JP2773919B2 - 未染色または染色されたポリアミド繊維材料またはその混合物の光化学的安定化方法 - Google Patents
未染色または染色されたポリアミド繊維材料またはその混合物の光化学的安定化方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、未染色または染色されたポリアミド繊維材
料またはポリアミド繊維材料と他の繊維材料との混合物
をフェノールの銅化合物をベースとした光化学的安定化
組成物で処理することによって、ポリアミド繊維材料を
光化学的に安定化する方法に関する。
料またはポリアミド繊維材料と他の繊維材料との混合物
をフェノールの銅化合物をベースとした光化学的安定化
組成物で処理することによって、ポリアミド繊維材料を
光化学的に安定化する方法に関する。
金属錯塩染料を用いてポリアミド繊維材料を染色して
得られた染色物の耐光堅牢性を向上させるために、銅塩
たとえば硫酸銅を使用することは一般に公知である。た
とえば、これについては、エーディーアール(ADR)3
(1980)、19乃至20頁のアイ・ビー・ハンス(I.B.HANE
S)の論文が参照される。しかしながら、無機または有
機の銅塩は、屡々ポリアミド繊維材料上への吸尽が不十
分かつ不均等であり、そのために高濃度で使用された場
合にのみ所望の効果が達成可能であるという欠点があ
る。通常、かかる銅塩は後処理のためにのみ、そしてバ
ッチ法でのみ使用可能である。
得られた染色物の耐光堅牢性を向上させるために、銅塩
たとえば硫酸銅を使用することは一般に公知である。た
とえば、これについては、エーディーアール(ADR)3
(1980)、19乃至20頁のアイ・ビー・ハンス(I.B.HANE
S)の論文が参照される。しかしながら、無機または有
機の銅塩は、屡々ポリアミド繊維材料上への吸尽が不十
分かつ不均等であり、そのために高濃度で使用された場
合にのみ所望の効果が達成可能であるという欠点があ
る。通常、かかる銅塩は後処理のためにのみ、そしてバ
ッチ法でのみ使用可能である。
米国特許第4655783号明細書には、たとえば置換また
は非置換のサリチルアルデヒドと脂肪族アミンとから得
られる繊維反応性ビスアゾメチン銅錯塩が開示されてい
る。この錯塩で処理された繊維材料は、良好な耐光堅牢
性を有しそして使用濃度において所望されない固有の色
を現出することはない。
は非置換のサリチルアルデヒドと脂肪族アミンとから得
られる繊維反応性ビスアゾメチン銅錯塩が開示されてい
る。この錯塩で処理された繊維材料は、良好な耐光堅牢
性を有しそして使用濃度において所望されない固有の色
を現出することはない。
しかしてここに、本発明によって両者共にOH置換フェ
ニル基を含有しているビスアゾメチンとオキシムとの銅
錯化合物を使用した場合には、対応する非置換化合物を
使用した場合よりも高い吸尽率が達成されることが見い
出された。この結果は経済的に大きな意味をもつ。なぜ
ならば、この化合物を使用した場合には、化合物の必要
量ははるかに少なくてすむからである。
ニル基を含有しているビスアゾメチンとオキシムとの銅
錯化合物を使用した場合には、対応する非置換化合物を
使用した場合よりも高い吸尽率が達成されることが見い
出された。この結果は経済的に大きな意味をもつ。なぜ
ならば、この化合物を使用した場合には、化合物の必要
量ははるかに少なくてすむからである。
すなわち、本発明は未染色または染色されたポリアミ
ド繊維材料またはポリアミド繊維材料と他の繊維材料と
の混合物をフェノールの銅化合物をベースとした光化学
的安定化組成物を使用して光化学的に安定化する方法に
関し、その方法は、該ポリアミド繊維材料を、式 (式中、Rは水素またはC1−C4−アルキルを意味し、そ
してOH置換基は3−,4−または5−位置に存在する)の
o−ヒドロキシベンゾイル誘導体と脂肪族ジアミンまた
はヒドロキシルアミンとの反応生成物の繊維反応性有機
銅錯化合物で処理することを特徴とする。
ド繊維材料またはポリアミド繊維材料と他の繊維材料と
の混合物をフェノールの銅化合物をベースとした光化学
的安定化組成物を使用して光化学的に安定化する方法に
関し、その方法は、該ポリアミド繊維材料を、式 (式中、Rは水素またはC1−C4−アルキルを意味し、そ
してOH置換基は3−,4−または5−位置に存在する)の
o−ヒドロキシベンゾイル誘導体と脂肪族ジアミンまた
はヒドロキシルアミンとの反応生成物の繊維反応性有機
銅錯化合物で処理することを特徴とする。
さらに本発明は、この方法によって光化学的に安定化
されたポリアミド繊維材料またはポリアミド繊維材料と
他の繊維材料との混合物にも関する。
されたポリアミド繊維材料またはポリアミド繊維材料と
他の繊維材料との混合物にも関する。
式(1)のo−ヒドロキシベンゾイル誘導体と脂肪族
アミンとの反応生成物の銅錯化合物は、好ましくは下記
式で表される化合物である。
アミンとの反応生成物の銅錯化合物は、好ましくは下記
式で表される化合物である。
(式中、 Rは水素またはC1−C4−アルキル、 X1とY1とは互いに独立的に水素またはC1−C4−アルキル
を意味する)。
を意味する)。
特に好ましいものは、X1とY1とが水素そしてOH置換基
が4−または5−位置、特に4−位置に存在するものお
よび下記の式を有する水不溶性銅錯化合物である。
が4−または5−位置、特に4−位置に存在するものお
よび下記の式を有する水不溶性銅錯化合物である。
式(1)のo−ヒドロキシベンゾイル誘導体と脂肪族
アミンとの反応生成物の好ましい銅錯化合物は下記式で
表される。
アミンとの反応生成物の好ましい銅錯化合物は下記式で
表される。
(式中、Rは前記の意味を有し、そしてヒドロキシル置
換基は4−または5−位置に存在する)。
換基は4−または5−位置に存在する)。
しかし、最も好ましい銅錯塩化合物は下記式のものであ
る。
る。
式(2)の銅錯化合物のいくつかは、たとえばジャー
ナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイテー(J.A
m.Chem.Soc.)68,p.949(1946)所載のエム・ケルビン
(M.Calvin)の論文から公知である。
ナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイテー(J.A
m.Chem.Soc.)68,p.949(1946)所載のエム・ケルビン
(M.Calvin)の論文から公知である。
式(2)および(3)の化合物は公知であり、それ自
体公知の方法により、適当なOH置換o−ヒドロキシベン
ゾイル誘導体の2当量を適当なジアミンの1当量と反応
させてシッフ塩基を生成し、次ぎにこれを銅塩で金属化
することによって得ることができる。しかしながら、ま
た最初に適当なサルチルアルデヒドの銅錯塩をつくり、
次ぎにこれをジアミンと反応させて式(2)のビスアゾ
メチンの銅錯塩を得ることも可能である。
体公知の方法により、適当なOH置換o−ヒドロキシベン
ゾイル誘導体の2当量を適当なジアミンの1当量と反応
させてシッフ塩基を生成し、次ぎにこれを銅塩で金属化
することによって得ることができる。しかしながら、ま
た最初に適当なサルチルアルデヒドの銅錯塩をつくり、
次ぎにこれをジアミンと反応させて式(2)のビスアゾ
メチンの銅錯塩を得ることも可能である。
さらにまた、適当なサルチルアルデヒドとジアミンと
銅塩とを直接一段階で、すなわちいわゆるワン・ポット
方式で反応させて中間体を単離することなく式(2)の
化合物を製造することも可能である。これら3つの製造
方法はリービッヒス・アンナーレン・デア・ヘミー(Li
ebigs Annalen der Chemie)、503、p.84−130(1933)
にファイファー(Pfeiffer)によって記載されている。
銅塩とを直接一段階で、すなわちいわゆるワン・ポット
方式で反応させて中間体を単離することなく式(2)の
化合物を製造することも可能である。これら3つの製造
方法はリービッヒス・アンナーレン・デア・ヘミー(Li
ebigs Annalen der Chemie)、503、p.84−130(1933)
にファイファー(Pfeiffer)によって記載されている。
式(2)の銅錯塩は水性浴から都合よく基質に付与す
ることができ、そして好ましくはポリアミド繊維材料の
1gに対して銅が5乃至200μg、特に好ましくは10乃至1
00μg付与されるような量で使用される。
ることができ、そして好ましくはポリアミド繊維材料の
1gに対して銅が5乃至200μg、特に好ましくは10乃至1
00μg付与されるような量で使用される。
式(2)の化合物は、常用の分散剤の存在下において
磨砕して得られる微分散物の形で使用するのが好都合で
ある。
磨砕して得られる微分散物の形で使用するのが好都合で
ある。
式(4)の銅錯化合物も公知である。これらの化合物
はそれ自体公知の方法、たとえばジャーナル・ケミカル
・ソサィティー(J.Chem.Soc.)第314頁(1933)に記載
されている方法で製造することができる。すなわち、こ
れらの化合物を得るためには、ヒドロキシルアミンと適
当なOH置換o−ヒドロキシベンゾイル誘導体との反応生
成物を、好ましくはアルコール性、水−アルコール性、
または水性媒質中で、銅(II)塩、特に塩化銅(II)ま
たは硫酸銅(II)のごとき鉱酸の塩と反応させる。
はそれ自体公知の方法、たとえばジャーナル・ケミカル
・ソサィティー(J.Chem.Soc.)第314頁(1933)に記載
されている方法で製造することができる。すなわち、こ
れらの化合物を得るためには、ヒドロキシルアミンと適
当なOH置換o−ヒドロキシベンゾイル誘導体との反応生
成物を、好ましくはアルコール性、水−アルコール性、
または水性媒質中で、銅(II)塩、特に塩化銅(II)ま
たは硫酸銅(II)のごとき鉱酸の塩と反応させる。
銅錯塩を染色繊維材料の安定化のために使用する場合
には、この錯塩による繊維材料の処理を染色の前、間ま
たは後に実施することができる。銅錯塩は染浴、パッド
染液または捺染のりに直接に添加するのが好都合であ
る。染色は20乃至130℃の温度で連続式またはバッチ式
に実施する。連続方式の場合には、銅錯塩を100乃至200
℃の温度の蒸気または熱を使用して固着することができ
る。
には、この錯塩による繊維材料の処理を染色の前、間ま
たは後に実施することができる。銅錯塩は染浴、パッド
染液または捺染のりに直接に添加するのが好都合であ
る。染色は20乃至130℃の温度で連続式またはバッチ式
に実施する。連続方式の場合には、銅錯塩を100乃至200
℃の温度の蒸気または熱を使用して固着することができ
る。
ここにおいて、ポリアミド繊維材料とは、たとえばポ
リアミド6、ポリアミド6、6またはポリアミド12のよ
うな合成ポリアミド繊維材料を意味するものと理解され
たい。また、純ポリアミド繊維材料ばかりでなく、ポリ
ウレタンとポリアミドとの混合繊維材料も適当である。
たとえば混合比70:30のポリアミド/ポリウレタン混合
物製のトリコットなどが適している。純ポリアミド繊維
材料も混合ポリアミド繊維材料も原則として任意の加工
形状でありうる。たとえば、ファイバー、ヤーン、織布
または編物の形状でありうる。
リアミド6、ポリアミド6、6またはポリアミド12のよ
うな合成ポリアミド繊維材料を意味するものと理解され
たい。また、純ポリアミド繊維材料ばかりでなく、ポリ
ウレタンとポリアミドとの混合繊維材料も適当である。
たとえば混合比70:30のポリアミド/ポリウレタン混合
物製のトリコットなどが適している。純ポリアミド繊維
材料も混合ポリアミド繊維材料も原則として任意の加工
形状でありうる。たとえば、ファイバー、ヤーン、織布
または編物の形状でありうる。
光および熱に曝されるポリアミド繊維材料、たとえば
自動車の座席上張り地やカーペットとして使用されるよ
うなポリアミド繊維材料は、本発明の方法による処理に
特に好適な材料である。
自動車の座席上張り地やカーペットとして使用されるよ
うなポリアミド繊維材料は、本発明の方法による処理に
特に好適な材料である。
染色は、たとえば金属錯塩染料またはアントラキノン
染料またはアゾ染料を使用して常法によって実施され
る。金属錯塩染料は公知のタイプのものが使用できる。
特に例示すればモノアゾ染料、ジスアゾ染料またはアゾ
メチン染料の1:2−クロム錯塩または1:2−コバルト錯塩
などである。これらは多数のものが文献に記載されてい
る。これらの染料のほかに他のクラスの染料、たとえば
分散染料やバット染料なども勿論使用しうる。
染料またはアゾ染料を使用して常法によって実施され
る。金属錯塩染料は公知のタイプのものが使用できる。
特に例示すればモノアゾ染料、ジスアゾ染料またはアゾ
メチン染料の1:2−クロム錯塩または1:2−コバルト錯塩
などである。これらは多数のものが文献に記載されてい
る。これらの染料のほかに他のクラスの染料、たとえば
分散染料やバット染料なども勿論使用しうる。
以下、本発明を製造例および使用例によってさらに説
明する。これら実施例中の部およびパーセントは重量ベ
ースである。各処理浴または染浴中の添加剤に関するパ
ーセント値は、別途記載のない限り、繊維材料に対する
数値である。
明する。これら実施例中の部およびパーセントは重量ベ
ースである。各処理浴または染浴中の添加剤に関するパ
ーセント値は、別途記載のない限り、繊維材料に対する
数値である。
銅錯化合物の製造例 実施例1 ジメチルホルムアミドの50ml中の酢酸銅(II)・H2O
の3.33gの溶液を、60℃でジメチルホルムアミドの50ml
中の下記式のアゾメチンの5.0gの溶液に加える。
の3.33gの溶液を、60℃でジメチルホルムアミドの50ml
中の下記式のアゾメチンの5.0gの溶液に加える。
この混合物を放冷し、そして150mlのエタノールで希
釈する。沈澱を濾別し、洗浄し、乾燥して、下記式の錯
塩4.55g(理論値の69%)を得る。
釈する。沈澱を濾別し、洗浄し、乾燥して、下記式の錯
塩4.55g(理論値の69%)を得る。
元素分析 計算値 C 48.4% H 4.6% N 7.0% 測定値 C 48.3% H 4.6% N 7.5% 実施例2 1規定の水酸化ナトリウム溶液39.5mlに40℃で2,4−
ジヒドロキシベンズアルドキシムの6.05gを溶解する。
撹拌しながらこの溶液に水60ml中のCuSO4・5H2Oの4.93g
の溶液を添加する。この混合物を室温でさらに1時間撹
拌する。沈澱した生成物を吸引濾過して単離し、水洗
し、そして乾燥して、下記式の濃いオリーブグリーン色
の錯塩6.5g(理論値の89.7%)を得る。
ジヒドロキシベンズアルドキシムの6.05gを溶解する。
撹拌しながらこの溶液に水60ml中のCuSO4・5H2Oの4.93g
の溶液を添加する。この混合物を室温でさらに1時間撹
拌する。沈澱した生成物を吸引濾過して単離し、水洗
し、そして乾燥して、下記式の濃いオリーブグリーン色
の錯塩6.5g(理論値の89.7%)を得る。
この生成物の試料をジメチルホルムアミド/水混合物
(混合比1:1)から再結晶し、エタノールで洗浄し、乾
燥して、融点214℃(分解を伴なう)の淡褐色粉末を得
る。
(混合比1:1)から再結晶し、エタノールで洗浄し、乾
燥して、融点214℃(分解を伴なう)の淡褐色粉末を得
る。
元素分析 計算値 C 45.7% H 3.3% Cu 17.3% N 7.6% 測定値 C 45.8% H 3.6% Cu 17.0% N 7.6% 実施例3 2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒドの8gを60℃でジ
メチルホルムアミドの40ml中に溶解する。撹拌しながら
この溶液に、エチレンジアミンの1.74gを添加し、次ぎ
にジメチルホルムアミドの80ml中の酢酸銅(II)・H2O
の5.8gの60℃の温溶液を添加する。この混合物を60℃で
さらに1時間撹拌する。冷却後、沈澱を吸引濾過して単
離し、ジメチルホルムアミドとエタノールとで洗浄し、
乾燥して、下記式の錯塩10.4g(理論値の82%)を得
る。
メチルホルムアミドの40ml中に溶解する。撹拌しながら
この溶液に、エチレンジアミンの1.74gを添加し、次ぎ
にジメチルホルムアミドの80ml中の酢酸銅(II)・H2O
の5.8gの60℃の温溶液を添加する。この混合物を60℃で
さらに1時間撹拌する。冷却後、沈澱を吸引濾過して単
離し、ジメチルホルムアミドとエタノールとで洗浄し、
乾燥して、下記式の錯塩10.4g(理論値の82%)を得
る。
これは結晶溶剤としてジメチルホルムアミドの1モル
を含有し、暗灰緑色固体状を呈する。
を含有し、暗灰緑色固体状を呈する。
元素分析 計算値 C 52.3% H 4.9% N 9.7% 測定値 C 52.5% H 4.9% N 9.6% 実施例4 無水エタノールの50ml中に2,3−ジヒドロキシベンズ
アルデヒドの5.52gを溶解する。撹拌しながらこの溶液
にエチレンジアミンの1.2gを添加し、その混合物を15分
間還流加熱する。このあと、この混合物を放冷し、そし
て沈澱を濾過単離し、乾燥して下記式の化合物5.77g
(理論値の96%)を得る。
アルデヒドの5.52gを溶解する。撹拌しながらこの溶液
にエチレンジアミンの1.2gを添加し、その混合物を15分
間還流加熱する。このあと、この混合物を放冷し、そし
て沈澱を濾過単離し、乾燥して下記式の化合物5.77g
(理論値の96%)を得る。
この化合物は融点231乃至234℃であって黄オレンジ色
粉末である。
粉末である。
式(105)の化合物の5gを50℃でジメチルホルムアミ
ドの40ml中に溶解する。この溶液に、ジメチルホルムア
ミドの60ml中の酢酸銅(II)・H2Oの3.32gの50℃の温溶
液を撹拌しながら添加する。この混合物を50℃でさらに
1時間撹拌する。エタノール100mlと水100mlとを添加し
た後、生じた沈澱を濾別し、エタノールで洗って乾燥し
て、濃いピンク色の粉末状の下記式の錯塩5.55g(理論
値の92%)を得る。
ドの40ml中に溶解する。この溶液に、ジメチルホルムア
ミドの60ml中の酢酸銅(II)・H2Oの3.32gの50℃の温溶
液を撹拌しながら添加する。この混合物を50℃でさらに
1時間撹拌する。エタノール100mlと水100mlとを添加し
た後、生じた沈澱を濾別し、エタノールで洗って乾燥し
て、濃いピンク色の粉末状の下記式の錯塩5.55g(理論
値の92%)を得る。
元素分析 計算値 C 53.1% H 3.9% Cu 17.6% N 7.7% 測定値 C 53.0% H 4.0% Cu 17.7% N 7.8% 実施例5 0.5規定の水酸化ナトリウムの溶液80ml中に40℃でレ
ゾアセトフェノンオキシムの6.68gを溶解する。撹拌し
ながら、この溶液に水25ml中のCuSO4・5H2Oの4.99gの40
℃の温溶液を添加する。この混合物をこの温度でさらに
1時間撹拌する。冷却後、生じた沈澱を濾別し、洗浄水
に硫酸塩がなくなるまで水洗し、乾燥して、淡褐色固体
状の下記式の錯塩7.58gを得る。
ゾアセトフェノンオキシムの6.68gを溶解する。撹拌し
ながら、この溶液に水25ml中のCuSO4・5H2Oの4.99gの40
℃の温溶液を添加する。この混合物をこの温度でさらに
1時間撹拌する。冷却後、生じた沈澱を濾別し、洗浄水
に硫酸塩がなくなるまで水洗し、乾燥して、淡褐色固体
状の下記式の錯塩7.58gを得る。
元素分析 計算値 C 48.5% H 4.1% Cu 16.0% N 7.1% 測定値 C 48.5% H 4.1% Cu 16.0% N 7.2% 実施例6 実施例1または2で製造された化合物5gと、ナフタレ
ンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物(分散
剤)5gの水7.5ml中の溶液とを磨砕器に装填し、石英玉
(直径約1mm)20gを加え、粒子サイズが3μm以下とな
るまで約1600rpmの回転速度で磨砕する。微細ストレー
ナーを使用して石英玉から分散物を分離し、水で希釈し
て有効物質濃度10%に調整する。この分散物を0.3%の
カルボキシルメチルセルロース中で撹拌して安定化す
る。
ンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物(分散
剤)5gの水7.5ml中の溶液とを磨砕器に装填し、石英玉
(直径約1mm)20gを加え、粒子サイズが3μm以下とな
るまで約1600rpmの回転速度で磨砕する。微細ストレー
ナーを使用して石英玉から分散物を分離し、水で希釈し
て有効物質濃度10%に調整する。この分散物を0.3%の
カルボキシルメチルセルロース中で撹拌して安定化す
る。
使用実施例 実施例7 ナイロントリコット各10gの試料片6片を開放処理浴
を有する染色機、たとえばアヒバ(AHIBA)染色機を
使用して浴比1:20で染料を含有していない処理浴で処理
した。
を有する染色機、たとえばアヒバ(AHIBA)染色機を
使用して浴比1:20で染料を含有していない処理浴で処理
した。
処理浴には硫酸アンモニウム2%、分散剤たとえばナ
フタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物
1g/、および下記式(108)の化合物または前記式(10
2)の化合物が下記量だけ含有されていた。
フタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物
1g/、および下記式(108)の化合物または前記式(10
2)の化合物が下記量だけ含有されていた。
処理浴1:式(108)の化合物0.01% 処理浴2:式(108)の化合物0.04% 処理浴3:式(108)の化合物0.1% 処理浴4:式(102)の化合物0.01% 処理浴5:式(102)の化合物0.04% 処理浴6:式(102)の化合物0.1% 式(108)の化合物も式(102)の化合物も有効物質10
%含有調合物の形で使用した。6つのナイロン試料はす
べて並行処理した。処理は最初5分間は50℃で実施し、
そのあと2℃/分の速度で95℃まで温度を上げ、この温
度で60分間処理した。次に、浴を70℃まで冷却し、試料
を最初40℃の温水で、次ぎに冷水で洗浄した。これを遠
心脱水し、循環エアードライヤーに入れて60℃で乾燥し
た。
%含有調合物の形で使用した。6つのナイロン試料はす
べて並行処理した。処理は最初5分間は50℃で実施し、
そのあと2℃/分の速度で95℃まで温度を上げ、この温
度で60分間処理した。次に、浴を70℃まで冷却し、試料
を最初40℃の温水で、次ぎに冷水で洗浄した。これを遠
心脱水し、循環エアードライヤーに入れて60℃で乾燥し
た。
次表は、試料の銅分析によって測定された収率すなわ
ち銅吸尽率を示す。
ち銅吸尽率を示す。
表のデータから、化合物(102)が化合物(108)より
もはるかる良くポリアミドトリコット試料に吸尽された
ことがわかる。
もはるかる良くポリアミドトリコット試料に吸尽された
ことがわかる。
浴に残留した銅化合物の割合は化合物(102)の方法
が相当に低い。すなわち、廃水の汚染度が著しく低いこ
とを示している。
が相当に低い。すなわち、廃水の汚染度が著しく低いこ
とを示している。
実施例8 ナイロンステープルヤーンの各10gのハンク5個を5
バッチで下記染料を使用して灰色に染色した。
バッチで下記染料を使用して灰色に染色した。
C.I.アシッド・イエロー(Acid Yellow)116 …0.035% C.I.レッド(Red)251 …0.020% C.I.ブラック・ミックス(Black Mix) …0.145% なお、各バッチの染浴は前記した化合物(108)また
は(102)を0%、0.01%または0.06%添加した。染色
は実施例7に記載した方法で実施した。これらの仕上げ
処理された染色物の耐光堅牢性をスイス標準規格、SN−
ISO 105−B02の方法〔キセノン(xenon)試験という〕
およびドイツ標準規格、DIN 75.202の方法〔フアクラ
(Fakra)試験という〕に従ってテストした。繊維の光
化学的劣化程度は、DIN 75.202によって150時間の光照
射を受けた上前記染色物の引張強さと破断時伸びとをス
イス標準規格SNV 97.461によって測定することによって
測定した。
は(102)を0%、0.01%または0.06%添加した。染色
は実施例7に記載した方法で実施した。これらの仕上げ
処理された染色物の耐光堅牢性をスイス標準規格、SN−
ISO 105−B02の方法〔キセノン(xenon)試験という〕
およびドイツ標準規格、DIN 75.202の方法〔フアクラ
(Fakra)試験という〕に従ってテストした。繊維の光
化学的劣化程度は、DIN 75.202によって150時間の光照
射を受けた上前記染色物の引張強さと破断時伸びとをス
イス標準規格SNV 97.461によって測定することによって
測定した。
下記表はこれらの試験結果を示すものである。なお、
表には分析によって測定されたファイバー上の残留銅量
も示されている。
表には分析によって測定されたファイバー上の残留銅量
も示されている。
表から明らかなごとく、この実験で得られた各染色物
の強度の差異は、銅含量の差異から結果している。
の強度の差異は、銅含量の差異から結果している。
実施例9 ナイロン・ヤーン各10gのかせ5個を、アヒバ染色
機を使用して染料を含有していない処理浴で実施例7に
記載のごとく処理した。すなわち、処理浴は、硫酸アン
モニウムと分散剤ならびに下記式(109)の化合物また
は前記式(103)の化合物を下記の量だけ含有してい
た。
機を使用して染料を含有していない処理浴で実施例7に
記載のごとく処理した。すなわち、処理浴は、硫酸アン
モニウムと分散剤ならびに下記式(109)の化合物また
は前記式(103)の化合物を下記の量だけ含有してい
た。
処理浴1:添加なし(対照) 処理浴2:式(109)の化合物0.05% 処理浴3:式(109)の化合物0.25% 処理浴4:式(103)の化合物0.05% 処理浴5:式(103)の化合物0.25% 式(109)の化合物も式(103)の化合物も10%分散物
の形で使用された。
の形で使用された。
処理後の各染色物の銅含有量を測定した。また、DIN
75.202の方法に従ってそれら処理試験を熱光線に曝露し
て光化学的劣化の程度を判定した。
75.202の方法に従ってそれら処理試験を熱光線に曝露し
て光化学的劣化の程度を判定した。
次表に試験結果をまとめて示す。
この表から明らかなように、繊維材料の光化学的安定
性は銅錯塩の吸尽量に依存する。そして、また該錯塩の
繊維材料への吸着性が決定的ファクターであることがわ
かる。
性は銅錯塩の吸尽量に依存する。そして、また該錯塩の
繊維材料への吸着性が決定的ファクターであることがわ
かる。
Claims (10)
- 【請求項1】未染色または染色されたポリアミド繊維材
料またはポリアミド繊維材料と他の繊維材料との混合物
をフェノールの銅化合物をベースとした光化学的安定化
組成物を使用して光化学的に安定化する方法において、
該ポリアミド繊維材料を、式 (式中、Rは水素またはC1−C4−アルキルを意味し、そ
してOH置換基は3−,4−または5−位置に存在する)の
o−ヒドロキシベンゾイル誘導体と脂肪族ジアミンまた
はヒドロキシアミンとの反応生成物の繊維反応性有機銅
錯塩で処理することを特徴とする方法。 - 【請求項2】使用される銅錯塩が、式 (式中、 Rは水素またはC1−C4−アルキル、 X1とY1とは互いに独立的に水素またはC1−C4−アルキル
を意味し、そして OH置換基は3−,4−または5−位置に存在する)の化合
物である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】使用する銅錯塩が、式 の化合物である請求項2記載の方法。
- 【請求項4】使用される化合物が、式 (式中、Rは水素またはC1−C4−アルキルを意味し、そ
してOH置換基は4−または5−位置に存在する)の銅錯
塩である請求項1記載の方法。 - 【請求項5】式 の銅錯化合物を使用する請求項4記載の方法。
- 【請求項6】銅錯塩を染浴に直接添加する請求項1乃至
5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】ポリアミド1gに対し5乃至200μgの銅を
付与する量で銅錯塩を使用する請求項5記載の方法。 - 【請求項8】染色を連続式またはバッチ式に、20乃至13
0℃の温度で実施し、そして連続式の場合には銅錯塩を1
00乃至200℃の温度で固着する請求項1乃至7のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項9】ポリアミドとポリウレタンとの混合繊維材
料を処理する請求項5記載の方法。 - 【請求項10】請求項1乃至8のいずれかに記載の方法
によって処理された染色されたまたは未染色のポリアミ
ド繊維材料またはその混合繊維材料。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH362188 | 1988-09-29 | ||
CH3621/88-9 | 1988-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118174A JPH02118174A (ja) | 1990-05-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1252470A Expired - Lifetime JP2773919B2 (ja) | 1988-09-29 | 1989-09-29 | 未染色または染色されたポリアミド繊維材料またはその混合物の光化学的安定化方法 |
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---|---|
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EP (1) | EP0362139B1 (ja) |
JP (1) | JP2773919B2 (ja) |
DE (1) | DE58905902D1 (ja) |
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US5069681A (en) * | 1990-01-03 | 1991-12-03 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the photochemical stabilization of dyed polyamide fibres with foamed aqueous composition of copper organic complexes |
US6391065B1 (en) | 1995-11-03 | 2002-05-21 | Boehme Filatex, Inc. | UV light absorber composition and method of improving the lightfastness of dyed textiles |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3247051A1 (de) * | 1982-12-20 | 1984-06-20 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur verbesserung der lichtechtheit von polyamidfaerbungen |
DE3326640A1 (de) * | 1983-07-23 | 1985-01-31 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur verbesserung der lichtechtheit von faerbungen mit saeure- oder metallkomplexfarbstoffen auf polyamid |
DE3565136D1 (en) * | 1984-12-21 | 1988-10-27 | Ciba Geigy Ag | Process for the photochemical stabilisation of synthetic fibrous materials containing polyamide fibres |
DE3563462D1 (en) * | 1985-05-09 | 1988-07-28 | Ciba Geigy Ag | Process for the photochemical stabilisation of undyed and dyed polyamide fibrous material and its mixtures |
US4655830A (en) * | 1985-06-21 | 1987-04-07 | Tomotsu Akashi | High density compacts |
US4775386A (en) * | 1986-05-05 | 1988-10-04 | Ciba-Geigy Corporation | Process for photochemical stabilization of undyed and dyed polyamide fibre material and blends thereof with other fibres: copper complex and light stabilizer treatment |
US4874391A (en) * | 1986-07-29 | 1989-10-17 | Ciba-Geigy Corporation | Process for photochemical stabilization of polyamide fiber material and mixtures thereof with other fibers: water-soluble copper complex dye and light-stabilizer |
-
1989
- 1989-09-20 DE DE89810714T patent/DE58905902D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-20 EP EP89810714A patent/EP0362139B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-20 ES ES89810714T patent/ES2059820T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-27 US US07/413,370 patent/US4990164A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-29 JP JP1252470A patent/JP2773919B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0362139A1 (de) | 1990-04-04 |
US4990164A (en) | 1991-02-05 |
EP0362139B1 (de) | 1993-10-13 |
DE58905902D1 (de) | 1993-11-18 |
JPH02118174A (ja) | 1990-05-02 |
ES2059820T3 (es) | 1994-11-16 |
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