JP2779588B2 - 主として動力プレス機における安全装置 - Google Patents

主として動力プレス機における安全装置

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JP2779588B2 JP6026343A JP2634394A JP2779588B2 JP 2779588 B2 JP2779588 B2 JP 2779588B2 JP 6026343 A JP6026343 A JP 6026343A JP 2634394 A JP2634394 A JP 2634394A JP 2779588 B2 JP2779588 B2 JP 2779588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力プレス機のベッド
における作業者の位置する側に装着して、作業者の安全
を図るための主として動力プレス機における安全装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】動力プレス機によるプレス作業は、作業
者に永久障害を生じせしめる事故の発生の恐れのある極
めて危険な作業であるので、法規に基づいて動力プレス
機には安全装置を装着することが義務づけられている。
この動力プレス機の安全装置の代表的なものであって、
しかも広く使用されているものには、以下に述べるよう
な光線式、両手操作式、ガード式などがあるが、いずれ
も特有の問題点を有していて、完全とは言い難い。
【0003】光線式安全装置は、投光器と受光器とで構
成され、作業者の身体の一部が光線を遮断することによ
り、危険状態を検出してスライド部の作動を停止させる
ものであり、プレス機のスライド部の全ストロークにお
いて有効に作動する必要があるなどの規定が法規に定め
られていて、その取付位置も制限されている。しかし、
この光線式安全装置を法規に基づいた取付位置に装着し
て作業を行うと、作業者の身体のみならず、その被服の
一部によって光線が遮断されてプレス機が停止してしま
ったり、或いはプレス機から一定以上離れた位置に作業
者がいないと作業できなかったりして、安全性が高めら
れるのと引換えに、作業能率が低下する欠点がある。ま
た、プレス作業の内容によっては、素材の一部を手でも
って作業せざるを得ない場合があり、このような場合に
は、作業者の身体の一部が光線を遮断して、光線式安全
装置が作動してしまうことがある。更に、素材を曲げ加
工する場合において、平板状の素材を一回の操作によっ
てL字形に曲げるなどの単純な場合には問題はないが、
平板状の素材の四方を同方向に折り曲げて箱状に成形す
る場合には、既に折り曲げられた部分によって光線が遮
られてしまうことがあって、素材を曲げ加工する製品の
形状によっては、光線式安全装置を使用できない場合が
ある。このように、光線式安全装置は、現実のプレス作
業においては、種々の問題点を有している。
【0004】また、両手操作式の安全装置は、押しボタ
ンなどのスイッチを両手で同時に操作しないと、プレス
機のスライド部が作動せず、しかもスライド部の作動中
に少なくとも一方の手がスイッチから離れた場合には、
その都度スライド部が停止するか、或いは一工程毎にス
ライド部が停止するようになっていて、更に一工程毎に
スイッチから両手を離さないと、再起動しない構造のも
のである。安全性を一層高めるために、この両手操作式
のスイッチと、足踏み式のスイッチとを併用したものも
ある。いずれにしても、この両手操作式のものにおいて
も、素材の一部を手で持って行わねばならない作業の場
合には、一人では作業できないことになって、作業内容
の制約が大きいと共に、作業能率が著しく低下する。
【0005】更に、ガード式の安全装置は、文字通り、
プレス機の成形部に作業者の手が入らないようなガード
を設けたものであって、素材、及び成形品の形状に対応
したガードを製作して、成形部に取付けてある。これで
は、素材及び成形品が変わる毎に、これに対応して予め
製作されているガードを装着し直さねばならず、ガード
の製作にコストがかかるのに加えて、作業段取りの能率
も悪い。
【0006】このため、光線式、両手操作式の安全装置
においては、個々の事業者が作業を行い易いように種々
改造して使用していることがあり、これが原因となって
いるプレス事故も数多く発生している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の動力プレス機に装着されている安全装置の有する上記
した問題点に鑑み、プレス作業の能率を低下させること
なく、本来の安全が図られる動力プレス機の安全装置の
提供である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、主として動力プレス機のベッドにおける作
業者の位置する側に装着して、該作業者の安全を図るた
めの装置であって、ベッドにおける作業者が位置する側
であって、しかも該ベッド側にセットされた固定型とほ
ぼ同一高さの位置に、該ベッドに対して水平方向に進退
可能に装着されて、素材の手前側の端部を支持するため
のテーブルと、該テーブルの手前側の部分に設定間隔を
おいて取付けられて、作業者の両手で操作する構成の一
対の両手操作式スイッチと、スライド部側にセットされ
た可動型がベッド側にセットされた固定型に対して一定
以上接近して安全状態に至った場合に、前記一対の両手
操作式スイッチを無効にせしめるための無効スイッチと
を備え、前記一対の両手操作式スイッチが作業者の両手
により操作されてONとなっている場合にのみスライド
部が作動するように構成したことである。また、作業者
の足によって操作する構成のフットスイッチを設けて、
前記一対の両手操作式スイッチが作業者の両手により操
作されてONとなっていて、しかも該フットスイッチが
操作されてONとなっている場合にのみスライド部が作
動するように構成してもよい。
【0009】
【発明の作用】プレス機のベッドに装着した安全装置の
手前側に作業者が立って、該プレス機の固定型とテーブ
ルとの間で素材を支持し、該テーブルの手前側に取付け
られている一対の両手操作式スイッチに作業者の両手を
当てがうと共に、この両手によって素材の手前側部を把
持する。そして、素材の手前側部を把持している作業者
の両手によって一対の両手操作式スイッチを操作する
と、スライド部が作動して、ベッド側にセットされた固
定型とスライド部側にセットされた可動型との間で素材
がプレス成形される。プレス機のスライド部側にセット
された可動型がベッド側にセットされた固定型に対して
一定以上接近して安全状態に至ると、無効スイッチの作
動により前記一対の両手操作式スイッチが無効となっ
て、該両手操作式スイッチから作業者の両手を離して
も、そのまま継続してプレス作業が行われる。そして、
前記一対の両手操作式スイッチを作業者の両手で操作し
てONにした場合にのみスライド部が作動するように構
成されているため、スライド部の作動後であって、無効
スイッチの作動前に、一対の両手操作式スイッチのいず
れか一方、或いは双方から作業者の手を離した場合に
は、スライド部の作動のためのの電気回路が開かれて、
そのスライド部は直ちに停止する。これにより、スライ
ド部の作動後であって、無効スイッチの作動前の危険状
態においては、作業者の両手は必ず一対の両手操作式ス
イッチを操作していることになって、作業者の安全が図
られる。また、素材の手前側部を支持するためのテーブ
ルの手前側の部分に一対の両手操作式スイッチが取付け
られているので、この両手操作式スイッチを操作したま
まで、素材の手前側部を把持することが可能となり、作
業性は低下しない。また、作業者の足によって操作する
構成のフットスイッチを設けて、前記一対の両手操作式
スイッチが作業者の両手により操作されてONとなって
いて、しかも該フットスイッチが操作されてONとなっ
ている場合にのみスライド部が作動するように構成する
と、作業者の安全性が更に高められると共に、スライド
部の作動前に誤ってフットスイッチのみが操作されて
も、スライド部の作動のための電気回路は閉じられない
ため、プレス機は作動しない。
【0010】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。図1は、本発明に係る安全装置の平面図であ
り、図2は、同じく正面図であり、図3は、同じく側面
図であり、図4は、図1のX−X線拡大断面図である。
本発明に係る安全装置が装着されるプレス機は、急停止
機構を有する構造のものである。動力プレス機のベッド
における作業者の位置する側に一対のガイドバー2が
所定の間隔をおいて水平に支持されており、各ガイドバ
ー2にそれぞれ軸受3を介してスライダー4が嵌め込ま
れている。各スライダー4の内側には、それぞれテーブ
ル5を高さ調整可能にして支持するためのテーブル支持
具6が一体に装着されている。このテーブル支持具6
は、スライダー4に一体に取付けられた外筒7と、該外
筒7の内側に嵌合された内筒8とから成り、該内筒8の
上端部の係合板9に調整ボルト11の頭部11aが係合
され、該調整ボルト11のねじ部11bは、外筒7の下
端部に取付けられた雌ねじ部材12に螺合され、各テー
ブル支持具6を構成する内筒8の上端の鍔部8aにテー
ブル5が一体に取付けられている。このため、調整ボル
ト11を回転させると、ガイドバー2に対してテーブル
5が昇降して、その高さが調整される。また、一対のガ
イドバー2に案内されてスライダー4が摺動することに
より、ベッド1に対してテーブル5が水平方向に進退可
能になっており、各スライダー4に設けられたロック部
材13によって、スライダー4をガイドバー2に固定す
ることにより、テーブル5が固定される。
【0011】 また、図2、図5及び図6に示されるよう
に、前記テーブル5の手前側の端面には、その中央部を
除いた全ての部分にT溝14が設けられていて、左右の
各T溝14にTボルト15の頭部15aが挿入され、こ
のTボルト15とナット16とによってスイッチ取付け
板17を任意の位置に固定可能にしてある。このスイッ
チ取付け板17に両手操作式の押釦スイッチSが取付
けられている。即ち、押釦スイッチSは、左右一対設
けられていて、ナット16を緩めてスイッチ取付け板1
7を左右方向に移動させることにより、素材の大きさに
応じた任意の位置に移動させて固定することができる。
左右一対の押釦スイッチSの最少間隔(L)は、作業
者の片手によって同時に操作できない間隔であって、3
00mm程度である。
【0012】 また、図7及び図8は、それぞれ素材Wを
曲げ成形する場合の作業状態を示す平面図、及び側面図
である。ベッド1の上面には、下型であるV字状のダイ
ス18がセットされ、該ベッド1の上方に配設されてい
るスライド部19(図9参照)には、上型であるポンチ
21がセットされている。また、本発明に係る安全装置
が配設されているベッド1の前方の部分には、作業者の
足によって操作されるフットスイッチSが配置されて
おり、図11の電気回路図に示されるように、作業者の
両手によって前記一対の押釦スイッチSが押されてO
Nになっていて、しかも該作業者の足によって前記フッ
トスイッチSが踏まれてONになっている場合にはじ
めて、プレス機を作動させるための電気回路が閉じられ
るように構成されている。
【0013】 また、本発明の安全装置には、ポンチ21
が下降してダイス18に一定以上接近して安全状態に至
った場合に、前記一対の押釦スイッチSを無効にさせ
るための無効スイッチSが設けられている。即ち、図
9に示されるように、前記スライド部19の近傍にリミ
ットスイッチ22が固定されており、スライド部19の
下降によりこれに設けられたドッグ23によって前記リ
ミットスイッチ22が作動させられるようになってお
り、該リミットスイッチ22と該ドッグ23とによって
無効スイッチSが構成される。この無効スイッチS
の作動開始位置の微調整が可能なように、前記ドッグ2
3の位置は調整可能になっている。
【0014】 そして、本発明に係る安全装置が装着され
ているプレス機により素材Wの曲げ成形を行うには、図
7及び図8に示されるように、テーブル支持具6によっ
てテーブル5とダイス18の高さが同一となるように調
整すると共に、該ダイス18に対するテーブル5の前後
方向の位置を定めて、ロック部材13によって該テーブ
ル5を一対のガイドバー2に固定する。この状態におい
て、ダイス18とテーブル5の上面に素材Wを載置し
て、その奥側の端面をダイス18の後方に配設されてい
るバックゲージ24に当接させて位置決めを行う。安全
装置の手前側に立っている作業者は、その両手Hによっ
て左右の各押釦スイッチSをそれぞれ押してONにす
ると同時に、テーブル5に載置されている素材Wの手前
側の端部を該両手によってそれぞれ把持する。この状態
において、作業者の足FによってフットスイッチS
踏んでONにすると、スライド部の作動のための電気回
路が閉じてスライド部19が下降し、該スライド部19
側にセットされたポンチ21と、ベッド1側にセットさ
れたダイス18とによって素材Wが曲げ成形される。ス
ライド部19が一定量だけ下降して、スライド部19側
にセットされたポンチ21がベッド1側にセットされた
ダイス18に対して近接して安全状態に至ると、該スラ
イド部19の側に取付けられた前記ドッグ23によって
前記リミットスイッチ22が作動されて、無効スイッチ
が作動する。以後は、左右の押釦スイッチSを操
作している手を離しても、スライド部は作動し続ける。
【0015】 また、無効スイッチSの作動前におい
て、作業者の両手、或いは一方の手を押釦スイッチS
から離すと、スライド部の作動のための電気回路が開か
れて、そのスライド部19の作動(下降)は直ちに停止
する。このため、スライド部の作動後であって、無効ス
イッチSの作動前の危険状態においては、作業者の両
手は必ず左右の押釦スイッチSを操作していることに
なって、作業者の安全が図られる。また、スライド部の
作動前において、誤ってフットスイッチSのみを踏ん
でも、スライド部の作動のための電気回路は閉じられな
いために、該スライド部は作動せず、これによっても作
業者の安全が図られる。また、素材Wの形状に応じてテ
ーブル5を前後動させられて、左右の各押釦スイッチS
を操作している手によって素材Wの手前側の端部を把
持できるため、押釦スイッチSの操作と素材Wの把持
とを同時に行えるため、作業能率を低下させることなく
一人で安全に作業を行える。
【0016】 また、打抜き成形の場合には、図10に示
されるように、一対のガイドバー2に対してテーブル5
を固定せずに、ベッド1の上面に取付けられた下型25
とテーブル5との間で素材Wを載置して、該下型25
と、スライド部19’の下降によりその下面に取付けら
れた上型26との間で素材Wを打ち抜く毎に、テーブル
5を前進させて行う。この打抜き成形の場合において
も、左右の各押釦スイッチSを操作している手によっ
て素材Wの手前側の端部を把持して、作業を行うこと
は、上述の曲げ成形の場合と同じである。
【0017】 また、一対の押釦スイッチSの間隔は、
素材Wの形状に応じて調整すればよい。本発明は、一人
で作業を行う場合において最大の効果が発揮されるもの
であるが、素材Wが大きくて、二人で作業を行う場合に
は、一対の押釦スイッチSの間隔を広くして、各作業
者がそれぞれ押釦スイッチSを操作して行う作業方法
も可能である。更に、フットスイッチSを使用せず
に、一対の押釦スイッチSの操作のみによって、スラ
イド部を作動させるように構成することも可能である。
【0018】 上記実施例は、動力プレス機に本発明を実
施した例であるが、本発明は、剪断機に対しても実施可
能である。剪断機の主要部の概略構成は、図12に示さ
れるように、ベッド31の前方に素材W’の端面を当接
させるためのバックゲージ32が配置され、ベッド31
に載せられた素材W’の先端面を前記バックゲージ32
に当接させると共に、該素材W’を素材押え33で押え
て、固定された下刃34と下動する上刃35とで剪断す
る構成である。この剪断機においては、作業者の手が下
刃34と上刃35との間に入り込むのを防止して安全を
図るための安全ガード36が前記素材押え33の手前側
に設けられており、該安全ガード36とベッド31との
隙間は法令により8mm以下に定められている。しか
し、作業範囲を拡大させるために、板厚9mmを越える
素材W’の場合には、該安全ガード36とベッド31と
の隙間を広くして作業しており、この部分から作業者が
指を挿入してしまう恐れがある。
【0019】 そこで、図12に示されるように、ベッド
31の上面にテーブル37を設置して、該テーブル37
の下面に取付けたガイド38を前記ベッド31に設けら
れた溝部39に嵌合させると共に、該ベッド31の手前
側に設けられたT溝41を利用して、2本のガイドバー
42をTボルト43を介して該ベッド31の前端面にに
水平に取付けて、前記テーブル37をテーブル支持具4
4を介して該ガイドバー42に支持させる。テーブル3
7の手前側の端面には、前記テーブル5と同様にして、
一対の押釦スイッチSがその間隔を調整可能にして取
付けられている。そして、前記バックゲージ32とテー
ブル37の前端面との間で素材W’を挟んだ状態にし
て、剪断作業を行う。この際に、作業者の両手は、押釦
スイッチSに当てがわれているので、安全が図られ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る安全装置は、ベッドにおけ
る作業者が位置する側にテーブルを該ベッドに対して進
退可能に装着して、該テーブルの手前側の部分に設定間
隔をおいて一対の両手操作式スイッチを取付け、該一対
の両手操作式スイッチが両手によって操作されてONに
なっている場合にのみ、スライド部が作動すると共に、
スライド部側にセットされた上型がベッド側にセットさ
れた下型に対して一定以上近接して安全状態に至った場
合に、前記一対の両手操作式スイッチを無効にするため
の無効スイッチを備えているので、スライド部の作動後
であって、前記無効スイッチの作動前の危険状態におい
ては、作業者の両手は必ず一対の両手操作式スイッチを
操作していることになって、作業者の安全が図られる。
また、作業者の足によって操作する構成のフットスイッ
チを設けて、前記一対の両手操作式スイッチが作業者の
両手により操作されてONとなっていて、しかも該フッ
トスイッチが操作されてONとなっている場合にのみス
ライド部が作動するように構成すると、作業者の安全性
が更に高められると共に、スライド部の作動前に誤って
フットスイッチのみが操作されても、スライド部は作動
しない構造を実現できる。更に、素材の手前側部を支持
するためのテーブルの手前側の部分に一対の両手操作式
スイッチが取付けられているので、この両手操作式スイ
ッチを操作したままで、素材の手前側部を把持すること
ができて、作業能率を低下させることなく一人で安全に
プレス作業を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全装置の平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】図1のX−X線拡大断面図である。
【図5】押釦スイッチSの部分の拡大正面図である。
【図6】図5のY−Y線拡大断面図である。
【図7】本発明に係る安全装置を装着したプレス機によ
って素材Wを曲げ成形している状態の平面図である。
【図8】同じく側面図である。
【図9】無効スイッチSの部分拡大図である。
【図10】本発明に係る安全装置を装着したプレス機に
よって素材Wを打抜き成形している状態の側面図であ
る。
【図11】本発明に係る安全装置を装着したプレス機の
電気回路図である。
【図12】本発明の安全装置を装着した剪断機の概略図
である。
【符号の説明】
:押釦スイッチ(両手操作式スイッチ) S:フットスイッチ S:無効スイッチ 1:ベッド 5,37:テーブル 18:ダイス(下型) 19:スライド部 21:ポンチ(上型) 25:下型 26:上型

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として動力プレス機のベッドにおける
    作業者の位置する側に装着して、該作業者の安全を図る
    ための装置であって、 ベッドにおける作業者が位置する側であって、しかも該
    ベッド側にセットされた固定型とほぼ同一高さの位置
    に、該ベッドに対して水平方向に進退可能に装着され
    て、素材の手前側の端部を支持するためのテーブルと、
    該テーブルの手前側の部分に設定間隔をおいて取付けら
    れて、作業者の両手で操作する構成の一対の両手操作式
    スイッチと、スライド部側にセットされた可動型がベッ
    ド側にセットされた固定型に対して一定以上接近して安
    全状態に至った場合に、前記一対の両手操作式スイッチ
    を無効にせしめるための無効スイッチとを備え、 前記一対の両手操作式スイッチが作業者の両手により操
    作されてONとなっている場合にのみスライド部が作動
    するように構成されていることを特徴とする主として動
    力プレス機における安全装置。
  2. 【請求項2】 作業者の足によって操作する構成のフッ
    トスイッチを備えていて、前記一対の両手操作式スイッ
    チが作業者の両手により操作されてONとなっていて、
    しかも前記フットスイッチが操作されてONとなってい
    る場合にのみスライド部が作動するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の主として動力プレ
    ス機における安全装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の両手操作式スイッチは、それ
    ぞれ設定された最少間隔位置から外方にのみ移動可能に
    なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の主
    として動力プレス機における安全装置。
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