JP2769380B2 - 静電写真プリント機の融着部材からプリント基体を引き剥がすためのストリッパー部材 - Google Patents

静電写真プリント機の融着部材からプリント基体を引き剥がすためのストリッパー部材

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電写真プリント機の剥ぎ取り機構に係わ
り、特に融着部材からプリント基体を剥ぎ取るためのス
トリッパー部材に関する。
従来技術 今日一般に使用されている静電写真複写装置に於いて
は、光導電性絶縁部材は典型的には均一な電位に帯電さ
れた後、複写すべき原稿書類の光像で露光される。この
露光によって、光導電性絶縁表面は露光された面積部分
又は背景面積部分を除電され、光導電性絶縁部材に静電
潜像を形成するのである。この静電潜像は、使用された
書類に含まれる像面積部分に対応している。引き続い
て、光導電性絶縁表面上の静電潜像は、当技術分野でト
ナーと称される現像粉末によって該静電潜像を現像する
ことで、可視像となされる。殆ど全ての現像装置は、帯
電キャリア粒子及びそのキャリヤ粒子に摩擦電気的に付
着された帯電トナー粉末の両方で構成された現像材を使
用している。現像の間、トナー粉末は光導電性絶縁表面
の上の像面積部分の帯電パターンによってキャリア粒子
から引き付けられ、光導電性表面に粉末像を形成する。
この粉末像は引き続き複写紙のような支持表面へ転写さ
れるものであり、加熱又は圧力を加えることによってそ
の支持表面に永久的に固着される。支持表面に対するト
ナー像の転写に続いて、光導電性絶縁部材はその表面上
に残留する全ての残留トナーを除去されて、次の像形成
サイクルのための準備がなされるのである。
トナー像を固着させるためにより一層一般的な方法の
1つは、融着されていないトナー像を有するプリント基
体を、少なくとも一方のローラー部材が内部加熱されて
いる一対の対向されたローラー部材の間に通すことで、
熱及び圧力を利用することである。この手順の間に、検
電的トナー粉末の温度は、それが合体して融着性となる
ような温度に迄上昇される。この加熱によって、トナー
は支持部材の繊維間即ち多孔空間内に或る程度浸透する
ように流れ込む。しかる後、トナー材料が冷却される
と、トナー材料が凝固して支持部材に対して結合するよ
うになるのである。このような融着装置の典型例は2ロ
ール装置であって、これに於いては融着ロールがシリコ
ンゴム或いはその他の界面エネルギーの小さなエラスト
マーのような接着性の材料で被覆されている。融着部材
の表面として使用することができるシリコンゴムとして
は、RTDシリコンと称される室温加硫可能なシリコン、
液体射出モールド成形又は押出成形可能なシリコンゴ
ム、及びHTVシリコンと称される高温加硫可能なシリコ
ンが含まれる。
融着処理の間には、融着ロール表面として界面エネル
ギーの小さな材料を使用しているにも拘わらずに、複写
プリント基体が融着ロールと加圧ロールとの間のニップ
を通過した後で融着ロールに付着したまま残る傾向が見
られる。このような付着が発生すると、付着したプリン
ト基体は正規の基本用通路を通らずに、融着ロールの廻
りを円弧状に回り続ける。これは最終的にはペーパー詰
まりを引き起こし、像形成サイクルの引き続く全ての処
理が可能となる前に、詰まった紙をオペレータが取り除
く必要がある。この結果、プリント基体が融着ニップの
下流側で融着ロールから剥ぎ取られることを保証するた
めに、1つ又はより多くの技術を使用することが一般的
な習慣となっていた。一般的な方法の1つは、1個のス
トリッパーフィンガー又は複数のストリッパーフィンガ
ーを使用することであった。これらのストリッパーフィ
ンガーは融着ローラと接触するように配置されて、融着
ロールからプリント基体を剥ぎ取るようになされてい
る。多くの点で満足することができたが、融着ロールの
寿命並びにプリント品質の両方に関して難点があった。
許容レベルに剥ぎ取りが行われることを保証するため
に、融着ロールに当たるストリッパーフィンガーに荷重
を与えることがしばしば必要となる。この作用力並びに
アタック角が融着ロールからシリコンゴムを擦り剥がて
しまう傾向を見せ、これによって融着ロールがもはや融
着ロールとしての機能を発揮し得ない程度に迄損傷され
てしまうものである。更にフィンガーは、高温で融着さ
れたばかりのトナー像を有するプリント基体の表面と接
触されるようになされるので、ストリッパーフィンガー
がプリント基体からトナーを剥ぎ落としてしまう傾向を
見せ、これにより線状の複写品質上の欠陥を発生するこ
とになる。このような欠陥はストリッパーフィンガーの
幅寸法に迄拡がることになる。更に又、ストリッパーフ
ィンガーはトナーを僅かに変形させるだけであっても、
これによって、プリントの残りの部分に比較して光沢の
ある縞模様の欠陥を発生するのである。典型的に界面エ
ネルギーの大きな材料によって作られたストリッパーフ
ィンガーは融着ロールと接触する側の表面がトナーで汚
れ、これにより最終的にストリッパーフィンガーが融着
ロールから浮き上がってしまい、紙詰まりを発生するこ
とになる。ストリッパーフィンガーに関連したこれらの
難点の結果として、空気式剥ぎ取り装置の使用が多くの
例に於いて採用されてきた。多くの点に関して満足でき
るのであるが、空気式剥ぎ取り装置は典型的に非常に高
価であり、精巧な空気供給機構を必要としている。
サトジに付与された米国特許明細書第4,687,696号
は、複写機に於ける融着ロールから紙シートを引き剥が
すためのフィンガーストリップを記載している。このフ
ィンガーストリップは耐熱樹脂で作られており、少なく
ともチップ部分が約40Å〜1μmの厚さにフッ化ポリエ
ーテルポリマーを被覆されて潤滑性並びに抗粘着性が改
善されている。この被覆と基体との間の接着強度が高く
且つ非常に薄い被覆であることが、引き離し能力の足り
ないこと及びペーパー詰まりが生じることの難点を排除
するのに役立っている。
課題を解決するための手段 本発明の基本的な概念によれば、静電写真プリント機
に於ける融着部材からプリント基体を引き剥がすための
ストリッパー部材は、実質的に平たくて薄い比較的柔軟
なフィンガー状部材で構成されており、一方の面では隆
起し且つ反対側の面では陥没した形状の突起(raised d
imple−like bump)が一端部付近に形成されていて、前
記突起は融着部材からプリント基体が引き剥がされた時
にそのプリント基体に接触するようになされており、前
記フィンガー状部材は両面を滑らかな界面エネルギーの
小さな薄膜によって被覆されるのである。
実施例 本発明を静電写真プリント装置の好ましい実施例を参
照して以下に説明する。
第1図を参照すれば、自動静電写真複写機10が例とし
て示されている。この複写機は、取り外し可能な処理カ
ートリッジ12を含んでいる。第1図に示されたこの複写
機は、原稿書類から複写を作成するために内部で使用さ
れる様々な要素を示している。本発明は自動静電写真複
写機に使用するのが特に好適であるが、以下の説明か
ら、その他の静電写真装置を含む広く様々な処理装置に
使用するのに同様に好適であり、ここに示す特定の実施
例に適用するように限定する必要はないということが明
白となるに違いない。
第1図に示した複写機10は取り外し可能な処理カート
リッジ12を使用しており、このカートリッジは矢印13で
示す方向に複写機主フレームに挿入され引き出されるよ
うになされる。カートリッジ12は、像記録ベルト状部材
14を含んでいる。この部材14の外面は、適当な光導電性
材料51によて被覆されている。このベルトは、カートリ
ッジ内部で被駆動移動ロール16及びアイドラーロール18
の回りを周回回転できるように適当に取付けられてお
り、ベルト走行部の内側の矢印で示される方向に移動し
て、その上に形成されている像支持面を複数の電子写真
処理ステーションに通すようになされている。図示して
いないが、モーターのような適当な駆動装置が備えられ
ていて、各種の協働する複写機要素を付勢するとともに
同期させ、これによって原稿書類の入力画画像情報の忠
実な複写を紙等のような最終支持材料であるシート31の
上に記録するようになすのである。
先ず最初に、ベルト14は光導電性表面15を帯電ステー
ション19に通す。この帯電ステーションに於いて、ベル
トは像形成の準備として帯電コロトロン20によって知ら
れている方法で光導電性表面を静電荷により均一に帯電
される。しかる後、ベルト14は露光ステーション21へ向
けて駆動され、この露光ステーションに於いて帯電済の
光導電性表面15がオリフィス入力画像情報の光像によっ
て露光され、これにより選択的に電荷が露光された面積
部分に於いて消失されて、オリフィス入力画像を送電潜
像として記録するようになす。
静電潜像を形成する光学装置は、走査キャリッジ(図
示せず)に取付けられて像形成プラテン23上の書類
(D)を走査するランプ17及びミラー(M1、M2、M3)を
備えた走査光学装置と、光導電性ベルトへ知られた方法
で像を伝達するレンズ22及びミラー(M3、M4、M5)とに
より構成されている。走査キャリッジの速度及び光導電
性ベルトの速度は同期され、原稿書類の忠実な複写を行
なえるようになっている。ベルト14の露光の後、光導電
性表面15に記録された静電潜像は、現像ステーション24
へ運ばれる。この現像ステーションに於いて、現像剤が
ベルト14の光導電性表面15に付与されて、静電潜像が可
視像となされる。この現像ステーションは、磁気ブラシ
現像装置を含んでいる。この現像装置は現像ロール25を
備えており、磁化可能な現像剤ミックスを使用してい
る。この現像剤ミックスは磁性キャリア粒子及びトナー
着色粉末で形成されており、現像剤供給源11からオウガ
ー移送装置37によって供給される。
最終支持部材であるシート31はスタックとして支持さ
れ、昇降するスタック支持トレー26の上に配置される。
スタックが上昇位置とされた状態で、シート分離器のセ
グメント形成された給送ロール27が、シートを1枚ずつ
スタックから整合ピンチロール対28へ向けて給送する。
シートは次にベルト上の像と適当な整合関係の下で転写
ステーション29へ送られ、光導電性表面15の上の現像済
の像が転写ステーション29にて最終支持部材材料である
シート31と接触するようになされる。トナー像は転写コ
ロトロン30の作用によって、光導電性表面15から最終支
持部材であるシート31の接触された面に転写される。像
の転写の後、紙、プラスチック等のように望まれるもの
とすることができる最終支持部材は、アイドラーロール
18の回りを移動する際にそれ自体のビーム強度によって
ベルトから離れ、このようにしてトナー像を支持したシ
ートは固着ステーション41へ送られるのである。固着ス
テーションはニップを形成する加熱融着ロール52及び加
圧ロール51を含んでおり、融着ロール52が転写されたト
ナー像をシートに固着させるのである。複写シートに対
してトナー像を融着した後、シート31は出口ロール33に
よってシートスタックトレー34へ送られる。
大部分のトナー粉末は最終支持部材31に転写される
が、トナー粉末像を最終支持部材に転写した後には、常
に或る量のトナーが光導電性表面15に残留する。転写作
動の後に、光導電性表面に残された残留トナー粉末は、
クリーニングステーション35にてベルト14から除去され
る。クリーニングステーションはクリーニングブレード
36を含んでおり、このクリップブレードはベルト14の外
面に対して掻き取りを行う関係状態で接触され、且つク
リーニングハウジング48の中に収容されている。クリー
ニングハウジングは、上流側の開口部に組み付けられた
クリーニングシール50を有している。この代わりに、当
技術分野で良く知られているように、クリーニングブラ
シによって光導電性表面からトナー粉末を機械的に除去
することができる。
上述の説明は、本発明の目的に関して本発明による装
置を具備することが可能な自動電子写真複写機10の全体
的な作動を示すのに、十分であると確信する。
さて第2図、第3図及び第3A図を参照して、本発明に
よるストリッパー機構を詳細に説明する。第2図に示さ
れる様に、融着ロール52はコアー49の上にエラストマー
の薄い層48を被覆して構成されている。このコアー49は
鉄、アルミニウム、ニッケル、ステンレス鋼等の各種の
金属で作ることができ、又、各種の合成樹脂で作ること
ができる。重要なことではないが、コアー49をアルミニ
ウムで作るのが好ましい。コアー49は中空で、一般に加
熱部材47がその中空部に配置され、融着作動のための熱
を供給する。この目的のための好適な加熱部材は当技術
分野で良く知られており、又、石英管の中にタングステ
ン抵抗加熱線が配置されて構成された石英加熱器とする
ことができる。必要な熱量を与える方法は、本発明では
重要ではない。溶着部材は、内部加熱手段、外部加熱手
段又はその組み合わせによって、加熱することができ
る。全ての加熱手段は、トナーを最終支持部材に対して
融着させるのに十分な熱量を与えるために、当技術分野
で良く知られている。薄い融着エラストマー層は、上述
した様に、RTV又はHTVシリコーンエラストマーのような
良く知られた材料の何れかで作ることができる。
融着ロール52は、バックアップ即ち加圧ロール51と圧
力接触されて示されている。加圧ロール51は、耐熱材料
の層45を有する金属コアー46で構成されている。この組
立体に於いては、融着ロール52及び加圧ロール51の両方
共がシャフト(図示せず)に取付けられており、そのシ
ャフトは、融着ロール52及び加圧ロール51を互いに対し
て十分な圧力で接触させてニップ44を形成するようにな
すために、押圧されている。融着組立体によって作成さ
れたコピーの品質は、ニップが比較的硬く厚い層45に比
較的柔軟な薄い層48を被覆してニップを形成した場合に
良好となることが見出されている。このようにして、ニ
ップは融着ロール52の加圧ロール51に対する押圧に基づ
く層48の僅かな変形と層45の主変形とを得て形成される
のである。層45は、フッ化エチレンプロピレン共重合体
もしくはシリコーンゴムのような良く知られた材料の何
れかによって作ることができる。
ストリッパー部材56はフィンガー状部材57で構成され
ており、一方の面では隆起し且つ反対側の面では陥没し
た形状の突起がこのフィンガー状部材の一端に形成され
ている。ここで、個々のストリッパー部材をより一層詳
細に説明するために、第4図及び第5図を参照する。ス
トリッパー部材はフィンガー状部材57で構成されている
ことに加えて、フィンガー状部材の各々の側にそれぞれ
1つづつの2つの保持部材64を備えている。これらの保
持部材は、延長部材66によって連結されている。これら
の部材の全ては、一体部片とされた部材によって形成さ
れているのが好ましい。シート材料をスタンプ加工して
形成されることができる保持部材64は、2つの細いフィ
ンガー状部材をフィンガー状部材57の各側にて折り曲げ
てばねクリップを形成するように形成されており、これ
が取付けバッフル54に係合されてストリッパー部材をキ
ーパーフラップ65と組み合う状態に保持する。キーパー
フラップは、ストリッパー部材が取付けバッフルに対し
て取付けられる時に取付け溝68(第3図及び第3A図を参
照)の中に落ち込んで、ストリッパー部材を取付けバッ
フルに固定するのである。
再び第2図、第3図及び第3A図を参照すれば、図示し
ていないが、プリント機の各側にてフレーム部材に対し
て固定的に取付けられる取付けバッフル54は、プリント
基体ガイド62を有している。このガイドは偏向面60を有
しており、この偏向面はねじ61でガイドに取付けられて
いる。第3図及び第3A図に示される様に、フィンガー状
のストリッパー部材57の各々は、このようなプリント基
体ガイドに接近させて配置される。更に、拘束部材即ち
バックストップ59が各々のストリッパー部材のために取
付けバッフルに形成されており、フィンガーと融着ロー
ルとの間の接点に於ける接線方向に対してのストリッパ
ー部材の最少角度を与えるように、且つ又、剥ぎ取り動
作の間にフィンガー状部材57が過度に変形するのを防止
するようになっている。
ストリッパー部材は実質的に平たい柔軟なフィンガー
状部材で構成されており、このフィンガー状部材は融着
ロールに対して位置変化が僅かでもって実質的な接触荷
重を与えることができる。更に、融着ロールとの実質的
に一定な接触力な維持し且つ融着ロールからのプリント
基体の剥ぎ取りを助成することに加えて、融着ロールを
実質的に磨耗させることは全くないのである。従って、
実質的に平たくバリの無いフィンガー状部材が好ましい
のである。このフィンガー状部材はあらゆる適当な材料
で作ることができる。典型的な材料にはばね鋼、304 3
/4硬ステンレス鋼、301全硬ステンレス鋼が含まれる。
降伏強度が高いことから、全硬ステンレススチールが特
に好ましい。第4図に示される様に、フィンガー状部材
の前端部は丸められていて、融着ロールとの接触面積が
最小となるように融着ロールに接触するようになされて
いる。典型的には、被覆の施されていないフィンガー状
部材は約0.0889mm〜約0.1143mm(0.0035in〜0.0045in)
の厚さ、好ましくは約0.1016mm(0.0045in)の厚さに形
成される。これにより薄いフィンガー上部材はあまりに
も早期に降伏してしまう傾向を見せる。一方の面では隆
起し且つ反対側の面では陥没した形状の突起は、モール
ド成形、スタンプ成形、或いはプレス成形によってフィ
ンガー状部材に形成することができる。このような突起
は紙の良好な移転(フィンガーからプリント基体ガイド
へ向けての引き離し)を与える。この突起はフィンガー
状部材の一端にて、突起の先端部の丸められた部分に如
何なる変形も生じることのない様に、できるだけ前方位
置に形成される。この突起の目的がストリッパーフィン
ガーとプリント基体の像支持面との間の唯一の接点を形
成し、これにより突起の先端がプリント基体に接触する
接触面積を最少限にしてトナーの乱れを小さくすること
でコピー品質上の欠陥を最少限の寸法に抑えることにあ
るから、フィンガー状部材の残りの部分がプリント基体
に接触することがないことを保証できる十分な大きさと
されるが、プリント基体が突起に接触したときに詰まり
を生じさせることになるストップ部分を形成することの
ない程度の大きさとされるのが好ましい。典型的には、
この突起は実質的に半球形の形状とされ、約0.381mm〜
0.635mm(0.015〜0.025in)の高さ寸法を有している。
これらの個々のフィンガー状部材は、両面を界面エネ
ルギーが小さく且つ磨耗耐性に優れた材料で被覆され
る。このような典型的な材料には、テトラフルオロエチ
レン樹脂、過フルオロアルコキシフルオロカーボン樹
脂、フッ化エチレンプロピレン樹脂のようなフッ化カー
ボン樹脂が含まれる。商業上適当に入手できる材料に
は、米国デラウエア州ウィルミントンのE.I.duPont deN
emours & Company,Inc.社から「テフロン」なる商標の
下に入手できる一連のフッ化カーボン樹脂が含まれる。
典型的な材料には、テフロン−P、PFAパウダーコーテ
ィング532−5010テフロンTE−9705が含まれ、両方共、
過フルオロアルコキシフルオロカーボン樹脂である。更
に、「テフゲル」なる商標の下にduPont社から入手する
ことができるエチレン及びテトラフルオロエチレンの共
重合体のフッ化ポリマーパウダーコーティング532−600
0も、使用することができる。その他の有効なテトラフ
ルオロエチレン樹脂は、米国ペンシルバニア州ウェスト
チェスターのWhitfod Corporation社からXYLAR 201B
なる商標の下に入手できる樹脂である。その他の界面エ
ネルギー小さく且つ磨耗耐性に優れた適当な材料は、硫
化ポリフェニレン液体材料である。上述した材料は、約
25ダイン/cm以下の界面エネルギーを有する被覆を典型
的に形成する。界面エネルギーが約18ダイン/cmと小さ
く、且つ磨耗耐性にも優れていることから、上述にて引
用された過フルオロアルコキシフルオロカーボン樹脂が
好ましい。フィンガー状部材の内側(融着ロールに近い
側)の界面エネルギーの小さな被覆が形成する表面は、
このような被覆を施さねばトナー粉末の汚れが堆積して
フィンガー状部材を融着ロールから持ち上げて、剥ぎ取
り作用を無効化したり紙の詰まりを生じることになって
しまう。このような汚れとなるトナー粉末はストリッパ
ー部材の内側に堆積する傾向を見せ、ストリッパー部材
を融着ロールから立ち上げて紙の詰まりを発生すること
になることが見出されている。これは、融着されなかっ
たトナー粉末の界面エネルギーは典型的に大きく、一度
堆積を開始すれば(トナーがトナーを引き付ける)、ト
ナー粉末の塊がストリッパー部材の内側に形成されてフ
ィンガー部材の持ち上げを引き起こすことによる。更
に、トナー粉末の屑には紙繊維が含まれ、このような屑
がフィンガー状部材と融着ロールとの間に堆積すると、
紙繊維で強化されたトナーは硬く且つ磨耗作用を及ぼす
物質となるために、ロールを磨耗させてしまうことにな
る。フィンガー状部材の内側に界面エネルギーの小さな
被覆を施すことによってトナーはストリッパー部材に付
着しないようになり、新たな追加のトナーが運ばれてく
ると、古いトナーはストリッパー部材を偏倚させる程に
多くの量が堆積することなく、ストリッパーフィンガー
の後部から運び去られることになる。一方の面では隆起
し且つ反対側の面で反陥没した形状の突起が形成された
フィンガー部材の面に施された界面エネルギーの小さな
被覆は、プリント基体に融着されたトナー像に於ける乱
れを最小限に抑えるのであり、界面エネルギーが大きな
トナー粉末は界面エネルギーの小さな被覆に付着するこ
とはなく、界面エネルギーの小さな被覆の摩擦係数が小
さいので、耐擦力は小さく抑えられるのである。重要な
ことは、フィンガー状部材の内側の被覆ができるだけ薄
く施され、フィンガー状部材の全体の厚さを小さくし
て、紙の詰まりを最少限に抑えることである。フィンガ
ー状部材の各面に施された被覆が厚過ぎるとフィンガー
の厚さ寸法を厚くしてしまい、非常に薄い紙の場合に
は、最初の移送にて不具合を生じて紙の詰まりを発生す
ることになってしまうことが見出されている。従って、
フィンガー状部材の内側に施される界面エネルギーの小
さな被覆即ち薄膜72の厚さは、約0.0051mm〜0.047mm
(0.0002〜0.0016in)とされ、好ましくは約0.0356mm
(0.0014in)とされる。この点に関して第6図を参照す
る。第6図では、被覆の厚さを相違させることが示され
ている。フィンガー状部材に於ける突起側の界面エネル
ギーの小さな被覆即ち薄膜71の厚さは、約0.0203mm〜0.
0635mm(0.0008〜0.0025in)とされ、好ましくは約0.04
57mm(0.0018in)とされる。この被覆は界面エネルギー
が小さいことに加えて、比較的均一の厚さとされ、異な
る解放特性を有するような「うねり」やピーク点及び谷
がない。典型的には、0.2μm以下の表面仕上げとされ
る。
この界面エネルギーの小さな被覆は、何れかの適当な
方法でフィンガー状部材に施される。典型的には、スタ
ンプ加工されたフィンガー状部材にバリ取り及び脱脂処
理が行われる。更に、界面エネルギーの小さな被覆の接
着力を高めるため、プライマー即ち下地処理を施すのが
好ましい。フルオロカーボンポリマーに関して商業的に
入手できる典型的なプライマーには、E.I.duPont deNum
ours Company & Inc.社から入手できるようなUM−7799
アクセレーター及び850−300ラインのような2パッケー
ジプライマー(酸アクセレーター部分とテフロン部分)
が含まれる。更に、約60重量%のポリテトラフルオロエ
チレンの液体スラリーであるエムラロン301A、及びクロ
ム酸及びリン酸の溶液であるエムラロン301Bも使用で
き、これらは米国ミシガン州ポート ハロンのアセソン
コロイド カンパニー社から入手できる。プライマー
はフィンガー状部材の両面に対して約0.0254mm〜約0.01
27mm(0.0001〜0.0005in)の厚さに塗布され、陥没側に
て約0.0229mm〜0.0762mm(0.0009〜0.0030in)、内側に
て0.00762mm〜0.0534mm(0.0003〜0.0021in)の全被覆
厚さとなるようにされる。このプライマーは乾燥され或
いは焼上げられた後、一方の面では突起し且つ反対側の
面では陥没した形状の突起を有するフィンガー状部材の
表面に、界面エネルギーの小さな被覆がスプレーされる
のであり、このスプレーによってフィンガー状部材の内
側を適当に被覆するようになされる。フルオロカーボン
樹脂はフィンガー状部材の上に樹脂の粉末被覆を手操作
でスプレーすることによって塗布され、これに引き続い
て例えば393℃(740゜F)の高温で約30分間にわたって
焼上げられる。
第2図を再び参照すれば、ストリッパー部材は融着ロ
ールに対してロール損傷を最小限に抑えるとともにロー
ルからプリント基体が引き剥がされるようになす良好な
転移角度を与えるようにして取付けられ、フィンガー状
部材もしくは突起の端部に付してプリント基体が突き当
たることのないようにされる。典型的にはこの取付け角
(フィンガー状部材と融着ロールとの接点における接線
に対してフィンガー状部材が形成する角度)は約10゜か
ら約20゜であり、好ましくは約14゜から約16゜である。
この点に関して、非常に浅い角度が使用されると剥ぎ取
り効果が低下する傾向を見せ、又、深い角度が使用され
ると引っ掻きもしくは切削に融着ロールの損傷が増大す
る傾向を見せる点が注目される。確実な剥ぎ取りを保証
するために、フィンガー状部材は力を作用させて融着ロ
ールと接触するように配置される。この力は、融着ロー
ルの損層を増大させるような高荷重と、剥ぎ取り効果を
低下させて詰まりの発生率を高めるような低荷重との間
でバランスされるのである。典型的には、この作用され
る力は約10grから約20grとされ、約13grから約17grとさ
れるのが好ましい。更に、融着ロールと接触するフィン
ガー状部材の端部はロールニップから約3mmの位置とな
るようにされ、実質的な距離にわたってプリント基体が
融着ロールに対して力を作用されない位置にて剥ぎ取り
が行われるように、取付けられるのである。
第2図及び第3図を更に参照すれば、プリント基体ガ
イドが備えられて、ストリッパーフィンガーに対してプ
リント基体が接触するのを最少限に抑えている。これに
より、界面エネルギーの小さな被覆が磨耗するのを最少
限に抑え、又、コピー品質欠陥の発生を最少限に抑えて
いる。紙ガイドが使用されていないと、プリント基体は
フィンガー状部材の上に乗り上げて被覆を損傷させ、最
終的には大きな界面エネルギーの表面となして大量のコ
ピー品質欠陥を発生させてしまうことになる。典型的に
は、ポリント基体の前端縁がプリント基体ガイドに接触
してストリッパー部材から持ち上げられる前に、フィン
ガー状部材はプリント基体に対して最初のほぼ3mmにわ
たって接触される。更に、プリント基体ガイドはコピー
シートに曲がりが発生する機会を最少限に抑えるのであ
る。
上述したストリッパー部材の機構は、薄手の紙から厚
手の紙迄にわたってプリント基体を剥ぎ取る上で有効で
あり、同様にポリエチレン透明シートのようなフィルム
樹脂の特別なプリント基体に関しても剥ぎ取る上で有効
である。紙の厚さは、その重量にて5.89から約11049.83
kg(13から110lb)とされる。
このように、本発明によれば簡単な構造で比較的安価
なストリッパー機構が提供されるのであり、このストッ
パー機構は従来の剥ぎ取り装置で達成されていたコピー
品質欠陥を低減し、且つ又融着ロールの磨耗を低減する
のである。例えば、比較のため、第2図に示した装置に
似た装置が紙上の暗い汚れた像を利用して判定された。
紙上の暗い汚れた像は、フォトリセプターの面積部分を
均一に帯電し、面積部分全体を現像し、その面積部分を
コピーシートに転写することで形成された。像といえる
ものは全くなく、未溶融トナーの面積部分だけのものと
された。その装置は、剥ぎ取りバッフルに取付けられた
四つの異なるフィンガー状部材によって判定された。最
初の簡単なステンレス鋼のフィンガーは、フィンガー幅
にわたるコピー品質欠陥を形成し、トナー像は混乱され
てフィンガー端縁にて紙表面から除去されると判定され
た。第2のフィンガー状部材は、その表面に本発明によ
る突起を有する簡単なステンレス鋼で作られたものであ
った。この装置で発生しコピー品質欠陥は、突起の幅だ
け及ぶものであった。しかしながら、フィンガー状部材
の内側にトナーの堆積が生じ、1000部から2000部の複写
にて紙の詰まりを生じた。この詰まりの頻度は、薄手の
紙ほど激しかった。第3のフィンガー状部材は、両面に
界面エネルギーの小さな被覆を施された同様にステンレ
ス鋼で作られたものとされた。被覆を施さないステンレ
ス鋼のフィンガー状部材による程にはコピー品質欠陥は
酷くなかったが、フィンガー状部材の全幅にわたって欠
陥が形成された。フィンガー状部材を融着ロールから持
ち上げる程にトナーがストリッパー部材の内側に堆積す
ることはなかった。最後のフィンガー状部材は、一方の
面では隆起し且つ反対側の面では陥没した形状の突起が
形成されるとともに、界面エネルギーの小さな被覆が施
された。このフィンガー状部材はプリント基体との間に
非常に小さな接点を形成し、突起の接点寸法の僅かなコ
ピー品質欠陥が生じたが、それは裸眼では気付かれない
程度のものであった。
ここで参照した特許は、参考として特別に且つ全体的
に本文に組み入れられる。
本発明は特定の実施例を参照して説明されたが、当業
者には多くの代替例、変更例、及び変形例が可能なこと
が明白となろう。例えば、本発明は静電気を帯電した光
導電性部材を原稿書類の光像に露光させることで形成さ
れた静電潜像を参照して説明されたが、静電潜像はこの
他の方法としてデジタル形式にて電子的に保存され発生
された情報が後に像形成電子光学装置によって数値像に
変換されて形成することができる。更に、このストリッ
パー機構は融着ロールからプリント基体を剥ぎ取るもの
として示されてきたが、像形成面からプリントを剥ぎ取
るのに同様に機能することができる。従って、特許請求
の範囲の欄に記載した精神及び範囲に含まれる全ての代
替例、変更例を包含することが意図されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるストリッパー機構を備えた自動
静電写真プリント機の断面とせる概略図。 第2図は、融着装置に組み込まれた本発明によるストリ
ッパー機構の拡大横断面図。 第3図及び第3A図は複数のストリッパー部材が取付けら
れ且つ又複数のプリント基体ガイドが備えられる取付け
バッフルの斜視図。 第4図は、ストリッパー部材の平面図。 第5図は、ストリッパー部材の側面図。 第6図は、ストリッパー部材の拡大した部分的な断面
図。 10……静電写真プリント機、12……カートリッジ、14…
…光導電性ベルト、15……光導電性表面、19……帯電ス
テーション、21……露光ステーション、24……現像ステ
ーション、26……支持トレー、29……融着ステーショ
ン、31……最終支持部材、即ちシート、35……クリーニ
ングステーシヨン、41……固着ステーション、47……加
熱部材、52……融着ロール、54……取付けバッフル、56
……ストリッパー部材、57……フィンガー状部材、58…
…一方の面では隆起し且つ反対側の面では陥没した形状
の突起、62……プリント基体ガイド、64……保持要素、
65……キーパーフラップ、68……取付けスロット、71,7
2……界面エネルギーの小さな被覆。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイクル アール.エルター アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ウェ ブスター,メープル ドライブ 824 (72)発明者 ポール エム.フロム アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチ ェスター,ハイランド パークウェイ 48 (72)発明者 フランク エイ.グロッシイ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ウェ ブスター,ニューベリィ レーン 47 (72)発明者 マーク ティー.ミラー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチ ェスター,ペンローズ ストリート 85 (72)発明者 ケネス アール.ラスク アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ウェ ブスター,リトル バンドフィールド ロード 942 (72)発明者 トーマス エフ.スズルチャ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェ アポート,グレイト ガーランド ライ ズ 14 (56)参考文献 特開 昭59−219768(JP,A) 特開 昭57−125957(JP,A) 実開 昭58−159558(JP,U) 特公 昭61−23554(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に平たくて薄い比較的柔軟な指状部
    材で構成され、融着部材からプリント基体が引き剥がさ
    れた時に該プリント基体に接触するために一方の面では
    隆起し且つ反対側の面では陥没した形状の突起が前記フ
    ィンガー状部材の一端部付近に形成されており、前記フ
    ィンガー状部材は両面を滑らかな界面エネルギーの小さ
    な薄膜によって被覆されていることを特徴とする、静電
    写真プリント機の融着部材からプリント基体を引き剥が
    すためのストリッパー部材。
JP2082905A 1989-04-07 1990-03-29 静電写真プリント機の融着部材からプリント基体を引き剥がすためのストリッパー部材 Expired - Fee Related JP2769380B2 (ja)

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