JP2763022B2 - 補聴器 - Google Patents

補聴器

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JP2763022B2
JP2763022B2 JP7268188A JP26818895A JP2763022B2 JP 2763022 B2 JP2763022 B2 JP 2763022B2 JP 7268188 A JP7268188 A JP 7268188A JP 26818895 A JP26818895 A JP 26818895A JP 2763022 B2 JP2763022 B2 JP 2763022B2
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hearing aid
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audio
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隆一 石下
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/50Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics
    • H04R25/505Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics using digital signal processing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/70Adaptation of deaf aid to hearing loss, e.g. initial electronic fitting

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は補聴器に関し、特
に、補聴特性パラメータ、動作モード、及び動作プログ
ラム等(以下補聴器パラメータと呼ぶ)を出力すること
のできる補聴器及び補聴器パラメータが可変な補聴器に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル信号処理を用いた補
聴器では、補聴特性を決定する補聴特性パラメータ、動
作モード、及び動作プログラム等の補聴器パラメータが
予め補聴器内部に記憶されており、このような補聴器で
は補聴器パラメータに応じて聴覚補償を制御するように
している。
【0003】上記の補聴器パラメータは必要に応じて適
宜変更されるが、このようなパラメータの変更は、一般
に、フィッテングと呼ばれており、フィッテングを行う
際には、フィッテング装置が用いられる。
【0004】上述のフィッテングに関して、例えば、特
開平5−115096号公報に記載されたものが知られ
ている。図10を参照して、フィッテングを行う際に
は、図示のように、フィッテング装置11と補聴器12
とが接続されるとともにフィッテング装置11にオージ
オメータ13が接続される。フィッテング装置11はフ
ィッテング処理部11a及び補聴器インターフェース1
1bを備えており、補聴器12は入力インターフェース
12aを備えている。そして、フィッテング装置11と
補聴器12とは補聴器インターフェース11b及び入力
インターフェース12aによって互い接続される。
【0005】オージオメータ13からの出力信号を受け
ると、フィッテング処理部11aはフィッテング処理を
行って、上述の補聴器パラメータを生成する。
【0006】具体的には、図示しない入力装置(キーボ
ード等)から使用者データがフィッテング処理部11a
に与えられる。一方、オージオメータ13から使用者の
最小可聴値及び不快域値データがフィッテング処理部1
1aに与えられる。
【0007】フィッテング処理部11aにはフィッテン
グ用データ(例えば、補聴器基本特性データ、騒音レベ
ルデータ、及び会話音レベルデータ)が設定され、これ
らデータに応じて補聴器パラメータ(特性データ)を生
成する。
【0008】フィッテング処理部11aで生成された補
聴器パラメータは補聴器インターフェース11bを介し
て入力インターフェース12aに与えられる。そして、
補聴器12では受信した補聴器パラメータを記憶する。
【0009】さらに、図示しないが、補聴器12には出
力端子が備えられており、この出力端子を用いて必要に
応じて補聴器12内部に記憶されているパラメータを出
力モニターすることができる。
【0010】さらに、この種の補聴器として、例えば、
「ディジタル補聴器の現状と将来」(日本音響学会 4
7巻 10号、778頁乃至784頁)に記載されたも
のが知られている。
【0011】図11を参照して、図示の補聴器21はマ
イク21a、A/Dコンバータ21b、メモリ21c内
蔵のデジタル信号処理装置21d、D/Aコンバータ2
1e、及びイヤホーン21fを備えている。
【0012】通常、メモリ21cとして、例えば、RO
M又は不揮発性RAMが用いられ、外部機器(図示せ
ず)によって補聴器パラメータをメモリ21cに書き込
んだ後、メモリ21cをデジタル信号処理装置21dに
装置している。
【0013】また、補聴器21にはパラメータ入力端子
21gが備えられる場合があり、この場合には、パラメ
ータ入力端子21gに、例えば、プログラム装置22が
接続される。そして、プログラム装置22からパラメー
タ入力端子21gを介してメモリ21cに補聴器パラメ
ータが送られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
補聴器では、補聴器パラメータを外部に出力するための
接続端子が設けられている関係上、必然的に防水性が低
下してしまう。加えて、接続端子における接触不良が発
生するばかりでなく接続端子を付加する分補聴器を小型
化することが難しいという問題点がある。
【0015】加えて、従来の補聴器では、前述のよう
に、入力端子が設けられる場合があり、このような入力
端子を設けることはフィッテングを行う際には便利であ
るが、入力端子を設けると、必然的に防水性が低下する
という問題点がある。加えて、接続端子と同様に、入力
端子における接触不良が発生するばかりでなく入力端子
を付加する分補聴器を小型化することが難しいという問
題点がある。
【0016】本発明の目的は防水性に優れしかも小型の
補聴器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力音
声信号を補聴器パラメータに応じて聴覚補償して補償音
声信号として音声出力部から出力するようにした補聴器
において、前記補聴器パラメータを音響信号に変換して
前記音声出力部から送出する音響変換手段を有すること
を特徴とする補聴器が得られる。
【0018】さらに、本発明によれば、音声入力部から
の入力音声信号を補聴器パラメータに応じて聴覚補償し
て補償音声信号として出力するようにした補聴器におい
て、前記補聴器パラメータを格納するためのメモリ手段
と、前記音声入力部から前記補聴器パラメータを表す音
響信号を受け該音響信号を前記補聴器パラメータに変換
して前記メモリ手段に設定する変換手段とを有すること
を特徴とする補聴器が得られる。
【0019】また、本発明によれば、音声入力部からの
入力音声信号を補聴器パラメータに応じて聴覚補償して
補償音声信号として音声出力部から出力するようにした
補聴器において、前記補聴器パラメータが格納されるメ
モリ手段と、前記補聴器パラメータを音響信号に変換し
て前記音声出力部から送出する音響変換手段と、前記音
声入力部から前記補聴器パラメータを表す音響信号を受
け該音響信号を前記補聴器パラメータに変換して前記メ
モリ手段に設定する変換手段とを有することを特徴とす
る補聴器が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1を参照して、図示の補聴器31は、マ
イクロホン31a、信号処理部31b、及びイヤフォン
31cを備えるとともにパラメータ出力指示部31d、
パラメータ記憶部31e、及び信号列−音響変換部31
fを備えている。
【0022】パラメータ記憶部31eには、補聴特性を
決定する補聴特性パラメータ、動作モード、及び動作プ
ログラム等の補聴器パラメータが記憶されており、この
補聴器パラメータに応じて聴覚補償を制御される。
【0023】マイクロホン31aからの入力音声は、信
号処理部31bでまずディジタル信号に変換される。そ
して、信号処理部31bではパラメータ記憶部31eに
格納された補聴器パラメータに応じてディジタル信号を
ディジタル処理して聴覚補償ディジタル信号とする。こ
の聴覚補償ディジタル信号は信号処理部31bでD/A
変換され、聴覚補償音声信号としてイヤフォン31cか
ら出力される。
【0024】パラメータ記憶部31eに格納された補聴
器パラメータを出力する際には、パラメータ出力指示部
31dが操作され、これによって、パラメータ記憶部3
1eからは補聴器パラメータがパラメータ出力指示部3
1dの制御下でパラメータ列(ディジタル信号列)とし
て出力される。このパラメータ列は信号列−音響変換部
31fで音響信号に変換される。
【0025】図示のように、信号処理部31bと信号列
−変換部31fとは直接的に接続されており、信号処理
部31bは上記の音響信号を受けると、例えば、内蔵ス
イッチによって信号列−変換部31fとイヤフォン31
cとを接続するパスを形成して、音響信号をイヤフォン
31cから出力する。
【0026】このように、補聴器パラメータを音響信号
に変換して出力するようにしたので、パラメータ出力端
子を別に設ける必要がない。
【0027】次に、図2を参照して、図示の補聴器32
において、図1に示す補聴器31と同一の構成要素につ
いては同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0028】図示の補聴器32には制御シーケンス付加
部32aが備えられており、この制御シーケンス付加部
32aではパラメータ記憶部31eから送出されたパラ
メータ列に制御シーケンス(パイロット信号)を付加し
てパイロット信号付パラメータ列として信号列−音響変
換部31fに与える。そして、信号列−音響変換部31
fではパイロット信号付パラメータ列をパイロット信号
付音響信号に変換して、パイロット信号、音響信号の順
にを図1で説明したようにしてイヤフォーン31cに与
える。
【0029】このように、パイロット信号を付加するよ
うにしたので、イヤフォンから出力された信号が補聴器
パラメータであることを容易に認識することができる。
【0030】図3を参照して、図示の補聴器33におい
て、図2に示す補聴器32と同一の構成要素については
同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0031】図示の補聴器33にはID(固有コード)
出力指示部33a及びID保持部33bが備えられてお
り、ID保持部33bには補聴器に割り当てられたID
が予め保持されている。ID出力指示部33aが操作さ
れると、ID出力指示部33aの制御下でID保持部3
3bからIDが出力され、制御シーケンス付加部32a
に与えられる。制御シーケンス付加部32aではパラメ
ータ記憶部31eからのパラメータ列に対してパイロッ
ト信号を付加するとともに前述のIDを付加してIDパ
イロット信号及びID付パラメータ列として信号列−音
響変換部31fに与える。そして、信号列−音響変換部
31fではパイロット信号及びID付パラメータ列をパ
イロット信号及びID付音響信号に変換して、パイロッ
ト信号、ID、及び音響信号の順に図1で説明したよう
にしてイヤフォーン31cに与える。
【0032】このように、パイロット信号を付加するよ
うにしたので、イヤフォンから出力された信号が補聴器
パラメータであることを容易に認識することができる。
さらに、IDが付加されているので、いずれの補聴器に
格納されていた補聴器パラメータであるか否かを識別す
ることができる。
【0033】なお、IDのみをパラメータ列に付加する
ようにしてもよく、この場合には、単にパラメータ列に
IDを付加する付加部が設けられる。
【0034】図4を参照して、図示の補聴器34におい
て、図3に示す補聴器33と同一の構成要素については
同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0035】図示の補聴器34には誤り検出符号付与部
34aが備えられており、パラメータ記憶部31eから
のパラメータ列及びID保持部33bからのIDには誤
り検出符号付与部34aで誤り検出符号が付与される。
そして、誤り訂正符号が付与されたパラメータ列及びI
Dが誤り検出符号付与部34aから制御シーケンス付加
部32aに与えられ、ここで制御シーケンスが付与され
る。その後、制御シーケンス付加部32aからの出力が
信号列−音響変換部31fに与えられる。信号列−音響
変換部31fではID及びパイロット信号付パラメータ
列を音響信号に変換して、この音響信号を図1で説明し
たようにしてイヤフォーン31cに与える。
【0036】なお、図示しないが、誤り検出符号付与部
34aの代りに誤り訂正符号付与部を備えるようにして
もよく、また、パラメータ記憶部31eに補聴器パラメ
ータを格納する際、外部機器に誤り検出又は誤り訂正機
能をもたせれば、入力データの信頼性を高めることがで
きる。
【0037】図5を参照して、図示の補聴器41はマイ
クロフォン41a、信号処理部41b、及びイヤフォン
41cを備えるとともにデータ更新記憶部41d及び音
響−信号列変換部41eを備えており、例えば、データ
更新記憶部41dには補聴器パラメータが予め格納され
ている。
【0038】補聴器として使用する際には、マイクロフ
ォン41aから音声信号が与えられると、信号処理部4
1bではまず音声信号をディジタル信号に変換する。そ
して、信号処理部41bではデータ更新記憶部41dに
格納された補聴器パラメータに応じてディジタル信号を
ディジタル処理して聴覚補償ディジタル信号とする。こ
の聴覚補償ディジタル信号は信号処理部41bでD/A
変換され、聴覚補償音声信号としてイヤフォン41cか
ら出力される。なお、音響−信号列変換部41eでは通
常の音声信号が与えられた際には、出力信号を送出しな
い。つまり、音響−信号列変換部41eは動作しない。
【0039】データ更新記憶部41dに記憶された補聴
器パラメータを更新する際には、命令データ、パラメー
タ、又はプログラム(以下データ列と呼ぶ)が音響信号
に変換され、マイクロフォン41aに与えられる。この
音響信号は音響−信号列変換部41eでディジタル信号
(ディジタルデータ列)に再変換され、データ更新記憶
部41dに送られ、記憶される。これによって、補聴器
特性が変更されることになる。なお、信号処理部41b
では通常の音声信号以外の信号が与えられると、つま
り、音響信号が与えられると、出力信号を送出しないよ
うにしてもよい。つまり、動作を停止するようにしても
よい。
【0040】図5に示す例では、補聴器に不可欠の要素
であるマイクロフォンを用いて補聴器パラメータの更新
を行っているから、プログラミングのための入力機能が
不要となって補聴器を小型化することができる。
【0041】図6を参照して、図示の補聴器42におい
て、図5に示す補聴器41と同一の構成要素については
同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0042】図示の補聴器42は切り換え用スイッチ4
2a及び図1に示した音響−信号列変換部41eとはそ
の機能が異なる音響−信号列変換部42bを備えてい
る。データ更新記憶部41dに記憶された補聴器パラメ
ータを更新する際には、切り換え用スイッチ42aがオ
ンされ、マイクロフォン41aと音響−信号列変換部4
2bとが接続される。マイクロフォン41aからの音響
信号は音響−信号列変換部42bでディジタルデータ列
に再変換され、データ更新記憶部41dに送られ、記憶
される。これによって、補聴器特性が変更されることに
なる。
【0043】このように、図示の例では、切り換え用ス
イッチを備えているから、音響−信号列変換部で入力信
号が音響信号であるか否かの判定を行う必要がない。
【0044】図7を参照して、図示の補聴器43におい
て、図6に示す補聴器42と同一の構成要素については
同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0045】図示の補聴器43は、図6に示す切り換え
用スイッチ42aの代りに制御シーケンス検出部43a
を備えている。データ更新記憶部41dに記憶された補
聴器パラメータを更新する際には、パイロット信号が付
加された音響信号がマイクロフォン41aから与えられ
る。制御シーケンス検出部43aではパイロット信号を
検出したときのみ、音響信号を音響−信号列変換部42
bに与える。この音響信号は音響−信号列変換部42b
でディジタルデータ列に再変換され、データ更新記憶部
41dに送られ、記憶される。これによって、補聴器特
性が変更されることになる。
【0046】図示の例では、音響信号に付加されたパイ
ロット信号によって音響信号であるか否かの判別を行っ
ているから、音響信号以外の入力信号によって補聴器パ
ラメータが誤って更新されることがない。また、補聴器
を装着中においても補聴器パラメータの更新を行うこと
ができる。
【0047】図8を参照して、図示の補聴器44におい
て、図6に示す補聴器42と同一の構成要素については
同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0048】図示の補聴器44は、制御シーケンス検出
部44a及びID認識部44bを備えている。データ更
新記憶部41dに記憶された補聴器パラメータを更新す
る際には、切り換え用スイッチ42aがオンされ、マイ
クロフォン41aと制御シーケンス検出部44aとが接
続される。パイロット信号及びIDがが付加された音響
信号がマイクロフォン41aから与えられると、制御シ
ーケンス検出部44aではパイロット信号を検出したと
きのみ、IDを含む音響信号を音響−信号列変換部42
bに与える。IDを含む音響信号は音響−信号列変換部
42bでディジタルデータ列に再変換され、ID認識部
44bに送られる。ID認識部44bでは受信IDが自
補聴器のIDと一致すると、補聴器パラメータ部分のデ
ィジタルデータ列データを更新記憶部41dに送る。こ
れによって、補聴器特性が変更されることになる。
【0049】図示の例では、音響信号に付加されたパイ
ロット信号によって音響信号であるか否かの判別を行い
っているから、音響信号以外の入力信号によって補聴器
パラメータが誤って更新されることがない。さらに、I
D認識部で自IDであるか否かの判定を行っているか
ら、他の補聴器パラメータによる誤更新を防止すること
ができる。
【0050】図9を参照して、図示の補聴器45におい
て、図8に示す補聴器44と同一の構成要素については
同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0051】この例では、音響−信号列変換部42bと
ID認識部44bとの間に誤り検出部45aを挿入して
誤り検出を行うようにしている。なお、誤り検出部45
aの代りに誤り訂正部を挿入するようにしてもよい。
【0052】なお、上述の例から、補聴器パラメータを
音響信号でイヤフォンに出力する機能及びマイクロフォ
ンから与えられる補聴器パラメータ音響信号を補聴器パ
ラメータ(パラメータ列)に変換してメモリに格納する
機能を有する補聴器を容易に構成することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では補聴器
パラメータが音響信号として出力されるようにしたか
ら、出力端子等の接続端子が不要となり、その結果、防
水性が高まるばかりでなく接触不良を防止することがで
き、小型化を達成できる。
【0054】例えば、電話機、テレビ、ラジオ、ステレ
オヘッドフォン等の外部機器において、補聴機能が備え
られていれば、利用者の補聴器から補聴器パラメータを
外部機器に与えて、これによって、補聴器無しに外部機
器を利用することが可能となる。
【0055】加えて、フィッテング装置が音響信号で補
聴器パラメータを取り込むようにすれば、入手した補聴
器パラメータをそのまま別の補聴器にセットすることが
でき、これによって、補聴特性が同一の補聴器を容易に
作成することができるばかりでなく入手した補聴器パラ
メータに基づいてフィッテングを行うことができる。
【0056】さらに、本発明では、補聴器側に補聴器パ
ラメータ入力用の外部端子が不要であるから、これによ
っても、防水性が高まるばかりでなく接触不良を防止す
ることができ、小型化を達成できる。加えて、補聴器パ
ラメータの更新変更に伴うメモリ交換を行う必要がなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補聴器の第1の例を示すブロック
図である。
【図2】本発明による補聴器の第2の例を示すブロック
図である。
【図3】本発明による補聴器の第3の例を示すブロック
図である。
【図4】本発明による補聴器の第4の例を示すブロック
図である。
【図5】本発明による補聴器の第5の例を示すブロック
図である。
【図6】本発明による補聴器の第6の例を示すブロック
図である。
【図7】本発明による補聴器の第7の例を示すブロック
図である。
【図8】本発明による補聴器の第8の例を示すブロック
図である。
【図9】本発明による補聴器の第9の例を示すブロック
図である。
【図10】補聴器のフィッテングを説明するためのブロ
ック図である。
【図11】従来の補聴器の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
31a,41a マイクロフォン 31b,41b 信号処理部 31c,41c イヤフォン 31d パラメータ出力指示部 31e パラメータ記憶部 31f 信号列−音響変換部 32a 制御シーケンス付加部 33a ID出力指示部 33b ID保持部 34a 誤り検出符号付与部 41d データ更新記憶部 41e,42b 音響−信号列変換部 42a 切り換え用スイッチ 43a,44a 制御シーケンス検出部 44b ID認識部 45a 誤り検出部

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声信号を補聴器パラメータに応じ
    て聴覚補償して補償音声信号として音声出力部から出力
    するようにした補聴器において、前記補聴器パラメータ
    を音響信号に変換して前記音声出力部から送出する音響
    変換手段を有することを特徴とする補聴器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された補聴器において、
    前記音声出力部はイヤフォンであることを特徴とする補
    聴器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された補聴器において、
    前記音響変換手段は前記補聴器パラメータの出力を指示
    する指示部と、該指示に応じて前記補聴器パラメータを
    前記音響信号に変換する音響変換部とを有することを特
    徴とする補聴器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された補聴器において、
    さらに、前記補聴器パラメータにパイロット信号を付加
    する付加手段とを有し、前記パイロット信号が付加され
    た前記補聴器パラメータが前記音響手段に与えられ、前
    記音響手段は前記パイロット信号を含めて前記補聴器パ
    ラメータを前記音響信号に変換するようにしたことを特
    徴とする補聴器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された補聴器において、
    補聴器ID番号を送出する送出手段と、前記補聴器パラ
    メータに前記補聴器ID番号を付加する付加手段とを有
    し、前記音響手段は前記補聴器ID番号を含めて前記補
    聴器パラメータを前記音響信号に変換するようにしたこ
    とを特徴とする補聴器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された補聴器において、
    補聴器ID番号を送出する送出手段と、前記補聴器パラ
    メータにパイロット信号を付加するとともに前記補聴器
    ID番号を付加する付加手段とを有し、前記音響手段は
    前記パイロット信号及び前記補聴器ID番号を含めて前
    記補聴器パラメータを前記音響信号に変換するようにし
    たことを特徴とする補聴器。
  7. 【請求項7】 音声入力部からの入力音声信号を補聴器
    パラメータに応じて聴覚補償して補償音声信号として出
    力するようにした補聴器において、前記補聴器パラメー
    タを格納するためのメモリ手段と、前記音声入力部から
    前記補聴器パラメータを表す音響信号を受け該音響信号
    を前記補聴器パラメータに変換して前記メモリ手段に設
    定する変換手段とを有することを特徴とする補聴器。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された補聴器において、
    前記音声入力部と前記変換手段とを選択的に接続するス
    イッチ手段とを有することを特徴とする補聴器。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載された補聴器にお
    いて、前記音響信号にはパイロット信号が付加されてお
    り、前記パイロット信号を検出すると前記音響信号を前
    記変換手段に与える検出手段を有することを特徴とする
    補聴器。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれかに記載され
    た補聴器において、前記音響信号には補聴器ID番号が
    付加されており、前記補聴器ID番号が予め設定された
    設定ID番号と一致するか否かを検出して一致した時の
    み前記補聴器パラメータの前記メモリ手段への設定を許
    可する許可手段が備えられていることを特徴とする補聴
    器。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載された補聴器におい
    て、前記音声入力部はマイクロフォンであることを特徴
    とする補聴器。
  12. 【請求項12】 音声入力部からの入力音声信号を補聴
    器パラメータに応じて聴覚補償して補償音声信号として
    音声出力部から出力するようにした補聴器において、前
    記補聴器パラメータが格納されるメモリ手段と、前記補
    聴器パラメータを音響信号に変換して前記音声出力部か
    ら送出する音響変換手段と、前記音声入力部から前記補
    聴器パラメータを表す音響信号を受け該音響信号を前記
    補聴器パラメータに変換して前記メモリ手段に設定する
    変換手段とを有することを特徴とする補聴器。
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