JP2775921B2 - スクリーンマスクのパターン孔の検査方法 - Google Patents

スクリーンマスクのパターン孔の検査方法

Info

Publication number
JP2775921B2
JP2775921B2 JP29354289A JP29354289A JP2775921B2 JP 2775921 B2 JP2775921 B2 JP 2775921B2 JP 29354289 A JP29354289 A JP 29354289A JP 29354289 A JP29354289 A JP 29354289A JP 2775921 B2 JP2775921 B2 JP 2775921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen mask
pattern hole
cream solder
camera
mask pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29354289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03154809A (ja
Inventor
賢秀 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29354289A priority Critical patent/JP2775921B2/ja
Publication of JPH03154809A publication Critical patent/JPH03154809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2775921B2 publication Critical patent/JP2775921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスクリーンマスクのパターン孔の検査方法に
関し、カメラをXY方向に移動させながら、パターン孔の
縁部に付着するクリーム半田の量を検査するようにした
ものである。
(従来の技術) スクリーン印刷機により、基板に回路パターンを印刷
した後、再度、スクリーン印刷機により、この回路パタ
ーンのランド上に、クリーム半田を印刷することが行わ
れる。
ところで、クリーム半田は半田微粒子と活性剤を混合
して作られているため、繰り返し印刷する間に活性剤が
揮発し、粘度が高くなってパターン孔の縁部に付着しや
すい。このようにパターン孔の縁部にクリーム半田が付
着すると、パターン孔を通して基板に印刷されるクリー
ム半田の量は次第に少なくなり、電子部品の電極やリー
ドをこのクリーム半田に接着しづらくなる。殊に近年
は、高密度化や高集積化の要請から、電子部品は微小化
し、またリードは極細化する傾向にあることから、印刷
されたクリーム半田の量が少ないと、電子部品の電極や
リードを、クリーム半田に正しく接合させて接着しにく
いものであった。ところが従来、スクリーンマスクのパ
ターン孔にクリーム半田が付着していないか否かの保守
点検は殆ど行われていなかったため、上記のように量不
足のクリーム半田が印刷されやすいものであった。
(発明が解決しようとする課題) このような量不足のクリーム半田は、リフロー後の検査
段階で発見されることになるが、その時点では、クリー
ム半田はすでにリフローによって固化しているため、電
子部品を取りはずして再度実装をやり直すのは困難であ
り、場合によっては、実装済の基板そのものを廃棄せね
ばならなかった。
(課題を解決するための手段) このために本発明は、XYテーブルを駆動して、カメラ
をXY方向に移動させながら、スクリーンマスクに開孔さ
れたパターン孔を観察し、このパターン孔の縁部に付着
するクリーム半田の量を検出するようにしたものであ
る。
(作用) 上記構成において、カメラをXY方向に移動させなが
ら、パターン孔を観察し、クリーム半田の付着の程度を
検出する。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
第1図はスクリーン印刷機の斜視図,第2図は正面図
であって、この印刷機は、XYテーブル装置1と、その上
方に設けられたスクリーン装置3から成っている。
XYテーブル装置1は、ベース板4上に、Xテーブル5,
Yテーブル6,回転テーブル7,Zテーブル8を段載して構成
されている。Xテーブル5は、ベース板4上に設けられ
たX方向レール11上に、スライダ12を介して置載されて
おり、モータMX,送りねじ13によりX方向に往復動す
る。
Yテーブル6は、Xテーブル5上に設けられたY方向
レール15上に、スライダ16を介して載置されており、モ
ータMY,送りねじ17によりY方向に往復動する。また、
Yテーブル6の側部には、スクリーンマスクのパターン
孔(後述)を観察するためのカメラ25が装着されてい
る。
回転テーブル7は、この隅部を回転軸部18を介してY
テーブル6上に水平回転自在に載置されている。またY
テーブル6上には、モータMθ,送りねじ19が設けられ
ている。20は送りねじ19に螺着されたナット部、21は回
転テーブル7から延出するアーム22の先端部に装着され
て、このナット部20に嵌合するローラである。したがっ
てモータMθが駆動してナット部20が送りねじ19に沿っ
て摺動すると、回転テーブル7は軸部18を中心に水平回
転する。
Zテーブル8は、回転テーブル7の中央部に設けられ
たシリンダから成るアクチュエータMZに取り付けられて
いる。23はガイドロッド部である。24はZテーブル8上
に位置決めされた基板であり、その対角線上の角部に
は、位置ずれ観察用の基準点A1,B1が設けられている。
スクリーン装置3は、フレーム32に支持されたスクリ
ーンマスク33と、駆動装置(図示せず)に駆動されてス
クリーンマスク33上を摺動するスキージ34から成ってお
り、またスクリーンマスク33には基準点A2,B2が設けら
れている。35はスクリーンマスク33に開孔されたパター
ン孔である。36,37はスクリーンマスク33の上記基板24
の基準点A1,B1に対応する位置に設けられた窓部、38,39
は、この窓部36の上方に、XYテーブル45により、XY方向
に移動自在に設けられたカメラである。この窓部36,37
は、スクリーンマスク33を開口したり、あるいは透明板
を装着するなどして形成される。
このスクリーン印刷機は上記のような構成より成り、
次に動作の説明を行う。
XYテーブル5,6を駆動して、基板24をスクリーンマス
ク33の直下に移動させ、次いでZテーブル8を駆動して
基板24を上昇させ、基板24をスクリーンマスク33の下面
に近接させる(第2図鎖線参照)。この状態で、窓部3
6,37を通してカメラ38,39により基板24の基準点A1,B1を
観察し(第3図参照)、基準点A1,B1の基準点A2,B2に対
するXYθ方向の位置ずれを検出する。なおスクリーンマ
スク33の基準点A2,B2の位置は、カメラ38,39により予め
観察されて記憶されている。
次いで基板24をXYθ方向に移動させて、この位置ずれ
を補正したうえで、スキージ34を摺動させて、基板24に
予め印刷された回路パターンのランド上にクリーム半田
を印刷する。なお本手段は、基板24の位置ずれの観察
と、位置ずれの補正は、同一位置すなわち印刷位置であ
るスクリーンマスク33の直下において行われるので、ク
リーム半田を回路パターンのランド上の所定位置に正確
に印刷することができる。
ところでスキージ34を摺動させて、繰り返しクリーム
半田40を印刷している間に、パターン孔35の縁部に、ク
リーム半田40が付着しやすい(第4図(a)参照)。こ
のようにパターン孔35の縁部にクリーム半田40が付着す
ると、基板24に塗布されるクリーム半田40の量は少なく
なる(第4図(b)参照)。
そこで上記カメラ25をスクリーンマスク33の下方に位
置させ、モータMX,MYを駆動してXY方向に移動させなが
ら、各パターン孔35を適宜観察し、パターン孔35の縁部
に付着するクリーム半田40の量を検査する。そしてクリ
ーム半田が許容量以上付着している場合には、印刷を中
断し、スクリーンマスク33の交換や清掃を行う。この場
合、パターン孔35の完全開口面積S1と、現在の開口面積
S2との比(K=S2/S1)を求め、この比が所定値以下に
なった場合には、自動的に印刷を中断するとともに、ブ
ザーやランプなどの報知手段により、その旨報知すると
よい。なおこの検査は、Yテーブル6に装着されたカメ
ラ25により行っているが、このカメラ25を除去し、上方
のカメラ38,39により行ってもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、XYテーブルを駆動し
て、カメラをXY方向に移動させながら、スクリーンマス
クに開孔されたパターン孔を観察し、このパターン孔の
縁部に付着するクリーム半田の量を検出するようにして
いるので、パターン孔の縁部にクリーム半田が許容量以
上付着したことを速かに検出することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図はスク
リーン印刷機の斜視図、第2図は同正面図、第3図は観
察中の平面図、第4図(a),(b)はパターン孔及び
クリーム半田の平面図である。 5,6……XYテーブル 24……基板 25……カメラ 33……スクリーンマスク 35……パターン孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 3/12 H05K 3/12 D 3/34 512 3/34 512B (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/84 - 21/91 B41F 15/00 - 15/46 H05K 3/02 - 3/08 H05K 3/10 - 3/26,3/38 B23K 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】XYテーブルを駆動して、カメラをXY方向に
    移動させながら、スクリーンマスクに開孔されたパター
    ン孔を観察し、このパターン孔の縁部に付着するクリー
    ム半田の量を検出するようにしたことを特徴とするスク
    リーンマスクのパターン孔の検査方法。
JP29354289A 1989-11-10 1989-11-10 スクリーンマスクのパターン孔の検査方法 Expired - Lifetime JP2775921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29354289A JP2775921B2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 スクリーンマスクのパターン孔の検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29354289A JP2775921B2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 スクリーンマスクのパターン孔の検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03154809A JPH03154809A (ja) 1991-07-02
JP2775921B2 true JP2775921B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=17796096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29354289A Expired - Lifetime JP2775921B2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 スクリーンマスクのパターン孔の検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2775921B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05301334A (ja) * 1992-04-23 1993-11-16 Sanmori Tekkosho:Kk 平圧式印刷機および印刷機ライン
CA2594884C (en) * 2006-11-30 2011-12-06 South China University Of Technology Imaging apparatus for fully automatic screen printer
CN105299383B (zh) * 2015-11-21 2017-10-17 北京通成工业设备有限公司 管道内窥机器人

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03154809A (ja) 1991-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1184073C (zh) 清洁装置及清洁方法
US5565033A (en) Pressurized injection nozzle for screening paste
JP4346827B2 (ja) 電子部品実装方法
US5623872A (en) Apparatus and method for separating a mask plate and printed circuit board
EP0593938A1 (en) Method and apparatus for uniform deposition of solder paste on a pcb
JPH09309198A (ja) スクリーン印刷方法とその装置
US5493969A (en) Screen printing apparatus and screen printing method
JP2775921B2 (ja) スクリーンマスクのパターン孔の検査方法
JP2936601B2 (ja) 印刷ペーストのスクリーン印刷方法
JP2682145B2 (ja) スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法
JP3139259B2 (ja) クリーム半田のスクリーン印刷方法
JP2001507521A (ja) Pcボードの修理のための細密ピッチ構成部品の配置及びはんだペーストのステンシリング方法及び装置
JP3296726B2 (ja) はんだペースト認識方法及びスクリーン印刷機
DE4105874C1 (ja)
JP3298395B2 (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JP2000326495A (ja) クリーム半田印刷の検査方法
JP2006240124A (ja) スクリーン印刷機の版枠位置決め方法及びスクリーン印刷機
JP4161884B2 (ja) 半田検査装置
JP3989065B2 (ja) スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置
JP2003311919A (ja) スクリーン印刷機
JP2002141642A (ja) 電子部品実装方法
JP2757490B2 (ja) スクリーンマスクのパターンマッチング方法
JP3916515B2 (ja) 印刷配線基板への電子部品の実装方法
JP2512496B2 (ja) マスキング材の付着方法
WO2022024326A1 (ja) 印刷品質管理システムおよび印刷品質管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090501

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100501

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100501

Year of fee payment: 12