JP2763971B2 - 鉄道の保守用車用踏切警報制御装置 - Google Patents

鉄道の保守用車用踏切警報制御装置

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JP2763971B2
JP2763971B2 JP3115607A JP11560791A JP2763971B2 JP 2763971 B2 JP2763971 B2 JP 2763971B2 JP 3115607 A JP3115607 A JP 3115607A JP 11560791 A JP11560791 A JP 11560791A JP 2763971 B2 JP2763971 B2 JP 2763971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道の保守用車用踏
切警報制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の踏切警報制御リレーRと踏切しゃ
断機制御リレーTERを有する踏切警報制御装置におい
ては、保守用車は車軸によりレール間を短絡させないよ
うに車軸に絶縁を施しているので、踏切警報区間内に進
入しても踏切警報制御リレーRや踏切しゃ断機制御リレ
ーTERが復旧せず、踏切警報機が警報したり、踏切し
ゃ断桿が下降する踏切制御は行われない。したがって、
保守用車が踏切道を通過するときは、踏切道の手前で一
旦停止し、添乗員が保守用車から降りて踏切道を通る自
動車や人の交通をしゃ断して安全を確認して保守用車を
走行させるか、あるいは所により踏切警報機、踏切しゃ
断桿を手動操作により扱って、警報したり、しゃ断桿の
下降を行い、踏切道を保守用車が通過後、再び手動操作
で警報の終止、しゃ断桿の上昇を行って保守用車を走行
させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来は、
保守用車が踏切道を通過するごとに踏切道の交通整理、
あるいは踏切警報機などの手動操作に不必要な時間をか
けざるを得なかったので、本来の保守作業時間が短くな
り、保守作業能率が大変悪かった。そこでこの発明は、
前記のような従来の問題点を解決し、保守用車に添乗員
が乗ったままで踏切警報機、踏切しゃ断桿の制御がで
き、要員の省力化が図れるとともに、本来の保守作業時
間帯をより有効に使用でき、保守作業能率の向上を図る
保守用車用踏切警報制御装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の保守用車用踏切警報制御装置は、前記の
ような踏切警報制御リレーRと踏切しゃ断機制御リレー
TERを有する踏切警報制御装置において、踏切道を挾
んで保守用車の運転方向が順・逆方向となる所定距離の
位置に立設された光検知器と、光検知器が立設された線
路の近くに立設された上り用下り用の一旦停止標と、光
検知器に向けて保守用車から光信号を出力する光発信器
と、復旧して踏切警報制御リレーRと踏切しゃ断機制御
リレーTERを復旧させ、動作して踏切警報制御リレー
Rと踏切しゃ断機制御リレーTERを動作させる検知リ
レーR1と、前記光検知器から入力される光信号が1回
目か2回目かを判定し、1回目と判定したとき検知リレ
ーR1を復旧させ、2回目と判定したとき検知リレーR
1を動作させる制御部とを具えている。また、踏切道を
挾んで保守用車の運転方向が順・逆方向となる所定距離
の位置のレール間に設置された地上子と、地上子が立設
された線路の近くに立設された上り用下り用の一旦停止
標と、保守用車内に設置され、車上子を介して前記地上
子に向けて信号を送信する送信器と、車上子と地上子が
電磁的に結合すると受信信号を出力する受信器と、復旧
して踏切警報制御リレーRと踏切しゃ断機制御リレーT
ERを復旧させ、動作して踏切警報制御リレーRと踏切
しゃ断機制御リレーTERを動作させる検知リレーR1
と、前記受信器から入力される受信信号が1回目か2回
目かを判定し、1回目と判定したとき検知リレーR1を
復旧させ、2回目と判定したとき検知リレーR1を動作
させる制御部とを具えている。
【0005】
【作用】請求項1の場合は、保守用車が走行していて踏
切道に接近したら、添乗員は保守用車から光発信器を使
って光検知器に向けて光信号を送信する。これを光検知
器が受光すると、この受光信号が制御部に入力され、こ
の受光信号が1回目であると判定される。これにより検
知リレーR1が復旧され、踏切警報制御リレーRが復旧
するとともに、一定時分後に踏切しゃ断機制御リレーT
ERも復旧する。この踏切警報制御リレーRの復旧と踏
切しゃ断機制御リレーTERの復旧により、踏切警報機
が警報し、一定時分後に踏切しゃ断桿が下降し始める。
そして、保守用車が踏切道を通過した後、添乗員は再び
光検知器に向けて光発信器を使って光信号を送信する。
光検知器がこれを受光すると、この受光信号が制御部に
入力され、この受光信号が2回目であると判定される。
これにより検知リレーR1が動作され、踏切警報制御リ
レーRと踏切しゃ断機制御リレーTERが動作し、踏切
警報機の警報が終止するとともに、踏切しゃ断桿が上昇
する。請求項3の場合は、保守用車が走行して踏切道に
接近し、車上子と地上子が電磁的に結合すると、受信器
が受信信号を出力し、この信号を入力する制御部が1回
目の受信信号と判定し、あとは前記と同様な作動とな
り、保守用車が踏切道を通過して地上子と車上子が再び
電磁結合すると、受信器より受信信号が出力され、制御
部で2回目の受信信号と判定し、あとは前記と同様な作
動となる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の保守用車用踏切
警報制御装置を示す概要平面図である。図1は複線の場
合の例であって、矢印で示すように上側線路が左から右
に進行する下り運転方向線路、下側線路が右から左に進
行する上り運転方向線路を示している。1は踏切道で、
踏切しゃ断桿2,3が設置されている。5は後記器具箱
である。踏切道1を挾んで保守用車の運転方向が順・逆
方向となる所定距離、例えば50m離れた位置には保守用
車用の一旦停止標6,7,8,9,11,12,13,14が設
置されている。すなわち、下り線路については踏切道1
の手前に一旦停止標6、踏切道1を通過してから一旦停
止標7が、また下り線路を逆行するときのために踏切道
1の手前に一旦停止標8、踏切道1を通過してから一旦
停止標9が設置され、上り線路については踏切道1の手
前に一旦停止標11、踏切道1を通過してから一旦停止標
12が、また上り線路を逆行するときのために踏切道1の
手前に一旦停止標13、踏切道1を通過してから一旦停止
標14が設置されている。
【0007】一旦停止標6の近くには光検知器16,17が
支柱18で支持されて設置され、一旦停止標11の近くには
光検知器20,21が支柱22で支持されて設置されている。
光検知器16,17,20,21は全て同様の構成と機能からな
っており、その一例としての光検知器16の支柱18に対す
る支持状態が図2に示されている。図2において24は受
光反応灯、25は踏切動作確認灯であり、同様に支柱18で
支持されている。また、26は保守用車、27は前記各光検
知器に向けて保守用車26から光信号を出力する光発信器
である。
【0008】図3は保守用車用踏切警報制御装置のブロ
ック図であり、器具箱5内には既設の踏切警報制御リレ
ーR、踏切しゃ断機制御リレーTERなどを有する制御
回路30、光検知器16,17,20,21と接続された制御部3
1、制御部31と接続された検知リレーR1が設けられて
いる。踏切警報制御リレーRは常時動作状態にある。踏
切しゃ断機制御リレーTERも常時動作状態にある。制
御部31は常時通電され、検知リレーR1が動作するよう
になっている。制御部31は光検知器16,17,20,21から
入力される光信号が1回目か2回目かの判定し、1回目
と判定したとき通電が絶たれて検知リレーR1を復旧さ
せ、2回目と判定したとき再び通電して検知リレーR1
を動作させるようになっている。検知リレーR1は動作
して踏切警報制御リレーRと踏切しゃ断機制御リレーT
ERを動作させ、復旧して踏切警報制御リレーRと踏切
しゃ断機制御リレーTERを復旧させる。
【0009】図4は光発信器27のブロック図であり、全
体的に携帯可能な構造に構成されている。押し釦スイッ
チ33を押下することによりバッテリ34より各部へ電源が
供給され、発振器35が一定周波数で発振し、変調器36に
てバースト状のパルス信号が作られ、当該信号に同期し
て発光素子37が駆動器38によって発光状態となり、一
方、押し釦スイッチ33の押下をやめると発光も停止する
ように構成されている。
【0010】図5は光検知器16,17,20,21のブロック
図である。光発信器27より発信された光が太陽光等の妨
害光を除去するオプチカルフィルタ40を通過し、受光素
子41へ導かれ、受光素子41では光電変換され、増幅器42
で増幅された後、復調器43で選択され、受光信号を駆動
器44から出力するように構成されている。
【0011】図6は制御部31のブロック図である。電源
投入時は電源立上り検知器47にて一定の幅のパルスが作
られ、オア回路48を経由してT形フリップフロップ50の
リセット端子Rに入力され、フリップフロップ50をリセ
ットする。リセット状態となると反転した出力端子Qが
ハイレベルとなり、トランジスタ51がオンとなって検知
リレーR1が動作する。検知リレーR1は受光信号が入
力されない限り動作を維持する。保守用車26が踏切道1
に接近し、光検知器16に光発信器27から光信号を出力し
て受光信号Aが入力されると、オア回路52を経てパルス
幅検定器53にて予め定めた一定時間幅の信号であること
を検定し、合格したらパルス信号を出力する。当該パル
ス信号はT形フリップフロップ50のトリガー端子Tに入
力されるので、パルス信号の後縁の部分でフリップフロ
ップ50は反転し、反転した出力端子Qはハイレベルから
ローレベルになる。そして、トランジスタ51はオフとな
り、検知リレーR1は復旧して一連の踏切警報動作を開
始する。
【0012】保守用車26が踏切道1を通過後、光検知器
21に光発信器27から光信号を出力して、受光信号Bが入
力されると、オア回路52が入力し、前記と同様な動作に
よりT形フリップフロップ50のトリガー端子Tにパルス
信号が入力され、フリップフロップ50は反転し、反転し
た出力端子Qはローレベルよりハイレベルになる。ハイ
レベルになると、トランジスタ51はオンとなり、検知リ
レーR1は動作し、踏切警報動作を停止する。踏切道1
を通過し終わって添乗員が前述の踏切警報停止操作を失
念した場合には、踏切警報動作を継続する。そうしたこ
とを防止するため、検知リレーR1が復旧した場合に
は、検知リレーR1の復旧接点を介して一定時分、例え
ば5分に設定した時限タイマ回路55によりフリップフロ
ップ50のセット信号を作り出し、強制的に検知リレーR
1を動作するようにする。下り運転方向線路を逆行する
場合、並びに上り運転方向線路を順行・逆行する場合も
同様である。
【0013】次に、前記実施例の作用を説明する。今、
保守用車26が下り運転方向線路を順行して踏切道1に接
近し、一旦停止標6の所にくると停止し、添乗員は保守
用車26から光発信器27を使って光検知器16に向けて光信
号を発信する。これを光検知器16が受光すると、光検知
器16よりこの受光信号が出力され制御部31に入力され
る。制御部31ではこの受光信号が1回目であると判定す
る。これにより制御部31の通電が絶たれ、検知リレーR
1を復旧させ、検知リレーR1の動作接点が開放して踏
切警報制御リレーRが復旧し、一定時分後に踏切しゃ断
機制御リレーTERも復旧する。この踏切警報制御リレ
ーRの復旧と踏切しゃ断機制御リレーTERの復旧によ
り、従来の踏切警報制御装置と同様に踏切警報機が警報
し、一定時分後に踏切しゃ断桿2,3が下降し始める。
一方、検知リレーR1が復旧すると、検知リレーR1の
復旧接点、踏切しゃ断機制御リレーTERの動作接点を
介して受光反応灯24は通電・点灯され、添乗員に受光完
了を表示し、踏切しゃ断機制御リレーTERが動作して
いる間赤色点灯する。また、踏切しゃ断機制御リレーT
ERが復旧すると、受光反応灯24は消灯し、検知リレー
R1の復旧接点、踏切しゃ断機制御リレーTERの復旧
接点を介して踏切動作確認灯25が黄色点灯し、踏切道1
の通過が可能なことを保守用車の添乗員に知らせる。
【0014】保守用車26は踏切動作確認灯25の点灯を確
認して踏切道1を通過し、一旦停止標7の所で停止し、
添乗員は再び光検知器21に向けて光発信器27を使って光
信号を発信する。光検知器21がこれを受光すると、光検
知器21よりこの受光信号が出力され制御部31に入力さ
れ、制御部31ではこの受光信号が2回目であると判定
し、再び通電状態となって検知リレーR1を動作させ
る。検知リレーR1の動作によりその動作接点を介して
踏切警報制御リレーRが動作し、そして踏切しゃ断機制
御リレーTERが動作し、踏切警報機の警報が終止する
とともに、踏切しゃ断桿2,3が上昇する。また、踏切
動作確認灯25が消灯する。
【0015】保守用車26が下り運転方向線路を逆行する
ときは一旦停止標8と一旦停止標9の所で停止し、また
保守用車26が上り運転方向線路を順行又は逆行すると
き、一旦停止標11と一旦停止標12又は一旦停止標13と一
旦停止標14の所で停止し、光発信器27を使って前記と同
様な手順により踏切警報機および踏切しゃ断桿2,3を
動作させる。
【0016】図7は別の実施例の保守用車用踏切警報制
御装置を示す概要平面図であり、これも図1と同様な複
線の例である。61,62,63,64は一旦停止標で、図1の
一旦停止標6,8,11,13と対応した位置に設置されて
いる。一旦停止標61〜64よりやや踏切道1近くの位置に
は踏切動作確認灯66,67,68,69が、図8に踏切動作確
認灯66の場合を例示したように支柱70で支持されて設置
されている。一旦停止標61〜64の近くの上り運転方向線
路および下り運転方向線路のレール間には地上子73,7
4,75,76が設置されている。77は後記器具箱である。
また、図8で78は保守用車、79は車上子80を介して地上
子73〜76に向けて信号を送信する送信器である。88,84
は地上子73〜76によって受信した信号を検知する受信器
である。
【0017】図9は保守用車用踏切警報制御装置のブロ
ック図であり、器具箱77内には受信器83,84と接続され
た制御部31と、制御部31と接続された検知リレーR1
と、既設の踏切警報制御リレーR、踏切しゃ断機制御リ
レーTERなどを有する制御回路30とが設けられてお
り、これらは前記実施例と同様な構成となっている。
【0018】図10は送信器79のブロック図である。保守
用車78の運転開始にあたり、投入スイッチ86を投入する
と発振器87が一定の周波数f0で発振し、増幅器88で増
幅され、車上子80より信号が送出されるように構成され
ている。
【0019】図11は受信器83(84)のブロック図であ
る。地上子73(74,75,76)で受信した信号は増幅器90
で増幅され、帯域フィルタ(BPF)91で当該信号周波
数成分が通過し、シュミット回路92で振幅弁別された
後、整流器93で整流されて受信信号が出力されるように
構成されている。
【0020】次に、この実施例の作用を前記実施例と異
なる点を中心として説明する。保守用車78に設置された
送信器79は常時発振状態にあり、車上子80を介して地上
子73(74,75,76)に向けて信号を送信している。保守
用車78が下り運転方向線路を順行して踏切道1に接近
し、一旦停止標61の所にきて地上子73を通過する際、車
上子80と地上子73が電磁的に結合すると、受信器83は受
信信号を出力し、この信号を入力する制御部31は1回目
の受信信号と判定する。これにより検知リレーR1が復
旧し、踏切警報制御リレーRが復旧するとともに、一定
時分後に踏切しゃ断機制御リレーTERも復旧し、踏切
警報機が警報するとともに踏切しゃ断桿2,3が下降し
始める。また、踏切動作確認灯66が黄色点灯する。
【0021】保守用車78が踏切道1を通過して一旦停止
標62の所にきて、地上子74と車上子80が再び電磁結合す
ると、受信器84より受信信号が出力され、制御部31では
2回目の受信信号と判定する。これにより検知リレーR
1が動作し、踏切警報制御リレーRが動作するととも
に、一定時分後に踏切しゃ断機制御リレーTERも動作
し、踏切警報機の警報が終止するとともに踏切しゃ断桿
2,3が上昇する。また、黄色点灯していた踏切動作確
認灯66が消灯する。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は前記のような構成から
なるので、保守用車に添乗員が乗ったままで踏切警報
機、踏切しゃ断機の制御を行うことができ、本来の保守
作業時間帯をより有効に使用することができる。しかも
保守作業能率もよい。すなわち、従来のように保守用車
が踏切道を通過するごとに添乗員が保守用車から降りて
交通整理を行う必要がなく、この点からも作業を極めて
安全に行うことができる。また、一旦停止標によって保
守用車を確実に光検知器のある近くに停止させることが
でき、光検知器に対する光発信器の操作がよりし易くな
る。
【0023】降雪線区の踏切道において、除雪時に吹
雪、側雪等により見通しが阻害される等によって、保守
用車と自動車との衝突の恐れがあり、そのための事故も
発生しているが、請求項2の発明は地上子と車上子の電
磁結合による信号受信方式のため、このようなことが確
実に回避できるという利点がある。また、請求項1の場
合と異なり、添乗員による操作がないため、誤操作が起
きない。また、一旦停止標によって保守用車を地上子の
ある設置場所に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の保守用車用踏切警報制御
装置を示す概要平面図である。
【図2】同上の光検知器と保守用車の光発信器の関係を
示す側面図である。
【図3】同上の保守用車用踏切警報制御装置のブロック
図である。
【図4】同上の光発信器のブロック図である。
【図5】同上の光検知器のブロック図である。
【図6】同上の制御部のブロック図である。
【図7】別の実施例の保守用車用踏切警報制御装置を示
す概要平面図である。
【図8】同上の車上子と地上子の関係を示す側面図であ
る。
【図9】同上のブロック図である。
【図10】同上の送信器のブロック図である。
【図11】同上の受信器のブロック図である。
【符号の説明】
1 踏切道 2,3 踏切しゃ断機 5 器具箱 6,7,8,9,11,12,13,14 一旦停止標 16,17,20,21 光検知器 26 保守用車 27 光発信器 30 制御回路 31 制御部 61,62,63,64 一旦停止標 73,74,75,76 地上子 78 保守用車 79 送信器 80 車上子 83,84 受信器 R 踏切警報制御リレー TER 踏切しゃ断機制御リレー R1 検知リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−144258(JP,A) 特開 昭60−113769(JP,A) 実開 昭60−82400(JP,U) 実開 平1−104860(JP,U) 実開 平2−89100(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61L 1/00 - 29/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車が踏切警報区間内に進入すると踏切
    警報制御リレーRが復旧して踏切警報機を警報し、一定
    時分後に踏切しゃ断機制御リレーTERを制御してしゃ
    断桿を下降させ、又列車が踏切警報区間から出ると各々
    の制御リレーR,TERが動作して踏切警報機の警報を
    終止させ、しゃ断桿を上昇動作させる踏切警報制御装置
    において、 踏切道を挾んで保守用車の運転方向が順・逆方向となる
    所定距離の位置に立設された光検知器と、この光検知器
    が立設された線路の近くに立設された上り用下り用の一
    旦停止標と、前記光検知器に向けて保守用車から光信号
    を出力する光発信器と、復旧して踏切警報制御リレーR
    と踏切しゃ断機制御リレーTERを復旧させ、動作して
    踏切警報制御リレーRと踏切しゃ断機制御リレーTER
    を動作させる検知リレーR1と、前記光検知器から入力
    される光信号が1回目か2回目かを判定し、1回目と判
    定したとき検知リレーR1を復旧させ、2回目と判定し
    たとき検知リレーR1を動作させる制御部とを具えたこ
    とを特徴とする鉄道の保守用車用踏切警報制御装置。
  2. 【請求項2】 列車が踏切警報区間内に進入すると踏切
    警報制御リレーRが復旧して踏切警報機を警報し、一定
    時分後に踏切しゃ断機制御リレーTERを制御してしゃ
    断桿を下降させ、又列車が踏切警報区間から出ると各々
    の制御リレーR,TERが動作して踏切警報機の警報を
    終止させ、しゃ断桿を上昇動作させる踏切警報制御装置
    において、 踏切道を挾んで保守用車の運転方向が順・逆方向となる
    所定距離の位置のレール間に設置された地上子と、この
    地上子が立設された線路の近くに立設された上り用下り
    用の一旦停止標と、保守用車内に設置され、車上子を介
    して前記地上子に向けて信号を送信する送信器と、車上
    子と地上子が電磁的に結合すると受信信号を出力する受
    信器と、復旧して踏切警報制御リレーRと踏切しゃ断機
    制御リレーTERを復旧させ、動作して踏切警報制御リ
    レーRと踏切しゃ断機制御リレーTERを動作させる検
    知リレーR1と、前記受信器から入力される受信信号が
    1回目か2回目かを判定し、1回目と判定したとき検知
    リレーR1を復旧させ、2回目と判定したとき検知リレ
    ーR1を動作させる制御部とを具えたことを特徴とする
    鉄道の保守用車用踏切警報制御装置。
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