JP2764214B2 - 割り型を用いた圧造方法及び装置 - Google Patents

割り型を用いた圧造方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は,パーツホーマーにおける割り型を用いた圧
造形成を行う方法及び装置に関するものである。
従来の方法及び問題点 従来パーツーホーマーにおいて割り型を用いた圧造方
法は,第1図に示されるように,図示しないパンチとダ
イスの隙間で頭部を据え込んだブランク21を,図示しな
い搬送装置により反転させて次工程へ移動させ、さらに
第1図に示されるように、ラムの前進に伴いパンチ7が
ブランク21をダイスピン16に挿入し,パンチケース6が
テーパーを有する割り型9を押しながらパンチ7と割り
型9の隙間でツバ部を成形し,圧造製品22が得られるの
が一般的である。
この従来の方法では,下記のからの問題点があ
る。
反転機構を有するために,圧造製品の搬送装置が複
雑になり,機械部品の破損及び成形途中の圧造ブランク
混入等の問題が生じる。
同様に,反転機構を有するために,圧造製品の全長
が長いほど、図示しないクランク機構のストロークが長
くなり,図示しない圧造機械のフレームが大きくなり,
圧造製品に対し圧造機械が長大になる。
上記.のために搬送装置の故障,異品混入,生
産速度の低下,機械コストの増加等の問題が発生し,全
体として製品の生産効率が低下し,製品のコストが上昇
することになる。
発明が解決しようとする課題 このような問題点は,平行式搬送装置を用いることに
より大きく改善される。しかしながら,平行式搬送装置
を用いるためには割り型を有する工程での圧造製品のツ
バ部成形位置を変更することが必要になり,割り型の金
型構造,特に割り型の外周テーパーの向きを現状の方向
と逆にする必要がある。
課題を解決するための手段 第2図に示すように,前工程の頭部の据込加工は現状
の方法を用い,このブランク21を次の割り型工程へ搬送
する方法は,一般的な反転機構を持たない平行式のブラ
ンク搬送装置を用いる。
割り型を有する工程は,第2図に示す型構造とし,平
行に搬送されてきたブランク21の据込加工を,パンチ24
と割り型27の隙間で行うのでなく,割り型27とダイスノ
ックアウトスリーブ32の隙間で行うこととする。
作用及びその効果 本発明の圧造方法及び装置によると,下記の作用及び
効果が発生し、割り型成形法においても、平行式搬送装
置により効率の良い生産ができることになる。
反転式搬送装置を用いずに平行式搬送装置を用いて
製品の生産を行うと,搬送装置の故障率の低下,異品混
入の防止,生産速度の増加,機械コストの低減が行わ
れ,全体として製品の生産効率が増加し,製品のコスト
が低下することになる。
第2図に示すように,ブランク21を図示しない前工
程より割り型27の中心位置に図示しない搬送装置により
平行に搬送し,さらに,図示しないラムの前進に伴い,
パンチ24がブランク21を押し,さらにパンチケース23が
割り型27のダイスケース26を押し,ブランク21を割り型
27で保持する。この方式で割り型27を閉めると,パンチ
ケース23により押されているダイスケース26が割り型27
を均一に締め付けることができ,圧造製品39のツバ部成
形においても製品精度を充分保つことができる。
さらに,図示しないラムが後退すると、ダイス側のス
プリング31が開放され、ダイスケース26を押し上げ,割
り型27間に装着されたスプリング28により割り型27が押
し広げられ,圧造製品のツバ部が排出できるだけのスペ
ースを作ることができる。
このとき割り型27が浮き上がると,再び割り型27を閉
めてしまうことになり圧造製品39を排出できなくなるた
め,本発明では割り型27とダイススペーサー30を連結す
るフッカー装置29を装着しておく。これにより圧造製品
39の排出におけるトラブルを防止することができる。こ
の方法により,割り型を用いた成形法においても生産効
率の良い圧造成形が可能となる。尚、さらに詳細は実施
例にて説明を行う。
実施例 本発明における圧造装置とは,第2図に示す23から38
の部品で構成され,図示しないラムの前進により圧造製
品21を割り型27で締めつけ,さらに圧造製品39のツバ部
を据込み,圧造製品39を割り型27より排出するものであ
る。
以下に本発明方法の実施例を第3図を用いて説明す
る。
第3図(I)に示すように,ブランク21は図示しな
い平行式搬送装置に装着される図示しないトランスファ
ーフィンガーにて割り型27の中心に保持される。
同図(II)に示すように,図示しないラムの前進に
より,パンチ24がブランク21をダイスピン34に押し込
む。このとき割り型27は開いた状態である。
さらに,図示しないラムが前進すると同図(III)
に示されるように、パンチケース23がダイスケース26を
押し,割り型27は閉じさせる。これにより,ブランク21
はパンチ24と割り型27により閉じ込められた状態とな
る。
さらに,図示しないラムが前進すると同図(IV)に
示されるように、ダイススペーサー30とダイスライナー
37の隙間が無くなりダイスノックアウトスリーブ32と割
り型27との隙間も縮められ,同図(III)のブランク21
が同図(IV)の圧造製品39の形状に据込まれることにな
る。
さらに,図示しないラムが後退すると,同図(V)
に示されるように、パンチ24及びパンチケース23が後退
し,ダイスケース26は,ダイススリーブ25にて止められ
るまで,スプリング31及びスプリング36で押し上げられ
る。さらに割り型27の間にあるスプリング28により,割
り型27は互いに押し広がろうとする。このとき,割り型
27に装着されたフッカー装置29により,ダイススペーサ
ー30と割り型27が連結されており,割り型27は型中心の
円周方向のみに移動し,圧造製品39を排出できるスペー
スをつくることができる。
さらに,図示しないラムが後退すると,同図(VI)
に示されるように、図示しない圧造製品ノックアウト装
置が作動し,ダイスノックアウトピン38を押し,さらに
ダイスノックアウトスリーブ32を押し,製品の排出を行
うことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧造方法を示す一部の断面図、第2図は
本発明の圧造装置の一実施例を示す断面図、第3図は本
発明の圧造方法の一実施例で,圧造製品挿入,成形,排
出の工程順序を示す断面図である。 7,24:パンチ 6,23:パンチケース 10,26:ダイスケース 9,27:割り型 29:フッカー 16,34:ダイスピン 14,32:ダイスノックアウトスリーブ 12,30:ダイススペーサー 18,19,37:ダイスライナー 11,28:ダイススプリング(割り型用) 13,32:ダイススプリング(ノックアウトスリーブ戻し
用) 15,31:ダイススプリング(押し出し用) 2:パンチスプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】割り型の工程を有するパーツホーマーにお
    いて,割り型の前工程から加工ブランクを平行に搬送す
    る装置と,割り型を締めるダイスケースを軸方向に緩め
    るスプリング装置と,割り型を円周方向に開放するフッ
    カー装置とを有することを特徴とする割り型を用いた圧
    造方法および装置。
JP1135629A 1989-05-30 1989-05-30 割り型を用いた圧造方法及び装置 Expired - Fee Related JP2764214B2 (ja)

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