JP2769374B2 - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JP2769374B2
JP2769374B2 JP1310508A JP31050889A JP2769374B2 JP 2769374 B2 JP2769374 B2 JP 2769374B2 JP 1310508 A JP1310508 A JP 1310508A JP 31050889 A JP31050889 A JP 31050889A JP 2769374 B2 JP2769374 B2 JP 2769374B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、球体の表面に複数の凹部(ディンプル)
を形成したゴルフボールに係り、特に、球体に内接する
立方体の面の中心及び頂点で球体表面上に複数の赤道円
を定義し、これら赤道円で区画される面要素に凹部を形
成することによって、凹部の所定の配列を繰り返し形成
したゴルフボールに関するものである。
「従来の技術及びその課題」 この種のゴルフボールとしては米国特許番号4,752,32
6に記載されており、これには、球体表面を区画した面
要素内に凹部の輪郭たる円を分配する繰り返し模様が幾
つか提案されている。
しかしながら、かかる手法においては、局部的にディ
ンプルの存在しない部分がかなりの面積に亙ってゴルフ
ボールの球体表面上に一般的にありうるので、各ショッ
トにおいて実質的に同じような場所に相当の確率でクラ
ブフェースが当たるようにボールを打つことで、プレイ
ヤーが毎回同じようなショットを打つためには、このプ
レイヤーはボールを打つ前に注意深くその方向を決めて
ボールをアドレスせねばならない、という不都合があっ
た。
「発明の目的」 この発明の目的は、凹部の輪郭たる円の間にあるディ
ンプルの存在しない部分をできる限り減らすことができ
るようにボールの球面上のディンプルを配置したゴルフ
ボールを提案することにより、この不都合を改善するこ
とである。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明は、球体の表面に複数のディンプルを
設けたゴルフボールにおいて、仮想の赤道円によって前
記球面表面を細分し、これに対応して所定の繰り返し模
様を構成するようにデインプルと前記球体表面との境界
たる輪郭円を配置し、前記赤道円は、球体に内接する立
方体の直径方向に相対向する面のそれぞれの中心点を通
過する軸を中心とする3つの第1の赤道円と、立方体の
直径方向に相対向する頂点を通過する軸を中心とする4
つの第2の赤道円とからなり、これら赤道円により前記
球体表面を同一の球形二等辺三角形状を有する24個の第
1の面要素及び同一の球形正三角形状を有する8つの第
2の面要素に区画すると共に、前記輪郭円を前記第1及
び第2の面要素内部に必ず配置し、しかも、前記赤道円
の内少なくとも一つの切断赤道円が輪郭円の何れをも横
切らず、かつ前記赤道円の他の各々を二つの赤道円弧に
細分し、その各々の赤道円弧が前記切断赤道円により分
割される二つの半球の一つに対応し、前記赤道円弧が各
半球上に位置された交点において一対で又は3組で互い
に交差し、さらに、少なくとも一つの輪郭円を3つの赤
道円弧の前記交点上にそれぞれ配置したようなゴルフボ
ールを構成することで、前記課題を解決せんとしてい
る。
ここで、輪郭円は3つの赤道円弧のそれぞれの交点の
上に配置することが好ましく、これにより最も好ましい
輪郭円の配置を再現することができる。
当然、3つの赤道円弧の交点の全てにディンプル、す
なわちゴルフボールの球面に対する境界たる輪郭円を配
置する必要はなく、それらの一つ又は幾つかは、前記の
米国特許が提案するように、面要素内において輪郭円間
の形状のまま残されるか、又は、例えばメーカーのマー
クを刻印できるような平坦面とすることもできる。確か
に、このようにしてもこの発明の所望の目的は満足され
るが、3つの赤道円弧の交点の全てに輪郭円を配置する
場合よりも、輪郭円が配置されていない分だけボールを
再度アドレスせねばならないという不便は依然として残
る。
この発明を実施することにより、ボールの製造が困難
になるといった事態を招くことはない。なぜならば、前
記切断赤道円は輪郭円のいずれをも横切ることはないか
らである。このような切断赤道円は、ボールが二つの半
球で形成される場合はその二つの半分の間の接合面に対
応するように、または、ボール生産のための金型の二つ
の半分の間の接合面に対応するように、さらには、ワン
ピースによる金型成型においてはディンプルを持つこの
表面層の少なくとも一つの接合面に対応する。
しかしながら、このような切断赤道円を設けることに
より、この切断赤道円上には輪郭円が配置できず、従っ
て、輪郭円間にボールの球形表面の形状に残された面積
が未だ多いことになる。この問題を解決するには、半球
のうち一方の半球の赤道円弧を、他方の半球のそれぞれ
対応する赤道円弧に対して、前記切断赤道円の軸の回り
に所定角度だけ回転すればよい。当然、この回転は、球
体表面がどのようにして面要素に分割されているかとい
う幾何学的構造を考慮して行われる。例えば、前記切断
赤道円が立方体の直径方向に相対向する面の中心点を通
過する軸を中心として設けられる場合は、前記角度を45
度とすることが好ましく、これにより、半球の一つの各
赤道円弧を前記切断赤道円上の半球の他の方の赤道円弧
に接続し、かつ、これら二つの円弧を実際に異なった赤
道円に対応させることができる。
3つの赤道円弧の交点に配置されない輪郭円は、同一
形状の面要素においては同一の繰り返し模様に従って配
置されていることが好ましく、この繰り返し模様は、輪
郭円の間に存在するボールの球面の部分ができる限り均
等に配分されるように選択される。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
第1図ないし第2図は、この発明の第1実施例である
ゴルフボールを示す図である。第1図において、符号1
は第2図に示すゴルフボール3の球面2を有する球体、
符号4は球体1に内接する立方体である。この立方体4
は、符号で示さない12本の稜線で互いに結ばれる8つの
頂点5〜12と、これら4本の稜線で定義され、中心点19
〜24を有する6つの矩形面13〜18を有している。立方体
4及び球体1は共通の中心25を有しており、この中心25
は、点対称位置や直径方向の対称位置を指し示す際の基
準点としての役割を持っている。
これにより、中心25を挟んで直径方向に相対向する立
方体4の矩形面のそれぞれの中心点は、同様に相対向す
る中心点の三つのグループ、即ち中心点19及び24、20及
び22、21及び23に分けられる。また、これらグループ分
けされた一対の中心点を結ぶ第1の軸26、27、28がそれ
ぞれ設けられ、また、第1の軸26〜28の回りには、これ
ら軸26〜28を中心とする第1の赤道円29、30、31が前記
球体1上にそれぞれ設けられている。第2図には、必ず
しも正確に表現されてはいないが、これら三つの第1の
赤道円29、30、31をボール3の球面2上に示してある。
同様に、立方体4の頂点は、中心25を挟んで直径方向
に相対向する4つのグループに分けられ、また、第1図
に示すように、これら相対向する頂点5及び11、6及び
12、7及び9、8及び10を通過する4つの第2の軸32、
33、34、35が設けられている。そして、第2の軸32〜35
の回りには、これら軸32〜35を中心とする第2の赤道円
36、37、38、39が前記球体1上にそれぞれ設けられてい
る。第2図には、必ずしも正確に表現されてはいない
が、第2の赤道円36〜39の内最もよく見える3つをボー
ル3の球面2上に示してある。
前記球体1の球面2は、4つの第2の赤道円36〜39及
び3つの第1の赤道円29〜31により、これら第1の赤道
円29〜31を挟んで線対称の位置にある24個の球形直角二
等辺三角形状を有する第1の面要素(例えば面要素40)
に区画されている。なお、符号41は球形直角二等辺三角
形の直角、符号42は斜辺、符号43及び44は直角41を挟む
辺である。
同様に、球体1の球面2は、4つの第2の赤道円36、
37、38、39により、第1の赤道円29〜31を挟んで線対称
の位置にある8個の球形正三角形状を有する第2の面要
素(例えば面要素45)に規則的に区画されている。これ
ら第2の面要素は、前述した面要素40のような第1の面
要素の斜辺42、46、47により区画されている。なお、符
号48、49、50は球形正三角形の3つの頂点であり、これ
ら頂点48、49、50の各々、すなわち3つの赤道円の交点
は、二つが立方体4の中心25を挟んで相対向する頂点間
を結ぶ第2の軸上に位置し、残りの1つが立方体4の中
心25を挟んで相対向する矩形面の中心点を結ぶ第1の軸
上に位置している。
なお、以下の説明においては、面要素40、45を例にと
って説明をする。
面要素45上には、第1図ないし第2図に示すように、
前記中心25を中心点とする3つの円弧51、52、53が設け
られている。これら3つの中線円弧51、52、53は、前記
正三角形のそれぞれの頂点48、49、50と、これら頂点に
相対向する位置にある辺46、47、42のそれぞれの中点と
を結ぶ円弧である。
そして、周知の方法により、ボール3の球面2上に
は、例えば部分的に凹んだ形状を持ち、球面2に対して
円形の輪郭を有するディンプルが配置される。
大抵の場合、このようなディンプルの輪郭たる輪郭円
は、図示した三実施例における赤道円の何れをも横切る
ことはなく、面要素40の内部で、また面要素45の内部で
それぞれ定められた方法に従って配置されるが、輪郭円
が赤道円をある程度横切ることは許される。しかしなが
ら、この発明のゴルフボールを生産するにあたっては、
これらの赤道円の少なくとも一つ、即ち切断赤道円29
は、ボールが二つの半球で形成される場合はその二つの
半分の間の接合面に対応するように、または、ボール生
産のための金型の二つの半分の間の接合面に対応するよ
うに、さらには、ワンピースによる金型成型においては
ディンプルを持つこの表面層の少なくとも一つの接合面
に対応するように、ボール3の周辺表面2を持つディン
プルの輪郭円を横切らないことが望ましい。より望まし
くは、この発明の範囲を逸脱することなくディンプルの
配置を変更する場合において、ディンプルの分布、すな
わち輪郭円の分布は、各面要素40において同一であり、
これは面要素45についても同様である。より正確に言え
ば、第2図に示す実施例は、最も好ましい配置を実現で
きる。参考例として、それぞれの第1の面要素40では、
ボール3の球面2に対するディンプルの輪郭円は、次の
ように配置される。
まず、第1の列54としては、互いに同一の直径D1を有
する4つの輪郭円55、…が配置される列であって、この
列に含まれる4つの輪郭円55、…が互いに近接されて配
置されていると共に面要素40の斜辺42にも近接されるよ
うに配置され、また、この列54の両端に位置する輪郭円
53、53が直角41を挟む2つの辺43及び44のそれぞれ一つ
により近接されるように配置された列である。この直径
D1は当業者であれば容易に決定することができる。
次に、第2の列56としては、前記直径D1より小さい直
径D2(この直径D2も当業者であれば容易に決定すること
ができる)を有する3つの輪郭円57、…が配置される列
であって、これら3つの輪郭円57、…は互いに近接はし
ていないが、第1の列54にある2つの輪郭円55、55にそ
れぞれ近接するように配置され、また、この列56の両端
に位置する輪郭円57、57が直角41を挟む2つの辺43及び
44のそれぞれ一つにより近接されるように配置された列
である。
さらに、第3の列58としては、前記輪郭円57と同一の
直径D2を有する2つの輪郭円59、59が配置される列であ
って、これら2つの輪郭円59、59は互いに近接はしてい
ないが、斜辺42に近い側の第2の列56にある2つの輪郭
円57、57にそれぞれ近接するように配置され、また、そ
れぞれの輪郭円59が直角41を挟む2つの辺43及び44のそ
れぞれ一つにより近接されるように配置された列であ
る。
そして、前記輪郭円57、59と同一の直径D2を有する1
つの円60が、前記第二の列58の円59、及び直角41を挟む
2つの辺43及び44に同時に接するように配置される。な
お、直径D2は、前述のような輪郭円55、57、59、60の相
対的位置から、当業者であれば容易に決定することがで
きる。
なお、前記のまた以下の説明においては、ボール3の
球面に対するディンプルの輪郭円相互で、あるいは輪郭
円と面要素を区画する辺との間に関しての「近接」とい
う言葉は、通常は、考えている輪郭円の直径との関係に
おいて接線の配置又は相互間隔の設定が小さくなること
を意味するものであり、例えば最大で直径の4分の1の
距離であるが、この数値に限定されることはない。
一方、参考例として第2図に示すように、それぞれの
第2の面要素45は、ボール3の球面2に対するディンプ
ルの輪郭円は、直径D1より小さくD2より大きい同一の直
径D3を有し、また、次に示すような方法で配置される。
まず、共に等しい3つの第1の列61、62、63として
は、直径D3を有する5つの輪郭円64、…が配置される列
であって、各列61、62、63において輪郭円64が互いに近
接し、また、これら輪郭円64、…が配置される列61、6
2、63にそれぞれ隣接する辺42、46、47とこれら輪郭円6
4、…とが近接するように直径D3が選択される列であ
る。さらに言えば、列61、62、63の両端に位置する輪郭
円64、…は、面要素45のそれぞれの中線円弧51、52、53
上にその中心が位置され、列61、62、63のうち2つの列
において共通とされている。
次に、共に等しい3つの第2の列65、66、67として
は、直径D3を有する2つの輪郭円68、68が配置される列
であって、これら2つの輪郭円68、68が面要素45の中線
円弧51、52、53のいずれか1つの中線円弧上にその中心
が位置され、またこれら2つの輪郭円68が二つの異なっ
た第1の列61、62、63に配置された4つの円64に相互に
近接された列である。より正確には、3つの列61、62、
63のうち2つの列に配置された2つの輪郭円64にそれぞ
れ近接する列である。
なお、中線円弧51、52、53の各々の上には、輪郭円64
及び68がそれぞれ一個の割合で配置され、また、面要素
45の頂点48、49、50の各々とこの面要素45上にある3つ
の中線円弧51、52、53の交点69の間には輪郭円68が一個
の割合で配置され、さらに面要素45の辺42、46、47の各
々とこの交点69の間には輪郭円64が一個の割合で配置さ
れている。
また、直径D1及びD2と同様、直径D3はボール3の球面
2の直径の関数として、当業者であれば容易に決定する
ことができる。
更にこの発明の実施例によれば、ボール3の周辺表面
2に対して輪郭円70を有するディンプルが赤道円30、3
1、36、37、38、39の交点上にそれぞれ配置され、切断
赤道円29と他の赤道円との交点は、逆にディンプルなし
のまま残る。
より正確には、ボール3の球面2が切断赤道円29によ
って区画される二つの半球2a及び2bがある場合は、この
切断赤道円29は他の赤道円30、31、36、37、38、39を二
つの円弧、実際にはそれぞれ半円30a及び30b、31a及び3
1b、36a及び36b(以下に説明する図3のみに見える)、
37a及び37b、38a及び38b、39a及び39bに細分し、その各
々は前記半球2a及び2bのそれぞれ一つの上に位置する。
これらの半球2a、2bの各々においては、それぞれに対応
する赤道円弧30a、…は、面要素40の直角三角形の頂点4
1にそれぞれ対応する符号で示されない点において一対
の円弧が互いに交差し、また、赤道円弧29上、即ち半球
2a、2bの各々の4つのそれぞれの点に位置されていない
面要素45の例えば48、49、50の頂点に対応する点で3つ
の円弧が互いに交差する。第2図には、後者のうち半球
2a、2bに位置する面要素45の二つの頂点49、50のみが示
されており、これら頂点ではそれぞれ円弧30a、36a、39
aと円弧31a、36a及び37aが交差する。図示されない部分
において、他の2つの頂点では、半球2a上でそれぞれ円
弧30a、37a、38aと円弧31a、38a、39bとが交差する。さ
らに図示されない部分において、他の4つの頂点では、
半球2b上でそれぞれ円弧30b、36b、39b、円弧31b、36
b、37b、円弧30b、37b、38b、円弧31b、38b、39bが交差
する。
さらに言えば、球面2に対するディンプルの輪郭円70
は3つの前記赤道円弧の交点に配置されることが望まし
く、すなわち、第2図に示すように、第1の赤道円29
(頂点40の場合)上に位置しない第2の面要素45の頂点
49と50の各々の回りに配置されることが望ましい。但
し、当業者であれば、輪郭円を半球2a並びに半球2b上に
おける他の赤道円の3つの交点のどこへ配置するかとい
うことを推論することは容易にできるであろう。その逆
に、第2図に示すように、第2の面要素45の頂点48の場
合のように第1の赤道円29上に位置するこれらの赤道円
弧の交点は輪郭円が配置されないまま、すなわちディン
プルがないままで残される。参考例として、輪郭円70の
各々は、例えば、面要素45の辺42、46、47に近接する6
1、62、63の列の両端に位置する2つの輪郭円64にそれ
ぞれ近接するように直径D4を有することが望ましい。直
径D4は、輪郭円55、57、59、60、64を前記のように配置
する場合は直径D2より小さくなるが、これは、輪郭円及
びその直径が実施例に述べたものに限定される趣旨では
ない。
第2図に示すように、切断赤道円29上に輪郭円、すな
わちディンプルが設けられないことによって、面要素45
の各々の頂点、例えば頂点48の周辺において、ボール3
の球面2上に相当の面積71が残される。この面積71は、
この発明に係るゴルフボールを製造時メーカーが使用す
ることができるが、第3図に示すように、ボール3の球
面2を細分することでこの面積71を減らすことが同様に
好ましい。以下、第3図を参照して、この発明の第2実
施例について説明する。
この実施例は、以下に述べる点を除き、第1図に示す
実施例と同様の構成を有している。この実施例と前記実
施例との相違点は、切断赤道円29の中心たる軸29の回り
に、第3図に示す矢印72の方向に半球2a、2bの一方が回
転させられている点であり、各半球2a、2b上における面
要素40、45の区画やこれら面要素内の輪郭円55、57、5
9、60、64、68の配置、そして、半球2a上の赤道円弧30
a、31a、36a、37a、38a(図3では見えない)及び半球2
b上の30b(図3では見えない)、31b、36b、37b、39bの
3つのそれぞれの交点にある輪郭円70の配置は、各半球
2a又は2b上において前記実施例と同様とされている。し
かしながら、同じ赤道円の二つの円弧は切断赤道円29の
上では最早出会わないが、もし、図3に示すように、二
つの半球2a及び2bの一方が45度だけ回転された場合、円
29上に位置し半球2a上の面要素45の一つの頂点に対応す
る点48aにおいては、例えば赤道円弧37a、39a及び31bが
出会う。また、点48aから矢印72の方向に45度回転した
円29上に位置する点であって、半球2b上の面要素45の一
つの頂点に対応する点48bにおいては、例えば赤道円弧3
0a、37a及び39aが出会う。点48aと48bの各々の周囲に
は、第2図に示す前記実施例の面積71より可なり小さい
面積71a、71bが存在する。
なお、この発明は前記実施例に限定されることなく、
この発明の範囲を逸脱することなく多数の変形例を提供
することができる。特に、前記実施例に述べた半球2a又
は2b当たり4個が与えられる輪郭円70の幾つか、又はそ
の内の1個のみ省略することもでき、またメーカーがボ
ールを製造する際には平坦面とすることもでき、この平
坦面は容易に確認することができてショット時において
容易に避けることができる。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、各面
要素内に配置されるディンプルの境界たる輪郭円の配置
を適正なものとすることができて、輪郭円、すなわちデ
ィンプルによってゴルフボールの球体表面をできる限り
完全にカバーすることが可能となる。これにより、常に
クラブフェースが実質的に同一の形状寸法をした場所に
当たるようにショットを打とうとするプレイヤーは、各
ショットの前に前記切断赤道円上に残された輪郭円周の
球体表面を打たないようにチェックするだけでよく、精
々ボールをもう一度だけアドレスし直すだけで済み、従
来のようにボールを注意深くアドレスすると行った面倒
な手間が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は、この発明の第1実施例であるゴ
ルフボールを示す図であって、第1図は球体に内接する
立方体及び赤道円を示す斜視図、第2図はゴルフボール
上の輪郭円及び赤道円の配置状態を示す斜視図、第3図
はこの発明の第2実施例であるゴルフボールを示す図で
あって、ゴルフボール上の輪郭円及び赤道円の配置状態
を示す斜視図である。 D1、D2、D3……直径、 1……球体、2……球体表面、3……ゴルフボール、4
……立方体、5〜12……頂点、13〜18……面、19〜24…
…中心点、25……中心、26、27、28……軸、29、30、31
……第1の赤道円(うち29は切断赤道円)、32、33、3
4、35……軸、36、37、38、39……第2の赤道円、30a、
30b、31a、30b、36a、36b、37a、37b、38a、38b、39a、
39b……赤道円弧、40……第1の面要素、41……直角、4
2、46、47……斜辺、43、44……辺、45……第2の面要
素、49、50……交点、51、52、53……中点円弧、54、5
6、58、61、62、63、65、66、67……列、55、57、59、6
0、64、68、70……輪郭円、

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球体(1)の表面(2)に、複数のディン
    プルを設けたゴルフボールであって、仮想の赤道円によ
    って前記球体表面(2)を細分し、これに対応して所定
    の繰り返し模様を構成するようにデインプルと前記球体
    表面との境界たる輪郭円(55、57、59、60、64、68、7
    0)を配置し、前記赤道円は、 球体(1)に内接する立方体(4)の直径方向に相対向
    する面(13〜18)のそれぞれの中心点(19〜24)を通過
    する軸(26〜28)を中心とする3つの第1の赤道円(29
    〜31)と、 立方体(4)の直径方向に相対向する頂点(5〜12)を
    通過する軸(32〜35)を中心とする4つの第2の赤道円
    (36〜39)とからなり、 これら赤道円(29〜31、36〜39)により前記球体表面
    (2)が同一の球形二等辺三角形状を有する24個の第1
    の面要素(40)及び同一の球形正三角形状を有する8つ
    の第2の面要素(45)に区画されると共に、前記輪郭円
    (55、57、59、60、64、68、70)が前記第1及び第2の
    面要素(40、45)内部に必ず配置され、しかも、前記赤
    道円(29〜31、36〜39)の内少なくとも一つの切断赤道
    円(29)が輪郭円(55、57、59、60、64、68、70)の何
    れをも横切らず、かつ前記赤道円(30、31、36〜39)の
    他の各々を二つの赤道円弧に細分し、その各々の赤道円
    弧が前記切断赤道円(29)により分割される二つの半球
    (2a、2b)の一つに対応し、前記赤道円弧(30a、30b、
    31a、31b、36a、36b、37a、37b、38a、38b、39a、39b)
    が各半球(2a、2b)上に位置された交点(49、50)にお
    いて一対で又は3組で互いに交差し、 さらに、少なくとも一つの輪郭円(70)が3つの赤道円
    弧(30a、30b、31a、31b、36a、36b、37a、37b、38a、3
    8b、39a、39b)の前記交点(49、50)上にそれぞれ配置
    されていることを特徴とするゴルフボール。
  2. 【請求項2】輪郭円(70)が3つの赤道円弧(30a、30
    b、31a、31b、36a、36b、37a、37b、38a、38b、39a、39
    b)のそれぞれの交点(49、50)の上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 【請求項3】半球(2a、2b)のうち一方の半球(2a)の
    赤道円弧(30a、30b、31a、31b、36a、36b、37a、37b、
    38a、38b、39a、39b)が、他方の半球(2b)のそれぞれ
    対応する赤道円弧(30b、31b、36b、37b、38b、39b)に
    対して、前記切断赤道円(29)の軸(26)の回りに同一
    角度だけ回転されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】切断赤道円(29)が立方体(4)の直径方
    向に相対向する面(13、18)のそれぞれの中心点(19、
    24)を通過する軸(26)を中心として位置されていると
    共に、前記角度が45度であることを特徴とする請求項3
    に記載のゴルフボール。
  5. 【請求項5】輪郭円(29〜31、36〜39)が同一形状の面
    要素(40、45)においては同一の繰り返し模様に従って
    配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れ
    かの請求項に記載のゴルフボール。
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