JP2764775B2 - トマト収穫機 - Google Patents

トマト収穫機

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JP2764775B2
JP2764775B2 JP4275150A JP27515092A JP2764775B2 JP 2764775 B2 JP2764775 B2 JP 2764775B2 JP 4275150 A JP4275150 A JP 4275150A JP 27515092 A JP27515092 A JP 27515092A JP 2764775 B2 JP2764775 B2 JP 2764775B2
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fruit sorting
fruit
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tomato
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浩一 山岡
克敏 細井
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトマト収穫機に関する。
近年、トマト収穫作業の省力化及び能率化が一層強く要
求されている。本発明はかかる要求に応えるトマト収穫
機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トマト収穫機として、移動機体に
その前方側(進行方向側)から後方側へとホッパ、搬送
装置、選果台及び投入台がこの順で装備されたトマト収
穫機が提案されている(特公昭55−18485)。こ
の従来機は、予め茎、枝及び葉から分離しておいたトマ
トをホッパへ投入し、該ホッパから搬送装置で選果台へ
と搬送して、該選果台で混入する茎、枝及び葉の断片や
土砂等の夾雑物並びに未熟果や腐敗果等の規格外品を取
除いた後、優良なトマトだけを投入台へ一時的に貯留し
て、該投入台を傾動させることにより下方のコンテナへ
収容するというものである。
【0003】ところが、上記のような従来機には、次の
ような欠点がある。 1)予め茎、枝及び葉から手作業でトマトを分離してお
き、分離しておいたトマトをホッパへ投入するものであ
るため、かかる手作業が誠に厄介である。 2)しばしば、トマトと共にホッパへ投入されてしまう
茎、枝及び葉が搬送装置や選果台のベルトコンベアに噛
み込み、これらを停止させる。なかでも比較的に硬い茎
や枝が搬送装置に噛み込み、これを停止させる。 3)上記2)の茎、枝及び葉は結局は選果台で取除くこ
ととなるため、それだけ余分な作業を強いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来機では、1)ホッパへ投入するトマト
を予め茎、枝及び葉から分離しておく手作業が誠に厄介
である、2)しばしばトマトと共にホッパへ投入されて
しまう茎、枝及び葉が搬送装置や選果台のベルトコンベ
アを停止させる、3)上記2)の茎、枝及び葉を選果台
で取除くための余分な作業を強いられる、という以上
1)〜3)の点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、移動
機体にその前方側から後方側へとホッパ、搬送装置、選
果台及び投入台がこの順で装備されたトマト収穫機にお
いて、ホッパの直上部に原動機駆動のクランク機構を介
し櫛歯形の脱果台が振動するシフタが取付けられてお
り、選果台に全体として前方側へ斜めに立ち上げられた
逆転ベルトコンベアが装備されて成ることを特徴とする
トマト収穫機に係る。
【0006】本発明に係るトマト収穫機は、移動機体
と、いずれも該移動機体のフレームに前方側から後方側
へと順次に取付けられたホッパ、搬送装置、選果台及び
投入台とを備えている。これらの相互関係は全体として
前述した従来機とほぼ同様の構成になっている。そして
本発明に係るトマト収穫機には、ホッパの直上部に原動
機駆動のクランク機構を介して櫛歯形の脱果台が振動す
るシフタが取付けられており、選果台に全体として前方
側へ斜めに立ち上げられた逆転ベルトコンベアが装備さ
れている。
【0007】
【作用】脱果台上に茎、枝及び葉が付いたままのトマト
を載置すると、原動機駆動のクランク機構を介して該脱
果台が振動することにより、トマトだけが茎、枝及び葉
から分離されてホッパへと自重落下し、茎、枝及び葉は
脱果台の櫛歯に沿って圃場へと取除かれる。ホッパへ自
重落下したトマトは搬送装置で持ち上げられ、選果台へ
と搬送される。選果台へと搬送されたトマトは、該選果
台において、全体として前方側へ斜めに立ち上げられた
逆転ベルトコンベア上を後方側へ自重転動しつつ該逆転
ベルトコンベアにより混入する茎、枝及び葉の断片や土
砂等の夾雑物が取除かれ、更に未熟果や腐敗果等の規格
外品が取除かれた後、投入台へと自重転動し、該投入台
から下方のコンテナへと収容される。
【0008】したがって本発明によると、ホッパへ投入
するトマトを予め茎、枝及び葉から分離しておく厄介な
手作業を省くことができる。また本発明によると、トマ
トと共に持ち込まれてしまう茎、枝及び葉に基因する搬
送装置や選果台のベルトコンベアの停止、なかでも比較
的に硬い茎や枝に基因する搬送装置の停止を未然に防止
でき、選果台における作業も軽減できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を略示する正面図
(一部断面図)である。無限履帯で走行する移動機体1
1のフレームに、前方側から後方側へと順次、ホッパ2
1、搬送装置31、選果台41及び投入台51が取付け
られている。移動機体11と、ホッパ21、搬送装置3
1、選果台41及び投入台51との相互関係は全体とし
て前述した従来機とほぼ同様の構成になっている。
【0010】搬送装置31は、原動機12を駆動源と
し、相互にベルトやチェーン等で連係されたプーリやス
プロケット等を介して左回転する駆動スプロケット32
と遊動スプロケット33との間に装架された一対の無端
チェーン34と、一対の無端チェーン34に所定間隔で
横架された複数のバー35と、複数のバー35に適宜取
付けられた落下防止用の桟36とから構成されており、
全体として後方側へ斜めに立ち上がっていて、前方側の
下部がホッパ21の内部へ装入されている。
【0011】選果台41は前方側選果部と後方側選果部
とに分割されており、前方側選果部は逆転ベルトコンベ
ア42で構成されていて、後方側選果部は板材43で構
成されている。逆転ベルトコンベア42は、原動機12
を駆動源とし、相互にベルトやチェーン等で連係された
プーリやスプロケット等を介して右回転する駆動プーリ
44と遊動プーリ45との間に装架された無端ベルト4
6から構成されており、全体として前方側へ斜めに立ち
上がっていて、前方側の端部が搬送装置31の後方側の
端部と連絡されている。無端ベルト46にはその前後方
向に沿い図示しない落下防止用の複数の条片が突設され
ており、その前後方向に沿う左右両側のフレームに図示
しない落下防止用の壁片が突設されている。また板材4
3は、全体として前方側へ斜めに立ち上がっており、前
方側の端部が逆転ベルトコンベア42の後方側の端部と
連絡されていて、その前後方向に沿う左右両側に図示し
ない落下防止用の壁片が突設されている。
【0012】投入台51は、板材52で構成されてお
り、全体として前方側へ斜めに立ち上がっていて、前方
側の端部が後方側選果部を構成する板材43の後方側の
端部と連絡されている。板材52には、その後方側に落
下防止用の壁片53が、またその前後方向に沿う左右両
側に図示しない落下防止用の壁片がそれぞれ突設されて
おり、その後方側端部に投入口が開設されていて、該投
入口にスプリングで復元可能な開閉蓋54が取付けられ
ている。
【0013】そしてホッパ21の直上部にシフタ61が
取付けられている。図2は図1と同じ一実施例を示す部
分拡大右側面図である。シフタ61は、櫛歯形の脱果台
62と、脱果台62の基端部を移動機体11のフレーム
13へ軸承する連結軸63と、脱果台62の先端部に取
付けられたクランク軸64と、クランク軸64を偏心し
て軸受する遊動プーリ65と、遊動プーリ65にベルト
66を介して連係された駆動プーリ67とから構成され
ており、駆動プーリ67は相互にベルトやチェーン等で
連係されたプーリやスプロケット等を介して原動機12
へと接続されている。
【0014】図示した一実施例は本発明の好適例であ
り、本発明が該一実施例に限定されるというものではな
い。例えば、選果台の分割された後方側選果部は投入台
と一体兼用にすることができ、また投入台は投入口を開
設することなく傾動可能にすることもできる。
【0015】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、ホッパへ投入するトマトを予め茎、枝及び葉か
ら分離しておく厄介な手作業を省くことができ、またト
マトと共に持ち込まれてしまう茎、枝及び葉に基因する
搬送装置や選果台のベルトコンベアの停止、なかでも比
較的に硬い茎や枝に基因する搬送装置の停止を未然に防
止でき、更に選果台における作業も軽減できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を略示する正面図(一部断面
図)。
【図2】図1と同じ一実施例を示す部分拡大右側面図。
【符号の説明】
11・・・移動機体、21・・・ホッパ、31・・・搬
送装置、41・・・選果台、42・・・逆転ベルトコン
ベア、51・・・投入台、61・・・シフタ、62・・
・脱果台、64・・・クランク軸

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動機体にその前方側から後方側へとホ
    ッパ、搬送装置、選果台及び投入台がこの順で装備され
    たトマト収穫機において、ホッパの直上部に原動機駆動
    のクランク機構を介し櫛歯形の脱果台が振動するシフタ
    取付けられており、選果台に全体として前方側へ斜め
    に立ち上げられた逆転ベルトコンベアが装備されて成る
    ことを特徴とするトマト収穫機。
  2. 【請求項2】 選果台が共に全体として前方側へ斜めに
    立ち上げられた前方側選果部と後方側選果部とから成っ
    ており、前方側選果部が逆転ベルトコンベアである請求
    項1記載のトマト収穫機。
  3. 【請求項3】 後方側選果部が投入台と一体兼用に成っ
    ている請求項2記載のトマト収穫機。
  4. 【請求項4】 投入台が板材と、該板材の後方側及び前
    後方向に沿う左右両側に突設された壁片とを備え、該板
    材の後方側端部に投入口が開設されたものである請求項
    1、2又は3記載のトマト収穫機。
  5. 【請求項5】 投入口にスプリングで復元可能な開閉蓋
    が取付けられた請求項4記載のトマト収穫機。
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DE2832111A1 (de) * 1978-07-21 1980-01-31 Dynamit Nobel Ag Waessrige fuellstoff-suspension
JP3129016U (ja) * 2006-11-16 2007-02-01 株式会社大京 キッチンユニット

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