JP2763515B2 - 自動調整プライヤ - Google Patents

自動調整プライヤ

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JP2763515B2 JP3966696A JP3966696A JP2763515B2 JP 2763515 B2 JP2763515 B2 JP 2763515B2 JP 3966696 A JP3966696 A JP 3966696A JP 3966696 A JP3966696 A JP 3966696A JP 2763515 B2 JP2763515 B2 JP 2763515B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動調整プライヤに
係り、水道管等を挟むのに使用する自動調整プライヤに
関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の1例のプライヤ1を示
す。プライヤ1は、駆動側本体10と従動側本体15と
を有する。駆動側本体10には、先端側の真ん中に、連
なっている複数の支点孔11が形成してある。駆動側本
体10と従動側本体15とは、従動側本体15にナット
により固定されたねじ12が、駆動側本体10の連なっ
ている複数の支点孔11に嵌合していることにより、接
続してある。挟むワークのサイズに対応して、ねじ12
を複数の支点孔11のうちの1の孔を選んで差し込むこ
とにより、駆動側本体10の顎13と従動側本体15の
顎14との間の間隔が決まる。
【0003】図14は従来の1例のプライヤ2を示す。
プライヤ2は、駆動側本体20と従動側本体21とを有
する。駆動側本体20には、先端側の真ん中に、長円の
支点孔22が形成してある。駆動側本体20と従動側本
体21とは、従動側本体21にナットにより固定された
ねじ23が、駆動側本体20の支点孔22に嵌合してい
ることにより、動きうるように接続してある。駆動側本
体20には、貫通する円弧状のスライド溝24が複数形
成してある。従動側本体21の円弧状凸部が、駆動側本
体20の複数のスライド溝24の一つに嵌合している。
駆動側本体20と従動側本体21とを動かすと、円弧状
凸部がスライド溝24に沿って摺動し、顎部25、26
がワークを挟む。駆動側本体20と従動側本体21とを
ずらし、別のスライド溝24を従動側本体21の円弧状
凸部と嵌合する状態とすることにより、ワークのサイズ
の変更に対応される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図13の従
来のプライヤ1は、次の問題点があった。 1.使用ているうちにねじ12とナットとの締め具合が
緩み、よって、ナットを締めなおす必要があり、不便で
ある。 2.挟むワークのサイズが変わる都度、ナットを弛めね
じ12を外し、ねじ12を別の支点孔11に変更し、ナ
ットを締めることが必要となり、作業が面倒である。
【0005】3.連なっている複数の支点孔11が、駆
動側本体10の先端側の真ん中に連なっているため、駆
動側本体10の強度が弱くなり、使用時に壊れることが
ある。 図14の従来のプライヤ10は、挟むワークのサイズの
変更には対応し易いけれども、次の問題点があった。
【0006】1.使用ているうちにねじ23とナットと
の締め具合が緩み、よって、ナットを締めなおす必要が
あり、不便である。 2.長円の支点孔22が、駆動側本体20の先端側の真
ん中に連なっているため、駆動側本体20の強度が弱く
なり、使用時に壊れることがある。 3.ワークのサイズの変更に対応して、駆動側本体20
と従動側本体21とをずらし、別のスライド溝24を従
動側本体21の円弧状凸部と嵌合し直す必要があり、操
作性が良くない。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決した自
動調整プライヤを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、先端
に歯状顎部を有し、首部に噛合歯を有する第1のプライ
ヤ本体と、先端に歯状顎部を有し、該第1のプライヤ本
交叉した関係にある第2のプライヤ本体と、第2の
プライヤ本体に軸で回動可能に取り付けてあり、上記
1のプライヤ本体の首部の噛合歯と対応する歯を有する
ラチェット板と、該ラチェト板の近くに位置して、一端
を第2のプライヤ本体の先端に掛止され、他端を第1の
プライヤ本体の腰部に掛止されて設けてあり、該第1の
プライヤ本体の歯状顎部を該第2のプライヤ本体の歯状
顎部から離すように作用する第1の引っ張りコイルばね
と、第1のプライヤ本体の腰部と第2のプライヤ本体の
腰部との間に設けてあり、該第1のプライヤ本体の腰部
と第2のプライヤ本体の腰部との間の間隔を拡げるよう
に作用する第2のばねとよりなり、使用前は、上記ラチ
ェット板の歯は上記第1のプライヤ本体の首部の噛合歯
から離れており、上記第1のプライヤ本体と上記第2の
プライヤ本体とは回動する中心が定まってはいず、且
つ、上記第1の引っ張りコイルばねによって、第1のプ
ライヤ本体の歯状顎部が第2のプライヤ本体の歯状顎部
から遠く離れている状態にあり、第1のプライヤ本体の
歯状顎部と第2のプライヤ本体の歯状顎部との間にワー
クが入った状態で上記第1のプライヤ本体と第2のプラ
イヤ本体とを握ると、該第1のプライヤ本体及び第2の
プライヤ本体が上記第1の引っ張りコイルばねをのばし
つつ動作し、歯状顎部間にワークを挟んだ状態となり、
続いて上記該第2のプライヤ本体が先端の方向に移動
し、上記ラチェット板の歯が第1のプライヤ本体の首部
の噛合歯と噛合して、上記第1のプライヤ本体と第2の
プライヤ本体とが上記ラチェット板を介して上記軸を中
心に回動可能に連結された状態となる構成としたもので
ある。
【0009】請求項2の発明は、上記ラチェット板を覆
うカバー板を更に有する構成としたものである。請求項
3の発明は、凸円体と凸部とを有し、第1のプライヤ本
体上に取り付けてあり、凸円体を突き合わせて上下に重
なっている第1及び第2の連結板と、円弧状のスライド
溝と円形の孔を有し、動き得るように第2のプライヤ本
体上に取り付けてある伝動板とを更に有し、第1及び第
2の連結板と伝動板とが、伝動板の円形の孔が第1及び
第2の連結板の突き合わさっている凸円体と嵌合し、且
つ、第1及び第2の連結板の凸部が伝動板の円弧状のス
ライド溝と嵌合して、動きうる状態で繋がっており、且
つ、上記第2のばねが、上記凸円体と嵌合して設けてあ
る構成としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3に示すよう
に、本発明の第1実施例の自動調整プライヤは、交叉し
ている第1のプライヤ本体3と、第2のプライヤ本体4
とを有する。第1のプライヤ本体3は、第1の主板30
と第1の副板31とを有する。第1の主板30と第1の
副板31とは、対称な形状を有する。第1の主板30と
第1の副板31の先端には、歯状顎部301、311が
形成してある。第1の主板30と第1の副板31との首
部には、噛合歯302,312が、凹んで形成してあ
る。
【0011】第1の主板30及び第1の副板31の先端
側と基部側とには、小円孔303、313が形成してあ
る。第1の主板30及び第1の副板31は、基部側につ
いては、間隔板32を間に挟んで、小円孔303、31
3を貫通したリベット321、322により固定してあ
る。これに対応して、第1の主板30及び第1の副板3
1の先端側は、間に、歯状顎部301、311とぴった
りあうプレート331、332を挟んで、リベットによ
り固定してある。
【0012】上記と同じく、第2のプライヤ本体4は、
第2の主板40と第2の副板41とを有する。第2の主
板40と第2の副板41とは、対称な形状を有する。第
2の主板40と第2の副板41の先端には、歯状顎部4
01、411が形成してある第2の主板40及び第2の
副板41の先端側と基部側とには、小円孔403、41
3が形成してある。第2の主板40及び第2の副板41
は、基部側については、間隔板42を間に挟んで、小円
孔403、413を貫通したリベット421、422に
より固定してある。これに対応して、第2の主板30及
び第2の副板31の先端側は、上面と下面とに、歯状顎
部401、411とぴったりあうプレート431、43
2が載って、リベットにより固定してある。
【0013】カバー板34の端と、第2の主板40と、
第2の副板41と、カバー板37の端とが、リベットに
より接合してある。カバー板34とカバー板37とは、
対称の形状を有する。連結板35、36の一端には、凸
円体351、361が内側に突き出て形成してある。連
結板35、36の他端には、凸部352、362が形成
してある。図2に示すように、連結板35、36は、凸
円体351、361が突き合わされて、且つ、凸部35
2、362が突き合わされて、重なっている。伝動板3
8は、円孔381と、スライド溝382とを有する。重
なっている連結板35、36と伝動板38と伝動板38
とは、円孔381が、突き合わされている凸部352、
362と嵌合して動きうるように繋がっている。ねじり
コイルばね353は、重なっている連結板35、36の
凸円体351、361の周囲に嵌合し、ピン354に嵌
合して取り付けてあり、一の腕部は第1のプライヤ本体
3の腰部に掛止してあり、別の腕部は第2のプライヤ本
体4の腰部に掛止してあり、第1のプライヤ本体3の腰
部と第2のプライヤ本体4の腰部の間に設けてある。ね
じりコイルばね353が、第2のばねを構成する。
【0014】凸部352、362が伝動板38のスライ
ド溝382に嵌合しており、連結板35、36は伝動板
38に対して摺動可能である。軸44は、両端に突出し
たロッド441を有し、第2の主板40と第2の副板4
1とを貫通しており、且つ2つのラチェット板45,4
6とを動きうるように支持する。軸44の上下のロッド
441に、上下のカバー板34,37の孔が嵌合してあ
る。ラチェット板45,46の内側に、歯状部451,
461が形成してある。
【0015】2つのラチェット板45,46を付勢する
ために、ねじりコイルばね452、462が設けてあ
る。引っ張りコイルばね47が、一端を、第1のプライ
ヤ本体3の腰部の孔305、315に掛止され、他端
を、第2のプライヤ本体4の先端側の孔405、415
に掛止されて設けてある。引っ張りコイルばね47が、
第1のばねを構成する。ばね47の力で、第1のプライ
ヤ本体3と第2のプライヤ本体4とが開いた状態とさ
れ、図3及び図4に示すように、板431の縁4311
が、第1のプライヤ本体3の前縁331に当たってい
る。
【0016】図3及び図4は、自動調整プライヤの使用
前の状態を示す。第1のプライヤ本体3の小孔304
と、第2のプライヤ本体4の小孔404と、伝動板38
のリベット354が、略一直線上に位置している。ばね
47の力により、第2のプライヤ本体4上の板431,
432の縁4311,4322が第1のプライヤ本体3
の前縁331に当たっている。ばね452、462の力
により、ラチェット板45,46の底453、463
が、第1のプライヤ本体3の首部の噛合歯302、31
2に嵌合している。
【0017】図5及び図6は、自動調整プライヤの使用
時の状態を示す。ワークを挟んだ状態では、上記の小孔
304と、リベット354と、小孔404とが、一直線
上から外れた状態となる。使用者のプライヤを握るとき
に作用する矢印で示す力がばね353の作用力より小さ
い場合には、第2のプライヤ本体4上の板431,43
2の縁4311,4322が依然として第1のプライヤ
本体3の前縁331に当たっており、ばね452、46
2の力により、ラチェット板45,46が、第1のプラ
イヤ本体3の首部の噛合歯302、312の方向に移動
させる。
【0018】力を矢印の方向にもう少し加えると、図8
に示すように、第2のプライヤ本体4が前へ移動する。
よって、ラチェット板45,46の底453、463
が、第1のプライヤ本体3の背に当接し、矢印の方向に
動かされる。しかし、図8に示すように、ラチェット板
45,46の歯451、461は、噛合歯302、31
2と完全には噛合してはいない。
【0019】力を矢印の方向に更に加えると、力がばね
353の作用力より大きくなる。すると、図7及び図9
に示すように、ばね353が曲げられ、連結板35、3
6の凸部352、362が伝動板38のスライド溝38
2に沿って移動し、連結板35、36と伝動板38とが
屈曲して三角形のようになる。このとき、ばね47が引
っぱられ、第2のプライヤ本体4が前に移動し、第2の
プライヤ本体4の上の板431,432の縁4311,
4322が第1のプライヤ本体3の前縁331より離れ
る。また、第2のプライヤ本体4の前への移動に伴っ
て、ラチェット板45,46の歯451、461が、第
1のプライヤ本体3の首部の噛合歯302、312と完
全にかみこみ、安定且つ堅固な噛合状態となる。このよ
うに、挟むワークのサイズに応じて、第1のプライヤ本
体3の第2のプライヤ本体4に対する位置関係が、挟む
ワークのサイズに最適の関係に決まる。換言すれば、挟
むワークのサイズに応じて、第1のプライヤ本体3の第
2のプライヤ本体4に対する回動支点が、挟むワークの
サイズに最適の位置に決まる。
【0020】図10、図11、及び図12は、本発明の
別の実施例の自動調整プライヤを示す。この自動調整プ
ライヤは、上記実施例の自動調整プライヤ中の連結板3
5、36及び伝動板38よりなる伝動機構を一本のコイ
ルばね60で置き換えた構成である。パイプを挟んで、
力を加えると、プライヤ本体3、4からの力により、ば
ね47が引っぱられ、第2のプライヤ本体4が前に移動
し、第2のプライヤ本体4の上の板431,432の縁
4311,4322が第1のプライヤ本体3の前縁33
1より離れる。また、第2のプライヤ本体4の前への移
動に伴って、ばね353の力により、ラチェット板4
5,46の歯451、461が、第1のプライヤ本体3
の首部の噛合歯302、312と完全にかみこみ、安定
且つ堅固な噛合状態となる。
【0021】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、以下の効
果を有する。 1.普通に使用することにより、挟むワークのサイズに
対応して、第1のプライヤ本体の首部の噛合歯のうちラ
チェット板が噛合する位置が、挟むワークのサイズに最
適の位置に、段階的ではなく連続的に自動的に決まるた
め、挟むワークのサイズに対応していちいち調整する必
要がなく、よって、使い勝手が良い。 2.大きい開口を有しないため、剛性が高く、使用時に
折れて壊れることが起きない。 3.鍛造はなくてプレス加工で製造できる。また、リベ
ットのかしめで組み立てられる。よって、生産性が良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動調整プライヤの分解斜
視図である。
【図2】図1の自動調整プライヤの連結板の接合部分の
断面図である。
【図3】図1の自動調整プライヤの斜視図である。
【図4】図1の自動調整プライヤの平面図である。
【図5】図1の自動調整プライヤがパイプを挟むときの
斜視図である。
【図6】図1の自動調整プライヤがパイプを挟むときの
平面図である。
【図7】図1の自動調整プライヤがパイプを挟んでパイ
プに力を加えたときの斜視図である。
【図8】図1の自動調整プライヤがパイプを挟んでパイ
プに力を加えたときの平面図である。
【図9】図1の自動調整プライヤがパイプを挟んでパイ
プに力を加えたときの、力の掛かる状態を示す平面図で
ある。
【図10】本発明の別の実施例の自動調整プライヤの分
解斜視図である。
【図11】図11の自動調整プライヤの平面図である。
【図12】図11の自動調整プライヤの使用時の平面図
である。
【図13】従来のプライヤの1例の斜視図である。
【図14】従来のプライヤの別の例の斜視図である。
【符号の説明】
3 第1のプライヤ本体 30 第1の主板 301 歯状顎部 302 噛合歯 31 第1の副板 35、36 連結板 351 凸円体 352 凸部 38 伝動板 353 ねじりコイルばね(第2のばね) 4 第2のプライヤ本体 40 第2の主板 41 第2の副板 45 ラチェット板 452、462 ねじりコイルばね 47 引っ張りコイルばね(第1のばね) 60 コイルばね

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に歯状顎部を有し、首部に噛合歯を
    有する第1のプライヤ本体と、先端に歯状顎部を有し 、該第1のプライヤ本体交叉し
    た関係にある第2のプライヤ本体と、 第2のプライヤ本体に軸で回動可能に取り付けてあり、
    上記第1のプライヤ本体の首部の噛合歯と対応する歯を
    有するラチェット板と、 該ラチェト板の近くに位置して、一端を第2のプライヤ
    本体の先端に掛止され、他端を第1のプライヤ本体の腰
    部に掛止されて設けてあり、該第1のプライヤ本体の歯
    状顎部を該第2のプライヤ本体の歯状顎部から離すよう
    に作用する第1の引っ張りコイルばねと、 第1のプライヤ本体の腰部と第2のプライヤ本体の腰部
    との間に設けてあり、該第1のプライヤ本体の腰部と第
    2のプライヤ本体の腰部との間の間隔を拡げるように作
    用する第2のばねとよりなり、 使用前は、上記ラチェット板の歯は上記第1のプライヤ
    本体の首部の噛合歯から離れており、上記第1のプライ
    ヤ本体と上記第2のプライヤ本体とは回動する中心が定
    まってはいず、且つ、上記第1の引っ張りコイルばねに
    よって、第1のプライヤ本体の歯状顎部が第2のプライ
    ヤ本体の歯状顎部から遠く離れている状態にあり、 第1のプライヤ本体の歯状顎部と第2のプライヤ本体の
    歯状顎部との間にワークが入った状態で上記第1のプラ
    イヤ本体と第2のプライヤ本体とを握ると、該第1のプ
    ライヤ本体及び第2のプライヤ本体が上記第1の引っ張
    りコイルばねをのばしつつ動作し、歯状顎部間にワーク
    を挟んだ状態となり、続いて上記該第2のプライヤ本体
    が先端の方向に移動し、上記ラチェット板の歯が第1の
    プライヤ本体の首部の噛合歯と噛合して、上記第1のプ
    ライヤ本体と第2のプライヤ本体とが上記ラチェット板
    を介して上記軸を中心に回動可能に連結された状態とな
    構成としたことを特徴とする自動調整プライヤ。
  2. 【請求項2】 上記ラチェット板を覆うカバー板を更に
    有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の自動
    調整プライヤ。
  3. 【請求項3】 凸円体と凸部とを有し、第1のプライヤ
    本体上に取り付けてあり、凸円体を突き合わせて上下に
    重なっている第1及び第2の連結板と、 円弧状のスライド溝と円形の孔を有し、動き得るように
    第2のプライヤ本体上に取り付けてある伝動板とを更に
    有し、 第1及び第2の連結板と伝動板とが、伝動板の円形の孔
    が第1及び第2の連結板の突き合わさっている凸円体と
    嵌合し、且つ、第1及び第2の連結板の凸部が伝動板の
    円弧状のスライド溝と嵌合して、動きうる状態で繋がっ
    ており、 且つ、上記第2のばねが、上記凸円体と嵌合して設けて
    ある構成としたことを特徴とする請求項1記載の自動調
    整プライヤ。
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