JP2758879B2 - 分離型緊急通報装置 - Google Patents

分離型緊急通報装置

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JP2758879B2 JP33948595A JP33948595A JP2758879B2 JP 2758879 B2 JP2758879 B2 JP 2758879B2 JP 33948595 A JP33948595 A JP 33948595A JP 33948595 A JP33948595 A JP 33948595A JP 2758879 B2 JP2758879 B2 JP 2758879B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分離型緊急通報装置
に関し、特に安否の管理対象となる者に携帯され、この
携帯者の動作停止を検出すると異常事態と判定し無線に
より管理者に通報する緊急通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の緊急通報装置は、機械的
な手段により携帯者の動作(姿勢変化)を検出し、動作
を停止している時間があらかじめ設定された時間以上に
なった場合に自動的に無線機を介して異常通報を行って
いる(特開平4−163699号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の緊急通報装
置は、携帯者の動作を検出する手段として、リードスイ
ッチと移動する磁石との組合せとか、固定電極と可動電
極との組合せなどの機械的な接続の断続機構,変位支持
機構が用いられているので寿命が短く信頼性に欠ける。
また、通報予告がないため、誤通報が発生するおそれが
あり、実用的ではない。
【0004】本発明の目的は、機械的な接続の断続機構
及び変位支持機構を用いずに電子的な手段のみにより携
帯者の動作検出(動作停止検出)を行うことにより、携
帯者の意識がないなど手動操作が不可能な場合に自動的
に緊急通報を管理者側に通報する信頼性を向上させた分
離型緊急通報装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の分離型緊急通報
装置は、安否の管理対象となる者に携帯され、この携帯
者の動作停止を検出すると異常事態と判定し無線により
管理者に通報する緊急通報装置において、前記携帯者の
腕部に装着され、自己の識別番号を含み自己直近のみに
到達する極微電力の第1の電波信号を発信する腕部装着
装置と、当該携帯者の腰部に装着され、前記腕部装着装
置からの前記第1の電波信号を受信すると前記識別番号
を読取り、当該識別番号の読取りが可能な状態及び不可
能な状態のいずれか一方の状態のまま所定時間以上経過
すると当該携帯者が異常事態により動作を停止したもの
と判定し、当該識別番号及び緊急事態発生通知を含む第
2の電波信号を前記管理者宛てに発信する腰部装着装置
とで構成され、前記携帯者の腕の振りに応じて前記腕部
装着装置及び前記腰部装着装置相互間の距離が変化し前
記識別番号の読取りが可能な状態と不可能な状態とを交
互に繰返し、当該携帯者が前記所定時間以上動作を停止
し前記腕部装着装置及び前記腰部装着装置相互間の距離
が変化しなくなると前記管理者に当該識別番号を割当て
られた携帯者の異常を通報する構成である。
【0006】また上記構成において、前記腰部装着装置
が前記腕部装着装置に対する問合せのための第3の電波
信号を発信し、前記腕部装着装置が前記腰部装着装置か
らの前記第3の電波信号を受信したときに前記第1の電
波信号を発信する構成、あるいは、前記腰部装着装置
が、前記携帯者の知覚を通して前記管理者へ通報を行う
ことを一定時間の間予告する通報予告手段と、前記携帯
者による通報処理の中止指示を入力するリセット指示手
段とを有し、当該携帯者の動作停止検出時に前記第2の
電波信号を送信する前に前記通報予告手段を起動して当
該携帯者に通報を予告し、前記一定時間以内に前記第1
の電波信号の前記識別番号の読取り状態の変化及び前記
リセット指示手段への中止指示入力のいずれかがあれば
前記管理者への通報処理を中止し、前記一定時間以内に
前記第1の電波信号の前記識別番号の読取り状態の変化
及び前記リセット指示手段への中止指示入力のいずれも
がなければ前記管理者への通報処理を実行して前記第2
の電波信号を発信する構成とすることができる。
【0007】さらにまた、前記腕部装着装置1が、個別
の識別番号を記憶したメモリと、前記第3の電波信号の
受信及び前記第1の電波信号の送信を行うアンテナと、
前記アンテナで受信した前記第3の電波信号を電気エネ
ルギーに変換し装置内に供給する電源部と、前記メモリ
とのデータの入出力を制御し識別番号を含む前記第1の
電波信号を前記アンテナから発信させるメモリ制御部と
を有し、前記腰部装着装置が、第1のアンテナを介して
前記第3の電波信号の送信及び前記第1の電波信号の受
信を行う読取用送受信機と、あらかじめ設定された時間
を計時し計時終了後にタイムアウト信号を出力しタイマ
リセット信号でリセットされる動作停止検出用タイマ
と、第2のアンテナを介して前記第2の電波信号を送信
する通報用送信機と、前記読取用送受信機を一定時間間
隔で送信モードと受信モードとに交互に切替えさせ、受
信モードごとの前記第1の電波信号の識別番号の読取り
状態を監視し読取り状態に変化があれば前記タイマリセ
ット信号を前記動作停止検出用タイマに出力し、前記タ
イムアウト信号を入力すると前記通報用送信機に前記第
2の電波信号を送信させるCPUとを有する構成とする
ことができる。
【0008】本発明の分離型緊急通報装置は以下のよう
に動作する。携帯者の腕に装着した腕部装着装置の応答
電波(第1の電波信号)を腰部に装着した腰部装着装置
で受信し、その応答電波の受信がある状態からない状
態、又は、ない状態からある状態への状態変化の間隔時
間を動作停止検出用タイマでカウントしている。つま
り、携帯者が腕の動きを停止すると応答電波を受信しな
くなったり、または、応答電波を受信しっぱなしになる
ので、設定時間計時後タイマがタイムアウトする。タイ
マがタイムアウトすると振動,音響,光等による予告を
行い、携帯者に注意を促す。携帯者がこの振動に気がつ
けばリセットスイッチを押して、通報予告を解除する。
携帯者がリセットスインチの操作をしないである時間
経過すると自動的に通報を行う。このように、本装置は
電気的に携帯者の動作検知をおこなっているため機械的
な検知を行う従来のシステムに比べ非常に長い耐用期間
を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すブロ
ック構成図であり、図2はその外観構成図である。図2
(a)は腕部装着装置1の斜視図である。腕部装着装置
1はベルト1bを有し安否の管理対象者(携帯者)の腕
首付近に装着可能である。図2(b),(c)はそれぞ
れ腰部装着装置2の前面側斜視図,後面側斜視図であ
る。腰部装着装置2はベルトクリップ2bを有し携帯者
の腰部付近(ベルト)に装着可能である。
【0010】図1において、分離型緊急通報装置は腕部
装着装置1と腰部装着装置2とに分離されており、腕部
装着装置1は、個別の識別番号のデータを記憶するEE
PROM10と、腰部装着装置2との間で質問電波の受
信及び応答電波の送信を行うアンテナ13と、アンテナ
13で受信した質問電波を電気エネルギーに変換し装置
内に供給する電源部12と、EEPROM10とのデー
タの入出力を制御し識別番号を含む応答電波をアンテナ
13から発信させるメモリ制御部11とを有している。
このようなEEPROM10内の識別番号は外部から電
波信号としてアンテナ13に入力することにより登録,
変更が可能である。なお、電源部12を電池で構成し、
質問電波を受信しなくても電源供給を行うようにするこ
ともできる。質問電波のエネルギーで動作するパッシブ
型の識別番号発信装置としては、テキサス・インスツル
メント社のタイリス(TIRIS:登録商標)に用いら
れるトランスポンダがある。
【0011】図1において、腰部装着装置2は、装置内
全体を制御するCPU20と、アンテナ22を介して腕
部装着装置1との間で質問電波の送信及び応答電波の受
信を行う読取用送受信機21と、それぞれあらかじめ設
定された時間を計時し計時終了後にタイムアウト信号を
出力し、CPU6からのタイマリセット信号でリセット
される動作停止検出用,通報予告用のタイマ23,24
と、携帯者に対し通報を予告する通報予告デバイス25
と、通報を中止させるためのリセットスイッチ26と、
アンテナ28を介して管理者の受信機3へ通報電波を送
信する通報用送信機27と、装置内各部へ電源を供給す
る図示していない電源部のオン・オフを行うための電源
スイッチ29とを有している。なお、腕部装着装置1が
質問電波を受信せずに電源を自給できる場合は、読取用
送受信機21の質問電波の送信機能は不要であり、応答
電波の受信機能のみがあればよい。また、通報予告を行
わない場合は、通報予告用のタイマ24及び通報予告デ
バイス25は備えなくてよい。さらに、通報用送信機2
7が通報電波を送信中か否かの表示手段を設けることも
できる。
【0012】次に、図1,2に示す実施の形態例の動作
を図3の使用状態の説明図を併せ参照して詳細に説明す
る。分離型緊急通報装置の使用者(携帯者)は、腕部装
着装置1を腕の先付近に装着し、腰部装着装置2を腕部
装着装置1が接近可能な位置(腰)付近のベルト等に装
着する。これらの装着後に腰部装着装置2の電源スイッ
チ29をオンする。このとき、動作停止検出用のタイマ
23は所定時間(例えば、1分)の時間値のカウントダ
ウンを開始し、読取用送受信機21はアンテナ22を通
して到達距離約100mm程度の極めて微弱な質問電波
の送信を開始する。もし、腕に装着した腕部装着装置1
のアンテナ13がこの質問電波を受信すると、質問電波
を電源部12で電気エネルギーに変換し、メモリ制御部
11に電源供給を行う。電源供給されたメモリ制御部1
1はEEPROM10に書込まれている識別番号を読み
だし、アンテナ13から応答電波として送信する。この
応答電波の電力は、到達距離約100mm程度の極めて
微弱なものとする。なお、質問電波及び応答電波のいず
れか一方の送信電力が極微電力であればよく、通常は応
答電波側の到達距離を制限し、質問電波側のそれはもっ
と大きくてもかまわないようにする。ここで、携帯者が
正常状態で歩行しているとすると、図3(a),
(b),(c)に示すように腕を腰の前後に振ることに
より、腰部装着装置2においては、腕部装着装置1から
の応答電波の受信ができたり、できなかったりを周期的
に繰返す。携帯者に異常が生じ動作(腕の振り)が停止
すると、腕部装着装置1の腰部装着装置2に対する位置
に応じて応答電波の受信状態が可能状態か、不可能状態
かのいずれか一方のままとなる。なお、歩行以外の動作
に対する監視を行うときは、腕部装着装置1及び腰部装
着装置2相互間の最接近距離に応じて応答電波の到達距
離、すなわち腕部装着装置1の送信能力及び腰部装着装
置2の受信能力を調整する。
【0013】読取用送受信機21は一定時間(例えば、
数ミリ秒)間隔で質問電波の送信モードと応答電波の受
信モードとを交互に切替える。読取用送受信機21は応
答電波の受信モード中に腕部装着装置1からの応答電波
を受信するとその受信信号をデジタル変換しCPU20
にデジタルデータとして出力する。CPU20は、腕部
装着装置1個別の識別番号と、その識別番号の応答電波
受信モードのタイミングごとの受信状態(受信/未受
信)とを登録する記憶領域を持っている。CPU20
は、応答電波受信モードごとに読取用送受信機21から
のデータを監視し、入力されたデータから識別番号を検
出すると(識別番号が登録されていなければ新規に登録
する)、対応する受信状態記憶領域に「受信」を登録
し、検出しなければ「未受信」のままとする。CPU2
0は、応答電波受信モードごとの終了時点に識別番号の
受信状態を前回の受信状態と比較する。比較した結果、
受信状態に変化(受信→未受信、または未受信→受信)
があれば、腕部装着装置1の位置に変化があったと認識
し、タイマリセット信号としてワンショットパルスをタ
イマ23のリセット端子に出力する。一方、受信状態に
変化がなければ、腕部装着装置1の位置に変化がなかっ
たと認識し、タイマリセット信号を出力しない。タイマ
リセット信号が入力されたタイマ23は動作停止検出用
計時のカウントダウンをリセットする。もし、タイマ2
3の設定時間(例えば、1分)内にタイマリセット信号
が入力されない場合、すなわち当該設定時間の間に腕部
装着装置1の位置に変化がなかった場合には、タイマ2
3がタイムアウトしてタイムアウト信号をCPU20に
入力する。
【0014】タイマ23からのタイムアウト信号が入力
されたCPU20は、バイブレーションモータ,ブザ
ー,あるいはランプ等で構成される通報予告デバイス2
5により振動や音響を発生させたり、あるいは光を点滅
させたりして、携帯者に緊急通報を行うことの予告を行
うとともに、通報予告用のタイマ24の計時を開始させ
る。このとき、携帯者がこの予告に気が付いた場合に
は、リセットスイッチ26をオンするか、腕部装着装置
1を動かして応答電波の受信状態に変化を与えるかする
と、CPU20はタイマ24をリセットし計時を停止さ
せる。通報予告後に一定時間(例えば、10秒)経過し
てもリセットスイッチ26の操作、あるいは応答信号の
受信状態変化がない場合には、タイマ24がタイムアウ
トしてタイムアウト信号をCPU20に入力する。CP
U20は、タイマ24からタイムアウト信号が入力され
ると、携帯者に異常事態が発生したと判断し、通報用送
信機27よりアンテナ28を介して通報電波(受信した
腕部装着装置1の識別番号)を送信する。この通報電波
はアンテナ31を通して受信機3で受信され、管理者は
その識別番号が割当てられた腕部装着装置1の使用者
(携帯者)の異常を知ることができる。なお、腰部装着
装置2からの通報電波の発信は1回だけでもよいが、通
常は、所在位置を確認するためにも連続して発信する。
この場合、通報電波発信中を何らかの表示手段により表
示する。この表示手段は通報予告デバイスと兼用させる
ことができ、通報予告の場合と振動,音響,光のオン・
オフ・パターンや強度を異ならせる。また、腰部装着装
置2から一旦、通報電波を発信開始すると、電源スイッ
チ29をオフにしない限り発信を停止させることはでき
ない。
【0015】以上説明したように本発明の分離型緊急通
報装置は、緊急通報を行う本体である腰部装着装置から
識別番号を登録した腕部装着装置を分離して使用するよ
うにしてあるため、複数の使用者で使用する場合、腕部
装着装置を各使用者に1台ずつ割当て専用とし、腰部装
着装置を複数の使用者に共通とすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の分離型緊急
通報装置は、識別番号を極微電力の第1の電波信号とし
て発信する腕部装着装置と、識別番号の受信状態に応じ
て管理者への通報を第2の電波信号として発信する腰部
装着装置とに2分し、腕部装着装置を携帯者の腕に、腰
部装着装置をその腰に装着し、携帯者が腕を動かすこと
により腰部装着装置における腕部装着装置からの識別番
号の読取り状態が可能/不可能間で変化することを利用
して携帯者の異常状態(動作停止)を検出可能ととして
いるので、従来技術のような機械的な接続の断続機構及
び変位支持機構を用いずに電子的な手段のみにより携帯
者の動作検出(動作停止検出)を行い、携帯者の意識が
ないなど手動操作が不可能な場合に自動的に緊急通報を
管理者側に通報することができ、信頼性を向上させ携帯
者の安全性の向上をもたらす効果がある。また、識別番
号は腕部装着装置のみに登録しておけばよいので、携帯
者となる者が複数いる場合、あらかじめ各人に識別番号
の異る腕部装着装置をそれぞれ配布しておき、実際に安
否を監視する必要のあるときのみ腰部装着装置を装着す
るようにすることができるので、緊急通報時に識別番号
に応じてどの携帯者からの通報か識別することができる
とともに、腰部装着装置の必要数を減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態例の外観構成を示す図で
あり、分図(a)は腕部装着装置の斜視図、分図
(b),(c)はそれぞれ腰部装着装置の前面側斜視
図,後面側斜視図である。
【図3】分図(a),(b),(c)は本発明の分離型
緊急通報装置の使用状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 腕部装着装置 2 腰部装着装置 10 EEPROM 11 メモリ制御部 12 電源部 20 CPU 21 読取用送受信機 23,24 タイマ 25 通報予告デバイス 26 リセットスイッチ 27 通報用送信機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安否の管理対象となる者に携帯され、こ
    の携帯者の動作停止を検出すると異常事態と判定し無線
    により管理者に通報する緊急通報装置において、 前記携帯者の腕部に装着され、自己の識別番号を含み自
    己直近のみに到達する極微電力の第1の電波信号を発信
    する腕部装着装置と、 当該携帯者の腰部に装着され、前記腕部装着装置からの
    前記第1の電波信号を受信すると前記識別番号を読取
    り、当該識別番号の読取りが可能な状態及び不可能な状
    態のいずれか一方の状態のまま所定時間以上経過すると
    当該携帯者が異常事態により動作を停止したものと判定
    し、当該識別番号及び緊急事態発生通知を含む第2の電
    波信号を前記管理者宛てに発信する腰部装着装置とで構
    成され、 前記携帯者の腕の振りに応じて前記腕部装着装置及び前
    記腰部装着装置相互間の距離が変化し前記識別番号の読
    取りが可能な状態と不可能な状態とを交互に繰返し、当
    該携帯者が前記所定時間以上動作を停止し前記腕部装着
    装置及び前記腰部装着装置相互間の距離が変化しなくな
    ると前記管理者に当該識別番号を割当てられた携帯者の
    異常を通報することを特徴とする分離型緊急通報装置。
  2. 【請求項2】 前記腰部装着装置が前記腕部装着装置に
    対する問合せのための第3の電波信号を発信し、前記腕
    部装着装置が前記腰部装着装置からの前記第3の電波信
    号を受信したときに前記第1の電波信号を発信すること
    を特徴とする請求項1記載の分離型緊急通報装置。
  3. 【請求項3】 前記腰部装着装置が、前記携帯者の知覚
    を通して前記管理者へ通報を行うことを一定時間の間予
    告する通報予告手段と、前記携帯者による通報処理の中
    止指示を入力するリセット指示手段とを有し、当該携帯
    者の動作停止検出時に前記第2の電波信号を送信する前
    に前記通報予告手段を起動して当該携帯者に通報を予告
    し、前記一定時間以内に前記第1の電波信号の前記識別
    番号の読取り状態の変化及び前記リセット指示手段への
    中止指示入力のいずれかがあれば前記管理者への通報処
    理を中止し、前記一定時間以内に前記第1の電波信号の
    前記識別番号の読取り状態の変化及び前記リセット指示
    手段への中止指示入力のいずれもがなければ前記管理者
    への通報処理を実行して前記第2の電波信号を発信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の分離型緊急通
    報装置。
  4. 【請求項4】前記腕部装着装置1が、個別の識別番号を
    記憶したメモリと、前記第3の電波信号の受信及び前記
    第1の電波信号の送信を行うアンテナと、前記アンテナ
    で受信した前記第3の電波信号を電気エネルギーに変換
    し装置内に供給する電源部と、前記メモリとのデータの
    入出力を制御し識別番号を含む前記第1の電波信号を前
    記アンテナから発信させるメモリ制御部とを有し、 前記腰部装着装置が、第1のアンテナを介して前記第3
    の電波信号の送信及び前記第1の電波信号の受信を行う
    読取用送受信機と、あらかじめ設定された時間を計時し
    計時終了後にタイムアウト信号を出力しタイマリセット
    信号でリセットされる動作停止検出用タイマと、第2の
    アンテナを介して前記第2の電波信号を送信する通報用
    送信機と、前記読取用送受信機を一定時間間隔で送信モ
    ードと受信モードとに交互に切替えさせ、受信モードご
    との前記第1の電波信号の識別番号の読取り状態を監視
    し読取り状態に変化があれば前記タイマリセット信号を
    前記動作停止検出用タイマに出力し、前記タイムアウト
    信号を入力すると前記通報用送信機に前記第2の電波信
    号を送信させるCPUとを有することを特徴とする請求
    項2記載の分離型緊急通報装置。
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