JP2760511B2 - 水洗式便器装置 - Google Patents

水洗式便器装置

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JP2760511B2 JP63176479A JP17647988A JP2760511B2 JP 2760511 B2 JP2760511 B2 JP 2760511B2 JP 63176479 A JP63176479 A JP 63176479A JP 17647988 A JP17647988 A JP 17647988A JP 2760511 B2 JP2760511 B2 JP 2760511B2
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ozone
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久人 原賀
康利 稲富
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TOTO KIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は水洗式便器装置に関する。
(従来技術) 従来の水洗式便器装置は、便器に対し貯水タンクを連
絡して構成される。
そして、上記した装置の中には、便器の内部を殺菌及
び防臭する為に、貯水タンク内に薬剤を投入し、同タン
ク内に貯められる洗浄水に薬剤を溶解させたものがあ
る。
しかし、上記したものは、定期的に薬剤の補充が必要
であると共に、薬剤の原液がタンク本体を構成する陶器
表面の防露層に付着すると同層が侵されて穴が開いてし
まうことがあった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、水栓式便器装置に対し、薬剤の補充
が不要で、且つタンク本体を侵すことのない殺菌手段を
具備させることである。
(課題を解決する為の手段) 上記課題を解決する為に本発明の水洗式便器装置は、
便器と、この便器に洗浄水を供給する貯水タンクと、オ
ゾン発生装置と、上記貯水タンクに同タンク内の洗浄水
を吸い上げて再度タンク内に戻す循環流路とを備え、前
記循環流路内に、上記オゾン発生装置のオゾン発生部を
設置し、且つ、前記オゾン発生部に洗浄水を直接接触さ
せて洗浄水中にオゾンを溶解することを特徴とするもの
である。
(作用) 以上の手段によれば、貯水タンク内の洗浄水はポンプ
によって循環流路内に吸い上げられ、同流路内を通過し
て再度タンク内に戻されて循環する。
貯水タンク内の洗浄水は、オゾン発生装置のオゾン発
生部が設置される循環流路中を通過する度に上記オゾン
発生部と直線接触することにより、オゾン(O3)が洗浄
水に溶解し、タンク内洗浄水のオゾン濃度が徐々に高め
られる。
そして、上記洗浄水が便器へ供給されると、洗浄水中
に溶解されたオゾンの殺菌作用により便器に付着した大
腸菌が殺菌される。
(発明の効果) 本発明は以上の様に、循環流路中にオゾン発生装置の
オゾン発生部を設置し、該環境流路中を洗浄水が循環す
る度に、洗浄水を上記オゾン発生部と直接接触せしめる
ことにより、オゾン発生装置によって貯水タンク中の洗
浄水に高い殺菌力と脱臭作用を有するオゾン(O3)を溶
解せしめるものであるから、便器を洗浄水で洗浄する度
に便器に付着した大腸菌等を効果的に殺菌して、便器内
を無臭で衛生的な状態に保つことができる。
さらに、上記したオゾン装置を用いた殺菌によれば、
従来のものの様に薬剤を補充する必要がなくなると共
に、タンクの防露層が侵されて穴が開いてしまうことも
ない。
また、オゾンは気体になると微少ではあるが人体に有
害である。しかし、本発明は循環流路中を循環させなが
ら洗浄水中にオゾンを直接溶解させるものであるから、
オゾンが気体となって空気中に放出されることがなく安
全である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中(A)は水洗式便器装置であり、便器(1)と、
この便器(1)に対して洗浄水を供給する貯水タンク
(2)、及び貯水タンク(2)内の洗浄水にオゾン
(O3)を溶解せしめるオゾン発生装置(3)を備える。
貯水タンク(2)は所謂ロータンク式であり、便器
(1)よりも幾分高い位置に取付設置され、便器(1)
に対して連結管(5)によって連絡されている。
また、上記貯水タンク(2)には循環流路(4)が設
けられている。
循環流路(4)は貯水タンク(2)内に貯水される洗
浄水を吸い上げ、再度タンク(2)内に戻して循環させ
るものであり、吸上げ管(4a),循環用ポンプ(4b),
溶解室(4c),戻し管(4d)を順に連結して構成してあ
る。
上記吸上げ管(4a)は一端口が貯水タンク(2)の上
蓋(2a)を貫通してタンク(2)底面まで至ると共に、
他端口は貯水タンク(2)上に設けた溶解室(4c)に接
続してある。
溶解室(4c)は後述するオゾン発生装置(3)のオゾ
ン発生部(3a)を収納する空間であり、その底部には戻
し管(4d)を接続し、この管(4d)を上蓋(2a)を貫通
させて貯水タンク(2)内に導入してある。
而して、上記吸上げ管(4a)の途中に設けられる循環
用ポンプ(4b)を作動させることによって、貯水タンク
(2)内の洗浄水が吸上げ管(4a)より吸い上げられて
溶解室(4c)内に入り、該溶解室(4c)から戻し管(4
d)内を通過して再度貯水タンク(2)内に戻され、順
次循環される様になっている。
オゾン発生装置(3)はオゾン発生部(3a)となる電
極と電源部(3b)とから成り、オゾン発生部(3a)は前
記した様に循環流路(4)の溶解室(4c)内に収納して
設置してある。
尚、オゾン発生装置(3)には放電式と紫外線ランプ
方式とがあるがどちらの方式を用いるも任意である。
また、タンク(2)内の水位が下がり溶解室内の循環
水がなくなり、気体のオゾンがタンク(2)内に漏れる
のを防止する手段としてフロートスイッチを設け、水位
が下がった時はポンプとオゾン発生装置を止めることも
できる。
以上の如く構成した水洗式便器装置(A)は循環用ポ
ンプ(4b)の作動により、貯水タンク(2)内の洗浄水
が循環流路(4)内を通過しながら循環する。
この際、循環流路(4)の溶解室(4c)を流れる洗浄
水は同室(4)内に設けられたオゾン発生部(3a)に接
触し、これによりオゾン(O3)が洗浄水中に直接的に溶
解される。
従って、貯水タンク(2)内の洗浄水は上記した如く
循環を一定時間繰返すことにより、適度な濃度のオゾン
溶液となって貯水される。
オゾンは気体状となると微少ではあるが人体に悪影響
を与えるが、以上の様に、洗浄水をオゾン発生部(3a)
に直接的に接触させながら洗浄水中にオゾンを溶解させ
ると、オゾンが気化して空気中に放出されることがなく
安全である。
そして、貯水タンク(2)内の洗浄水によって便器を
洗浄すると、洗浄水内に溶解したオゾンが便器(1)に
付着した大腸菌や雑菌を殺菌する。
オゾンの殺菌力と脱臭作用は大変優れたものであり、
便器に多い大腸菌を効果的に殺菌して便器(1)内を無
臭で衛生的な状態に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施した水洗式便器装置を示す一部切欠
側面図である。 図中、 A:水洗式便器装置 1:便器 2:貯水タンク 3:オゾン発生装置 3a:オゾン発生部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器と、この便器に洗浄水を供給する貯水
    タンクと、オゾン発生装置と、上記貯水タンクに同タン
    ク内の洗浄水を吸い上げて再度タンク内に戻す循環流路
    とを備え、前記循環流路内に、上記オゾン発生装置のオ
    ゾン発生部を設置し、且つ、前記オゾン発生部に洗浄水
    を直接接触させて洗浄水中にオゾンを溶解することを特
    徴とする水洗式便器装置。
JP63176479A 1988-07-15 1988-07-15 水洗式便器装置 Expired - Lifetime JP2760511B2 (ja)

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JPH0227030A JPH0227030A (ja) 1990-01-29
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