JP2760623B2 - 磁気テープカセット装置 - Google Patents
磁気テープカセット装置Info
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- JP2760623B2 JP2760623B2 JP2032602A JP3260290A JP2760623B2 JP 2760623 B2 JP2760623 B2 JP 2760623B2 JP 2032602 A JP2032602 A JP 2032602A JP 3260290 A JP3260290 A JP 3260290A JP 2760623 B2 JP2760623 B2 JP 2760623B2
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- Japan
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- cassette
- magnetic tape
- tape cassette
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67544—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
- G11B15/67555—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the second movement only being made by the cassette holder
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープカセットを再生するために使用
する駆動機構を具え、磁気テープカセットを収容すると
ともに、固定垂直案内路内で側方突出ピンにより案内さ
れて再生位置に下降しまたイジェクト位置に上昇するカ
セットトレイに属するカセットローディング機構を有
し、前記ピンを更にスライドの溝孔に貫通させ、前記溝
孔を垂直方向に対して傾斜させた構成の磁気テープカセ
ット装置に関するものである。
する駆動機構を具え、磁気テープカセットを収容すると
ともに、固定垂直案内路内で側方突出ピンにより案内さ
れて再生位置に下降しまたイジェクト位置に上昇するカ
セットトレイに属するカセットローディング機構を有
し、前記ピンを更にスライドの溝孔に貫通させ、前記溝
孔を垂直方向に対して傾斜させた構成の磁気テープカセ
ット装置に関するものである。
この種の磁気テープカセット装置はドイツ特許第3,24
1,361号に記載されている。カセットトレイの側方ピン
は垂直ハウジングパートのL字状溝孔に貫通し、各L字
状溝孔は垂直アームおよび水平アームを有する。カセッ
トトレイのピンが貫通するスライドプレートに傾斜溝孔
を設け、すべての傾斜溝孔をL字状溝孔の垂直アームに
対して同一方向に傾斜させる。傾斜溝孔を有するプレー
トが導入方向またはイジェクト方向に移動する場合、L
字状溝孔の水平アームおよび垂直アームとの間の移行領
域に関する限りカセットトレイは先ずピンとともに水平
方向に移動する。次に、L字状の溝孔の垂直アームを下
降する。水平方向および垂直方向に移動することができ
るカセットトレイを有する設計では、カセットトレイ
は、衝突を避けるため巻取りスピンドルの上方に十分高
く案内しなければならない。駆動機構の全高を減少する
場合、強制水平移動では全高を大きくすることを余儀な
くされる。
1,361号に記載されている。カセットトレイの側方ピン
は垂直ハウジングパートのL字状溝孔に貫通し、各L字
状溝孔は垂直アームおよび水平アームを有する。カセッ
トトレイのピンが貫通するスライドプレートに傾斜溝孔
を設け、すべての傾斜溝孔をL字状溝孔の垂直アームに
対して同一方向に傾斜させる。傾斜溝孔を有するプレー
トが導入方向またはイジェクト方向に移動する場合、L
字状溝孔の水平アームおよび垂直アームとの間の移行領
域に関する限りカセットトレイは先ずピンとともに水平
方向に移動する。次に、L字状の溝孔の垂直アームを下
降する。水平方向および垂直方向に移動することができ
るカセットトレイを有する設計では、カセットトレイ
は、衝突を避けるため巻取りスピンドルの上方に十分高
く案内しなければならない。駆動機構の全高を減少する
場合、強制水平移動では全高を大きくすることを余儀な
くされる。
更に、ドイツ特許第3,717,587号には、リフトレバー
によりカセットトレイを昇降させることが記載されてお
り、リフトレバーは磁気テープカセットの導入およびイ
ジェクト方向に直交する軸線の周りに回動自在にする。
カセットキャッチはリフトレバーの溝孔に案内し、この
溝孔は導入方向およびイジェクト方向に延在させる。操
作レバーをカセットキャッチに掛合させ、挿入方向に移
動自在の制御ロッドに従ってこのキャッチを導入方向ま
たはイジェクト方向に押し付ける。
によりカセットトレイを昇降させることが記載されてお
り、リフトレバーは磁気テープカセットの導入およびイ
ジェクト方向に直交する軸線の周りに回動自在にする。
カセットキャッチはリフトレバーの溝孔に案内し、この
溝孔は導入方向およびイジェクト方向に延在させる。操
作レバーをカセットキャッチに掛合させ、挿入方向に移
動自在の制御ロッドに従ってこのキャッチを導入方向ま
たはイジェクト方向に押し付ける。
本発明の目的は、磁気テープカセットの導入経路およ
びイジェクト経路が充分大きくしかもカセットトレイが
垂直移動のみを行うことができる冒頭に述べた形式の磁
気テープカセット装置を得るにある。
びイジェクト経路が充分大きくしかもカセットトレイが
垂直移動のみを行うことができる冒頭に述べた形式の磁
気テープカセット装置を得るにある。
この目的を達成するため、本発明磁気テープカセット
装置は、案内路を、カセットトレイを昇降させるための
単に垂直方向に延びる案内路のみを有するものとして構
成し、磁気テープカセットの導入およびイジェクト移動
を、操作レバーによりイジェクト位置と導入位置との間
で移動自在のカセットキャッチにより行わせ、前記操作
レバーをスライドに回動自在に連結し、同時にカセット
の導入およびイジェクトのためスライドの移動を介して
回動する構成としたことを特徴とする。
装置は、案内路を、カセットトレイを昇降させるための
単に垂直方向に延びる案内路のみを有するものとして構
成し、磁気テープカセットの導入およびイジェクト移動
を、操作レバーによりイジェクト位置と導入位置との間
で移動自在のカセットキャッチにより行わせ、前記操作
レバーをスライドに回動自在に連結し、同時にカセット
の導入およびイジェクトのためスライドの移動を介して
回動する構成としたことを特徴とする。
この構成によれば、昇降のみを行うカセットトレイは
カセットの移動には無関係に構成される。即ち、操作レ
バーの伝達比を大きくしてカセットキャッチのみにより
十分長い経路長さでカセットの導入およびイジェクトを
可能にするよう設計できるためである。更に、全高を減
少し、簡単な機械的構成によりトレイの垂直移動および
カセットの水平移動に分割することができるという利点
が得られる。
カセットの移動には無関係に構成される。即ち、操作レ
バーの伝達比を大きくしてカセットキャッチのみにより
十分長い経路長さでカセットの導入およびイジェクトを
可能にするよう設計できるためである。更に、全高を減
少し、簡単な機械的構成によりトレイの垂直移動および
カセットの水平移動に分割することができるという利点
が得られる。
本発明の好適な実施例においては、カセットキャッチ
をスライドの溝孔に案内する。このため、スライドは例
えば、カセットトレイを越える範囲まで延在させる。本
発明の更に好適な実施例においては、前記操作レバーを
駆動機構のシャーシの枢軸に回動自在に枢支し、前記枢
軸をスライドおよびカセットトレイの側方に配置する。
操作レバーをスライドおよびトレイの側方に取付けるこ
とによりスライドと操作レバーとの間の連結部をスライ
ドよりに移動することができるようになり、この結果操
作レバーはカセットキャッチを移動することができ、ま
たこれによりレバーの取付部とスライドとの連結部との
間の短いレバーアームおよびスライドとの連結部とカセ
ットキャッチが作用する点との間の長いレバーアームを
介してカセットの長い経路にわたる導入方向およびイジ
ェクト方向の移動が得られる。
をスライドの溝孔に案内する。このため、スライドは例
えば、カセットトレイを越える範囲まで延在させる。本
発明の更に好適な実施例においては、前記操作レバーを
駆動機構のシャーシの枢軸に回動自在に枢支し、前記枢
軸をスライドおよびカセットトレイの側方に配置する。
操作レバーをスライドおよびトレイの側方に取付けるこ
とによりスライドと操作レバーとの間の連結部をスライ
ドよりに移動することができるようになり、この結果操
作レバーはカセットキャッチを移動することができ、ま
たこれによりレバーの取付部とスライドとの連結部との
間の短いレバーアームおよびスライドとの連結部とカセ
ットキャッチが作用する点との間の長いレバーアームを
介してカセットの長い経路にわたる導入方向およびイジ
ェクト方向の移動が得られる。
更に、本発明の好適な実施例においては、連結ピンを
スライドに設け、この連結ピンを操作レバーの溝孔に貫
通させ、スライドが導入方向またはイジェクト方向に移
動するとき操作レバーの回動を確実にする構成とする。
操作レバーの溝孔に貫通するスライドのピンはスライド
と操作レバーとの間の最も構成簡単な連結手段である。
スライドに設け、この連結ピンを操作レバーの溝孔に貫
通させ、スライドが導入方向またはイジェクト方向に移
動するとき操作レバーの回動を確実にする構成とする。
操作レバーの溝孔に貫通するスライドのピンはスライド
と操作レバーとの間の最も構成簡単な連結手段である。
更に、本発明の好適な実施例においては、前記操作レ
バーに復帰ばねを設け、駆動機構が動作状態にないとき
前記復帰ばねにより操作レバーがカセットキャッチをカ
セットのイジェクト位置に押圧する。このような復帰ば
ねは駆動機構の誤動作でも常にカセットを手で取り出せ
る位置に押し戻すことができる。
バーに復帰ばねを設け、駆動機構が動作状態にないとき
前記復帰ばねにより操作レバーがカセットキャッチをカ
セットのイジェクト位置に押圧する。このような復帰ば
ねは駆動機構の誤動作でも常にカセットを手で取り出せ
る位置に押し戻すことができる。
更に、本発明の好適な実施例においては、操作レバー
を軸受スリーブにより枢軸に沿って掛合させ、前記軸受
スリーブには復帰ばねの端部アームのための止めをなす
サイドアームを設け、前記復帰ばねの螺旋部分を枢軸と
軸受スリーブとの間に配置し、また復帰ばねの他方の端
部アームを連結ピンに掛合させる。この構成によれば、
復帰ばねは、操作レバーが導入方向に動作し、スライド
が同時に挿入方向に移動しないときにのみ緊張する。こ
のようにして得られるプレストレスにより、操作レバー
は、スライドまたは駆動ピンが屈撓しないばあいでもカ
セットをトレイから押し出すことができる。他方、駆動
機構が導入動作状態にある場合、スライドが導入移動す
るときにはばねは緊張しない。
を軸受スリーブにより枢軸に沿って掛合させ、前記軸受
スリーブには復帰ばねの端部アームのための止めをなす
サイドアームを設け、前記復帰ばねの螺旋部分を枢軸と
軸受スリーブとの間に配置し、また復帰ばねの他方の端
部アームを連結ピンに掛合させる。この構成によれば、
復帰ばねは、操作レバーが導入方向に動作し、スライド
が同時に挿入方向に移動しないときにのみ緊張する。こ
のようにして得られるプレストレスにより、操作レバー
は、スライドまたは駆動ピンが屈撓しないばあいでもカ
セットをトレイから押し出すことができる。他方、駆動
機構が導入動作状態にある場合、スライドが導入移動す
るときにはばねは緊張しない。
更に、本発明の好適な実施例においては、ピンにより
カセットトレイをほとんど再生位置に下降させた領域で
は、スライドの溝孔をローディング機構の挿入側に向か
ってトレイのコースに対して僅かに傾斜した溝孔部分に
曲げ、スライドが端部位置に達したときピンがこの傾斜
領域で上方溝孔壁に圧着する構成とする。スライド溝孔
の端部の傾斜端部経路により、カセットトレイは再生位
置に支持体が確実に押し付けられる。この強固な押圧に
よりガタつき騒音は回避される。
カセットトレイをほとんど再生位置に下降させた領域で
は、スライドの溝孔をローディング機構の挿入側に向か
ってトレイのコースに対して僅かに傾斜した溝孔部分に
曲げ、スライドが端部位置に達したときピンがこの傾斜
領域で上方溝孔壁に圧着する構成とする。スライド溝孔
の端部の傾斜端部経路により、カセットトレイは再生位
置に支持体が確実に押し付けられる。この強固な押圧に
よりガタつき騒音は回避される。
更に、本発明の好適な実施例においては、負荷付与ば
ねを設け、この負荷付与ばねにより、少なくとも挿入移
動の終了時にスライドを後方端部位置に押圧する構成と
する。
ねを設け、この負荷付与ばねにより、少なくとも挿入移
動の終了時にスライドを後方端部位置に押圧する構成と
する。
この種の負荷付与ばねは常にスライドを端部位置に押
しやり、従って、カセットトレイは確実に再生位置に下
降する。
しやり、従って、カセットトレイは確実に再生位置に下
降する。
更に、本発明の好適な実施例においては、負荷付与ば
ねは互いに拡開するばねアームを有するヘアピンばねと
し、前方アームをトレイの前方側に向かってシャーシプ
レートに支持し、後方アームを駆動機構の後側に向けて
スライドに圧着させる。このような負荷付与ばねは構成
簡単であり、スライドおよびカセットトレイを強固かつ
穏やかに再生位置に押し付ける十分な弾性を有する。
ねは互いに拡開するばねアームを有するヘアピンばねと
し、前方アームをトレイの前方側に向かってシャーシプ
レートに支持し、後方アームを駆動機構の後側に向けて
スライドに圧着させる。このような負荷付与ばねは構成
簡単であり、スライドおよびカセットトレイを強固かつ
穏やかに再生位置に押し付ける十分な弾性を有する。
更に、本発明の好適な実施例においては、後方ばねア
ームの遊端をシャーシプレーの案内溝孔に案内し、この
案内溝孔を挿入/イジェクト方向に延在させ、この案内
溝孔にわたりスライドの部分が移動できるように構成す
る。後方ばねアームは不慮に側方に逃げることはでき
ず、スライドに軽く接触する。
ームの遊端をシャーシプレーの案内溝孔に案内し、この
案内溝孔を挿入/イジェクト方向に延在させ、この案内
溝孔にわたりスライドの部分が移動できるように構成す
る。後方ばねアームは不慮に側方に逃げることはでき
ず、スライドに軽く接触する。
負荷付与ばねの接触力はスライドの導入移動およびカ
セット下降移動の終了時にのみ必要である。スライドの
他の動作中は、負荷付与ばねは経路内に存在するだけで
ある。従って、本発明の更に好適な実施例においては、
ローディング機構の挿入側に向けて案内溝孔をイジェク
ト方向への溝孔のコースをスライドからローディング機
構の外側に向けて曲げ、スライドが後方ばねアームを通
過するまで後方ばねアームを前方に移動するスライドに
より側方に押しやる構成とする。イジェクト方向の移動
中、スライドは後方ばねアームを側方に押しやり、側方
に押しやられた後は負荷付与ばねはイジェクト移動また
は導入移動には負荷を与えない。スライドが導入方向に
十分移動したときのみ後方ばねアームはスライドを押し
戻し、またこのスライドに導入方向の負荷を与える。
セット下降移動の終了時にのみ必要である。スライドの
他の動作中は、負荷付与ばねは経路内に存在するだけで
ある。従って、本発明の更に好適な実施例においては、
ローディング機構の挿入側に向けて案内溝孔をイジェク
ト方向への溝孔のコースをスライドからローディング機
構の外側に向けて曲げ、スライドが後方ばねアームを通
過するまで後方ばねアームを前方に移動するスライドに
より側方に押しやる構成とする。イジェクト方向の移動
中、スライドは後方ばねアームを側方に押しやり、側方
に押しやられた後は負荷付与ばねはイジェクト移動また
は導入移動には負荷を与えない。スライドが導入方向に
十分移動したときのみ後方ばねアームはスライドを押し
戻し、またこのスライドに導入方向の負荷を与える。
次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
各磁気テープ装置には、ローディング機構を設け、磁
気テープカセットを装置に導入し、次にカセットを装置
内の再生位置に移送し、磁気テープカセットのスプール
に巻取りスピンドル(図示せず)を掛合させている。
気テープカセットを装置に導入し、次にカセットを装置
内の再生位置に移送し、磁気テープカセットのスプール
に巻取りスピンドル(図示せず)を掛合させている。
この種のローディング機構を第1図に線図的に示し、
この場合ローディング機構をシャーシプレート3上に構
成配置する。支持プレート溝孔をなす垂直方向案内路6
を有する少なくとも1個の垂直方向支持プレート5をシ
ャーシプレート3に設ける。スライド9を導入およびイ
ジェクト方向ABに垂直方向支持プレート5に掛合した状
態で垂直方向に案内する案内路7、8をシャーシ3に設
ける。案内路7を溝により構成し、この溝内にスライド
9のウェブ10を移動方向ABに移動自在にする。スライド
9の案内路8におけるウェブ10に連結ウェブ12を設け、
このウェブ12をシャーシ3の開口11に貫通させる。連結
ウェブ12は図示しない方法で磁気テープ装置の導入機構
(図示せず)によって双頭矢印13の方向に前後に押すこ
とができる。この移動方向は導入およびイジェクト方向
ABに対応する。
この場合ローディング機構をシャーシプレート3上に構
成配置する。支持プレート溝孔をなす垂直方向案内路6
を有する少なくとも1個の垂直方向支持プレート5をシ
ャーシプレート3に設ける。スライド9を導入およびイ
ジェクト方向ABに垂直方向支持プレート5に掛合した状
態で垂直方向に案内する案内路7、8をシャーシ3に設
ける。案内路7を溝により構成し、この溝内にスライド
9のウェブ10を移動方向ABに移動自在にする。スライド
9の案内路8におけるウェブ10に連結ウェブ12を設け、
このウェブ12をシャーシ3の開口11に貫通させる。連結
ウェブ12は図示しない方法で磁気テープ装置の導入機構
(図示せず)によって双頭矢印13の方向に前後に押すこ
とができる。この移動方向は導入およびイジェクト方向
ABに対応する。
スライド9は更に、前方スライド部分9aおよび後方ス
ライド部分9bを有し、これらスライド部分を水平方向に
延在するスライド連結プレート9cにより連結する。同様
にこれら部分の後方端縁を連結するバックプレートを後
方端縁9dに設けることができる。リフト溝孔14をスライ
ド部分9a,9bに設ける。各リフト溝孔14は中心部分14aを
有し、この中心部分14aは支持プレート溝孔6の垂直方
向コースに対して例えば、8°の所定角度だけ傾斜す
る。溝孔14のすべての中心部分14aは垂直方向に対して
同一角度だけ傾斜する。リフト溝孔14の中心部分14aの
傾斜上端部にほぼ水平方向に延びる溝孔端部14bを設
け、この溝孔端部14bを機構の後方に向けて延在させ、
スライドのイジェクト移動のための過行程公差を確保す
る。中心部分14aの下方端部に前方に向かって下方に傾
斜する前方溝孔端部14cを設け、導入移動の終了時にお
ける過行程公差を確保する。
ライド部分9bを有し、これらスライド部分を水平方向に
延在するスライド連結プレート9cにより連結する。同様
にこれら部分の後方端縁を連結するバックプレートを後
方端縁9dに設けることができる。リフト溝孔14をスライ
ド部分9a,9bに設ける。各リフト溝孔14は中心部分14aを
有し、この中心部分14aは支持プレート溝孔6の垂直方
向コースに対して例えば、8°の所定角度だけ傾斜す
る。溝孔14のすべての中心部分14aは垂直方向に対して
同一角度だけ傾斜する。リフト溝孔14の中心部分14aの
傾斜上端部にほぼ水平方向に延びる溝孔端部14bを設
け、この溝孔端部14bを機構の後方に向けて延在させ、
スライドのイジェクト移動のための過行程公差を確保す
る。中心部分14aの下方端部に前方に向かって下方に傾
斜する前方溝孔端部14cを設け、導入移動の終了時にお
ける過行程公差を確保する。
カセットトレイ15をスライドプレート部分9a、9b間に
配置する。このカセットトレイ15はほぼ2個の案内プレ
ート15a、15bを有し、これら案内プレートを上下に水平
に並置させ、また駆動機構の同一側の長手方向端縁15d
において案内プレート15cにより互いに連結する。案内
プレート15cには2個のピン16を設け、これらピン16は
案内プレートの側面から側方に突出させ、図面で見て前
方のスライドのリフト溝孔14に掛合させる。カセットト
レイ15の後方部分の突耳15eの他のピン16を設け、この
他のピン16を図面で見て後方のスライド部分9bのリフト
溝孔14に掛合させる。ローディング機構の前方部分にお
いて、少なくとも1個のピン16をリフト溝孔14および支
持プレート溝孔6に貫通させる。連結ウェブ12によりス
ライド9を前後に摺動させることによりカセットトレイ
15は上下に移動する。
配置する。このカセットトレイ15はほぼ2個の案内プレ
ート15a、15bを有し、これら案内プレートを上下に水平
に並置させ、また駆動機構の同一側の長手方向端縁15d
において案内プレート15cにより互いに連結する。案内
プレート15cには2個のピン16を設け、これらピン16は
案内プレートの側面から側方に突出させ、図面で見て前
方のスライドのリフト溝孔14に掛合させる。カセットト
レイ15の後方部分の突耳15eの他のピン16を設け、この
他のピン16を図面で見て後方のスライド部分9bのリフト
溝孔14に掛合させる。ローディング機構の前方部分にお
いて、少なくとも1個のピン16をリフト溝孔14および支
持プレート溝孔6に貫通させる。連結ウェブ12によりス
ライド9を前後に摺動させることによりカセットトレイ
15は上下に移動する。
スライド連結プレート9cの案内溝孔18内で案内される
カセットキャッチ17によってカセットの導入およびイジ
ェクトする。案内溝孔18を双頭矢印13、ABの方向に延在
させる。
カセットキャッチ17によってカセットの導入およびイジ
ェクトする。案内溝孔18を双頭矢印13、ABの方向に延在
させる。
カセットキャッチ17には、駆動ピン19を設け、このピ
ン19を操作レバー21の溝孔20に貫通させるこの操作レバ
ー21は軸受22を有する。この軸受22は垂直の枢軸23によ
り構成し、この枢軸23はシャーシプレート3に連結した
支持体24に設ける。好適には、この軸受22はシャーシプ
レート3に一体に成形した射出成形部分とするとよい。
この枢軸23の回りに操作レバー21の一部をなす軸受スリ
ーブ25を配置する。この軸受スリーブの下端にカラー26
を設け、このカラー26に支持体24の保持フック27を掛合
させる。操作レバー21には案内溝孔28を設け、この案内
溝孔28にスライド連結プレート9cに設けた連結ピン29を
貫通させる。
ン19を操作レバー21の溝孔20に貫通させるこの操作レバ
ー21は軸受22を有する。この軸受22は垂直の枢軸23によ
り構成し、この枢軸23はシャーシプレート3に連結した
支持体24に設ける。好適には、この軸受22はシャーシプ
レート3に一体に成形した射出成形部分とするとよい。
この枢軸23の回りに操作レバー21の一部をなす軸受スリ
ーブ25を配置する。この軸受スリーブの下端にカラー26
を設け、このカラー26に支持体24の保持フック27を掛合
させる。操作レバー21には案内溝孔28を設け、この案内
溝孔28にスライド連結プレート9cに設けた連結ピン29を
貫通させる。
枢軸23はスライド9の外側方に配置する。連結ピン29
を介してスライド9を操作レバー21に連結することによ
り異なる長さの2個のレバーアームLkおよびLlを生じ、
このことはカセットキャッチ17の移動経路にとって重要
である。即ち、僅かなスライド移動でもカセットキャッ
チ17の移動経路は長くなる。
を介してスライド9を操作レバー21に連結することによ
り異なる長さの2個のレバーアームLkおよびLlを生じ、
このことはカセットキャッチ17の移動経路にとって重要
である。即ち、僅かなスライド移動でもカセットキャッ
チ17の移動経路は長くなる。
復帰ばね30を先ず軸受22の頂部で枢軸23に配置する。
操作レバー21のスリーブ25をこの復帰ばね30よりも高い
位置に達せしめる。復帰ばね30は螺旋ばねとする。この
螺旋ばねの両端に端部アーム31、32を設ける。カセット
トレイ15の挿入側33から見て、端部アーム31を連結ピン
29に掛合休止させる。他方の端部アーム32を軸受スリー
ブ25の側方アーム34に支持する。この構成は、磁気テー
プ装置の導入機構が応答しない場合のカセットの復帰装
置として機能する。
操作レバー21のスリーブ25をこの復帰ばね30よりも高い
位置に達せしめる。復帰ばね30は螺旋ばねとする。この
螺旋ばねの両端に端部アーム31、32を設ける。カセット
トレイ15の挿入側33から見て、端部アーム31を連結ピン
29に掛合休止させる。他方の端部アーム32を軸受スリー
ブ25の側方アーム34に支持する。この構成は、磁気テー
プ装置の導入機構が応答しない場合のカセットの復帰装
置として機能する。
軸受22の領域でシャーシプレート3に属する部分41に
負荷付与ばね42を配置し、この負荷付与ばねをヘアピン
ばねとし、2個の互いに拡開するばねアーム即ち、前方
ばねアーム43および後方ばねアーム44を有するものとす
る。前方ばねアームはイジェクト方向に押圧するようシ
ャーシプレート3に支持する。後方ばねアーム44の遊端
45はシャーシプレート3の案内溝孔46に掛合させる。後
方ばねアームは、44によりローディング機構の後方側9d
に向けてスライド9の突起47の面47aに押しつける。こ
の突起47は案内溝孔46の後方部分46aにわたり移動する
ことができ、この後方部分はイジェクト方向に延在す
る。
負荷付与ばね42を配置し、この負荷付与ばねをヘアピン
ばねとし、2個の互いに拡開するばねアーム即ち、前方
ばねアーム43および後方ばねアーム44を有するものとす
る。前方ばねアームはイジェクト方向に押圧するようシ
ャーシプレート3に支持する。後方ばねアーム44の遊端
45はシャーシプレート3の案内溝孔46に掛合させる。後
方ばねアームは、44によりローディング機構の後方側9d
に向けてスライド9の突起47の面47aに押しつける。こ
の突起47は案内溝孔46の後方部分46aにわたり移動する
ことができ、この後方部分はイジェクト方向に延在す
る。
ローディング機構の前方および外側48に向かって案内
溝孔46を曲げて、部分46bに達せしめ、後方ばねアーム4
4が前方移動突起47により第5図で見て側方に押しやる
ことができるようにする。この押圧後にスライド9の突
起47はばねアーム44の遊端45を通過し、この遊端は外方
に押しやられたままとなる。
溝孔46を曲げて、部分46bに達せしめ、後方ばねアーム4
4が前方移動突起47により第5図で見て側方に押しやる
ことができるようにする。この押圧後にスライド9の突
起47はばねアーム44の遊端45を通過し、この遊端は外方
に押しやられたままとなる。
第2および3図は、側面から見たカセットトレイ15の
2個の位置を示す。特に、第2図はカセットトレイが下
方位置にあり、第3図はカセットトレイが上昇した位置
にある状態を示す。第2図から明らかなように、ばね42
の前方ばねアーム43はシャーシプレート3に遊端43aで
支持される。後方ばねアーム44はスライド9の突起47に
圧着し、従って、スライド9を例えば、止め49により形
成した後方端部位置に向けて後方に押圧する。第2図に
示すようにスライド9が最後方位置にあるとき、ピン16
は傾斜溝孔部分14cにあり、これら傾斜溝孔部分14cの上
方端縁14dに圧着する。この結果、カセットトレイは、
再生位置にあるときシャーシプレート3に強固に圧着さ
れ、ガタつくことがない。
2個の位置を示す。特に、第2図はカセットトレイが下
方位置にあり、第3図はカセットトレイが上昇した位置
にある状態を示す。第2図から明らかなように、ばね42
の前方ばねアーム43はシャーシプレート3に遊端43aで
支持される。後方ばねアーム44はスライド9の突起47に
圧着し、従って、スライド9を例えば、止め49により形
成した後方端部位置に向けて後方に押圧する。第2図に
示すようにスライド9が最後方位置にあるとき、ピン16
は傾斜溝孔部分14cにあり、これら傾斜溝孔部分14cの上
方端縁14dに圧着する。この結果、カセットトレイは、
再生位置にあるときシャーシプレート3に強固に圧着さ
れ、ガタつくことがない。
第3図はカセットトレイ15が上昇位置にある状態を示
し、この場合スライド9は矢印36の方向に前方に引っ張
られている。このときカセットトレイのピン16は後方溝
孔端部14bにある。後方ばねアーム44の端部45はスライ
ド突起47の側方に位置し、従って、突起47に負荷を与え
ない(第5図参照)。
し、この場合スライド9は矢印36の方向に前方に引っ張
られている。このときカセットトレイのピン16は後方溝
孔端部14bにある。後方ばねアーム44の端部45はスライ
ド突起47の側方に位置し、従って、突起47に負荷を与え
ない(第5図参照)。
カセットローディング機構は以下のように作用する。
磁気テープカセット(図示せず)はカセットトレイ15の
挿入側33に押し込む。この操作中カセットトレイは第3
図に示す上昇位置にある。カセットトレイ15のピン16は
リフト溝孔14の後方溝孔端部14bにある。押し込んだカ
セット(図示せず)の挿入方向の前方に位置する巻取り
スプール開口は、カセットキャッチ17の把持フック17a
がカセットの巻取りスプール開口に落ち込むまでカセッ
トキャッチ17の把持フック17aの下を移動する。押し込
み続けると、カセットキャッチ17は操作レバー21を矢印
35の方向に反時計回りに回動させる。この時点におい
て、磁気テープ装置の導入機構(図示せず)を切換え、
連結ウェブ12を導入方向に機械的に移動する。導入機構
が作動状態になり、スライド9が後方に向かって移動す
ると、連結ピン29も後方に向かって移動する。スライド
はこのようにして後方端部位置まで移動することがで
き、カセットトレイ15は、ピン16およびリフト溝孔14を
介して案内溝孔6内で下降する。
磁気テープカセット(図示せず)はカセットトレイ15の
挿入側33に押し込む。この操作中カセットトレイは第3
図に示す上昇位置にある。カセットトレイ15のピン16は
リフト溝孔14の後方溝孔端部14bにある。押し込んだカ
セット(図示せず)の挿入方向の前方に位置する巻取り
スプール開口は、カセットキャッチ17の把持フック17a
がカセットの巻取りスプール開口に落ち込むまでカセッ
トキャッチ17の把持フック17aの下を移動する。押し込
み続けると、カセットキャッチ17は操作レバー21を矢印
35の方向に反時計回りに回動させる。この時点におい
て、磁気テープ装置の導入機構(図示せず)を切換え、
連結ウェブ12を導入方向に機械的に移動する。導入機構
が作動状態になり、スライド9が後方に向かって移動す
ると、連結ピン29も後方に向かって移動する。スライド
はこのようにして後方端部位置まで移動することがで
き、カセットトレイ15は、ピン16およびリフト溝孔14を
介して案内溝孔6内で下降する。
ローディング機構が応答せず、スライド9がスタート
位置で停止している場合、連結ピン29も停止し、螺旋ば
ね30は連結ピン29とスライドアーム34との間で緊張した
状態にある。この螺旋ばねはカセットを手で押し込むと
き反時計方向に回動する。この結果、ユーザーの手がカ
セットを押すことによって加わる挿入力がなくなると、
即座に操作レバー21はカセットを押し戻す。装置に欠陥
があるとき、カセットはトレイの内部に隠れることは決
してない。カセットの手動挿入後に装置機構(図示せ
ず)をスタートする場合、スライド9は導入方向即ち、
矢印37の方向に移動し、カセットトレイ15は第1および
2図に示す位置に下降移動する。この位置において、磁
気テープ装置の巻取りスピンドルは下降した磁気テープ
カセットの巻取りスプールに掛合する。スライド9は溝
孔領域14cにおける導入方向37の若干の過行程を許容
し、公差を補償することができる。溝孔端縁14dはピン1
6を押し付け、従って、カセットトレイを下方のシャー
シプレート3に押し付ける。
位置で停止している場合、連結ピン29も停止し、螺旋ば
ね30は連結ピン29とスライドアーム34との間で緊張した
状態にある。この螺旋ばねはカセットを手で押し込むと
き反時計方向に回動する。この結果、ユーザーの手がカ
セットを押すことによって加わる挿入力がなくなると、
即座に操作レバー21はカセットを押し戻す。装置に欠陥
があるとき、カセットはトレイの内部に隠れることは決
してない。カセットの手動挿入後に装置機構(図示せ
ず)をスタートする場合、スライド9は導入方向即ち、
矢印37の方向に移動し、カセットトレイ15は第1および
2図に示す位置に下降移動する。この位置において、磁
気テープ装置の巻取りスピンドルは下降した磁気テープ
カセットの巻取りスプールに掛合する。スライド9は溝
孔領域14cにおける導入方向37の若干の過行程を許容
し、公差を補償することができる。溝孔端縁14dはピン1
6を押し付け、従って、カセットトレイを下方のシャー
シプレート3に押し付ける。
図面の簡単な説明 第1図は、磁気テープカセット装置に使用し、カセッ
トトレイを昇降させるスライドを設けた磁気テープカセ
ットのためのローディング機構の線図的斜視図、 第2および3図は、カセットトレイが異なる位置にあ
るときのローディング機構の側面図、 第4図は、導入移動の終了時にスライドに導入方向に
負荷を与える負荷付与ばねの後方ばねアームの案内路に
おける状態を示す線図的平面図、 第5図は、負荷付与ばねが作用領域から側方にずれた
状態を示す線図的平面図である。
トトレイを昇降させるスライドを設けた磁気テープカセ
ットのためのローディング機構の線図的斜視図、 第2および3図は、カセットトレイが異なる位置にあ
るときのローディング機構の側面図、 第4図は、導入移動の終了時にスライドに導入方向に
負荷を与える負荷付与ばねの後方ばねアームの案内路に
おける状態を示す線図的平面図、 第5図は、負荷付与ばねが作用領域から側方にずれた
状態を示す線図的平面図である。
次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
各磁気テープ装置には、ローディング機構を設け、磁
気テープカセットを装置に導入し、次にカセットを装置
内の再生位置に移送し、磁気テープカセットのスプール
に巻取りスピンドル(図示せず)を掛合させている。
気テープカセットを装置に導入し、次にカセットを装置
内の再生位置に移送し、磁気テープカセットのスプール
に巻取りスピンドル(図示せず)を掛合させている。
この種のローディング機構を第1図に線図的に示し、
この場合ローディング機構をシャーシプレート3上に構
成配置する。支持プレート溝孔6をなす垂直方向案内路
6を有する少なくとも1個の垂直方向支持プレート5を
シャーシプレート3に設ける。スライド9を導入および
イジェクト方向ABに垂直方向支持プレート5に掛合した
状態で垂直方向に案内する案内路7、8をシャーシ3に
設ける。案内路7を溝により構成し、この溝内にスライ
ド9のウェブ10を移動方向ABに移動自在にする。スライ
ド9の案内路8におけるウェブ10に連結ウェブ12を設
け、このウェブ12をシャーシ3の開口11に貫通させる。
連結ウェブ12は図示しない方法で磁気テープ装置の導入
機構(図示せず)によって双頭矢印13の方向に前後に押
すことができる。移動方向は導入およびイジェクト方向
ABに対応する。
この場合ローディング機構をシャーシプレート3上に構
成配置する。支持プレート溝孔6をなす垂直方向案内路
6を有する少なくとも1個の垂直方向支持プレート5を
シャーシプレート3に設ける。スライド9を導入および
イジェクト方向ABに垂直方向支持プレート5に掛合した
状態で垂直方向に案内する案内路7、8をシャーシ3に
設ける。案内路7を溝により構成し、この溝内にスライ
ド9のウェブ10を移動方向ABに移動自在にする。スライ
ド9の案内路8におけるウェブ10に連結ウェブ12を設
け、このウェブ12をシャーシ3の開口11に貫通させる。
連結ウェブ12は図示しない方法で磁気テープ装置の導入
機構(図示せず)によって双頭矢印13の方向に前後に押
すことができる。移動方向は導入およびイジェクト方向
ABに対応する。
スライド9は更に、前方スライド部分9aおよび後方ス
ライド部分9bを有し、これらスライド部分を水平方向に
延在するスライド連結プレート9cにより連結する。同様
にこれら部分の後方端縁を連結するバックプレートを後
方端縁9dに設けることができる。リフト溝孔14をスライ
ド部分9a,9bに設ける。各リフト溝孔14は中心部分14aを
有し、この中心部分14aは支持プレート溝孔6の垂直方
向コースに対して例えば、8°の所定角度だけ傾斜す
る。溝孔14のすべての中心部分14aは垂直方向に対して
同一角度だけ傾斜する。リフト溝孔14の中心部分14aの
傾斜上端部にほぼ水平方向に延びる溝孔端部14bを設
け、この溝孔端部14bを機構の後方に向けて延在させ、
スライドのイジェクト移動のための過行程公差を確保す
る。中心部分14aの下方端部には前方に向かって下方に
傾斜する前方溝孔端部14cを設け、導入移動の終了時に
おける過行程公差を確保する。
ライド部分9bを有し、これらスライド部分を水平方向に
延在するスライド連結プレート9cにより連結する。同様
にこれら部分の後方端縁を連結するバックプレートを後
方端縁9dに設けることができる。リフト溝孔14をスライ
ド部分9a,9bに設ける。各リフト溝孔14は中心部分14aを
有し、この中心部分14aは支持プレート溝孔6の垂直方
向コースに対して例えば、8°の所定角度だけ傾斜す
る。溝孔14のすべての中心部分14aは垂直方向に対して
同一角度だけ傾斜する。リフト溝孔14の中心部分14aの
傾斜上端部にほぼ水平方向に延びる溝孔端部14bを設
け、この溝孔端部14bを機構の後方に向けて延在させ、
スライドのイジェクト移動のための過行程公差を確保す
る。中心部分14aの下方端部には前方に向かって下方に
傾斜する前方溝孔端部14cを設け、導入移動の終了時に
おける過行程公差を確保する。
カセットトレイ15をスライドプレート部分9a、9b間に
配置する。このカセットトレイ15はほぼ2個の案内プレ
ート15a、15bを有し、これら案内プレートを上下に水平
に並置させ、また駆動機構の同一側の長手方向端縁15d
において案内プレート15cにより互いに連結する。案内
プレート15cには2個のピン16を設け、これらピン16は
案内プレートの側面から側方に突出させ、図面で見て前
方のスライドのリフト溝孔14に掛合させる。カセットト
レイ15の後方部分の突耳15eに他のピン16を設け、この
他のピン16を図面で見て後方のスライド部分9bのリフト
溝孔14に掛合させる。ローディング機構の前方部分にお
いて、少なくとも1個のピン16をリフト溝孔14および支
持プレート溝孔6に貫通させる。連結ウェブ12によりス
ライド9を前後に摺動させることによりカセットトレイ
15は上下に移動する。
配置する。このカセットトレイ15はほぼ2個の案内プレ
ート15a、15bを有し、これら案内プレートを上下に水平
に並置させ、また駆動機構の同一側の長手方向端縁15d
において案内プレート15cにより互いに連結する。案内
プレート15cには2個のピン16を設け、これらピン16は
案内プレートの側面から側方に突出させ、図面で見て前
方のスライドのリフト溝孔14に掛合させる。カセットト
レイ15の後方部分の突耳15eに他のピン16を設け、この
他のピン16を図面で見て後方のスライド部分9bのリフト
溝孔14に掛合させる。ローディング機構の前方部分にお
いて、少なくとも1個のピン16をリフト溝孔14および支
持プレート溝孔6に貫通させる。連結ウェブ12によりス
ライド9を前後に摺動させることによりカセットトレイ
15は上下に移動する。
スライド連結プレート9cの案内溝孔18内で案内される
カセットキャッチ17によってカセットの導入およびイジ
ェクトする。案内溝孔18を双頭矢印13、ABの方向に延在
させる。
カセットキャッチ17によってカセットの導入およびイジ
ェクトする。案内溝孔18を双頭矢印13、ABの方向に延在
させる。
カセットキャッチ17には、駆動ピン19を設け、このピ
ン19を操作レバー21の溝孔20に貫通させるこの操作レバ
ー21は軸受22を有する。この軸受22は垂直枢軸23により
構成し、この枢軸23はシャーシプレート3に連結した支
持体24に設ける。好適には、この軸受22はシャーシプレ
ート3に一体に成形した射出成形部分とするとよい。こ
の枢軸23の回りに操作レバー21の一部をなす軸受スリー
ブ25を配置する。この軸受スリーブの下端にカラー26を
設け、このカラー26に支持体24の保持フック27を掛合さ
せる。操作レバー21には案内溝孔28を設け、この案内溝
孔28にスライド連結プレート9cに設けた連結ピン29を貫
通させる。
ン19を操作レバー21の溝孔20に貫通させるこの操作レバ
ー21は軸受22を有する。この軸受22は垂直枢軸23により
構成し、この枢軸23はシャーシプレート3に連結した支
持体24に設ける。好適には、この軸受22はシャーシプレ
ート3に一体に成形した射出成形部分とするとよい。こ
の枢軸23の回りに操作レバー21の一部をなす軸受スリー
ブ25を配置する。この軸受スリーブの下端にカラー26を
設け、このカラー26に支持体24の保持フック27を掛合さ
せる。操作レバー21には案内溝孔28を設け、この案内溝
孔28にスライド連結プレート9cに設けた連結ピン29を貫
通させる。
枢軸23はスライド9の外側方に配置する。連結ピン29
を介してスライド9を操作レバー21に連結することによ
り異なる長さの2個のレバーアームLkおよびLlを生じ、
このことはカセットキャッチ17の移動経路にとって重要
である。即ち、僅かなスライド移動でもカセットキャッ
チ17の移動経路は長くなる。
を介してスライド9を操作レバー21に連結することによ
り異なる長さの2個のレバーアームLkおよびLlを生じ、
このことはカセットキャッチ17の移動経路にとって重要
である。即ち、僅かなスライド移動でもカセットキャッ
チ17の移動経路は長くなる。
復帰ばね30を先ず軸受22の頂部で枢軸23に配置する。
操作レバー21のスリーブ25をこの復帰ばね30よりも高い
位置に達せしめる。復帰ばね30は螺旋ばねとする。この
螺旋ばねの両端に端部アーム31、32を設ける。カセット
トレイ15の挿入側33から見て、端部アーム31を連結ピン
29に掛合休止させる。他方の端部アーム32を軸受スリー
ブ25の側方アーム34に支持する。この構成は、磁気テー
プ装置の導入機構が応答しない場合のカセットの復帰装
置として機能する。
操作レバー21のスリーブ25をこの復帰ばね30よりも高い
位置に達せしめる。復帰ばね30は螺旋ばねとする。この
螺旋ばねの両端に端部アーム31、32を設ける。カセット
トレイ15の挿入側33から見て、端部アーム31を連結ピン
29に掛合休止させる。他方の端部アーム32を軸受スリー
ブ25の側方アーム34に支持する。この構成は、磁気テー
プ装置の導入機構が応答しない場合のカセットの復帰装
置として機能する。
軸受22の領域でシャーシプレート3に属する部分41に
負荷付与ばね42を配置し、この負荷付与ばねをヘアピン
ばねとし、2個の互いに拡開するばねアーム即ち、前方
ばねアーム43および後方ばねアーム44を有するものとす
る。前方ばねアームはイジェクト方向に押圧するようシ
ャーシプレート3に支持する。後方ばねアーム44の遊端
45はシャーシプレート3の案内溝孔46に掛合させる。後
方ばねアームは、44によりローディング機構の後方側9d
に向けてスライド9の突起47の面47aに押しつける。こ
の突起47は案内溝孔46の後方部分46aにわたり移動する
ことができ、この後方部分はイジェクト方向に延在す
る。
負荷付与ばね42を配置し、この負荷付与ばねをヘアピン
ばねとし、2個の互いに拡開するばねアーム即ち、前方
ばねアーム43および後方ばねアーム44を有するものとす
る。前方ばねアームはイジェクト方向に押圧するようシ
ャーシプレート3に支持する。後方ばねアーム44の遊端
45はシャーシプレート3の案内溝孔46に掛合させる。後
方ばねアームは、44によりローディング機構の後方側9d
に向けてスライド9の突起47の面47aに押しつける。こ
の突起47は案内溝孔46の後方部分46aにわたり移動する
ことができ、この後方部分はイジェクト方向に延在す
る。
ローディング機構の前方および外側48に向かって案内
溝孔46を曲げて、部分46bに達せしめ、後方ばねアーム4
4が前方移動突起47により第5図で見て側方に押しやる
ことができるようにする。この押圧後にスライド9の突
起47はばねアーム44の遊端45を通過し、この遊端は外方
に押しやられたままとなる。
溝孔46を曲げて、部分46bに達せしめ、後方ばねアーム4
4が前方移動突起47により第5図で見て側方に押しやる
ことができるようにする。この押圧後にスライド9の突
起47はばねアーム44の遊端45を通過し、この遊端は外方
に押しやられたままとなる。
第2および3図は、側面から見たカセットトレイ15の
2個の位置を示す。特に、第2図はカセットトレイが下
方位置にあり、第3図はカセットトレイが上昇した位置
にある状態を示す。第2図から明らかなように、ばね42
の前方ばねアーム43はシャーシプレート3に遊端43aで
支持される。後方ばねアーム44はスライド9の突起47に
圧着し、従って、スライド9を例えば、止め49により形
成した後方端部位置に向けて後方に押圧する。第2図に
示すようにスライド9が最後方位置にあるとき、ピン16
は傾斜溝孔部分14cにあり、これら傾斜溝孔部分14cの上
方端縁14dに圧着させる。この結果、カセットトレイ
は、再生位置にあるときシャーシプレート3に強固に圧
着され、ガタつくことがない。
2個の位置を示す。特に、第2図はカセットトレイが下
方位置にあり、第3図はカセットトレイが上昇した位置
にある状態を示す。第2図から明らかなように、ばね42
の前方ばねアーム43はシャーシプレート3に遊端43aで
支持される。後方ばねアーム44はスライド9の突起47に
圧着し、従って、スライド9を例えば、止め49により形
成した後方端部位置に向けて後方に押圧する。第2図に
示すようにスライド9が最後方位置にあるとき、ピン16
は傾斜溝孔部分14cにあり、これら傾斜溝孔部分14cの上
方端縁14dに圧着させる。この結果、カセットトレイ
は、再生位置にあるときシャーシプレート3に強固に圧
着され、ガタつくことがない。
第3図はカセットトレイ15が上昇位置にある状態を示
し、この場合スライド9は矢印36の方向に前方に引っ張
られている。このときカセットトレイのピン16は後方溝
孔端部14bにある。後方ばねアーム44の端部45はスライ
ド突起47の側方に位置し、従って、突起47に負荷を与え
ない(第5図参照)。
し、この場合スライド9は矢印36の方向に前方に引っ張
られている。このときカセットトレイのピン16は後方溝
孔端部14bにある。後方ばねアーム44の端部45はスライ
ド突起47の側方に位置し、従って、突起47に負荷を与え
ない(第5図参照)。
カセットローディング機構は以下のように作用する。
磁気テープカセット(図示せず)はカセットトレイ15の
挿入側33に押し込む。この操作中カセットトレイは第3
図に示す上昇位置にある。カセットトレイ15のピン16は
リフト溝孔14の後方溝孔端部14bにある。押し込んだカ
セット(図示せず)の挿入方向の前方に位置する巻取り
スプール開口は、カセットキャッチ17の把持フック17a
がカセットの巻取りスプール開口に落ち込むまでカセッ
トキャッチ17の把持フック17aの下で移動する。押し込
み続けると、カセットキャッチ17は操作レバー21を矢印
35の方向に反時計回りに回動させる。この時点におい
て、磁気テープ装置の導入機構(図示せず)を切換え、
連結ウェブ12を導入方向に機械的に移動する。導入機構
が作動状態になり、スライド9が後方に向かって移動す
ると、連結ピン29も後方に向かって移動する。スライド
はこのようにして後方端部位置まで移動することがで
き、カセットトレイ15は、ピン16およびリフト溝孔14を
介して案内溝孔6内で下降する。
磁気テープカセット(図示せず)はカセットトレイ15の
挿入側33に押し込む。この操作中カセットトレイは第3
図に示す上昇位置にある。カセットトレイ15のピン16は
リフト溝孔14の後方溝孔端部14bにある。押し込んだカ
セット(図示せず)の挿入方向の前方に位置する巻取り
スプール開口は、カセットキャッチ17の把持フック17a
がカセットの巻取りスプール開口に落ち込むまでカセッ
トキャッチ17の把持フック17aの下で移動する。押し込
み続けると、カセットキャッチ17は操作レバー21を矢印
35の方向に反時計回りに回動させる。この時点におい
て、磁気テープ装置の導入機構(図示せず)を切換え、
連結ウェブ12を導入方向に機械的に移動する。導入機構
が作動状態になり、スライド9が後方に向かって移動す
ると、連結ピン29も後方に向かって移動する。スライド
はこのようにして後方端部位置まで移動することがで
き、カセットトレイ15は、ピン16およびリフト溝孔14を
介して案内溝孔6内で下降する。
ローディング機構が応答せず、スライド9がスタート
位置で停止している場合、連結ピン29も停止し、螺旋ば
ね30は連結ピン29とスライドアーム34との間で緊張した
状態にある。この螺旋ばねはカセットを手で押し込むと
き反時計方向に回動する。この結果、ユーザーの手がカ
セットを押すことによって加わる挿入力がなくなると、
即座に操作レバー21はカセットを押し戻す。装置に欠陥
があるとき、カセットはトレイの内部に隠れることは決
してない。カセットの手動挿入後に装置機構(図示せ
ず)をスタートする場合、スライド9は導入方向即ち、
矢印37の方向に移動し、カセットトレイ15は第1および
2図に示す位置に下降移動する。この位置において、磁
気テープ装置の巻取りスピンドルは下降した磁気テープ
カセットの巻取りスプールに掛合する。スライド9は溝
孔領域14cにおける導入方向37の若干の過行程を許容
し、公差を補償することができる。溝孔端縁14dはピン1
6を押し付け、従って、カセットトレイを下方のシャー
シプレート3に押し付ける。
位置で停止している場合、連結ピン29も停止し、螺旋ば
ね30は連結ピン29とスライドアーム34との間で緊張した
状態にある。この螺旋ばねはカセットを手で押し込むと
き反時計方向に回動する。この結果、ユーザーの手がカ
セットを押すことによって加わる挿入力がなくなると、
即座に操作レバー21はカセットを押し戻す。装置に欠陥
があるとき、カセットはトレイの内部に隠れることは決
してない。カセットの手動挿入後に装置機構(図示せ
ず)をスタートする場合、スライド9は導入方向即ち、
矢印37の方向に移動し、カセットトレイ15は第1および
2図に示す位置に下降移動する。この位置において、磁
気テープ装置の巻取りスピンドルは下降した磁気テープ
カセットの巻取りスプールに掛合する。スライド9は溝
孔領域14cにおける導入方向37の若干の過行程を許容
し、公差を補償することができる。溝孔端縁14dはピン1
6を押し付け、従って、カセットトレイを下方のシャー
シプレート3に押し付ける。
第1図は、磁気テープカセット装置に使用し、カセット
トレイを昇降させるスライドを設けた磁気テープカセッ
トのためのローディング機構の線図的斜視図,、 第2および3図は、カセットトレイが異なる位置にある
ときのローディング機構の側面図、 第4図は、導入移動の終了時にスライドに導入方向に負
荷を与える負荷付与ばねの後方ばねアームの案内路にお
ける状態を示す線図的平面図、 第5図は、負荷付与ばねが作用領域から側方にずれた状
態を示す線図的平面図である。 3……シャーシプレート 5……支持プレート 6,7,8……案内路 9……スライド 9a……前方スライド部分 9b……後方スライド部分 9c……スライド連結プレート 9d……後方端縁 10,12……ウェブ 11……開口 14……リフト溝孔 15……カセットトレイ 15a,15b,15c……案内プレート 16……ピン 17……カセットキャッチ 18,28,46……案内溝孔 19……駆動ピン 20……溝孔 21……操作レバー 22……軸受 23……枢軸 24……支持体 25……軸受スリーブ 26……カラー 27……保持フック 29……連結ピン 30……復帰ばね 34……側方アーム 42……付加付与ばね 47……突起 49……止め
トレイを昇降させるスライドを設けた磁気テープカセッ
トのためのローディング機構の線図的斜視図,、 第2および3図は、カセットトレイが異なる位置にある
ときのローディング機構の側面図、 第4図は、導入移動の終了時にスライドに導入方向に負
荷を与える負荷付与ばねの後方ばねアームの案内路にお
ける状態を示す線図的平面図、 第5図は、負荷付与ばねが作用領域から側方にずれた状
態を示す線図的平面図である。 3……シャーシプレート 5……支持プレート 6,7,8……案内路 9……スライド 9a……前方スライド部分 9b……後方スライド部分 9c……スライド連結プレート 9d……後方端縁 10,12……ウェブ 11……開口 14……リフト溝孔 15……カセットトレイ 15a,15b,15c……案内プレート 16……ピン 17……カセットキャッチ 18,28,46……案内溝孔 19……駆動ピン 20……溝孔 21……操作レバー 22……軸受 23……枢軸 24……支持体 25……軸受スリーブ 26……カラー 27……保持フック 29……連結ピン 30……復帰ばね 34……側方アーム 42……付加付与ばね 47……突起 49……止め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/675 101
Claims (11)
- 【請求項1】磁気テープカセットを再生するために使用
する駆動機構を具え、磁気テープカセットを収容すると
ともに、固定かつ垂直の案内路(6)内で側方突出ピン
(16)により案内されて再生位置に下降しまたイジェク
ト位置に上昇するカセットトレイ(15)に属するカセッ
トローディング機構を有し、前記ピン(16)を更にスラ
イド(9)の溝孔(14)に貫通させ、前記溝孔(14)を
垂直方向に対して傾斜させた構成の磁気テープカセット
装置において、前記案内路(6)を、カセットトレイ
(15)を昇降させるための単に垂直方向に延びる案内路
のみを有するものとして構成し、磁気テープカセットの
導入およびイジェクト移動を、操作レバー(21)により
イジェクト位置と導入位置との間で移動自在のカセット
キャッチ(17)により行わせ、前記操作レバー(21)を
スライド(9)に回動自在に連結し、同時にカセットの
導入およびイジェクトのためスライドの移動を介して回
動する構成としたことを特徴とする磁気テープカセット
装置。 - 【請求項2】カセットキャッチ(17)はスライド(9)
の溝孔(18)に案内した請求項1記載の磁気テープカセ
ット装置。 - 【請求項3】前記操作レバー(21)を駆動機構のシャー
シ(3)の枢軸(23)に回動自在に枢支し、前記枢軸を
スライド(9)およびカセットトレイ(15)の側方に配
置した請求項1記載の磁気テープカセット装置。 - 【請求項4】連結ピン(29)をスライド(9)に設け、
この連結ピン(29)を操作レバー(21)の溝孔(28)に
貫通させ、スライド(9)が導入方向またはイジェクト
方向に移動するとき操作レバー(21)の回動を確実にす
る構成とした請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記
載の磁気テープカセット装置。 - 【請求項5】前記操作レバー(21)に復帰ばね(30)を
設け、駆動機構が動作状態にないとき前記復帰ばねによ
り操作レバー(21)がカセットキャッチ(17)をカセッ
トのイジェクト位置に押圧する構成とした請求項4記載
の磁気テープカセット装置。 - 【請求項6】操作レバー(21)を軸受スリーブ(25)に
より枢軸(23)に沿って掛合させ、前記軸受スリーブに
は復帰ばね(30)の端部アーム(32)のための止めをな
すサイドアーム(34)を設け、前記復帰ばねの螺旋部分
を枢軸(23)と軸受スリーブ(25)との間に配置し、ま
た復帰ばね(30)の他方の端部アーム(31)を連結ピン
(29)に掛合させた請求項4記載の磁気テープカセット
装置。 - 【請求項7】ピン(16)によりカセットトレイをほとん
ど再生位置に下降させた領域では、スライド(9)の溝
孔(14)をローディング機構の挿入側(33)に向かって
トレイのコースに対して僅かに傾斜した溝孔部分(14
c)に曲げ、スライド(9)が端部位置に達したときピ
ン(16)がこの傾斜領域で上方溝孔壁(14d)に圧着す
る構成とした請求項1記載の磁気テープカセット装置。 - 【請求項8】負荷付与ばね(42)を設け、この負荷付与
ばね(42)により、少なくとも挿入移動の終了時にスラ
イド(9)を後方端部位置に押圧する構成とした請求項
1記載の磁気テープカセット装置。 - 【請求項9】負荷付与ばね(42)は互いに拡開するばね
アーム(43,44)を有するヘアピンばねとし、前方アー
ム(43)をトレイの前方側(33)に向かってシャーシプ
レート(3)に支持し、後方アーム(44)を駆動機構の
後側(9d)に向けてスライド(9)に圧着させた請求項
8記載の磁気テープカセット装置。 - 【請求項10】後方ばねアーム(44)の遊端(45)をシ
ャーシプレート(3)の案内溝孔(46)に案内し、この
案内溝孔を挿入/イジェクト方向に延在させ、この案内
溝孔にわたりスライドの部分(47)が移動できるよう構
成した請求項9記載の磁気テープカセット装置。 - 【請求項11】ローディング機構の挿入側(33)に向け
て案内溝孔(46)をイジェクト方向への溝孔のコースを
スライド(9)からローディング機構の外側(48)に向
けて曲げ、スライドが後方ばねアーム(44)を通過する
まで後方ばねアーム(44)を前方に移動するスライド
(9)により側方に押しやる構成とした請求項10記載の
磁気テープカセット装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3904483A DE3904483C1 (en) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | Magnetic-tape cassette apparatus with a drive serving for playing magnetic-tape cassettes |
DE3914789A DE3914789A1 (de) | 1989-05-05 | 1989-05-05 | Magnetbandkassettengeraet mit einem zum abspielen von magnetbandkassetten dienenden laufwerk |
DE3904483.1 | 1989-05-05 | ||
DE3914789.4 | 1989-05-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02235248A JPH02235248A (ja) | 1990-09-18 |
JP2760623B2 true JP2760623B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=25877802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2032602A Expired - Lifetime JP2760623B2 (ja) | 1989-02-15 | 1990-02-15 | 磁気テープカセット装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0384511B1 (ja) |
JP (1) | JP2760623B2 (ja) |
KR (1) | KR0157981B1 (ja) |
DE (1) | DE59007787D1 (ja) |
HK (1) | HK67096A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4229754A1 (de) * | 1992-09-05 | 1994-03-10 | Philips Patentverwaltung | Magnetbandkassettengerät mit einem zum Abspielen von Magnetbandkassetten dienenden Laufwerk (Führung des Lademechanismus) |
DE19609790A1 (de) * | 1996-03-13 | 1997-09-18 | Philips Patentverwaltung | Lademechanismus |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538825B2 (ja) * | 1972-01-31 | 1980-10-07 | ||
US3947884A (en) * | 1972-10-04 | 1976-03-30 | Clarion Co., Ltd. | Tape recorder |
US4546396A (en) * | 1981-11-09 | 1985-10-08 | Staar, S. A. | Loading and unloading system for recording and/or playback apparatus |
US4752844A (en) * | 1984-03-31 | 1988-06-21 | Alpine Electronics Inc. | Tape cassette loading device in a magnetic tape recorder-reproducer apparatus |
DE3915110A1 (de) * | 1988-10-25 | 1990-04-26 | Philips Patentverwaltung | Steuervorrichtung fuer das laufwerk eines magnetbandkassettengeraetes |
-
1990
- 1990-02-09 DE DE59007787T patent/DE59007787D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-02-09 EP EP90200295A patent/EP0384511B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-02-15 KR KR1019900001829A patent/KR0157981B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-02-15 JP JP2032602A patent/JP2760623B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-18 HK HK67096A patent/HK67096A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59007787D1 (de) | 1995-01-12 |
EP0384511B1 (de) | 1994-11-30 |
KR900013491A (ko) | 1990-09-05 |
KR0157981B1 (ko) | 1999-01-15 |
JPH02235248A (ja) | 1990-09-18 |
EP0384511A3 (de) | 1991-09-04 |
HK67096A (en) | 1996-04-26 |
EP0384511A2 (de) | 1990-08-29 |
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