JP2772731B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2772731B2
JP2772731B2 JP4004876A JP487692A JP2772731B2 JP 2772731 B2 JP2772731 B2 JP 2772731B2 JP 4004876 A JP4004876 A JP 4004876A JP 487692 A JP487692 A JP 487692A JP 2772731 B2 JP2772731 B2 JP 2772731B2
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cooling
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敏行 白水
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷蔵庫に関し、特
に、飲料水を冷凍庫内において、所定の温度に冷却する
までの時間または所定時間経過後の温度を報知可能とす
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷凍冷蔵庫は、冷凍食品の普及、
食品添加物の規制による要冷蔵食品の増加、食生活の多
様化、まとめ買いなどにより、多種多様の冷蔵庫が要求
されるようになった。
【0003】以下、従来のフリーザ式冷却方式の2ドア
冷凍冷蔵庫の概要について、図面に基づいて説明する。
【0004】従来の冷凍冷蔵庫50は、図23ないし図
25を参照して、放熱器1、冷却器2、圧縮機3、キャ
ピラリチューブ8から構成されている。冷凍装置内にお
いては、図23中に矢印Aで示す方向に、熱運搬媒体と
しての冷媒が循環している。
【0005】圧縮器3から送り出された高温高圧冷媒ガ
スは、放熱器1により高温高圧冷媒ガスの熱を放熱し、
高圧液冷媒に凝縮される。
【0006】放熱器1を出た高圧液冷媒は、直径0.6
〜0.8(mm)の毛細管からなるキャピラリチューブ
8により蒸発しやすい圧力まで減圧される。この減圧さ
れた液冷媒は、冷却器2により液冷媒の蒸発潜熱によっ
て庫内を冷却し低温低圧の冷媒ガスとなる。
【0007】この低温低圧の冷媒ガスは、圧縮機3によ
り凝縮圧力まで圧縮され、高温高圧冷媒ガスとなり放熱
器1に送り出され、上記冷凍サイクルを繰り返す。
【0008】また、放熱器1の一部において、高温を利
用して霜解け水を蒸発処理する排水蒸発板4が設けられ
ている。さらにまた、放熱器1の一部において、冷蔵庫
全面の外側フランジ部5を加熱し、高湿時にここに結露
が生じるのを防止する外箱露付き防止パイプ6が設けら
れている。冷凍冷蔵庫の中の水分・ごみは、ドライヤ7
により除去されている。
【0009】上記冷凍冷蔵庫の温度制御は、冷却器2を
冷凍室9から独立した冷却器室10に設置し、冷却器2
で冷却された冷気(図24中に矢印Bで指示)をファン
11で強制的に冷凍室・冷蔵室に送り各室を冷却する。
【0010】各部屋の温度制御は、図24および図25
を参照して、冷凍室9は、冷凍室内の冷却状態を検知す
るサーミスタなどからなる冷凍室内冷却状態検知手段1
2から得られる情報を自動温度制御手段13に入力し、
この自動温度制御手段13が圧縮器3およびファン11
の運転・停止を制御し、冷凍室内温度を適温に制御す
る。
【0011】一方、冷蔵室15は、冷蔵室内の冷却状態
を検知するサーミスタなどからなる冷蔵室冷却状態検知
手段14から得られる情報を自動温度制御手段13に入
力し、この自動温度制御手段13から冷蔵室15への冷
気送風路16を自動ダンパ17により開閉し、冷気の量
を制御して、冷蔵室温度を適温に制御する。
【0012】また、季節などにより庫外温度が変化し、
これにより庫外温度と冷凍室内冷却状態検知手段12お
よび冷蔵室内冷却状態検知手段13との相関が変化す
る。これを補正するために、庫外温度を検知するサーミ
スタなどからなる庫外温度検知手段18を設けている。
【0013】上記機能を備えた従来の冷凍冷蔵庫によれ
ば、季節に応じて温度調節をすることなく、年中適温に
庫内温度を制御することが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷凍冷蔵庫では次のような問題点がある。
【0015】上記従来の冷凍冷蔵庫において、飲料水を
所定の温度に冷却する場合の方法として、飲料水を冷蔵
庫内に常に数本投入しておく方法、あるいは冷凍室内に
一定時間投入しておく方法の二種の方法が考えられる。
【0016】前者の方法では、飲料水を所定の温度にま
で冷却するには相当時間を必要とし、後者の方法では、
飲料水を所定の温度にまで冷却するには短時間で済む。
しかし、この冷却に要する時間は、従来ユーザの勘と経
験に頼っていたものであり、適切な冷却時間が設定され
ないために、冷却不足や冷却過剰が生じたり、さらには
凍結してしまったりしていた。
【0017】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、飲料水を庫内において冷却する場合、
飲料水が所定の温度に冷却するための適切な時間、また
は、飲料水の所定時間経過後の温度を導き出すととも
に、ユーザに該情報を報知することを可能とする冷蔵庫
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明に基づいた冷蔵庫は、冷却対
象物の初期温度を検知する初期温度検知手段と、冷蔵庫
の庫内の冷却状態を検知する庫内冷却状態検知手段とを
有している。
【0019】また、この初期温度検知手段から得られる
情報と、庫内冷却状態検知手段とから得られる情報に基
づいて、冷却対象物が所定温度に達するまでの冷却速度
を演算する冷却速度演算手段を有している。
【0020】さらに、この冷却速度演算手段の演算値に
基づいて算出される冷却対象物が所定温度に達するまで
の時間、または、所定時間経過後の温度を報知する報知
手段を有している。
【0021】次に、請求項2に記載の発明に基づいた冷
蔵庫は、前記請求項1に記載の冷却速度演算手段におい
て、ファジィ理論に基づいたファジィ手段を用いてい
る。
【0022】次に、請求項3に記載の発明に基づいた冷
蔵庫は、冷蔵庫の庫外周囲の温度を検知する庫外温度検
知手段と、冷蔵庫の庫内の冷却状態を検知する庫内冷却
状態検知手段とを有している。
【0023】また、この庫外温度検知手段から得られる
情報と、庫内冷却状態検知手段とから得られる情報に基
づいて、庫外温度に保たれた冷却対象物が所定温度に達
するまでの冷却速度を演算する冷却速度演算手段を有し
ている。
【0024】さらにまた、冷却速度演算手段の演算値に
基づいて算出される冷却対象物が所定温度に達するまで
の時間、または、所定時間経過後の温度を報知する報知
手段を有している。
【0025】次に、請求項4に記載の発明に基づいた冷
蔵庫は、冷却対象物の初期温度を検知する初期温度検知
手段と、冷却対象物の所定時間経過後の温度を検知する
経過温度検知手段とを有している。
【0026】また、初期温度検出手段から得られる情報
と、経過温度検知手段とから得られる情報に基づいて、
冷却対象物が所定温度に達するまでの冷却速度を演算す
る冷却速度演算手段を有している。
【0027】さらにまた、この冷却速度演算手段の演算
値に基づいて算出される冷却対象物が所定温度に達する
までの時間または所定時間経過後の温度を報知する報知
手段を有している。
【0028】次に、請求項5に記載の発明に基づいた冷
蔵庫は、前記請求項4に記載の冷蔵庫において、冷却対
象物を下面側より直接支え、冷却対象物の温度を検知す
る対象物温度検知手段が備えられている。
【0029】さらに、この対象物温度検知手段から得ら
れる情報は、初期温度検知手段および経過温度検知手段
を介して冷却速度演算手段に入力されている。
【0030】次に、請求項6に記載の発明によれば、前
記請求項5に記載の発明における冷却速度演算手段にサ
ーミスタが用いられている。
【0031】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、初期温度検知
手段から得られる情報と、庫内冷却状態検知手段から得
られる情報とを比較し冷却対象物が所定温度に達するま
での冷却速度を演算する冷却速度演算手段と、この冷却
速度演算手段により算出される情報を報知する報知手段
とを有することにより、ユーザに対し、庫内に投入した
冷却対象物が所定温度に達するまでの時間、または、所
定時間経過後の温度を報知する。また、冷却対象物が所
定温度に達するまでの時間が経過の後に、再び報知す
る。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明における冷却速度演算手段にファジィ理論
に基づいたファジィ手段を用いることにより、冷却対象
物が所定の温度に冷却するまでの時間、または、所定時
間経過後の温度をより正確に算出する。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、庫外温度
検知手段から得られる情報と、庫内冷却状態検知手段か
ら得られる情報とに基づいて、庫外温度に保たれた冷却
対象物が所定温度に達するまでの冷却速度を演算する冷
却速度演算手段と、この冷却速度演算手段から得られる
情報を報知する報知手段とを有することにより、ユーザ
に対し、庫内に導入した冷却対象物が所定の温度に冷却
するまでの時間、または、所定時間経過後の温度を報知
する。また、冷却対象物が初期温度に達するまでの時間
が経過の後に、再び報知する。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、初期温度
検知手段から得られる情報と、経過温度検知手段とから
得られる情報に基づいて冷却対象物が所定温度に達する
までの冷却速度を演算する冷却速度演算手段とこの冷却
速度演算手段に基づいて算出される情報を報知する報知
手段とを有することにより、ユーザに対し、庫内に投入
した冷却対象物が所定の温度に冷却するまでの時間、ま
たは、所定時間経過後の温度を報知する。また、冷却対
象物が所定温度に達するまでの時間が経過の後に、再び
報知する。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明において、冷却対象物の温度を検知する対
象物温度検知手段を設けることにより、冷却対象物の温
度変化をより正確に検知し冷却速度を演算する。
【0036】次に、請求項6に記載の発明によれば、請
求項5に記載の発明において、対象物温度検知手段にサ
ーミスタを用いることにより、冷却対象物の温度変化を
より正確に検知し冷却速度を演算する。
【0037】
【実施例】以下、この発明に基づいた第1の実施例につ
いて図1ないし図3を参照して説明する。
【0038】この実施例における冷凍冷蔵庫30は、放
熱器1、冷却器2、圧縮機3、キャピラリチューブ8か
ら構成されている。冷凍装置内においは、図1中に矢印
Aで示す方向に熱運搬媒体としての冷媒が循環してい
る。
【0039】圧縮機3から送り出された高温高圧冷媒ガ
スは、放熱器1により高温高圧冷媒ガスの熱を放熱し高
圧液冷媒に凝縮される。
【0040】放熱器1を出た高圧液冷媒は、直径0.6
〜0.8(mm)の毛細管からなるキャピラリチューブ
8により蒸発しやすい圧力まで減圧される。この減圧さ
れた液冷媒は、冷却器2により液冷媒の蒸発潜熱によっ
て庫内を冷却し、低温低圧の冷媒ガスとなる。
【0041】低温低圧の冷媒ガスは、圧縮機3により凝
縮圧力まで圧縮され、高温高圧冷媒ガスとなり、放熱器
1に送り出され上記冷凍サイクルを繰り返す。また、放
熱器1の一部において、高温を利用して霜解け水を蒸発
処理する排水蒸発板4が設けられている。さらにまた、
放熱器1の一部において、冷蔵庫前面の外側フランジ部
5を加熱し、高湿時にここに結露が生じるのを防止する
外箱露付防止パイプ6が設けられている。冷凍装置中の
水分、ごみは、ドライヤ7により除去されている。
【0042】上記冷凍冷蔵庫の温度制御は、冷却器2を
冷凍室9から独立した冷却器室10に設置し、冷却器2
で冷却された冷気(図2中に矢印Bで指示)をファン1
1で強制的に冷凍室・冷蔵室に送り各室を冷却する。
【0043】各室の温度は、図2および図3を参照し
て、冷凍室9は冷凍室温度を検知するサーミスタなどか
らなる冷凍室内冷却状態検知手段12から得られる情報
を自動温度制御手段13に入力し、この自動温度制御手
段13が、圧縮器3およびファン11の運転・停止を制
御し、冷凍室温度を適温に制御する。
【0044】一方、冷蔵室15は、冷蔵室温度を検知す
るサーミスタなどからなる冷蔵室内冷却状態検知手段1
4から得られる情報を自動温度制御手段13に入力し、
この自動温度制御手段13が冷蔵室15へ冷気送風路1
6を自動ダンパ17により開閉し、冷気の量を制御して
冷蔵室温度を適温に制御する。
【0045】また、季節などにより庫外温度が変化し、
それにより庫外温度と冷凍室温度検知手段12との相関
が変化する。これを補正するために、庫外温度を検知す
るサーミスタなどからなる庫外温度検知手段18を設け
ている。
【0046】冷却速度演算手段20においては、庫外温
度検知手段18より得られる情報と、冷凍室内冷却状態
検知手段12から得られる情報とに基づいて、庫外温度
に保たれた冷却対象物が所定温度に達するまでの冷却速
度が演算される。
【0047】次に、この冷却速度演算手段20によって
算出された演算値に基づいて、上記冷却対象物が所定温
度に達するまでの時間、または、所定時間経過後の温度
が割出される。
【0048】次に、この演算結果は、報知手段19によ
りユーザに報知される。この実施例においては、まずユ
ーザが庫外温度に保たれた冷却対象物である飲料水を冷
凍室に投入する。次に、冷凍庫ドア前面に設けられた報
知スイッチ21を押すことにより、冷却速度演算手段2
0において、庫外温度と同じ飲料水が所定の温度に冷却
されるまでの時間、または、所定時間経過後の温度を算
出する。演算により算出された冷却時間は、報知ブザー
22により報知される。一方、所定時間経過後の温度
は、デジタル表示(図示せず)などによりユーザに報知
される。
【0049】たとえば、演算により求められた時間を報
知する場合、冷却時間が50分であれば、まず報知ブザ
ー22により、ピッ.ピッ.ピッ.ピッ.ピッと5回ブ
ザー音を発信する。次に、この50分が経過した後、ピ
ーッとブザーの連続音を発信し、冷却時間終了を報知す
る。
【0050】以上により、ユーザが飲料水を冷凍室にて
冷却する場合、飲料水が所定の温度に冷却するまでの時
間や、飲料水の所定時間経過後の温度を知ることが可能
となる。
【0051】上記実施例において飲料水の冷却を冷凍室
にて行なっているが、これに限られることなく冷蔵室に
おいて冷却しても同様の作用効果を得られることは言う
までもない。
【0052】次に、この発明に基づいた第2の実施例に
ついて図面を用いて説明する。この発明は、第1の実施
例における冷却速度演算手段20にファジィ理論に基づ
いたファジィ手段を用いている。
【0053】以下、表1および図4ないし図11を参照
して説明する。この実施例においては、 (1) ファジィルールの作成 (2) メンバーシップ関数での表記 (3) ファジィ推論を行なう (4) 報知量を決定する。 という手順により演算を行なう。
【0054】以下、上記手順(1)〜(4)の順に詳細
に説明する。 (1) ファジィルールの作成 ファジィルールは通常、「もしAがBであり、かつCが
Dならば、Eを出力する。」と表記される。
【0055】ここに、入力条件A・Cをファジィ変数、
BをAの演算結果、DをCの演算結果と呼ぶ。
【0056】この実施例においては、入力条件Aを、庫
外温度検知手段より得られる庫外温度、入力条件Cを庫
内冷却状態検知手段より得られる冷凍室温度、報知量E
を冷却時間とする。
【0057】ここで、上記ルール数は、多いほどきめ細
かく推論できるが、処理が複雑になり、逆にルール数が
少ない方が処理が簡単であるが推論がおおざっぱになり
事実と合致しにくくなる。よって、この実施例において
は、表1に示すように、9通りの推論ルールを設けてい
る。ここで、この9通りの推論ルールは、発明者が実験
データやモニタの結果に基づいて定めたものである。
【0058】
【表1】
【0059】(2) メンバーシップ関数による表記 次に、上記推論ルールをメンバーシップ関数にて表記す
る。
【0060】図4は、庫外温度が「低い」・「中くら
い」・「高い」のそれぞれの場合のメンバーシップ関数
であり、図5は、冷凍室温度が「低い」・「中くらい」
・「高い」のそれぞれの場合のメンバーシップ関数であ
り、図6は、報知する冷却時間が「大変短く」・「短
く」・「やや短く」・「普通」・「やや長く」・「長
く」のそれぞれの場合のメンバーシップ関数である。こ
こに、図4ないし図6の各メンバーシップ関数の形状
は、先のルールの場合と同様発明者の実験データやモニ
タの結果に基づいて定められたものである。
【0061】(3) ファジィ推論 次に、ルールの各パラメータに関して、実際に検知手段
から入力情報を得る。
【0062】各検知手段からの入力情報は、たとえば庫
外温度31℃、冷凍室温度−3℃のようにクリスプな値
であるため一旦ファジィ情報に変換する。
【0063】この実施例においては、庫外温度31℃
は、図4に示すメンバーシップ関数により、「中くら
い」と「高い」に属し、冷凍室温度−3℃は、図5に示
すメンバーシップ関数より「低い」と「中くらい」に属
する。
【0064】以下、庫外温度31℃、冷凍室温度−3℃
を例に説明する。表1を参照して、庫外温度31℃、冷
凍室温度−3℃は、ルールNo.4・5・7・8に属し
推論することができる。
【0065】前記ルールをメンバーシップ関数にて表わ
すと、それぞれルールNo.4は図7、ルールNo.5
は図8、ルールNo.7は図9、ルールNo.8は図1
0のように表記することができる。次に、図7ないし図
8より得られた冷却時間のメンバーシップ関数を重ね合
わせ図11を得る。
【0066】(4) 報知量を決定する。 上記のようにして得られた図11の冷却時間の報知量の
図形は、ファジィ集合であるため、報知手段によって報
知可能なクリスプな1つの値にする。これは、図11に
表記された図形の重心を求めることにより可能となり、
この例においては、「50分」という出力値を得る。
【0067】以上のように、冷却速度演算手段20にフ
ァジィ理論に基づいたファジィ手段を用いることによ
り、より正確な冷却時間を報知することが可能となる。
【0068】なお、上記においては冷却対象物が所定温
度に達するまでの時間を推論したが、同様の推論により
冷却対象物の所定時間経過後の温度を推論することも可
能であることは言うまでもない。
【0069】次に、この発明に基づいた第3の実施例に
ついて、以下説明する。この実施例における冷凍冷蔵庫
40は、図12を参照して、上部より冷凍室9、冷蔵室
15を有し、さらにその下部に野菜室などを有する大型
の冷凍冷蔵庫である。
【0070】この冷凍冷蔵庫40の冷凍サイクルは、上
記第1の実施例における冷凍冷蔵庫30と同じである。
よって、ここでの説明は省略する。
【0071】次に、この冷凍冷蔵庫40の冷凍室9に
は、図13を参照して、冷却対象物である飲料水42を
下面側より保持しかつ冷却するためのアルミプレート4
1が設けられている。このアルミプレート41の下面側
には、断熱剤43が設けられ、この断熱剤43の飲料水
42との接触面には、飲料水42の温度を検知するため
のサーミスタなどからなる対象物温度検知手段44が設
けられている。
【0072】上記構成よりなる冷凍室9において、飲料
水42を冷却する場合、まずユーザは、冷凍室9のドア
7を開け、飲料水42をアルミプレート41上に載せ
る。
【0073】次に、ユーザは推論スイッチ(図示せず)
を押し、冷凍室ドア7を閉める。次に、対象物温度検知
手段44により飲料水42の初期温度T1を検知する。
【0074】次に、所定時間経過後再び対象物温度検知
手段47により飲料水42の経過温度T2を検知する。
【0075】上記、飲料水42の初期温度T1および経
過温度T2の情報は、それぞれ初期温度検知手段45お
よび経過温度検知手段46を介して冷却速度演算手段2
0に入力される。
【0076】次に、この冷却速度演算手段20におい
て、上記初期温度T1および経過温度T2の値に基づき
冷却対象物が所定温度に達するまでの時間または所定時
間経過後の温度が演算される。この演算された時間また
は温度は、報知手段19によりユーザに対し報知され
る。
【0077】たとえば演算により求められた時間を報知
する場合、冷却時間が50分であれば、まず報知ブザー
22により、ピッ.ピッ.ピッ.ピッ.ピッと5回ブザ
ー音を発信する。次に、50分が経過した後、ピーッと
ブザーの連続音を発信し、冷却時間終了を報知する。
【0078】一方、所定時間経過後の温度は、デジタル
表示(図示せず)などによりユーザに報知される。
【0079】以上により、ユーザが飲料水を冷凍室にて
冷却する場合、飲料水が所定の温度に冷却するまでの時
間や、飲料水の所定時間経過後の温度を知ることが可能
となる。
【0080】上記実施例において飲料水の冷却を冷凍室
にて行なっているが、これに限られることなく冷蔵室に
おいて冷却しても同様の作用効果を得られることは言う
までもない。
【0081】次に、この発明に基づいた第4の実施例に
ついて以下説明する。この発明は、上記第3の実施例の
発明における冷却速度演算手段20にファジィ理論に基
づいたファジィ手段を用いたものである。
【0082】以下、表2および図15ないし図22を参
照して説明する。この実施例においては、 (1) ファジィルールの作成 (2) メンバーシップ関数での表記 (3) ファジィ推論を行なう (4) 報知量を決定する。 という手順により演算を行なう。
【0083】以下、上記手順(1)〜(4)の順に詳細
に説明する。 (1) ファジィルールの作成 ファジィルールは通常、「もしAがBであり、かつCが
Dならば、Eを出力する。」と表記される。
【0084】ここに、入力条件A・Cをファジィ変数、
BをAの演算結果、DをCの演算結果と呼ぶ。
【0085】この実施例においては、入力条件Aを、飲
み頃温度との偏差、入力条件Cを冷却対象物の初期温度
T1と経過温度T2の変化分、報知量Eを冷却時間とす
る。
【0086】なお、上記「飲み頃温度との偏差」とは、
予め設定された飲み頃温度T3(たとえば7℃)と冷却
対象物の初期温度T1との差を度数(1℃=1deg)
で表わしたものである。
【0087】ここで、上記ルール数は、多いほどきめ細
かく推論できるが、処理が複雑になり、逆にルール数が
少ない方が処理が簡単であるが推論がおおざっぱになり
事実と合致しにくくなる。よって、この実施例において
は表2に示すように、9通りの推論ルールを設けてい
る。ここで、この9通りの推論ルールは発明者が実験デ
ータやモニタの結果に基づいて定めたものである。
【0088】
【表2】
【0089】(2) メンバーシップ関数による表記 次に、上記推論ルールをメンバーシップ関数にて表記す
る。図15は、飲み頃温度との偏差が「小さい」・「中
くらい」・「大きい」のそれぞれの場合のメンバーシッ
プ関数であり、図16は、温度変化分が「大きい」・
「中くらい」・「小さい」のそれぞれの場合のメンバー
シップ関数であり、図17は、報知する冷却時間が「大
変短く」・「短く」・「やや短く」・「普通」・「やや
長く」・「長く」のそれぞれの場合のメンバーシップ関
数である。ここに図15ないし図17の各メンバーシッ
プ関数の形状は、先のルールの場合と同様発明者の実験
データやモニタの結果に基づいて定められたものであ
る。
【0090】(3) ファジィ推論 次に、ルールの各パラメータに関して、実際に各検知手
段から入力情報を得る。検知手段からの入力情報はたと
えば飲み頃温度との偏差24(deg)、温度変化分−
0.50(deg/分)のようにクリスプな値であるた
め一旦ファジィ情報に変換する。
【0091】この実施例においては、飲み頃温度との偏
差24(deg)は、図15に示すメンバーシップ関数
により、「中くらい」と「大きい」に属し、温度変化分
−0.50(deg/分)は図16に示すメンバーシッ
プ関数より「大きい」と「中くらい」に属する。
【0092】以下、飲み頃温度との偏差24(de
g)、温度変化分−0.50(deg/分)を例に説明
する。
【0093】表2を参照して、飲み頃温度との偏差24
(deg)、温度変化分−0.50(deg/分)は、
ルールNo.4・5・7・8に属し推論することができ
る。
【0094】前記ルールをメンバーシップ関数にて表わ
すと、それぞれルールNo.4は図18、ルールNo.
5は図19、ルールNo.7は図20、ルールNo.8
は図21のように表記することができる。次に、図18
ないし図21より得られた冷却時間のメンバーシップ関
数を重ね合わせ図22を得る。
【0095】(4) 報知量を決定する。 上記のようにして得られた図22の冷却時間の報知量の
図形は、ファジィ集合であるため、報知手段によって報
知可能なクリスプな1つの値にする。これは、図22に
表記された図形の重心を求めることにより可能となり、
この例においては、「50分」という出力値を得る。
【0096】以上のように冷却速度演算手段にファジィ
理論に基づいたファジィ手段を用いることにより、より
正確な冷却時間を報知することが可能となる。
【0097】上記実施例においては冷却時間の演算を行
なう推論を行なったが、同様の推論方法により、所定時
間経過後の温度をも同様に推論することができることは
言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、庫外温度検知手段から得られる情報と、庫
内冷却状態検知手段から得られる情報とを比較し演算す
る冷却速度演算手段と、この冷却速度演算手段から得ら
れる情報を報知する報知手段とを有することにより、ユ
ーザに対して、庫内の飲料水が所定の温度に冷却するま
での時間、または、所定時間経過後の温度を報知し、か
つ、この時間の経過後に再び報知することにより、飲料
水の冷却不足や過剰冷却による凍結を未然に防止するこ
とが可能となる。
【0099】次に、請求項2に記載の発明によれば、庫
外温度検知手段から得られる情報と、庫内冷却状態検知
手段から得られる情報とを比較し演算する冷却速度演算
手段を有し、この冷却速度演算手段にファジィ理論に基
づいたファジィ手段を用い、このファジィ手段から得ら
れる情報を報知する報知手段とを有することにより、ユ
ーザに対し庫内の飲料水が所定の温度に冷却するまでの
時間、または、所定時間経過後の温度をより正確に報知
し、かつ、この時間の経過後に再び報知することにより
飲料水の冷却不足や過剰冷却による凍結を未然に防止す
ることが可能となる。
【0100】次に、請求項3に記載の発明によれば、初
期温度検知手段から得られる情報と、経過温度検知手段
とから得られる情報とを比較し演算する冷却速度演算手
段と、この冷却速度演算手段から得られる情報を報知す
る報知手段とを有することにより、ユーザに対し、庫内
の飲料水が所定の温度に冷却するまでの時間、または、
所定時間経過後の温度を報知し、かつ、この時間の経過
後に再び報知することにより飲料水の冷却不足や過剰冷
却による凍結を未然に防止することが可能となる。
【0101】次に、請求項4に記載の発明によれば、初
期温度検知手段から得られる情報と、経過温度検知手段
とから得られる情報とを比較し演算する冷却速度演算手
段とを有することにより、ユーザに対し、庫内の飲料水
が所定の温度に冷却するまでの時間または所定時間経過
後の温度をより正確に報知し、かつこの時間の経過後に
再び報知することにより、飲料水の冷却不足や過剰冷却
による凍結を未然に防止することが可能となる。
【0102】次に、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の発明において、冷却対象物の温度を検知
する対象物温度検知手段を設けることにより、冷却対象
物の温度変化を正確に検知し冷却速度を演算することに
より、ユーザに対し、庫内の飲料水が所定の温度に冷却
するまでの時間、または、所定時間経過後の温度を報知
し、かつ、この時間の経過後に再び報知することにより
飲料水の冷却不足や過剰冷却による凍結を未然に防止す
ることが可能となる。
【0103】次に、請求項6に記載の発明によれば、請
求項5に記載の発明において、対象物温度検知手段にサ
ーミスタを用いることにより、冷却対象物の温度変化を
より正確に検知し冷却速度を演算することが可能とな
り、ユーザに対し、庫内の飲料水が所定の温度に冷却す
るまでの時間、または、所定時間経過後の温度を報知
し、かつ、この時間の経過後に再び報知することにより
飲料水の冷却不足や過剰冷却による凍結を未然に防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における第1の実施例の冷凍冷蔵庫の
構造を示す斜視図である。
【図2】この発明における第1の実施例の冷凍冷蔵庫の
側面断面図である。
【図3】この発明における第1の実施例の冷凍冷蔵庫の
温度制御のブロック図である。
【図4】この発明における第1の実施例の「庫外温度」
のメンバーシップ関数を示す図である。
【図5】この発明における第1の実施例の「冷凍室内温
度」のメンバーシップ関数を示す図である。
【図6】この発明における第1の実施例における「冷却
時間」のメンバーシップ関数を示す図である。
【図7】表1におけるファジィルールNo.4をメンバ
ーシップ関数に表わした図である。
【図8】表1におけるファジィルールNo.5をメンバ
ーシップ関数に表わした図である。
【図9】表1におけるファジィルールNo.7をメンバ
ーシップ関数に表わした図である。
【図10】表1におけるファジィルールNo.8をメン
バーシップ関数に表わした図である。
【図11】図7ないし図10において得られた冷却時間
のメンバーシップ関数を重ね合わせた図である。
【図12】この発明に基づいた第3の実施例の冷凍冷蔵
庫の正面図である。
【図13】この発明における第3の実施例の冷凍室の縦
断面図である。
【図14】この発明における第3の実施例の冷却速度演
算手段のブロック図である。
【図15】この発明における第3の実施例の「飲み頃温
度との偏差」のメンバーシップ関数を示す図である。
【図16】この発明における第3の実施例における「温
度変化分」のメンバーシップ関数を示す図である。
【図17】この発明における第3の実施例における「冷
却時間」のメンバーシップ関数を示す図である。
【図18】表2におけるファジィルールNo.4をメン
バーシップ関数に表わした図である。
【図19】表2におけるファジィルールNo.5をメン
バーシップ関数に表わした図である。
【図20】表2におけるファジィルールNo.7をメン
バーシップ関数に表わした図である。
【図21】表2におけるファジィルールNo.8をメン
バーシップ関数に表わした図である。
【図22】図18ないし図21において得られた冷却時
間のメンバーシップ関数を重ね合わせた図である。
【図23】従来技術における冷凍冷蔵庫の構造を示す図
である。
【図24】従来技術における冷凍冷蔵庫の側面断面図で
ある。
【図25】従来技術における冷凍冷蔵庫の温度制御のブ
ロック図である。
【符号の説明】
12 冷凍室内冷却状態検知手段 14 冷蔵室内冷却状態検知手段 18 庫外温度検知手段 19 報知手段 20 冷却速度演算手段 21 報知スイッチ 22 報知ブザー 41 アルミプレート 42 飲料水 43 断熱材 44 サーミスタ 45 初期温度検知手段 46 経過温度検知手段 47 対象物温度検知手段 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却対象物の初期温度を検知する初期温
    度検知手段と、 前記冷蔵庫の庫内の冷却状態を検知する庫内冷却状態検
    知手段と、 前記初期温度検知手段から得られる情報と、前記庫内冷
    却状態検知手段とから得られる情報に基づいて、前記冷
    却対象物が所定温度に達するまでの冷却速度を演算する
    冷却速度演算手段と、 前記冷却速度演算手段の演算値に基づいて算出される前
    記冷却対象物が所定温度に達するまでの時間を、また
    は、所定時間経過後の温度を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷却速度演算手段において、ファジ
    ィ理論に基づいたファジィ手段を用いたことを特徴とす
    る請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷蔵庫の庫外周囲の温度を検知する庫外
    温度検知手段と、 前記冷蔵庫の庫内の冷却状態を検知する庫内冷却状態検
    知手段と、 前記庫外温度検知手段から得られる情報と、前記庫内冷
    却状態検知手段とから得られる情報に基づいて、庫外温
    度に保たれた冷却対象物が所定温度に達するまでの冷却
    速度を演算する冷却速度演算手段と、 前記冷却速度演算手段の演算値に基づいて算出される前
    記冷却対象物が所定温度に達するまでの時間を、また
    は、所定時間経過後の温度を報知する報知手段と、を備
    えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷却対象物の初期温度を検知する初期温
    度検知手段と、 前記冷却対象物の所定時間経過後の温度を検知する経過
    温度検知手段と、 前記初期温度検知手段から得られる情報と、前記経過温
    度検知手段とから得られる情報に基づいて、前記冷却対
    象物が所定温度に達するまでの冷却速度を演算する冷却
    速度演算手段と、 前記冷却速度演算手段の演算値に基づいて算出される前
    記対象物が所定温度に達するまでの時間を、または、所
    定時間経過後の温度を報知する報知手段と、を備えたこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷却対象物を下面側より直接支え、前記
    冷却対象物の温度を検知する対象物温度検知手段と、を
    備え、 前記対象物温度検知手段から得られる情報は、前記初期
    温度検知手段、および、前記経過温度検知手段を介して
    前記冷却速度演算手段に入力されることを特徴とする請
    求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記対象物温度検知手段にサーミスタを
    用いたことを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
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