JP2761419B2 - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
- Publication number
- JP2761419B2 JP2761419B2 JP1327207A JP32720789A JP2761419B2 JP 2761419 B2 JP2761419 B2 JP 2761419B2 JP 1327207 A JP1327207 A JP 1327207A JP 32720789 A JP32720789 A JP 32720789A JP 2761419 B2 JP2761419 B2 JP 2761419B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cationized
- general formula
- shampoo composition
- group
- polymer compound
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- Detergent Compositions (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シャンプー組成物に係り、特に、優れた泡
立ち性及びコンディショニング性を有するとともに、す
すぎ時に軽い感触を有するシャンプー組成物に関する。
立ち性及びコンディショニング性を有するとともに、す
すぎ時に軽い感触を有するシャンプー組成物に関する。
[従来の技術] 近年、消費者のヘアケア行動及び嗜好は多種多様化
し、種々の特性を有するシャンプーが求められており、
市場にはこれらの要求に答えるべく、種々のシャンプー
が出回っている。また、消費者の洗髪頻度が増加してお
り、消費者は洗髪による毛髪損傷に注意を払うようにな
っている。
し、種々の特性を有するシャンプーが求められており、
市場にはこれらの要求に答えるべく、種々のシャンプー
が出回っている。また、消費者の洗髪頻度が増加してお
り、消費者は洗髪による毛髪損傷に注意を払うようにな
っている。
従って、シャンプーの性能として、コンディショニン
グ性は基本的かつ不可欠の要素である。そのため、多く
のシャンプーには、コンディショニング性を高める目的
で各種成分、例えば水溶性高分子化合物、油性物質、カ
チオン界面活性剤等を配合したものが多く見られる。
グ性は基本的かつ不可欠の要素である。そのため、多く
のシャンプーには、コンディショニング性を高める目的
で各種成分、例えば水溶性高分子化合物、油性物質、カ
チオン界面活性剤等を配合したものが多く見られる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような成分を配合したものは、コンディ
ショニング性は優れているが、泡粘性が強く、泡の感触
がこってりとして、すすぎ時の感触は重く、指通りが悪
く、消費者にとって不快な感触である。
ショニング性は優れているが、泡粘性が強く、泡の感触
がこってりとして、すすぎ時の感触は重く、指通りが悪
く、消費者にとって不快な感触である。
本発明の目的は、優れた泡立ち性及びコンディショニ
ング性を有するとともに、すすぎ時に軽い感触を有する
シャンプー組成物を提供することにある。
ング性を有するとともに、すすぎ時に軽い感触を有する
シャンプー組成物を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、アニオン界面活性剤と、カチオン性高分子
化合物と、下記一般式(1)で示されるシリコン化合物
とを含有することを特徴とするシャンプー組成物を提供
する。
化合物と、下記一般式(1)で示されるシリコン化合物
とを含有することを特徴とするシャンプー組成物を提供
する。
一般式(1) 本発明のシャンプー組成物の第1の必須成分であるア
ニオン界面活性剤としては、一般にシャンプー組成物に
用いられている、下記一般式(2)に示すスルホン酸
塩、下記一般式(3)に示す硫酸エステル塩、及びその
エチレンオキサイド付加物が代表的なものとして挙げら
れる。しかし、水溶液でアルカリ性を示すイオン性界面
活性剤であればよく、特に限定されない。
ニオン界面活性剤としては、一般にシャンプー組成物に
用いられている、下記一般式(2)に示すスルホン酸
塩、下記一般式(3)に示す硫酸エステル塩、及びその
エチレンオキサイド付加物が代表的なものとして挙げら
れる。しかし、水溶液でアルカリ性を示すイオン性界面
活性剤であればよく、特に限定されない。
一般式(2) R1SO3M1 (式中、R1はC12〜C16のアルファオレフィン、ビニリデ
ン型オレフィン、インナーオレフィン、ヒドロキシルア
ルキル基、又はC10〜18の直鎖若しくは分枝鎖アルキル
基、M1はアルカリ金属又は有機アルカリを示す。) 一般式(3) R2O(CH2CH2O)nSO3M2 (式中、R2はC12〜18のアルキル基又はアルケニル基、M
2はアルカリ金属又は有機アルカリ、nは0〜5を示
す。) 上記式(2)に示すスルホン酸塩の具体例としては、
α−オレフィンスルホン酸塩が挙げられる。また、式
(3)に示す硫酸エステル塩の具体例としては、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、及びそのエチレンオキサイド付加物
であるラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
ン型オレフィン、インナーオレフィン、ヒドロキシルア
ルキル基、又はC10〜18の直鎖若しくは分枝鎖アルキル
基、M1はアルカリ金属又は有機アルカリを示す。) 一般式(3) R2O(CH2CH2O)nSO3M2 (式中、R2はC12〜18のアルキル基又はアルケニル基、M
2はアルカリ金属又は有機アルカリ、nは0〜5を示
す。) 上記式(2)に示すスルホン酸塩の具体例としては、
α−オレフィンスルホン酸塩が挙げられる。また、式
(3)に示す硫酸エステル塩の具体例としては、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、及びそのエチレンオキサイド付加物
であるラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
本発明のシャンプー組成物の第2の必須成分であるカ
チオン性高分子化合物の具体例としては、カチオン化セ
ルロース、カチオン化澱粉、カチオン化蛋白加水分解物
であるカチオン化シルクプロテイン、カチオン化コラー
ゲン分解物、カチオン化ケラチン加水分解物等が挙げら
れ、具体的商品名としてマーコート(登録商標)、ポリ
コート(登録商標)等が例示される。また、シャンプー
組成物の使用状態によりカチオン性を示す高分子化合物
もカチオン化高分子化合物と同様の効果を有することか
ら、このような高分子化合物も使用可能である。
チオン性高分子化合物の具体例としては、カチオン化セ
ルロース、カチオン化澱粉、カチオン化蛋白加水分解物
であるカチオン化シルクプロテイン、カチオン化コラー
ゲン分解物、カチオン化ケラチン加水分解物等が挙げら
れ、具体的商品名としてマーコート(登録商標)、ポリ
コート(登録商標)等が例示される。また、シャンプー
組成物の使用状態によりカチオン性を示す高分子化合物
もカチオン化高分子化合物と同様の効果を有することか
ら、このような高分子化合物も使用可能である。
本発明のシャンプー組成物の第3の必須成分である上
記式(1)に示すシリコン化合物は、ポリシロキサンポ
リオルガノベタインコポリマーと総称されるシリコンベ
タイン化合物である。
記式(1)に示すシリコン化合物は、ポリシロキサンポ
リオルガノベタインコポリマーと総称されるシリコンベ
タイン化合物である。
本発明のシャンプー組成物には、上述の必須成分の他
に、必要に応じて、シャンプーに一般的に用いられる成
分、有機又は無機塩酸化防止剤、紫外線吸収剤、香料、
パール外観付与剤、天然抽出物(動物性、植物性)等
を、発明の効果に影響を与えない範囲で添加することが
出来る。
に、必要に応じて、シャンプーに一般的に用いられる成
分、有機又は無機塩酸化防止剤、紫外線吸収剤、香料、
パール外観付与剤、天然抽出物(動物性、植物性)等
を、発明の効果に影響を与えない範囲で添加することが
出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を示し、本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
下記表に示す配合組成の12種のシャンプー組成物を調
製し、それらの泡出ち性、コンディショニング性、すす
ぎ性の軽さを、次の基準に従い、評価した。その結果を
同表に示す。
製し、それらの泡出ち性、コンディショニング性、すす
ぎ性の軽さを、次の基準に従い、評価した。その結果を
同表に示す。
汎用品により優れる:○ 汎用品と同程度:△ 汎用品より劣る:× 上記表に示されている各成分は次の通りである。
アニオン界面活性剤A:ポリオキシエチレンラウリルエー
テル硫酸ナトリウム アニオン界面活性剤B:ラウリル硫酸ナトリウム アニオン界面活性剤C:C14−オレフィンスルホン酸ナト
リウム アニオン界面活性剤D:ラウロイルサルコシンエタノール
アミン塩 カチオン性高分子化合物E:カチオン化セルロース カチオン性高分子化合物F:カチオン化コラーゲン蛋白加
水分解物 カチオン性高分子化合物G:カチオン化シルクプロテイン シリコン化合物H:ポリシロキサンポリオルガノベタイン
コポリマー シリコン化合物I:ジメチルポリシロキサン シリコン化合物J:テトラメチルシクロシロキサン 上記表から明らかなように、本発明の必須成分である
シリコン化合物を含有しない組成物(比較例1)、本発
明の必須成分であるカチオン性高分子化合物を含有しな
い組成物(比較例2)、本発明の範囲外のシリコン化合
物を含有する組成物(比較例3〜6)はいずれも、すべ
ての特性は、満足しないのに対し、本発明の範囲内の組
成物(実施例1〜6)はいずれも優れた特性を示してい
る。
テル硫酸ナトリウム アニオン界面活性剤B:ラウリル硫酸ナトリウム アニオン界面活性剤C:C14−オレフィンスルホン酸ナト
リウム アニオン界面活性剤D:ラウロイルサルコシンエタノール
アミン塩 カチオン性高分子化合物E:カチオン化セルロース カチオン性高分子化合物F:カチオン化コラーゲン蛋白加
水分解物 カチオン性高分子化合物G:カチオン化シルクプロテイン シリコン化合物H:ポリシロキサンポリオルガノベタイン
コポリマー シリコン化合物I:ジメチルポリシロキサン シリコン化合物J:テトラメチルシクロシロキサン 上記表から明らかなように、本発明の必須成分である
シリコン化合物を含有しない組成物(比較例1)、本発
明の必須成分であるカチオン性高分子化合物を含有しな
い組成物(比較例2)、本発明の範囲外のシリコン化合
物を含有する組成物(比較例3〜6)はいずれも、すべ
ての特性は、満足しないのに対し、本発明の範囲内の組
成物(実施例1〜6)はいずれも優れた特性を示してい
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によると、アニオン界面
活性剤に対し、カチオン性高分子化合物と所定のシリコ
ン化合物とを組合わせて配合することにより、優れた泡
立ち性及びコンディショニング性を有するとともに、す
すぎ時に軽い感触を有するシャンプー組成物を得ること
が可能である。
活性剤に対し、カチオン性高分子化合物と所定のシリコ
ン化合物とを組合わせて配合することにより、優れた泡
立ち性及びコンディショニング性を有するとともに、す
すぎ時に軽い感触を有するシャンプー組成物を得ること
が可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】下記一般式(2)、(3)で示される界面
活性剤及びそのエチレンオキサイド付加物から選ばれる
少なくとも1種のアニオン界面活性剤と、 カチオン化セルロース、カチオン化澱粉、カチオン化蛋
白加水分解物、カチオン化シルクプロテイン、および塩
化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重
合体からなる群より選ばれる少なくとも1種のカチオン
性高分子化合物と、 下記一般式(1)で示されるシリコン化合物とを含有す
ることを特徴とするシャンプー組成物。 ・一般式(1) ・一般式(2) R1SO3M1 (式中、R1はC12〜C16のアルファオレフィン、ビニリデ
ン型オレフィン、インナーオレフィン、ヒドロキシアル
キル基、又はC10〜C18の直鎖若しくは分枝鎖アルキル
基、M1はアルカリ金属又は有機アルカリを示す。) ・一般式(3) R2O(CH2CH2O)nSO3M2 (式中、R2はC12〜C16のアルキル基又はアルケニル基、
M2はアルカリ金属又は有機アルカリ、nは0〜5を示
す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327207A JP2761419B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | シャンプー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327207A JP2761419B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | シャンプー組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03188016A JPH03188016A (ja) | 1991-08-16 |
JP2761419B2 true JP2761419B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=18196511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1327207A Expired - Lifetime JP2761419B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | シャンプー組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761419B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3417912C1 (de) * | 1984-05-15 | 1985-07-25 | Goldschmidt Ag Th | Betaingruppen enthaltende Siloxane,deren Herstellung und Verwendung in kosmetischen Zubereitungen |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1327207A patent/JP2761419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03188016A (ja) | 1991-08-16 |
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