JP2760409B2 - 磁気デイスク駆動装置 - Google Patents

磁気デイスク駆動装置

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magnetic
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デイスク状に形成された磁気記録媒体とし
ての磁気デイスクを回転駆動して情報の記録および/ま
たは再生を行う磁気デイスク駆動装置に係り、特に、可
撓性を有する磁気デイスクと磁気ヘツドとの相対位置関
係を安定化させるために回転時の磁気デイスクを負圧パ
ツドにて吸引する磁気デイスク駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
可撓性を有しフロツピイデイスクやフレキシブルデイ
スクなどと呼称される磁気デイスク(以下、単にデイス
クと略称)に対して情報の記録/再生を行う磁気デイス
ク駆動装置は、コンピユータやワードプロセツサ等の情
報処理装置の外部記憶装置として、今日では広く使用さ
れている。
これらの情報処理装置の一つに、静止画像を記録/再
生するためのスチルビデオフロツピイデイスク駆動装置
がある。この磁気デイスク駆動装置は、2インチ径のデ
イスクを使用する超小型のもので、スチルビデオフロツ
ピイカメラに搭載され、感光フイルムを用いたカメラ装
置と同様の操作により、デイスクに画像情報を記録する
ようになつている。
ところで、この種の超小型の磁気デイスク駆動装置に
使用されるデイスクの厚みは40ミクロン程度と極めて薄
く、損傷を防止するために硬質ケース内に収納してデイ
スクカートリツジとして取り扱われるが、このように薄
いデイスクを磁気デイスク駆動装置に装填して高速回転
させるとばたつきを起こしやすいので、そのままでは磁
気ヘツドとの相対位置関係を安定化させることが困難と
なる。
そこで、デイスクに対し磁気ヘツド側とは反対側に規
制板を配置し、この規制板とデイスクとの間を流れる空
気流の正圧によつてデイスクのばたつきを抑えるように
した磁気デイスク駆動装置が、これまでにも種々提案さ
れている。
しかしながら、正圧発生用の規制板は取付位置に極め
て高い精度が要求され、僅か数ミクロンの誤差も許容さ
れないという不都合があるため、現物合わせの調整を余
儀なくされるなど組立性を劣化させてしまい、コストア
ツプの要因となつていた。
これに対し、負圧発生用の凹陥部を有するヘツド支持
体の該凹陥部内に磁気ヘツドを所定寸法突出させて設
け、回転時のデイスクが空気流の負圧によつて凹陥部内
へ吸引されるようにした磁気デイスク駆動装置も提案さ
れている。このものは、前記規制板に比べて取付位置に
高い精度が要求されないので、組立性が劣化せず、コス
トダウンが図れるという利点がある。なお、かかる従来
提案としては例えば、特公昭61−41058号公報記載のも
のが挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
だが、負圧を発生してデイスクを吸引するヘツド支持
体を備えた磁気デイスク駆動装置にも問題がないわけで
はない。すなわち、かかるヘツド支持体はデイスクの記
録面と対向しつつデイスクを吸い込むので、ヘツド支持
体とデイスクとの間にごみ等の異物が介在した場合、デ
イスクの記録面が損傷される虞れがある。また、かかる
ヘツド支持体は、磁気ヘツドと一体にデイスクの半径方
向へ移送させる関係上、デイスクとの対向面を大きく形
成することができないので、凹陥部に効率よく負圧を発
生させるべく該対向面の形状に種々の工夫が施される
が、それに伴つて加工寸法に高い精度が要求されるとい
う不都合があつた。
したがつて本発明の目的とするところは、取付位置や
加工寸法に高い精度が要求されず、かつデイスクの記録
面が損傷されにくい磁気デイスク駆動装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した本発明の目的は、可撓性を有するデイスクを
回転駆動する回転駆動手段と、該デイスクの半径方向に
移送可能な磁気ヘツドと、該デイスクの回転時に負圧を
発生させるための凹陥部を有する負圧パツドとを備え、
回転時に上記凹陥部内に吸引されるデイスク上に上記磁
気ヘツドを対向させて信号の書き込みおよび/または読
み出しを行う磁気デイスク駆動装置において、上記負圧
パツドをデイスクに対し上記磁気ヘツド側とは反対側に
配置し、かつ上記凹陥部のデイスクの半径方向に沿う口
径を上記磁気ヘツドの移送範囲よりも大きく形成するこ
とによつて達成される。
〔作用〕
上記手段によれば、負圧パツドの凹陥部が広いため、
該負圧パツドの取付位置や加工寸法が比較的ラフであつ
ても、デイスクを吸引するのに十分な負圧を該凹陥部に
発生させることができ、また、該負圧パツドはデイスク
の記録面とは対向しないので、ごみ等の異物が該負圧パ
ツドとデイスクとの間に介在しても記録面を傷つける心
配はない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図に基づ
いて説明する。
第1図は本実施例に係るスチルビデオフロツピデイス
ク駆動装置(以下、SVF装置と略称)の内部構造を示す
平面図、第2図はその要部説明図である。
これらの図に示すSVF装置は、枠体1と、枠体1の上
面で第1図上下方向にスライド可能なスライド板2と、
デイスク3を硬質ケース(図示せず)内に収納してなる
デイスクカートリツジが挿入されるとこれを保持するホ
ルダ4と、磁気ヘツド5を搭載したキヤリツジ(図示せ
ず)と、このキヤリツジをデイスク3の半径方向(第2
図左右方向)に移送するステツピングモータ6等のキヤ
リツジ移送機構と、デイスク3が搭載されるターンテー
ブル7と、ターンテーブル7を回転駆動するスピンドル
モータ8と、負圧発生用の凹陥部9aを有する負圧パツド
9とから主に構成されている。なお、第1図中の符号10
はホルダ4内のデイスクカートリツジを基準面に押えつ
けるための押えばね、11はインジエクト時にスライド板
2を駆動するためのモータ、12はパルスジエネレートセ
ンサを示している。
負圧パツド9は第2図に明らかなように、デイスク3
に対し磁気ヘツド5側とは反対側(上側)に配置されて
いて、この負圧パツド9のデイスク3との対向面には略
円形の凹陥部9aが形成してあり、この凹陥部9aの口径d
は磁気ヘツド5の移送範囲Aよりも大きくなるように設
定されている。すなわち、凹陥部9aはデイスク3を介し
て磁気ヘツド5と常時対向するに足る大きさに形成して
あり、磁気ヘツド5のギヤツプ面が常に凹陥部9a内に位
置するように設定されている。
そして、第1図下方からこのSV装置のホルダ4内へデ
イスクカートリツジが挿入され、ターンテーブル7上に
載置されたデイスク3がスピンドルモータ8によつて高
速回転されると、デイスク3の表面に沿つて空気流が生
じ、こと空気流が負圧パツド9の凹陥部9a内に入ると圧
力が急に下がつて負圧を発生するので、可撓性を有する
デイスク3は第2図に示すように凹陥部9a内に吸引され
て撓む。このように凹陥部9a内に吸引されているデイス
ク3は、その部分に適度なテンシヨンが付与されてばた
つきが抑えられるため、そこに磁気ヘツド5を近づけて
も反磁気ヘツド側へ逃げる心配がなく、しかも磁気ヘツ
ド5はデイスク3を介して常に凹陥部9aと対向する位置
にあるので、デイスク3と磁気ヘツド5との相対位置関
係が安定化し、常に良好な記録/再生特性が得られるよ
うになつている。
また、上記負圧パツド9は磁気ヘツド5とは別体でト
ラツキングに追従させる必要がなく、磁気ヘツド5の移
送範囲Aよりも大口径の凹陥部9aを形成しておけばよい
ので、負圧パツド9の取付位置や加工寸法が比較的ラフ
であつても、デイスク3を吸引するのに十分な負圧を凹
陥部9a内に発生させることができる。そのため、従来構
造に比べて加工費や組立費が安く済み、その分、コスト
ダウンが実現されている。
さらにまた、上記負圧パツド9はデイスク3の記録面
とは対向しない側に配置してあるので、負圧パツド9と
デイスク3との間にごみ等の異物が介在した場合にも、
デイスク23の記録面が損傷される虞れはなく、信頼性が
高まつている。
なお、負圧パツドやその凹陥部の形状が上記実施例以
外にも適宜選択可能であることはいうまでもない。
また、デイスクの周方向に沿つて2つの負圧パツドを
配置し、両負圧パツド間でテンシヨンを付与されたデイ
スクに磁気ヘツドを対向させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、デイスクに対し磁気ヘツド側と
は反対側に負圧パツドを配置し、この負圧パツドの凹陥
部を磁気ヘツドの移送範囲よりも大きく形成した本発明
によれば、負圧パツドの取付位置や加工寸法が比較的ラ
フであつてもデイスクを吸引するのに十分な負圧を凹陥
部内に発生させることができるので、コストダウンが実
現でき、また、負圧パツドがデイスクの記録面とは対向
しない側に配置してあることから、ごみ等の異物がデイ
スクの記録面を損傷する虞れもなく、従来技術の課題を
解消した優れた磁気デイスク駆動装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るSVF装置の内部構造を
示す平面図、第2図はその要部説明図である。 3……磁気デイスク、5……磁気ヘツド、8……スピン
ドルモータ、9……負圧パツド、9a……凹陥部、d……
口径、A……移送範囲。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する磁気デイスクを回転駆動す
    る回転駆動手段と、該磁気デイスクの半径方向に移送可
    能な磁気ヘツドと、該磁気デイスクの回転時に負圧を発
    生させるための凹陥部を有する負圧パツドとを備え、回
    転時に上記凹陥部内に吸引される磁気デイスクに上記磁
    気ヘツドを対向させて信号の書き込みおよび/または読
    み出しを行う磁気デイスク駆動装置において、上記負圧
    パツドを磁気デイスクに対し上記磁気ヘツド側とは反対
    側に配置し、かつ上記凹陥部の磁気デイスクの半径方向
    に沿う口径を上記磁気ヘツドの移送範囲よりも大きく形
    成したことを特徴とする磁気デイスク駆動装置。
JP20155990A 1990-07-31 1990-07-31 磁気デイスク駆動装置 Expired - Lifetime JP2760409B2 (ja)

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JPH0487066A JPH0487066A (ja) 1992-03-19
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