JP2758564B2 - 分周装置及び歯車研削装置及び砥石成形装置 - Google Patents

分周装置及び歯車研削装置及び砥石成形装置

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JP2758564B2 JP10636494A JP10636494A JP2758564B2 JP 2758564 B2 JP2758564 B2 JP 2758564B2 JP 10636494 A JP10636494 A JP 10636494A JP 10636494 A JP10636494 A JP 10636494A JP 2758564 B2 JP2758564 B2 JP 2758564B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分周装置及び歯車研削
装置及び砥石成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、各種装置で複数の可動部を同期制
御するために分周装置などが利用されている。この分周
装置とは、パルス等で入力される基準信号を数分の一に
分周して分周信号をパルス等で出力するものである。
【0003】例えば、このような分周装置を利用した歯
車研削装置では、ネジ条砥石の回転速度などに対応した
基準信号をサンプリングし、この基準信号を分周装置で
分周信号に変換し、この分周信号に対応して歯車の素材
の回転速度などを制御することで、この歯車の素材とネ
ジ条砥石との回転駆動を同期制御している。なお、この
ような歯車研削装置では、例えば、ネジ条砥石の回転速
度に対応した基準信号もサンプリングし、素材の搬送速
度とネジ条砥石の駆動速度との基準信号が分周装置の分
周比率となるように、素材の搬送装置とネジ条砥石の駆
動装置との少なくとも一方を駆動制御することなども実
行している。
【0004】ここで、従来の分周装置は基準信号を数分
の一に分周する機能しか具備しないので、上述のような
歯車研削装置ではネジ条砥石と素材との基準信号の生成
装置の分解能を一致させる必要がある。しかし、一般的
に素材の搬送速度はネジ条砥石の駆動速度などに比較し
て極度に低速であるため、分周によりネジ条砥石の駆動
速度の基準信号の大部分を間引いており、無駄に高密度
な基準信号を出力していることになる。さらに、上述の
ような歯車研削装置で歯車を創成する場合、この加工精
度に対応した分解能に歯車の歯数を乗算した数値の倍数
の基準信号を出力する必要があるので、大型の歯車を創
成するためには極度に高分解能の信号生成装置が必要と
なる。
【0005】また、上述のように歯車を創成するネジ条
砥石も砥石成形装置で成形するようになっており、この
ような砥石成形装置もネジ条砥石の素材の回転とドレッ
サの移動とを分周装置で同期制御するようになってい
る。しかし、このような砥石成形装置において、上述の
ように分周装置の分離比率が数分の一であると、ネジ条
砥石のリードを任意に設定することはできない。
【0006】そこで、上述のような課題を解決するため
に本発明者が提案した分周装置が、特開平2-109626号公
報に同期制御歯車研削盤の同期制御回路に分周演算回路
として開示されている。この分周演算回路は、分周比率
を数分の一だけでなく所定の分数とすることができるの
で、素材の搬送装置とネジ条砥石の駆動装置との基準信
号の生成装置の分解能を個々に設定することができる。
このため、この分周演算回路では、素材の搬送装置やネ
ジ条砥石の駆動装置などに適正な基準信号の生成装置を
設けることができ、大型の歯車を研削等で創成する場合
でも極度に高分解能の信号生成装置は必要でなく、成形
するネジ条砥石のリードを任意に設定することもでき
る。
【0007】ここで、上記公報に開示された分周演算回
路は、図6に例示するフローチャートの分周演算を実行
することで、歯車研削や砥石成形における基準信号であ
るマスタパルスをN/Mの比率で分周した分周信号であ
るスレーブパルスを出力するようになっている。なお、
NとMとは任意の整数で演算回路の最大桁まで設定自在
となっており、ここではMを分周演算におけるカウンタ
ーとしてNを被分周定数としている。
【0008】そして、この分周演算回路は、マスタパル
スの発生毎にカウンターMへ被分周定数Nを加算(又は
減算)し、カウンターMがオーバーフロー(又はアンダ
ーフロー)した時のキャリー信号(又はボロー信号)に
よってスレーブパルスを出力する。この時、カウンター
Mには被分周定数の余りがキャリー信号(又はボロー信
号)の発生毎に累積されることになるが、結果的に余り
の累積値が被分周定数Nを超過することはない。これ
は、スレーブパルスの出力パターンが循環的に繰返され
ることを表しており、被分周定数Nの因数(N以下の割
り切れる整数)で割切れるMの最小となる整数値がスレ
ーブパルスの出力パターンとなる。
【0009】より具体的には、各種の歯数の歯車を研削
で創成する場合、その分周演算におけるスレーブパルス
の出力パターンは、図7(a)〜(c)に例示するよう
になる。この図中、Pm1はスレーブパルスの出力パター
ンが循環的に繰り返される場合のマスターパルスのカウ
ント量で、Ps1はその時のスレーブパルスのカウント量
である。
【0010】歯車研削におけるマスターパルスをN/M
で分周したスレーブパルスは、量子化されたデジタル量
であるので、厳密にはアナログ的に連続した同期制御を
実現する理論値とは若干の誤差が生じる。ここで発生す
る誤差は、上記で述ベた被分周定数Nの余りが累積する
ことにより発生するものであり、同じパターンが循環的
に繰り返されるので、その最大誤差△εmax1は次式で表
すことができる。
【0011】 △εmax1=(△Pm1/T)×m−(△Ps1/i)×n (式1) m=INT[(T/i)×n]+1 (式2) n番目のスレーブパルスの誤差が最大となるとき、マス
ターパルスはm番目となる。ここで、△Pm1、△Ps1
それぞれのマスターパルス、スレーブパルスの最小ステ
ツプ単位(deg/puls)で、Tは創成する歯車の歯数、i
は歯車の素材を回転駆動する駆動機構の減速比である。
又、分周比率が大きい程△ε1 は小さくなり、M=N+
1の時の誤差が最大となるが、上式で歯数Tが減速比i
より大きいので実用上問題はない。そこで、歯車研削装
置がネジ条砥石で歯車の素材であるワークを研削する場
合、ネジ条砥石の回転数をS(rpm)とすると、ワークか
ら形成する歯車の歯数をT(枚)としたとき、ワークの
回転数C(rpm)は次式で表される。
【0012】 C=S/T (式3) 上式により、ワークが一回転するとネジ条砥石がT回転
することになる。
【0013】そこで、ネジ条砥石の一回転当たりのパル
ス数をΣPm1(puls/rev)、ワークを駆動するサーボモ
ータの一回転当たりのパルス数をΣPs1(puls/rev)、
Mをマスタパルスの毎分当たりのカウント、Nをスレー
ブパルスの毎分当たりのカウントとすると、分周比率N
/Mより次式が成立する。
【0014】 N/M=(ΣPs1×C×i)/(ΣPm1×S) =(ΣPs1×i)/(ΣPm1×T) (式4) ここで、ΣPm1=ΣPs1とした時はN/M=i/Tとな
るので、カウンターMにワークの歯数Tを加工条件とし
て設定し、被分周定数Nにはワークの減速比iを加工条
件として設定することで、任意の歯数の歯車を研削する
ための分周演算が実行される。
【0015】一方、図8に示すように、砥石成形におけ
るマスタパルスの分周演算も、ワーク研削と同様にN/
Mの比率でスレーブパルスを出力することを目的として
おり、ネジ条砥石の回転に対してドレッサを直線状に移
動させることで、連続したリードを成形することが可能
である。この成形するネジ条砥石のリードLは、歯車の
歯の大きさを示すモジュール:MODによりL=π×M
OD(πは円周率)で表される。従って、マスタパルス
の最小ステップ単位を△Pm2(deg/puls)、スレーブパ
ルスの最小ステップ単位を△Ps2(mm/puls)とした場
合、分周比率N/Mは次式で表すことができる。
【0016】 N/M=ΣPs2/ΣPm2 =(π×MOD/△Ps2)/(360/△Pm2) (式5) ここで、ΣPs2はドレッサの移動に必要なリードLに相
当するパルス数であり、ΣPm2 はネジ条砥石の一回転
当たりのマスタパルス数である。
【0017】しかし、上記した式5の分周比率は、分子
の項に非整数である円周率π(無理数)が含まれている
ため、分周演算を整数の分数として取扱うことができな
い。そこで、このような場合には、上式の右辺にできる
だけ近似するようなN’/M’となる整数比として、左
辺のM’、N’を求めることにより解決される。(連分
数解析法)しかし、これはあくまで近似的にN’/M’
となるように分周比率を求めたものであるから、結果と
して分周演算による誤差が累積されることになる。
【0018】一般に、ネジ条砥石の成形に必要なドレッ
サの搬送は、一定の有限区間における直線状の往復だけ
であり、その有効ストローク範囲以内で、前記の分周
N’/M’による誤差の累積値が、ドレッサの移動の最
小ステップ単位△Ps2(mm/puls)より小さければ問題
はない。そのためにN’/M’をできる限り大きな整数
比として求めるほうが良い結果が得られる。そして、砥
石成形における分周演算においても歯車研削の場合と同
様に、スレーブパルスの出力パターンが循環的に繰り返
され、その際に発生する誤差も循環的となり、その最大
誤差△εmax2は次式で表すことができる。
【0019】 △εmax2=π×MOD/ΣPm2 (式6) ここで、ΣPm2はネジ条砥石一回転当たりのパルス数で
ある。
【0020】従って、成形の分周パターンにより発生す
る循環誤差を小さくするためには、ΣPm2を大きくすれ
ば良いことになる。さらに、分周演算によりスレーブパ
ルスの生成されるパターンが循環的に一定のサイクルで
繰り返され、特にドレッサの往復移動においては、任意
の位置で反転した場合でも往路と復路が同じ経路を移動
することになり、繰り返し往復運動における分周演算上
の誤差が一致するために、極めて再現性の良い同期制御
が実現可能である。
【0021】そこで、図8に示すものは、モジュール
2.5の歯車を創成するネジ条砥石を成形する場合の、分
周演算による分周信号であるスレーブパルスの出力パタ
ーンの具体的な一例である。この場合、前述した(式
5)に従って求められたN/Mは、0.218166156499…と
なり、整数比となる近似値N’/M’はそれぞれN’=
26087 、M’=119574として求められる。このときの
N’/M’は、0.2181661565223 …であり、理論的な分
周比率N/Mとの誤差△ε2’ は、 2.303×10~11 であ
る。この誤差は、循環的に繰り返される分周パターンの
一周期毎に発生する微少な誤差として累積されて行くも
のであるが、スレーブパルスの生成されるパターン内に
おける循環誤差△εmax2に比較して微少なものであり、
砥石成形範囲の限られたストロークにおいては無視して
も差し支えない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した分周演算回路
は、図6にフローチャートとして例示したような分周演
算を実行することで、整数を整数で分数とした所定の比
率でマスタパルスをスレーブパルスに分周することがで
きる。従って、このような分周演算回路を利用した歯車
研削装置は、ネジ条砥石の回転駆動の基準信号を無駄に
高密度化する必要がなく、上述のような分周演算回路を
利用した歯車成形装置は、略所望のリードでネジ条砥石
を成形することができる。
【0023】しかし、上述のような分周演算回路は、入
力される基準信号で前述のような演算処理を実行するこ
とで分周信号を出力するので、この分周演算の処理速度
が信号変換の限界速度となっている。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
予め基準信号を所定比率に分周演算した分周信号の出力
パターンが格納されたパターン記憶手段を設け、基準信
号が入力される信号入力手段を設け、この信号入力手段
によって入力された基準信号の発生パターンを解析する
パターン解析手段を設け、このパターン解析手段が解析
した基準信号の発生パターンで前記パターン記憶手段か
ら分周信号の出力パターンを読出すパターン読出手段を
設け、このパターン読出手段が読出した出力パターンで
分周信号を出力する信号出力手段を設けた。
【0025】請求項2記載の発明は、歯車の素材を回転
自在に軸支する素材駆動機構と、ネジ条砥石を回転自在
に軸支する砥石駆動機構と、この砥石駆動機構の回転の
位相に対応して基準信号を出力する信号生成手段と、こ
の信号生成手段が生成した基準信号に基づいて所定比率
で分周信号を出力する分周装置と、この分周装置が出力
する分周信号と前記信号生成手段が出力した基準信号と
に対応して前記素材駆動機構と前記砥石駆動機構との回
転速度を同期制御する同期制御手段とを具備した歯車研
削装置において、予め基準信号を所定比率に分周演算し
た分周信号の出力パターンが格納されたパターン記憶手
段を設け、基準信号が入力される信号入力手段を設け、
この信号入力手段によって入力された基準信号の発生パ
ターンを解析するパターン解析手段を設け、このパター
ン解析手段が解析した基準信号の発生パターンで前記パ
ターン記憶手段から分周信号の出力パターンを読出すパ
ターン読出手段を設け、このパターン読出手段が読出し
た出力パターンで分周信号を出力する信号出力手段を設
け、前記パターン記憶手段と前記信号入力手段と前記パ
ターン解析手段と前記パターン読出手段と前記信号出力
手段とで前記分周装置を形成した。
【0026】請求項3記載の発明は、ドレッサを移動自
在に軸支するドレッサ駆動機構と、ネジ条砥石の素材を
回転自在に軸支する素材駆動機構と、この素材駆動機構
の回転の位相に対応して基準信号を出力する信号生成手
段と、この信号生成手段が生成した基準信号に基づいて
所定比率で分周信号を出力する分周装置と、この分周装
置が出力する分周信号と前記信号生成手段が出力した基
準信号とに対応して前記ドレッサ駆動機構の移動速度と
前記素材駆動機構の回転速度とを同期制御する同期制御
手段とを具備した砥石成形装置において、予め基準信号
を所定比率に分周演算した分周信号の出力パターンが格
納されたパターン記憶手段を設け、基準信号が入力され
る信号入力手段を設け、この信号入力手段によって入力
された基準信号の発生パターンを解析するパターン解析
手段を設け、このパターン解析手段が解析した基準信号
の発生パターンで前記パターン記憶手段から分周信号の
出力パターンを読出すパターン読出手段を設け、このパ
ターン読出手段が読出した出力パターンで分周信号を出
力する信号出力手段を設け、前記パターン記憶手段と前
記信号入力手段と前記パターン解析手段と前記パターン
読出手段と前記信号出力手段とで前記分周装置を形成し
た。
【0027】
【作用】請求項1記載の発明は、予め基準信号を所定比
率に分周演算した分周信号の出力パターンをパターン記
憶手段に格納しておき、信号入力手段によって入力され
た基準信号の発生パターンをパターン解析手段が解析す
ると、この基準信号の発生パターンでパターン読出手段
がパターン記憶手段から分周信号の出力パターンを読出
し、この出力パターンで信号出力手段が分周信号を出力
する。
【0028】請求項2記載の発明は、砥石駆動機構の信
号生成手段が出力する基準信号に基づいて分周装置が所
定比率で分周信号を出力し、この分周信号と基準信号と
に対応して同期制御手段が素材駆動機構と砥石駆動機構
との回転の位相を同期制御することにより、分周装置は
予め格納された分周信号を基準信号に対応して高速に出
力するので、素材駆動機構による素材の回転駆動と砥石
駆動機構によるネジ条砥石の回転駆動とが高速に同期す
る。
【0029】請求項3記載の発明は、素材駆動機構の信
号生成手段が出力する基準信号に基づいて分周装置が所
定比率で分周信号を出力し、この分周信号と基準信号と
に対応して同期制御手段が素材駆動機構とドレッサ駆動
機構との回転の位相を同期制御することにより、分周装
置は予め格納された分周信号を基準信号に対応して高速
に出力するので、素材駆動機構による素材の回転駆動と
ドレッサ駆動機構によるドレッサの搬送駆動とが高速に
同期する。
【0030】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。まず、本実施例で例示する歯車研削装置1は、
砥石成形装置を兼用しており、分周装置2を具備してい
る。そして、この歯車研削装置1では、図2に例示する
ように、歯車研削用の砥石駆動機構3として、ネジ条砥
石4を交換自在に軸支する砥石軸5が砥石軸駆動歯車列
6に連結されており、この砥石駆動機構3の回転の位相
に対応して基準信号を出力する信号生成手段である基準
信号発生器7と砥石軸モータ8とが前記砥石軸駆動歯車
列6に連結されている。
【0031】また、この歯車研削装置1では、砥石成形
用の素材駆動機構9として、その回転の位相に対応して
基準信号を出力する信号生成手段である基準信号発生器
10と電磁クラッチ11とが前記砥石軸駆動歯車列6に
連結されており、この砥石軸駆動歯車列6に前記電磁ク
ラッチ11でウォーム減速器12を介して砥石軸モータ
13が接離自在に連結されるようになっている。
【0032】さらに、この歯車研削装置1では、歯車研
削用の素材駆動機構14として、ロータリーエンコーダ
等のフイードバック位置検出器15が直結されたサーボ
モータ16がワーク減速歯車列17に連結されており、
このワーク減速歯車列17に歯車の素材であるワーク1
8が着脱自在に装着されるようになっている。
【0033】また、この歯車研削装置1では、砥石成形
用のドレッサ駆動機構19として、ロータリーエンコー
ダ等のフイードバック位置検出器20が直結されたサー
ボモータ21がドレッサ搬送ネジ22に連結されてお
り、このドレッサ搬送ネジ22に連結された移動自在な
成形台テーブル23にドレッサ24が取付けられてい
る。
【0034】そして、この歯車研削装置1では、前記砥
石駆動機構3と前記素材駆動機構9との前記基準信号発
生器7,10が前記分周装置2に接続されており、この
分周装置2に接続された同期制御手段である位置制御回
路(図示せず)が、前記素材駆動機構14と前記ドレッ
サ駆動機構19とのサーボモータ16,21に接続され
ている。さらに、これらのサーボモータ16,21に直
結された前記フィードバック位置検出器15,20が前
記位置制御回路に接続されることで、前記分周装置2が
出力する分周信号と前記基準信号発生器7,10が出力
した基準信号とに対応して前記駆動機構3,9,14,
19の動作速度を前記位置制御回路が同期制御するよう
になっている。
【0035】そこで、この歯車研削装置1の前記分周装
置2は、図1に例示するように、前記基準信号発生器
7,10に接続されて基準信号が入力される信号入力手
段である基準信号入力部25と、前記駆動機構3,9,
14,19の駆動方向の正逆を示すアップ/ダウン信号
が入力されるアップダウン信号入力部26とが、基準信
号に対応して任意の数値をカウントするプログラマブル
なアップダウンカウンタ27に接続されている。さら
に、このアップダウンカウンタ27と、前記駆動機構
3,9,14,19の同期制御に必要な基準ストローブ
信号を発生する基準ストローブ信号発生装置28と、歯
車の歯数やネジ条砥石4のリードなどの設定信号が入力
される設定信号入力部29とが、パターン記憶手段であ
る記憶装置30に接続されている。
【0036】ここで、この分周装置2では、基準信号を
所定比率に分周演算した分周信号の出力パターンが予め
算定されており、この分周信号の出力パターンが前記記
憶装置30に格納されている。つまり、基準信号を所定
比率に分周演算した分周信号は、従来例において図7及
び図8に基づいて説明したように、その出力パターンに
規則性がある。そこで、この分周信号の出力パターンは
予め算定しておくことが可能であるので、この分周装置
2は、基準信号を所定比率に分周演算した分周信号の出
力パターンを前記記憶装置30に予め格納しておくよう
になっている。
【0037】そして、前記基準信号入力部25によって
入力された基準信号に基づいてパターン読出手段が前記
記憶装置30から分周信号の出力パターンを読出すよう
になっている。この読出された出力パターンで信号出力
手段であるパルス発生装置31が分周信号出力部32か
ら分周信号を出力するようになっているので、この分周
信号と前記アップダウン信号入力部26からアップダウ
ン信号出力部33に伝送されるアップダウン信号とが前
記位置制御回路に入力されるようになっている。
【0038】このような構成において、この歯車研削装
置1は、従来と同様に、砥石駆動機構3でネジ条砥石4
を回転駆動すると共に素材駆動機構14でワーク18を
回転駆動することで、このワーク18を歯車に創成する
ようになっており、ドレッサ駆動機構19でドレッサ2
4を搬送駆動すると共に素材駆動機構9で素材(図示せ
ず)を回転駆動することで、この素材をネジ条砥石4に
成形するようになっている。
【0039】そして、この歯車研削装置1が上述のよう
にして歯車を創成する場合、ネジ条砥石4の回転の位相
に対応した基準信号を基準信号発生器7が発生すると、
分周装置2が基準信号の発生パターンやアップダウン信
号で設定された駆動方向や設定信号で指定された歯車の
歯数などに対応して、図3のフローチャートで例示する
ような演算処理を実行する。つまり、この分周装置2
は、入力される基準信号と駆動方向とに基づいてアップ
ダウンカウンタ27で数値をカウントし、この数値に対
応して記憶装置30から分周信号の出力パターンを読出
し、この出力パターンでパルス発生装置31が分周信号
を出力する。そこで、この分周装置2から分周信号が入
力される位置制御回路が素材駆動機構14のサーボモー
タ16を駆動制御することで、この素材駆動機構14に
よるワーク18の回転駆動と砥石駆動機構3によるネジ
条砥石4の回転駆動とが同期することになる。
【0040】同様に、この歯車研削装置1がネジ条砥石
4を成形する場合、ネジ条砥石4の素材の回転の位相に
対応した基準信号を基準信号発生器10が発生すると、
分周装置2が上述のような演算処理を実行して分周信号
を出力するので、この分周信号が入力される位置制御回
路がドレッサ駆動機構19のサーボモータ21を駆動制
御することで、このドレッサ駆動機構19によるドレッ
サ24の搬送駆動と素材駆動機構9による砥石の回転駆
動とが同期することになる。
【0041】そして、この歯車研削装置1の分周装置2
は、上述のように基準信号に対応して分周信号を出力す
る場合に処理時間が多大な分周演算を実行する必要がな
く、予め基準信号の分周演算で算定した分周信号を選択
的に読出すだけなので、その処理速度が極めて高速であ
る。特に、この分周装置2は、アルゴリズムに加算や減
算を包含しないので、この桁上りや桁下りの連続による
処理時間の増長などが発生することがなく、その処理時
間が安定しているので、基準信号を分周信号に変換する
動作の速度を極めて高速に設定することができる。
【0042】そこで、このような分周装置2を具備した
歯車研削装置1は、歯車を創成する場合、素材駆動機構
14によるネジ条砥石4の回転駆動と砥石駆動機構3に
よるワーク18の回転駆動とを高速で同期させることが
できるので、歯車の生産性の向上に寄与することがで
き、ネジ条砥石4を成形する場合、ドレッサ駆動機構1
9によるドレッサ24の搬送駆動と素材駆動機構9によ
る砥石の回転駆動とを高速で同期させることができるの
で、ネジ条砥石4の生産性に寄与することができる。
【0043】なお、この分周装置2は、上述のように予
め基準信号の分周演算で算定した分周信号を記憶装置3
0に設定しておく必要があるが、この分周演算としては
各種方法が利用可能である。例えば、従来例において図
6のフローチャートに基づいて説明した演算処理と同様
にしても良く、この場合は図4にフローチャートで例示
するような処理動作で記憶装置30に分周信号を格納す
ることになる。
【0044】また、本実施例の分周装置2は、設定信号
入力部29を記憶装置30に直結することを例示した
が、図5に例示するように、設定信号入力部29を演算
装置34で記憶装置30に接続することで、より多種の
分周信号に対応する分周装置35なども可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、予め基準信号を
所定比率に分周演算した分周信号の出力パターンが格納
されたパターン記憶手段を設け、基準信号が入力される
信号入力手段を設け、この信号入力手段によって入力さ
れた基準信号の発生パターンを解析するパターン解析手
段を設け、このパターン解析手段が解析した基準信号の
発生パターンで前記パターン記憶手段から分周信号の出
力パターンを読出すパターン読出手段を設け、このパタ
ーン読出手段が読出した出力パターンで分周信号を出力
する信号出力手段を設けたことにより、基準信号に対応
して分周信号を出力する場合に処理時間が多大な分周演
算を実行する必要がなく、予め基準信号の分周演算で算
定した分周信号を選択的に読出すだけなので、その処理
速度の高速化に寄与することができる等の効果を有する
ものである。
【0046】請求項2記載の発明は、歯車の素材を回転
自在に軸支する素材駆動機構と、ネジ条砥石を回転自在
に軸支する砥石駆動機構と、この砥石駆動機構の回転の
位相に対応して基準信号を出力する信号生成手段と、こ
の信号生成手段が生成した基準信号に基づいて所定比率
で分周信号を出力する分周装置と、この分周装置が出力
する分周信号と前記信号生成手段が出力した基準信号と
に対応して前記素材駆動機構と前記砥石駆動機構との回
転の位相を同期制御する同期制御手段とを具備した歯車
研削装置において、予め基準信号を所定比率に分周演算
した分周信号の出力パターンが格納されたパターン記憶
手段を設け、基準信号が入力される信号入力手段を設
け、この信号入力手段によって入力された基準信号の発
生パターンを解析するパターン解析手段を設け、このパ
ターン解析手段が解析した基準信号の発生パターンで前
記パターン記憶手段から分周信号の出力パターンを読出
すパターン読出手段を設け、このパターン読出手段が読
出した出力パターンで分周信号を出力する信号出力手段
を設け、前記パターン記憶手段と前記信号入力手段と前
記パターン解析手段と前記パターン読出手段と前記信号
出力手段とで前記分周装置を形成したことにより、この
分周装置は処理時間が多大な分周演算を実行することな
く基準信号に対応して分周信号を出力するので処理速度
が高速であり、この分周装置により素材駆動機構による
素材の回転駆動と砥石駆動機構によるネジ条砥石の回転
駆動とを高速で同期させることができるので、歯車の生
産性の向上に寄与することができる等の効果を有するも
のである。
【0047】請求項3記載の発明は、ドレッサを移動自
在に軸支するドレッサ駆動機構と、ネジ条砥石の素材を
回転自在に軸支する素材駆動機構と、この素材駆動機構
の回転の位相に対応して基準信号を出力する信号生成手
段と、この信号生成手段が生成した基準信号に基づいて
所定比率で分周信号を出力する分周装置と、この分周装
置が出力する分周信号と前記信号生成手段が出力した基
準信号とに対応して前記ドレッサ駆動機構の移動速度と
前記素材駆動機構の回転速度とを同期制御する同期制御
手段とを具備した砥石成形装置において、予め基準信号
を所定比率に分周演算した分周信号の出力パターンが格
納されたパターン記憶手段を設け、基準信号が入力され
る信号入力手段を設け、この信号入力手段によって入力
された基準信号の発生パターンを解析するパターン解析
手段を設け、このパターン解析手段が解析した基準信号
の発生パターンで前記パターン記憶手段から分周信号の
出力パターンを読出すパターン読出手段を設け、このパ
ターン読出手段が読出した出力パターンで分周信号を出
力する信号出力手段を設け、前記パターン記憶手段と前
記信号入力手段と前記パターン解析手段と前記パターン
読出手段と前記信号出力手段とで前記分周装置を形成し
たことにより、この分周装置は処理時間が多大な分周演
算を実行することなく基準信号に対応して分周信号を出
力するので処理速度が高速であり、この分周装置により
ドレッサ駆動機構によるドレッサの搬送駆動と素材駆動
機構による砥石の回転駆動とを高速で同期させることが
できるので、ネジ条砥石の生産性に寄与することができ
る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分周装置の一実施例である分周演算回
路を例示するブロック図である。
【図2】砥石成形装置を兼用した歯車研削装置の駆動機
構を例示する模式図である。
【図3】分周演算回路が入力される基準信号に対応して
分周信号を出力する場合の処理内容を例示するフローチ
ャートである。
【図4】分周演算回路に分周信号を設定する場合の処理
内容を例示するフローチャートである。
【図5】分周演算回路の一変形例を例示するブロック図
である。
【図6】一従来例の分周装置が入力される基準信号に対
応して分周信号を出力する場合の処理内容を例示するフ
ローチャートである。
【図7】基準信号と分周信号の出力値と理論値との関係
を例示するタイムチャートである。
【図8】砥石成形時の分周信号の出力パターンを例示す
る特性図である。
【符号の説明】
1 歯車研削装置、砥石成形装置 2,35 分周装置 3 砥石駆動機構 4 ネジ条砥石 7,10 信号生成手段 9,14 素材駆動機構 19 ドレッサ駆動機構 24 ドレッサ 25 信号入力手段 30 パターン記憶手段 31 信号出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23F 1/00 - 23/12 B23B 53/06 - 53/09 H03K 21/00 H03K 23/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め基準信号を所定比率に分周演算した
    分周信号の出力パターンが格納されたパターン記憶手段
    と、基準信号が入力される信号入力手段と、この信号入
    力手段によって入力された基準信号の発生パターンを解
    析するパターン解析手段と、このパターン解析手段が解
    析した基準信号の発生パターンで前記パターン記憶手段
    から分周信号の出力パターンを読出すパターン読出手段
    と、このパターン読出手段が読出した出力パターンで分
    周信号を出力する信号出力手段とを具備したことを特徴
    とする分周装置。
  2. 【請求項2】 歯車の素材を回転自在に軸支する素材駆
    動機構と、ネジ条砥石を回転自在に軸支する砥石駆動機
    構と、この砥石駆動機構の回転の位相に対応して基準信
    号を出力する信号生成手段と、この信号生成手段が生成
    した基準信号に基づいて所定比率で分周信号を出力する
    分周装置と、この分周装置が出力する分周信号と前記信
    号生成手段が出力した基準信号とに対応して前記素材駆
    動機構と前記砥石駆動機構との回転速度を同期制御する
    同期制御手段とを具備した歯車研削装置において、 予め基準信号を所定比率に分周演算した分周信号の出力
    パターンが格納されたパターン記憶手段を設け、基準信
    号が入力される信号入力手段を設け、この信号入力手段
    によって入力された基準信号の発生パターンを解析する
    パターン解析手段を設け、このパターン解析手段が解析
    した基準信号の発生パターンで前記パターン記憶手段か
    ら分周信号の出力パターンを読出すパターン読出手段を
    設け、このパターン読出手段が読出した出力パターンで
    分周信号を出力する信号出力手段を設け、前記パターン
    記憶手段と前記信号入力手段と前記パターン解析手段と
    前記パターン読出手段と前記信号出力手段とで前記分周
    装置を形成したことを特徴とする歯車研削装置。
  3. 【請求項3】 ドレッサを移動自在に軸支するドレッサ
    駆動機構と、ネジ条砥石の素材を回転自在に軸支する素
    材駆動機構と、この素材駆動機構の回転の位相に対応し
    て基準信号を出力する信号生成手段と、この信号生成手
    段が生成した基準信号に基づいて所定比率で分周信号を
    出力する分周装置と、この分周装置が出力する分周信号
    と前記信号生成手段が出力した基準信号とに対応して前
    記ドレッサ駆動機構の移動速度と前記素材駆動機構の回
    転速度とを同期制御する同期制御手段とを具備した砥石
    成形装置において、 予め基準信号を所定比率に分周演算した分周信号の出力
    パターンが格納されたパターン記憶手段を設け、基準信
    号が入力される信号入力手段を設け、この信号入力手段
    によって入力された基準信号の発生パターンを解析する
    パターン解析手段を設け、このパターン解析手段が解析
    した基準信号の発生パターンで前記パターン記憶手段か
    ら分周信号の出力パターンを読出すパターン読出手段を
    設け、このパターン読出手段が読出した出力パターンで
    分周信号を出力する信号出力手段を設け、前記パターン
    記憶手段と前記信号入力手段と前記パターン解析手段と
    前記パターン読出手段と前記信号出力手段とで前記分周
    装置を形成したことを特徴とする砥石成形装置。
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