JP2760296B2 - メニュー対話情報処理装置 - Google Patents

メニュー対話情報処理装置

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JP2760296B2
JP2760296B2 JP6282048A JP28204894A JP2760296B2 JP 2760296 B2 JP2760296 B2 JP 2760296B2 JP 6282048 A JP6282048 A JP 6282048A JP 28204894 A JP28204894 A JP 28204894A JP 2760296 B2 JP2760296 B2 JP 2760296B2
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世志彦 岡田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザの利用目的に応
じてメニューを構成し、ユーザとの対話を行うメニュー
対話情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、ユーザの操作履歴
や習熟度、操作パタンからユーザがよく使用する機能の
マクロ化を行ったり、ユーザにあわせたガイダンスを行
うなどの動的にヒューマンインターフェースを変化させ
る適応型の情報処理装置がいくつか存在する。
【0003】その1つとして、特開平5−35383号
公報「操作ガイド装置」の構成を図18に示す。前記操
作ガイド装置は、操作履歴部905の内容である操作履
歴および操作手順格納部912の内容である操作手順
(情報処理装置の単一の機能を複数個まとめて利用者が
一連の操作を実行するための操作手順)により習熟度を
得る習熟度判定部910と、習熟度格納部909の習熟
度を考慮すると共に、前記操作手順格納部912の内容
に基づいてガイドを出力するガイド出力部920とを備
えることにより、情報処理装置の操作の習熟度によりユ
ーザに適応したガイドを提供することができる。
【0004】また、特開平4−303235号公報「マ
ンマシン対話自己対応システム」の構成を図19に示
す。前記マンマシン対話自己対応システムは、入出力部
961を通して入力されるアプリケーションプログラム
963に対するユーザのコマンドを対話抽出部964で
モニタリングしたのち、ユーザが頻繁に使用しているパ
ターンを類似操作抽出部964でモニタリングした後、
ユーザが頻繁に使用しているパターンを類似操作抽出部
965により自動的に抽出すること(自己対応)により
個々のユーザに応じた柔軟なインターフェースを提供
し、ユーザの嗜好、癖に応じたマンマシンインターフェ
ースを提供する適応システムである。
【0005】これらは、利用者の操作履歴を利用し、適
応的なインターフェースを提供するが、システム独自の
判断で行うため、必ずしもユーザの意図が反映されない
という問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ユーザの意図を反映し
ない一因として、従来の情報処理装置のメニューは、ユ
ーザの目的に必要のない機能を常に提示しており、利用
目的や必要な機能が明確なユーザにとっては、操作手数
を増加させたり、操作手順を複雑化させるなど、操作の
わかりやすさや効率を妨げる原因となっている。これら
は特に情報処理装置に不慣れな初心者の操作を困難にす
る一因でもある。本発明は、高齢者などの情報機器に不
慣れなユーザにとってなじみのある印刷物等の情報処理
装置外のデータから、ユーザの明示的な利用目的指定を
得て、対象アプリケーション情報から目的に応じて限定
されたメニューの再構成を制御する機構を設けること
で、ユーザが理解しやすくかつ効率的に操作できるメニ
ューを構成することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の発明
は、様々な機能に対応するメニューを表示し、表示され
た前記メニューを選択することによって、選択されたメ
ニューに対応する機能を実行するアプリケーション本体
を少なくとも備える情報処理装置であって、前記アプリ
ケーション本体のメニュー構成をユーザに応じて再構成
するメニュー対話情報処理装置において、ユーザから前
記アプリケーション本体に対する利用目的の指定を受け
る目的指定部と、前記アプリケーション本体のメニュー
構成や前記メニューに対応する機能に関する情報を蓄積
したアプリケーション情報蓄積部と、前記アプリケーシ
ョン蓄積部で蓄積した情報を参照して、前記目的指定部
で指定されたユーザの利用目的に対応するメニュー構成
を再構成するメニュー再構成部と、前記メニュー再構成
部で再構成されたメニュー構成を記憶する再構成メニュ
ー情報蓄積部と、前記再構成メニュー情報蓄積部を参照
することによって前記再構成されたメニューを提示し、
ユーザから前記再構成されたメニューに対する入力を受
け付けるとともに、この入力に対応する前記アプリケー
ション本体の機能を前記アプリケーション情報蓄積部が
蓄積する情報を参照することによって、前記アプリケー
ション本体に実行させるアプリケーション対話部と、か
ら構成されることを特徴とする
【0008】さらに、第1の発明は、様々な機能に対応
するメニューを表示し、表示された前記メニューを選択
することによって、選択されたメニューに対応する機能
を実行するアプリケーション本体を少なくとも備える情
報処理装置であって、前記アプリケーション本体のメニ
ュー構成をユーザに応じて再構成するメニュー対話情報
処理装置において、ユーザから前記アプリケーション本
体に対する利用目的の指定を受ける目的指定部と、前記
アプリケーション本体のメニューに関する情報をテーブ
ルとして蓄積するアプリケーション情報蓄積部と、前記
アプリケーション情報蓄積部が保持するテーブルは、前
記アプリケーション本体のメニュー構成を保持するメニ
ュー構成情報テーブルと、前記メニューに対応する機能
を実行するために必要なイベントの系列を保持するメニ
ュー実行系列情報テーブルと、前記目的指定部によって
指定される利用目的を達成するために必要な前記アプリ
ケーション本体が持つ機能との対応関係を保持する目的
−機能対応テーブルと、から少なくとも構成され、前記
目的指定部によって指定された前記利用目的を入力し、
前記目的−機能対応テーブルを参照することによって前
記利用目的に対応する機能を抽出するとともに、前記メ
ニュー構成情報テーブルを参照して抽出された機能に対
応するメニュー構成を抽出することによって、ユーザの
利用目的に対応するメニュー構成を再構成するメニュー
再構成部と、前記メニュー再構成部で再構成されたメニ
ュー構成を記憶する再構成メニュー情報蓄積部と、前記
再構成メニュー情報蓄積部を参照することによって前記
再構成されたメニューを提示し、ユーザから前記再構成
されたメニューに対する入力イベントを受け付けるとと
もに、前記メニュー実行系列情報テーブルを参照するこ
とによって、この入力イベントに対応する前記アプリケ
ーション本体が実行可能なイベント系列に変換して前記
アプリケーション本体に出力するアプリケーション対話
部と、から構成されることも特徴としている。
【0009】次に、本発明の第2の発明は、前述した第
1の発明において、前記アプリケーション本体が持つメ
ニュー構成がメニュー項目毎に階層的な構造となってお
り、前記メニュー再構成部が、前記ユーザの利用目的に
対応するメニュー項目を最上位のメニュー項目とするこ
とで、メニュー構成を再構成するメニュー最適化部を備
えることを特徴としている。
【0010】次に、本発明の第3の発明は、第1の発明
の前記アプリケーション情報蓄積部が保持するテーブル
に、前記目的指定部によって指定される利用目的を達成
するために必要な機能のレベルである必要レベルととも
に、前記アプリケーション本体が持つ機能それぞれに対
して予め設定された設定レベルとを保持する目的−機能
レベル対応テーブルと、をさらに備え、前記メニュー再
構成部においてはさらに、前記目的−機能レベル対応テ
ーブルを参照し、前記設定レベルが前記ユーザの利用目
的に対応する必要レベル以下に設定されている機能を抽
出することによって、メニューの再構成を行うことを特
徴としている。
【0011】また、第1〜第3の発明において、前記メ
ニュー再構成部によって再構成されたメニューを提示す
るとともに、提示したメニューの確認入力を受け付け、
確認された場合に前記再構成メニュー情報蓄積部に再構
成されたメニューを記憶させるメニューシステム対話部
と、をさらに備えていてもよい。
【0012】また本発明は、上記したメニューシステム
対話部が、前記再構成されたメニューについてのユーザ
からの修正入力を受け付け、前記修正入力に従ってメニ
ュー項目の追加と削除を行うメニューシステム構成修正
部を備えていてもよい。
【0013】
【作用】本発明によれば、ユーザのアプリケーションの
利用目的(意図)に応じて限定されたメニューを生成
し、さらに最適化のために再構成を行い制御する機構を
設けることで、初心者のユーザでも、ある目的達成のた
めに関連ある機能項目を容易に確認しながら理解でき、
かつ効率的にメニュー操作を行うことができる。
【0014】
【実施例】本発明の第1の発明の一実施例について図面
を参照して説明する。図1は第1の発明の一実施例を示
す構成図である。
【0015】図1において、101はディスプレイ等の
出力装置、102はキーボード、マウス、バーコードリ
ーダー、タブレット等の入力装置、103はアプリケー
ション本体、110はユーザのアプリケーションの利用
目的を受け付けて、利用目的を解釈する目的指定部、1
11はユーザのアプリケーションの利用目的に対応する
アプリケーションのメニューの再構成を行うメニュー再
構成部、112はユーザに対してアプリケーションのメ
ニュー情報を提示し、メニューの項目の新規登録や、メ
ニュー項目の削除をユーザからの確認を受け付けるメニ
ューシステム対話部、113は再構成されたメニューを
ユーザに提示して、ユーザとアプリケーション本体との
対話を行うアプリケーション対話部、114は現在のア
プリケーションのメニュー項目を記憶しており、メニュ
ー項目が再構成された場合そのメニュー項目を現在のメ
ニュー項目として記憶する再構成メニュー情報蓄積部、
115は再構成されたメニュー項目を記憶し、メニュー
変更作業終了時に消去する再構成一時メニュー情報蓄積
部、116はアプリケーション本体のメニューの情報を
蓄積しているアプリケーション情報蓄積部、117はア
プリケーション本体のメニュー項目の情報を予め保持し
ているメニュー構成情報テーブル、118はアプリケー
ション本体の本来のメニューの実行に対するイベント系
列と再構成されたメニュー項目とを対応させたテーブル
を保持しているメニュー実行系列情報テーブル、119
はユーザの入力した利用目的を解釈するために、ユーザ
の利用目的とアプリケーション本体のメニュー項目とを
対応させたテーブルを保持したコード−目的対応テーブ
ル、120はユーザの目的とこれに対応する機能のアプ
リケーション本体のメニュー項目の階層関係を保持した
目的−機能対応テーブルである。
【0016】図2は図1の装置の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0017】システムを起動し(601)、アプリケー
ションを起動する(602)と、メニューの変更を行う
かどうか入力装置より指定入力を受け付ける(60
3)。
【0018】メニュー変更をすると指定入力された場合
(604)は、メニュー再構成部111では、一時メニ
ューの情報が再構成一時メニュー情報蓄積部115に存
在すれば(605)その一時メニュー情報を(60
7)、一時メニュー情報が存在しなければ(605)、
再構成メニュー情報蓄積部114から現在のメニュー情
報を得る(606)。
【0019】再構成メニュー情報蓄積部114には、登
録確認された一時メニュー情報が保存される。また、目
的−機能対応テーブル120は、ユーザの様々な利用目
的の達成のために必要な該当機能の対応関係を保持して
いる。例えば、「文字の大きさを変えたい」というユー
ザの利用目的(以下、目的と記載する。)に対して、
「文字属性変更」−「フォントサイズ」というような、
その目的達成のために必要とされる機能のメニュー項目
とその階層構造の関係を保持する。
【0020】ユーザは入力装置102を用いてアプリケ
ーション本体103の利用目的一覧等の外部マニュアル
より目的を指定入力する(608)。
【0021】目的指定部110では入力装置102から
受け取った目的をコード−目的対応テーブル119より
目的コードに変換する。
【0022】メニュー再構成部111では、目的指定部
110より受け取った目的コードより目的−機能対応テ
ーブル120を参照して目的に対する必要な機能に関連
するメニュー項目をメニュー構成情報テーブル117よ
り抽出し(610)、再構成一時メニュー情報蓄積部1
15または再構成メニュー情報蓄積部114に保持され
ているメニュー情報とあわせて新しいメニューを再構成
する(613)。
【0023】図3に例を示す。図3(a)のようにアプ
リケーションが本来持つメニュー構成に対して、目的に
対応する機能項目としてA、B、Cが指定された場合、
図3(b)のようなメニュー情報の再構成が行われ、指
定目的に対する関連項目が抽出される。この例では、指
定された機能以下の全ての項目と上位の項目が関連項目
として抽出されている。
【0024】目的指定時に目的の登録ではなく削除が指
定された場合(609)は、メニュー構成情報テーブル
117より抽出した必要メニュー項目と再構成一時メニ
ュー情報蓄積部115または再構成メニュー情報蓄積部
114から得たメニュー情報とから(611)、メニュ
ー再構成部111で以前に登録済みの目的かどうかを確
認する(612)。以前に登録済みの場合は、他の目的
において同じ機能が指定されていなければその機能が削
除対象となる。また、ある目的に関連する機能を削除す
ることで上位に下位メニューが全く存在しなくなる場合
には、上位のメニュー項目も削除対象となる。
【0025】図4に例を示す。図4(a)のように再構
成されたメニューから登録された機能Aを削除する場
合、図4(b)のようにAの上位であるEは他の下位項
目を持たないため同時に削除される。機能Bを削除する
場合、図4(c)のようにその上位項目であるDは他の
下位項目Eを持つため、B以下の項目のみが削除され
る。
【0026】メニュー再構成部111で再構成されたメ
ニューは、一時メニューとして再構成一時メニュー情報
蓄積部115に保持される(613)。再構成一時メニ
ュー情報蓄積部115では、メニュー変更作業が終了す
るまでの一時メニュー情報がスタックとして保存され、
メニュー変更終了時に全て消去される。
【0027】メニューシステム対話部112では、メニ
ュー再構成部111で再構成されたメニュー情報を受け
取りユーザに対して新しいメニューの構成を図5の例の
ように提示する(614)。図5(a)のようにメニュ
ー項目が登録されている状態で、図5(b)のように新
たに機能cが指定された場合、ユーザに対する情報提示
は図5(c)のように以前に構成されたメニュー項目と
新しい指定機能項目と関連機能項目についてそれぞれ表
示形式を変えて行う。
【0028】また、メニューシステム対話部112は、
入力装置102からのユーザの確認を受け取る(61
5)。
【0029】ユーザの確認が「OK」の場合(616)
には、メニュー再構成部111で再構成一時メニュー情
報蓄積部115に保存された新メニューの一時情報を再
構成メニュー情報蓄積部114に新規メニュー情報とし
て保存する(617)。
【0030】アプリケーション対話部113では、メニ
ューシステム対話部112から受け取ったメニュー情報
をもとに図6の再構成メニューを表示する(622)。
例えば図5の再構成メニューが与えられた場合につい
て、図6(a)のように指定された項目のみを表示する
場合と図6(b)のように指定されていない項目も表示
するが実行はできない場合を示している。この場合、項
目B、項目1は実行できないことを示している。
【0031】メニュー変更指定時(603)に、変更し
ない場合を選択するとアプリケーション対話部で以前の
メニューを表示する(621,622)。
【0032】また、アプリケーション対話部113で
は、ユーザの目的指定に基づき再構成されたメニュー表
示に対する入力装置102からの入力イベントを、メニ
ュー実行系列情報テーブル118をもとに、アプリケー
ション本体103が本来持つメニューを実行するための
キーボード、マウス等のイベント系列に変換してアプリ
ケーション本体103へ渡す。
【0033】確認で「NO」の場合(616)にはメニ
ュー再構成部111では、再構成一時メニュー情報蓄積
部115の最新の一時メニューの情報を消去し、同じく
再構成一時メニュー情報蓄積部115に保存される一つ
以前の一時メニュー情報からメニューの再構成を行い
(619,613)、メニューシステム対話部112へ
渡す。一つ以前の一時メニュー情報が存在しない場合
(618)には、再構成メニュー情報蓄積部114のメ
ニュー情報を用いてメニューの再構成を行う(620,
613)。
【0034】確認で「登録(削除)続行」が選択された
場合には、新たな目的指定を入力装置102が受け付け
る状態へ戻る(608)。
【0035】メニュー表示後(622)、新たにメニュ
ー変更しなければ(623,624)、アプリケーショ
ンを終了(625)し、システム終了(626)する。
【0036】第1の発明によって、ユーザのアプリケー
ションに対する利用目的(意図)に応じて機能項目が限
定されたメニューを生成し、制御する機構を設けること
で、初心者のユーザでも、ある目的達成のために関連あ
る機能項目を容易に確認しながら理解でき、かつ冗長な
情報である目的に関連のない機能項目に惑わされず効率
的にメニュー操作を行うことができる。
【0037】次に、本発明の第2の発明を図面を参照し
て説明する。
【0038】図7は第2の発明の一実施例を示す構成図
である。
【0039】図7において、201はディスプレイ等の
出力装置、202はキーボード、マウス、バーコードリ
ーダー、タブレット等の入力装置、203はアプリケー
ション本体、210はユーザのアプリケーションの利用
目的を受け付けて、利用目的を解釈する目的指定部、2
11はユーザのアプリケーションの利用目的に対応する
アプリケーションのメニューの再構成を行うメニュー再
構成部、212はユーザに対してアプリケーションのメ
ニュー情報を提示し、メニューの項目の新規登録や、メ
ニュー項目の削除をユーザからの確認を受け付けるメニ
ューシステム対話部、213は再構成されたメニューを
ユーザに提示して、ユーザとアプリケーション本体との
対話を行うアプリケーション対話部、214は現在のア
プリケーションのメニュー項目を記憶しており、メニュ
ー項目が再構成された場合そのメニュー項目を現在のメ
ニュー項目として記憶する再構成メニュー情報蓄積部、
215は再構成されたメニュー項目を記憶し、メニュー
変更作業終了時に消去する再構成一時メニュー情報蓄積
部、216はアプリケーション本体のメニューの情報を
蓄積しているアプリケーション情報蓄積部、217はア
プリケーション本体のメニュー項目の情報を予め保持し
ているメニュー構成情報テーブル、218はアプリケー
ション本体の本来のメニューの実行に対するイベント系
列と再構成されたメニュー項目とを対応させたテーブル
を保持しているメニュー実行系列情報テーブル、219
はユーザの入力した利用目的を解釈するために、ユーザ
の利用目的とアプリケーション本体のメニュー項目とを
対応させたテーブルを保持したコード−目的対応テーブ
ル、220はユーザの目的とこれに対応する機能のアプ
リケーション本体のメニュー項目の階層関係を保持した
目的−機能対応テーブル、230はユーザが指定した利
用目的を最上位のメニュー項目にすることで最適化を行
うメニュー最適化部である。
【0040】図8は図7の装置の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0041】システムを起動し(701)、アプリケー
ションを起動する(702)と、メニューの変更を行う
かどうか入力装置より指定入力を受け付ける(70
3)。
【0042】メニュー変更をすると指定入力された場合
(704)は、メニュー再構成部211では、一時メニ
ューの情報が再構成一時メニュー情報蓄積部215に存
在すれば(705)その一時メニュー情報を(70
7)、一時メニュー情報が存在しなければ(705)、
再構成メニュー情報蓄積部214から現在のメニュー情
報を得る(706)。
【0043】再構成メニュー情報蓄積部214は、登録
確認された一時メニューが保存される。また、目的−機
能対応テーブル220は、目的の達成のために必要な該
当機能の対応関係を保持している。
【0044】ユーザは入力装置202を用いてアプリケ
ーション本体203の利用目的一覧等の外部マニュアル
より目的を指定入力する(708)。
【0045】目的指定部210では入力装置202から
受け取ったコードをコード−目的対応テーブル219よ
り目的コードに変換する。
【0046】メニュー再構成部211では、目的指定部
210より受け取った目的コードより目的−機能対応テ
ーブル220を参照して目的に対する必要機能に関連す
る必要メニュー項目をメニュー構成情報テーブル217
より抽出し(710)、再構成一時メニュー情報蓄積部
215または再構成メニュー情報蓄積部214に保持さ
れているメニュー情報とあわせ新しいメニューを再構成
する(713)。このとき、メニュー最適化部230で
は、再構成メニュー操作の効率の向上のために指定した
目的を最上位のメニューにするなどの構成されたメニュ
ー情報をメニュー再構成部211より受け取りメニュー
の最適化を行う(730)。
【0047】図9に例を示す。図9(a)のようにアプ
リケーションが本来持つメニュー構成に対して、目的に
対応する機能項目としてA、B、C、Dが指定された場
合、図9(b)のように指定機能に対する関連項目が抽
出され、最適化が行われる。この例では、指定された機
能をメニューの最上位項目として、その下位の全ての項
目が関連項目として抽出され、メニューの最適化が行わ
れている。例では、機能DはCの下位項目でもあるた
め、重複して最上位にメニュー項目として現れている。
【0048】目的指定時に目的の登録ではなく削除が指
定された場合(709)は、メニュー構成情報テーブル
217より抽出した必要メニュー項目と再構成一時メニ
ュー情報蓄積部215または再構成メニュー情報蓄積部
214から得たメニュー情報とから(711)、メニュ
ー再構成部211で以前に登録済みの目的かどうかを確
認する(712)。以前に登録済みの場合は、他の目的
において同じ機能が指定されていなければその機能が削
除対象となる。また、ある目的に関連する機能を消去す
ることで上位に下位メニューが全く存在しなくなる場合
には、上位のメニュー項目も削除対象となる。
【0049】図10に例を示す。図10(a)のように
再構成されたメニューから登録された機能Aを削除する
場合、AとAの下位項目だけが削除される。機能Cを削
除する場合、機能Dが指定されているため機能D以外の
Cの下位項目が削除される。機能Dの削除を指定した場
合、DがCの下位項目であるため、メニュー最上位に現
れる機能D以下の項目のみが削除される。
【0050】メニュー再構成部211、メニュー最適化
部230で再構成、最適化(713,730)されたメ
ニューは、一時メニューとして再構成一時メニュー情報
蓄積部215に保持される(713)。再構成一時メニ
ュー情報蓄積部215では、メニュー変更作業が終了す
るまでの一時メニュー情報がスタックとして保存され、
メニュー変更終了時に全て消去される。
【0051】メニューシステム対話部212では、再構
成、最適化されたメニュー情報を受け取りユーザに対し
て新しいメニューの構成を図11の例のように提示する
(714)。図11(a)のようにメニュー項目が登録
され、図11(d)のように最適化メニューが構成され
ている状態で、図11(b)のように新たに機能cが指
定され、最適化が行われた場合、ユーザに対する情報提
示は図11(c)のように以前に登録されたメニュー項
目と新たな指定機能項目と関連機能項目について表示形
式を変え、加えて最適化されたメニューについても同様
に行う。
【0052】また、メニューシステム対話部212は、
入力装置202からのユーザ確認を受け取る(71
5)。
【0053】確認が「OK」の場合(716)にはメニ
ュー再構成部211で再構成一時メニュー情報蓄積部2
15に保存された新メニューの一時情報を再構成メニュ
ー情報蓄積部214に新規メニュー情報として保存する
(717)。
【0054】アプリケーション対話部213では、メニ
ューシステム対話部212から受け取ったメニュー情報
をもとに図12の例のような再構成メニューを表示する
(722)。例は、図11(e)の再構成、最適化され
たメニューについての表示である。
【0055】また、アプリケーション対話部213で
は、ユーザの目的指定に基づき再構成されたメニュー表
示に対する入力装置202からの入力イベントを、メニ
ュー実行系列情報テーブル218をもとに、アプリケー
ション本体203が本来持つメニューを実行するための
キーボード、マウス等のイベント系列に変換してアプリ
ケーション本体203へ渡す。
【0056】確認で「NO」の場合(716)にはメニ
ュー再構成部211では、再構成一時メニュー情報蓄積
部215の最新の一時メニューの情報を消去し、同じく
再構成一時メニュー情報蓄積部215に保存される一つ
以前の一時メニュー情報からメニューの再構成を行い
(719,713,730)、メニューシステム対話部
212へ渡す。一つ以前の一時メニュー情報が存在しな
い場合(718)には、再構成メニュー情報蓄積部21
4のメニュー情報を用いてメニューの再構成を行う(7
20,713,730)。
【0057】確認で「登録(削除)続行」が選択された
場合には、新たな目的指定をバーコードリーダー等の入
力装置202が受け付ける状態へ戻る(708)。
【0058】メニュー表示後(722)、新たにメニュ
ー変更しなければ(723,724)、アプリケーショ
ンを終了(725)し、システム終了(726)する。
【0059】第2の発明によって、ユーザのアプリケー
ションに対する利用目的(意図)に応じて機能項目が限
定されたメニューを生成し、さらに最適化のために再構
成を行い制御する機構を設けることで、初心者のユーザ
でも、ある目的達成のために関連ある機能項目を容易に
確認しながら理解でき、かつ冗長な情報である目的に関
連のない機能項目に惑わされず、また最適化によって、
操作したい機能項目に至るまでの冗長な選択操作を実行
せずに、より効率的にメニュー操作を行うことができ
る。
【0060】次に、本発明第3の発明を図面を参照して
説明する。
【0061】図13は第3の発明の一実施例を示す構成
図である。
【0062】図13において、301はディスプレイ等
の出力装置、302はキーボード、マウス、バーコード
リーダー、タブレット等の入力装置、303はアプリケ
ーション本体、310はユーザのアプリケーションの利
用目的を受け付けて、利用目的を解釈する目的指定部、
311はユーザのアプリケーションの利用目的に対応す
るアプリケーションのメニューの再構成を行うメニュー
再構成部、312はユーザに対してアプリケーションの
メニュー情報を提示し、メニューの項目の新規登録や、
メニュー項目の削除をユーザからの確認を受け付けるメ
ニューシステム対話部、313は再構成されたメニュー
をユーザに提示して、ユーザとアプリケーション本体と
の対話を行うアプリケーション対話部、314は現在の
アプリケーションのメニュー項目を記憶しており、メニ
ュー項目が再構成された場合そのメニュー項目を現在の
メニュー項目として記憶する再構成メニュー情報蓄積
部、315は再構成されたメニュー項目を記憶し、メニ
ュー変更作業終了時に消去する再構成一時メニュー情報
蓄積部、316はアプリケーション本体のメニューの情
報を蓄積しているアプリケーション情報蓄積部、317
はアプリケーション本体のメニュー項目の情報を予め保
持しているメニュー構成情報テーブル、318はアプリ
ケーション本体の本来のメニューの実行に対するイベン
ト系列と再構成されたメニュー項目とを対応させたテー
ブルを保持しているメニュー実行系列情報テーブル、3
19はユーザの入力した利用目的を解釈するために、ユ
ーザの利用目的とアプリケーション本体のメニュー項目
とを対応させたテーブルを保持したコード−目的対応テ
ーブル、320はユーザの利用目的とこれに対応する機
能のアプリケーション本体のメニュー項目の階層関係を
保持した目的−機能対応テーブル、330はユーザが指
定した利用目的を最上位のメニュー項目にすることで最
適化を行うメニュー最適化部、331は再構成されたメ
ニューについてのユーザからの修正入力を受け取り対話
を行うメニュー構成修正部、332はユーザの利用目的
の達成のために最低限必要とされる機能のレベルである
必要レベルと予め各機能に対して設定されている設定レ
ベルとを保持する目的−機能レベル対応テーブルであ
る。
【0063】図14は図13の装置の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0064】システムを起動し(801)、アプリケー
ションを起動する(802)と、メニューの変更を行う
かどうか入力装置より指定入力を受け付ける(80
3)。
【0065】メニュー変更を開始する(804)と、メ
ニュー再構成部311では、一時メニューの情報が再構
成一時メニュー情報蓄積部315に存在すれば(80
5)その一時メニュー情報を(807)、一時メニュー
情報が存在しなければ(805)、再構成メニュー情報
蓄積部314から現在のメニュー情報を得る(80
6)。
【0066】再構成メニュー情報蓄積部314は、登録
確認された一時メニューが保存される。また、目的−機
能対応テーブル320は、目的の達成のために必要な該
当機能の対応関係を保持している。
【0067】ユーザはバーコードリーダー等の入力装置
302を用いてアプリケーション本体303の利用目的
一覧などの外部マニュアルより目的を指定入力する(8
08)。
【0068】目的指定部310ではバーコードリーダー
等の入力装置302から受け取ったコードをコード−目
的対応テーブル319より目的コードに変換する。
【0069】メニュー再構成部311では、目的指定部
310より受け取った目的コードより目的−機能対応テ
ーブル320を参照して、目的達成のために必要とされ
る機能に対する必要レベルと各機能に予め設定されてい
る設定レベルとを比較し、必要レベル以下に設定されて
いる機能項目をメニュー構成情報テーブル317より抽
出し(810)、再構成一時メニュー情報蓄積部315
または再構成メニュー情報蓄積部314に保持されてい
るメニュー情報とあわせ新しいメニューを再構成する
(813)。このとき、メニュー最適化部330では再
構成メニュー操作の効率の向上のために、再構成された
メニュー情報をメニュー再構成部311より受け取り、
指定した目的を最上位のメニューにするなどの最適化を
行う(830)。
【0070】図15に例を示す。図15(a)のように
アプリケーションが本来持つメニュー構成に対して、目
的に対応する機能項目として、A,B,C,Dが指定さ
れ、図15(b)のように各機能に対し、必要レベル、
設定レベルが定められているとき、図15(c)のよう
に指定機能に対する関連項目が抽出され最適化が行われ
る。この例では、指定された機能をメニューの最上位項
目として、その下位の関連項目のうちで必要レベル以下
の設定レベルのものが抽出され、メニューの最適化が行
われている。設定レベルが必要レベル以下の項目は、上
位の目的機能達成に対して不可欠である。例えば、機能
E,Fは機能Cの関連項目で、かつその設定レベルが機
能Cの必要レベル以下であるため抽出され、機能Gは機
能Cの関連項目であるが、設定レベルが機能Cの必要レ
ベルより高いために抽出されていない。また、機能Dは
機能Cの下位項目でもあるため、重複して最上位にメニ
ュー項目として現れている。
【0071】目的指定時に目的の登録ではなく削除が指
定された場合(809)は、メニュー構成情報テーブル
317より抽出した必要メニュー項目と、再構成一時メ
ニュー情報蓄積部315または再構成メニュー情報蓄積
部314から得たメニュー情報とから(811)、メニ
ュー再構成部311で以前に登録済みの目的機能そのも
のであるメニュー項目であるか、登録済みの目的に関連
する機能のメニュー項目であるかどうかを確認する(8
12)。
【0072】以前に登録済みの目的機能そのものである
場合は、他の目的において同じ機能が指定されていなけ
ればその機能が削除対象となる(840,841)。ま
た、ある目的に関連する機能を消去することで上位に下
位メニューが全く存在しなくなる場合には、上位のメニ
ュー項目も削除対象となる。
【0073】図10に例を示す。図10(a)のように
再構成されたメニューから登録された機能Aを削除する
場合、AとAの下位項目だけが削除される。機能Cを削
除する場合、機能Dが指定されているため機能D以外の
Cの下位項目が削除される。機能Dの削除を指定した場
合、DがCの下位項目であるため、メニュー最上位に現
れる機能D以下の項目のみが削除される。
【0074】登録済みの目的そのものではない関連する
機能のメニュー項目であれば、目的−機能レベル対応テ
ーブル332を参照し、その目的の必要レベルより設定
レベルが高いときには削除が可能とする。
【0075】図16に例を示す。図のように目的Aの指
定目的機能関連項目b,c,d,eについて、目的Aの
必要レベルが2、関連項目b,c,d,eの設定レベル
が各々1,2,2,3のように定められているとき、目
的Aの必要レベルより設定レベルの値が大きいeだけ削
除可能である。
【0076】メニュー再構成部311、メニュー最適化
部330で再構成、最適化(813,830)されたメ
ニューは、一時メニューとして再構成一時メニュー情報
蓄積部315に保持される。再構成一時メニュー情報蓄
積部315では、メニュー変更作業が終了するまでの一
時メニュー情報がスタックとして保存され、メニュー変
更終了時に全て消去される。
【0077】メニューシステム対話部312では、再構
成、最適化されたメニュー情報を受け取りユーザに対し
て新しいメニューの構成を図11の例のように提示する
(814)。図11(a)のようにメニュー項目が登録
され、最適化メニューが構成されている状態で、図11
(b)のように新たに機能cが指定され、最適化が行わ
れた場合、ユーザに対する情報提示は図11(c)のよ
うに以前に登録されたメニュー項目と新たな指定機能項
目と関連機能項目について表示形式を変え、加えて最適
化されたメニューについても同様に行う。
【0078】メニューシステム構成修正部331では、
再構成されたメニューに対するユーザからの修正入力を
受け付ける(842,843,844)。メニューの修
正には拡張登録可能なメニュー項目の追加と、メニュー
項目の削除がある。
【0079】拡張登録可能なメニュー項目の追加の例を
図17に示す。図17(a)の拡張登録指定前のメニュ
ー構成に対して、図17(b)のようにcを指定登録し
た後に呈示されるユーザ確認のための構成提示が図17
(c)である。ここで提示されている、あるメニュー項
目を指定すると拡張登録可能なメニュー項目が提示され
る。例では、項目aの下位機能でまだ登録されていない
項目1、項目2が拡張機能項目として提示される。項目
Bを指定すると下位機能項目であるdが提示される。登
録を実行(844)するとメニュー構成中に新規登録項
目として提示される(814)。
【0080】項目の削除は、削除したいメニュー項目を
指定すると、それが削除可能な場合にのみ実行される。
【0081】また、メニューシステム対話部312は、
キーボード、マウスまたはバーコードリーダー等の入力
装置302からのユーザ確認を受け取る(815)。
【0082】確認が「OK」の場合(816)にはメニ
ュー再構成部311で再構成一時メニュー情報蓄積部3
15に保存された新メニューの一時情報を再構成メニュ
ー情報蓄積部314に新規メニュー情報として保存する
(817)。
【0083】アプリケーション対話部313では、メニ
ューシステム対話部312から受け取ったメニュー情報
をもとに図12の例のような再構成メニューを表示する
(822)。例は、図11(e)の再構成、最適化され
たメニューについての表示である。
【0084】また、アプリケーション対話部313で
は、ユーザの目的指定に基づき再構成されたメニュー表
示に対するユーザのキーボードやマウス等の入力装置3
02からの入力イベントを、メニュー実行系列情報テー
ブル318をもとに、アプリケーション本体303が本
体持つメニューを実行するためのキーボード、マウス等
のイベント系列に変換してアプリケーション本体303
へ渡す。
【0085】確認で「NO」の場合(816)にはメニ
ュー再構成部311では、再構成一時メニュー情報蓄積
部315の最新の一時メニューの情報を消去し、同じく
再構成一時メニュー情報蓄積部315に保存される一つ
以前の一時メニュー情報からメニューの再構成を行い
(819,813,830)、メニューシステム対話部
312へ渡す。一つ以前の一時メニュー情報が存在しな
い場合(818)には、再構成メニュー情報蓄積部31
4のメニュー情報を用いてメニューの再構成を行う(8
20,813,830)。
【0086】確認で「登録(削除)続行」が選択された
場合には、新たな目的指定をバーコードリーダー等の入
力装置302が受け付ける状態へ戻る(808)。
【0087】メニュー表示後(822)、新たにメニュ
ー変更しなければ(823,824)、アプリケーショ
ンを終了(825)し、システム終了(826)する。
【0088】第3の発明によって、ユーザのアプリケー
ションに対する利用目的(意図)に応じて機能項目が限
定されたメニューを生成し、最適化のために再構成を行
い制御する機構を設けることで、初心者のユーザでも、
ある目的達成のために関連ある機能項目を容易に確認し
ながら理解でき、かつ冗長な情報である目的に関連のな
い機能項目に惑わされず、また、最適化によって、操作
したい機能項目に至るまでの冗長な選択操作を実行せず
に、より効率的にメニュー操作を行うことができる。さ
らにある目的に対する必要レベルとその関連機能項目に
対する設定レベルを導入したことで、ある目的に対する
関連機能項目でもレベルが高くてまだ必要がないような
初心者には、メニュー項目をより限定し、分かりやすさ
を向上させる。高いレベルのメニュー項目を必要とした
り、余分なメニュー項目を削除したいと望むようなある
程度熟練したユーザに対しても、メニューの不整合を生
じさせずメニュー修正が容易にできることで、よりユー
ザの必要に応じた効率的なメニューを構成し、操作を行
うことができる。
【0089】
【発明の効果】本発明では、ユーザの目的指定に応じて
限定されたメニューによる対話インタフェースを提供す
ることができる。このメニューによって、操作のわかり
やすさや効率が向上し、容易にアプリケーションを操作
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例におけるメニュー対話情
報処理装置の構成図である。
【図2】図1のメニュー対話情報処理装置の処理を示す
フローチャートである。
【図3】第1の発明の一実施例におけるメニューの再構
成例である。
【図4】第1の発明の一実施例におけるメニューの項目
削除の例である。
【図5】第1の発明の一実施例における再構成メニュー
の確認表示の例である。
【図6】第1の発明の一実施例におけるメニューの表示
例である。
【図7】第2の発明の一実施例におけるメニュー対話情
報処理装置の構成図である。
【図8】図7のメニュー対話情報処理装置の処理を示す
フローチャートである。
【図9】第2の発明の一実施例におけるメニューの再構
成例である。
【図10】第2、第3の発明の一実施例におけるメニュ
ーの項目削除の例である。
【図11】第2、第3の発明の一実施例における再構成
メニューの確認表示の例である。
【図12】第2の発明の一実施例におけるメニューの表
示例である。
【図13】第3の発明の一実施例におけるメニュー対話
情報処理装置の構成図である。
【図14】図13のメニュー対話情報処理装置の処理を
示すフローチャートである。
【図15】第3の発明の一実施例におけるメニューの再
構成例である。
【図16】第3の発明の一実施例におけるメニューの項
目削除の例である。
【図17】第3の発明の一実施例におけるメニューの表
示例である。
【図18】従来の操作の習熟度によりユーザに適したガ
イドを提供するガイド装置の構成図である。
【図19】従来の利用者の操作パターンから利用者に応
じたインターフェースを提供するシステムの構成図であ
る。
【符号の説明】
101 出力装置 102 入力装置 103 アプリケーション本体 110 目的指定部 111 メニュー再構成部 112 メニューシステム対話部 113 アプリケーション対話部 114 再構成メニュー情報蓄積部 115 再構成一時メニュー情報蓄積部 116 アプリケーション情報蓄積部 117 メニュー構成情報テーブル 118 メニュー実行系列情報テーブル 119 コード−目的対応テーブル 120 目的−機能対応テーブル 201 出力装置 202 入力装置 203 アプリケーション本体 210 目的指定部 211 メニュー再構成部 212 メニューシステム対話部 213 アプリケーション対話部 214 再構成メニュー情報蓄積部 215 再構成一時メニュー情報蓄積部 216 アプリケーション情報蓄積部 217 メニュー構成情報テーブル 218 メニュー実行系列情報テーブル 219 コード−目的対応テーブル 220 目的−機能対応テーブル 230 メニュー最適化部 301 出力装置 302 入力装置 303 アプリケーション本体 310 目的指定部 311 メニュー再構成部 312 メニューシステム対話部 313 アプリケーション対話部 314 再構成メニュー情報蓄積部 315 再構成一時メニュー情報蓄積部 316 アプリケーション情報蓄積部 317 メニュー構成情報テーブル 318 メニュー実行系列情報テーブル 319 コード−目的対応テーブル 320 目的−機能対応テーブル 330 メニュー最適化部 331 メニュー構成修正部 332 目的−機能レベル対応テーブル 901 キーボード 902 情報処理装置 903 表示装置 904 入力部 905 操作履歴部 906 習熟度決定要素抽出部 907 操作手順解析部 908 ガイド選択部 909 習熟度格納部 910 習熟度判定部 911 習熟度決定要素格納部 912 操作手順格納部 913 ガイド格納部 920 ガイド出力部 961 入出力部 962 対話制御部 963 アプリケーションプログラム 964 類似操作検出部 965 対話抽出部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】様々な機能に対応するメニューを表示し、
    表示された前記メニューを選択することによって、選択
    されたメニューに対応する機能を実行するアプリケーシ
    ョン本体を少なくとも備える情報処理装置であって、前
    記アプリケーション本体のメニュー構成をユーザに応じ
    て再構成するメニュー対話情報処理装置において、 ユーザから前記アプリケーション本体に対する利用目的
    の指定を受ける目的指定部と、 前記アプリケーション本体のメニュー構成や前記メニュ
    ーに対応する機能に関する情報を蓄積したアプリケーシ
    ョン情報蓄積部と、 前記アプリケーション蓄積部で蓄積した情報を参照し
    て、前記目的指定部で指定されたユーザの利用目的に対
    応するメニュー構成を再構成するメニュー再構成部と、 前記メニュー再構成部で再構成されたメニュー構成を記
    憶する再構成メニュー情報蓄積部と、 前記再構成メニュー情報蓄積部を参照することによって
    前記再構成されたメニューを提示し、ユーザから前記再
    構成されたメニューに対する入力を受け付けるととも
    に、この入力に対応する前記アプリケーション本体の機
    能を前記アプリケーション情報蓄積部が蓄積する情報を
    参照することによって、前記アプリケーション本体に実
    行させるアプリケーション対話部と、 から構成されることを特徴とする メニュー対話情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】様々な機能に対応するメニューを表示し、
    表示された前記メニューを選択することによって、選択
    されたメニューに対応する機能を実行するアプリケーシ
    ョン本体を少なくとも備える情報処理装置であって、前
    記アプリケーション本体のメニュー構成をユーザに応じ
    て再構成するメニュー対話情報処理装置において、 ユーザから前記アプリケーション本体に対する利用目的
    の指定を受ける目的指定部と、 前記アプリケーション本体のメニューに関する情報をテ
    ーブルとして蓄積する アプリケーション情報蓄積部と、 前記アプリケーション情報蓄積部が保持するテーブル
    は、 前記アプリケーション本体のメニュー構成を保持するメ
    ニュー構成情報テーブルと、 前記メニューに対応する機能を実行するために必要なイ
    ベントの系列を保持するメニュー実行系列情報テーブル
    と、 前記目的指定部によって指定される利用目的を達成する
    ために必要な前記アプリケーション本体が持つ機能との
    対応関係を保持する目的−機能対応テーブルと、から少
    なくとも構成され、 前記目的指定部によって指定された前記利用目的を入力
    し、前記目的−機能対応テーブルを参照することによっ
    て前記利用目的に対応する機能を抽出するとともに、前
    記メニュー構成情報テーブルを参照して抽出された機能
    に対応するメニュー構成を抽出することによって、ユー
    ザの利用目的に対応するメニュー構成を再構成するメニ
    ュー再構成部と、 前記メニュー再構成部で再構成されたメニュー構成を記
    憶する再構成メニュー情報蓄積部と、 前記再構成メニュー情報蓄積部を参照することによって
    前記再構成されたメニューを提示し、ユーザから前記再
    構成されたメニューに対する入力イベントを受け付ける
    とともに、前記メニュー実行系列情報テーブルを参照す
    ることによって、この入力イベントに対応する前記アプ
    リケーション本体が実行可能なイベント系列に変換して
    前記アプリケーション本体に出力するアプリケーション
    対話部と、 から構成されることを特徴とする メニュー対話情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のメニュー対話情
    報処理装置において、 前記アプリケーション本体が持つメニュー構成がメニュ
    ー項目毎に階層的な構造となっており、 前記メニュー再構成部が、前記ユーザの利用目的に対応
    するメニュー項目を最上位のメニュー項目とすること
    で、メニュー構成を再構成するメニュー最適化部 を備え
    ることを特徴とする メニュー対話情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のメニュー対話情報処理装
    置であって、 前記アプリケーション情報蓄積部が保持するテーブル
    に、 前記目的指定部によって指定される利用目的を達成する
    ために必要な機能のレベルである必要レベルとともに、
    前記アプリケーション本体が持つ機能それぞれに対して
    予め設定された設定レベルとを保持する目的−機能レベ
    ル対応テーブルと、をさらに備え、 前記メニュー再構成部においてはさらに、前記目的−機
    能レベル対応テーブルを参照し、前記設定レベルが前記
    ユーザの利用目的に対応する必要レベル以下に設定され
    ている機能を抽出することによって、メニューの再構成
    を行うことを特徴とする メニュー対話情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか一項に記載のメ
    ニュー対話情報処理装置であって、 前記メニュー再構成部によって再構成されたメニューを
    提示するとともに、提示したメニューの確認入力を受け
    付け、確認された場合に前記再構成メニュー情報蓄積部
    に再構成されたメニューを記憶させるメニューシステム
    対話部と、 をさらに備えることを特徴とする メニュー対話情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のメニュー対話情報処理装
    置において、 前記メニューシステム対話部が、前記再構成されたメニ
    ューについてのユーザからの修正入力を受け付け、前記
    修正入力に従ってメニュー項目の追加と削除を行うメニ
    ューシステム構成修正部を備えることを特徴とする メニ
    ュー対話情報処理装置。
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