JP2781125B2 - 医療又は歯科用ハンドピース - Google Patents

医療又は歯科用ハンドピース

Info

Publication number
JP2781125B2
JP2781125B2 JP5132051A JP13205193A JP2781125B2 JP 2781125 B2 JP2781125 B2 JP 2781125B2 JP 5132051 A JP5132051 A JP 5132051A JP 13205193 A JP13205193 A JP 13205193A JP 2781125 B2 JP2781125 B2 JP 2781125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling
handpiece
housing
tool
processing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5132051A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06197914A (ja
Inventor
シュトローマイアー エルンスト
Original Assignee
カルテンバハ アンド フォイト ゲー エム ベー ハー アンド カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルテンバハ アンド フォイト ゲー エム ベー ハー アンド カンパニー filed Critical カルテンバハ アンド フォイト ゲー エム ベー ハー アンド カンパニー
Publication of JPH06197914A publication Critical patent/JPH06197914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781125B2 publication Critical patent/JP2781125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/1613Component parts
    • A61B17/162Chucks or tool parts which are to be held in a chuck
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/02Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
    • A61C1/07Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with vibratory drive, e.g. ultrasonic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/18Flexible shafts; Clutches or the like; Bearings or lubricating arrangements; Drives or transmissions
    • A61C1/185Drives or transmissions
    • A61C1/186Drives or transmissions with torque adjusting or limiting means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に角度筐体を有し、処
理工具がその中心軸に沿って前後に動きそして回転し得
るように取付けられ、処理工具用の回転位置調節装置が
ハンドピースヘッドと関連され、二つの相互作用カップ
リング部を有する位置決めカップリングを有する医療又
は歯科用ハンドピース用のハンドピースヘッドに係る。
【0002】
【従来の技術】回転処理工具に加えて又往復処理工具、
即ち、ストローク移動を実行する処理工具、例えば平坦
な又は薄板状の断面を有するものがある。この種の処理
工具は歯上で作業する又は歯を掃除する工具である。こ
の種のハンドピースヘッドは米国特許第3 552 0
22号に説明されている。この既知の構造において処理
工具はハンドピースヘッドにおける軸受において縦に変
位可能に取り付けられているストロークスリーブ内に締
めつけられ得、この説明の構造ではストロークスリーブ
に直角に角度ヘッドの如くに延設された駆動軸の偏心に
よって縦に変位し得る。その偏心はストロークスリーブ
内の周辺溝内で係合する。ストロークスリーブ及び処理
工具はこのようにして動作中であっても自由に回転し得
そしてそれ故この構造を用いてのみ、特に薄板状の、縦
に変位可能な処理工具、特に平坦なヤスリにおいて、得
られる全面を用いて作業することが可能である。その処
理を実行する人が処理工具にトルクを及ぼすようにハン
ドピースを僅かに回すや否や、後者も回転し、単に処理
工具が常に処理さるべき面に対して平坦になるように調
整するので、それ故特定の形成又は輪郭を描く作業は歯
上で実行され得ない。
【0003】もし駆動接続が、それが縦に移動し得るが
ハンドピースヘッドにおいて回転し得ないように、処理
工具が取り付けられている処理工具上に設けられていた
場合、トルクは全くハンドピースを用いた処理工具上に
は及ぼされ得ず、そのようにして特別な形成作業が歯上
で又は歯間で実行され得、しかしそこで前述のトルクに
よる歯を損傷しかねない相当なレバー効果が印加される
という危険があったであろう。この一例は二つの歯の間
にある平坦なヤスリが回転される場合である。その平坦
なヤスリはその回転によって歯を離間させ、ハンドピー
スの長さによって提供される効果的なレバーアームによ
ってそれによって歯に損傷が与えられ得る相当なトルク
が処理工具によって伝達されることを考慮にいれなけれ
ばならない。
【0004】上記の困難性を除去するために、その説明
において記載されている種のハンドピースヘッドを用い
て処理工具によって歯に伝達され得るトルクを制限する
ことが、WO/90/00885によって提案された。
この公報の図1,1A及び2によると、角度ハンドピー
スヘッドが提供され、その処理工具は固定軸を有し、そ
の固定軸によって、そのハンドピースヘッド内の縦に往
復するストロークスリーブ内にハンドピースヘッドの動
作側からそれを挿入することが出来、その固定軸は形状
ロッキング位置決めカップリングによって挿入された状
態に位置決めされる。
【0005】それはストロークスリーブの下端における
複数の凹所の形で幾つかの位置決めカップリング位置が
用いられ、それを下からその中に挿入することによって
所望に応じて処理工具の固定軸の下端でカップリングピ
ンが導入され得、かつそれを下側に引くことによってそ
こからカップリングピンが再び引き出され得る。図2に
示される実施例によれば過回転カップリング(過回転力
に応じて解放又は克服されるカップリング)の形におけ
る過回転力(過回転)保護装置は、この既知のハンドピ
ースヘッドと組み合わされ、周辺に配された一又は幾つ
かの軸方向に溝形状凹所及びボールの形のカップリング
部材よりなり、そのカップリング部材は筐体の内壁内の
凹所内に配置され、それは内側に突出しそのようにして
溝形状カップリング凹所の内の一つで係合する。ストロ
ークスリーブはある可撓性又は弾性を有するプラスチッ
ク材よりなる。特定のトルクよりも大きいトルクが処理
工具によってハンドピースで処理される歯上に伝達され
る際、カップリング凹所間のリブ壁が撓むことによって
上記の様に形成された過回転カップリングが解放又は克
服される。これによって歯の損傷は防止される。この既
知の実施例は幾つかの理由から不利である。過回転カッ
プリングが解放又は克服されるためのトルクが正確に決
定されえず、それにより材料の一致に依存して異なる過
回転又は解放モーメントが生じ、それにより歯の損傷が
生ずることとなる。更に、過回転の後、その材料の抵抗
値の変化が生ずることが予期されなければならず、それ
により過回転カップリングの緩みを考慮に入れなければ
ならない。更に、処理工具は手によって直接掴まれなけ
ればならず、それは処理工具の鋭利性を損なうと共に公
衆衛生上に疑問を呈するという困難性を伴ってその位置
決めカップリングは使用され得る。図3乃至18によれ
ば、処理工具は固定及び駆動軸と一体に形成されてい
る。そのような構造によれば、位置決めカップリング及
び過回転カップリングは筐体及び処理工具間で直接有効
である。図15に示される如く、処理工具の縦変位可能
性を確実にするように、処理工具の固定軸の上部位に配
置された位置決めカップリングのカップリング凹所のみ
でなく単一カップリング凹所が又縦溝の形で固定軸の下
部位に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特許請求の範囲の請求
項第1,3,4又は20の前文に記載された種類のハン
ドピースヘッドを提供し、一方で最も一定な可能過回転
起動時点によって機能的信頼性を提供し、及び/又は他
方では処理工具の使用者に親身な回転位置決めを可能と
することが本発明の目的である。更に過回転カップリン
グの所望の起動時点の変化及び/又は使用者に親身な位
置決めカップリングの位置に対して備え、そのようにし
てハンドピースヘッドを異なる種類の処理又は処理基準
への適応に備えることが本発明の目的である。又、例え
ば、処理によって必要となった場合、所望に応じて過回
転カップリングをロックしもって処理工具によって大き
なトルクが発生し得るようにすることも又可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が基づく目的は特
許請求の範囲の請求項第1,3,4又は20に記載され
た特徴によって達成される。
【0008】
【作用】特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明によ
るハンドピースヘッドによれば、使用者に親身な回転位
置調節が確実にされ、処理工具は直接的手動接触から解
放され回転位置の調節の際に工具の汚損及び公衆衛生的
損害が発生しない。更に処理工具はその縦方向変位無し
にかつその駆動接続の解放無しに所望の回転位置に調節
され得る。
【0009】請求項3に記載の本発明による実施例によ
れば、機能的に信頼性のある過回転保護装置が得られ、
それによって過回転カップリングのトリガリング又は解
放が予め正確に決定され得かつ使用寿命を経ても正確に
実行され得る。これによって、特に薄板状処理工具が過
負荷から保護されるのみではなく、例えば特に薄板状工
具が二つの歯の間のギャップを通過されなければならな
い際又はギャップに受けられた処理工具を引き出す際に
も、歯が過負荷から保護される。請求項4に記載の発明
によるハンドピースヘッドによれば、位置決めカップリ
ング及び過回転カップリングは一つの同じカップリング
によって形成される。この手段によって製造経費が相当
減少され、その結果より低い製造価格が導き出されるば
かりでなく操作が複雑でなく尚かつ本実施例は一つのカ
ップリングのみしかないためコンパクトな構造となる。
【0010】本発明は又請求項20に記載の調節装置を
用いたハンドピースヘッドに関し、それは位置決めカッ
プリング又は(もしあれば)過回転カップリングの何れ
か、又はその双方のカップリングの機能的基準の使用者
に親身な調節を可能にする。各カップリングの係合又は
外れる時点、従って過回転時点が所望に応じて調節され
得、かつ夫々の適応し得る処理基準に適応され得る。そ
の結果操作無しに過回転カップリング及び/又は位置決
めカップリングを設定し、又過回転カップリングをロッ
クして例えば特殊な処理基準を考慮して大きな回転器具
を積極的に処理工具上で運べるようにすることが可能で
ある。
【0011】回転位置を小さい回転ステップで調節する
ことを可能にし、長い使用寿命の適当かつ機能的な信頼
性のある構成とし更に製造上経済的なコンパクトな構造
を提供とするという目的の達成において補助する特徴が
従属請求項に含まれている。本発明及びそれによって得
られる更なる効果はこれから図によって示される望まし
い典型的な実施例を引用して更に詳細に記載する。
【0012】
【実施例】本典型的実施例においてハンドピースヘッド
1は、部分的に外形のみ示されているハンドピース2の
一部分である。ハンドピースヘッド1は角度ヘッド筐体
3よりなり、その後部筐体部3aは、ハンドピース2に
取り付けられた際、縦中心軸4を有するハンドピース2
のグリッピングスリーブ2aの前方延設部となる。
【0013】特に図2に示されている如く、角度ヘッド
筐体3の筐体部3aの部位は前方の垂直に延設され段が
設けられている連続軸受穴6内に通ずる軸方向軸受穴5
を有する。軸受穴6には工具収容部としての中空円筒ラ
ムスリーブ7が、その縦方向に沿って、即ちハンドピー
スヘッド1を横切って数ミリメータ前後移動及び回転で
きるように取り付けられている。ラムスリーブ7の円筒
穴8には、図1に示す如く、工具側から摺動して挿入さ
れ得、かつ締めつけられ得、中心軸9aに沿って配置さ
れた円筒保持軸11を有する処理工具9がある。工具9
は、縦振動動作し、本典型的実施例においてはヤスリの
形でストローク移動を伴い広い及び/又は狭い側でヤス
リをかけ、又は−その細かさによって−滑らかにしたり
又は磨いたりするのに使用され得、横断面が平坦な又は
剣形状工具9である。
【0014】ラムスリーブ7は中間部位に互いに軸方向
に離間された間に矩形断面の周辺溝13が形成されてい
る二つのフランジ12を有する。その端部位のフランジ
12の何れかの側の中の摺動軸受リング14,15内に
ラムスリーブ7が取り付けられており、摺動軸受リング
は両側に存在する軸受穴部の部位に配置されており、各
摺動軸受リング14,15の外側上には軸方向外側を向
いたストリッパリップを有する夫々のシーリングリング
16がある。
【0015】工具から離れた摺動軸受14、16はその
摺動軸受リング14と共に軸受穴6の外部段形状、拡大
端部内へネジ留め(ネジ18)されたブッシュ17内に
配置されている。ブッシュ17は又その中に摺動軸受リ
ング14が固定的に挿入されている内側穴部17a、キ
ャリアリング21がその中に移動に対して遊びを有して
回転可能に取り付けられている中間穴部17b、及び外
側穴部17cを有する3段付穴を有する。キャリアリン
グ21はZ形状断面を有し、ラムスリーブ7の直径方向
上対向した半径方向スリット23内で僅かの遊びをもっ
て動くよう係合する直径方向上対向したキャリアピン2
2は内側の外側テーパ付けリング部21aに一体的に形
成される。スリット23は軸方向にラムスリーブの夫々
の端部に通じて出る。この手段によって第1のカップリ
ングはラムスリーブ7及びキャリアリング21又はフラ
ンジ19又は筐体9間に設けられ、もってストロークの
ために必要ではあるがラムスリーブ7の回転を防ぐラム
スリーブの縦移動許容される。カップリングピン22
とスリット23とは反対に配置されてもよい。
【0016】回転可能な係合部材としての回転可能なフ
ランジ24はフランジ19上に殆ど自由度無く回転可能
に取り付けられ、フランジ19の外側に軸方向に配置さ
れ、その外側縁25はC形状でフランジ19の背後で重
なりクラスプしており、それ故回転可能なフランジ24
がフランジ19上で軸方向及び半径方向に回転可能に保
持されている。回転可能なフランジ24は外周辺に保持
機能を改良するように隆起、リブ又は節を有する。回転
フランジ24の又はフランジ19の内壁には直径方向上
に対向した軸方向及び半径方向スリット26が設けら
れ、軸方向に突出したキャリアピン22の半径方向外側
部位が殆ど移動の自由度無しにその中に係合している。
【0017】摺動軸受リング14及びキャリアリング2
1は端面が互いに対向するように配置されそれらは各々
の端面上に配置されている歯27によって互いに係合し
ている。設けられている歯は一つの部分が他の部分に相
対的に回転することによってその係合は克服され得るよ
うなものである。これは傾斜側面27aを有する歯27
を設けることによって可能とされ、この傾斜側面27a
(図5参照)の傾斜は歯27が伝達するはずの最大トル
クに適応し、もってこのトルクが超過された場合キャリ
アリング27が歯係合から外れて軸方向に外側に押され
る。この目的のために摺動軸受リング14及びブッシュ
の内側段付面28間のキャリアリング21に対して軸方
向移動に対するクリアランスが設けられている。この移
動クリアランス29はブッシュ17の段付面28及びキ
ャリアリング21の段付面31によって軸方向に拘束さ
れている。それらの間の距離は歯27の高さ及びキ
ャリアリング21を軸方向に歯係合に弾性的に付勢する
移動クリアランス29内に配置された一又はそれ以上の
Z字型バネ32の高さより大きい。
【0018】回転フランジ24内及びフランジ19内に
互いに一直線にされ得る二つの直径的に対向した軸方向
穴33a,33bが設けられている。ブッシュ17をネ
ジ留めし又はそれを外す目的でネジレンチ(図示せず)
のピンが回転フランジ24内の外側穴33aを通して穴
33b内へ挿入され得る。フランジ19及び回転フラン
ジ24は互いに固定されそのようにして共通回転可能部
品を形成する。
【0019】本実施例において回転可能フランジ24は
供給装置(図示せず)によってラムスリーブ7を通して
処理工具に冷却−又は洗浄液を供給するために役に立ち
得る同軸穴34を有する。ラムスリーブ7の軸方向スト
ローク移動を許容するためにフランジ12の何れかの側
上にクリアランスが必要とされ、そして内部キャリアピ
ン22が内部スリット端に対して当たることがないよう
に対応的な長いスリット23となる。
【0020】ラムスリーブ7を駆動するためにハンドピ
ース2の駆動軸トレーンの前端に偏心円筒駆動ピン35
が設けられ、そのピンは殆ど移動の自由無しに周辺溝1
3内に係合している。本実施例において駆動軸部36が
設けられておりそれは駆動ピン35を備え歯付カップリ
ング又は傘歯歯車の傾斜輪36をその後端に有し、軸受
スリーブ37内、望ましくは摺動軸受37a内に回転可
能に取付けられ、それによって駆動キャリッジ38が形
成されている。駆動キャリッジ38は軸受穴5内に載置
されそこに半径方向にねじ込まれた固定ネジ39によっ
て固定されている。ネジ39は軸受スリーブ37内の半
径方向ネジ穴41内へかつスリーブ37と一直線とされ
た筐体部3a内の穴42内へねじ込まれている。軸受ス
リーブ37は筐体部3aを越えて後方に突出しこの後方
部と共にハンドピース2内の弾性的保持接続43によっ
て取外し可能に固定され得る軸受ジャーナル38aを形
成し、その接続はハンドピース2の外側に引くことによ
って克服され得る。保持接続43は、軸受ジャーナル3
8aの外側表面内の少なくとも1つの保持凹所44、及
びハンドピース2のスリーブ内で半径方向に移動するよ
うに取付けられバネによって保持凹所44内で弾性的に
付勢されている保持球45によって形成され得る。
【0021】上記のハンドピースヘッド1において工具
9の回転位置がハンドピースヘッド1に相対的に、ラム
スリーブ7のストローク位置又はその駆動と独立に、所
望に応じて調節され得る。その回転調節は小さいステッ
プにおいて実施され得、それは歯27間の相対的に小さ
い部分によって提供される。歯27は、第2の取外し可
能なカップリング46を、ラムスリーブ7又はキャリア
リング21、及び所定のトルクが超過された際に自動的
に開き再び自動的に閉じる摺動軸受リング14間に形成
する。この手段によって、回転フランジ24を回転の一
又は他の方向において回転させることによって、工具9
を所望の回転位置に調節することが可能とされる。他方
工具9において所定のトルクを超過した場合、ラムスリ
ーブ7は自動的に印加されるこのトルクに従い歯27の
係合は克服され、それは強制され又は回転され、即ち、
非ロッキング方向に回転するラチェット機構の様になさ
れる。この手段によって、ハンドピースの取扱いの際に
生ずるレバー効果による歯に対する圧力の印加又は損傷
が除去される。
【0022】歯を双方の歯部分において完全なものとす
る必要は無い。たとえ完全な歯のリングが一部分に提供
され理論的にたった一つの、望ましくは二つ又はそれ以
上の歯27bが他の部分の周辺に配されればその機能は
確実になされる。本実施例では3つの歯27bが均一
に、望ましくは図4に示される如くキャリアリング14
上に配されている。摺動軸受14上には、しかし、完全
な歯リングが傾斜側面を有する対応する歯と共に設けら
れている。
【0023】歯科処理の種類に依存した所定のトルクが
働かされる迄は回転し得ず又このトルクを越えても回転
し得ない工具9を用いて作業するのが、又は縦中心軸に
沿って容易に又は自由に回転可能な工具を使用して作業
するのが有利である。図6乃至8に示される実施例にお
いてこれが可能とされ、同じ又は同等の部品が同じ符号
を用いて提供され調節装置51がハンドピースヘッド1
に組合わされている。調節装置51の一調節位置におい
て、図6に示す如く、カップリング46が係合しそのよ
うにして工具9が、制限を受け、回転不能である。この
調節装置の他の調節位置においては、図7に示す如く、
カップリング46の係合付勢が減少され又は完全に解放
されそのようにして工具9は容易に又は自由に回転し得
る。
【0024】カップリング46が克服又は過回転され得
るためのトルクが非常に大きく、又はカップリング46
が克服され又は過回転され得ない他の調節位置を有する
調節装置51を提供することも可能である。調節装置5
1は、図6乃至8に示す如く、一カップリング部(ここ
ではラムスリーブ7に回転不能に接続されたカップリン
グ)が取り外され、取外し位置(図示せず)に固定さ
れ、又はカップリング46の係合付勢が減少又は完全に
解放されるための調節部材を含む。本実施例では、フラ
ンジ19及び回転フランジ24は調節装置51を含む設
計上の変更によって影響を及ぼされる。これらの部品は
図6乃至8に示される実施例において符号を付されて
いる。この変更においてフランジ19aはその外側端に
内側フランジを有さず、その内壁が実質的に円筒形状で
ある。他方、調節部材としての回転フランジ24aは同
軸環状突起24bを有し、同軸環状突起24bは内面に
対して軸方向バネ、ここではZ字型バネ32が圧縮し、
もってキャリアリング21をその歯と共にカップリング
の係合位置に進める。更に回転フランジ24aはフラン
ジ19aに相対的に軸方向に変位可能であり、図1乃至
5で示した典型的な実施例に従って、図6に示す押し込
まれた位置においてはZ字型バネが軸方向に圧縮され係
合付勢を形成し、それは克服され得てもよいしそうでな
くてもよい。回転フランジ24aが図6に示す位置と相
対的に軸方向外側に移動した図7で示す位置において
は、カップリングの係合付勢、ここではZ字型バネは減
少され又は緩和され、よってラムスリーブ7は工具9と
共に容易に回転され得る。回転可能フランジ44aに対
する他の調節位置を提供することが可能であり、その場
合図6に示す位置を越えて内側に押され、バネ32及び
歯27は、それは移動可能な歯付又はカップリング部2
1が撓み得ずそれ故カップリング46が克服され又は過
回転され得ない範囲で共に押される。
【0025】回転フランジ24aのフランジ19a上に
おける変位は軸方向摺動軸受によって可能とされる。本
実施例においては回転フランジ24aは中空円筒環状壁
24cによってフランジ19aに重なり、中空円筒環状
壁24cはブッシュ17の効果的フランジ19aより軸
方向変位の量において長く、環状壁24cの内側端に
はフランジ19aに対して当たることによって外方向の
変位を拘束する内側ショルダ24dを有する。回転フラ
ンジ24はよってフランジ19aの周辺上で殆ど移動の
自由無しに軸方向に摺動し得る。カップリング位置(図
6)において及び疑似端カップリング位置(図7)にお
いて調節装置51は夫々の調節位置からの意図しない変
位を防ぐために、克服され得る夫々の弾性的ロッキング
装置52,53と組み合わされている。本実施例におい
て共通弾性要素は静止部、ここではフランジ19a上に
配置された両方のロッキング装置52,53と組み合わ
され、かつ環状壁24cの内側壁部内の保持凹所52
a,53a内に係合し得る。弾性的要素54は図8に示
す如くのバネワイヤでよく、断面が円形であることが望
ましく、U形状であり円周方向において僅かに湾曲され
フランジ19aの実質的セカントスリット55内収容さ
れており、その内側肢54aで内側環状突起24b上に
支持されその凸外側肢54bによって環状壁24cの内
側壁部内の望ましくは環状で断面が丸い保持溝によって
形成された保持凹所52a,53a内に係合し得る。図
1乃至5に示す第1の典型的実施例での如く図6乃至8
に示す第2典型的実施例中の中空円筒形環状壁24cの
内側壁部は環状壁24c内に固定的に載置、例えば圧入
された内側ショルダ24dを有する薄いスリーブによっ
て形成されている。
【0026】上記の調節装置51は簡易で機能的に信頼
性を有しかつ使用者に親身な構造を特徴とする。図6に
示す係合カップリング位置及び図7に示す疑似端カップ
リング位置間の調節に関し、使用者は単に回転フランジ
24aの周辺を掴みそれを軸方向に夫々の調節位置へ又
は夫々のロッキング装置52又は53へ動かすことが必
要とされるのみである。更にハンドピースヘッド1は図
1乃至5に示す実施例に対応してもよい。本発明による
調節装置51は、しかし、図1乃至5に示すカップリン
グに制限されない。本発明の範囲内で、調節装置51を
工具ホルダ、ここではラムスリーブ7及び筐体3又はそ
の部品間の他のカップリングと組み合わせることが可能
である。
【0027】ハンドピースヘッド1は本発明の幾つかの
面で効果的である。一つの面はそれによって取り扱われ
る工具かつまた処理工具9の損傷が防止され得る機能的
に信頼性を有する過回転保護装置の提供にある。そのよ
うなハンドピースヘッド1の実施例によって、処理工具
9に関する回転係合部材、ここでは回転フランジ24が
省略され得、又他の設計の回転位置調節装置が提供され
てもよい。
【0028】本発明の第2の面は処理工具9に関する使
用者に親身な回転位置調節装置を有するハンドピースヘ
ッドの提供にある。この実施例では超過回転保護装置が
(それが所望されない限り)省略され得、又他の設計の
超過回転保護装置が提供されてもよい。本発明の第3の
面によれば、位置決めカップリング及び超過回転カップ
リングが一つのかつ同じカップリングによって形成さ
れ、そのカップリングは適当な構造のものでよい。
【0029】本発明の第4の面は調節位置設定装置又は
位置決めカップリング及び/又は過回転保護装置又は過
回転カップリングに関する調節装置51の存在に関す
る。そのような本発明によるハンドピースヘッドによっ
て位置決め調節装置及び/又は超過回転保護装置が省略
され得、又これらのカップリングが異なる設計を有して
もよい。なお、「位置決めカップリング」は工具9の調
整をその中心軸9aについて異なる回転位置で促進する
カップリングである。 「変位カップリング」は一つのカ
ップリング部の変位を許容する接続装置であり、ここで
は中心軸9aに沿ったラムスリーブ7の変位を許容す
る。 本実施例では「変位カップリング」はラムスリーブ
7を関して間接的に工具と接続されているが、例えば工
具9がラムスリーブ7に対応するカップリング要素を露
出する場合には工具との直接接続も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハンドピースヘッドの側面図であ
る。
【図2】そのハンドピースヘッドの垂直縦断面及び拡大
図である。
【図3】そのハンドピースヘッドのキャリア部の垂直断
面図である。
【図4】下から見たそのキャリア部の図である。
【図5】そのキャリア部の側面図である。
【図6】変更したハンドピースヘッドの主要部の第1の
操作位置における垂直縦断面及び拡大図である。
【図7】図6のハンドピースヘッドの第2の操作位置に
おける図である。
【図8】図6のVIII−VIIIに沿った部分断面図
である。
【符号の説明】
1 ハンドピースヘッド 2 ハンドピース 2a グリッピングスリーブ 3 角度ヘッド筐体 3a 後部筐体部 4,9a 中心軸 5 軸方向軸受穴 6 連続軸受穴 7 中空円筒ラムスリーブ 8 円筒穴 12,19,19a フランジ 13 周辺溝 14,15 摺動軸受リング 16 シーリングリング 17 ブッシュ 17a 内側穴部 17b 中間穴部 17c 外側穴部 21 キャリアリング 22 キャリアピン 23 半径方向スリット 24,24a 回転可能なフランジ 24b 同軸環状突起 24c 中空円筒形環状壁 24d 内側ショルダ 25 外側縁 27,27b 歯 27a 傾斜側面 28 内側段付面 29 移動クリアランス 31 段付面 32 Z字型バネ 33a,33b 軸方向穴 34 同軸穴 35 偏心円筒形駆動ピン 36 駆動軸 37 軸受スリーブ 38 駆動キャリッジ 38a 軸受ジャーナル 39 固定ネジ 41 ネジ穴 43 弾性的保持接続 44,52a,53a 保持凹所 45 保持球 46 第2の取外し可能なカップリング 51 調節装置 52,53 弾性的ロッキング装置 54 弾性的要素 54a 内側肢 54b 凸外側肢 55 セカントスリット a 距離 h 高さ m 軸方向変位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61C 1/07 A61C 1/06 A61C 1/08

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具収容部及び処理工具がその中心軸に
    沿って前後に移動しその中心軸を中心として回転するよ
    うに取付けられた筐体と; 過回転カップリングを含み、ハンドピースに取付けられ
    た処理工具用の回転位置調節装置と; その内の一つが移動可能な二つの相互作用カップリング
    部を含む位置決めカップリングと; 処理工具用の回転可能係合部材とよりなり、 該係合部材は手によって外部から近付き得、筐体に移動
    可能に取付けられており、 位置決めカップリングは回転位置調整装置と回転可能係
    合部材とを結合するように構成され、 回転可能係合部材は、処理工具のストローク移動を可能
    にする変位カップリングによって処理工具に接続される
    医療又は歯科用ハンドピース。
  2. 【請求項2】 位置決めカップリングは体内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のハンドピー
    ス。
  3. 【請求項3】 筐体と; その中心軸に沿って前後に移動可能なように工具収容部
    を介して筐体内に取付けられた処理工具と; 筐体と処理工具との間に配置された回転係合部材を含む
    過回転保護装置とよりなり、 該保護装置は、一のカップリング部は筐体と接続され他
    のカップリング部は移動可能であり工具と接続された二
    つの相互作用カップリング部を有する過回転カップリン
    グよりなり、 過回転カップリングは位置決めカップリング及び処理工
    具変位ストローク可能カップリングを介して処理工具と
    接続され、 上記二つのカップリング部は筐体内に配置され、処理工
    具に接続された相互作用カップリング部は上記変位スト
    ローク可能カップリングを介して処理工具に接 続された
    構成の 医療又は歯科用ハンドピース。
  4. 【請求項4】 ハンドピースヘッドを含む筐体と; その中心軸に沿って前後に移動可能なように工具収容部
    を介して筐体内に取付けられた処理工具と; 回転係合部材を含み、筐体と処理工具とを相互接続する
    ように構成され、その一つが移動可能でその各々がハン
    ドピースヘッドの部分である二つの相互作用カップリン
    グ部を有する過回転カップリングよりなる過回転保護装
    置とよりなり、 過回転保護装置の過回転カップリングの
    二つの相互作用カップリング部は処理工具の回転位置調
    整を与えるように構成されている医療又は歯科用 ハンド
    ピース。
  5. 【請求項5】 係合位置における位置決めカップリング
    及び/又は過回転カップリングは具で有効である所定
    のトルクが超過された際に外れ又は克服され得ることを
    特徴とする請求項1乃至4の内の何れか一項に記載のハ
    ンドピース。
  6. 【請求項6】 カップリング部はガイド中に移動可能に
    取付けられ、バネ力によってその係合位置に押しやられ
    ることを特徴とする請求項1乃至5の内の何れか一項に
    記載のハンドピース。
  7. 【請求項7】 カップリング部は各々が互いに係合する
    一又はそれ以上のカップリング凹所及びカップリングピ
    ンを有することを特徴とする請求項1乃至6の内の何れ
    か一項に記載のハンドピース。
  8. 【請求項8】 カップリング凹所及びカップリングピ
    に歯によって形成されるカップリング面は末広がり又
    は斜めに配置されることを特徴とする請求項4に記載の
    ハンドピース。
  9. 【請求項9】 移動可能なカップリング部の移動方向は
    処理工具の中心軸に沿った方向とされていることを特徴
    とする請求項1乃至8の内の何れか一項に記載のハンド
    ピース。
  10. 【請求項10】 位置決めカップリング及び/又は過回
    転カップリングは処理工具の中心軸と同心円的に配置さ
    れることを特徴とする請求項1乃至9の内の何れか一項
    に記載のハンドピース。
  11. 【請求項11】 カップリング部は軸方向に並んで配置
    されそれらの互いに面している側において互いに係合し
    得る環状部であり、処理工具から遠い側上に配置された
    環状部は移動可能なカップリング部であることを特徴と
    する請求項1乃至10の内の何れか一項に記載のハンド
    ピース。
  12. 【請求項12】 処理工具は具の中心軸の方向におい
    てハンドピースヘッドにおいて前後に動くように取り付
    けられた工具収容部内に固定され得、変位カップリン
    よって移動可能なカップリング部に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至11の内の何れか一項に記
    載のハンドピース。
  13. 【請求項13】 動可能なカップリング部は変位カッ
    プリングによって処理工具又は工具収容部に接続される
    ことを特徴とする請求項1乃至12の内の何れか一項に
    記載のハンドピース。
  14. 【請求項14】 位置決めカップリング及び/又は過回
    転カップリングは具の端部位又は工具収容部の端部位
    における工具側に配置されていることを特徴とする請求
    項1乃至13の内の何れか一項に記載のハンドピース。
  15. 【請求項15】 回転可能な係合部材は工具から離れた
    ハンドピースヘッドの側から近付き得、工具と同軸的に
    この側に配置されることを特徴とする請求項1乃至14
    の内の何れか一項に記載のハンドピース。
  16. 【請求項16】 回転可能な係合部材は円盤、輪、又は
    回転可能な王冠によって形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至15の内の何れか一項に記載のハンドピ
    ス。
  17. 【請求項17】 工具から離れた、工具収容部用軸受は
    筐体ヘッド内に挿入、ねじ止めされうるブッシュ内に配
    置されることを特徴とする請求項1乃至16の内の何れ
    か一項に記載のハンドピース。
  18. 【請求項18】 回転可能な係合部材は筐体ヘッド又
    ブッシュ上、その端に向いたフランジ上に回転可能に直
    接取り付けられることを特徴とする請求項1乃至17の
    内の何れか一項に記載のハンドピース。
  19. 【請求項19】 位置決めカップリング、過回転カップ
    リング又は共通カップリングは工具収容部及び筐体ヘッ
    ド又はブッシュ又は軸受リング間で有効であることを特
    徴とする請求項1乃至18の内の何れか一項に記載のハ
    ンドピース。
  20. 【請求項20】 筐体と; その中心軸に沿って前後に移動可能なように筐体内に取
    付けられた処理工具と; 筐体と処理工具との間に接続された処理工具用の回転位
    置調整装置及び筐体と処理工具との間に配置された過回
    転保護装置の内のいずれか一方とよりなり、 上記調整装置は二つの相互作用部を有する位置決めカッ
    プリングよりなり、 上記過回転保護装置は二つの相互作用カップリング部を
    有する過回転カップリングよりなり、 更にハンドピースが上記調整装置よりなる場合には、位
    置決めカップリング用に筐体上に配置され、それによっ
    て位置決めカップリングは係合位置及び非係合位置に調
    整され得、係合位置においてはロックされ得、それによ
    って位置決めカップリングの係合付勢力が増加、減少又
    は完全に取り除かれ得る外部接近可能調整装置よりな
    り、 ハンドピースが上記過回転保護装置よりなる場合には、
    過回転カップリング用に筐体上に配置され、それによっ
    て過回転カップリングは係合位置及び非係合位置に調整
    され得、係合位置においてはロックされ得、それによっ
    て過回転カップリングの係合付勢力が増加、減少又は完
    全に取り除かれ得る外部接近可能調整装置よりなる医療
    又は歯科用 ハンドピース。
  21. 【請求項21】 調節装置は具の遠い側から近付き
    、工具の中心軸と同軸的にこの側上に配置されるこ
    を特徴とする請求項20に記載のハンドピース。
  22. 【請求項22】 調節装置は軸方向に変位し得る調節部
    材を有し関連するカップリング部と、その軸方向変位で
    動作する接続がなされ、又はカップリング部に対して変
    位し得ることを特徴とする請求項20又は21に記載の
    ハンドピース。
  23. 【請求項23】 ンドピースヘッドの体内にネジ留
    めされ得るフランジ上に着座する調節部材は部材円盤で
    あり、その上を軸方向に変位し得ることを特徴とする請
    求項20乃至22の内の何れか一項に記載のハンドピー
    ス。
  24. 【請求項24】 調節部材をその調節位置に取外し可能
    に固定するために、保持所内に弾性的に係合するバネ
    素を有する解放可能なロック装置が該調節部材と関連
    されることを特徴とする請求項22又は23に記載のハ
    ンドピース。
  25. 【請求項25】 回転可能な係合部材及び調節部材は
    つの同じ円形円盤によって形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至24の内の何れか一項に記載のハンド
    ピース。
JP5132051A 1992-06-05 1993-06-02 医療又は歯科用ハンドピース Expired - Fee Related JP2781125B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4218683:8 1992-06-05
DE4218683A DE4218683C2 (de) 1992-06-05 1992-06-05 Handstückkopf für ein zahnärztliches Handstück, mit einem Gehäuse, in dem ein Behandlungswerkzeug axial längs seiner Mittelachse hin und her verschiebbar gelagert ist

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06197914A JPH06197914A (ja) 1994-07-19
JP2781125B2 true JP2781125B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=6460520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5132051A Expired - Fee Related JP2781125B2 (ja) 1992-06-05 1993-06-02 医療又は歯科用ハンドピース

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5454718A (ja)
EP (1) EP0577981B1 (ja)
JP (1) JP2781125B2 (ja)
DE (2) DE4218683C2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0642770B1 (de) * 1993-07-30 1999-10-06 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co. Winkelförmiges oder gerades Handstück mit einer lösbaren Spannvorrichtung für ein Werkzeug, insbesondere für medizinische Zwecke
DE4408574A1 (de) 1993-07-30 1995-02-02 Kaltenbach & Voigt Winkelförmiges oder gerades Handstück mit einer lösbaren Spannvorrichtung für ein Werkzeug, insbesondere für medizinische Zwecke
DE19509840C1 (de) * 1995-03-17 1996-03-21 Brasseler Gmbh & Co Kg Geb Winkelkopfstück für ein dentalmedizinisches Werkzeug
FR2747560B1 (fr) * 1996-04-19 1998-05-22 Anthogyr Sa Contre-angle d'endodontie a rattrapage d'usure
AT404550B (de) * 1997-07-02 1998-12-28 Rosenstatter Otto Dr Zahnärztliches handstück
AUPP401998A0 (en) * 1998-06-10 1998-07-02 Hunter, Frank A dental prophylaxis handpiece
JP4224745B2 (ja) * 1999-08-27 2009-02-18 マニー株式会社 歯科用コントラアングルハンドピース
DE10030114A1 (de) 2000-06-19 2001-12-20 Kaltenbach & Voigt Handstück für medizinische Zwecke, insbesondere für eine ärztliche oder zahnärztliche Behandlungseinrichtung, vorzugsweise für eine spanabhebende Bearbeitung eines Zahn-Wurzelkanals
JP3403377B2 (ja) * 2000-09-26 2003-05-06 株式会社ナカニシ 歯科用ハンドピース
DE20103179U1 (de) 2001-02-22 2002-06-27 Kaltenbach & Voigt Medizinisches oder dentalmedizinisches Handstück und ein Werkzeug für das Handstück
AT502358B1 (de) 2004-08-18 2008-10-15 W & H Dentalwerk Buermoos Gmbh Medizinischer handstückkopf zur übertragung einer hubbewegung auf ein werkzeug
EP2181663B1 (en) * 2008-10-29 2016-05-11 Arthrex, Inc. Sealing system for medical/dental handpieces
EP3235440B1 (en) 2010-06-19 2019-05-15 Perimetrics, LLC System and method for determining structural characteristics of an object
US9869606B2 (en) 2011-06-18 2018-01-16 Perimetrics, Llc System and method for determining structural characteristics of an object
JP5785929B2 (ja) * 2012-12-21 2015-09-30 株式会社モリタ製作所 歯科用ハンドピース
EP2754406B1 (de) * 2013-01-14 2019-06-26 W & H Dentalwerk Bürmoos GmbH Medizinisches, insbesondere dentales, Handstück
EP3545898B1 (en) 2013-12-10 2021-10-20 Dentsply Sirona Inc. Multi-directional handpiece
MX2019007883A (es) * 2016-12-30 2019-08-29 Perimetrics Llc Sistema y metodo para determinar las caracteristicas estructurales de un objeto.
CN108042221B (zh) * 2017-12-26 2023-08-29 广东健齿生物科技有限公司 一种通过高频振动扩孔的个性化骨钻

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3552022A (en) * 1968-07-05 1971-01-05 Axel Torbjorn Axelsson Apparatus for cleaning or polishing of teeth
DE2726325C2 (de) * 1977-06-10 1982-11-04 Georg Schick Dental GmbH, 7957 Schemmerhofen Überlastsicherung für biegsame Antriebswellen von zahnärztlichen Handstücken
DE3008297C2 (de) * 1980-03-04 1982-12-16 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach Zahnärztliches oder zahntechnisches Vibrations-Winkelstück
DE3215246A1 (de) * 1982-04-23 1983-10-27 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach Aerztliches, insbesondere zahnaerztliches handstueck
FR2563101B1 (fr) * 1984-04-20 1986-06-13 Levy Guy Tete d'entrainement pour instruments d'interventions endodontiques
US4536157A (en) * 1984-11-21 1985-08-20 Sybron Corporation Lever actuated chuck mechanism for dental handpiece
DE8437057U1 (de) * 1984-12-18 1985-03-21 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach Zahnaerztliches handstueck
CH672415A5 (ja) * 1987-06-03 1989-11-30 Peter Reinhard
US4976625A (en) * 1988-04-08 1990-12-11 Bernard Weissman Inherently nonrotating reciprocating dental tool
US4984985A (en) * 1988-09-26 1991-01-15 Dentatus International Ab Dental instrument
US5145369A (en) * 1990-04-23 1992-09-08 L. Paul Lustig Dental tool driving apparatus having rotating and roto-reciprocating motions

Also Published As

Publication number Publication date
DE4218683C2 (de) 1995-08-31
EP0577981A3 (de) 1995-01-04
DE4218683A1 (de) 1993-12-09
EP0577981A2 (de) 1994-01-12
EP0577981B1 (de) 1998-09-02
US5454718A (en) 1995-10-03
DE59308949D1 (de) 1998-10-08
JPH06197914A (ja) 1994-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2781125B2 (ja) 医療又は歯科用ハンドピース
JP3143017B2 (ja) ハンドピース並びにこれに使用される工具
US4795342A (en) Calibrated spring module
JP4969921B2 (ja) 柔軟性クランプを有する歯科用又は医科用ハンドピース
US20170095260A1 (en) Dynamic Locking Device
JPH01171539A (ja) 歯科用ハンドピース
JP3429027B2 (ja) チャック機構
JPH0562B2 (ja)
CA2414908A1 (en) Dental handpiece
CA2843318C (en) Positive drive chuck and bur arrangement for a dental handpiece
US5718582A (en) Dental tool chuck
JPH1066700A (ja) ハンドピース
US7611315B2 (en) Motor element, in particular medical handpiece with a collet chuck
US8021152B2 (en) Dental handpiece
US5616029A (en) Dental treatment device for forming screw hole for embedment of implant material
US4021918A (en) Spring clutch dental handpiece
JP2003510127A (ja) トルクを制限する手段からなるデンタルハンドピース
US20070180708A1 (en) Portable powered cutter
US6916176B2 (en) Rotation lock device for preventing undesired rotation of a shaft especially for handpieces used in medical treatments
US6227854B1 (en) Releasable chucking device for a rotating medical or dental tool
JP2867496B2 (ja) 歯科用ハンドピースのチャック装置
JPS6317453B2 (ja)
JPH03165756A (ja) 歯科用ハンドピースチャック装置
JPH0410817B2 (ja)
JPH0349807A (ja) 回転工具用締付深さ調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090515

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees