JP2761414B2 - 可逆弁 - Google Patents

可逆弁

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JP2761414B2
JP2761414B2 JP1290975A JP29097589A JP2761414B2 JP 2761414 B2 JP2761414 B2 JP 2761414B2 JP 1290975 A JP1290975 A JP 1290975A JP 29097589 A JP29097589 A JP 29097589A JP 2761414 B2 JP2761414 B2 JP 2761414B2
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操一 柳岡
紀幸 森田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空調機器用のマルチタイプのヒートポンプ
に用いられる可逆弁に関し、特にマルチエアコンの片室
の冷房及び暖房時における室内機への冷媒の循環を制御
するための可逆弁に関する。
[従来技術、発明が解決しようとする課題] 本発明の可逆弁が使用されるべき部位には、従来電磁
二方弁や電磁両切弁などが使用されているが、ヒートポ
ンプでは、冷媒の流れが逆転するため1個の電磁二方弁
では逆方向の流れにおいて制御することができなくなる
ため電磁二方弁を2個使用して冷媒の流れを制御してい
た。また、改良された電磁二方弁を用いると、電磁二方
弁1個でメインポートの冷媒の流れは制御できるが、逆
方向から冷媒が流入した場合、メインポートは閉ざされ
ているもののパイロットポートからフロート上部へ流入
した冷媒がフロートとボディーの隙間から正方向側導入
管へ流れてしまうため冷媒の流れを止めることができな
い。更に、電磁両切弁を使用した場合には、常に低圧に
ならなければならない管あるいは常に高圧を取り入れな
ければならない管が必要になり、取り付け位置が自然に
決まってしまい、また、改良された電磁両切弁では、構
造が複雑になり、高価なものになってしまうなどの問題
点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ピストンシールを使用することにより、可
逆弁及び両切弁の機能を満たし、高圧あるいは低圧の取
り出し口を無くすことにより、コンプレッサとの関係に
よる取り付け位置の限定を無くし、更に、構造簡単な一
つの弁で冷媒の循環を制御できるのでスペース的にも経
済的にも有利な可逆弁を提供することができる。
[実施例] 以下、図面に従って本発明の実施例について説明す
る。
本発明による可逆弁において、弁体1には、2つの導
通口2a,2bがそれぞれ該弁体の下側部及び底部に固定さ
れ、該弁体内には、ピストン4、サブポート弁6とスプ
リング7のアッセンブリが固着されたガイド3及びサブ
ポート6aを設けたガイド5からなるピストンアッセンブ
リを有している。パイロットポート13a,13bは、第1図
に示すようにそれぞれ該弁体内のピストン上部の部屋と
パイロット弁14、該パイロット弁14とキャピラリチュー
ブ10とを連通するように設けられている。また、キャピ
ラリチューブ10は他端を、導通口2bに固着されている。
弁体1内のピストンアッセンブリの上方には、ピストン
アッセンブリを下方に押すようにスプリング8が、設け
られている。パイロット弁14の可動鉄心9aには、固定鉄
心12から遠ざかる方向に可動鉄心9aを押すように、スプ
リング11が挿入されている。可動鉄心9aのスプリング11
と反対側の端部には、キャピラリチューブ10と該可動鉄
心9aの収められた部屋との連通を開閉するためのボール
9bが固定されている。
導通口2aから高圧冷媒が流入した場合、冷媒は、弁体
1内のピストン4の下部に流入すると共に、サブポート
6aを通ってサブポート弁6を押し上げピストン上部に流
入し、更にパイロットポート13aを通ってパイロット弁1
4の可動鉄心9aの収められた部屋に流入する。ソレノイ
ドコイルSが非通電時、パイロット弁内では、スプリン
グ11の作用により、可動鉄心9aは下方に押され、先端に
固定されたボール9bは、パイロットポート13bを閉じ
る。弁体1内は、ピストン4の上下で同圧となり、ピス
トンアッセンブリは導通口2a,2bの圧力差及びスプリン
グ8の作用により下に押し下げられたまま動かず、冷媒
の流れは止まる。ここで、スプリング11は、パイロット
ポート13aを通ってパイロット弁14の可動鉄心9aの収め
られた部屋に流入して可動鉄心9aを押し上げようとする
冷媒の力よりも大きな力を有するように選ばれる。
次に、ソレノイドコイルに通電すると、可動鉄心9aが
スプリング11の力に抗して、固定鉄心12に引き付けら
れ、ボール9bは、パイロットポート13bを開く。従っ
て、ピストン上部の冷媒は、パイロットポート13a,13b
を通り、キャピラリチューブ10を経て導通口2bへ流れ
る。ここで、サブポート6aの開口部断面積S1とパイロッ
トポート13a,13bの開口部断面積S2とキャピラリチュー
ブ10の内径の断面積S3とは、互いの関係が、S1<S2<S3
となるように適切に選ばれるため、ピストン下部からサ
ブポート6aを通ってピストン上部へ流入する流量より
も、ピストン上部からパイロットポート13a,13b及びキ
ャピラリチューブ10を通って導通口2bへと流出する流量
のほうが大きいため、ピストン上部は低圧となる。ピス
トン上部と下部の圧力差により、ピストンアッセンブリ
はスプリング8の力に抗して上へ上がり、ガイド5と弁
体1との接触が解放されることにより、導通口2aからピ
ストン4の下部の部屋を介して導通口2bへ通じる冷媒の
流路が形成され、冷媒は、導通口2aから導通口2bへ流れ
る。ソレノイドSを非通電にすると、ボール9bは、パイ
ロットポート13bを閉じ、ピストン上部から導通口2bへ
と通じる冷媒の流路を寸断するため、弁体内のピストン
上下の圧力は同圧となり、スプリング8の作用により、
ピストンアッセンブリは押し下げられ、ガイド5が導通
口2b側のポートを閉じ、導通口2aから導通口2bへの冷媒
の流れを止める。
一方、導通口2bから高圧冷媒が流入した場合、ソレノ
イドSが非通電でボール9bがパイロットポート13bを閉
じているときには、導通口2a側と導通口2b側の圧力差に
より、ピストンアッセンブリは押し上げられ、導通口2b
から導通口2aに冷媒が流れ、ピストン下部に流入した後
も、導通口2bから流れ込む冷媒の力により、ピストンア
ッセンブリは押し上げられたままとなり冷媒は導通口2b
から導通口2aへ流れ続ける。
次に、ソレノイドに通電すると、ボール9bがパイロッ
トポート13bを開くことにより、キャピラリチューブ10
及びパイロットポート13b,13aを通ってピストン4上部
に冷媒が流入し、ピストン上部と導通口2b側ポートとの
面積比及びスプリング8の作用によりピストンアッセン
ブリは押し下げられ、導通口2b側ポートを閉じ、ピスト
ン下部からピストン上部への冷媒の流入は高圧となった
ピストン上部の冷媒がサブポート弁6を押し下げ、該サ
ブポート弁を閉じるために止められ、冷媒の流れは止ま
る。
以上のような方式で、ソレノイド通電時は、導通口2a
から導通口2bへの冷媒の流れとなり、ソレノイド非通電
時は、導通口2bから導通口2aへ冷媒が流れるような可逆
弁を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による可逆弁の一実施例を示す概略図
である。 1……弁体、2a,2b……導通口、3,5……ガイド、4……
ピストン、6……サブポート弁、6a……サブポート、7
……スプリング、8,11……スプリング、9a……可動鉄
心、9b……ボール、10……キャピラリチューブ、12……
固定鉄心、13a,13b……パイロットポート、14……パイ
ロット弁、S……ソレノイドコイル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にピストンアッセンブリを有する弁体
    とパイロット弁及び高圧口と低圧口が逆転する2つの導
    通口からなる可逆弁において、該2つの導通口が該弁体
    内の一方のピストン室と連通可能なように固定され、該
    ピストンアッセンブリが該弁体内の該一方のピストン室
    と他方のピストン室を連通する通路を有し、該弁体内の
    該他方のピストン室と該パイロット弁及び該一方のピス
    トン室と連通可能に固定された該2つの導通口のうちの
    1つと該パイロット弁とをそれぞれ連結する通路を有す
    ることを特徴とする可逆弁。
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