JP2777999B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2777999B2
JP2777999B2 JP10595789A JP10595789A JP2777999B2 JP 2777999 B2 JP2777999 B2 JP 2777999B2 JP 10595789 A JP10595789 A JP 10595789A JP 10595789 A JP10595789 A JP 10595789A JP 2777999 B2 JP2777999 B2 JP 2777999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、リモートコントロール信号に応答して作動
するカメラに関するものである。
(発明の背景) 従来のこの種のカメラを第11図に、その電気ブロック
図を第12図に、その動作を示すフローチャートを第13図
に、それぞれ示す。
第11図において、1はカメラ本体、2はカメラ本体1
に着脱可能なリモートコントロール(以下発明の背景及
び実施例説明においてはリモコンと記す)送信機、3は
ズームレンズ、4はズーム鏡筒、5はレリーズボタン、
6は測距窓、7はファインダ窓、8は測光窓、9はリモ
コン信号受信窓、10はリモコン作動表示LED、11はファ
インダ、12はテレズーミングSW(以下TLSW)、13はワイ
ドズーミングSW(以下WDSW)、14はリモコンレリーズ信
号送信ボタン、16はリモコン信号送信LED、17は撮影準
備完了表示LEDである。
第12図において、20はカメラ制御回路、21は電源電
池、22はレリーズボタン5が半押し、及び深く押し込ま
れた時にONするスイッチ(以下SWと記す)、23はレリー
ズボタン5が深く押し込まれた時のみONするSW、24はWD
SW13を押されるとONするSW、25はTLSW12を押されるとON
するSW、26はリモコン送信機2をカメラ本体1から取り
外すとON、取り付けるとOFFするSW、27〜30はズーム鏡
筒4を駆動するズームカムリング(不図示)に取り付け
られ、ズーム位置によってON/OFFするズームポジション
SW、31は測光回路、32は測距回路、33は測距回路32の情
報に基づいて撮影レンズ3を駆動するレンズ駆動回路、
34は測光回路31の測光情報に基づいてシャッタ(不図
示)を駆動するシャッタ駆動回路、35はフィルム給送回
路、36はズーム鏡筒を駆動するズーミング回路、37はリ
モコン作動表示LED(第11図の10)、38は撮影準備完了
表示LED(第11図の17)、39はリモコン信号受信回路、4
0はリモコン信号受光素子、41はリモコン信号送信回
路、42は前記リモコン信号送信回路41の電源電池、43は
リモコン信号を出力するリモコン信号送信LED(第11図
の16)、44はリモコンレリーズ信号送信ボタン14を押す
とONするSWである。
以下、第13図に従ってカメラの動作を説明する。
カメラが操作されていない状態では#101→#102→#
103→#104→#101→…、というループを回る、#101で
WDSW13が押されていないかチェックし、押されていなけ
れば#102へ、押されていれば#105のワイドズーミング
プログラムへ進む、#102では同様にTLSW12をチェック
し、ONしていれば#106のテレズーミングプログラム
へ、OFFなら#103へ進む。#103ではレリーズボタン5
の半押しをチェックする。半押しされていればSW22(制
御回路20への信号はSW1)がONしており#107へ、押され
ていなければ#104へ進む。#104ではSW26をチェックす
る。カメラ操作者がリモコン操作を行う場合はリモコン
送信機2をカメラ本体1から取り外すされ、これによっ
てSW26がONし、カメラ制御回路20へRMSW信号として入力
される。SW26がONしていればリモコン操作状態としてリ
モコン信号の受信をチェックする#118へ、OFFなら#10
1へ戻る。
前記#103においてSW22がONしていると#107へ進み、
測光回路31,測距回路32を駆動して測距,測光を行う。
次の#108ではリモコン信号をラッチしているかチェッ
クする。SW22がONの場合はリモコン信号のラッチはない
ので#109へ進み、撮影準備完了表示LED38(点灯信号LE
D1により)を点灯させ、レリーズ可能であることを表示
する。
#110ではSW22(SW1)がOFFされていないかチェック
し、OFFであれば#117へ進んで撮影準備完了表示LED38
を消灯し#101へ戻る。ONしていれば#111へ進み信号SW
2、すなわちSW23がONしていないかチェックする。操作
者が撮影しようとしてレリーズボタン5を深く押し込む
と該SW23がONし、#112へ進む、レリーズボタン5が半
押しのままならば#110→#111→#110→…というルー
プを回り、離されれば前述のように#117で撮影準備完
了表示LED38を消灯して#101に戻る、#112では撮影準
備完了表示LED38を消灯し#113へ進むと、レンズ3を撮
影位置にセットし#114でレリーズ、#115でレンズ3を
もとの位置に戻して#116で1駒巻き上げて#101へ戻
る。これで1駒の撮影が完了する。
リモコン送信機2が取り外されている場合は、#104
から#118へ進みリモコン信号を受信したかチェックす
る、受信していれば#120でその信号をラッチ(記憶)
し、#121でリモコン信号を受信したことを表示(例え
ば100msecの間リモコン作動表示LED37を点灯)して#10
7へ進む、#107→#108と進んでリモコン信号のラッチ
をチェックするが、#120でラッチされているのでレリ
ーズボタン5を押したときと違って直ちに#113へ進
み、以下前述のレリーズ動作を行って#113→#114→#
115→#116→#101と戻る。
また、#118でリモコン信号を受信していなかった場
合は#101へ戻る。
次にズーミングについて説明する。
前述のようにレンズ鏡筒4がどのズーム位置にある
か、つまり焦点距離が何mmになっているかは通常ズーム
カムリングに取り付けられたズームポジションSW(SW27
〜30)によって検出される。例えば第14図のように焦点
距離によってSW27〜30がON/OFFし、その信号としてZM1
〜ZM4が変化する。この情報をカメラ制御回路20は読み
込んでその値によって何mmのポジションに現在あるかを
判断する。焦点距離の情報は主にAFやAEの補正値として
使用されるので、TELE端からWIDE端までをAFやAEの制御
に支障のない程度に分割すればよい。
第14図の例においては、38〜85mmを13分割している。
ZM1〜ZM4の状態に対し、「1〜13」の番号Nをつける。
Nに対するズーム位置の中心値となる焦点距離をfとす
る。第13図の対応は例えばカメラ制御回路20内のマイク
ロコンピュータ(以下マイコンと記す)のROMテーブル
に書き込まれ、ZM1〜ZM4を該回路20が読んでマイコン自
身がテーブル参照することにより、N,fが求められる。
ズーミングのプログラムを第15図及び第16図に示す。
前記第13図において、#105へ進むと第15図のワイド
ズーミングプログラムに入り、#131よりスタートし、
まずここでワイド通電を開始する、#132へ進みワイド
端でないかチェックする。これはZM1〜ZM4を読み、テー
ブル参照によりNを求め、Nが「1」になっていないか
チェックする。N=1ならばワイド端と判断して#134
へ済む。一方N≠1であれば#133へ進むんでWDSW13が
押されているか、つまりSW24がONしているかチェックす
る。ONなら#131へ戻ってワイドズーミングを続ける。O
FFなら#134へ進む、ワイド端(N=1)になるか、WDS
W13が離されると#134へ進んで通電をOFFし、#135でWD
SW13が離されたのを確認して#105へ戻りさらに#101へ
戻る。
テレ方向へのズーミング(第13図#106)も同様にし
て第16図の#136〜#140で行われる。#137において#3
132と同時にNを求め、N=13でないかをチェックす
る。N=13であればTELE端と判断される。
従来のリモコンによって操作されるカメラは、第11〜
13図の説明のようにレリーズ機能のみがリモコンされて
いた。しかし、さらにリモコンによってズーミングがで
きればリモコンの機能の効果は大きくなる。すなわちリ
モコン信号にレリーズに加えて、ズーミングの信号を加
えるためのSW等のコストアップ分のみでリモコンの機能
は倍増する。しかし単純にリモコンでズーミングしよう
とすると以下の問題が起こる。
リモコンでズーミングするのに最も単純な手段はリモ
コンズーミング信号が受信されている間だけズーミング
する方法である。つまりズーミングSWのONとリモコンズ
ーミング信号の受信とを同じ扱いとして第15,16図のズ
ーミングを実行すればよい。ところが、この方法ではリ
モコンズーミング信号がズーミングをする時間だけ連続
的に出力される必要がある。しかし、連続的にリモコン
信号光を出力するためにはリモコン送信機に大容量の電
池を配置する必要があり、リモコン送信機の小型化には
不適当である。
また、該送信機の大きさを別にして、連続的な信号を
出力できたとしてもズーミング信号送信中だけズーミン
グする方法ではどれだけズーミングしたかの確認がとり
にくい。例えば、類似のものとしてテレビのボリューム
の調整を例にとると、テレビのボリュームはどの程度変
化させたか音で確認でき、さらに画面内にボリューム表
示をつけるなどの手段により簡単に確認できる。ところ
が、カメラのズーミングは離れた位置からどのズームポ
ジションにあるかを確認するにはそのための表示手段を
つけなければならない。しかしカメラにズームポジショ
ンを細かく明確に表示する手段をつけることは、カメラ
の大きさの点から非常に難しい。
以上のようにリモコンズーミング信号の送信中だけズ
ーミングするという方式は、実用的なリモコンズーミン
グカメラには不適当である。
(発明の目的) 本発明は、上述したような事情に鑑みて為されたもの
で、リモートコントロール操作により変倍光学系の状態
を変化させる際の使い勝手の良好なカメラを提供しよう
とするものである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、変倍光学系の
状態を変化させる第1の可変手段と、リモートコントロ
ール信号を受信する受信手段と、前記受信手段がリモー
トコントロール信号を受信することに応じて前記変倍光
学系の状態を変化させる第2の可変手段と、前記第1の
可変手段が設定できる前記変倍光学系の所定の状態を前
記第2の可変手段が設定しないように規制する規制手段
とを有する構成にしている。
(発明の実施例) 第1図乃至第6図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。
第1図はカメラ1及びリモコン送信機51の構成を、第
2図はリモコン送信機51の斜視図を、それぞれ示すもの
であり、第11,12図と同じ部分には同一符号を付してあ
る。
リモコン送信機51はレリーズ信号送信ボタン14に加え
てズーミング信号送信ボタン15が備わっており、該ボタ
ン15が押されるとSW45がONとなる。第3図は該リモコン
送信機51側の各SWとそのONによりリモコン信号送信回路
42を介してリモコン信号送信LED43より送信される各信
号のタイミングチャートであり、これら各信号の区別は
その信号周期(T1,T2)をもって第1図図示リモコン信
号受信回路62により行われる。
該実施例におけるカメラの動作プログラムは第4図の
ようになり、これは第1図図示カメラ制御回路61の不図
示のROM内に格納されており、従来例の第12図とはリモ
コン信号受信後の動作(#122,#123)以外は同じであ
る。
第4図において、#118でリモコン信号を受信すると
#120でリモコン信号をラッチ、#121で受信表示を行
い、次に#122でリモコンズーミング信号かどうかをチ
ェックする。つまり、リモコン信号受信回路39で受信さ
れた信号をカメラ制御回路61に取り込み、信号のコード
判定をする、#122でズーミング信号でないと判定され
ればレリーズ信号であるから#107へ進む、この場合は
以後従来例第12図と同じ動作を行う。
また、#122でズーミング信号と判定されると#123の
リモコンズーミングプログラムを実行する。このリモコ
ンズーミングプログラムの例を第5図に示す。
#1においてどのズームポジションまでズーミングす
るかを決める。目標のズームポジションは第13図のNに
対応する値で設定する、これをNoとする。#2でズーム
ポジションSWのSW27〜30のON/OFF状態、すなわち信号ZM
1〜ZM4を読み込んでテーブル参照などのプログラムによ
って現在のズームポジションNを出す。#3でNとNoを
比較し等しければ#7へ進んで不図示のズームモータを
OFFして第4図#123に戻る。
前記#3でN≠Noの場合、#4へ進んでNとNoの大小
を比較する。N>Noなら現在のズームポジションが目標
のズームポジションよりTELE側にあることになるので#
6へ進んでWIDE側へ通電する。一方、N>Noでなければ
逆に#5へ進んでTELE側へ通電する。#5,#6いずれの
場合も#2に戻ってループをつくる。このループではTE
LE通電あるいはWIDE通電をしているからズームポジショ
ンは目標のポジションへ向かって変化する、そしてN=
Noとなると#3→#7と前記ループから出てズーム通電
をOFFし、第4図#123へ戻る、#123より#101へ戻って
リモコン信号あるいはレリーズボタンなどの入力待ちの
ループに戻る。
該実施例のポイントとなる第5図#1のズーム目標設
定について第6図を用いて説明する。
#11でまず現在のズームポジションNを読み込む、#
12で(N−3)をNoとする。すなわちズームポジション
SWで3つWIDE側を設定する。#13へ進みNoが「1」より
小さくなっていないかチェックし、「1」より小さい場
合はそれ以上WIDE側へもっていけないのでNo=13と設定
し、TELE端とする。こうしてNoを設定して第5図#2〜
#7のリモコンズーミングのプログラムを実行すること
により、リモコンズーミング信号を受信するごとにズー
ムポジションの変化3つ分だけWIDE側へのズーミングが
行われ、WIDE端に達するとTELE端に戻る。
このようにリモコンによりズーミングすることによ
り、ズーミング信号送信ボタン15を1回押すとTELE/WID
E間の38〜85mmの焦点距離の1/4を動くことになる。4回
リモコンズーミング信号を送信すればTELE端からWIDE端
まで移動する。
第6図の実施例において、1回のリモコンズーミング
信号の受信によりズームポジションNを3つ変化させた
のは以下の理由による。カメラ本体1側に配置されたTL
SW12,WDSW13によるズーミングの場合はファインダ11を
覗きながら細かいズーミングをする必要がある。しかし
リモコン送信機でズーミングする場合、細かくズーミン
グしてフレーミングすることが目的ではなく、ある程度
の画角変化をつけたリモコン撮影をすることが目的であ
る。従って1回のリモコンズーミング信号で1つのズー
ムポジションを変化させるのでは細かすぎて実用的では
ない。またズームポジションを大きく動かすことによ
り、第5図の実施例においてはズームレンズ3を4焦点
レンズのような使い方をすることになり、カメラ本体1
から離れた位置からのズームポジションの確認が楽にな
る、またどのズームポジションにあるかという表示を何
らかの形でカメラにつける場合もズームのゾーン表示を
すれば十分であるので表示を行う場合も楽になる。
第7図は第6図#1のズーム目標設定のプログラムの
他の実施例を示すフローチャートであり、他の前記第1
〜第5図に示す部分は該実施例においても同一である。
#21において現在のズームポジションNを読み込む、
#22へ進んでN≧10かチェックし、N≧10なら#24へ進
み、No=7とする。N<10なら#22から#23へと進んで
N≧5かチェックする。N≧5なら#26へ進んでNo=1
とし、N<5なら#25へ進んでNo=13とする。#24,#2
5,#26のそれぞれでNoを設定すると第5図#1に戻る。
以上の第7図のプログラムにより、Nに対して以下の
ようにNoが決定される。
1≦N≦4→No=13 5≦N≦9→No=1 10≦N≦13→No=7 つまり、Nを1〜4,5〜9,10〜13の3つの領域に分
け、N=10〜13のTELEの領域ならちょうどズームのまん
中のNo=7へ、N=5〜9のMIDDLEの領域ならWIDE端の
No=1へ、N=1〜4のWIDE側の領域ならTELE端のNo=
13へズーミングされる。リモコンズーミング信号を1回
受信する毎に、 TELE(N=13)→MIDDLE(N=7)→WIDE(N=1)
→TELE(N=13)→ とズーミングすることになる。
このようにすると、最初のズームポジションに拘らず
リモコンズーミングされるポジションが決まっているの
で、予めリモコンでズーミングする場合の画角を確認す
る、あるいは覚えておくということが簡単になる。ま
た、離れた位置からズームポジションを確認する場合も
N=13,7,1の3点の区別さえつければよい。
以上の実施例においてはリモコンズーミング信号を1
つの信号としていたが、リモコン信号の送信コードを殖
やすことができる場合は、例えばリモコンズーミング信
号をTELE側とWIDE側の2つに設定することが考えられ
る。これを第8図に示す。同図(a)のリモコン信号送
信機52にボタン19を加え、同図(b)にSW46を加える。
17をリモコンレリーズボタン(第1図(a)ボタン14に
相当する)、18をリモコンワイドズーミングボタン(第
1図(a)ボタン15に相当する)、19をリモコンテレズ
ーミングボタンとする。この実施例における動作におい
ても、第5図#1が第9図のようになる以外は前記実施
例と同様である。
第9図の#31において現在のズームポジションを読み
込み、#32でリモコンズーミング信号がWIDE信号かどう
かチェックする。WIDE信号であれば#33へ、WIDE信号で
なければTELE信号であり#36へ進む。#33ではNo=N−
3とし、次の#34でNo<1となっていないかチェックす
る。No<1ならば#35へ進んでNo=1とし、No≧1なら
そのまま第3図#1に戻る。#36ではNo=N+3として
#37でNo>13となっていないかチェックし、No>13なら
#38へ進んでNo=13として#1に戻る、 以上第9図の動作によってWIDEズーミング信号ならズ
ームポジション3つだけWIDE側へ、TELEズーミング信号
ならズームポジシン3つだけTELE側へリモコンズーミン
グする。このようにすればリモコンによって1回のズー
ミング信号送信で任意の方向へ適当な量だけズーミング
できる。
また第6図,第9図の実施例においては1回にズーミ
ングするズームポジションの量を「3」という一定値に
していたが、この値はカメラの設計に応じて変えること
ができるし、場合によってはズームポジションで変える
こともできる。
例えば目標のズームポジションの設定プログラムを第
10図のようにする。#41で現在のズームポジションNを
読み込み、#42,#43でNの値をチェックする、これは
第5図#22〜#23と全く同じである。そしてNの値に応
じて#44〜#46で以下のようにNoを設定する。
1≦N≦4→No=N−1…(#46) 5≦N≦9→No=N−2…(#45) 10≦N≦13→No=N−3…(#44) そして#47でN<1となっていれば#48でNo=13とす
る。
第10図の例はどのような場合に必要か説明する。第14
図のズームポジションと焦点距離の関係は画角の変化率
がほぼ均一になるようにズームポジションを分けてい
た。しかし、カメラによっては例えばズームポジション
をピント補正に使うためにWIDE側を粗く、TELE側を細か
く区切る必要がある場合もある。こういう場合はリモコ
ンズーミングで変化させるズームポジションの数を一定
にしておくと、1回のリモコンズーミングでTELE側での
画角変化が小さく、WIDE側で大きくなってしまう。つま
り画角変化に対して均一にズームポジションを区切れな
いような場合は第8図のようにすることにより、1回の
リモコンズームによる画角変化がより均一に近くなる。
本実施例によれば、1回のリモコンズーミング信号の
受信に対して所定量のズーミングをさせるか、所定のズ
ームポジションにズーミングさせる様にしているので、
表示手段(ズームポジションを明示する為の)を特別に
設ける必要がなく、カメラの大型化を招く事がなく、使
い勝手のよいリモコンズーミングカメラが実現できる。
また、リモコン送信機を構成する場合も、リモコンレ
リーズ信号の他に最低一つの送信信号を加えるだけでリ
モコンによるズーミングができるので、該送信機を大型
にする必要がない。また送信信号はズーミング時間に相
当するような連続信号である必要がなく、送信信号をパ
ルス状のもので済ませることができる。これは送信エネ
ルギを小さくできることになり、該送信機の小型化に有
利である。
(発明と実施例と対応) 本実施例において、ズームレンズ3が本発明の変倍光
学系に、カメラ制御回路61の第4図に示す#101,#105,
#102,#106の動作を行う部分が本発明の第1の可変手
段に、リモコン信号受信素子40及びリモコン信号受信回
路62が本発明の受信手段に、カメラ制御回路61の第5図
に示す#1〜#6の動作を行う部分が本発明の第2の可
変手段に、カメラ制御回路61の第6図に示す#11〜#14
の動作、第7図に示す#21〜#26の動作、第9図に示す
#31〜#38の動作、又は、第10図に示す#41〜#48の動
作を行う部分が本発明の規制手段に、それぞれ相当す
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、リモートコン
トロール操作により変倍光学系の状態を変化させる際の
使い勝手を良好なものにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は同じくリモコン送信機の斜視図、第3図はリモコン
送信機側のタイミングチャート、第4図はカメラ側での
動作を示すフローチャート、第5図は同じくリモコンズ
ーミング時の動作を示すフローチャート、第6図は同じ
くズーム目標設定時の動作を示すフローチャート、第7
図は本発明の第2の実施例におけるズーム目標設定時の
動作を示すフローチャート、第8図は本発明の第3の実
施例のリモコン信号送信機を示す斜視図及びその回路構
成図、第9図はそのズーム目標設定時の動作を示すフロ
ーチャート、第10図は本発明の第4の実施例におけるズ
ーム目標設定時の動作を示すフローチャート、第11図は
従来及び本発明の一実施例におけるリモコン操作が可能
なカメラ及び従来のリモコン信号送信機の斜視図、第12
図は同じくそれぞれのブロック図、第13図は従来のリモ
コン操作可能なカメラの動作を示すフローチャート、第
14図は従来及び本発明の一実施例におけるズーム位置と
ズームポジションSWのON/OFF関係を示す図、第15図及び
第16図は同じくマニュアルズーミングの動作を示すフロ
ーチャートである。 14……リモコンレリーズ信号送信ボタン、15……ズーミ
ング信号送信ボタン、27〜30……ズームポジョンスイッ
チ、36……ズーミング回路、45,46……スイッチ、61…
…カメラ制御回路、62……リモコン信号受信回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変倍光学系の状態を変化させる第1の可変
    手段と、リモートコントロール信号を受信する受信手段
    と、前記受信手段がリモートコントロール信号を受信す
    ることに応じて前記変倍光学系の状態を変化させる第2
    の可変手段と、前記第1の可変手段が設定できる前記変
    倍光学系の所定の状態を前記第2の可変手段が設定しな
    いように規制する規制手段とを備えたカメラ。
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