JP2781543B2 - バルブの製造方法 - Google Patents

バルブの製造方法

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康正 萩原
正篤 伊東
真一 八束
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株式会社移動体通信先端技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体(液体や気体
またはその両方を含むもの)の制御に用いられるバルブ
(Valve :弁とも言う)の製造方法に関し、特に、信頼
性の高いバルブの製造方法に関する。油圧機器や空圧機
器にとって、バルブは当然の部品であるが、弁体の固着
や摩耗が起きやすく、システムの故障間隔(MTBF:
Mean Time Between Failure)を左右する重要な部品で
もあるから、より信頼性の高いバルブが求められてい
る。
【0002】
【従来の技術】信頼性を高めるには弁体を非接触にすれ
ばよい。弁座との間にクリアランスを確保しておけば、
固着や摩耗はまったく起きない。ところで、上記クリア
ランスは、μmオーダのきわめて微小なものが要求され
る。大きすぎるとバルブを完全に閉鎖できないからであ
る。流体の粘性にもよるが、最大でも5μm、できれば
3μmまたはそれ以下を確保したい。すなわち、限りな
く0に近いクリアランスを確保したいが、現在の機械加
工精度ではきわめて困難な要求である。
【0003】機械加工以外では、ある種の溶液に浸して
材料を加工するというケミカル・エッチングの利用が考
えられる。しかしながら、ケミカル・エッチングは、バ
ルブの部品材料(一般に、鋼、例えばSUSなど)のよ
うに異方性を持たない素材に対しては、素材の厚さに相
当する幅でしか制御性のよい加工を行うことができない
ため、とても要求を満たす程度の微小なクリアランスを
形成できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本発
明の課題は、弁体と弁座との間に所要の微小なクリアラ
ンスを確保でき、弁体を非接触にして、バルブの信頼性
を大幅に向上できる有益な技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、バネ性を有する片持ち梁の揺動端に取り
付けられ、前記片持ち梁の所定の揺動方向に並行する第
1の面を有する弁体と、基台に支持され前記弁体の第1
の面に非接触で対向する第2の面に流体通路の開口端を
する弁座と、を備え、前記片持ち梁の揺動により前記
弁体を移動させて前記流体通路の開口端を開閉するバル
を製造するに際し、複数の金属の薄板部材の各々に微
細な間隔で対向する弁体要素部および弁座要素部を形成
する第1の工程と、該弁体要素部および弁座要素部の位
置を揃えながら薄板部材を積層して一体化し、前記弁座
に前記流体通路の開口端を形成するとともに、前記第1
の面および第2の面の双方に前記片持ち梁の揺動により
前記流体通路の開口端を開閉する段差を形成する第2の
工程と、積層した弁体要素部を前記片持ち梁に固定する
とともに、積層した弁座要素部を基台に固定する第3の
工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0006】本発明では、金属の薄板部材に形成した
体要素部および弁座要素部を積み重ねて弁体と弁座を構
成する。二つの部分の間の間隔は、例えば、上述のケミ
カル・エッチングを利用した場合、薄板部材の厚さで与
えられるから、当該薄板部材を薄くすればするほど、限
りなく0に近い間隔(クリアランス)を確保できる。し
たがって、弁体を微小間隔で非接触にでき、バルブの信
頼性を大幅に向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜図9は本発明に係るバルブの製
造方法の一実施例を示す図である。はじめに、本製造方
法によって作り出されるバルブの構造及びその働きを説
明する。
【0008】図1において、1はバルブである。バルブ
1は、ベース部(発明の要旨に記載の基台に相当)2
と、多数の薄板金属を所定形状(後述)に加工して積層
した積層体3とから構成されており、ベース部2と積層
体3の間、及び、積層体3の薄板金属同士を接着、融着
または溶着などの手法によって堅固に一体化し、次の各
部を形成している。
【0009】すなわち、矩形断面を有する両端開放の枠
体4と、この枠体4の一短辺側内面5に一体形成された
凹形状の弁座6と、この弁座6の凹形状内部に微細なク
リアランスを保って移動可能に実装された弁体7と、弁
体7を先端に保持する揺動自在でバネ性を有する片持ち
梁8と、二つの流体出入口(以下、単に「出入口」と言
う)9、10と、枠体4に囲まれた内部空間11とを形
成している。なお、4aは切り残し残余部(後述)であ
る。
【0010】このような各部を有するバルブ1は、片持
ち梁8の揺動位置に応じて、弁座6の内部に形成された
後述の流体通路を弁体7で開閉し、二つの出入口9、1
0と枠体4の内部空間11との間を連通したり遮断した
りする。図2は、連通状態の一例図である。この例で
は、流体12は、二つの出入口9、10に同時に流入
し、二つの経路をたどって枠体4の内部空間11に流れ
出している。なお、流体の向きを逆にする場合(二つの
出入口9、10から流れ出す場合)には、図示の矢印を
逆にすればよい。
【0011】油圧機器や空圧機器に適用するには、例え
ば、当該機器の一の流体通路に二つの出入口9、10を
接続し、他の流体通路に枠体4の内部空間11を接続す
ればよい。弁体7の位置(すなわち片持ち梁8の位置)
に応じて、二つの流体通路間を自在に開閉できる。図3
は、弁座6、弁体7、片持ち梁8、及び、二つの出入口
9、10を含む要部拡大図、図4(a)〜(c)はこれ
ら各部の分解図である。
【0012】図4(a)に示すように、弁座6はその凹
形状内部の対向する二つの面13、14(発明の要旨に
記載の第2の面に相当)を有し、また、図4(b)に示
すように、弁体6は片持ち梁8の揺動方向に並行する二
つの面(発明の要旨に記載の第1の面に相当)15、1
6を有している。そして、図3に示すように、弁体7の
上向きの面15(以下「弁体上面」と言う)と弁座6の
下向きの面13(以下「弁座下面」と言う)が対向し、
弁体7の下向きの面16(以下「弁体下面」と言う)と
弁座6の上向きの面14(以下「弁座上面」と言う)が
対向しており、対向面同士は、後述の方法によって実現
された、きわめて微小なクリアランスを保ち、非接触に
なっている。
【0013】片持ち梁8には、その揺動を制御するため
の手段17、18が設けられている(図4(b)参
照)。この手段17、18は、例えば、片持ち梁8の両
面に貼り付けた圧電素子であってもよい。圧電素子に適
当な電圧を印加して一方を伸長、他方を収縮させること
により、片持ち梁8の揺動を自在に制御し、弁体7の動
きをコントロールできる。
【0014】ここで、弁座下面13及び弁座上面14、
並びに、弁体上面15及び弁体下面16には、クリアラ
ンスの更なる微少化を図るための好ましい工夫が施され
ている。すなわち、図4(b)に示すように、弁体上面
15には、弁体7の移動方向に直交するスパンLの2本
の凸状部15a、15b(弁体下面16にあっては16
a、16b)が形成され、また、図4(a)に示すよう
に、弁座上面14には、同じく弁体7の移動方向に直交
する幅L′の1本の凸状部14a(弁座下面13にあっ
ては13a)が形成されている。かかる工夫による有利
な作用効果は、後で説明する。
【0015】弁座6の内部に形成される流体通路の形状
は、図4(c)に模式的に示されている。弁座6の内部
に平行して掘られた二つの円筒状空間9a、10aは、
それぞれの開口端を出入口9、10とするとともに、そ
の最深部付近で、矩形状空間9b、10bに連通し、さ
らに、矩形状空間9b、10bの開口端9c、10c
は、弁座下面13の凸状部13a及び弁座上面14の凸
状部14aの表面に開口するようにそれぞれ向きが設定
されている。なお、二つの流体通路を備える理由は、弁
体上面15と弁体下面16の圧力バランスをとって弁体
7の着座を防止するためである。
【0016】次に、図5〜図7を使用して本実施例の具
体的な製造方法を説明する。積層体3(図1参照)は、
図5に示すような形状に加工された金属の薄板部材20
を多数枚積み重ねて構成する。すべての薄板部材20
は、枠体4に相当する部分20a、積層後に切り離す部
分20b、及び、切り離し後に残る部分20c(図1の
切り離し残余部4a参照)を有する点で共通するが、図
中の破線部分の形状に注目すると、図6(a)(b)
(c)に示す三つのタイプ(便宜的にタイプA、B、C
とする)に分類される。
【0017】タイプAは、弁座要素部(弁座6の構成要
素になるもの)21と、この弁座要素部21に形成され
た切り欠き部22と、この切り欠き部22の内部にレイ
アウトされた弁体要素部(弁体7の構成要素になるも
の)23とを有している。タイプBは、タイプAと同様
に弁座要素部21、切り欠き部22、及び、弁体要素部
23を有するほか、弁座要素部21に、円筒状空間要素
部(円筒状空間9a、10aの構成要素となるもの)2
4、25と、矩形状空間要素部(矩形状空間9b、10
bの構成要素となるもの)26、27とを有している。
【0018】タイプCは、タイプAと同様に弁座要素部
21、切り欠き部22、及び、弁体要素部23を有する
ほか、弁座要素部21に、円筒状空間要素部24、25
を有している。ここで、切り欠き部22の幅をD1 、弁
体要素部23の幅をD2 とし、さらに、切り欠き部22
と弁体要素部23との間隔をD3 とすると、D1 〜D3
は、次表1のようにまとめられる。なお、各タイプの弁
座要素部21と弁体要素部23は、発明の要旨に記載の
「微細な間隔で対向する二つの部分」に相当する。
【0019】 但し、W及びwはWide、N及びnはNarrowの略、αは薄
板部材の加工限界に近い微小値である。これらW、w、
N、n、αの大小関係は、 W> N > w > n 》 α ……… であり、 W−w=N−n=α ……… である。
【0020】表1によると、タイプBは一種類である
が、タイプAとタイプCについては、さらに3種類のサ
ブタイプ(Aa〜Ac、Ca〜Cc)に分かれている。
これらタイプ別に所要枚数の薄板部材20を加工し、そ
れらを所定の順番で積層して図7に示すベース部2と一
体化する。ここで、ベース部2は、各タイプ別の薄板部
材20とよく似た形状を有しているが、片持ち梁8の幅
4 が上表1の“n”よりも若干小さく、また、弁座6
を固定する部分2aの切り欠き幅D5 が上表1の“W”
よりも若干大きい点で相違している。
【0021】上記各タイプの薄板部材20の積層順は、
図8に示すとおりである。図8は、図3のA−A′矢視
断面図であり、特に、弁座下面13と弁体上面15との
対向部分の詳細断面図である。図8において、縦長矩形
は薄板部材の断面を表しており、薄板部材は、Aa〜A
c、B、Ca〜Ccの順番で所定枚数ずつ図面の右から
左に向かって積層されている。W、N、w、n、αは上
表1で用いた符号である。弁座下面13と弁体上面15
の凸状部15a(または15b)との間は「W−w=
α」の間隔で対向し、さらに、弁座下面13の凸状部1
3aと弁体上面15との間も「N−n=α」の間隔で対
向している。
【0022】αは、薄板部材の加工をケミカル・エッチ
ングで行った場合、その薄板部材の厚さに相当する値に
なるため、できるだけ薄い部材を用いることにより、き
わめて小さな値にすることができる。このため、αその
ものを弁座6と弁体7との間のクリアランスにしてもよ
いが、クリアランスを限りなく0に近づけてバルブの閉
鎖性を高める観点からは、図4(a)(b)に示すよう
に、弁座下面13に凸状部13a(及び弁座上面14に
凸状部14a)を形成するとともに、弁体上面15に凸
状部15a、15b(及び弁体下面16に凸状部16
a、16b)を形成し、これら凸状部によって作られる
段差のエッジを利用してαよりも小さいクリアランスβ
(図8参照)を確保するのが望ましい。
【0023】この構成によれば、弁座6と弁体7との間
を非接触にでき、弁体7の固着、摩耗を完全に回避し
て、きわめて信頼性の高いバルブを実現できる。しか
も、図9に示すように、弁座6の流体通路9bの閉鎖時
には、弁座6と弁体7との間が微小なクリアランスβで
対向し、流体漏れを最小限(高粘性の流体であればほぼ
ゼロ)に抑えることができるから、閉鎖性を損なうこと
はない。
【0024】なお、バルブ1の完成形状は、図1に示す
ような形状(枠体4を残したままの形状)であってもよ
いが、枠体4の一部を取り除いて弁座6と弁体7とを分
離した形状にしてもよい。弁体上面15と弁体下面16
の圧力バランスをとって着座を防止する構造(図4
(c)参照)になっているため、常に圧力振動を発生す
る機器、例えば、パルス管冷凍機やGM冷凍機又は一般
的なサーボ弁に適用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、弁体と弁座との間に所
要の微小なクリアランスを確保でき、弁体を非接触にし
て、バルブの信頼性を大幅に向上できるという従来技術
にない格別有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のバルブの外観図である。
【図2】一実施例のバルブの連通状態図である。
【図3】一実施例のバルブの要部詳細図である。
【図4】一実施例のバルブの弁座、弁体及び流体通路の
分解図である。
【図5】一実施例のバルブの薄板部材形状図である。
【図6】一実施例のバルブのタイプ別薄板部材要部形状
図である。
【図7】一実施例のバルブのベース部形状図である。
【図8】一実施例のバルブの弁座と弁体との対向部分拡
大詳細図である。
【図9】一実施例のバルブの閉鎖状態図である。
【符号の説明】
3 :間隔 2:ベース部(基台) 6:弁座 7:弁体 8:片持ち梁 13、14:面(第2の面) 13a、14a、15a、15b、16a、16b:凸
状部(段差) 15、16:面(第1の面) 20:薄板部材 21:弁座要素部(部分) 23:弁体要素部(部分)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 3/314 F16K 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バネ性を有する片持ち梁の揺動端に取り付
    けられ、前記片持ち梁の所定の揺動方向に並行する第1
    の面を有する弁体と、基台に支持され前記弁体の第1の
    面に非接触で対向する第2の面に流体通路の開口端を有
    する弁座と、を備え、前記片持ち梁の揺動により前記弁
    体を移動させて前記流体通路の開口端を開閉するバルブ
    を製造するに際し、 複数の金属の薄板部材の各々に微細な間隔で対向する
    体要素部および弁座要素部を形成する第1の工程と、該弁体要素部および弁座要素部 の位置を揃えながら薄板
    部材を積層して一体化し、前記弁座に前記流体通路の開
    口端を形成するとともに、前記第1の面および第2の面
    の双方に前記片持ち梁の揺動により前記流体通路の開口
    端を開閉する段差を形成する第2の工程と、積層した弁体要素部を前記片持ち梁に固定するととも
    に、積層した弁座要素部を基台に固定する 第3の工程
    と、を含むことを特徴とするバルブの製造方法。
  2. 【請求項2】片持ち梁(8)の揺動端に取り付けられ該
    片持ち梁の揺動によって移動する弁体(7)に、前記片
    持ち梁の揺動方向と直交する幅方向の凸部(15a,1
    5b)を設ける一方、該弁体に対し前記幅方向に微小ク
    リアランスを隔てて対向するよう基台(2)に支持され
    た弁座(6)に、前記弁体の凸部よって開閉可能な流体
    通路の開口端部(9c,10c)を形成したバルブであ
    って、 前記弁座および弁体が、前記片持ち梁の揺動方向に積層
    された複数の薄板部材(Ab、Ac、B、Ca、Cb)
    からなり、 該複数の薄板部材のうち一部の薄板部材(Ac、B、C
    a)が、前記流体通路の開口端部(9c,10c)を形
    成する第1弁座要素部(21)と、該第1弁座要素部に
    対して第1の微小クリアランスを隔てた第1弁体要素部
    (23)と、を有し、 該複数の薄板部材のうち残りの薄板部材(Ab、Cb)
    が、前記幅方向で前記第1弁座要素部に対して前記第1
    の微小クリアランスより小さい第2の微小クリ アランス
    (β)を隔てた第2弁体要素部(23)および該第2弁
    体要素部に対し第2の微小クリアランスより大きい第3
    の微小クリアランス(α)を隔てた第2弁座要素部(2
    1)を有することを特徴とするバルブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のバルブを製造する方法であ
    って、 前記第1弁座要素部および前記第1弁体要素部(23)
    を有する第1の薄板部材(Ac、B、Ca)と、 前記第2弁体要素部(23)および前記第2弁座要素部
    (21)を有する第2の薄板部材(Ab、Cb)と、を
    準備し、 該第1の薄板部材および第2の薄板部材を所定の順序で
    積層し、前記第1弁座要素部により前記流体通路の開口
    端部(9c,10c)を形成するとともに、前記第2弁
    体要素部により前記凸部(15a,15b)を形成した
    後、 該積層した第1の薄板部材および第2の薄板部材を前記
    片持ち梁(8)および基台(2)に一体化し、 前記積層した第1の薄板部材および第2の薄板部材の一
    部を取り除いて前記弁体(6)と弁体(7)とが分離し
    た形状にすることを特徴とするバルブの製造方法。
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