JP2777384B2 - ルースチューブ心線 - Google Patents
ルースチューブ心線Info
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- JP2777384B2 JP2777384B2 JP63300174A JP30017488A JP2777384B2 JP 2777384 B2 JP2777384 B2 JP 2777384B2 JP 63300174 A JP63300174 A JP 63300174A JP 30017488 A JP30017488 A JP 30017488A JP 2777384 B2 JP2777384 B2 JP 2777384B2
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- Japan
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- coating layer
- tube core
- loose tube
- optical fiber
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、温度変化による伝送損失の増加を改良した
ルースチューブ心線に関するものである。
ルースチューブ心線に関するものである。
「従来の技術」 光ファイバ心線の一種にルースチューブ心線がある。
第1図は、このルースチューブ心線の一例を示すもので
図中符号1は、光ファイバ裸線であり、この光ファイバ
裸線1上には、被覆層2が形成されて光ファイバ素線3
となっている。この光ファイバ素線3は、その複数本が
ゼリー状の充填物4と共にチューブ状の被覆層5内にル
ースに、光ファイバ素線3が被覆層5に密着しない状態
で収容されてルースチューブ心線となっている。
第1図は、このルースチューブ心線の一例を示すもので
図中符号1は、光ファイバ裸線であり、この光ファイバ
裸線1上には、被覆層2が形成されて光ファイバ素線3
となっている。この光ファイバ素線3は、その複数本が
ゼリー状の充填物4と共にチューブ状の被覆層5内にル
ースに、光ファイバ素線3が被覆層5に密着しない状態
で収容されてルースチューブ心線となっている。
そして、上記被覆層5の材料としては、ナイロン12、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン(P
E)などの結晶性の熱可塑性樹脂が一般に用いられてい
た。
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン(P
E)などの結晶性の熱可塑性樹脂が一般に用いられてい
た。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、これら結晶性の熱可塑性樹脂は熱による体
積の収縮が大きい。このため、このルースチューブ心線
が例えば外気にさらされる場所等の雰囲気温度が大きく
低下する場所にて使用された場合、チューブ状被覆層5
の収縮が起こり、そのため内部に収納された光ファイバ
もその影響を受け、伝送損失が増加する問題を起こす。
積の収縮が大きい。このため、このルースチューブ心線
が例えば外気にさらされる場所等の雰囲気温度が大きく
低下する場所にて使用された場合、チューブ状被覆層5
の収縮が起こり、そのため内部に収納された光ファイバ
もその影響を受け、伝送損失が増加する問題を起こす。
「課題を解決するための手段」 本発明においては、1本以上の光ファイバをチューブ
状被覆層内にルースに、上記光ファイバがチューブ状被
覆層に密着しない状態で、ゼリー状充填物とともに収容
したルースチューブ心線のチューブ状被覆層に非結晶性
の樹脂に用いることを、解決するための手段とした。
状被覆層内にルースに、上記光ファイバがチューブ状被
覆層に密着しない状態で、ゼリー状充填物とともに収容
したルースチューブ心線のチューブ状被覆層に非結晶性
の樹脂に用いることを、解決するための手段とした。
「作用」 チューブ状被覆層を非結晶性の樹脂とすることによ
り、低温時の被覆層の収縮が小さくなる。従って、これ
に起因して発生する光ファイバの微少な屈曲による伝送
損失が減少する。
り、低温時の被覆層の収縮が小さくなる。従って、これ
に起因して発生する光ファイバの微少な屈曲による伝送
損失が減少する。
以下、本発明のルースチューブ心線について第1図を
用いて詳しく説明する。
用いて詳しく説明する。
本発明のルースチューブ心線の特徴は、チューブ状被
覆層5に非結晶性の樹脂を用いることである。この非結
晶性の樹脂は、加工性等により熱可塑性のものが好まし
く、例えばポリカーボネイト、非結晶性ナイロン等の
他、ポリスチレン樹脂もしくはこれを用いた共重合体樹
脂、メタクリル樹脂などが好適に用いられる。
覆層5に非結晶性の樹脂を用いることである。この非結
晶性の樹脂は、加工性等により熱可塑性のものが好まし
く、例えばポリカーボネイト、非結晶性ナイロン等の
他、ポリスチレン樹脂もしくはこれを用いた共重合体樹
脂、メタクリル樹脂などが好適に用いられる。
上記チューブ状被覆層5の内部に収納されたゼリー状
の充填物4としては、シリコンオイル、ポリブテン等が
好適に用いられる。また、充填物4と共に収納される少
なくとも1本の光ファイバ1には、石英系ガラスファイ
バ、多成分系ガラスファイバあるいはプラスチックファ
イバが使用される。この光ファイバ1は、UV硬化樹脂、
熱硬化性シリコン等を材料に用いた被覆層2により被覆
が施されている。
の充填物4としては、シリコンオイル、ポリブテン等が
好適に用いられる。また、充填物4と共に収納される少
なくとも1本の光ファイバ1には、石英系ガラスファイ
バ、多成分系ガラスファイバあるいはプラスチックファ
イバが使用される。この光ファイバ1は、UV硬化樹脂、
熱硬化性シリコン等を材料に用いた被覆層2により被覆
が施されている。
「実施例」 第1表に、実施例として非結晶性の熱可塑性樹脂であ
る非結晶性ナイロンおよびポリカーボネートをチューブ
状被覆層に用いてルースチューブ心線としたときの初期
伝送損失、ファイバ余長、熱収縮率および損失増加量を
示す。ここで初期伝送損失とは、上記の材料を用いてル
ースチューブ心線としたきの光ファイバの初期の伝送損
失を測定したものである。またファイバ余長とは、心線
内の光ファイバにおいて、その心線に対する余長を示す
ものである。熱収縮率とは、100℃にて1時間加熱後の
ルースチューブ心線の熱収縮率を示し、伝送損失増加量
とは、ヒートサイクル試験を行った後の光ファイバの伝
送損失の増加量を示すものである。ヒートサイクル試験
は、−40〜60℃の温度範囲において、その温度の一往復
を1サイクルとして、これを24時間かけて行い、合計で
10サイクル行った試験である。上記伝送損失の測定は、
波長1.3μmにて行った。
る非結晶性ナイロンおよびポリカーボネートをチューブ
状被覆層に用いてルースチューブ心線としたときの初期
伝送損失、ファイバ余長、熱収縮率および損失増加量を
示す。ここで初期伝送損失とは、上記の材料を用いてル
ースチューブ心線としたきの光ファイバの初期の伝送損
失を測定したものである。またファイバ余長とは、心線
内の光ファイバにおいて、その心線に対する余長を示す
ものである。熱収縮率とは、100℃にて1時間加熱後の
ルースチューブ心線の熱収縮率を示し、伝送損失増加量
とは、ヒートサイクル試験を行った後の光ファイバの伝
送損失の増加量を示すものである。ヒートサイクル試験
は、−40〜60℃の温度範囲において、その温度の一往復
を1サイクルとして、これを24時間かけて行い、合計で
10サイクル行った試験である。上記伝送損失の測定は、
波長1.3μmにて行った。
また同じく第1表に、比較例として結晶性の熱可塑性
樹脂であるPBTおよびナイロン12を2次被覆層に用い、
実施例と同じ測定を行った結果を示す。
樹脂であるPBTおよびナイロン12を2次被覆層に用い、
実施例と同じ測定を行った結果を示す。
これらの2次被覆層の寸法はいずれも内径が1.4mm
で、外径が2.4mmに成形した。
で、外径が2.4mmに成形した。
第1表より明らかなように、初期伝送損失およびファ
イバ余長は実施例、比較例とも同じ値を示すが、熱収縮
率は実施例が低く、さらにヒートサイクル試験後の伝送
損失の増加は、比較例が1.0dB/km以上増加したにもかか
わらず実施例は0.1dB/km以下しか増加せず安定であっ
た。
イバ余長は実施例、比較例とも同じ値を示すが、熱収縮
率は実施例が低く、さらにヒートサイクル試験後の伝送
損失の増加は、比較例が1.0dB/km以上増加したにもかか
わらず実施例は0.1dB/km以下しか増加せず安定であっ
た。
「発明の効果」 本発明は、非結晶性樹脂をチューブ状被覆層に用いる
ことを特徴とするルースチューブ心線であるので、被覆
層の温度低下による収縮が小さい。これにより、被覆層
の収縮に伴う光ファイバの微少な屈曲によるその伝送損
失の増加を押さえることができる。従って本発明のルー
スチューブ心線は、温度の高低差の激しい環境下におい
て用いても、伝送損失を長期間安定させる効果を有する
ものである。
ことを特徴とするルースチューブ心線であるので、被覆
層の温度低下による収縮が小さい。これにより、被覆層
の収縮に伴う光ファイバの微少な屈曲によるその伝送損
失の増加を押さえることができる。従って本発明のルー
スチューブ心線は、温度の高低差の激しい環境下におい
て用いても、伝送損失を長期間安定させる効果を有する
ものである。
第1図は、ルースチューブ心線の一例を示す概略断面図
である。 5……チューブ状被覆層。
である。 5……チューブ状被覆層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内 (56)参考文献 実開 昭59−194704(JP,U) 実開 昭59−79803(JP,U) 実開 昭63−101909(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/44
Claims (1)
- 【請求項1】1本以上の光ファイバをチューブ状被覆層
内にルースに、上記光ファイバがチューブ状被覆層に密
着しない状態で、ゼリー状充填物とともに収容してなる
ルースチューブ心線であって、 上記チューブ状被覆層が非結晶樹脂からなることを特徴
とするルースチューブ心線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63300174A JP2777384B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | ルースチューブ心線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63300174A JP2777384B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | ルースチューブ心線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02146005A JPH02146005A (ja) | 1990-06-05 |
| JP2777384B2 true JP2777384B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=17881636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63300174A Expired - Fee Related JP2777384B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | ルースチューブ心線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2777384B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7542644B2 (en) | 2003-02-20 | 2009-06-02 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Coated optical fiber and coated optical fiber with connector |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5979803U (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-30 | 古河電気工業株式会社 | 光フアイバ心線 |
| JPS59194704U (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-25 | 昭和電線電纜株式会社 | 光フアイバ |
| JPS63101909U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-02 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP63300174A patent/JP2777384B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02146005A (ja) | 1990-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |