JP2761473B2 - テーブルの脚体折畳装置 - Google Patents

テーブルの脚体折畳装置

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JP2761473B2
JP2761473B2 JP3022696A JP3022696A JP2761473B2 JP 2761473 B2 JP2761473 B2 JP 2761473B2 JP 3022696 A JP3022696 A JP 3022696A JP 3022696 A JP3022696 A JP 3022696A JP 2761473 B2 JP2761473 B2 JP 2761473B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テーブルの脚体
折畳装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の脚体折畳装置として、従来、天
板下面に両端が開口した前後1対の横補強杆を固定し、
前後脚杆の上端部を縦補強杆により固定した左右1対の
脚体を、テーブル使用時には両横補強杆で支持したロッ
ク軸をロックハンドルによって一方向に回動することに
より横補強杆の両端開口面に当接して直立させ、不使用
時にはロック軸をロックハンドルによって他方向に回動
することにより横補強杆にほぼ平行に重ね合わされて折
り畳まれるようにしたものが提案されている(実開昭6
0−189222号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
装置は、脚体に設けられ脚体の折り畳み時に同時に回動
される突出片が横補強杆の内側面に沿うように外部に露
出して枢支されているので、折り畳み作業中等において
突出片と横補強杆との隙間に作業者が指等を挾んで思わ
ぬ事故につながる恐れがあった。しかも、外観上の体裁
もよくなかった。また、ロックを解除して脚体を折り畳
む際に突出片がカム孔に挿通されたロック軸を中心とし
て僅かに回動するため、脚杆が一旦開脚状に外側に傾い
て倒れ、構成部品に傷を付けたり、構造上の安定性を欠
くというような問題があった。
【0004】そこでこの発明は、前記のような従来の問
題点を解決することができ、突出片と補強杆との隙間に
作業者が指等を挾むようなことがなく、しかも構造上も
安定性のあるテーブルの脚体折畳装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、天板下面に両端が開口した前後
1対の横補強杆を固定し、前後脚杆の上端部を縦補強杆
により固定した左右1対の脚体を、テーブル使用時には
両横補強杆で支持したロック軸をロックハンドルによっ
て一方向に回動することにより横補強杆の両端開口面に
当接して直立させ、不使用時にはロック軸をロックハン
ドルによって他方向に回動することにより横補強杆にほ
ぼ平行に重ね合わされて折り畳まれるようにしたテーブ
ルの脚体折畳装置において、横補強杆の両端開口部に脚
体接続体を移動自在に収容し、この脚体接続体の一端部
を脚体に横向きに設けた突出片にピンで枢支するととも
に、他端部にロック軸の両端面に突設した小径の偏心軸
が遊嵌する透孔を設け、さらに横補強杆の両端開口部に
脚体の折り畳みによりピンを支点に回動され、かつロッ
ク軸の回動に伴い移動される偏心軸により横補強杆内を
移動される突出片が嵌入する長溝を形成している。脚体
接続体は、テーブル使用時にロックハンドルによって一
方向に回動されるロック軸上の偏心軸がロック軸の中心
に対して横補強杆の内方側に位置したときは横補強杆の
内方側に移動されて脚体を横補強杆の両端開口面に当接
させ、不使用時に他方向に回動されるロック軸上の偏心
軸がロック軸の中心に対して横補強杆の外方側に位置し
たときは横補強杆の外方側に移動されて脚体を横補強杆
の両端開口面から離間し折り畳み可能にするとともに、
折り畳んだのち再びロック軸上の偏心軸がロック軸の中
心に対して横補強杆の内方側に位置したときは横補強杆
の内方側に移動されて脚体の突出片の先端部を長溝の溝
端面に当接させるように構成されている。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、横
補強杆が、天板下面との間に指より大きな間隔を形成す
る間隔保持部材を介して固定されている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施の形態の
テーブルの脚体折畳装置の正面図、図2は天板を下向き
にしたときの天板四隅のうちの一部分の拡大横断面図、
図3は同要部の分解斜視図、図4(A)ないし(D)は図2
のA−A線に沿う作用説明図を示す。1は天板で、その
下面には両端が開口した中空角パイプ状の前後1対の横
補強杆2が間隔保持部材3を介在させて固定されてい
る。間隔保持部材3により形成される天板1下面と横補
強杆2との間隔Sは指より大きく、例えば手の平が容易
に入り込める大きさとなっている。4は左右1対の脚体
で、丸パイプ状の前後脚杆5と該脚杆の上端部間を脚コ
ーナー部6を介して固定する縦補強杆7とからなってい
る。脚コーナー部6には突出片8が横補強杆2側を向く
ように設けられ、該突出片にはピン孔9が設けられてい
る。突出片8は下面8a(図3,4では上面となってい
る)が水平状になり、上面8bが回動時に横補強杆2の
内面にぶつからないように先端に向けて2段に傾斜した
傾斜面をもつテーパ状になっている。傾斜面のうちの基
端側の一方は後記する突部の当接面と脚杆5の直立状態
で当接する当接面10となっている。
【0008】横補強杆2の両端開口部には脚体接続体12
が移動自在に収容されている。脚体接続体12の一端側略
半部には凹欠部13がその肉厚中心部を繰り抜いて形成さ
れており、該凹欠部が突出片8に嵌入されたうえ該部に
設けたピン孔14とピン孔9にピン15が装着され、脚体接
続体12に対して突出片8が回動可能になっている。ま
た、脚体接続体12の他端側略半部の内向き面には方形凹
所17が形成され、該凹所には丸棒状のロック軸18の両端
部が横補強杆2の相対向する壁部に設けた支持孔20で支
持されたうえ嵌入されている。凹所15のある部分には角
形の透孔21が設けられ、該透孔にはロック軸18の先端面
に設けた小径の偏心軸23が遊嵌されている。この実施の
形態では偏心軸23はロック軸18の両端開口部に嵌合され
たロックガイド22の先端面に設けられている。ロックガ
イド22はロック軸18と同じく丸棒状に形成されていて、
ロック軸18の両端開口部に嵌合されその先端外面に設け
た係止凸部24が係止凹部25に係止されたうえ、ビス26で
固定されている。
【0009】27はロック軸18に取り付けられたロックハ
ンドルである。28は凹欠部13に設けられた突部であり、
該突部には脚杆5が直立状態のときに突出片8の当接面
10と当接する当接面29が形成されている。31,32は横補
強杆2の両端開口部に上下1対に形成された長溝であ
り、脚杆5の折り畳みにより回動され、ロック軸18の回
動に伴い回動される偏心軸23により横補強杆2内を移動
される突出片8がその作動に際して嵌入する。下側の長
溝31(図3,4では上向きとなっている)は先端まで開
口して形成され、上側の長溝32は先端が閉塞状に形成さ
れている。
【0010】次に作用を説明する。図2及び図4(A)は
テーブル使用時におけるロック状態を示し、このロック
状態ではロックハンドル27が天板1の下面側に倒れてロ
ック軸18の偏心軸23がロック軸の中心に対して横補強杆
2の内方側に位置することにより、脚体接続体12が内方
側に引っ張られて脚コーナー部6が横補強杆2の両端開
口面に当接し、脚体4の脚杆5が直立状態を保ってい
る。使用しないために脚体4を折り畳むときには前記ロ
ック状態からロックハンドル27を図4(B)のように脚杆
5側に回動して倒す。これによりロック軸18が支持孔20
内で回動するとともに、偏心軸23が反対側、すなわちに
ロック軸18の中心に対して横補強杆2の外方側に透孔21
内で円弧移動し、この移動の距離Lぶん脚体接続体12も
同方向に移動し、脚コーナー部6が横補強杆2の両端開
口面から離間する。
【0011】しかる後、脚体4を天板1の下面側に倒し
て折り畳むと、突出片8がピン15を支点にして脚体接続
体12に対して徐々に回動し、脚杆5の先端部が図1の鎖
線のように天板1の下面に当接するまで折り畳まれる
と、図4(C)のように突出片8は90°近い角度回動され
た状態となり、その先端部は長孔32内に嵌入する。この
ように天板1に対してほぼ平行に重ね合わされて折り畳
まれた状態になった後、再びロックハンドル27を天板1
の下面側に倒してロック軸18の偏心軸23を横補強杆2の
内方側に位置させると、偏心軸23が元の位置まで透孔21
内で円弧移動し、脚体接続体12も同方向に移動し、図4
(D)のように突出片8の先端部の下面8aが長溝32の溝
端面に当接し、ロックされた状態となる。
【0012】前記のようにロックハンドル27の操作によ
るロック解除により脚体4全体を一旦天板1に対して平
行移動させたうえで回動し折り畳むので、脚杆5が開脚
状に外側に傾くようなことがない。そのため、この傾き
を原因として構成部品に傷がつくようなこともなく、脚
体4全体を常に良好な状態に保つことが可能となって、
構造上も安定したものとなる。また、前記のような作用
において作動の中心をなす突出片8と脚体接続体12等の
機構部が横補強杆2の両端開口部に収容され、外部から
見えないようになっているため、作業者の指等が突出片
8と脚体接続体12との隙間に挾まれるような恐れはな
い。
【0013】前記の実施の形態はあくまでも一例であっ
て、突出片8や脚体接続体12の設計変更的な細部構成等
は実施に際して、種々に変更修正が可能であることは言
うまでもない。
【0014】
【発明の効果】この発明は前記のような構成からなるの
で、従来のように突出片と補強杆との隙間に作業者が指
等を挾むようなことがなく、きわめて安全性の高いもの
となる。しかも脚体を一旦天板に対して平行移動させた
うえで回動し折り畳むので、従来のもののように脚杆が
開脚状に外側に傾くようなことがなく、脚体全体を常に
良好な状態に保つことが可能となって、構成部品に傷を
付けたりすることがないとともに、構造上も安定性があ
り、そのもたらす効果には顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のテーブルの脚体折畳
装置の正面図である。
【図2】天板を下向きにしたときの天板四隅のうちの一
部分の拡大横断面図である。
【図3】同要部の分解斜視図である。
【図4】(A)ないし(D)は図2のA−A線に沿う作用説
明図である。
【符号の説明】
1 天板 2 横補強杆 3 間隔保持部材 4 脚体 5 脚杆 6 脚コーナー部 7 縦補強杆 8 突出片 12 脚体接続体 13 凹欠部 18 ロック軸 20 支持孔 21 透孔 23 偏心軸 27 ロックハンドル 31,32 長溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板下面に両端が開口した前後1対の横
    補強杆を固定し、前後脚杆の上端部を縦補強杆により固
    定した左右1対の脚体を、テーブル使用時には両横補強
    杆で支持したロック軸をロックハンドルによって一方向
    に回動することにより横補強杆の両端開口面に当接して
    直立させ、不使用時にはロック軸をロックハンドルによ
    って他方向に回動することにより横補強杆にほぼ平行に
    重ね合わされて折り畳まれるようにしたテーブルの脚体
    折畳装置において、 前記横補強杆の両端開口部に脚体接続体を移動自在に収
    容し、この脚体接続体の一端部を脚体に横向きに設けた
    突出片にピンで枢支するとともに、他端部にロック軸の
    両端面に突設した小径の偏心軸が遊嵌する透孔を設け、
    さらに横補強杆の両端開口部に脚体の折り畳みによりピ
    ンを支点に回動され、かつロック軸の回動に伴い移動さ
    れる偏心軸により横補強杆内を移動される突出片が嵌入
    する長溝を形成し、前記脚体接続体は、テーブル使用時
    にロックハンドルによって一方向に回動されるロック軸
    上の偏心軸がロック軸の中心に対して横補強杆の内方側
    に位置したときは横補強杆の内方側に移動されて脚体を
    横補強杆の両端開口面に当接させ、不使用時に他方向に
    回動されるロック軸上の偏心軸がロック軸の中心に対し
    て横補強杆の外方側に位置したときは横補強杆の外方側
    に移動されて脚体を横補強杆の両端開口面から離間し折
    り畳み可能にするとともに、折り畳んだのち再びロック
    軸上の偏心軸がロック軸の中心に対して横補強杆の内方
    側に位置したときは横補強杆の内方側に移動されて脚体
    の突出片の先端部を長溝の溝端面に当接させるように構
    成されていることを特徴とするテーブルの脚体折畳装
    置。
  2. 【請求項2】 横補強杆は、天板下面との間に指より大
    きな間隔を形成する間隔保持部材を介して固定されてい
    る請求項1記載のテーブルの脚体折畳装置。
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CN110638204B (zh) * 2018-06-27 2023-01-03 浙江新益申高机械传动有限公司 台面支撑构件及用于该台面支撑构件的锁定件

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