JP2759086B2 - 固定子鉄心への通しボルト挿入方法及び装置 - Google Patents

固定子鉄心への通しボルト挿入方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 回転電機の固定子鉄心に設けられていて、互いに同軸
状に整列した孔に通しボルトを挿入する方法であって、
孔は、固定子鉄心を貫通すると共に第1の端及び第2の
端を備えたボアを形成しており、当初、通しボルトをボ
アの軸線と鋭角をなす線に沿ってボアの第1の端に向か
って送りながら挿入する装置及び方法に関する。
発電機のような大型の回転電機(単に、「回転機」と
もいう。)は一般的には固定子鉄心を有し、かかる固定
子鉄心は通常、多数個の軸方向に薄い環状積層板を互い
に結合して圧縮し、フレーム内円筒形の状態に支持形成
したものである。固定子コイルが、固定子鉄心の半径方
向内周部に形成された半径方向スロット内に組み込まれ
ており、かかる固定子コイルは固定子鉄心の軸方向両端
を越えて相互に接続されて、固定子巻線が形成されてい
る。固定子鉄心を構成する積層板は固定子鉄心を貫通す
るボアを形成する同軸状に整列した孔又は開口を有し、
通しボルトがボアを軸方向に貫通し、ナットが通しボル
トの軸方向両端部に装着されて通しボルトにトルク又は
張力を与え、固定子鉄心支持装置を組合せ位置に保つと
共に固定子鉄心の軸方向連続性及び一体性を維持してい
る。通しボルトは絶縁され、積層板はナットにより軸方
向圧縮状態に保たれている。上述のような構成の回転電
機が、固定子を均一に膨張させる装置に係る本出願人に
譲渡の米国特許第4,227,109号明細書に記載されてい
る。
ナットを用いなければ、通しボルトは、回転電機のフ
レームに対して軸方向に、固定子鉄心のボア内を自由に
摺動できる。これらの回転電機及び通しボルトは大型の
集成装置であり、典型的な通しボルトは長さが約7.62m
(300インチ)、直径が約3.175cm(1.25インチ)である
が、誘導性絶縁材で被覆されて全体の直径は約4.29cm
(1.69インチ)になっており、かかるボルトの重量は約
45kg(100ポンド)程度である。時々、例えば回転電機
のレトロフィットの際、通しボルトを固定子鉄心から取
り外す必要がある。しかしながら、回転電機は大型であ
るために建物の通常の床レベルよりも下の空間又はスペ
ース内に設置され、したがって回転電機の一部は床レベ
ルの下に位置する場合が多い。かくして、固定子鉄心の
端と建物の基礎又は床レベルの壁との間で利用できるク
リアランスに乏しいため、問題がしばしば生じる。この
ように、クリアランスが充分無いと、通しボルトを固定
子鉄心のボアに挿入できるようにする軸方向の整列関係
が得られなくなる。
かかる通しボルトのレトロフィットのため現在用いら
れている公知の方法は2つある。第1の方法では、新し
いボルトを挿入できるようにするためロータを含む発電
機全体を床レベルの下の空間から持ち上げなければなら
ない。この方法は非常に費用がかかるし時間もかかる。
また、発電機を持ち上げているとき、ロータの振動を増
大させる心ずれを生じさせる恐れがある。第2の通しボ
ルト挿入方法では、セグメント状(即ち、分割された)
通しボルトを用いる必要がある。セグメントを部分的に
挿入し、次にこれらを後続のセグメントに溶接する。溶
接物を更にボア内に送り込み、次に挿入したセグメント
をこれに取り付け、かかる作業を繰り返し行って、つい
には、取付けられたセグメントが発電機の全長にわたっ
て延びる一本の長いボルトを形成するようにする。しか
しながら、溶接部があるために、かかるセグメント通し
ボルトは、一本構成のものよりも強度において弱く、ま
た、或る幾つかの用途については余りにも弱すぎる。こ
の挿入方法においても、かなりの時間及び費用がかか
る。
本発明の目的は、通しボルトと、回転電機の固定子鉄
心に形成されたボアとを軸方向に整列させるにはクリア
ランスが不十分な窪み空間内に設置された回転電機の固
定子鉄心に通しボルトを挿入できるようにする方法及び
装置を提供することにある。
この目的に鑑みて、本発明は、回転電機の固定子鉄心
に設けられていて、互いに同軸状に整列した孔に通しボ
ルトを挿入する装置であって、前記孔は、固定鉄心を貫
通すると共に第1の端及び第2の端を備えたボアを形成
しており、当初、通しボルトをボアの軸線と鋭角をなす
線に沿ってボアの第1の端に向かって送りながら挿入す
る装置に関する。
本発明の装置は、それぞれ周囲に溝が設けられた一対
の離隔した回転可能なホイールと、第1の端部及び第2
の端部を備え、ホイールの溝が第1の共通平面内で整列
するよう一対のホイールを位置決めする支持プレートと
を有する。支持プレートの第1の端部から離隔し、外周
部に溝が設けられている少なくとも一つの第1のガイド
ローラが設けられると共に、支持プレートの第2の端部
から離隔し、外周部に溝が設けられている少なくとも一
つの第2のガイドローラが設けられる。第1及び第2の
ガイドローラを、一対の離隔した回転可能なホイールの
第1の平面と平行であって、該平面から、通しボルトを
一対の離隔した回転可能なホイールの溝と第1及び第2
のガイドローラとの間に通すに充分な距離、離隔した第
2の平面内で整列位置決めするキャリッジが設けられ、
該キャリッジには、一対の離隔した回転可能なホイール
と第1及び第2のガイドローラを、平行な第1及び第2
の平面と直角な方向に相対移動させる往復動可能な部材
が設けられ、それにより、通しボルトを、一対の離隔し
た回転可能なホイールと第1及び第2のガイドローラと
の間に通しながら、前記鋭角の位置から偏向させてボア
の第1の端に差し向け、ボアの軸線と同軸状に位置決め
してボアに挿入する。好ましくは、第1及び第2のガイ
ドローラはそれぞれ、一対の隣接したガイドローラを有
する。
一実施例では、キャリッジは、第1の対をなす互いに
離隔した端プレートと、これらの端プレートの間に延び
ていて、隣接ガイドローラの前記第1の対が取り付けら
れる第1の対をなすシャフトと、第2の対をなす互いに
離隔した端プレートと、これら端プレートの間に延びて
いて、隣接ガイドローラの前記第2の対が取り付けられ
る第2の対をなすシャフトと、支持プレートの第1の端
部と互いに離隔した端プレートの前記第1の対との間に
延びる第1の対をなすリンクバーと、支持プレートの第
2の端部と互いに離隔した端プレートの前記第2の対と
の間に延びる第2の対をなすリンクバーと、互いに離隔
した端プレートの前記第1の対と往復動可能な部材との
間に延びる第1のビームと、互いに離隔した端プレート
の前記第2の対と往復動可能な部材との間に延びる第2
のビームとを有し、往復動可能な部材は第1及び第2の
ビームと支持プレートとの間に延び、枢動可能な連結手
段が、前記支持プレート対と各リンクバーとの間、前記
端プレート対と各ビームとの間、及び各ビームと往復動
可能な部材との間にそれぞれ設けられている。
別の実施例では、キャリッジは、第1の対をなす互い
に離隔した端プレートと、これらの端プレートの間に延
びていて、隣接ガイドローラの前記第1の対が取り付け
られる第1の対をなすシャフトと、第2の対をなす互い
に離隔した端プレートと、これら端プレートの間に延び
ていて、隣接ガイドローラの前記第2の対が取り付けら
れる第2の対をなすシャフトと、端プレートの前記第1
の対と端プレートの前記第2の対との間に延びる中央部
分及び該中央部分と端プレートのそれぞれの対との間に
延びる脚部分を備えたU字形タイビームとを有し、脚部
分は端プレート対のそれぞれに枢動自在に取り付けら
れ、往復動可能な部材は一端がU字形タイビームの中央
部分に、他端が支持プレートに固着されている。
本発明は、添付の図面に例示的に示すに過ぎない好ま
しい実施例についての以下の説明を読むと一層容易に理
解できよう。
スペースに制約があるために、一般的には通しボルト
を、発電機のような回転電機の固定子鉄心を貫通したボ
アと軸方向に整列させることができないような場合で
も、本発明の装置及び方法を用いると、上記固定子鉄心
への挿入が可能になる。上述のように、かかる通しボル
トの長さは7.62m(300インチ)程度である。通しボルト
は一般的には合金鋼で作られているが、かかる合金鋼と
しては、例えばニッケル鋼、より具体的にはニトロニッ
ク(Nitronic)32のようなニトロニック合金鋼が挙げら
れる。通しボルトは、上述したように、誘電性絶縁材で
被覆されているが、かかる誘電性絶縁材としては、例え
ば「ノメックス(Nomex)」という商品名で市販されて
いる絶縁テープが挙げられる。固定子鉄心内への通しボ
ルトの挿入中は、かかる絶縁材を保護する必要がある。
今、図面を参照すると、回転電機の固定子鉄心に形成
されたボア内に通しボルト3を挿入する装置1が示され
ている。この装置1は、それぞれ周囲に溝7が設けら
れ、支持プレート9により自由に走行可能に支持された
一対の離隔した回転可能なホイール5,5′を有する。支
持プレート9は好ましくは一対のサイドプレート11,1
1′であり、これらサイドプレートの間には、互いに離
隔した回転可能なホイール5,5′が取り付けられたシャ
フト13,13′が延び、ホイール5,5′の支持のため、さら
に間隔保持部材15がサイドプレート11,11′間に位置し
ている。支持プレートは、第1の端部17及び第2の端部
19を有し、離隔した回転可能なホイール5,5′を次のよ
うに、即ち、それらの溝が図面に参照番号21で示す第1
の共通平面内で互いに整列するよう位置決めしている。
好ましい実施例では、外周部に溝25を有する第1の対
をなす互いに隣接したガイドローラ23,23′が、支持プ
レート9の第1の端部17から間隔を置いた状態で設けら
れ、外周部に溝29を有する第2の対をなす互いに隣接し
たガイドローラ27,27′が、支持プレート9の第2の端
部19から間隔を置いた状態で設けられている。キャリッ
ジ31が、隣接したガイドローラ23,23′の第1の対及び
隣接したガイドローラ27,27′の第2の対を図面に参照
番号33で示す第2の平面内で整列位置決めするが、この
第2の平面33は、互いに離隔した回転可能なホイール5,
5′の対の平面21と平行であって、離隔した回転可能な
ホイール5,5′の溝7と第1の対をなす隣接したガイド
ローラ23,23′及び第2の対をなす隣接したガイドロー
ラ27,27′との間に通しボルト3を通すに充分な距離、
平面21から離隔している。一対の離隔した回転可能なホ
イール5,5′と互いに隣接したガイドローラの第1の対2
3,23′及び第2の対27,27′を互いに平行な平面21,33と
直角な方向に相対移動させる往復動可能な部材35、例え
ば露出したプランジャ36を有する油圧シリンダがキャリ
ッジ31に設けられている。
第1図〜第3図に示す実施例では、キャリッジ31は、
第1の対をなす互いに離隔した端プレート37,37′を有
し、これら端プレートの間には、第1の対の互いに隣接
したガイドローラ23,23′を取りつけたシャフト39,39′
が延びている。キャリッジ31は更に、第2の対をなす互
いに離隔した端プレート41,41′を有し、これら端プレ
ートの間には、第2の対の互いに隣接したガイドローラ
27,27′を取り付けたシャフト43,43′が延びている。第
1の対をなすリンクバー45,45′が支持プレート9の第
1の端部17と第1の対の互いに離隔した端プレート37,3
7′との間に延びている。リンクバー45,45′は、好まし
くは参照番号47で指示するようなシャフト13の両端に回
動取付け手段により取り付けられて支持プレート9に枢
着されると共に、離隔した端プレート37,37′の間に延
びる軸ピン49の両端に好ましくは参照番号47で指示する
ような回動取付け手段により取り付けられて互いに離隔
した端プレート37,37′の対に枢着されている。端プレ
ート37,37′は図示のように形状が好ましくは三角形で
あり、ローラ23,23′が三角形の底辺51に、軸ピン49が
三角形の頂点53に隣接して配置されている。同様に、第
2の対をなすリンクバー55,55′が支持プレート9の第
2の端部19と第2の対の互いに離隔した端プレート41,4
1′との間に延びている。リンクバー55,55′は、好まし
くは参照番号57で指示するようなシャフト13′の両端に
回動取付け具により取り付けられて支持プレート9に枢
着されると共に、離隔した端プレート41,41′の間に延
びる軸ピン59に好ましくは参照番号57で指示するような
回動取付け手段により取り付けられて互いに離隔した端
プレート41,41′の対に枢着されている。端プレート41,
41′も図示のように形状が好ましくは三角形であり、ロ
ーラ27,27′が三角形の底辺61に、軸ピン59が三角形の
頂点63に隣接して配置されている。
往復動部材35は、締結具65により支持プレート9に取
り付けられた状態でホイール5,5′の溝7の平面21と直
角な方向に支持プレート9から延びている。第1のビー
ム67が、支持プレート9から見て遠い方に位置する往復
動部材のプランジャ36に設けられたクレビス69と、第1
の対の端プレート37,37′との間に延び、第2のビーム7
1が、プランジャ36に設けられたクレビス73と、第2の
対の端プレート41,41′との間に延びている。二本のビ
ーム67,71は一端がそれぞれ軸ピン75,77によりクレビス
69,73に枢着され、他端はそれぞれ軸ピン49,59によりそ
れぞれの端プレート37,37′、41,41′に枢着されてい
る。
第4図及び第5図に参照番号81で示す本発明の別の実
施例としての装置では、キャリッジ31は、第1の対をな
す互いに離隔した端プレート37,37′を有し、これら端
プレートの間には、第1の対の互いに隣接したガイドロ
ーラ23,23′を取り付けたシャフト39,39′が延びてい
る。キャリッジ31は更に、第2の対をなす互いに離隔し
た端プレート41,41′を有し、これら端プレートの間に
は、第2の対の互いに隣接したガイドローラ27,27′を
取り付けたシャフト43,43′が延びている。U字形のタ
イビームが、第1の対の端プレート37,37′と第2の対
の端プレート41,41′との間に延びる中央部分83と、2
本の脚部分85,87とを有する。脚部分85は、中央部分83
と第1の対の互いに離隔した端プレート37,37′との間
に延び、軸ピン89によりこれら端プレートに枢着され、
これに対して、脚部分87は、中央部分83と第2の対の互
いに離隔した端プレート41,41′との間に延び、軸ピン9
1によりこれら端プレートに枢着されている。脚部分及
び中央部分の補剛のためクロスブレース93を設けるのが
良い。往復動可能な部材35はキャリッジ31の中央部分83
に取り付けられ、平面21,33と直角な方向に延びてい
る。
本発明の実施例としての装置1,81の両方において、第
1の対の回転可能なホイールと第1及び第2の対の互い
に隣接したガイドローラを相対移動させる往復動可能な
部材がキャリッジに取り付けられているが、これら2つ
の実施例では別の移動態様が得られる。第1の実施例と
しての装置1では、プランジャ36は、第1及び第2の対
の互いに隣接したガイドローラ23,23′及び27,27′を回
転可能なホイール5,5′の対に向かって移動させるが、
これに対し、第2の実施例としての装置81では、プラン
ジャ36は、回転可能なホイール5,5′の対を第1及び第
2の対の互いに隣接したガイドローラ23,23′及び27,2
7′に向かって移動させる。両方の実施例において、通
しボルト3を、互いに離隔した回転可能なホイールの対
と互いに隣接したガイドローラの第1及び第2の対との
間に通しながら、最初に送り込んだ鋭角位置から偏向さ
せてボアの端に差し向け、ボアと同軸状に位置決めして
ボアに挿入するようになっている。また、図示の実施例
では、回転可能なホイール5,5′の各側に一対の互いに
隣接したガイドローラが設けられているが、ガイドロー
ラ対のそれぞれに代えて、かかるガイドローラを一つ用
いても良く、これは本発明の範囲に属する。
本発明の使用法を第4図及び第5図を参照して説明す
る。図示のように、回転電機95は固定子鉄心97を収納し
ている。固定子鉄心は、貫通した孔又は開口101を有す
る積層板99で構成され、孔101は第1の端105及び第2の
端107を有するボア103を形成している。図示のように、
回転電機95は、通しボルト3をボア103の第1の端105内
へ軸方向に真っ直ぐ挿入できないようにする床レベル又
は基礎109の下に位置する空間内に設置されていること
が多い。本発明によれば、通しボルトを、ボア103の軸
線と鋭角αをなす線に沿ってボア103の第1の端105に向
かって送り、前端111をボア103に近づけ、後端113をボ
アから離した状態にする。
通しボルトの絶縁材が支持プレートのホイール5,5′
のところで圧縮状態になるが、支持プレート9の一端部
17から間隔を置いたローラ23,23′及び支持プレート9
の他端部19から間隔を置いたローラ27,27′が通しボル
トの外面に作用する荷重をこれらの間に分布させる。
通しボルト3を手作業で装置1に送り込んでも良い。
また、装置1を手で保持しても良く、或いは、回転電機
95に解除自在に取り付けられた取付け手段115と隣接し
た基礎109その他の支持フレームに解除自在に取り付け
られた取付け手段117の双方又はいずれか一方で支持し
ても良い。この場合の取付け手段は支持脚119から成
る。
本発明の装置を、通しボルトを固定子鉄心のボア内へ
挿入する際に用いられるものとして説明したが、本発明
に対する理解を一層深めるために参考までに述べると、
クリアランスが制御されているような場合、かかる装置
を用いて固定子鉄心から通しボルトを取り外すこともで
きる。すなわち、上述の作業を逆に行い、同軸状に挿入
されている通しボルトを装置1に送り込んで通しボルト
を偏向させボアと鋭角をなす状態にしてから通しボルト
をかかる鋭角位置で取り外す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の好ましい実施例の立面図であ
り、通しボルトがかかる装置内で直線状に位置した状態
を示す図である。 第2図は、明確化のため通しボルトを取り外した状態の
第1図のII−II線における図である。 第3図は、通しボルトを装置内で撓曲させた第1図の実
施例の立面図である。 第4図は、通しボルトを発電機のボルトの端に送り込む
状態の本発明の装置のもう一つの好ましい実施例の略図
である。 第5図は、最初は固定子鉄心のボアに対して或る角度で
挿入された通しボルトを固定子鉄心のボア内へこれと同
軸方向で挿入する第4図の実施例の略図である。 〔主要な参照番号の説明〕 3……通しボルト 5,5′……回転可能なホイール 7,25,29……溝 9……支持プレート 23,23′,27,27′……ガイドローラ 31……キャリッジ 35……往復動部材 95……回転電機 97……固定子鉄心 101……孔又は開口 103……ボア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 21/00 301 B23P 19/02 H02K 15/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転電機の固定子鉄心に設けられていて、
    互いに同軸状に整列した孔に通しボルトを挿入する装置
    であって、前記孔は、固定子鉄心を貫通すると共に第1
    の端及び第2の端を備えたボアを形成しており、当初、
    通しボルトをボアの軸線と鋭角をなす線に沿ってボアの
    第1の端に向かって送りながら挿入する装置において、
    それぞれ周囲に溝が設けられた一対の互いに離隔した回
    転可能なホイールと、第1の端部及び第2の端部を備
    え、ホイールの溝が第1の共通平面内で整列するよう前
    記ホイール対を位置設定する支持プレートと、支持プレ
    ートの第1の端部から離隔し、外周部に溝が設けられて
    いる少なくとも一つの第1のガイドローラと、支持プレ
    ートの第2の端部から離隔し、外周部に溝が設けられて
    いる少なくとも一つの第2のガイドローラと、一対の互
    いに離隔した回転可能な前記ホイールの第1の平面と平
    行であって、該平面から、通しボルトを一対の互いに離
    隔した回転可能な前記ホイールの溝と第1及び第2のガ
    イドローラとの間に通すに充分な距離、離隔した第2の
    平面内で第1及び第2のガイドローラを整列位置決めす
    るキャリッジと、キャリッジに設けられていて、一対の
    互いに離隔した回転可能な前記ホイールと第1及び第2
    のガイドローラを、平行な第1及び第2の平面と直角な
    方向に相対移動させる往復動可能な部材とを有し、それ
    により、通しボルトを、一対の互いに離隔した回転可能
    な前記ホイールと第1及び第2のガイドローラとの間に
    通しながら、前記鋭角の位置から偏向させてボアの第1
    の端に差し向け、ボアの軸線と同軸状態にしてボアに挿
    入することを特徴とする通しボルト挿入装置。
  2. 【請求項2】第1の対をなす互いに隣接した第1のガイ
    ドローラが支持プレートの第1の端部から離隔した状態
    で設けられ、該ガイドローラのそれぞれの外周部には溝
    が設けられ、第2の対をなす互いに隣接した第2のガイ
    ドローラが支持プレートの第2の端部から離隔した状態
    で設けられ、該ガイドローラのそれぞれの外周部には溝
    が設けられていることを特徴とする請求項第1項記載の
    通しボルト挿入装置。
  3. 【請求項3】キャリッジは、第1の対をなす互いに離隔
    した端プレートと、これらの端プレートの間に延びてい
    て、隣接した第1のガイドローラの前記第1の対が取り
    付けられる第1の対をなすシャフトと、第2の対をなす
    互いに離隔した端プレートと、これら端プレートの間に
    延びていて、隣接した第2のガイドローラの前記第2の
    対が取り付けられる第2の対をなすシャフトと、支持プ
    レートと第1の端部と互いに離隔した端プレートの前記
    第1の対との間に延びる第1の対をなすリンクバーと、
    支持プレートの第2の端部と互いに離隔した端プレート
    の前記第2の対との間に延びる第2の対をなすリンクバ
    ーと、互いに離隔した端プレートの前記第1の対と往復
    動可能な部材との間に延びる第1のビームと、互いに離
    隔した端プレートの前記第2の対と往復動可能な部材と
    の間に延びる第2のビームとを有し、往復動可能な部材
    は第1及び第2のビームと支持プレートとの間に延び、
    枢動可能な連結手段が、前記支持プレート対と各リンク
    バーとの間、前記端プレート対と各ビームとの間、及び
    各ビームと往復動可能な部材との間にそれぞれ設けられ
    ていることを特徴とする請求項第2項記載の通しボルト
    挿入装置。
  4. 【請求項4】互いに離隔した前記端プレートの形状は三
    角形であり、第1及び第2のガイドローラは前記三角形
    の底辺に隣接して配置され、ビーム及びリンクバーは前
    記三角形の頂点に隣接して枢着されていることを特徴と
    する請求項第3項記載の通しボルト挿入装置。
  5. 【請求項5】往復動可能な部材の端には対向したクレビ
    スが設けられ、第1及び第2のビームは向かい合ったク
    レビスに枢着されていることを特徴とする請求項第3項
    又は第4項に記載の通しボルト挿入装置。
  6. 【請求項6】キャリッジは、第1の対をなす互いに離隔
    した端プレートと、これらの端プレートの間に延びてい
    て、隣接した第1のガイドローラの前記第1の対が取り
    付けられる第1の対をなすシャフトと、第2の対をなす
    互いに離隔した端プレートと、これら端プレートの間に
    延びていて、隣接した第2のガイドローラの前記第2の
    対が取り付けられる第2の対をなすシャフトと、端プレ
    ートの前記第1の対と端プレートの前記第2の対との間
    に延びる中央部分及び該中央部分と端プレートのそれぞ
    れの対との間に延びる脚部分を備えたU字形タイビーム
    とを有し、脚部分は端プレート対のそれぞれに枢動自在
    に取り付けられ、往復動可能な部材は一端がU字形タイ
    ビームの中央部分に、他端が支持プレートに固着されて
    いることを特徴とする請求項第2項記載の通しボルト挿
    入装置。
  7. 【請求項7】互いに離隔した前記端プレートの形状は三
    角形であり、第1及び第2のガイドローラは前記三角形
    の底辺に隣接して配置され、脚部分は前記三角形の頂点
    に隣接して枢着されていることを特徴とする請求項第6
    項記載の通しボルト挿入装置。
  8. 【請求項8】回転電機の固定子鉄心に設けられていて、
    互いに同軸状に整列した孔に通しボルトを挿入する方法
    であって、前記孔は、固定子鉄心を貫通すると共に第1
    の端及び第2の端を備えたボアを形成しており、前記方
    法は、前端及び後端を有する通しボルトをボアの軸線と
    鋭角をなす線に沿ってボアの第1の端に向かって送る段
    階と、通しボルトに、前端と後端との中間で曲げ力を加
    えて前端をボアの第1の端と同軸の状態にする段階と、
    前端がボアの第2の端を通過するまで前端をボアに通し
    た状態で通しボルトをさらに送り進める段階とを有する
    ことを特徴とする通しボルト挿入方法。
  9. 【請求項9】通しボルトはニッケル基合金鋼で作られて
    おり、誘電性の被覆材が施されていることを特徴とする
    請求項第8項記載の通しボルト挿入方法。
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