JP2774102B2 - タイヤの均等性試験機械と試験方法 - Google Patents

タイヤの均等性試験機械と試験方法

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JP2774102B2
JP2774102B2 JP63004999A JP499988A JP2774102B2 JP 2774102 B2 JP2774102 B2 JP 2774102B2 JP 63004999 A JP63004999 A JP 63004999A JP 499988 A JP499988 A JP 499988A JP 2774102 B2 JP2774102 B2 JP 2774102B2
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    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイヤの均等性試験に関しており、特に、自
動的にタイヤを試験主軸に送り、そこでタイヤの均等性
を試験する方法および装置に関する。
〔従来技術〕
製造されたタイヤは、常に材料の配分が全体に渡って
均等であるとは限らない。均等性に劣るタイヤは、それ
を取付けた自動車に、より大きな振動と音響障害を惹起
する。反対に、均等性にすぐれたタイヤは、それを取付
けた自動車に障害を惹起する度合が少く、あるいは全く
障害を与えず、従って快適な乗心地を提供する。許容外
の不均等性をもって製造されたタイヤは、販売、使用に
先立って、バフ作業または研摩作業などにより再加工さ
れることが必要である。いずれにせよ、製造業者は、市
場においてその製品の品質を保ち、競合の場に留らすた
め、常時、製造するタイヤの品質を認識し、常に改良を
試みなければならない。
製造されたタイヤは、通常、試験機にかけてその均等
性を測定する。またタイヤの均等性、または不均等性の
程度を決定するため、更に精度高く、好便にタイヤを試
験し、等級付けすることを可能にするよう、タイヤの均
等性試験機改善の努力が絶えず続けられている。今日、
商業的に最も普通に使用されているタイヤ均等性試験機
においては、リムに取付けたタイヤを、手で、回動可能
な軸上に配置する必要がある。隣接するロードホィール
は、走行中の自動車に生じる代表的な速度と負荷におい
て、試験するタイヤに接触したまゝ回転する。試験中、
試験タイヤの不均等性、または不規則性によって生起さ
れる振動は、ロードホィール中に誘起される。ロードホ
ィールに係合されたトランスデューサーが、ロードホィ
ールの振動を検出し、かつ記録する。そのようなロード
ホィールの振動は、ロードホィールの振動がタイヤの振
動に対応するゆえに、タイヤの不均等性を表わす。
均等性試験機は、いくつかの技術によって更に効率良
くされることが可能である。まず、トランスデューサー
をロードホィールにではなく試験主軸に係合させること
により、ロードホィールの巨大な慣性が、測定しようと
する振動の大部分を減衰させてしまうことがないように
する。つぎに、試験タイヤをその支持リムとともに試験
主軸上に配置する場合、操作員による手動で行なうより
も、自動的に行なった方が、より正確であり、誤差の少
ないことが判明している。第三に、試験部に、特別に設
計した高精度リムおよび主軸を使用することにより、通
常、従来のリムおよび主軸によって生起される外生の振
動信号を減少するか、除去することができる。そのよう
な外生の振動信号の減少または除去によって、トランス
デューサーは、タイヤの不均等性により生起される信号
のみを検出し、所期通りタイヤのより正確な等級分類が
可能となる。
この第三の点については、従来技術が、多くの種類の
リムと主軸、ならびに多様の目的に合わせ、そのリムを
主軸に係合させる広範な技術を開示している。そのよう
な係合の共通した目的は、製造されたタイヤのトリミン
グ、ハンクフィング、形直し等を行ない、形を更に均等
にすることである。例として、ポラック(Pollock)氏
に与えられた米国特許第2,321,936号、トービー(Tobe
y)氏の第2,759,508号;マクマハン(McMahan)氏の第
2,868,291号;ムーニー(Mooney)氏の第2,918,116号;
およびファリントン(Farrington)氏の第3,556,194号
がある。同様に、そのような係合技術は、摩耗したタイ
ヤの表面の補修、あるいは踏面再生の作業中、回動する
タイヤを支持するために利用することができる。例え
ば、エリクソン(Ericson,)氏他に認可さた米国特許第
2,116,512号、ブレイナー(Breiner)氏の第3,614,969
号がある。従来技術はまた、他の各種の目的に利用され
る、他の多くの技術および装置を開示する。そのような
目的には、タイヤ製造、タイヤ交換、タイヤ釣合、踏面
形成等が含まれる。例えば、レンフロ(Renfro)氏の米
国特許第2,000,036号;クレマ(Krema)氏の第2,081,40
2号;クラフト(Kraft)氏の第2,481,926号;シンプソ
ン(Simpson)氏の第2,603,267号;フレンチ(French)
氏の第2,973,791号;ライト(Wright)氏の第3,219,078
号、およびダール(Darr)氏の第3,238,982号がある。
最後に、従来技術はまた、空気タイヤをリムによって主
軸に取付ける装置を開示しているが、その場合、本装置
には、タイヤを自動的にふくらます装置が含まれる。例
えば、シムザ(Symser)氏に認可さた米国特許第2,960,
130号およびレーマン(Lehmann)氏の第3,291,171号が
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
これ等従来技術の特許、あるいは商業用装置は、いず
れも、ここに記述する効率的な、精度の高い、使い易く
て経済的な機械および方法を教示、または示唆するもの
ではない。タイヤの均等性を試験する公知の方法および
装置は、いずれも単純に何等かの点で欠けている。
従来、非常に多くの特許および商業的装置があること
からもわかるように、タイヤの均等性を更に手軽に試験
するという試みは、絶えず行なわれている。しかし、こ
れ等従来技術による工夫は、いずれも、ここに開示し、
特許請求を行なうような、本発明による、タイヤの均等
性を試験するための方法過程、および同目的のため配列
され形成される本発明による構成要素の組合せを示唆す
るものではない。従来の方法および装置は、本発明によ
る方法および装置に付随する利益を提供するものではな
い。本発明は、新らしい、有益で明白な、方法過程と構
成要素の組合せを通し、最小数の機能部品の使用、およ
び製造操業経費の軽減を通し、また更に、簡単に入手で
きる材料および従来からある部品要素の利用を通し、所
期の目的、および従来技術による装置を凌駕する目標と
利点を達成するものである。
これ等の目標および利点は、単に、本発明の、よりす
ぐれた特徴と応用の一部を示したにすぎないと解釈され
るべきものである。他に多くの有利な結果が、ここに開
示する発明を、別な方法で適用することにより、また
は、開示の範囲内で本発明を改正することにより、達成
されることが可能である。従って、本発明の特許請求の
範囲および添付図面のほかに、本発明の好適な実施例に
関する、概略および詳細説明を参照することによって、
他の目標および利点、ならびにより充分な理解が得られ
るものと思われる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、特許請求の範囲各項と、添付図に示す好適
な実施例によって明確に示される。本発明の概略につい
て述べると、本発明はまず、タイヤの均等性を試験する
機械に具体化される。該機械は次のものの組合せで構成
される。すなわち、(1)自己の軸のまわりに回動可能
であり、試験タイヤを支持するリムを受けるよう形成さ
れた試験主軸;(2)試験主軸に平行であるが、離れた
ところにある軸のまわりに回動可能であり、一対の、間
隔をもって上方に伸びる割出し軸を持つ割出しテーブ
ル;(3)前記割出しテーブルを自己の軸のまわりに回
動させる割出し装置であって、その場合、割出し軸が、
試験主軸から離れたところにある試験タイヤ取付け部
と、試験主軸の近傍にある割出し部の間を移動できる、
割出し装置;(4)試験主軸にある第一位置と、割出し
部の割出し軸にある第二位置間を移動して、試験タイヤ
を支持したリムを運搬するよう適応された取付けロボッ
ト;(5)試験主軸の軸に平行であるが、離れたところ
にある軸のまわりに回動可能なロードホィールと、その
ロードホィールを、試験主軸に支持された試験タイヤに
接触しない後退位置と、試験主軸に支持された試験タイ
ヤにロードホィールが接触し、駆動する前進位置の間を
移動させる装置;(6)前進位置にあるロードホィール
を回動させるモーター装置;(7)ロードホィールによ
って駆動されたとき、試験タイヤ内の不均等性によって
生起される試験タイヤの振動を測定するための、試験主
軸に係合された、トランスデューサー装置、である。
割出しテーブルは円形をし、割出し軸は、その円周縁
に近く、直径上に相対峙するよう位置される。試験主
軸、割出しテーブル、およびロードホィールの各軸はす
べて、互に平行し、共通平面内に互に離れて位置し、試
験主軸の軸は、割出しテーブルとロードホィールの軸の
間に位置する。試験タイヤ取付けロボットは、試験タイ
ヤを支持したリムを把持するグリッパー装置を備えてい
る。前記取付けロボットは、垂直に、グリッパー装置が
試験タイヤを支持したリムを把持する下位置と、グリッ
パー装置が、把持した試験タイヤ支持リムを水平に運ぶ
上位置の間を移動するよう適応されている。機械は更
に、試験タイヤ取付け部において、割出し軸上のリムに
支持された試験タイヤを膨張させるための、膨張装置を
備える。試験主軸は、試験タイヤを支持したリムを主軸
上に固定し、解除するためのロック装置を備えている。
機械は更に、前記ロック装置を起動、停止させる装置
を、試験タイヤ取付けロボット上に備えている。
本発明はまた、リムに取付けた試験タイヤを、試験部
に送り込み、試験部から取出すための装置に具体化され
る。前記装置は次のものの組合せで構成される。すなわ
ち、(1)一対の、間隔をもって位置され、上方に伸び
る割出し軸を持ち、試験タイヤ取付け部および割出し部
間を移動するよう適応された割出しアセンブリー;
(2)試験部の一位置と、割出し部の割出し軸に隣接す
る一位置間を移動し、リムに取付けられた試験タイヤを
運搬するよう適応された取付けロボットアセンブリー;
(3)自己の軸のまわりに回動可能なロードホィールを
持ち、そのロードホィールを、試験部にある試験タイヤ
に接触しない後退位置と、ロードホィールが、試験部に
ある試験タイヤに接触し、駆動する前進位置との間に移
動させる装置を持つロードホィールアセンブリー;
(4)前進位置にあるロードホィールを回動させるモー
ター装置;および(5)試験部に取付けられて稼動し、
ロードホィールが試験タイヤに接して回動するとき、試
験タイヤ内の不均等性によって生起される試験タイヤの
振動を測定するトランスデューサー装置である。
割出しアセンブリーは、自己の軸のまわりに回動可能
な円形テーブルを含む。割出し軸は、前記テーブルの外
周縁に近く、直径上に相対峙するよう位置されている。
取付けロボットアセンブリーは、試験タイヤを支持した
リムを、把持し、解放するグリッパー装置を備えてい
る。取付けロボットアセンブリーは、グリッパー装置
を、垂直に、グリッパー装置が試験タイヤを支持したリ
ムを把持、解放できる下位置と、グリッパー装置が試験
タイヤを支持したリムを水平に運ぶことのできる上位置
間に移動するよう適応されている。前記装置は更に、試
験部をに取付けられており、試験タイヤを支持したリム
をそこに固定し、解放するロック装置を備えている。前
記装置は更にまた、前記ロック装置を起動させ、停止さ
せる装置を、取付けロボットアセンブリー上に備えてい
る。
更に、本発明は、試験タイヤの不均等性を試験する方
法において、具体化されている。その方法は、次の各過
程により構成される。すなわち、(1)自己の軸のまわ
りに回動可能であり、試験タイヤ支持リムを受ける形状
を持つ試験主軸を装備;(2)試験主軸の軸に平行だ
が、その軸から離れて位置する軸のまわりに回動可能な
割出しテーブルを装備し、前記割出しテーブルが、一対
の、間隔を置いて位置された上方向に伸びる割出し軸を
含有し;(3)前記割出しテーブルを回動させる割出し
装置を装備し、その場合、割出し軸は、試験主軸から離
れた、試験タイヤ取付け部から、試験主軸の近傍にある
割出し部へ移動することが可能であり;(4)試験タイ
ヤを支持したリムを、割出し部の割出し軸から、試験主
軸に移動し、(5)試験主軸の軸に平行であるが、離れ
た位置にある軸のまわりに回動可能なロードホィールを
装備し;(6)前記ロードホィールを、試験主軸上にあ
る試験タイヤには接触しない後退位置から、ロードホィ
ールか試験主軸上の試験タイヤに接触し、駆動する前進
位置に移動させ;(7)前記ロードホィールを、前進位
置にあるとき回動させ、リムおよびそれが支持するタイ
ヤを回動させ;そして(8)ロードホィールにより回動
されたときの、試験タイヤの振動を検出する、各過程で
ある。
割出しテーブルは円形をし、割出し軸は、前記テーブ
ルの周縁に近く、互に直径上対峙して位置している。前
記方法は更に、割出しテーブルを回動させ、試験タイヤ
取付け部において、割出し軸上の、試験タイヤ支持リム
を、割出し部に移動させる過程を含む。本方法は更に、
試験タイヤ支持リムを把持するグリッパー装置を含む。
前述したリムを移動させる過程は、前記グリッパー装置
を、垂直に、試験タイヤ支持リムを把持することができ
る、割出し部の下位置に移動し;グリッパー装置を、垂
直に、上位置に移動し;試験タイヤ支持リムを水平に移
動し;グリッパー装置を、垂直に、試験タイヤ支持リム
を解放できる、試験部における下位置に移動する過程を
含む。前記方法は更にまた、試験タイヤ取付け部におい
て、割出し軸上の、リムにより支持された試験タイヤを
ふくらませる過程を含む。試験主軸は、そこに試験タイ
ヤ支持リムを固定するロック装置と、そのロック装置を
起動、停止させる装置を含む。更にまた、試験タイヤ支
持リムを、試験に先立って、試験主軸上に固定させる過
程を含む。
以上は、本発明により強く関連した重要な特徴を、広
く概説したが、これは、後述する本発明の詳細説明が良
く理解できるよう、それによって、本発明による技術が
より充分に評価されることを願ってのものである。本発
明のまた別の特徴は、以下に記述するが、それも、本発
明の特許請求の対象となるものである。ここに開示され
る概念とそれぞれの実施例は、本技術分野における熟達
者によって充分に理解評価され、本発明と同様の目的達
成をはかる他の方法および装置を設計し、改造する場合
の基礎として、容易に利用し得るものである。また、そ
のような同等の方法および装置は、特許請求の範囲に記
述する本発明の精神と範囲から外れるものでないこと
は、本技術分野における熟達者によって、認識されてい
るべきことである。
〔実施例〕
第1図に示すタイヤ均等性試験機10は、タイヤを送
り、かつ試験するよう一緒に機能する、複数のアセンブ
リーによって構成される。第一のアセンブリーは、自己
の軸のまわりに回動可能であり、試験すべきタイヤ18を
支持したリムアセンブリーを受ける形状をつけられた試
験主軸14を有する、主軸アセンブリー12である。割出し
アセンブリー20は、試験主軸14の軸に平行であるが、離
れたところにある軸のまわりに回動可能な、割出しテー
ブル22を含む。割出しテーブル22は、一対の、間隔をも
って位置され、上方に伸びる割出し軸24,26を有する。
割出し装置30は、割出しテーブル22をその軸のまわりに
回動させるため備えられており、それによって、割出し
軸24,26は、試験主軸14から遠い方にあり、操作員がタ
イヤ取付けを行なう試験タイヤ取付け部32と、試験主軸
14の近傍にある割出し部34との間を移動することができ
る。タイヤ取付けロボットアセンブリー36は、タイヤ取
付けパワーレンチサブアセンブリー38を有し、前記サブ
アセンブリー38は試験主軸14のところの第一位置と、割
出し部34の割出し軸のところの第二位置との間を移動
し、試験タイヤ18を支持するリムアセンブリー16を、そ
の間に移動させるよう適応されている。ロードホィール
アセンブリー42は、試験主軸14の軸に平行だが、離れて
位置する軸のまわりに回動可能なロードホィールを有す
る。ロードホィール、主軸アセンブリ、および割出し部
の割出し軸の各軸は、互に平行し、共通の平面上にあ
り、試験主軸アセンブリーの軸は、他のふたつの軸の中
間にある。油圧シリンダー装置46が、ロードホィール44
を、試験主軸によって支持された試験タイヤに接触しな
い後退位置と、ロードホィールが試験主軸に支持された
試験タイヤに接触し、駆動する前進位置との間を移動さ
せるよう、設置されている。モーター装置48は、前進位
置にあるロードホィールを回動させる。トランスデュー
サー50は試験主軸に結合されており、試験タイヤがロー
ドホィールによって回動されるとき、試験タイヤ内にあ
る不均等性によって生起される、試験タイヤの振動を測
定する。最後に、タイヤ膨張アセンブリー52が、タイヤ
取付け部32の上方に位置されており、試験タイヤを送り
込み、試験するに先立って、前記試験タイヤを空気てふ
くらませる。
機械は、試験すべきタイヤを支持するために、特別設
計の高精度リムアセンブリー16を使用する。特に第5
図、第6a図および第6b図を参照されたい。リムアセンブ
リーは、一般に円筒形であって、テーパースリーブ54が
その半径方向内壁となり、リム56がその半径方向外壁と
なるよう形成されている。できれば、同様のリムアセン
ブリーを複数個、各機に使用するのが好適である。この
ようにして、機械がタイヤを試験している間、操作員
は、先に試験したタイヤをリムアセンブリーから取外
し、次の試験のため、別のリムアセンブリーに、別のタ
イヤを取付けることも可能である。
リム56は、一般に、試験すべきタイヤの軸と同一の拡
がりを持つ中心軸を有する円筒形である。その半径方向
の外面は、試験ずみのタイヤが取付けられる、自動車の
フランジと同じ形のフランジ58で形成される。その半径
方向の内面は、テーパースリーブ54を受けるよう適応さ
れた円筒の形をしている。テーパースリーブの放射状外
面は、円筒形をし、リムの内面を受けるための寸法を持
つ。テーパスリーブの放射状内面は、試験主軸14上に受
けられるよう、上部より下部が大きい、円錐台形をして
いる。その頂部の拡がりには、上面62が、対応する機械
の要素に適合可能な傾斜を持った、放射状に内側にのび
るロッキングランプ60が設けられており、詳細は後述す
るが、リムアセンブリー16、および試験タイヤ18を所定
の場所に確保する。本発明の好適な実施例においては、
このロッキングランプは、4個が同心的に配置される。
また、ロッキングランプは、やはり同心的に配置された
4個の空間64によって、分離される。
テーパースリーブ54の放射状内面には、一つか、また
はそれ以上のキー溝66が設けられており、割出しアセン
ブリー20の割出し軸14中にある1個または複数の駆動キ
ー68、ならびに、試験主軸アセンブリー12の試験主軸14
中にある他の、1個または複数個の駆動キー70を受け
る。キー溝および駆動キーはリムと試験タイヤを、その
支持軸と共に同時に回動させ、互に別個に回動すること
のないようにする。
リム56の上面から上方に、一対のグリップピン74、お
よび一対の膨張ライザー76が突き出している。ピンとラ
イザーは、リムの周縁に近く、互に90°の間隔をもって
対称的に位置している。各グリップピンには、その上端
に拡がったヘッド78があり、リムの上面から起きてい
て、詳細は後述するが、機械の各部と各アセンブリー間
をリムアセンブリーおよび試験タイヤが移動するとき、
その動きにつれて機能する。各グリップピンはまた、そ
の下端にねじがあり、リムとの係合を解くことができ
る。膨張ライザー76は、リムの外から来る空気の流れに
備えるよう適応され、空気は膨張アセンブリ52、リムか
ら伸びる流体流路を通ってタイヤに流れ、タイヤが試験
のため移動を開始するに先立ってタイヤをふくらませ
る。
リムアセンブリー16は、テーパースリーブの下部周辺
にあるフランジを抜けて上向きに突出し、リムに入っ
て、リムとテーパースリーブを分離可能に結合させる、
複数のボルト80を受け入れるよう形成されている。この
ボルトによって、試験するタイヤの寸法に応じた各種寸
法の複数のリムの、いずれに対しても共通にテーパース
リーブが使えるようになっている。
各膨張ライザー76は、コップを逆にした形をしてお
り、その下端周縁には、窓の開いたフランジがある。ボ
ルト82がその窓から伸びて、膨張ライザーをリムに締め
付けている。一部が膨張ライザーの底面内に埋まってい
るOリング84は、リムの隣接部分に接触し、機械のこれ
等要素を、気密に接合させる。
膨張ライザー76内にポペット型の逆止弁があり、試験
タイヤを所要の圧にふくらますための、大量の空気の流
通を可能にしている。この逆止弁は、膨張装置が外され
た後、試験実施中も、タイヤ中の空気を密封するよう働
らく。この弁は、固定されたスライドピン86に沿って軸
方向に滑動するパペット、またはプランジャー88を含
む。つる巻きばね90が、パペットを上方に、膨張ライザ
ー76の上面にある空気受け窓92にむけて押し上げてい
る。プランジャー88の上面に取付けられたOリング106
は、窓92をとざし、流体的な密封をつくり出すよう機能
する。ロールピン94はばね90、プランジャー88、および
スライドピン86を保持して、ひとつのアセンブリーのよ
うにする。プランジャー88は、その側面に細長いスロッ
ト96があけられており、そのスロットにはロールピン94
がはまり、そして更に、スライドピン89に沿って軸方向
に上下に滑動する。スライドピン86の下端はねじが立て
られており、リムの側面にねじ98のある凹所100内にね
じ入れることができる。ばね90の下端は、スライドピン
86に加工された肩部104上に支えられている。ばね90
は、プランジャー88に接したところから上方に伸び、プ
ランジャー88を上方に押しあげて、窓92を密封する。
膨張装置アセンブリー52の空気膨張装置が、プランジ
ャー88内に、稼動可能に接触して入りこむと、その下方
に伸びる部分は窓を通して伸び、プランジャーに接触し
て押し下げ、ばね90を圧縮し、それによって、空気はチ
ャンバーを通りタイヤ内に導入されることが可能とな
る。流体流路は、膨張ライザーの上面に窓を持ち、膨張
ライザーを垂直に伸び、プランジャーおよびスライドピ
ンをまわり、リムの立穴108に平行に進み、リムの軸に
対して横向きの穴110を進み、立穴に結合してタイヤの
内側に入る。空気膨張装置を取去ると、ばねはその原位
置にもどり、リムおよびタイヤ内の圧縮空気を密封す
る。
特に第6a図および第6b図に示す通り、主軸アセンブリ
ー12の主要要素は、試験タイヤを、その支持リムアセン
ブリーを通して受ける形状をした、回動可能なテーパー
体112である。このテーパー体の外周面は、テーパース
リーブの内面に適合するよう、上向きにテーパーを持っ
た円錐台形をしている。テーパー体の上端は、細長いチ
ャック体114の拡がった下端をしっかり支持して、共に
回動する。その軸方向に、中心的に伸びるチャック体
は、ロッキングローター116を回動的に支持し、前記ロ
ーター116は、放射状に外側に向いているロックランプ1
18を持ち、各ロックランプの間には、円周状に空間120
が配されている。ロックランプの下側面には傾斜面122
が形成され、その傾斜面は、リムアセンブリー16のロッ
クランプ60の傾斜面62に接触かつ接合して、継ぎ手の作
用をする。第3図を参照されたい。主軸アセンブリーお
よびリムアセンブリー双方の傾斜ランプと空間は、互に
適合し合う形に作られており、それによって、第3図に
示す通り、ローターを右にまわすと、ローター上に上方
からかかるダイばね124の圧力と合いまって、そのラン
プの下方面を、リムの傾斜したランプの上方面に押しつ
け、リムアセンブリーとタイヤを主軸アセンブリーに固
定させる働きをする。
窓126はフランジを通り、チャック体114の下端にまで
伸びており、一対のロックピン128を受ける。ロックピ
ンの上端は、ローター内の、同心に上方に伸びる凹所13
0内に達する。プラグ132は、間隔を正しく保つため、ロ
ーターの凹所内に位置させるのが好ましい。ロックピン
がローターの凹所内に達すると、チャック体114、テー
パー体112、および残りの主軸アセンブリーの部分に関
してローターが回動しないようにする。
ロックピンの下端は拡げられ、つる巻きばね138によ
って上方に付勢されたTバー136の凹所に受けられてい
る。ばねの位置定めは、その下端をテーパー体112の軸
方向凹所内に入れることによって行なわれる。Tバーお
よびロックピンの軸方向の動きは、プランジャー142上
に外から力を加え、かつ力を外すことによって起すこと
ができる。
プランジャーは、その上端にあるボタンによって位置
決めされる、軸方向に位置された、細長い円筒部材であ
り、外からの力を受け、Tバーの中央凹所内にある、そ
の下端に隣接したカラー146を持つ。ピン148は、ロック
ピンの下端およびプランジャーの下端をTバーに結合さ
せる。これによって、ボタンおよびプランジャーにかか
る下向きの力がTバーを下向きに動かしてつる巻きばね
138を圧縮し、一方、ロックピンを下向きに動かしてロ
ーターとのロック係合を外す。ボタンにかかる外圧を逃
がすと、つる巻きばねは、Tバー、ピンおよびプランジ
ャーを上向きに、ローターの凹所内の、ピンの上端位置
か、あるいはローターが回動させられている場合は、ロ
ーターの下側面の、別の凹所150内のいずれかまで、動
かすことが可能になる。
逆コップ形のカバー152は、その中央窓が、チャック
体の上部突起を受けるように位置定めされる。その上向
きの動作は、チャック体上端でねじによって受けられて
いるナット154により制限される。その下向きの動作は
ダイばね124によって制限され、ダイばね124は、その上
端がカバーに、下端が、スラスト軸受アセンブリー156
を通してローターにかかっている。ダイばね124はま
た、ローターおよびそのロックランプを、ロックピンが
抜かれローターがロック方向にまで回動された後、リム
のロックランプに接触させる働きをする。このローター
の、テーパー体に関してロックを外すことになる動き
が、互に適合することが可能なロックランプを、軸方向
に、かつ回動的に結合させるよう回動させる。
テーパー体112の上向きにテーパを持つ外面には、複
数のキー溝160があり、少くともそのひとつには、キー
溝の表面の外に放射状に伸びる駆動キー70が設けられて
おり、リムアセンブリーの同心に並ぶキー溝66に係合
し、操作および使用中、リムを主軸に関して回動しない
ようにする。主軸アセンブリー12はまた、テーパー体の
下側面にボルト止めされ一緒に回動する主軸ハブ164を
有する。主軸ハブは、その中にコロ軸受168を持った管
スペーサー166が位置しており、主軸ハブおよびテーパ
ー体の、固定された管スペーサーに関する回動に備えて
いる。また主軸ハブは軸方向に伸びるV形のノッチ172
を持ったフランジ170を有し、軸ロックまたはV形ロケ
ーター174を受けるよう適応されており、それによっ
て、試験主軸、そのロックランプならびにリムおよびタ
イヤを、予め定められた回動上の位置に正しく位置させ
ることができる。
エラストマーによる面178を持つ駆動ホィール176は、
主軸ハブの下部に、駆動可能に接触して位置され、主軸
ハブおよびそれにつれてタイヤに、軸ロックまたはV形
ロケーター174が、ノッチ172にはまるまで、必要最小の
回動を与え、主軸アセンブリを正しい向きに位置決めす
る。管スペーサー166は固定されたシャフト上を滑動
し、円すいコロ軸受168に正しい予圧がかかるよう適合
される。主軸アセンブリー全体はトランスジューサー50
の上に乗っており、試験タイヤが回動中、その構造的な
不均等性によって生起される振動が検出される。
試験タイヤ取付けロボットアセンブリー36は、2つの
働きをする。それは、タイヤを、割出しアセンブリー20
および試験主軸アセンブリー12間に往復させる。それは
また、リムアセンブリー16を主軸アセンブリーに結合お
よび結合解除させるのに必要な力を供給する働きをす
る。これ等の力はタイヤ取付けパワーレンチサブアセン
ブリー38内にある機構によって供給され、前記サブアセ
ンブリーは、タイヤを支持したりリムアセンブリー16を
把持し、解放する、下部方位定め位置と、それを水平に
移動させる上部方位定め位置との間を、垂直に往復する
よう取付けられている。このサブアセンブリーはまた、
割出し部34の割出し軸上の第一位置と、試験主軸アセン
ブリー12上の第二位置間を、水平に往復するよう取付け
られている。第1図および第2a図に示す通り、横空圧シ
リンダー180は、サブアセンブリーを各軸間に動かし、
一方、立て空圧シリンダー182は、タイヤ取付けパワー
レンチサブアセンブリーを、下部操作位置および上部移
動位置間に上下させ、各アセンブリー間に動かす。
タイヤ取付けロボットアセンブリーは、一列の縦毛お
よび横サポートを有し、これ等サポートは、試験主軸お
よび割出し部の割出し軸の近傍から伸びている。横案内
レール184は、タイヤ取付けパワーレンチサブアセンブ
リーの動きを案内するため、取付けられている。このサ
ブアセンブリーには、その横の動きを円滑にするため、
ローラーが取付けられており、また、横空圧シリンダー
180が結合していて、このサブアセンブリーをその端位
置間に移動させる。従来の設計で従来通り使用されてい
るリミットスイッチが、前記端位置に取付けられてお
り、サブアセンブリーが端位置に到達した時、横空圧シ
リンダーの働きを停止させる。タイヤ取付けパワーレン
チサブアセンブリーは、パワーレンチ186、グリッパー
フィンガー188、およびそれ等を起動させるソレノイ
ド、その運動を垂直案内レール190上で案内するローラ
ー、およびサブアセンブリーがその所定の上下位置に到
達した時、垂直空圧シリンダー182の働きを止める、こ
れも従来型のリミットスイッチを有する。
グリッパーフィンガー188は、グリッパーピンの中心
線から等距離にある、開いた外位置、および、閉じた内
位置間を移動することが可能な、一対の、適合し合うブ
ロック192および194を有する。閉じた内位置において、
グリッパーフィンガーブロック内の凹所196は、グリッ
パーピン74の拡げられたヘッド78を受け、かつ支持し、
グリッパーピン、リム、およびタイヤを、試験主軸およ
び割出し部の割出し軸間に移動させるために、支持す
る。その開いた外位置において、グリッパーフンィガー
ブロックは、グリッパーピンとは無関係に上下し、それ
によって試験タイヤは、グリッパーフィンガーとは無関
係に回動することが可能である。図示していないが、適
当な従来形ソレノイドをグリッパーブロック内に設け、
グリッパーピンによる、リムの把持、解放を可能とする
ことができる。
パワーレンチ186は、グリッパーブロックと共に上下
に動く。垂直平面内の動きに加えて、パワーレンチには
回転アクチュエータ198が備えられており、パワーレン
チはその軸のまわりに回動する。この軸はまた、リムお
よびタイヤ、ならびに試験主軸の軸でもある。前記回転
アクチュエーターは、パワーレンチが、下位置にあり、
そのフィンガーが、ロックローター116のロックランプ1
80の間の空間120内に位置されたとき、パワーレンチに
回動を与える働きをする。レンチの垂直縁部は、ロック
ローターのロックランプの、その間の空間側の垂直縁部
に接する。回転アクチュエーター198およびパワーレン
チ186を右に45°まわすと、ロックローターのロックラ
ンプにくさび作用を生起し、リムアセンブリー16のロッ
クランプ60の適合する面62に、滑動可能に接触し、ダイ
ばね124によって加えられる軸方向の力により、それ等
の面と面を確固とした摩擦接触で結合させる。ロックが
完了した後、グリッパーフィンガー188はグリッパーピ
ン74を解放するように働き、リムおよび主軸から離れる
位置に持ち上げ、それによって、試験タイヤは、試験手
順通りに回動されることが可能となる。更に、パワーレ
ンチ186の中央部分は、その下降動作によってプランジ
ャーのボタン144に接触し、ロックピン128をローターの
凹所130から外すのに充分な軸方向の動きを供与し、そ
れによって、ローターは所要の回動を行なう。
試験手順が完了すると、サブアセンブリーは再び下降
し、グリッパーフィンガー188がグリップピン74をつか
む。ロッグピン128もまた凹所から後退して、ロックロ
ーター116の逆回転を可能にする。パワーレンチ186もロ
ーター116のロックランプ118に接合して、ロックロータ
ーの左回転を可能にし、45°の左回転によって、グリッ
プピン74が働らくと同時に、リムおよびタイヤが試験主
軸から持ち上げられる。サブアセンブリーは左回転した
後上方に昇り、ロックピン128は、凹所150から、ロック
ローター内のはじめの凹所130に戻る。サブアセンブリ
ーは水平に動いて割出し軸上の位置に行き、下降した
後、グリップピン74が外れる。試験主軸は再び試験タイ
ヤをタイヤ取付け部32に向って割出す準備をし、次に試
験すべきタイヤの受入れを行なう。
割出しアセンブリー20は、タイヤ取付け部32および割
出し部34間を180°回動するよう適応された、平たい円
テーブル22を有する。テーブルは、支持シャフト202の
軸上にその軸が位置するよう取付けられ、その下端は、
ハウジング204内に位置された割出しモーター30に結合
されている。ハウジングには、円テーブルをまわすため
の割出しスイッチが設けられ、また、試験タイヤを、操
作員に近いタイヤ取付け部32および取付けロボットアセ
ンブリーの下にある割出し部34間を動かすため、両方向
に180°動く2本の直立割出し軸24,26が設けられてお
り、タイヤおよびリムアセンブリーはタイヤ取付けロボ
ットアセンブリーによって、試験主軸に運ばれ、同じく
取付けロボットアセンブリーによって、試験ずみタイヤ
が試験主軸から取出される。試験ずみタイヤを乗せた割
出し軸は180°回動してタイヤ取付け部に戻り、そこに
おいて、試験ずみタイヤは操作員によって外され、タイ
ヤはリムから外され、そして、継ぎに試験されるタイヤ
が、それを支持するリムアセンブリーと共に、タイヤ取
付け部の割出し軸上に置かれる。
タイヤ取付け部の割出し軸の上方には、自動タイヤ膨
張装置アセンブリー52が取付けられている。第1図およ
び第9図を参照されたい。タイヤ膨張装置アセンブリー
はヘッドブラケット206上に取付けられ、案内レール208
上を、タイヤ取付部におていふくらまされるべきタイヤ
と主軸に対し、垂直に往復運動をする。タイヤ膨張装置
アセンブリーは、2個の同じ形をした膨張部材を有し、
その膨張部材は、シリンダー210を通してヘッドブラケ
ット206に取付けられており、同時に垂直往復運動をす
る。
各シリンダーの中央ボア内には、空気管214を受ける
中央ボアを持ったシャフト212が入っている。各空気管
は可撓管216の上端を通して、図示されてはいないが空
気源、もしくは他の、圧のかかった適当な気体状流体源
に接続される。各シャフト212の下端には、ボルト222を
通して膨張装置ヘッド220を支持するフランジ218が設け
られている。各シャフトの下端にはまた半円形の排気弁
224が設けられており、それによって、圧縮空気は、供
給源から空気管を通り、膨張ライザーおよびチャンネル
を経て、試験されるタイヤに送り込まれる。つる巻きば
ね226がフランジの上面およびシリンダー210の下端間に
位置され、それによって、タイヤ膨張装置は下降し、膨
張ライザーに接するが、ヘッドブラケットの下降動作
が、空気管を膨張ライザーに密接させる時、空気管を、
シリンダーおよびヘッドブラケットに関して立ち上り可
能とする。膨張装置ヘッドの底面内に埋もれたOリング
228は、タイヤ膨張装置を、膨張ライザーに、気密に結
合させる働きをする。膨張に続くヘッドブラケットの下
降動作が、つる巻きばねの伸長および、膨張ヘッドとフ
ランジ付きシャフトの戻りを可能にし、次の膨張サイク
ル待ちとなる。膨張装置アセンブリーの垂直方向動作
は、従来型のリミットスイッチと垂直空気シリンダー23
2によって起こされ、リミットスイッチは空気管がその
上限位置または下限位置に到達すると空気シリンダーの
働きを止める。
第1,2b,2d,2e、および第8の各図に示す通り、ロード
ホィールアセンブリー42の主要構成要素はロードホィー
ル44であり、その外円筒面は精密アルミニウムで堅牢に
形成されており、放射状に拡がる支柱に取付けられてい
る。ロードホィールは、その支柱の内端に軸234を有す
る。軸は、試験主軸および試験タイヤの軸に平行であ
り、離れたところにある垂直軸のまわりに回動可能なシ
ャフトに固定的に取付けられている。軸受アセンブリー
は、軸234の反対側の端部、ハブの端部近くに取付けら
れている。この軸は、軸と同心に取付けられた直流モー
ター48のシャフト236に結合されている。エラストマー
を使った継手240が、モーターの駆動シャフトをロード
ホィールに堅牢に接続させ、力の伝導は滑らかに行なわ
れる。
ロードホィールおよびモーターは、適切な軸受アセン
ブリーを通して、案内レール上に取付けられた往復台24
2に取付けられている。ストップ板およびリミットスイ
ッチが、案内レールの両端に位置されており、往復台、
モーター、およびロードホィールの移動範囲を、第2a図
および第2b図に示す通り、ロードホィールが試験タイヤ
に接触しない後退位置と、ロードホィールが、試験主軸
上の試験タイヤに接解して駆動させることが可能な、前
進位置との間に限っている。第1図および第2a図を参照
されたい。油圧シリンダー46が往復台242に結合されて
おり、ロードホィールを前進、後退させる。油圧シリン
ダーは、往復台が、正しくその前進位置および後退位置
に到達したとき作動するリミットスイッチによって、働
きが止められる。
本発明によるタイヤ均等性試験機は、その操作および
使用において、本質的には自動モードにより、試験タイ
ヤの搬送、均等性の試験を行なう。そのシーケンスは、
第2a図から第2e図迄を参照することによって追うことが
可能である。操作員はタイヤ18をリム56に取付けること
から開始し、支持リム付きの凹んだタイヤを、割出しテ
ーブルアセンブリー20の、タイヤ取付部32における割出
し軸26上に置く。割出し軸のキー68、およびリムのキー
溝66の位置が、グリッパーピン74、膨張ライザー76、お
よびロックランプ60,118のむきを、機械および方法の全
シーケンスに渡って要求される通りにすることを可能に
する。もし所要ならば、割出しアセンブリー20の軸に
は、ロックランプ、ロックローター、等から成る、試験
主軸アセンブリー12に使われている複数のロック機構を
設けることが可能であって、それにより、試験タイヤを
より正確に扱うことができる。
図示されてはいないが、操作盤に取付けられたスター
トペダルを踏み下げることによって、各種ソレノイドの
タイミング設定、機械の機能要素により作動、解放され
るリミットスイッチ制御の空気シリンダーの設定による
機械の自動運転が始まる。スタートペダルを踏むと、空
圧シリンダー232が膨張装置アセンブリー52を押し下
げ、空気管214をリム56の膨張ライザー76に作動可能に
結合させ、空気がリムを通してタイヤ内に流入すること
を可能にする。妥当な圧が与えられたならば、膨張アセ
ンブリーは膨張ライザーのプランジャーと共に上昇し、
弁として作用し、リムおよびタイヤを所定の圧の空気で
満し、密封する。空圧シリンダーは、それが結合されて
いる関連リミットスイッチに接触すると、その上下運動
を停止する。
膨張装置アセンブリーがその上限位置に到達すると、
リミットスイッチが働らいてその上昇運動を停止し、割
出しテーブルに180°回転するよう信号を出し、それに
よってリミットスイッチが自動タイヤ取付けパワーレン
チサブアセンブリー38を作動させ、その場合、サブアセ
ンブリーの垂直空圧シリンダー182がサブアセンブリー
を、予め割出し部に送られていた試験タイヤに向って押
し下げる。妥当な下限位置に到達すると、サブアセンブ
リーの下降動作は、サブアセンブリーが接触したリミッ
トスイッチにより、停止される。この動作は、グリッパ
ーフィンガー188を、グリッパーフィンガーのブロック
内にあるソレノイドを通して閉じさせ、グリッパーピン
74をつかませる。グリッパーフィンガーを閉じると、垂
直空圧シリンダー182がサブアセンブリーをリミットス
イッチに触れるまで上昇させ、サブアセンブリーがリミ
ットスイッチに触れると、その上昇動作は停止する。こ
の点において、サブアセンブリーは、横空圧シリンダー
180の働きにより、リミットスイッチに触れるまで水平
に移動する。サブアセンブリーおよびリムに支持された
タイヤは、このようにして、試験主軸アセンブリー12の
上方に位置される。この点において、垂直空圧シリンダ
ー182が働らき、サブアセンブリーを下降させ、リムに
支持された試験タイヤを、試験主軸上に位置させる。下
限位置に到達すると、サブアセンブリーはリミットスイ
ッチに接触し、またロックピン128を押し下げてロック
ローター116の回動を可能にするので、回転アクチュエ
ーター198を右に45°回動させる。この時、回転アクチ
ュエーターに関連するリミットスイッチが接触されて作
動し、グリッパーフィンガーを開き、また、V型ロケー
ター174を後退させ、V型ロケーターのリミットスイッ
チは垂直空圧シリンダー182を起動してサブアセンブリ
ー38を上昇させ、ロックピン128は代りの凹所に嵌合し
て、リム付きタイヤをロックローターに固定させ、ロッ
クローターを試験主軸アセンブリーの下部機構に固定す
る。この時、油圧シリンダー46がロードホィール44を、
その往復台を通して試験タイヤの方に移動させ、ロード
ホィールは試験タイヤに接触し、それを駆動する。
試験タイヤを試験するシーケンスは、ロードホィール
44が試験タイヤ18に接触してそれを駆動し、トランスデ
ューサー50が試験主軸の振動を検出することによって、
遂行される。試験が行なわれている間、ロードホィール
は、自動車が走行する時に生じる多様な速度と代表的な
荷重において回動され、自動車に振動および音響障害を
生起する、車軸の振動を測定する。
試験シーケンスが完了すると、試験主軸は、V形ロケ
ーター174がテーパーブロック上のスロット172に入るま
で、自動的に回動し、試験主軸は正しく位置される。取
付けロボットアセンブリー36の自動タイヤ取付けパワー
レンチサブアセンブリー38は、その後、自動的に下降
し、そのグリッパーフィンガー188はグリッパーピン74
のところで閉じ、またロックピン128はロックローター1
16の、代りの凹所150から後退する。上述したシーケン
スは、試験ずみタイヤが、タイヤ取付け部に着き、割出
し軸から手動で取り外され、タイヤの空気が抜かれ、リ
ムから外される迄、逆に、自動的に遂行される。
機械がタイヤの試験を行なっている間に、操作員は別
のタイヤを別のリムに取付け、取付け部の割出し軸上に
位置させることが可能である。この方法で、試験ずみタ
イヤが、割出し部から取付け部にまわってくる間に、次
の試験されるべきタイヤが、割出し部に移され、次の試
験シーケンスに備えることになる。
本開示には、特許請求の範囲各項に含まれる情報、な
らびに、前記説明に含まれる情報が含まれる。本発明に
ついては、或る程度特殊性をもった好適な形または実施
例によって説明したが、この好適な形の本開示は、一例
によってのみなされたものであり、構造、加工および使
用の詳細部分における多くの変更は、部品および方法過
程の組合せおよび配列を含め、本発明の精神および範囲
内にあると見做すべきものである。
【図面の簡単な説明】
詳細説明を添付した図につき合わせることによって、本
発明の性質、目的、および利点がより完全に理解でき
る。 第1図は、本発明の概念に従って成されたタイヤ均等性
機械機の斜面図; 第2a図は、第1図に示すタイヤ均等性試験機の正面図; 第2b図は、第2a図に示す機械の下部に膨張アセンブリー
が加わった場合の、部分的正面図; 第2c図は、第2b図に示す装置と同様であるが、膨張アセ
ンブリーが上昇し、タイヤ取付けおよびパワーレンチサ
ブアセンブリーが下降を待っている場合を示す、部分的
正面図; 第2d図は、第2a図に示すタイヤ取付けおよびパワーレン
チサブアセンブリーが下降し、リムに支持されたタイヤ
を試験主軸アセンブリーに取付けたところを示す、部分
的正面図; 第2e図は、第2d図に示すものと同様であるが、タイヤ取
付およびパワーレンチサブアセンブリーが上昇し、ロー
ドホィールが前進位置にある場合を示す、部分的正面
図; 第3図は、Vロケーターを含むが、ロックランプを明示
するため、グタップピンおよび膨張装置ライザーを省略
した試験主軸アセンブリーおよびリムアセンブリーを示
す、分解斜視図; 第4図は、内部構造を示すため一部を欠いた試験主軸ア
センブリーおよびリムアセンブリーの平面図; 第5図は、一部を断面で示すリムアセンブリーと試験主
軸アセンブリーの正面図; 第6a図は、リムアセンブリーおよび試験主軸アセンブリ
ーの正面断面図; 第6b図は、リムアセンブリーおよび試験主軸アセンブリ
ー上部の側面断面図; 第6C図はロックピンがローターの凹所に達しローターが
回動しない状態を示す断面図、 第6D図はボタンとプランジャーにかかる下向きの力がロ
ックピンを下向きに動かしローターとのロック係合を外
した状態を示す断面図、 第6E図はボタンにかかる外圧を逃がしTバーとピンとプ
ランジャーとを上方に動かす状態を示す断面図 第7図は、ロッキングローターの平面図; 第8図は、Vロケーター、試験主軸アセンブリーおよひ
ロードホィールの平面図; 第9図は、膨張装置アセンブリーの一部分の断面図; 第10図は、グリッパーフィンガーの平面図; 第11図は、第10図に示すグリッパーフィンガーの11−11
断面図; 第12図は、タイヤ取付けおよびパワーレンチサブアセン
ブリー、および破線で示すリムを有するロッキングロー
ターの側面図;である。 複数の図において、同じ照合番号は同じ部品を示す。 10…タイヤ均等性試験機、12…主軸アセンブリー、14…
試験主軸、20…割出しアセンブリー、22…割出しテーブ
ル、32…試験タイヤ取付け部、34…割出し部、36…タイ
ヤ取付けロボットアセンブリー、38…タイヤ取付けパワ
ーレンチサブアセンブリー、42…ロードホィールアセン
ブリー、50…トランスデューサ、52…タイヤ膨張アセン
ブリー、54…テーパースリーブ、56…リム、60…ロッキ
ングランプ、62…傾斜面、76…膨張ライザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−49930(JP,A) 特開 昭63−150643(JP,A) 特開 昭62−163746(JP,A) 米国特許3552200(US,A) 米国特許3698233(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 17/02 G01M 1/16 B60C 25/00

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験タイヤの均一性を試験する機械であっ
    て、 試験すべきタイヤを支持するリムを受けるよう形成さ
    れ、自己の軸線の周りに回転可能な試験主軸と、 該試験主軸の軸線に平行であるが該軸線から偏倚してい
    る軸線の周りに回転可能な割出しテーブルであって、一
    対の離間した上方に延びる割出し軸を有している、割出
    しテーブルと、 該割出しテーブルを該割出しテーブルの軸線の周りに回
    転させ、前記一対の割出し軸が前記試験主軸から離れた
    試験タイヤ取付け部と前記試験主軸の近くの割出し部と
    の間を移動できるようにする割出し手段と、 前記試験主軸を第1位置とし前記割出し部における前記
    割出し軸を第2位置とし、この第1及び第2の位置の間
    を移動し、試験タイヤを支持するリムを運搬するように
    している取付けロボットと、 前記試験主軸の前記軸線と平行であるが該軸線から偏倚
    している軸線の周りに回転可能なロードホイールであっ
    て、前記ロードホイールを、前記試験主軸によって支持
    された試験タイヤと接触しない後退位置と前記ロードホ
    イールが前記試験主軸によって支持された試験タイヤと
    接触して該試験タイヤを駆動する前進位置との間で、移
    動させる手段を有する、ロードホイールと、 前記ロードホイールをその前進位置にある間回転させる
    モーター手段と、 前記試験主軸に連結されたトランスデューサー手段であ
    って、前記ロードホイールによって回転された時試験タ
    イヤ内の不均一性によって生じる試験タイヤの振動を測
    定する、トランスデューサー手段、 との組合せからなる試験タイヤの均一性を試験する機
    械。
  2. 【請求項2】前記割出しテーブルが円形であり、そし
    て、前記割出し軸が、該テーブルの周縁に近く、直径上
    に相対して位置されている、特許請求の範囲第1項に記
    載の機械。
  3. 【請求項3】前記試験主軸、前記割出しテーブル、およ
    び前記ロードホィールの前記軸がすべて互に平行である
    が、互に離れており、かつ同一平面上の位置にあり、そ
    して前記試験主軸の前記軸が、前記割出しテーブルおよ
    び前記ロードホィールの前記軸間に位置される、特許請
    求の範囲第2項に記載の機械。
  4. 【請求項4】前記取付けロボットが、試験タイヤを支持
    したりリムを把持しかつ解放するためのグリッパー手段
    を有する、特許請求の範囲第1項に記載の機械。
  5. 【請求項5】前記取付けロボットが、前記グリッパー手
    段が試験タイヤを支持したリムを把持、または放つこと
    が可能である下位置と、該グリッパー手段が試験タイヤ
    を支持したリムを水平方向に運ぶことが可能である上位
    置の間を、縦に移動するよう適応されている、特許請求
    の範囲第4項に記載の機械。
  6. 【請求項6】前記機械が、更に、前記試験タイヤ取付け
    部において、前記割出し軸上の、リムにより支持された
    試験タイヤを膨張させる膨張手段を具備する、特許請求
    の範囲第1項に記載の機械。
  7. 【請求項7】前記試験主軸が、試験タイヤを支持したリ
    ムを前記主軸上に固定させるロック手段を具備する、特
    許請求の範囲第1項に記載の機械。
  8. 【請求項8】前記機械が、更に、前記ロック手段を起
    動、かつ解除する手段を、前記取付けロボット上に具備
    する、特許請求の範囲第7項に記載の機械。
  9. 【請求項9】リムに取付けられた試験タイヤを、試験部
    に送り、試験部から取去る装置であって、該装置は、 間隔を置いて配置され、試験タイヤ取付け部と割出し部
    間を移動するよう適応された、一対の、上方に伸びた割
    出し軸を有する、割出しアセンブリー; 前記試験部の一位置と、前記割出し部における前記割出
    し軸に隣接する一位置間を、リムに取付けられた試験タ
    イヤを運ぶよう適応された、取付けロボットアセンブリ
    ー; 自己の軸のまわりに回動可能なロードホィールを具備す
    るロードホィールアセンブリーであって、該アセンブリ
    ーは、該ロードホィールを、試験部に在る試験タイヤに
    接触しない後退位置と、該ロードホィールが試験部にお
    いて試験タイヤに接触し、駆動される前進位置との間を
    移動させるロードホィールアセンブリー; 前記前進位置にある前記ロードホィールを回動させるモ
    ーター手段;および、 前記試験部に、稼動可能に係合されたトランスデューサ
    ー手段であって、前記試験タイヤが前記ロードホィール
    により回動されるとき、試験タイヤ内の不均等性が原因
    で生じる試験タイヤの振動を測定するためのトランスデ
    ューサー手段を具備する、装置。
  10. 【請求項10】前記割出しアセンブリーが、自己の軸の
    まわりに回動可能な円テーブルを具備し、前記割出し軸
    が、前記テーブルの円周縁に近く、直径上に相対峙する
    よう位置されている、特許請求の範囲第9項に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】前記取付けロボットアセンブリーが、試
    験タイヤを支持したリムを把持し、かつ解放するための
    グリッパー手段を具備する、特許請求の範囲第9項に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】前記取付けロボットアセンブリーが、前
    記グリッパー手段を、垂直に、該グリッパー手段が試験
    タイヤを支持したリムを把持し、かつ解放することが可
    能である下位置と、該グリッパー手段が、試験タイヤを
    支持したリムを、水平方向に運搬することが可能である
    上位置との間に移動させるよう適応されている、特許請
    求の範囲第11項に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記装置が、更に、前記試験タイヤ取付
    け部において、前記割出し軸上の、リムに支持された試
    験タイヤを膨張させる膨張手段を具備する、特許請求の
    範囲第9項に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記装置が、前記試験部に取付けたロッ
    ク手段を具備し、該ロック手段が試験タイヤを支持した
    リムを該手段上に固定し、かつ解放する、特許請求の範
    囲第9項に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記装置が、更に、前記取付けロボット
    アセンブリー上に、前記ロック手段を起動かつ解除する
    手段を具備する、特許請求の範囲第14項に記載の装置。
  16. 【請求項16】試験タイヤの均等性を試験する方法であ
    って、該方法が、 自己の軸のまわりに回動可能であり、試験タイヤを支持
    したリムを受けるよう形成された試験主軸を具備し; 該試験軸の軸に平行であるが、該軸から離れている軸の
    まわりに回動可能な割出しテーブルを具備し、該割出し
    テーブルは、間隔を置いて配置された一対の上方に伸び
    る割出し軸を有しており; 該割出しテーブルを回動させる割出し手段を備え、それ
    によって前記割出し軸が、前記試験主軸から離れた位置
    にある試験タイヤ取付部から、該試験主軸の近傍にある
    割出し部へ移動されることが可能であり; 試験タイヤを支持したリムを、前記割出し部の前記割出
    し軸から、前記試験主軸に移動させ; 該試験主軸の軸に平行であるが、該軸から離れている軸
    のまわりに回動可能なロードホィールを具備し; 該ロードホィールを、前記試験主軸上の試験タイヤには
    接触しない後退位置から、前記試験主軸上の試験タイヤ
    に接触し、駆動される前進位置にまで移動させ; 前記ロードホィールを、前記前進位置において回動さ
    せ、それによって、前記リムおよび前記リムが支持する
    試験タイヤを回動させ; 前記ロードホィールによって回動される試験タイヤの振
    動を検出する、各過程より成る方法。
  17. 【請求項17】前記割出しテーブルが円形であり、そし
    て、前記割出し軸が、前記円の円周縁に近く、直径上に
    相対峙して位置更に、前記割出しテーブルを回動させ、
    前記試験タイヤ取付け部において前記割出し軸上の試験
    タイヤを支持したリムを、前記割出し部に移動させる過
    程を含む、特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記方法が、更に、試験タイヤを支持し
    たリムを把持するグリッパー手段を具備し、かつ、前記
    リムを移動させる過程が、更に、前記グリッパー手段を
    垂直に、前記割出し部の下位置に移動させ、その位置に
    おいて、前記グリッパー手段が、試験タイヤを支持した
    リムを把持することを可能にし前記グリッパー手段を垂
    直に、上位置に移動させ、試験タイヤを支持したリムを
    水平方向に移動させ、前記グリッパー手段を垂直に、前
    記試験部の下位置に下げ、その位置において、前記グリ
    ッパー手段が、試験タイヤを支持したリムを解放するこ
    とを可能にする過程を含む、特許請求の範囲第16項に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】前記方法が、更に、前記試験タイヤ取付
    け部の前記割出し軸上において、リムにより支持された
    試験タイヤを膨張させる過程を含む、特許請求の範囲第
    16項に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記試験主軸が、試験タイヤを支持した
    リムを前記主軸上に固定させるロック手段を具備し、更
    に、該ロック手段を起動、解除する手段、更にまた、試
    験に先立って、試験タイヤを支持したリムを前記試験主
    軸に固定させる過程を含む、特許請求の範囲第16項に記
    載の方法。
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