JP2781154B2 - セラミドとビニルピロリドンポリマーとを含有するケラチン皮膚骨格部の処理および保護のための組成物 - Google Patents
セラミドとビニルピロリドンポリマーとを含有するケラチン皮膚骨格部の処理および保護のための組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧品に許容される媒
体中に、少なくとも一種のセラミドおよび/またはグリ
コセラミドと、少なくとも一種のビニルピロリドンポリ
マーとを含有する、髪の毛および睫毛等のケラチン皮膚
骨格部の処理および保護を行うための組成物に関する。
体中に、少なくとも一種のセラミドおよび/またはグリ
コセラミドと、少なくとも一種のビニルピロリドンポリ
マーとを含有する、髪の毛および睫毛等のケラチン皮膚
骨格部の処理および保護を行うための組成物に関する。
【0002】また、本発明は、髪の毛や睫毛等のケラチ
ン皮膚骨格部の洗浄の要らない処理のための前記組成物
の使用方法、および該組成物を用いた美容処理方法にも
関する。
ン皮膚骨格部の洗浄の要らない処理のための前記組成物
の使用方法、および該組成物を用いた美容処理方法にも
関する。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】髪の
毛および/または睫毛をセットし、状態を整えることの
できる調合物は、既に従来技術として知られている。高
い湿度条件下でウェーブのかかった髪および/または睫
毛を維持するという利点を備えたビニルピロリドンポリ
マーが、この目的のために既に使用されている。
毛および/または睫毛をセットし、状態を整えることの
できる調合物は、既に従来技術として知られている。高
い湿度条件下でウェーブのかかった髪および/または睫
毛を維持するという利点を備えたビニルピロリドンポリ
マーが、この目的のために既に使用されている。
【0004】また、セラミドおよびグリコセラミドにつ
いても知られており、髪の繊維を保護する目的で既にコ
レステロールエステル類と組み合わされている。しかし
ながら、セラミドが髪に良好な形状保持力を与えること
に関しては記述されていない。
いても知られており、髪の繊維を保護する目的で既にコ
レステロールエステル類と組み合わされている。しかし
ながら、セラミドが髪に良好な形状保持力を与えること
に関しては記述されていない。
【0005】本出願人は、鋭意研究の結果、後述の一般
式(I)で表されるセラミドおよび/またはグリコセラ
ミドとビニルピロリドンポリマーとを組み合わせること
によって、予期せぬ、驚くべき優れた特性、特に長時間
にわたってヘアスタイルの形状保持において顕著な改善
がなされるという知見を得た。
式(I)で表されるセラミドおよび/またはグリコセラ
ミドとビニルピロリドンポリマーとを組み合わせること
によって、予期せぬ、驚くべき優れた特性、特に長時間
にわたってヘアスタイルの形状保持において顕著な改善
がなされるという知見を得た。
【0006】この発見が、本発明の基幹を成すものであ
る。
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の主題は、髪およ
び睫毛等のケラチン皮膚骨格部の処理および保護を行う
ことを目的とする新規の洗浄の要らない化粧品組成物で
あって、洗浄剤を含まない化粧品に許容される溶媒中
に、後述の一般式(I)で表される少なくとも一種のセ
ラミドおよび/またはグリコセラミドと少なくとも一種
のビニルピロリドンポリマーとを含有し、4%未満の陰
イオン性および/または両性および/または双性イオン
界面活性剤を含有するものである。
び睫毛等のケラチン皮膚骨格部の処理および保護を行う
ことを目的とする新規の洗浄の要らない化粧品組成物で
あって、洗浄剤を含まない化粧品に許容される溶媒中
に、後述の一般式(I)で表される少なくとも一種のセ
ラミドおよび/またはグリコセラミドと少なくとも一種
のビニルピロリドンポリマーとを含有し、4%未満の陰
イオン性および/または両性および/または双性イオン
界面活性剤を含有するものである。
【0008】本発明の他の主題は、髪および睫毛等のケ
ラチン皮膚骨格部の洗浄の要らない処理に上記組成物を
使用することにも関する。ここで、洗浄の要らない処理
とは、4重量%未満の陰イオン性および/または両性お
よび/または双性イオン界面活性剤を含有する組成物を
用いた処理であると定義するのが適当である。
ラチン皮膚骨格部の洗浄の要らない処理に上記組成物を
使用することにも関する。ここで、洗浄の要らない処理
とは、4重量%未満の陰イオン性および/または両性お
よび/または双性イオン界面活性剤を含有する組成物を
用いた処理であると定義するのが適当である。
【0009】また、本発明の他の主題は、上記組成物を
用いる美容処理方法にも関するものである。
用いる美容処理方法にも関するものである。
【0010】本発明の他の特徴、態様、主題および利点
を、以下の記載および実施例を参照することによってよ
り明確にする。皮膚骨格部は、特に髪の毛、睫毛、眉毛
および手指または足指の爪を意味するものと解される。
を、以下の記載および実施例を参照することによってよ
り明確にする。皮膚骨格部は、特に髪の毛、睫毛、眉毛
および手指または足指の爪を意味するものと解される。
【0011】セラミドおよび/またはグリコセラミドは
それ自身知られており、次の一般式に相当する天然また
は合成の分子である。
それ自身知られており、次の一般式に相当する天然また
は合成の分子である。
【化2】 [上式において、 − R1は、C14−C30の脂肪酸から誘導された、飽和
または不飽和の、直鎖状または側鎖を有するアルキル基
であって、この基は、α位のヒドロキシル基またはω位
のヒドロキシル基がC16−C30の飽和または不飽和の脂
肪酸でエステル化されたもので置換することもできる。 − R2は、水素原子もしくは、(グリコシル)n、(ガ
ラクトシル)mまたはスルホガラクトシル基を示すもの
で、nは1〜4の整数、mは1〜8の整数である。 − R3は、飽和あるいはα-不飽和のC15−C26の炭化
水素基を示し、この基は、一以上のC1−C14アルキル
基で置換されたものであってもよい。また、R3は、C
15−C26のα-ヒドロキシアルキル基であって、そのヒ
ドロキシル基が任意にC16−C30のα-ヒドロキシ酸で
エステル化されたものでもよい。]
または不飽和の、直鎖状または側鎖を有するアルキル基
であって、この基は、α位のヒドロキシル基またはω位
のヒドロキシル基がC16−C30の飽和または不飽和の脂
肪酸でエステル化されたもので置換することもできる。 − R2は、水素原子もしくは、(グリコシル)n、(ガ
ラクトシル)mまたはスルホガラクトシル基を示すもの
で、nは1〜4の整数、mは1〜8の整数である。 − R3は、飽和あるいはα-不飽和のC15−C26の炭化
水素基を示し、この基は、一以上のC1−C14アルキル
基で置換されたものであってもよい。また、R3は、C
15−C26のα-ヒドロキシアルキル基であって、そのヒ
ドロキシル基が任意にC16−C30のα-ヒドロキシ酸で
エステル化されたものでもよい。]
【0012】本発明の範囲内で好ましいセラミドは、Do
wning in Arch. Dermatol., Vol. 123, 1381-1384, 198
7に記載されたもの、または仏国特許FR-267317
9号に記載されたものがあり、その構造は以下に示す通
りである。
wning in Arch. Dermatol., Vol. 123, 1381-1384, 198
7に記載されたもの、または仏国特許FR-267317
9号に記載されたものがあり、その構造は以下に示す通
りである。
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【0013】本発明において特に好ましいセラミドは、
式(I)において、R1がC16−C22の脂肪酸から誘導さ
れた飽和または不飽和のアルキル基、R2が水素原子、
かつR3がC15の飽和直鎖基を示す化合物である。
式(I)において、R1がC16−C22の脂肪酸から誘導さ
れた飽和または不飽和のアルキル基、R2が水素原子、
かつR3がC15の飽和直鎖基を示す化合物である。
【0014】このような化合物は、例えば、 − N-リノレオイルジヒドロスフィンゴシン − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン − N-パルミトイルジヒドロスフィンゴシン − N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン − N-ベヘノイルジヒドロスフィンゴシン あるいは上記化合物の混合物である。
【0015】さらに好ましくは、R1が脂肪酸から誘導
された飽和または不飽和のアルキル基、R2がガラクト
シルまたはスルホガラクトシル基、かつR3が-CH=C
H-(CH2)12-CH3基を示す式(I)の化合物を使用
するものである。
された飽和または不飽和のアルキル基、R2がガラクト
シルまたはスルホガラクトシル基、かつR3が-CH=C
H-(CH2)12-CH3基を示す式(I)の化合物を使用
するものである。
【0016】例として、上記化合物の混合物からなり、
Waitaki International Biosciences社からGlyco
cerの商品名で市販されている製品について言及する
ことができる。
Waitaki International Biosciences社からGlyco
cerの商品名で市販されている製品について言及する
ことができる。
【0017】上記セラミドおよび/またはグリコセラミ
ドの濃度は、組成物の全重量に対してほぼ0.005〜
5重量%の間、より好ましくはほぼ0.01〜3重量%
の間で変化させることができる。
ドの濃度は、組成物の全重量に対してほぼ0.005〜
5重量%の間、より好ましくはほぼ0.01〜3重量%
の間で変化させることができる。
【0018】本発明で使用されるビニルピロリドンポリ
マー(PVP)は、特に以下のポリマー群から選択され
る。 a) ジメチルアミノエチル=メタクリラート単位を含
有するビニルピロリドンポリマーであって、以下のもの
が言及される。 − I.S.P.社からCopolymer 845の商品
名で市販されているビニルピロリドン/ジメチルアミノ
エチルメタクリラート(重量比20/80)共重合体、 − I.S.P.社からGafquat 734、755、
755 Sおよび755 Lの商品名で市販されている、
ジエチルスルファートで四級化された、ビニルピロリド
ン/ジメチルアミノメチルメタクリラート共重合体、 − U.C.I.B.社からPecogel GC-310の
商品名あるいはBlagden Chemicals社
からAquamere C 1031およびC 1511
の商品名で市販されている親水性のPVP/ジメチルア
ミノエチルメタクリラート/ポリウレタン、 − I.S.P.社からGanex ACP 1050〜1
057、1062〜1069、1079〜1086の名
称で市販されている四級化されたまたは四級化されてい
ないPVP/ジメチルアミノエチル=メタクリラート/
C8−C16オレフィン、 − I.S.P.社からGaffix VC 713の名称
で市販されているPVP/ジメチルアミノエチルメタク
リラート/ビニルカプロラクタム b) メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウ
ム(M.A.P.T.A.C.)単位を含有するビニルピロリ
ドンポリマーであって、特に以下のものが言及される。 − I.S.P.社からGafquat ACP 1011
およびGafquatHS 100の商品名で市販され
ている、ビニルピロリドン/M.A.P.T.A.C.共重合
体 − I.S.P.社からPolymer ACP 105
9、1060および1156の名称で市販されている、
ビニルピロリドン/M.A.P.T.A.C./ビニルカプロ
ラクタムターポリマー c) メチルビニルイミダゾリウム単位を含有するビニ
ルピロリドンポリマーであって、そのなかでも特に以下
のものが言及される。 − B.A.S.F.社からLuviquat FC 37
0、FC 550、FC905、HM 552の名称で市
販されているPVP/メチルビニルイミダゾリウム=ク
ロリド − B.A.S.F.社からLuviquat 8155の
名称で市販されているPVP/メチルビニルイミダゾリ
ウム=クロリド/ビニルイミダゾール − B.A.S.F.社からLuviquat MS 370
の名称で市販されているPVP/メチルビニルイミダゾ
リウム=メトスルファート。
マー(PVP)は、特に以下のポリマー群から選択され
る。 a) ジメチルアミノエチル=メタクリラート単位を含
有するビニルピロリドンポリマーであって、以下のもの
が言及される。 − I.S.P.社からCopolymer 845の商品
名で市販されているビニルピロリドン/ジメチルアミノ
エチルメタクリラート(重量比20/80)共重合体、 − I.S.P.社からGafquat 734、755、
755 Sおよび755 Lの商品名で市販されている、
ジエチルスルファートで四級化された、ビニルピロリド
ン/ジメチルアミノメチルメタクリラート共重合体、 − U.C.I.B.社からPecogel GC-310の
商品名あるいはBlagden Chemicals社
からAquamere C 1031およびC 1511
の商品名で市販されている親水性のPVP/ジメチルア
ミノエチルメタクリラート/ポリウレタン、 − I.S.P.社からGanex ACP 1050〜1
057、1062〜1069、1079〜1086の名
称で市販されている四級化されたまたは四級化されてい
ないPVP/ジメチルアミノエチル=メタクリラート/
C8−C16オレフィン、 − I.S.P.社からGaffix VC 713の名称
で市販されているPVP/ジメチルアミノエチルメタク
リラート/ビニルカプロラクタム b) メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウ
ム(M.A.P.T.A.C.)単位を含有するビニルピロリ
ドンポリマーであって、特に以下のものが言及される。 − I.S.P.社からGafquat ACP 1011
およびGafquatHS 100の商品名で市販され
ている、ビニルピロリドン/M.A.P.T.A.C.共重合
体 − I.S.P.社からPolymer ACP 105
9、1060および1156の名称で市販されている、
ビニルピロリドン/M.A.P.T.A.C./ビニルカプロ
ラクタムターポリマー c) メチルビニルイミダゾリウム単位を含有するビニ
ルピロリドンポリマーであって、そのなかでも特に以下
のものが言及される。 − B.A.S.F.社からLuviquat FC 37
0、FC 550、FC905、HM 552の名称で市
販されているPVP/メチルビニルイミダゾリウム=ク
ロリド − B.A.S.F.社からLuviquat 8155の
名称で市販されているPVP/メチルビニルイミダゾリ
ウム=クロリド/ビニルイミダゾール − B.A.S.F.社からLuviquat MS 370
の名称で市販されているPVP/メチルビニルイミダゾ
リウム=メトスルファート。
【0019】上記ビニルピロリドンポリマーの濃度は、
組成物全体の重量に対して約0.05〜5重量%、好ま
しくは約0.1〜3重量%の間とすることができる。
組成物全体の重量に対して約0.05〜5重量%、好ま
しくは約0.1〜3重量%の間とすることができる。
【0020】化粧品に許容される媒体は、水または、水
と化粧品に許容される溶媒との混合物から好ましく構成
され、前記溶媒としては、例えばモノアルコール類、ポ
リアルコール類、グリコールエーテル類もしくは脂肪酸
エステル類を、それ自身あるいは混合して用いることが
できる。
と化粧品に許容される溶媒との混合物から好ましく構成
され、前記溶媒としては、例えばモノアルコール類、ポ
リアルコール類、グリコールエーテル類もしくは脂肪酸
エステル類を、それ自身あるいは混合して用いることが
できる。
【0021】特に言及することができるものは、エタノ
ール、イソプロパノールのような低級アルコール類、ジ
エチレングリコールの様なポリアルコール類、グリコー
ルエーテル類およびグリコールまたはジエチレングリコ
ールのアルキルエーテル類である。
ール、イソプロパノールのような低級アルコール類、ジ
エチレングリコールの様なポリアルコール類、グリコー
ルエーテル類およびグリコールまたはジエチレングリコ
ールのアルキルエーテル類である。
【0022】本発明に係る組成物のpHは、一般的に2
〜9、特に3〜8とされる。この種の用途の化粧品中に
通常用いられるアルカリ性化または酸性化剤により、選
定された値に調整することができる。
〜9、特に3〜8とされる。この種の用途の化粧品中に
通常用いられるアルカリ性化または酸性化剤により、選
定された値に調整することができる。
【0023】上記組成物は、従来からよく知られている
非イオン性および/または陽イオン性の界面活性剤をさ
らに含有することもでき、一般的には組成物全体に対し
て約0.1〜10重量%とされる。
非イオン性および/または陽イオン性の界面活性剤をさ
らに含有することもでき、一般的には組成物全体に対し
て約0.1〜10重量%とされる。
【0024】さらに、上述した一般式(I)で表される
セラミドおよび/またはグリコセラミドとビニルピロリ
ドンポリマーとに加えて、本発明に係る組成物は、増粘
剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤(sequestrants)、軟化
剤、香料、着色料、粘性変調剤(viscosity modifier
s)、起泡変調剤(foam modifiers)、起泡剤、起泡安定
剤、真珠光沢剤、水和剤、抗フケ剤(antidandruff agen
t)、抗脂剤(antiseborrhoeicagent)、サンスクリーン
剤、タンパク質類、ビタミン類、可塑剤、α-ヒドロキ
シ酸、電解質、もしくは推進剤を含有することができ
る。
セラミドおよび/またはグリコセラミドとビニルピロリ
ドンポリマーとに加えて、本発明に係る組成物は、増粘
剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤(sequestrants)、軟化
剤、香料、着色料、粘性変調剤(viscosity modifier
s)、起泡変調剤(foam modifiers)、起泡剤、起泡安定
剤、真珠光沢剤、水和剤、抗フケ剤(antidandruff agen
t)、抗脂剤(antiseborrhoeicagent)、サンスクリーン
剤、タンパク質類、ビタミン類、可塑剤、α-ヒドロキ
シ酸、電解質、もしくは推進剤を含有することができ
る。
【0025】また、本発明に係る組成物は、他の調節剤
(conditioning agents)を含むこともできる。これは天
然または合成の油およびワックス、脂肪アルコール、多
価アルコールのエステル類、グリセリド、シリコーンガ
ムおよび樹脂、またはこれら様々な化合物の混合物から
選択することができる。
(conditioning agents)を含むこともできる。これは天
然または合成の油およびワックス、脂肪アルコール、多
価アルコールのエステル類、グリセリド、シリコーンガ
ムおよび樹脂、またはこれら様々な化合物の混合物から
選択することができる。
【0026】本発明に係る組成物は、例えば、すすいで
もすすがなくてもよいヘアケア組成物、およびマスカラ
のような睫毛や眉毛をメイクアップするための組成物で
ある。
もすすがなくてもよいヘアケア組成物、およびマスカラ
のような睫毛や眉毛をメイクアップするための組成物で
ある。
【0027】本発明に係る組成物は、シャンプー、染
色、脱色またはパーマネントウェービングの前あるいは
後に適用されても、パーマネントウェービングまたはス
トレート化操作の還元段階と固定段階との間で適用され
てもよい。
色、脱色またはパーマネントウェービングの前あるいは
後に適用されても、パーマネントウェービングまたはス
トレート化操作の還元段階と固定段階との間で適用され
てもよい。
【0028】ケラチン皮膚骨格部に適用される組成物
は、エマルション、分散物、溶液、多かれ少なかれ濃縮
された流体、ゲル、クリームおよびゲル-クリーム等の
様々な形態をとることができる。
は、エマルション、分散物、溶液、多かれ少なかれ濃縮
された流体、ゲル、クリームおよびゲル-クリーム等の
様々な形態をとることができる。
【0029】これらはそのままで使用されても、使用前
に希釈して用いられてもよい。
に希釈して用いられてもよい。
【0030】特に、推進剤の存在下で、圧を加えてエア
ゾールボトル中に収納されムースを形成するようにして
もよいし、スプレーの形態で出されるように、ポンプボ
トルに収納されてもよい。
ゾールボトル中に収納されムースを形成するようにして
もよいし、スプレーの形態で出されるように、ポンプボ
トルに収納されてもよい。
【0031】ケラチン皮膚骨格部の処理および保護のた
めの洗浄が要らない方法は、一般式(I)で表される少
なくとも一種のセラミドおよび/または一種のグリコセ
ラミドと少なくとも一種のビニルピロリドンポリマーと
を含有する組成物を皮膚骨格部、特に髪および睫毛に適
用することを特徴とし、任意の時間さらした後に任意に
すすぎを行ってもよい。
めの洗浄が要らない方法は、一般式(I)で表される少
なくとも一種のセラミドおよび/または一種のグリコセ
ラミドと少なくとも一種のビニルピロリドンポリマーと
を含有する組成物を皮膚骨格部、特に髪および睫毛に適
用することを特徴とし、任意の時間さらした後に任意に
すすぎを行ってもよい。
【0032】
【実施例】本発明を説明する具体例を示す。実施例1 以下の組成を備えたヘアスタイリングムースを調製し
た。 − セチル鎖で修飾されたヒドロキシエチルセルロースであって、Aq ualon社からNatrosol Plus Grade 330 CSの名称で 市販されているもの 0.1g − ビニルピロリドンとジメチルアミノエチル=メタクリラートとの共 重合体で、ジエチルスルファートで四級化されたものであって、エタノール中に 50%の濃度の溶液とされ、I.S.F.社からGafquat 734の名称で市 販されているもの 0.75g 活性物質(AS) − 10モルのプロピレンオキシドでオキシプロピレン化されたブタン ジオールであって、Mazer社からMacol 57の名称で市販されている もの 0.5g − 30%の濃度の水溶液とされたセチル=ジメチル(2-ヒドロキシ エチル)アンモニウム=ホスファート 0.15g 活性物質 − 10モルのエチレンオキシドを含有するオクチルフェノールであっ て、Rhone Poulenc社からIgepal Oの名称で市販されている もの 0.3g − C.P.C. Int社からCovol 9740の名称で市販されて いるポリビニルアルコール 0.6g − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン 0.1g − プロピレングリコール中に75%の濃度とされた1-メチル-2-タ ロウ-3-タロウアミドエチルイミダゾリニウム=メトスルファート 0.375g − 安定剤 適量 − 香料 適量 − 脱イオン水 全体を100gとする量
た。 − セチル鎖で修飾されたヒドロキシエチルセルロースであって、Aq ualon社からNatrosol Plus Grade 330 CSの名称で 市販されているもの 0.1g − ビニルピロリドンとジメチルアミノエチル=メタクリラートとの共 重合体で、ジエチルスルファートで四級化されたものであって、エタノール中に 50%の濃度の溶液とされ、I.S.F.社からGafquat 734の名称で市 販されているもの 0.75g 活性物質(AS) − 10モルのプロピレンオキシドでオキシプロピレン化されたブタン ジオールであって、Mazer社からMacol 57の名称で市販されている もの 0.5g − 30%の濃度の水溶液とされたセチル=ジメチル(2-ヒドロキシ エチル)アンモニウム=ホスファート 0.15g 活性物質 − 10モルのエチレンオキシドを含有するオクチルフェノールであっ て、Rhone Poulenc社からIgepal Oの名称で市販されている もの 0.3g − C.P.C. Int社からCovol 9740の名称で市販されて いるポリビニルアルコール 0.6g − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン 0.1g − プロピレングリコール中に75%の濃度とされた1-メチル-2-タ ロウ-3-タロウアミドエチルイミダゾリニウム=メトスルファート 0.375g − 安定剤 適量 − 香料 適量 − 脱イオン水 全体を100gとする量
【0033】エアゾールとして収容 90gの上記組成物を、Elf Aquitaine社
からAerogaz 3,2 Nの名称で市販されてい
る、n-ブタン、イソブタンおよびプロパン(23/5
5/22)の三種からなる混合物10gの存在下でエア
ゾール容器に収容した。
からAerogaz 3,2 Nの名称で市販されてい
る、n-ブタン、イソブタンおよびプロパン(23/5
5/22)の三種からなる混合物10gの存在下でエア
ゾール容器に収容した。
【0034】このムースを濡れた髪に適用し乾燥させた
ところ、長時間に渡って髪に良好な形状保持力が与えら
れた。
ところ、長時間に渡って髪に良好な形状保持力が与えら
れた。
【0035】実施例2 以下の組成を備えたヘアスタイリングムースを調製し
た。 − Amerchol社からAmercell Polymer HM 1500の名称で市販されているノンオキシニルヒドロキシエチルセルロース 0.1g − ビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウム=クロリド(70 /30)との共重合体であって、40%の濃度の水溶液とされて、Luviqu at FC 370の名称でB.A.S.F.社から市販されているもの 0.2g 活性物質 − 40モルのエチレンオキシドでオキシエチレン化された水素化ヒマ シ油であって、B.A.S.F.社からCremophor RH 40の名称で市販 されているもの 0.25g − 10モルのプロピレンオキシドでオキシプロピレン化されたブタン ジオールであって、Mazer社からMacol 57の名称で市販されている もの 0.4g − 10モルのエチレンオキシドを含有するオクチルフェノールであっ て、Rhone Poulenc社からIgepal Oの名称で市販されている もの 0.4g − C.P.C. Int社からCovol 9740の名称で市販されて いるポリビニルアルコール 0.8g − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン 0.05g − 安定剤 適量 − 香料 適量 − 脱イオン水 全体を100gとする量
た。 − Amerchol社からAmercell Polymer HM 1500の名称で市販されているノンオキシニルヒドロキシエチルセルロース 0.1g − ビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウム=クロリド(70 /30)との共重合体であって、40%の濃度の水溶液とされて、Luviqu at FC 370の名称でB.A.S.F.社から市販されているもの 0.2g 活性物質 − 40モルのエチレンオキシドでオキシエチレン化された水素化ヒマ シ油であって、B.A.S.F.社からCremophor RH 40の名称で市販 されているもの 0.25g − 10モルのプロピレンオキシドでオキシプロピレン化されたブタン ジオールであって、Mazer社からMacol 57の名称で市販されている もの 0.4g − 10モルのエチレンオキシドを含有するオクチルフェノールであっ て、Rhone Poulenc社からIgepal Oの名称で市販されている もの 0.4g − C.P.C. Int社からCovol 9740の名称で市販されて いるポリビニルアルコール 0.8g − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン 0.05g − 安定剤 適量 − 香料 適量 − 脱イオン水 全体を100gとする量
【0036】エアゾールとして収容 90gの上記組成物を、Elf Aquitaine社
からAerogaz 3,2 Nの名称で市販されてい
る、n-ブタン、イソブタンおよびプロパン(23/5
5/22)の三種からなる混合物10gの存在下でエア
ゾール容器に収容した。
からAerogaz 3,2 Nの名称で市販されてい
る、n-ブタン、イソブタンおよびプロパン(23/5
5/22)の三種からなる混合物10gの存在下でエア
ゾール容器に収容した。
【0037】このムースを濡れた髪に適用し乾燥させた
ところ、長時間に渡って髪に良好な形状保持力が与えら
れた。
ところ、長時間に渡って髪に良好な形状保持力が与えら
れた。
【0038】実施例3 本発明に係る、以下の組成を有するヘアセッティングロ
ーション(A)を調製した。 − ビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウム=クロリド(70 /30)との共重合体であって、40%の濃度の水溶液とされて、Luviqu at FC 370の名称でB.A.S.F.社から市販されているもの 0.5g 活性物質 − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン 0.05g − プロピレングリコール中に75%の濃度とされた1-メチル-2-タ ロウ-3-タロウアミドエチルイミダゾリニウム=メトスルファート(REWO社 のRewoquat W 75 PG) 0.5g 活性物質 − 脱イオン水 全体を100gとする量
ーション(A)を調製した。 − ビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウム=クロリド(70 /30)との共重合体であって、40%の濃度の水溶液とされて、Luviqu at FC 370の名称でB.A.S.F.社から市販されているもの 0.5g 活性物質 − N-オレオイルジヒドロスフィンゴシン 0.05g − プロピレングリコール中に75%の濃度とされた1-メチル-2-タ ロウ-3-タロウアミドエチルイミダゾリニウム=メトスルファート(REWO社 のRewoquat W 75 PG) 0.5g 活性物質 − 脱イオン水 全体を100gとする量
【0039】以下の組成を有する、本発明に係るもので
はないヘアセッティングローション(B)[セラミドを
含有しないローション(A)]を調製した。 − ビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウム=クロリド(70 /30)との共重合体であって、40%の濃度の水溶液とされて、Luviqu at FC 370の名称でB.A.S.F.社から市販されているもの 0.5g 活性物質 − プロピレングリコール中に75%の濃度とされた1-メチル-2-タ ロウ-3-タロウアミドエチルイミダゾリニウム=メトスルファート(REWO社 のRewoquat W 75 PG) 0.5g 活性物質 − 脱イオン水 全体を100gとする量
はないヘアセッティングローション(B)[セラミドを
含有しないローション(A)]を調製した。 − ビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウム=クロリド(70 /30)との共重合体であって、40%の濃度の水溶液とされて、Luviqu at FC 370の名称でB.A.S.F.社から市販されているもの 0.5g 活性物質 − プロピレングリコール中に75%の濃度とされた1-メチル-2-タ ロウ-3-タロウアミドエチルイミダゾリニウム=メトスルファート(REWO社 のRewoquat W 75 PG) 0.5g 活性物質 − 脱イオン水 全体を100gとする量
【0040】操作方法は、以下の通りである。ローショ
ン(A)またはローション(B)のいずれも髪の束に適
用し、次いで処理された髪の束をローラーに巻き付け、
乾燥させて、最後に髪の束をローラーから外した。
ン(A)またはローション(B)のいずれも髪の束に適
用し、次いで処理された髪の束をローラーに巻き付け、
乾燥させて、最後に髪の束をローラーから外した。
【0041】本発明の組成物の効果を定量化するため
に、まず、蒸気処理の前に髪の束の初期の長さL0(c
m単位)を測定し(垂直に吊るした髪の束の根元から先
までの長さを測定)、処理終了時における上記と同一の
束の長さL1を同様にして測定し、最後に前記処理から
5時間後の前記髪の束の長さL2を測定した。
に、まず、蒸気処理の前に髪の束の初期の長さL0(c
m単位)を測定し(垂直に吊るした髪の束の根元から先
までの長さを測定)、処理終了時における上記と同一の
束の長さL1を同様にして測定し、最後に前記処理から
5時間後の前記髪の束の長さL2を測定した。
【0042】ヘアーセットの形状保持力(%)を以下の
割合として定義した。
割合として定義した。
【数1】
【0043】この割合が高いほど、セットが良好であ
る。
る。
【0044】得られた結果は以下の通りであった。すな
わち、本発明に係るローション(A)を用いたセットの
形状保持力は48.3%であったが、ローション(B)
を用いた場合には43.5%であり、ローション(A)
は11%以上も増加した。
わち、本発明に係るローション(A)を用いたセットの
形状保持力は48.3%であったが、ローション(B)
を用いた場合には43.5%であり、ローション(A)
は11%以上も増加した。
【0045】実施例4 以下の組成を有する本発明に係るマスカラを調製した。 A相 − みつろう 6.9g − カルナウバろう 4.16g − パラフィン 11.4g − ステアリン酸 7.7g − N-オレイルジヒドロスフィンゴシン 0.2g B相 − 鉄黒 5.55g C相 − ポリビニルピロリドン(ISP社のPOVIDONE USP) 0.5g − トリエタノールアミン 3.8g − アラビアゴム 4.5g − ヒドロキシエチルセルロース 0.16g − 防腐剤 適量 − 脱イオン水 全体を100gとする量
【0046】A相を80℃で溶解し、B相を添加してホ
モジェナイザーを用いて30分間分散した。
モジェナイザーを用いて30分間分散した。
【0047】75℃に保たれた水中に、C相の最初の3
つの成分を添加してC相を調製した。
つの成分を添加してC相を調製した。
【0048】A+B相にC相を混合することによって、
エマルションを作成した。
エマルションを作成した。
【0049】マスカラ組成物を睫毛に適用した。睫毛は
良好に保持された。
良好に保持された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/032 A61K 7/032 C07C 233/18 C07C 233/18 233/20 233/20 235/08 235/08 C07H 15/04 C07H 15/04 E (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/11
Claims (14)
- 【請求項1】 ケラチン皮膚骨格部の処理および保護の
ための組成物であって、化粧品に許容される媒体中に、以下の一般式(I)で表される化合物群から選択される
少なくとも一種のセラミドおよび/またはグリコセラミ
ドと、 【化1】 [上式において、 − R 1 は、C 14 −C 30 の脂肪酸から誘導された、飽和
または不飽和の、直鎖状または分岐したアルキル基を示
し、この基は、α位のヒドロキシル基またはω位のヒド
ロキシル基がC 16 −C 30 の飽和または不飽和の脂肪酸で
エステル化されたもので置換されてもよい。 − R 2 は、水素原子もしくは、(グリコシル) n 、(ガ
ラクトシル) m またはスルホガラクトシル遊離基を示
し、nは1〜4の整数であるとともに、mは1〜8の整
数である。 − R 3 は、飽和またはα-不飽和のC 15 −C 26 の炭化水
素基を示し、この基は一以上のC 1 −C 14 アルキル基で
置換することができ、またR 3 は、C 15 −C 26 のα-ヒド
ロキシアルキル基であって、そのヒドロキシル基が任意
にC 16 −C 30 のα-ヒドロキシ酸でエステル化されたも
のでもよい。] 少なくとも一種のビニルピロリドンポリ
マーとを含有し、 陰イオンおよび/または両性および/または双性イオン
界面活性剤を4重量%未満含有することを特徴とする組
成物。 - 【請求項2】 ビニルピロリドンポリマーが、 a)四級化されたまたはそれ以外の、ジメチルアミノエ
チル=メタクリラート単位を含有するビニルピロリドン
ポリマーと、 b)メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム
単位を含有するビニルピロリドンポリマーと、 c)メチルビニルイミダゾリウム単位を含有するビニル
ピロリドンポリマーとからなる群から選択されることを
特徴とする請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 セラミドおよび/またはグリコセラミド
が、組成物の全重量に対して0.005〜5重量%の間
の割合で存在することを特徴とする請求項1または2に
記載の組成物。 - 【請求項4】 セラミドおよび/またはグリコセラミド
が、組成物の全重量に対して0.01〜3重量%の間の
割合で存在することを特徴とする請求項3記載の組成
物。 - 【請求項5】 ビニルピロリドンポリマーが、組成物の
全重量に対してほぼ0.05〜5重量%の割合で存在す
ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に
記載の組成物。 - 【請求項6】 ビニルピロリドンポリマーが、組成物の
全重量に対してほぼ0.1〜3重量%の割合で存在する
ことを特徴とする請求項5に記載の組成物。 - 【請求項7】 化粧品に許容される媒体が、水、また
は、モノアルコール類、ポリアルコール類、グリコール
エーテル類および脂肪酸エステル類からなる群から選択
され、それ自身でまたは混合物として用いられる、化粧
品に許容される溶剤と水との混合物からなることを特徴
とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成
物。 - 【請求項8】 さらに、非イオン性および/または陽イ
オン性の界面活性剤、増粘剤、防腐剤、金属イオン封鎖
剤、軟化剤、香料、着色料、粘性変調剤、起泡変調剤、
起泡剤、起泡安定剤、真珠光沢剤、水和剤、抗フケ剤、
抗脂剤、サンスクリーン剤、タンパク質類、ビタミン
類、可塑剤、α-ヒドロキシ酸、電解質、推進剤、もし
くはその他の調節剤を含有することを特徴とする請求項
1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項9】 濃縮された流体、ゲル、クリーム、ゲル
クリーム、スプレーまたはムースの形態であることを特
徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成
物。 - 【請求項10】 ケラチン皮膚骨格部が髪、睫毛または
眉毛であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
か1項に記載の組成物。 - 【請求項11】 ケラチン皮膚骨格部が髪であることを
特徴とする請求項10に記載の組成物。 - 【請求項12】 ケラチン皮膚骨格部の処理および保護
のための洗浄の要らない方法であって、請求項1ないし
11のいずれか1項に記載した組成物を、皮膚骨格部に
適用し、任意の時間さらした後に、任意にすすぎを行う
ことを特徴とする洗浄の要らない方法。 - 【請求項13】 ケラチン皮膚骨格部の洗浄の要らない
処理を行うために用いる請求項1ないし11のいずれか
1項に記載の組成物の使用方法。 - 【請求項14】 前記処理が、長時間に渡るケラチン皮
膚骨格部の形状保持力を改善するものであることを特徴
とする請求項13記載の組成物の使用方法。
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