JP2778997B2 - コントロールレバー装置 - Google Patents

コントロールレバー装置

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JP2778997B2
JP2778997B2 JP1170240A JP17024089A JP2778997B2 JP 2778997 B2 JP2778997 B2 JP 2778997B2 JP 1170240 A JP1170240 A JP 1170240A JP 17024089 A JP17024089 A JP 17024089A JP 2778997 B2 JP2778997 B2 JP 2778997B2
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正佳 松原
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のヒータコントロール等に用いられる
コントロールレバー装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のコントロールレバー装置には、コント
ロールレバーを操作して、このコントロールレバーに設
けた弾性片の圧接部をベースに設けた摺動面の係合溝に
係合することにより、前記コントロールレバーを所望の
位置に停止させ、コントロールワイヤ等を介して、その
位置に対応する所定の動作を行わせるようにしたものが
ある。
(発明が解決しようとする課題) 前記コントロールレバー装置のコントロールレバーを
操作して弾性片の圧接部を係合溝から摺動面に脱出させ
る場合、圧接部を係合溝から摺動面に乗り上げさせるた
めの力が必要である。また、前記圧接部を前記摺動面上
で移動させる場合、コントロールレバーを回動させるに
は、圧接部と摺動面との圧接力による摩擦力に抗する力
が必要であるが、この力は前述の圧接部が係合溝から脱
出する際に必要な力に比べてかなり小さな力である。
したがって、コントロールレバーの操作時に、前記圧
接部を前記係合溝から脱出させる際に加えた力は、脱出
後ほとんど制動されることがないため、操作者自身がそ
の力を制動する必要が生じる。
しかしながら、このようなコントロールレバーの力加
減は、極めて困難であり、速く移動しすぎて所望の停止
位置を通過してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、操作性に優れた
コントロールレバーを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) コントロールレバーに設けた位置設定用の弾性片を、
ベースに設けた摺動面上を摺動させることにより、摺動
面に形成した係合溝に前記弾性片の圧接部を係合して、
コントロールレバーを所望の位置に停止させるようにし
たコントロールレバー装置において、 前記コントロールレバーに抵抗用の補助弾性片を設け
るとともに、 この補助弾性片の補助圧接部が摺動する補助摺動面を
前記摺動面とは別個に設け、 この補助摺動面の前記係合溝に対応する位置に、前記
圧接部が係合溝から摺動面に移動するにしたがって前記
補助圧接部と補助摺動面との圧接力が徐々に増すように
少なくとも係合溝よりも幅広形状を有する凹部を設けた
ものである。
(作用) したがって、コントロールレバーの操作に必要な力
は、圧接部が係合溝から摺動面に脱出するときには、圧
接部が係合溝から摺動面に乗り上げるのに必要な力だけ
であるが、圧接部が摺動面を移動するときには、圧接部
が摺動面から受ける摩擦力に抗する力だけでなく、補助
圧接部を補助摺動面の凹部を形成する斜面を乗り上げる
のに必要な力が加算される。
(実施例) 次に、本発明に係るコントロールレバー装置の実施例
について添付図面を参照して説明する。
第1図において、コントロールレバー2は、ベース1
にねじ3によって回動自在に固定されて、一端部には図
示しないコントロール装置に連結されるコントロールワ
イヤ4が取り付けられている。一方、前記コントロール
レバー2の他端部は、第2図に示すように、ベース1の
前端に設けたパネル6のスリット7から突出し、その先
端には操作用のノブ5が設けられている。また、前記コ
ントロールレバー2の中間には、アクションスプリング
10の一端が取り付けられている。
前記アクションスプリング10は、ばね板からなり、そ
のほぼ中央部に略U字形の切り目が設けられ、外周部に
弾性片11、中央部に補助弾性片13が形成されるととも
に、これら弾性片11と補助弾性片13の先端部にそれぞれ
圧接部12および補助圧接部14が突設されている。
前記パネル6のスリット7の対向する縁部には、第2
図に示すように、ガイド板20a,20bが内側に向けて延設
され、その上方ガイド板20aの上面に弾性片11の圧接部1
2が圧接する摺動面21と、補助弾性片13の補助圧接部14
が圧接する補助摺動面23とが形成されている。
前記摺動面21には、コントロールレバー2の回動中心
であるねじ3に向かって複数の係合溝22,…,22が所定間
隔で形成され、これら係合溝22,…,22に、前記圧接部12
が係合するようになっている。一方、前記摺動面21から
一段下がった位置に設けられた補助摺動面23には、摺動
面21に設けられた各係合溝22,…,22に対応する位置に、
該各係合溝22,…,22より幅広形状の凹部24,…,24が設け
られている。この凹部24,…,24は前記圧接部12が係合溝
22から摺動面21に移動するにしたがって前記補助圧接部
14と補助摺動面23との圧接力が強くなるような形状に設
定されている。
以上の構成からなるコントロールレバー装置では、第
3図に示すように、圧接部12が係合溝22に係合している
状態から、コントロールレバー2を回動させるには、こ
のコントロールレバー2に、前記圧接部12を係合溝22か
ら脱出させるための所定の力を加える必要がある。そし
て、コントロールレバー2を回動することにより、前記
圧接部12が摺動面21を移動すると、圧接部12と摺動面21
との間には一定の圧接力が生じ、コントロールレバー2
の回動を阻止しようとする摩擦力が起こるが、この摩擦
力は圧接部12が係合溝22を脱出する際に必要な力に比べ
て小さいものである。
一方、前記コントロールレバー2の回動に伴い、補助
弾性片13に設けられた補助圧接部14は補助摺動面23に設
けられた凹部24の最も低い位置から移動し始め、その斜
面を上がるに従って補助弾性片13がたわむため、前記補
助圧接部14と前記補助摺動面23との圧接力が大きくな
り、補助圧接部14が補助摺動面23から受ける摩擦力、す
なわち、コントロールレバー2の回動を阻止しようとす
る力が強くなる。
したがって、コントロールレバー2を操作する力は、
圧接部12が係合溝22から脱出するときには、圧接部12が
摺動面21に乗り上げるのに必要な力のみであるが、一旦
乗り上げて摺動面21を移動するときには、圧接部12と摺
動面21との間の摩擦力に抗する力と、補助圧接部14が補
助摺動面23に乗り上げて行くのに必要な力との和とな
る。
この結果、圧接部12が係合溝22から脱出した後は、補
助圧接部14が補助摺動面23に乗り上がって適度に制動が
加わった状態となるため、極端に軽くなったり、速く移
動したりすることがなく、全体としてほぼ均一な力でコ
ントロールレバー2を操作できることになる。
なお、以上説明したものは、摺動面21と補助摺動面23
を同方向に面するように設けたものについてであるが、
第4図に示すように、上方ガイド板20aに係合溝22を有
する摺動面21を設け、下方ガイド板20bに凹部24を有す
る補助摺動面23を設けて、それぞれにコントロールレバ
ー2に設けた弾性片11の圧接部12および補助弾性片13の
補助圧接部14を摺動させるようにしてもよい。
また、本実施例では、前記凹部24を波形としたがノコ
ギリ波形状等であってもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に係るコント
ロールレバー装置では、圧接部が係合溝から脱出して摺
動面に移動すると、補助圧接部が補助摺動面の凹部を乗
り上がって補助圧接部の補助摺動面に対する圧接力が強
くなり、コントロールレバーに適度な制動力が加わる。
したがって、コントロールレバーの回動に必要な力は
ほぼ均一となり、操作性が良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコントロールレバー装置の平面
図、第2図は第1図に示すコントロールレバー装置のI
−I線断面図、第3図,第4図は摺動面および補助摺動
面のそれぞれ第1実施例,第2実施例を示す側面図であ
る。 1……ベース、2……コントロールレバー、11……弾性
片、12……圧接部、13……補助弾性片、14……補助圧接
部、21……摺動面、22……係合溝、23……補助摺動面、
24……凹部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントロールレバーに設けた位置設定用の
    弾性片を、ベースに設けた摺動面上を摺動させることに
    より、摺動面に形成した係合溝に前記弾性片の圧接部を
    係合して、コントロールレバーを所望の位置に停止させ
    るようにしたコントロールレバー装置において、 前記コントロールレバーに抵抗用の補助弾性片を設ける
    とともに、 この補助弾性片の補助圧接部が摺動する補助摺動面を前
    記摺動面とは別個に設け、 この補助摺動面の前記係合溝に対応する位置に、前記圧
    接部が係合溝から摺動面に移動するにしたがって前記補
    助圧接部と補助摺動面との圧接力が徐々に増すように少
    なくとも係合溝よりも幅広形状を有する凹部を設けたこ
    とを特徴とするコントロールレバー装置。
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