JP2778257B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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Description
等のように、始動の際に高電圧を印加する放電灯の点灯
装置に関し、特にその始動に関するものである。
が不安定になり光束が低下し、更には、立ち消え,再点
灯困難,フリッカ発生等の問題が起きる。
49号公報に記載のものは、点灯中に放電灯の出力レベ
ルが一定以下になったとき、放電灯を消灯させると共に
白熱電球を点灯させ、点灯中の問題を一応解決してい
る。
放電灯は、始動の際、数Kv乃至数十Kvの高電圧を印
加する必要があり、そして、始動失敗の際、始動を繰り
返すように構成されているので、放電灯の故障,寿命な
どにより始動困難なときには、長時間高電圧が繰返し発
生して点灯装置に損傷を与えたり、感電させたりするお
それがある。
なされたもので、点灯装置等に損傷を与えたり、感電さ
せたりするおそれの少ない放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とするものである。
成するため、放電灯点灯装置を次の(1),(2)のと
おりに構成する。
と、前記放電灯に始動用高電圧を供給する始動用高電圧
発生手段と、前記放電灯に供給される電流,電力,電圧
の少なくとも一つを検出する検出手段と、前記放電灯の
状態を監視して前記給電手段及び前記始動用高電圧発生
手段を制御する監視制御手段とを備えた放電灯点灯装置
であって、前記監視制御手段は、始動の際、先ず前記始
動用高電圧発生手段を駆動し、始動状態を前記検出手段
の出力により監視し、始動失敗の場合、再度該始動用高
電圧発生手段を駆動し始動状態を該検出手段の出力によ
り監視するというシーケンスを所定回数まで繰り返し、
なおかつ、始動失敗のときは該始動用高電圧発生手段の
駆動を停止すると共に前記給電部による給電を停止する
ものである放電灯点灯装置。
出手段の出力が所定値以下になったとき1度だけ始動用
高電圧発生手段を駆動し、前記検出手段の出力により再
始動状態を監視し、再始動失敗の際は前記始動用高電圧
発生手段の駆動を停止すると共に、前記給電部による給
電を停止するものである前記(1)記載の放電灯点灯装
置。
ず放電灯に始動用高電圧を印加して、放電灯の電流又は
電圧又は電力の少なくとも一つにより始動状態を監視
し、始動失敗の際は、再度始動用高電圧を印加して始動
状態を監視というシーケンスを所定回数まで繰り返し、
なおかつ始動失敗のときは始動用高電圧の印加を停止す
ると共に給電を停止する。
出手段の出力が所定値以下になったとき、一度だけ始動
用高電圧を放電灯に印加し、再始動しないときは、始動
用高電圧の印加及び給電を停止する。
る。図1は本発明の実施例である“放電灯点灯装置”の
ブロック図である。図において、3は放電灯、1は放電
灯3に交流電力を供給する給電部、2は始動時に放電灯
3に高電圧を供給する始動用高電圧発生部である。4は
放電灯3のランプ電流を検出する電流検出部であり、5
は、電流検出部4の出力により放電灯の状態を監視し、
始動用高電圧発生手段2及び給電部1を制御する監視制
御部である。
の条件に応じて変化し、例えば図4乃至図7に示すよう
になる。即ち電気特性は、始動時にはその直前の消灯時
間等により左右されるが、定常状態ではほぼ一定とな
る。したがって、放電灯の点灯状態は、放電灯に供給さ
れる電流(ランプ電流),電力(ランプ電力),電圧
(ランプ電圧)を監視することにより把握できる。その
中でもランプ電流は比較的検出が容易であり、又放電灯
光束の変化についての相関性もランプ電力に次いで良好
である。
放電灯の点灯状態を監視し、始動用高電圧発生部2及び
給電部1の制御を行う。図2,図3は監視制御部5の動
作を示すフローチャートである。
を説明する。図2に示すように、不図示の点灯スイッチ
がオンされると(S1 YES)、カウンタがリセット
され(S2)、続いて1だけカウントアップし始動用高
電圧発生部2を駆動し、放電灯3に始動用高電圧を印加
する(S3)。電流検出部4の出力によりランプ電流が
所定値以上即ち点灯状態に移行したかどうか判断し(S
4)、所定値以上であれば始動完了で(S4 YE
S)、始動時における監視制御部5の動作を終了する。
所定値以下であれば始動失敗で(S4 NO)、カウン
ト数nが4であるかどうか判断し(S5)、今カウント
数が1であるから、再度ステップ3に戻り、1だけカウ
ントアップし再度始動用高電圧発生部2を駆動する(S
3)。ランプ電流が所定値以上になったかどうか判断し
(S4)、なっていれば始動完了である。ランプ電流が
所定値以上になっていなければ始動失敗で(S4 N
O)、カウント数nが4であるかどうか判断し(S
5)、今カウント数が2であるから、再度ステップ3に
戻る。
S4,S5の動作を繰り返し、放電灯3に始動用高電圧
を繰り返し印加する。
数nが4になり(S5 YES)、監視制御部5による
始動用高電圧発生部2の駆動を停止すると共に給電手段
1による給電を停止する(S6)。
からアーク放電に移行する際の立ち消えを防止し、又放
電灯3が寿命あるいは何らかの異常で破壊された際の長
時間にわたる始動用高電圧の発生を防止することができ
る。
始まる。先ずカウンタをリセットし(S31)、電流検
出部4の出力によりランプ電流が所定値以下即ち不安定
状態かどうか判断し(S32)、所定値以下でなければ
(S32 NO)、ランプ電流の監視を続ける。
カウンタのカウント数nが1かどうか判断し(S3
3)、今カウント数nは0なので(S33 NO)、カ
ウント数を1だけアップし、始動用高電圧発生部2を駆
動し、放電灯3に始動用高電圧を印加し(S34)、ス
テップ32に戻る。
し(S32)、所定値以下であれば(S32 YE
S)、カウンタのカウント数nは1になっているので、
給電部1から放電灯3への給電を停止し(S35)、動
作を終了する。
でき、又放電灯3の寿命等に起因する放電の不安定に際
しては点灯を停止できる。
灯の状態を監視しているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、ランプ電力,ランプ電圧により放電灯の
状態を監視する形で実施できる。始動用高電圧発生部の
駆動回数は4回,1回に限らず適当な回数で実施でき
る。又、ランプ電流,ランプ電力,ランプ電圧の複数を
監視する形で実施することもできる。その際例えばラン
プ電流とランプ電圧を監視し、始動の際、放電灯が点灯
状態に移行しランプ電圧がある所定値に達したとき、給
電部を制御してランプ電流を定格値より多く供給して光
束の立上がりを素早くすることができる。
通常と異なる場合、始動時に供給する電流は定常状態の
電流とほぼ等しくてよいが、放電灯が冷えている場合
に、定常状態の電流を供給するとオーバパワーになり電
極の著しい劣化,損傷を招くことになる。そこで、放電
灯の状態を正しく評価できるランプ電圧を監視して過大
な電流を投入する危険を回避することができる。
動困難なときに、長時間にわたり高電圧を繰り返し発生
して、点灯装置に損傷を与えたり、感電させたりするお
それが少なくなる。
Claims (2)
- 【請求項1】 放電灯に電力を供給する給電手段と、前
記放電灯に始動用高電圧を供給する始動用高電圧発生手
段と、前記放電灯に供給される電流,電力,電圧の少な
くとも一つを検出する検出手段と、前記放電灯の状態を
監視して前記給電手段及び前記始動用高電圧発生手段を
制御する監視制御手段とを備えた放電灯点灯装置であっ
て、前記監視制御手段は、始動の際、先ず前記始動用高
電圧発生手段を駆動し、始動状態を前記検出手段の出力
により監視し、始動失敗の場合、再度該始動用高電圧発
生手段を駆動し始動状態を該検出手段の出力により監視
するというシーケンスを所定回数まで繰り返し、なおか
つ、始動失敗のときは該始動用高電圧発生手段の駆動を
停止すると共に前記給電部による給電を停止するもので
あることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 監視制御手段は、更に、点灯中に検出手
段の出力が所定値以下になったとき1度だけ始動用高電
圧発生手段を駆動し、前記検出手段の出力により再始動
状態を監視し、再始動失敗の際は前記始動用高電圧発生
手段の駆動を停止すると共に、前記給電部による給電を
停止するものであることを特徴とする請求項1記載の放
電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1538791A JP2778257B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1538791A JP2778257B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272692A JPH04272692A (ja) | 1992-09-29 |
JP2778257B2 true JP2778257B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=11887334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1538791A Expired - Lifetime JP2778257B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778257B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2240001A2 (en) | 2009-04-10 | 2010-10-13 | Panasonic Electric Works Co., Ltd | High pressure discharge lamp lighting device and illumination fixture using the same |
EP2244534A2 (en) | 2008-11-25 | 2010-10-27 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | High pressure discharge lamp lighting device, illumination fixture and illumination system |
US8207690B2 (en) | 2008-10-28 | 2012-06-26 | Panasonic Corporation | High-pressure discharge lamp ballast with rapid lamp restart circuit |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4544718B2 (ja) * | 2000-08-29 | 2010-09-15 | オスラム・メルコ株式会社 | 放電灯点灯装置 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1538791A patent/JP2778257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8207690B2 (en) | 2008-10-28 | 2012-06-26 | Panasonic Corporation | High-pressure discharge lamp ballast with rapid lamp restart circuit |
EP2244534A2 (en) | 2008-11-25 | 2010-10-27 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | High pressure discharge lamp lighting device, illumination fixture and illumination system |
EP2240001A2 (en) | 2009-04-10 | 2010-10-13 | Panasonic Electric Works Co., Ltd | High pressure discharge lamp lighting device and illumination fixture using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04272692A (ja) | 1992-09-29 |
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