JP2773270B2 - 光信号分配装置 - Google Patents
光信号分配装置Info
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- JP2773270B2 JP2773270B2 JP1193145A JP19314589A JP2773270B2 JP 2773270 B2 JP2773270 B2 JP 2773270B2 JP 1193145 A JP1193145 A JP 1193145A JP 19314589 A JP19314589 A JP 19314589A JP 2773270 B2 JP2773270 B2 JP 2773270B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は簡易な構成を有する光信号分配装置に関す
る。
る。
（従来の技術） 従来、放送局等で用いられるこの種の光信号分配装置
として、A.Oliphant他による論文“An Optical Routi
ng System for Tomorrow's Television Studio C
enters"SMPTE Journal,July 1987,pp.660−666が提案
されており、具体的構成例が第６図に示されている。
として、A.Oliphant他による論文“An Optical Routi
ng System for Tomorrow's Television Studio C
enters"SMPTE Journal,July 1987,pp.660−666が提案
されており、具体的構成例が第６図に示されている。
第６図において、入力端子21−１−1,21−１−2,…,2
1−１−k,…,21−ｎ−1,…,21−ｎ−ｋに入力信号が供
給され、時分割多重器22−1,…,22−ｎでそれぞれｋ多
重される。即ち、ｋ×ｎ個の入力端子に供給される入力
チャネル（ch）はｋ（ch）ずつ分けられ、図にように入
力端子21−１−１〜21−１−ｋが時分割多重器22−１
に、…，入力端子21−ｎ−１〜21−ｎ−ｋが時分割多重
器22−ｎにそれぞれ接続され、各時分割多重器22−１〜
22−ｎはｋ（ch）分の信号を多重化して（ｋ多重して）
出力する。
1−１−k,…,21−ｎ−1,…,21−ｎ−ｋに入力信号が供
給され、時分割多重器22−1,…,22−ｎでそれぞれｋ多
重される。即ち、ｋ×ｎ個の入力端子に供給される入力
チャネル（ch）はｋ（ch）ずつ分けられ、図にように入
力端子21−１−１〜21−１−ｋが時分割多重器22−１
に、…，入力端子21−ｎ−１〜21−ｎ−ｋが時分割多重
器22−ｎにそれぞれ接続され、各時分割多重器22−１〜
22−ｎはｋ（ch）分の信号を多重化して（ｋ多重して）
出力する。
電気光変換器23−1,…,23−ｎは、それぞれ対応する
時分割多重器からのｋ（ch）の信号を予め定めた波長λ
１〜λｎの光信号に変換する。例えば、電気光変換器23
−１は時分割多重器22−１からのｋ多重化された信号を
波長λ１の光信号に、同様に、電気光変換器23−ｎはｋ
多重化された時分割多重器22−ｎからの出力信号を波長
λｎの光信号に変換する。
時分割多重器からのｋ（ch）の信号を予め定めた波長λ
１〜λｎの光信号に変換する。例えば、電気光変換器23
−１は時分割多重器22−１からのｋ多重化された信号を
波長λ１の光信号に、同様に、電気光変換器23−ｎはｋ
多重化された時分割多重器22−ｎからの出力信号を波長
λｎの光信号に変換する。
スターカプラは、ｎ個の電気光変換器23−１〜23−ｎ
からの波長λ１〜λｎのｎ個の光信号を受け、これら信
号を波長多重してｎ個の波長分離器25−１〜25−ｎに分
配する。
からの波長λ１〜λｎのｎ個の光信号を受け、これら信
号を波長多重してｎ個の波長分離器25−１〜25−ｎに分
配する。
波長分離器25−１〜25−ｎはそれぞれ波長多重信号を
受け、この信号を波長λ１〜λｎの光信号に分離する。
受け、この信号を波長λ１〜λｎの光信号に分離する。
各波長分離器の出力側に接続された光電気変換器26−
１−１〜26−１−n,…,26−ｎ−１〜26−ｎ−ｎは、上
記のように分離された波長λ１〜λｎの光信号を電気信
号に変換して切換回路27−１〜27−ｎに出力する。
１−１〜26−１−n,…,26−ｎ−１〜26−ｎ−ｎは、上
記のように分離された波長λ１〜λｎの光信号を電気信
号に変換して切換回路27−１〜27−ｎに出力する。
切換回路27−1,…,27−ｎは制御信号発生回路29−1,
…,29−ｎから出力される制御信号によって入力されて
いる光電気変換器の出力をｎ×ｍの切り換え変換する。
…,29−ｎから出力される制御信号によって入力されて
いる光電気変換器の出力をｎ×ｍの切り換え変換する。
時分割分離器28−１−１〜28−１−m,…,28−ｎ−１
〜28−ｎ−ｍは、それぞれ切換回路27−１〜27−ｎを受
け、それぞれｋ個の中から１個を分離して出力端子30−
１−１〜30−１−m,…,30−ｎ−１〜30−ｎ−ｍに出力
する。
〜28−ｎ−ｍは、それぞれ切換回路27−１〜27−ｎを受
け、それぞれｋ個の中から１個を分離して出力端子30−
１−１〜30−１−m,…,30−ｎ−１〜30−ｎ−ｍに出力
する。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した従来の光信号分配装置は、光
電気変換器が多重された波長の数だけ必要であるだけで
なく、高速の切換が要求されるｎ×ｍの切換回路も必要
となり、構成が複雑になるという欠点がある。
電気変換器が多重された波長の数だけ必要であるだけで
なく、高速の切換が要求されるｎ×ｍの切換回路も必要
となり、構成が複雑になるという欠点がある。
（課題を解決するための手段） 前述の課題を解決するため本発明の光信号分配装置
は、少なくとも１つ以上の入力信号を時分割多重する複
数の時分割多重器と、前記時分割多重器からのそれぞれ
の多重信号をそれぞれ波長の異なる光信号に変換する複
数の電気光変換器と、前記電気光変換器がそれぞれ出力
する光信号を入力し波長多重信号として複数に分配する
スターカプラと、前記スターカプラの出力端にそれぞれ
接続され複数の光信号に分岐する複数の光分岐器と、前
記光分岐器によって分岐されたそれぞれの光信号を入力
し、予め定めた波長信号を選択出力する複数の可変波長
フィルタと、前記可変波長フィルタから出力された光信
号をそれぞれ電気信号に変換する複数の光電気変換器
と、前記光電気変換器から出力されたそれぞれの時分割
多重信号を分離して任意の信号を選択する複数の時分割
分離器とを有している。
は、少なくとも１つ以上の入力信号を時分割多重する複
数の時分割多重器と、前記時分割多重器からのそれぞれ
の多重信号をそれぞれ波長の異なる光信号に変換する複
数の電気光変換器と、前記電気光変換器がそれぞれ出力
する光信号を入力し波長多重信号として複数に分配する
スターカプラと、前記スターカプラの出力端にそれぞれ
接続され複数の光信号に分岐する複数の光分岐器と、前
記光分岐器によって分岐されたそれぞれの光信号を入力
し、予め定めた波長信号を選択出力する複数の可変波長
フィルタと、前記可変波長フィルタから出力された光信
号をそれぞれ電気信号に変換する複数の光電気変換器
と、前記光電気変換器から出力されたそれぞれの時分割
多重信号を分離して任意の信号を選択する複数の時分割
分離器とを有している。
また本発明の光信号分配装置は、少なくとも１つ以上
の入力信号を時分割多重する複数の時分割多重器と、前
記時分割多重器からのそれぞれの多重信号をそれぞれ波
長の異なる光信号に変換する複数の電気光変換器と、前
記電気光変換器がそれぞれ出力する光信号を入力し波長
多重信号として複数に分配するスターカプラと、前記ス
ターカプラの出力端にそれぞれ接続され複数の光信号に
分岐する複数の光分岐器と、前記光分岐器によって分岐
されたそれぞれの光信号を入力し、波長多重信号の中か
ら予め定めた波長信号を選択し、時分割駆動して時分割
多重信号の中から１信号を選択する複数の可変波長フィ
ルタと、前記可変波長フィルタから出力された光信号を
それぞれ電気信号に変換する複数の光電気変換器とを有
している。
の入力信号を時分割多重する複数の時分割多重器と、前
記時分割多重器からのそれぞれの多重信号をそれぞれ波
長の異なる光信号に変換する複数の電気光変換器と、前
記電気光変換器がそれぞれ出力する光信号を入力し波長
多重信号として複数に分配するスターカプラと、前記ス
ターカプラの出力端にそれぞれ接続され複数の光信号に
分岐する複数の光分岐器と、前記光分岐器によって分岐
されたそれぞれの光信号を入力し、波長多重信号の中か
ら予め定めた波長信号を選択し、時分割駆動して時分割
多重信号の中から１信号を選択する複数の可変波長フィ
ルタと、前記可変波長フィルタから出力された光信号を
それぞれ電気信号に変換する複数の光電気変換器とを有
している。
（作用） 例えば、放送局等で用いる光信号分配装置は、一般的
に入力信号数より出力信号数の方が少ない。したがっ
て、前述の従来の光信号分配装置は、構成が複雑であ
り、効率的な構成とは言えない。本発明では上述のよう
に波長多重信号の中ら任意の波長信号を選択する複数の
可変波長フィルタと、時分割分離器を設けている。ま
た、波長多重信号の中から任意の波長信号を選択し、時
分割駆動して時分割多重信号の中から１信号を選択する
複数の可変波長フィルタを設けている。その結果、従
来、入力信号数に対応した多重された波長の数だけ必要
だった光電気変換器を入力信号数より少ない出力端と同
数で構成でき、光電気変換器の数を低減できる。
に入力信号数より出力信号数の方が少ない。したがっ
て、前述の従来の光信号分配装置は、構成が複雑であ
り、効率的な構成とは言えない。本発明では上述のよう
に波長多重信号の中ら任意の波長信号を選択する複数の
可変波長フィルタと、時分割分離器を設けている。ま
た、波長多重信号の中から任意の波長信号を選択し、時
分割駆動して時分割多重信号の中から１信号を選択する
複数の可変波長フィルタを設けている。その結果、従
来、入力信号数に対応した多重された波長の数だけ必要
だった光電気変換器を入力信号数より少ない出力端と同
数で構成でき、光電気変換器の数を低減できる。
（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の光信号分配装置の一実施例を示すブ
ロック図である。以下、本実施例の構成および動作を説
明する。
ロック図である。以下、本実施例の構成および動作を説
明する。
第６図に示す従来の光信号分配装置と同様に入力端子
１−１−1,1−１−2,…,1−１−k,…,1−ｎ−1,…,1−
ｎ−ｋに供給された入力信号は、時分割多重器２−1,
…,2−ｎでそれぞれｋ多重され、電気光変換器３−1,
…,3−ｎでそれぞれ波長λ1,…，λｎの光信号に変換さ
れ、スターカプラ４に供給される。
１−１−1,1−１−2,…,1−１−k,…,1−ｎ−1,…,1−
ｎ−ｋに供給された入力信号は、時分割多重器２−1,
…,2−ｎでそれぞれｋ多重され、電気光変換器３−1,
…,3−ｎでそれぞれ波長λ1,…，λｎの光信号に変換さ
れ、スターカプラ４に供給される。
スターカプラ４は、ｎ個の光信号を波長多重してｎケ
所に分配する。即ち、ｎ個の波長多重信号は光分岐器５
−1,…,5−ｎにそれぞれ入力される。
所に分配する。即ち、ｎ個の波長多重信号は光分岐器５
−1,…,5−ｎにそれぞれ入力される。
光分岐器５−1,…,5−ｎは、それぞれ波長多重信号を
ｍ分岐して可変波長フィルタ６−１−1,6−１−2,…,6
−１−m,…,6−ｎ−1,…,6−ｎ−ｍにそれぞれ入力され
る。
ｍ分岐して可変波長フィルタ６−１−1,6−１−2,…,6
−１−m,…,6−ｎ−1,…,6−ｎ−ｍにそれぞれ入力され
る。
制御信号発生回路９−1,…,9−ｎから出力される制御
信号によって、可変波長フィルタ６−１−1,6−１−2,
…,6−１−m,…,6−ｎ−1,…,6−ｎ−ｍは第３図に示す
ように、波長λ1,…，λｎの中から１個の波長λｘを選
択して出力する。
信号によって、可変波長フィルタ６−１−1,6−１−2,
…,6−１−m,…,6−ｎ−1,…,6−ｎ−ｍは第３図に示す
ように、波長λ1,…，λｎの中から１個の波長λｘを選
択して出力する。
光電気変換器７−１−1,7−１−2,…,7−１−m,…,7
−ｎ−1,…,7−ｎ−ｍは、こうして選択された光信号を
それぞれ電気信号に変換して、それぞれ対応して設けら
れた時分割分離器８−１−1,8−１−2,…,8−１−m,…,
8−ｎ−1,…,8−ｎ−ｍに供給する。これら時分割分離
器は、制御信号発生回路９−1,…,9−ｎから供給される
制御信号によって入力信号をそれぞれ時分割分離処理
し、ｋ個の中から１個を選択出力する。こうして時分割
分離器８−１−1,8−１−2,….8−１−m,…,8−ｎ−1,
…,8−ｎ−m,によって選択された信号は出力端子10−１
−1,10−１−2,…,10−１−m,…,10−ｎ−1,…,10−ｎ
−ｍにそれぞれ供給される。
−ｎ−1,…,7−ｎ−ｍは、こうして選択された光信号を
それぞれ電気信号に変換して、それぞれ対応して設けら
れた時分割分離器８−１−1,8−１−2,…,8−１−m,…,
8−ｎ−1,…,8−ｎ−ｍに供給する。これら時分割分離
器は、制御信号発生回路９−1,…,9−ｎから供給される
制御信号によって入力信号をそれぞれ時分割分離処理
し、ｋ個の中から１個を選択出力する。こうして時分割
分離器８−１−1,8−１−2,….8−１−m,…,8−ｎ−1,
…,8−ｎ−m,によって選択された信号は出力端子10−１
−1,10−１−2,…,10−１−m,…,10−ｎ−1,…,10−ｎ
−ｍにそれぞれ供給される。
次に、本発明による光信号分配装置の他の実施例につ
いて第２図に示すブロック図を参照しながら説明する。
いて第２図に示すブロック図を参照しながら説明する。
本実施例の基本構成は第１図に示す実施例と同様であ
り、第１図と同一符号の構成ブロックは同一機能を有す
る。第１図に示す実施例と同様に入力端子１−１−1,1
−１−2,…,1−１−k,…,1−ｎ−1,…,1−ｎ−ｋに供給
された入力信号は、時分割多重器２−1,…,2−ｎでそれ
ぞれｋ多重され、電気光変換器３−1,…,3−ｎでそれぞ
れ波長λ1,…，λｎの光信号に変換された後、スターカ
プラ４に供給される。スターカプラ４は、ｎ個の光信号
を波長多重してｎケ所に分配する。こうしてｎ個の波長
多重信号は光分岐器５−1,…,5−ｎにそれぞれ入力され
る。
り、第１図と同一符号の構成ブロックは同一機能を有す
る。第１図に示す実施例と同様に入力端子１−１−1,1
−１−2,…,1−１−k,…,1−ｎ−1,…,1−ｎ−ｋに供給
された入力信号は、時分割多重器２−1,…,2−ｎでそれ
ぞれｋ多重され、電気光変換器３−1,…,3−ｎでそれぞ
れ波長λ1,…，λｎの光信号に変換された後、スターカ
プラ４に供給される。スターカプラ４は、ｎ個の光信号
を波長多重してｎケ所に分配する。こうしてｎ個の波長
多重信号は光分岐器５−1,…,5−ｎにそれぞれ入力され
る。
光分岐器５−1,…,5−ｎは、それぞれ波長多重信号を
ｍ分岐して、それぞれ可変波長フィルタ16−１−1,16−
１−2,…,16−１−m,…,16−ｎ−1,…,16−ｎ−ｍに入
力する。制御信号発生回路19−1,…,19−ｎから出力さ
れる制御信号によって、可変波長フィルタ16−１−1,16
−１−2,…,16−１−m,…,16−ｎ−1,…,16−ｎ−ｍ
は、第４図に示すように、それぞれタイムスロットT1,T
2,T3,…,Tkを有する波長λ1,…，λｎの中からタイムス
ロットTyの１個の波長λｘを選択し、時分割駆動して時
分割多重信号ｋ個の中から１個を選択する。こうして選
択された信号は、光電気変換器７−１−1,7−１−2,…,
7−１−m,…,7−ｎ−1,…,7−ｎ−ｍでそれぞれ電気信
号に変換され、出力端子10−１−1,10−１−2,…,10−
１−m,…,10−ｎ−1,…,10−ｎ−ｍにそれぞれ供給され
る。
ｍ分岐して、それぞれ可変波長フィルタ16−１−1,16−
１−2,…,16−１−m,…,16−ｎ−1,…,16−ｎ−ｍに入
力する。制御信号発生回路19−1,…,19−ｎから出力さ
れる制御信号によって、可変波長フィルタ16−１−1,16
−１−2,…,16−１−m,…,16−ｎ−1,…,16−ｎ−ｍ
は、第４図に示すように、それぞれタイムスロットT1,T
2,T3,…,Tkを有する波長λ1,…，λｎの中からタイムス
ロットTyの１個の波長λｘを選択し、時分割駆動して時
分割多重信号ｋ個の中から１個を選択する。こうして選
択された信号は、光電気変換器７−１−1,7−１−2,…,
7−１−m,…,7−ｎ−1,…,7−ｎ−ｍでそれぞれ電気信
号に変換され、出力端子10−１−1,10−１−2,…,10−
１−m,…,10−ｎ−1,…,10−ｎ−ｍにそれぞれ供給され
る。
上記構成を有する本発明について具体的数値例を用い
た動作を以下説明する。
た動作を以下説明する。
入力端子を32chとし（ｋ＝4,n＝８）、1ch当り150Mb/
sの信号を入力すると、時分割多重器２−１〜２−ｎで
は4chずつ多重して600Mb/sの信号にされ、電気光変換器
３−１〜３−ｎで異なる８つの波長の光信号に変換さ
れ、スターカプラ４に入力される。スターカプラ４で
は、これら光信号を波長多重し、光分岐器５−１〜５−
ｎの各々へ分配する。上記実施例の可変波長フィルタと
しては、沼居他による昭和63年電子情報通信学会秋期全
国大会Ｃ−161に記載の「位相シフト制御型DFB LDを用
いた可変波長フィルタ」と題する論文で述べられている
可変波長フィルタを使用することができる。この可変波
長フィルタは２つの活性領域の中央部に両領域間の回折
格子の位相シフト量を調整する位相制御領域を有し、素
子を閾値以下にバイアスするとフィルタとして動作させ
ることができ、10chの選択が可能で、高速切り換えも可
能である。第１図に示す本発明の第１の実施例の場合
は、可変波長フィルタで８個の波長信号の中から１個の
波長を選択し、光電気変換器で600Mb/sの光信号を電気
信号に変換する。最後に、時分割分離器で600Mb/sの電
気信号を150Mb/s 4chに分離し、そのうち1chを選択す
る。一方、本発明の第２の実施例の場合は、可変波長フ
ィルタで８個の波長信号の中から１個の波長を選択し、
時分割駆動して時分割多重信号４個の中から１個を選択
する。光電気変換器で150Mb/sの光信号を電気信号に変
換する。
sの信号を入力すると、時分割多重器２−１〜２−ｎで
は4chずつ多重して600Mb/sの信号にされ、電気光変換器
３−１〜３−ｎで異なる８つの波長の光信号に変換さ
れ、スターカプラ４に入力される。スターカプラ４で
は、これら光信号を波長多重し、光分岐器５−１〜５−
ｎの各々へ分配する。上記実施例の可変波長フィルタと
しては、沼居他による昭和63年電子情報通信学会秋期全
国大会Ｃ−161に記載の「位相シフト制御型DFB LDを用
いた可変波長フィルタ」と題する論文で述べられている
可変波長フィルタを使用することができる。この可変波
長フィルタは２つの活性領域の中央部に両領域間の回折
格子の位相シフト量を調整する位相制御領域を有し、素
子を閾値以下にバイアスするとフィルタとして動作させ
ることができ、10chの選択が可能で、高速切り換えも可
能である。第１図に示す本発明の第１の実施例の場合
は、可変波長フィルタで８個の波長信号の中から１個の
波長を選択し、光電気変換器で600Mb/sの光信号を電気
信号に変換する。最後に、時分割分離器で600Mb/sの電
気信号を150Mb/s 4chに分離し、そのうち1chを選択す
る。一方、本発明の第２の実施例の場合は、可変波長フ
ィルタで８個の波長信号の中から１個の波長を選択し、
時分割駆動して時分割多重信号４個の中から１個を選択
する。光電気変換器で150Mb/sの光信号を電気信号に変
換する。
また、制御信号発生回路９−１〜９−n,19−１〜19−
ｎは第５図のように構成することができる。波長λ１〜
λｎの中から必要な波長を１個選ぶという制御情報50を
入力して、パラメータ変換器51で必要な波長に相当する
電流値にパラメータ変換し、電流可変電源52で可変波長
フィルタの位相制御領域に注入する電流を出力する。ま
た、制御情報を入力して、クロック発生器53で時分割多
重信号を分離するためのクロックを発生する。
ｎは第５図のように構成することができる。波長λ１〜
λｎの中から必要な波長を１個選ぶという制御情報50を
入力して、パラメータ変換器51で必要な波長に相当する
電流値にパラメータ変換し、電流可変電源52で可変波長
フィルタの位相制御領域に注入する電流を出力する。ま
た、制御情報を入力して、クロック発生器53で時分割多
重信号を分離するためのクロックを発生する。
（発明の効果） 以上説明したように本発明においては、光分岐器と、
複数の制御信号発生回路から出力されたそれぞれの制御
信号によって波長多重信号の中から任意の波長信号を選
択する複数の可変波長フィルタと、時分割分離器を設け
ており、また、光分岐器と、複数の制御信号発生回路か
ら出力されたそれぞれの制御信号によって波長多重信号
の中から任意の波長信号を選択し、時分割駆動して時分
割多重信号の中から１信号を選択する複数の可変波長フ
ィルタを設けている。その結果、従来入力信号数に対応
した多重された波長の数だけ必要だった光電気変換器を
入力信号数より少ない出力端と同数で構成することがで
きる。これは放送局等では一般的に入力数より出力数の
方が少ないので、光電気変換器の数を低減できることを
意味する。また、高速切換が要求され、実現が困難であ
るｎ×ｍの切換回路を使わずに構成することができる効
果がある。
複数の制御信号発生回路から出力されたそれぞれの制御
信号によって波長多重信号の中から任意の波長信号を選
択する複数の可変波長フィルタと、時分割分離器を設け
ており、また、光分岐器と、複数の制御信号発生回路か
ら出力されたそれぞれの制御信号によって波長多重信号
の中から任意の波長信号を選択し、時分割駆動して時分
割多重信号の中から１信号を選択する複数の可変波長フ
ィルタを設けている。その結果、従来入力信号数に対応
した多重された波長の数だけ必要だった光電気変換器を
入力信号数より少ない出力端と同数で構成することがで
きる。これは放送局等では一般的に入力数より出力数の
方が少ないので、光電気変換器の数を低減できることを
意味する。また、高速切換が要求され、実現が困難であ
るｎ×ｍの切換回路を使わずに構成することができる効
果がある。
第１図は本発明の光信号分配装置の一実施例を示すブロ
ック図、第２図は本発明の光信号分配装置の他の実施例
を示すブロック図、第３図は第１図における可変波長フ
ィルタの動作を示す図、第４図は第２図における可変波
長フィルタの動作を示す図、第５図は制御信号発生回路
の具体的構成を示す図、第６図は従来の光信号分配装置
の例を示す構成図である。 １−１−1,1−１−2,…,1−１−k,…,1−ｎ−1,…,1−
ｎ−ｋ……入力端子、２−1,…,2−ｎ……時分割多重
器、３−1,…,3−ｎ……電気光変換器、４……スターカ
プラ、５−1,…,5−ｎ……光分岐器、６−１−1,6−１
−2,…,6−１−m,…,6−ｎ−1,…,6−ｎ−m,16−１−1,
16−１−2,…,16−１−m,…,16−ｎ−1,…,16−ｎ−ｍ
……可変波長フィルタ、７−１−1,7−１−2,…,7−１
−m,…,7−ｎ−1,…,7−ｎ−m,17−１−1,17−１−2,
…,17−１−m,…,17−ｎ−1,…,17−ｎ−ｍ……光電気
変換器、８−１−1,8−１−2,…,8−１−m,…,8−ｎ−
1,…,8−ｎ−ｍ……時分割分離回路、９−1,…,9−n,19
−1,…,19−ｎ……制御信号発生回路、10−１−1,10−
１−2,…,10−１−m,…,10−ｎ−1,…,10−ｎ−ｍ……
出力端子、50……制御情報、51……パラメータ変換器、
52……電流可変電源、53……クロック発生器。
ック図、第２図は本発明の光信号分配装置の他の実施例
を示すブロック図、第３図は第１図における可変波長フ
ィルタの動作を示す図、第４図は第２図における可変波
長フィルタの動作を示す図、第５図は制御信号発生回路
の具体的構成を示す図、第６図は従来の光信号分配装置
の例を示す構成図である。 １−１−1,1−１−2,…,1−１−k,…,1−ｎ−1,…,1−
ｎ−ｋ……入力端子、２−1,…,2−ｎ……時分割多重
器、３−1,…,3−ｎ……電気光変換器、４……スターカ
プラ、５−1,…,5−ｎ……光分岐器、６−１−1,6−１
−2,…,6−１−m,…,6−ｎ−1,…,6−ｎ−m,16−１−1,
16−１−2,…,16−１−m,…,16−ｎ−1,…,16−ｎ−ｍ
……可変波長フィルタ、７−１−1,7−１−2,…,7−１
−m,…,7−ｎ−1,…,7−ｎ−m,17−１−1,17−１−2,
…,17−１−m,…,17−ｎ−1,…,17−ｎ−ｍ……光電気
変換器、８−１−1,8−１−2,…,8−１−m,…,8−ｎ−
1,…,8−ｎ−ｍ……時分割分離回路、９−1,…,9−n,19
−1,…,19−ｎ……制御信号発生回路、10−１−1,10−
１−2,…,10−１−m,…,10−ｎ−1,…,10−ｎ−ｍ……
出力端子、50……制御情報、51……パラメータ変換器、
52……電流可変電源、53……クロック発生器。
Claims (2)
- 【請求項１】少なくとも１つ以上の入力信号を時分割多
重する複数の時分割多重器と、前記時分割多重器からの
それぞれの多重信号をそれぞれ波長の異なる光信号に変
換する複数の電気光変換器と、前記電気光変換器がそれ
ぞれ出力する光信号を入力し波長多重信号として複数に
分配するスターカプラと、前記スターカプラの出力端に
それぞれ接続され複数の光信号に分岐する複数の光分岐
器と、前記光分岐器によって分岐されたそれぞれの光信
号を入力し、予め定めた波長信号を選択出力する複数の
可変波長フィルタと、前記可変波長フィルタから出力さ
れた光信号をそれぞれ電気信号に変換する複数の光電気
変換器と、前記光電気変換器から出力されたそれぞれの
時分割多重信号を分離して任意の信号を選択する複数の
時分割分離器とを有することを特徴とする光信号分配装
置。 - 【請求項２】少なくとも１つ以上の入力信号を時分割多
重する複数の時分割多重器と、前記時分割多重器からの
それぞれの多重信号をそれぞれ波長の異なる光信号に変
換する複数の電気光変換器と、前記電気光変換器がそれ
ぞれ出力する光信号を入力し波長多重信号として複数に
分配するスターカプラと、前記スターカプラの出力端に
それぞれ接続され複数の光信号に分岐する複数の光分岐
器と、前記光分岐器によって分岐されたそれぞれの光信
号を入力し、波長多重信号の中から予め定めた波長信号
を選択し、時分割駆動して時分割多重信号の中から１信
号を選択する複数の可変波長フィルタと、前記可変波長
フィルタから出力された光信号をそれぞれ電気信号に変
換する複数の光電気変換器とを有することを特徴とする
光信号分配装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1193145A JP2773270B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 光信号分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1193145A JP2773270B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 光信号分配装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0357333A JPH0357333A (ja) | 1991-03-12 |
| JP2773270B2 true JP2773270B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=16303034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1193145A Expired - Fee Related JP2773270B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 光信号分配装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2773270B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4677195B2 (ja) | 2004-03-22 | 2011-04-27 | 富士通株式会社 | 光ネットワークシステム及び光合分波装置 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP1193145A patent/JP2773270B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0357333A (ja) | 1991-03-12 |
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