JP2763862B2 - 粉粒体の排出装置 - Google Patents

粉粒体の排出装置

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JP2763862B2 JP6156241A JP15624194A JP2763862B2 JP 2763862 B2 JP2763862 B2 JP 2763862B2 JP 6156241 A JP6156241 A JP 6156241A JP 15624194 A JP15624194 A JP 15624194A JP 2763862 B2 JP2763862 B2 JP 2763862B2
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体を貯留し、運搬
や保管のために用いられるコンテナから、収容されてい
る粉粒体を排出するための粉粒体の排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示すような枠付コンテ
ナ1が、化学品、薬品あるいは食品などの原料や中間製
品などの粉粒体を、運搬したり一時的に貯留したりする
ために使用されている。枠付コンテナ1では、底部がコ
ーン状に形成されている密閉容器2の周囲を、枠3によ
って外囲し、運搬などの物流過程での便宜と、枠付コン
テナ1同士の積重ねなど保管過程での便宜とを図ってい
る。コーン状に形成されている容器2の底部には、排出
口4が設けられ、開閉弁5が備えられている。開閉弁5
を開くと、容器2内に収容されていた粉粒体の内容物
は、円滑に落下し排出することができる。
【0003】図5は、枠付コンテナ1の排出口4から貯
留されている粉粒体を排出する装置の1例として、実開
平2−139829号公報の第5図として開示されてい
る構成を示す。本構成では、枠付コンテナ1の枠3の底
部が、架台6の頂部に乗載される。乗載された状態の排
出口4の下方には、排出シュート7が設けられる。排出
シュート7には固定ホッパ8が備えられ、粉粒体を気送
するための排出管9の一端に接続されている。固定ホッ
パ8の内側には、昇降シリンダ10によって上下移動可
能な昇降ホッパ11が設けられる。昇降ホッパ11を上
昇させると、昇降ホッパ11の上部と排出口4とが接合
され、開閉弁5を開くことによって容器2内の内容物で
ある粉粒体が排出管9まで落下することができるように
なる。昇降ホッパ11を上昇させると、固定ホッパ8と
の間の隙間が大きくなり、この隙間から粉粒体が外部に
漏れ出したり、周囲の環境から塵埃などの汚れや、水分
が侵入したりする恐れがある。このため、フレキシブル
なベローズ12を用いて密閉されている。図5の排出シ
ュートは、右半分が昇降ホッパ11を下降させた状態、
左半分が昇降ホッパ11を上昇させた状態をそれぞれ示
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンテナから内容物を
排出するための排出シュートは、粉粒体を取扱う各種プ
ラントに接続されているけれども、取扱う粉粒体は、種
類を変えたり、種類は同一でもそのグレードを変えたり
することがある。粉粒体の種類やグレードの変更時に
は、コンテナの容器内や排出シュートさらには処理装置
の内部をきれいに清掃して前回の材料の影響が残らない
ようにする必要がある。しかしながら図5に示すような
二重構造の排出シュート7では、特にフレキシブルなベ
ローズ12などの部分に粉粒体が残留しやすく、その清
掃は困難で手間がかかる。
【0005】本発明の目的は、排出に関連する構成を簡
略化して、粉粒体の排出時に粉粒体が溜まりにくく、清
掃も容易な粉粒体の排出装置を提供することである
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、枠23で外囲
され、下枠よりも上方に底部の排出口24が形成される
コンテナ21から、収容されている粉粒体を排出する粉
粒体の排出装置において、コンテナ21の下枠を位置決
めして乗載するための架台26と、乗載されるコンテナ
21の排出口24の下方となる位置で架台26に固定さ
れ、上下に延びる向きに設けられ、上部が開口した固定
ホッパ28を有する排出シュート27と、コンテナ21
の下枠を乗載する架台26を昇降変位させることが可能
で、下降させた状態では、コンテナ21の排出口24を
排出シュート27の上部の開口部に密着させて接続する
ことが可能な昇降手段30とを含み、排出口24の内径
よりも、固定ホッパ28の開口部の内径が大きく、排出
口24には、外径が固定ホッパ28の開口部の内径より
も大きな外向きフランジ40が設けられることを特徴と
する粉粒体の排出装置である。
【0007】
【0008】
【作用】本発明に従えば、架台26に位置決めして下枠
が乗載されるコンテナ21は枠23で外囲され、底部に
排出口24が形成されている。架台26に乗載されるコ
ンテナ21の排出口24の下方には、排出シュート27
が設けられる。排出シュート27は、上下に延びるよう
な向きに固定され、上部が開口した固定ホッパ28を有
する。昇降手段30は、コンテナ21の下枠を乗載する
架台26を、昇降変位させることが可能である。コンテ
ナ21の下枠を架台26に乗載させた状態で下降させる
と、コンテナ21の排出口24と固定ホッパ28の開口
部とが密着して、排出口24が排出シュート27に接続
される。コンテナ21の排出口24と排出シュート27
との間は、直接接続され、その周囲をフレキシブルなベ
ローズなどで密閉したり、固定部分と可動部分とを設け
る二重構造にしたりする必要はないので、構造が単純化
され、粉粒体が溜まる恐れはなく、清掃も容易となる。
【0009】また、排出口24の内径よりも固定ホッパ
28の開口部の内径を大きくしてあるので、排出シュー
ト27とコンテナ21との位置ずれがあっても、排出口
24は固定ホッパ28の開口範囲内に収まりやすい。ま
た、排出口24には外径が固定ホッパ28の開口部の内
径よりも大きな外向きフランジ40が設けられるので、
位置ずれがあっても固定ホッパ28の開口部を外向きフ
ランジ40によって塞いでおき、しかも粉粒体の堆積を
防ぐことができる。したがって、架台26に乗載するコ
ンテナ21の位置決めの際には、ある程度までの誤差が
許容され、コンテナ21の取扱いが容易となる。
【0010】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例の構成を
示し、図1は正面図、図2は平面図である。説明の便宜
のため仮想線で示す枠付コンテナ21の容器22の底部
は、コーン状に形成されている。このように、底部がコ
ーン状に形成されている容器22の外部形状は、運搬や
保管には必ずしも適していないので、直方体状の枠23
によって外囲されている。容器22の下端部には、排出
口24が設けられ、その直上には開閉弁25が備えられ
ている。枠23の底面形状は、たとえば一辺L1が約1
m程度の正方形である。排出口24の内径Daは、たと
えば200mmであり、外径DAは250mmである。
【0011】枠付コンテナ21の枠23の底部は、架台
26上に乗載される。架台26上に乗載された状態の枠
付コンテナ21の排出口24の下方には、排出シュート
27が設けられる。排出シュート27の固定ホッパ28
は、粉粒体を気送する排出管29に接続されている。こ
のように、排出シュート27は、排出管29の一端に固
定されており、可動部分はない。架台26は、昇降シリ
ンダ30によって、枠付コンテナ21を乗載した状態の
まま昇降変位可能である。架台26に関し、実線は上昇
状態、仮想線は下降状態を示す。昇降シリンダ30が枠
付コンテナ21を乗載する乗載台31を下降させると、
排出口24が固定ホッパ28の上部の開口部に密着し、
排出口24と排出シュート27とが接続される。
【0012】乗載台31は、枠付コンテナ21を乗載し
た状態のまま水平移動させることができるチェーンコン
ベア32を有する。チェーンコンベア32は、スプロケ
ット33を駆動モータ34が回転駆動することによって
乗載される枠付コンテナ21を搬送することができる。
乗載された状態の枠付コンテナ21の位置決めのため、
ガイド35が設けられている。
【0013】図3は、排出口24と固定ホッパ28の開
口部との接合構造を示す。図3(A)に示すように、排
出口24の内径Daよりも、固定ホッパ28の開口部の
内径Dbの方を大きくしてある。さらに、固定ホッパ2
8の開口部の内径Dbよりも、排出口24の周囲に設け
る外向きフランジ40の外径Dcの方を大きくしてあ
る。このような関係によって、排出口24の中心と固定
ホッパ28の中心とのずれの絶対値をEとするとき、次
の第1式の範囲であれば、粉粒体を円滑に排出すること
ができる。
【0014】 E < (Db−Da) / 2 …(1) また、第1式のような範囲内で、外向きフランジ40が
常に固定ホッパ28の開口部を覆うことができる条件
は、Da/2+Dc/2 > Dbから、次の第2式によ
って求められる。
【0015】 Dc > 2Db − Da …(2) 以上の第1式および第2式が成立する前提として、次の
第3式の条件が必要である。
【0016】 Dc > Db > Da …(3) 排出口24と固定ホッパ28とのずれが、第1式よりも
大きくなると、図3(B)に示すように、固定ホッパ2
8の開口部の周囲に設けられる外向きフランジ41上に
粉粒体が塵として溜まりやすくなる。外向きフランジ4
1を設けていないと、このようにずれが大きくなるとき
に、接合部分を密閉することができなくなる。
【0017】本実施例では、排出シュート27を、直管
の頂部に開口部が直管の内径よりも大きくなるようにコ
ーン状に内径が拡大する形状としているけれども、内面
が平滑で落下する粉粒体が滞留する恐れがない形状であ
れば、他の形状でもよく、また必ずしも粉粒体を排出す
る方向は鉛直方向のみに制限されない。たとえば、途中
で粉粒体の排出方向が変化してもよい。
【0018】さらに、乗載台31に搬送手段としてチェ
ーンコンベア32を設けているけれども、搬送手段を設
けないで、直接フォークリフトなどによって枠付コンテ
ナ21を所定位置に乗載するようにしてもよい。また、
チェーンコンベア32のような搬送手段を設けておけ
ば、乗載台31の一端に他の物流用搬送コンベアや、A
GVと呼ばれる無人搬送車などによって枠付コンテナ2
1を自動的に搬送し、乗載台31上に移載させて内容物
を自動的に排出することも容易である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンテナ
21の排出口24と排出シュート27とを接続する部分
は単純な構造となり、フレキシブルな要素を含まないの
で、排出する粉粒体が滞留して溜まる恐れはなく、清掃
も容易に行うことができる。特に、同一の装置を用いて
グレードの異なる合成樹脂を製造する際のグレードアッ
プ時など、切換えを迅速に行って生産性を向上させるこ
とができる。
【0020】また、コンテナ21の下枠を排出装置の架
台26に乗載する際の位置決めを高精度に行わなくても
よいので、コンテナ21の乗載作業を迅速に行うことが
でき、自動化も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】図1の実施例の接合状態を示す簡略化した部分
的な断面図である。
【図4】粉粒体を貯留するコンテナの構成を示す斜視図
である。
【図5】粉粒体の排出装置についての従来技術について
の一部を切欠いて示す正面図である。
【符号の説明】
21 枠付コンテナ 22 容器 23 枠 24 排出口 25 開閉弁 26 架台 27 排出シュート 28 固定ホッパ 29 排出管 30 昇降シリンダ 31 乗載台 32 チェーンコンベア 35 ガイド 40,41 外向きフランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 69/00 - 69/22 B65G 65/30 - 65/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠23で外囲され、下枠よりも上方に底
    部の排出口24が形成されるコンテナ21から、収容さ
    れている粉粒体を排出する粉粒体の排出装置において、 コンテナ21の下枠を位置決めして乗載するための架台
    26と、 乗載されるコンテナ21の排出口24の下方となる位置
    で架台26に固定され、上下に延びる向きに設けられ、
    上部が開口した固定ホッパ28を有する排出シュート2
    7と、 コンテナ21の下枠を乗載する架台26を昇降変位させ
    ることが可能で、下降させた状態では、コンテナ21の
    排出口24を排出シュート27の上部の開口部に密着さ
    せて接続することが可能な昇降手段30とを含み、 排出口24の内径よりも、固定ホッパ28の開口部の内
    径が大きく、 排出口24には、外径が固定ホッパ28の開口部の内径
    よりも大きな外向きフランジ40が設けられることを特
    徴とする粉粒体の排出装置。
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JP5121481B2 (ja) 2008-02-01 2013-01-16 上村工業株式会社 表面処理装置
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