JP2763660B2 - 鉄筋のセパレートガイド - Google Patents

鉄筋のセパレートガイド

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JP2763660B2
JP2763660B2 JP2183200A JP18320090A JP2763660B2 JP 2763660 B2 JP2763660 B2 JP 2763660B2 JP 2183200 A JP2183200 A JP 2183200A JP 18320090 A JP18320090 A JP 18320090A JP 2763660 B2 JP2763660 B2 JP 2763660B2
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JP
Japan
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rebar
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reinforcing bar
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秀夫 小野
祐夫 川島
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Asahi Kasei Corp
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Asahi Kasei Kogyo KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F23/00Feeding wire in wire-working machines or apparatus
    • B21F23/005Feeding discrete lengths of wire or rod

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分配台などに並べられている長尺な鉄筋を
一本づつ分離して、ALC(Autoclaved Lightweiht Concr
ete)板の鉄筋自動編成機や金網の製造設備などへ供給
するための鉄筋のセパレートガイドに関するものであ
る。
(従来の技術) 例えば、ALC板の鉄筋自動編成機は複数本の長尺な鉄
筋を、先端位置を揃えて水平に配列し、その上に短尺な
鉄筋を井ゲタ状に載せて両者の交差部分を溶接して格子
状の鉄筋マットを製造するようになっている。従来、そ
のような鉄筋自動編成機に長尺な鉄筋を供給するには、
第6図に示したようなセパレートガイド(1′)を用い
て、鉄筋を一本ずつ分離して供給するようになってい
る。
即ち、案内ガイド(2′)のガイド棒(3′)間に長
尺な鉄筋(a)の一端が縦に一列に並べられており、第
7図に示すように一番下の鉄筋(a1)と、下から二番目
の鉄筋(a2)との間に爪(8′)が嵌入するようになっ
ている。こうして、爪(8′)で二番目の鉄筋(a2)よ
り上側の鉄筋を持ち上げて一番下の鉄筋(a1)だけを分
離し、マグネットロールなどによって下から一本ずつ順
次編成機に鉄筋を供給するようになっている。そして、
爪(8′)はガイド本体(4′)に多数取り付けられて
おり、ガイド本体(4′)はピストンシリンダー
(7′)の稼働で水平に動くようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、以上のような従来のセパレートガイド
(1′)は、鉄筋(a)の太さが一定であるときは問題
ないが、第8図のように、ガイド棒(3′)間に直径の
大きい鉄筋(a′)が保持されているような場合には、
分離できなくなる問題があった。
即ち、従来の爪(8′)はピストンシリンダー
(7′)の稼働で水平に動くようになっているので、太
い鉄筋(a′)であると爪(8′)先端が一番下の鉄筋
(a1′)の側面に当たってしまい、爪(8′)が鉄筋の
間に嵌入しなくなって、二番目以上の鉄筋(a2′)を持
ち上げることができなくなるからである。
従って、一般にALC用の鉄筋径は必要強度に応じて種
々の太さにするのであるが、従来のセパレートガイド
(1′)は、鉄筋の太さが変わると分離できなくなる問
題があった。
(課題を解決するための手段) そこで、鉄筋の一端を縦に一列に並べて保持する案内
ガイドのガイド棒間に斜め上方にスライドしながら突出
する爪を設け、かつ該爪はガイド棒間に保持されている
一番下の鉄筋と、下から二番目の鉄筋との間に嵌入する
ようにして鉄筋のセパレートガイドを構成した。また、
以上のようなものにおいて、案内ガイドに保持されてい
る鉄筋の直径が変化した場合には、爪のスライドの高さ
方向の移動量が鉄筋の直径の変化量よりも大きくなるよ
うに構成した。
(作用) 本発明のセパレートガイドは、ガイド棒間に爪が斜め
上方にスライドしながら突出するようになっていて、こ
れにより案内ガイド間に縦一列に並んで保持されている
鉄筋の一番下と下から二番目との間に爪が嵌入して、一
番下の鉄筋を下から順次一本ずつ分離するようになって
いる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明にかかるセパレートガイド(1)の正
面図である。
(2)は鉄筋(a)の一端を縦に一列に並べて保持す
るための案内ガイドであり、案内ガイド(2)には多数
のガイド棒(3)が櫛形に立設されている。
(4)はセパレートガイド本体であって、セパレート
ガイド本体(4)には斜めに開口した溝(5)が穿設さ
れている。また、溝(5)には案内ガイド(2)の下方
に突設されたピン(6)が嵌入している。なお、案内ガ
イド(2)の下方に溝を設け、セパレートガイド本体
(4)にピンを設けるようにしても良い。また、以下の
ような溝(5)とピン(6)はセパレートガイド本体
(4)に対して少なくとも2箇所以上に設けられてい
る。
セパレートガイド本体(4)にはピストンシリンダー
(7)が装着されており、ピストンシリンダー(7)が
稼働するとセパレートガイド本体(4)は、溝(5)と
ピン(6)の係合に規制されながら第1図斜め右上方に
向かってスライド移動するようになっている。なお、ピ
ストンシリンダー(7)の代わりにリンクでスライドさ
せるようにすることもできる。
セパレートガイド本体(4)には鈎型に折れ曲がった
形状の爪(8)が多数取り付けられていて、上記したよ
うにセパレートガイド本体(4)がピストンシリンダー
(7)で押されると、それに伴って爪(8)も斜め上方
に向かってスライドするように移動して、各ガイド棒
(3)の間にそれぞれ突出するようになっている。こう
して、各ガイド(3)の間に縦一列に並んで保持されて
いる一番下の鉄筋(a1)と下から二番目の鉄筋(a2)と
の間に爪(8)が嵌入し、二番目の鉄筋(a2)より上側
の鉄筋を持ち上げて、一番下の鉄筋(a1)を分離するよ
うになっている。
次に、以上のようなセパレートガイド(1)を側面か
らみると第2図のようになっている。
案内ガイド(2)の下方にはマグネットローラー
(9)が配設されており、上記のようにして分離した一
番下の鉄筋(a1)を吸着しながら第2図右向きに移送す
るようになっている。(10)は二番目以上の鉄筋を押さ
えるためのストッパーである。
(11)はマグネットローラー(9)で送られてきた鉄
筋(a1)を受け取る受け台であり、受け台(11)の横に
は鉄筋(a1)を停止させるストッパー(12)が設けられ
ている。ストッパー(12)はピストンシリンダー(13)
によって上下するようになっている。また、受け台(1
1)の上下には溶接プラグ(14)が配設されている。
しかして、以上のようなセパレートガイド(1)にあ
っては、ピストンシリンダー(7)で爪(8)をガイド
棒(3)の間に突出させて、二番目の鉄筋(a2)より上
側の鉄筋を持ち上げておき、一番下の鉄筋(a1)をマグ
ネットローラー(9)で吸着して第2図右向きに移送す
るようになっているのであるが、本発明のように、爪
(8)を斜め上方に向かってスライドするように構成し
たことによって以下の作用効果を奏するようになってい
る。
即ち、第3図に示すような直径の異なる鉄筋(a)
(a′)の何れにも対応できるようになっている。
第4図は比較的細い鉄筋(a)を分離する場合であ
り、第4(イ)図に示すようにガイド棒(3)の間に保
持されている鉄筋(a)に対して、爪(8)が斜め上方
に向かってスライドしながら嵌入すると、第4(ロ)図
のように二番目の鉄筋(a2)より上側の鉄筋を持ち上げ
て、一番下の鉄筋(a1)が分離される状態を示してい
る。
第5図は、第4図のものよりも直径がΔDだけ太い鉄
筋(a′)を分離する場合を第5(イ)図と第5(ロ)
図に同様に示したものである。なお、(ロ)図におい
て、Δhは爪(8)先端のスライド前後における高さ方
向の移動量であり、鉄筋(a′)の太さの増加量ΔDよ
りもΔhが大きくなるような傾き、即ち Δh>ΔD となる関係で爪(8)がスライドするようになってい
る。
このようなスライドの傾きは、鉄筋編成機に供給され
る鉄筋の直径の変化の範囲が、例えばφ5〜8mmである
ときは、ΔDが3mmであるからΔhはそれよりも大き
く、3mm以上となるような傾きでセパレートガイド本体
(4)の溝(5)を穿設することによって容易に構成で
きる。
但し、爪(8)によって持ち上げられた鉄筋が案内ガ
イド(2)のガイド棒(3)の間で横に並んで詰まるこ
とがないように、鉄筋の突き上げ寸法Δhを0.2D〜0.6D
の範囲とすることが好ましい。例えば、鉄筋編成機に供
給される鉄筋(a)のうち、最も細いものの直径がφ5m
mであるときは、鉄筋の突き上げ寸法Δhを1〜3mmの範
囲とすれば、分離できる最も太い鉄筋(a′)の範囲
は、上記したΔDとΔhとの関係を考慮すると、φ6〜
8mmとなる。爪(8)による突き上げ量Δhが0.6Dを越
えるとガイド棒(3)間に鉄筋同士が横に並んで詰まる
心配があり、好ましくない。
しかして、以上のような本発明のセパレートガイド
(1)にあっては、爪(8)が斜め上方にスライドしい
くことによって、比較的細い鉄筋(a)の場合は第4
(ロ)図のような状態で二番目以上の鉄筋を持ち上げ、
また、太い鉄筋(a′)の場合は第5(ロ)図のような
状態で二番目以上の鉄筋を持ち上げて、一番下の鉄筋
(a1)(a1′)が分離でき、第3図に示すような直径の
異なる鉄筋(a)(a′)の何れにも対応できるように
なっている。
かくして、以上のように分離された鉄筋(a1)は、マ
グネットローラー(9)によって第2図右向きに移送さ
れて、ストッパー(12)で定位置に止められ、溶接プラ
グ(14)で溶接されて、格子状の鉄筋マットが製造され
るようになっている。
(発明の効果) 以上、何れにしても本発明によれば以下の効果を奏す
ることができる。
一つのセパレートガイドで直径の異なる数種類の鉄
筋の分離ができる。
鉄筋の太さに多少の誤差があるような場合でも、加
工精度に影響されないで、確実に分離できる。
の効果によって編成機への鉄筋の分離、供給が
確実にできるようになり、自動化した場合の成功率が大
幅に向上する。
鉄筋の直径が変わっても一つのセパレートガイドで
鉄筋の分離ができるようになったので、設備費が安価と
なり、また、直径の異なる鉄筋のついてのセパレートガ
イドの設計変更なども必要なくなり、ひいては編成機の
生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1、2図はセパレートガイドの正面図と側面図、第3
図は鉄筋の端面図、第4図(イ)(ロ)は比較的細い鉄
筋を分離する場合の爪の動作説明図、第5図(イ)
(ロ)は太い鉄筋を分離する場合の爪の動作説明図、第
6図は従来のセパレートガイドの正面図、第7、8図は
何れも従来のセパレートガイドの爪の動作説明図であ
る。 1……セパレートガイド、2……案内ガイド、3……ガ
イド棒、4……セパレートガイド本体、5……溝、6…
…ピン、7……ピストンシリンダー、8……爪、9……
マグネットローラー、10……ストッパー、11……受け
台、12……ストッパー、13……ピストンシリンダー、14
……溶接プラグ、a……鉄筋、a1……一番下の鉄筋、a2
……下から二番目の鉄筋、a′……直径の太い鉄筋、Δ
h……爪先端の高さ方向の移動量、ΔD……鉄筋の太さ
の増加量、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄筋の一端を縦に一列に並べて保持する案
    内ガイドのガイド棒間に斜め上方にスライドしながら突
    出する爪を設け、かつ該爪はガイド棒間に保持されてい
    る一番下の鉄筋と、下から二番目の鉄筋との間に嵌入す
    るように構成した鉄筋のセパレートガイド。
  2. 【請求項2】案内ガイドに保持されている鉄筋の直径が
    変化した場合において、上記爪のスライドの高さ方向の
    移動量が鉄筋の直径の変化量よりも大きくなるように構
    成した請求項(1)の鉄筋のセパレートガイド。
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AT414234B (de) * 2002-12-17 2006-10-15 Evg Entwicklung Verwert Ges Verfahren und vorrichtung zum herauslösen und vereinzeln von abgelängten, magnetisierbaren stahldrähten aus einem drahtvorrat
DE102016010793A1 (de) * 2016-09-09 2018-03-15 Iwk Verpackungstechnik Gmbh Tubenfüllmaschine mit einer Tubenkörper-Vereinzelungsvorrichtung
KR102526707B1 (ko) * 2021-09-01 2023-04-28 주식회사 하나텍 열교환기 제조용 브레이징 분리바 이송장치

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