、円筒形
の部材106は、外側弁部材42と共に、ブッシング1
04及び入力軸50に対して相対的に回転する。円筒形
の部材106は、肉厚が比較的薄い円筒形の部分130
を有しており、この円筒形の部分は、ブッシング104
を円周方向において包囲している。円筒形の部材106
は、肉厚が比較的厚い部分132を有しており、この部
分132は、上記部分130から伸長して、外側弁部材
42に接続されている。部分130及び部分132は、
肩部134を形成している。
【0023】円筒形の部材106の部分130は、非磁
性部分140を有している。磁性部分142、144
が、非磁性部分140の軸方向の両端部に設けられてい
る。磁性部分144は、円筒形の部材106の部分13
2から伸長している。
【0024】上記チャンバ102は、円筒形の部材10
6の部分140、142、144のそれぞれの半径方向
内方の面152、154、156によって形成されてい
る。チャンバ102の半径方向に伸長する部分158
が、肩部134、及び、ブッシング104の軸方向の端
面166によって形成されている。ブッシング104の
環状溝112の中に設けられたOリング114は、部分
142の半径方向内方の面154に係合して、チャンバ
102の軸方向の一端部を形成している。入力軸50の
環状溝118の中に設けられたOリング116は、円筒
形の部材106の部分132の半径方向内方の面170
に係合して、チャンバ102の軸方向の他端部を形成し
ている。
【0025】スチール製の細い棒であるのが好ましい、
複数の弾性部材176が、ブッシング104から、チャ
ンバ102を通って、円筒形の部材106の部分130
まで伸長している。4つの弾性部材176(図2にはそ
の中の2つが示されている)を設け、ブッシング104
の周囲で均等に隔置するのが好ましい。各々の弾性部材
176の一端部178が、円筒形の部材106の部分1
44の複数の凹所182のうちの1つの中に固定されて
いる。各々の弾性部材176の他端部186は、ブッシ
ング104の軸方向に伸長する複数のスロット188の
うちの1つの中に位置している。
【0026】弾性部材176の端部178は、円筒形の
部材106と共に、ブッシング104に対して相対的に
回転する。弾性部材176の各々の端部186は、ブッ
シング104が円筒形の部材106に対して相対的に回
転する間に、ブッシング104と共に、円筒形の部材1
06に対して相対的に回転し、当該端部186を収容し
ているそれぞれのスロット188に沿って移動する。弾
性部材176は、ブッシング104と円筒形の部材10
6との間の相対的な回転を可能とするように変形し(た
わみ)、自由になると(外力が解放されると)、ブッシ
ング及び円筒形の部材、並びに、トーションバー70
を、それぞれの初期位置へ押圧する。
【0027】チャンバ102の中に設けられた磁性流体
に磁界を与えるために、電磁コイル196及びアーマチ
ャー(電機子)197を含む電磁石が、円筒形の部材1
06の部分130、及び、ブッシング104を円周方向
において包囲している。電磁石196、197が磁界を
与えると、チャンバ102の中に設けられた磁性流体の
粘性は、その磁界の強さの関数として、確立される。電
磁コイル196は、円筒形の部材106の非磁性部分1
40から半径方向に隔置されている。
【0028】ハウジング44の円筒形の部分101は、
電磁石196、197、ブッシング104、及び、円筒
形の部材106を包囲している。カバー198が、複数
のボルト(図2にはその中の1つが示されている)19
9によって、円筒形の部分101に接続されている。
【0029】電磁石196は、電子制御ユニット(EC
U)200(図1)によって、乗物の電源に接続されて
いる。ECU200は、センサ202にも接続されてい
る。センサ202は、乗物速度を検知し、乗物速度を表
す信号を周知の態様で発生する。センサ202からの信
号は、ECU200によって受信される。ECU200
は、磁性流体に与えられる磁界の強さを乗物速度の関数
として制御するように、プログラムされている。
【0030】乗物が比較的遅い速度で走行している時に
は、プログラム制御されているECUは、チャンバ10
2の中の磁性流体に対して、わずかの磁界を与えるか、
あるいは、磁界を全く与えない。従って、磁性流体は、
入力軸50と出力部材54との間の相対的な回転に対し
て、殆ど抵抗を与えない。これは望ましいことであり、
その理由は、例えば、駐車操作を行っている場合に生ず
るような、そのような比較的遅い速度においては、ステ
アリング操作を行う力を総て、ステアリング可能な車輪
に与えて、乗物を案内することが望ましいからである。
【0031】ECU200はまた、例えば、ハイウエー
を走行しているような場合のように、乗物が比較的速い
速度で走行している時には、比較的大きな磁界をチャン
バ102の中の磁性流体に与えるようにプログラムされ
ている。比較的大きな磁界が磁性流体に与えられると、
磁性流体の粘性が増大し、そのような磁界の強さの関数
として、内側弁部材40と外側弁部材42との間の相対
的な運動に抵抗する。従って、オペレータは、比較的速
い乗物速度においては、非常にかたい(重たい)ステア
リング感覚を受ける。また、本発明は、電気的なパワー
ステアリング装置の如き、他のどのようなパワーステア
リング装置にも組み込むことができる。
【0032】本発明に関する上述の記載から、当業者
は、改善例、変形例及び変更例を考えることができよ
う。そのような、当業者が行いうるそのような改善、変
形及び変更は、請求の範囲によって保護されるべきもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗物のパワーステアリング装置の一部の概略図
であって、パワーステアリング制御弁の拡大断面図を含
んでいる。
【図2】図1のパワーステアリング装置の一部を拡大
し、パワーステアリング装置の第1及び第2の部材の間
の相対的な回転に抵抗する手段を示している。
【符号の説明】
10 ステアリング装置 40、42 弁部材 44 ハウジング 100 フィールド応答性の制御装置 102 チャンバ 104 ブッシング(第1の部材) 106 円筒形の部材(第2の部材) 130 円筒形の部分 140 非磁性部分 142、144 磁性部分 170 弾性部材(戻しバネ手段) 188 スロット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−92246(JP,A) 特開 平6−87453(JP,A) 特開 平2−212272(JP,A) 特開 平4−108071(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/06 B62D 5/083 B62D 6/02

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング装置であって、 ハウジングと、 該ハウジングに対して相対的に運動するように、前記ハ
    ウジングによって支持される第1の部材と、 前記ハウジング及び前記第1の部材に対して相対的に運
    動するように、前記ハウジングによって支持される第2
    の部材と、 前記第1及び第2の部材の間の相対的な運動に応答し
    て、ステアリング可能な車輪を動かすための手段と、 乗物速度の変化の関数として変化する力で、前記第1及
    び第2の部材の間の相対的な運動に抵抗するための抵抗
    手段であって、前記ハウジングの中に設けられて前記第
    1の部材を包囲するチャンバを形成する面手段と、前記
    チャンバの中の設けられ、前記第1及び第2の部材の間
    の相対的な運動に対する抵抗を変えるために与えられる
    エネルギ場の強さの関数として変化する粘性を有する物
    質とを含む、抵抗手段と、 前記物質に作用する前記エネルギ場を与えるためのエネ
    ルギ付与手段と、を備え、前記該エネルギ場が、乗物速度の関数として変
    化し、前記チャンバが、前記第1及び第2の部材の間に
    設けられ、前記第2の部材は、前記第1の部材を包囲す
    る円筒形の部分を有しており、該円筒形の部分は、半径
    方向内方の面を有し、前記第1の部材は、半径方向外方
    の面を有しており、前記第2の部材の前記半径方向内方
    の面、及び、前記第1の部材の前記半径方向外方の面
    が、前記チャンバを形成しており、これにより、前記物
    質が、前記第1及び第2の部材の間に設けられるように
    なっており、前記エネルギ付与手段は、前記第2の部材
    の前記円筒形の部分を包囲する電磁石を含むことを特徴
    とするステアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のステアリング装置において、
    前記第2の部材の前記円筒形の部分は、磁性部分を含む
    ことを特徴とするステアリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のステアリング装置において、
    前記第2の部材の前記円筒形の部分は、前記電磁石に隣
    接する非磁性部分を含むことを特徴とするステアリング
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のステアリング装置において、
    前記電磁石は、前記円筒形の部分の前記非磁性部分から
    半径方向に隔置されていることを特徴とするステアリン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のステアリング装置において、
    トーションバーを更に備え、該トーションバーの一端部
    は、前記第1の部材に接続され、その他端部は、前記第
    2の部材に接続されており、前記トーションバーは、前
    記第1及び第2の部材を初期位置へ偏椅することを特徴
    とするステアリング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5のステアリング装置において、
    前記第1及び第2の部材を前記初期位置へ偏椅するため
    の戻しバネ手段を更に備え、該戻しバネ手段は、前記第
    1の部材に接続され、前記第1の部材と共に、前記第2
    の部材の前記円筒形の部分に対して相対的に運動可能な
    第1の端部分を有しており、また、前記戻しバネ手段
    は、前記第2の部材の前記円筒形の部分に接続され、該
    円筒形の部分と共に、前記第1の部材に対して相対的に
    運動可能な第2の端部分を有していることを特徴とする
    ステアリング装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のステアリング装置において、
    前記戻しバネ手段は、前記第1の部材と前記円筒形の部
    分との間に接続された、複数の弾性部材を含み、前記各
    々の弾性部材は、前記第1の部材に接続された第1の端
    部と、前記円筒形の部分に接続された第2の端部とを有
    することを特徴とするステアリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項7のステアリング装置において、
    前記第1の部材及び前記円筒形の部分の少なくとも一方
    は、軸方向に伸長する複数のスロットを有しており、前
    記各々の弾性部材は、前記第1及び第2の端部の一方
    を、前記スロットのうちの1つの中に位置させており、
    前記弾性部材の前記一方の端部は、前記第1の部材と前
    記円筒形の部分との間の相対的な運動に応答して、前記
    スロットに対して相対的に運動することを特徴とするス
    テアリング装置。
  9. 【請求項9】 請求項8のステアリング装置において、
    前記複数のスロットは、前記第1の部材に設けられてい
    ることを特徴とするステアリング装置。
  10. 【請求項10】 請求項1のステアリング装置におい
    て、前記第1の部材は、第1の弁部材に接続され、前記
    第2の部材は、第2の弁部材に接続され、前記第1及び
    第2の弁部材は、相対的に運動して、流体をパワーステ
    アリングモータに供給することができることを特徴とす
    るステアリング装置。
  11. 【請求項11】 ステアリング装置であって、 ハウジングと、 該ハウジングに対して相対的に運動するように、前記ハ
    ウジングによって支持される第1の部材と、 前記ハウジング及び前記第1の部材に対して相対的に運
    動するように、前記ハウジングによって支持される第2
    の部材と、 前記第1及び第2の部材の間の相対的な運動に応答し
    て、ステアリング可能な車輪を動かすための手段と、 前記第1及び第2の部材の間の相対的な運動に抵抗する
    ための抵抗手段であって、前記ハウジングの中に設けら
    れて前記第1の部材を包囲するチャンバを形成する面手
    段と、前記チャンバの中の設けられ、前記第1及び第2
    の部材の間の相対的な運動に対する抵抗を変えるために
    与えられるエネルギ場の強さの関数として変化する粘性
    を有する物質とを含む、抵抗手段と、 乗物速度の関数として変化する強さを有する前記エネル
    ギ場を前記物質に作用させるエネルギ付与手段と、 前記第1及び第2の部材を初期位置へ変位させるための
    戻しバネ手段とを備え、該戻しバネ手段は、前記チャン
    バに隣接する位置で、前記第1の部材に接続され、ま
    た、前記戻しバネ手段は、前記チャンバに隣接する位置
    で、前記第2の部材に接続されていることを特徴とする
    ステアリング装置。
  12. 【請求項12】 請求項11のステアリング装置におい
    て、前記戻しバネ手段は、前記チャンバを貫通している
    ことを特徴とするステアリング装置。
  13. 【請求項13】 請求項11のステアリング装置におい
    て、前記戻しバネ手段は、前記第1の部材に接続され、
    前記第1の部材と共に前記第2の部材に対して相対的に
    運動可能な第1の端部分を有している弾性部材を有し、
    該弾性部材は、前記第2の部材に接続され、前記第2の
    部材と共に前記第1の部材に対して相対的に運動可能な
    第2の端部分を有していることを特徴とするステアリン
    グ装置。
  14. 【請求項14】 請求項13のステアリング装置におい
    て、前記第1の部材は、前記弾性部材の前記第1の端部
    分を収容するためのスロットを有しており、前記弾性部
    材の前記第1の端部分は、前記第1及び第2の部材の間
    に相対的な運動が生じた時に、前記スロットに沿って、
    前記第1の部材に対して相対的に運動することを特徴と
    するステアリング装置。
  15. 【請求項15】 請求項11のステアリング装置におい
    て、前記エネルギ付与手段は、前記第1及び第2の部材
    の一部を包囲する電磁石を含むことを特徴とするステア
    リング装置。
  16. 【請求項16】 請求項15のステアリング装置におい
    て、前記第2の部材の前記電磁石によって包囲されてい
    部分は、磁性部分を含むことを特徴とするステアリン
    グ装置。
  17. 【請求項17】 請求項16のステアリング装置におい
    て、前記電磁石は、前記第1及び第2の部材から隔置さ
    れていることを特徴とするステアリング装置。
  18. 【請求項18】 請求項16のステアリング装置におい
    て、前記第2の部材の前記電磁石によって包囲されてい
    部分は、非磁性部分を含むことを特徴とするステアリ
    ング装置。
  19. 【請求項19】 請求項11のステアリング装置におい
    て、前記第1の部材は、第1の弁部材に接続され、前記
    第2の部材は、第2の弁部材に接続され、前記第1及び
    第2の弁部材は、相対的に運動して、流体をパワーステ
    アリングモータに供給することができることを特徴とす
    るステアリング装置。
  20. 【請求項20】 請求項11のステアリング装置におい
    て、前記第1及び第2の部材に接続されたトーションバ
    ーを更に備えることを特徴とするステアリング装置。
  21. 【請求項21】 ステアリング装置であって、 ハウジングと、 該ハウジングに対して相対的に運動するように、前記ハ
    ウジングによって支持された第1の部材と、 前記ハウジング及び前記第1の部材に対して相対的に運
    動するように、前記ハウジングによって支持された第2
    の部材と、 前記第1及び第2の部材の間の相対的な運動に応答し
    て、ステアリング可能な車輪を動かすための手段とを備
    え、 前記第1及び第2の部材は、前記ハウジングの中で前記
    第1及び第2の部材の間に設けられるチャンバを形成す
    る部分を含んでおり、当該ステアリング装置は更に、 前記チャンバの中に設けられ、与えられる磁気的なエネ
    ルギ場の強さの関数として変化し、前記第1及び第2の
    部材の間の相対的な運動に対する抵抗を変化させる粘性
    を有する物質と、 前記第1及び第2の部材、並びに、前記チャンバの一部
    を包囲し、乗物速度の関数として変化する強さを有する
    エネルギ場を前記物質に作用させる電磁石とを備え、 前記第2の部材の前記チャンバを形成する部分が、磁性
    部分及び非磁性部分を含んでおり、前記非磁性部分が、
    前記電磁石に隣接していることを特徴とするステアリン
    グ装置。
  22. 【請求項22】 請求項21のステアリング装置におい
    て、前記第2の部材の前記チャンバを形成する部分は
    筒形であり、またこの第2の部材の前記チャンバを形成
    する部分は、前記非磁性部分の軸方向の両端部に設けら
    れた、第1及び第2の円筒形の磁性部分を含むことを特
    徴とするステアリング装置。
  23. 【請求項23】 請求項21のステアリング装置におい
    て、前記チャンバを形成する前記第2の部材の前記非磁
    性部分は、前記電磁石から半径方向に隔置されているこ
    とを特徴とするステアリング装置。
  24. 【請求項24】 請求項21のステアリング装置におい
    て、前記第1及び第2の部材の前記チャンバを形成する
    部分の間に接続され、前記第1及び第2の部材を初期位
    置へ偏椅するための、複数の弾性部材を更に備えること
    を特徴とするステアリング装置。
  25. 【請求項25】 請求項21のステアリング装置におい
    て、相対的に運動してパワーステアリングモータに流体
    を供給することができる第1及び第2の弁部材を更に備
    え、前記第1の弁部材は、前記第1の部材に接続され、
    前記第2の弁部材は、前記第2の部材に接続されている
    ことを特徴とするステアリング装置。
  26. 【請求項26】 ステアリング装置であって、 ハウジングと、 相対的に運動してパワーステアリングモータに流体を供
    給することのできる第1及び第2の弁部材と、 前記第1の弁部材と共に運動するように、該第1の弁部
    材に接続された第1の部材と、 前記第2の弁部材と共に運動するように、前記第2の弁
    部材に接続された第2の部材とを備え、 前記第1及び第2の部材は、前記ハウジングの中で前記
    第1及び第2の部材の間に設けられるチャンバを形成す
    る部分を含んでおり、当該ステアリング装置は更に、 前記チャンバの中に設けられ、与えられる磁気的なエネ
    ルギ場の強さの関数として変化し、前記第1及び第2の
    部材の間の相対的な運動に対する抵抗を変化させる粘性
    を有する物質と、 前記第1及び第2の部材、並びに、前記チャンバの一部
    を包囲し、乗物速度の関数として変化する強さを有する
    エネルギ場を前記物質に作用させる電磁石とを備え、 前記第2の部材の前記チャンバを形成する部分が、磁性
    部分及び非磁性部分を含んでおり、前記非磁性部分が、
    前記電磁石に隣接しており、当該ステアリング装置は更
    に、 前記第1及び第2の部材を初期位置へ変位させるための
    戻しバネ手段とを備え、該戻しバネ手段は、前記チャン
    バに隣接する位置で、前記第1の部材に接続され、ま
    た、前記戻しバネ手段は、前記チャンバに隣接する位置
    で、前記第2の部材に接続されていることを特徴とする
    ステアリング装置。
  27. 【請求項27】 請求項26のステアリング装置におい
    て、前記第2の部材の前記チャンバを形成する部分は円
    筒形であり、またこの2の部材の前記チャンバを形成す
    部分は、前記非磁性部分の軸方向の両端部に設けられ
    た、第1及び第2の円筒形の磁性部分を含むことを特徴
    とするステアリング装置。
  28. 【請求項28】 請求項27のステアリング装置におい
    て、前記チャンバを形成する前記第2の部材の前記非磁
    性部分は、前記電磁石から半径方向に隔置されているこ
    とを特徴とするステアリング装置。
  29. 【請求項29】 請求項26のステアリング装置におい
    て、前記戻しバネ手段は、前記チャンバを貫通している
    ことを特徴とするステアリング装置。
  30. 【請求項30】 請求項26のステアリング装置におい
    て、前記戻しバネ手段は、前記第1の部材に接続され、
    前記第1の部材と共に前記第2の部材に対して相対的に
    運動可能な第1の端部分を有している弾性部材を有し、
    該弾性部材は、前記第2の部材に接続され、前記第2の
    部材と共に前記第1の部材に対して相対的に運動可能な
    第2の端部分を有していることを特徴とするステアリン
    グ装置。
  31. 【請求項31】 請求項30のステアリング装置におい
    て、前記第1の部材は、前記弾性部材の前記第1の端部
    分を収容するためのスロットを有しており、前記弾性部
    材の前記第1の端部分は、前記第1及び第2の部材の間
    に相対的な運動が生じた時に、前記スロットに沿って、
    前記第1の部材に対して相対的に運動することを特徴と
    するステアリング装置。
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