JP2758473B2 - クロロトリフルオロエチレンテロマーの製造法および得られる新規なテロマー - Google Patents

クロロトリフルオロエチレンテロマーの製造法および得られる新規なテロマー

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    • C07C41/06Preparation of ethers by addition of compounds to unsaturated compounds by addition of organic compounds only

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロロトリフルオロエチレンテロマーの製
造法に関する。更に詳細には、本発明はクロロトリフル
オロエチレンとペルハロアルキルフルオロキシ化合物と
のテロマーの製造法に関する。本発明は、前記の方法に
よって製造される新規なクロロトリフルオロエチレンテ
ロマーにも関する。
米国特許第4,577,044号明細書には、クロロトリフル
オロエチレンとCF3OFとを反応させることによって得ら
れる新規な種類のクロロトリフルオロエチレンテロマ
ー、すなわち F(CF2−CFCl)nF、 CF3O−(CF2CFCl)n−Fおよび CF3O−(CF2CFCl)n−OCF3 (但し、nは通常1〜10の範囲であり、テロマー単位
(CF2−CFCl)はランダム分布をしており、すなわちそ
れらは頭−頭配置および頭−尾配置の両方で結合するこ
とができる)が記載されている。
後者のように、テロ重合度が高くはないことを特徴と
するテロマー生成物に関しては、末端基の性状とこれら
の基がモノマー単位に結合される結合の種類(すなわ
ち、酸素−炭素または炭素−炭素)がテロマーの物理的
および化学的特性に著しく影響し、特に様々な結合強
度、基の大きさ、並びに基の立体障害や結合の種類(酸
素−炭素または炭素−炭素)の柔軟性の差によって著し
い影響を受けるものと思われる。
したがって、クロロトリフルオロエチレンとCF3OFと
のテロマーは、末端基がCF3O−とF−しかにから、広
範な特性を示すことができない。クロロトリフルオロエ
チレンテロマーの特定の用途にとって優れた特性は、別
の用途には不利な条件となることは周知である。
1987年12月23日出願の、本出願人のイタリア国特許出
願第23179 A/87号明細書には、クロロトリフルオロエチ
レンと、式Ry−CF2OF(式中、Ryは1〜10個の炭素原
子を有し、フッ素原子またはフッ素原子と塩素原子を含
むペルハロゲン化アルキル基である)のペルハロアルキ
ルフルオロキシ化合物とのテロマーの製造法が記載され
ている。この方法によれば、下記の末端基: −F、 −ペルハロアルコキシ基、例えば Ry−CF2−O−またはRy−O−、 −ペルハロアルキル基、例えばRy−およびRy−CF2
−を有するテロマーを得ることが可能である。
就中、下記のテロマー種(それぞれのテロマーにおい
て、モノマー単位CF2−CFClを記号Mで表わしてあ
る): Ry−CF2−O−(M)n−F Ry−CF2−O−(M)n−O−CF2−Ryy−CF2−O−(M)n−Ryy−O−(M)n−F Ry−CF2−(M)n−F F−(M)n−F 操作条件を調整することによって、特にFとペルハロ
アアルコキシ末端基とを主として有するテロマー混合
物、またはFとペルハロアルコキシ末端基の外に高い比
率のペルハロアルキル末端基を有するテロマーの混合物
を得ることが可能である。
例えば、テロマー種に含まれる末端基の分布と性状を
広範囲に変化させることにより、様々な物理的および化
学的特性を有し各種の応用条件に合うようにした広汎な
生成物を得ることが可能である。
元素状フッ素をペルハロフルオロキシ化合物とクロロ
トリフルオロエチレンとから成る試薬に加えることによ
って、ある特定の条件下では、1または2個の−F末端
基を有するテロマーの比率を増加させることが可能であ
ることを見出だした。
このことは、フッ素がクロロトリフルオロエチレンに
対してテロゲン作用を示さないことを考えると、驚くべ
きことであり、実際、フッ素をクロロトリフルオロエチ
レンと反応させると、F21分子当たり1分子から2分
子のクロロトリフルオロエチレンを含む付加生成物が得
られることが知られているのである。
また、上記以外の特定の反応条件下においては、元素
状フッ素をペルハロフルオロキシ化合物とクロロトリフ
ルオロエチレンとから成る試薬に添加することによっ
て、(テロマー末端単位−CF2−CFCl−に存在する塩素
の他に)末端基−Clを有するテロマー種を含むテロマー
混合物を得ることが可能であることも意外にも見出だし
た。
このように、得られる生成物の範囲が本発明によって
拡げられる。
末端基−Fの含量が増加したテロマーの混合物は、ペ
ルハロアルコキシ末端基、すなわちエーテル性末端基の
含量が低くなるため、流体の圧縮性が低くなるので興味
深いものである。
一方、−Cl末端基を有するテロマー種を含むテロマー
の混合物は、温度の変化による粘度の変化は余り大きく
はない。
したがって、本発明の目的は、特定の反応条件を用い
ることにより、高い割合の−F末端基を得ることができ
る。クロロトリフルオロエチレンとペルハロフルオロキ
シ化合物とのテロマーの製造法を提供することである。
もう一つの目的は、他の条件を用いることによって、
−Cl末端基を有するテロマー種を含む、すなわちCl/Fの
比率も高いテロマー混合物を得ることができる、テロマ
ーの製造法を提供することである。
更にもう一つの目的は、一方の末端に−Cl未満基を有
し、他方の末端にペルハロアルコキシまたはペルハロア
ルキル末端基を有する新規なクロロトリフルオロエチレ
ンテロマーを提供することである。
最初の二つの目的は、本発明の目的のクロロトリフル
オロエチレンテロマーの製造法によって達成される。
この方法は、クロロトリフルオロエチレンと、元素状
フッ素と、式CF3OFまたはRx−CF2−OF(式中、Rxは1
〜10個の炭素原子を有し、フッ素原子またはフッ素原子
と塩素原子とを有する直鎖または分岐状のペルハロゲン
化アルキル基、ペルハロアルキルモノエーテル基または
ペルハロアルキルポリエーテル基である)を有するペル
ハロフルオロキシ化合物とを、−100〜+40℃の範囲の
温度で反応させ、その際上記ペルハロフルオロキシ化合
物と元素状フッ素は反応条件下で不活性な気体で希釈し
た後に反応媒質に供給し、Nリットル/時でのフッ素と
ペルハロフルオロキシ化合物との比率は0.1〜20であ
り、Nリットル/時での の比率は0.01〜1であることを特徴とするものである。
不活性希釈気体は、例えば窒素、アルゴン、ヘリウ
ム、または例えば1,2−ジクロロテトラフルオロエタン
およびジクロロジフルオロメタンから選択される気体状
クロロフルオロカーボンでよい。反応を行うために、気
体状または液体状のペルハロフルオロキシ化合物と気体
状フッ素を共に不活性気体で希釈した気流を、液体状の
または溶媒に溶解したクロロトリフルオロエチレンを含
む反応器に供給するのが好ましい。ペルハロフルオロキ
シ化合物は気体状態で供給するのが特に好ましい。加圧
下で操作するときには、クロロトリフルオロエチレンの
沸点(−27.9℃)より高い温度で反応を行うことができ
る。溶液中で操作するときには、反応条件下で不活性
な、特にクロロフルオロカーボン、例えば1,2−ジクロ
ロテトラフルオロエタン、フルオロトリクロロメタンお
よびジクロロジフルオロメタンのようなクロロトリフル
オロエチレン用溶媒が用いられる。溶液中に含まれるク
ロロトリフルオロエチレン量は、20〜80重量%の範囲で
あるのが普通である。
−F末端基の含量が高いテロマー混合物を得ようとす
るときには、下記の条件を同時に用いる。
Nリットル/時でのF2のペルハロフルオロキシ化合
物に対する比率が高くないものを用いる。
Nリットル/時での の比率が低めか若しくは極めて低いものを用いる。
反応媒質中に生じる熱量を減少させ且つこれの効果的
な分散を促進する条件を用いる。
これらの条件は、下記の条件の一方またはこれらの条
件を両方とも採用することによって得られる。
(a) 第一の条件によれば、温度がペルハロフルオロ
キシ化合物とクロロトリフルオロエチレンとの反応の閾
値温度より高いという条件で、低温範囲で操作される。
(b) 第二の条件は、テロゲンとフッ素を供給する前
にこれらを予備冷却することであり、必要ならば、テロ
ゲンを液体状態で供給する。
これらの条件を得るのに役立つもう一つの条件は、反
応器中で効果的に撹拌を行うことである。
−F末端基の含量が高いテロマー混合物を得るために
は、下記の条件を組み合わせて用いるのが好ましい。
(a) F2/ペルハロフルオロキシ化合物の比率が0.1
〜10、更に好ましくは0.1〜3である。
(b) の比率が0.01〜0.50、更に好ましくは0.03〜0.35であ
る。
(c) 反応温度は−100〜−40℃、更に好ましくは−8
0〜−60℃の範囲である。
前記の条件の組み合わせの範囲では、1または2個の
−F末端基を有するテロマーの比率は、温度が低下し且
の比率が減少するにしたがって減少する。
−F末端基の形成を促進する条件に従えば、例えばF/
Clの重量比が0.6以上の−F(M)n−Fテロマーを最大
45重量%まで含むテロマー混合物を得ることができる。
−Cl末端基を有するテロマー種を含むテロマーの混合
物を得ようとするときには、下記の条件を同時に採用す
る。
高い比率のF2/ペルハロフルオロキシ化合物を用い
る。
不活性気体中抵希釈度のペルハロフルオロキシ化合物
とフッ素を用いる。
反応媒質中に生じる熱量を増加させるが、その分散を
促進しない条件を用いる。
このためには、−75〜+40℃の範囲の反応温度が用い
られる。適度な撹拌を行うこともできる。
−Cl末端基を有するテロマー種を含むテロマーの混合
物を得るためには、下記の条件の組み合わせを用いるの
が好ましい。
(a) F2/フルオロキシ化合物の比率が2〜20、更
に好ましくは2〜10であるものを用いる。
(b) の比率が0.3〜1の範囲のもの用いる。
(c) −75〜+40℃、更に好ましくは−75〜−40℃の
範囲の反応温度を用いる。
前記の条件の組み合わせの範囲では、−Cl末端基を有
するテロマーの割合は、温度の増加と共におよび不活性
気体中のペルハロフルオロキシ化合物とフッ素の希釈度
の減少と共に増加する。
−Cl末端基の形成を促進する条件によれば、例えば、
1または2個のCl末端基を有し且つCl/Fの重量比が0.7
以上であるテロマーを最大80重量%以上含むことができ
る。
本発明の方法のもう一つの態様によれば、テロ重合反
応を主として所望なテロマー種に向けることができる条
件においては、反応媒質中で生じる熱量を減少させるこ
とにより且つそれを効果的に分散させることによって、
ある制限内でテロ重合度を低い値にすることもできる。
これは、テロゲンとF2の低流速および低温の反応媒質
を用いることによって、且つ所望ならばテロゲンおよび
2を予備冷却することによって達成される。この結果
を得るのに役立つもう一つの条件は、反応器中で激しく
撹拌を行うことである。この結果を得るのに役立つ更に
もう一つの条件は、 の比率が極めて低い値で操作することである。
例えば、nの値が1〜6個の範囲であるテロマーを最
大80%以上まで得ることができる。
フルオロキシ化合物が液体状態で反応装置に供給され
るときには、これを反応条件下で不活性な液体、特にク
ロロフルオロカーボン、例えば1,2−ジクロロテトラフ
ルオロエタン、フルオロトリクロロメタンおよびジクロ
ロジフルオロメタンと混合するか、またはエアゾールの
形態で不活性気体で運ばれる。
クロロトリフルオロエチレンの溶媒を含む反応装置に
は、元素状フッ素と、不活性気体と、気体状または液体
状のフルオロキシ化合物との流れを前記の供給法の一つ
によって供給し、且つ別個に気体状または液体状のクロ
ロトリフルオロエチレンの流れを供給することもでき、
この場合にはクロロトリフルオロエチレンは液体状態で
供給するのが好ましい。
テロゲンとしてのフロオロキシ化合物の作用機構は、
反応式 Rx−CF2−OF→Rx−CF2−O°+F°によるO−F結合
のホモリシス開裂を部分的に経るので、基Rx−CF2−O
°とF°はテロ重合開始剤および停止剤として作用する
ことができると思われる。前記の基は更に分裂および転
位反応を経て、他のラジカル反応種を形成することもで
き、これもまたテロ重合開始剤および停止剤として作用
することができると思われる。Cl原子を含む基Rxの場
合には、また、1個の塩素原子または2個以上の塩素原
子をフッ素原子で置換することができると思われる。
ペルフルオロフルオロキシ化合物から出発すると、R
xから誘導されるR1が形成され、但し、少なくとも2個
の炭素原子を有するRxは1個以上の炭素原子を失って
おりおよび/または少なくとも3個の炭素原子を有する
xは転位を経たものである。基R1はRxよりも少ない
数の炭素原子を含む基R2であるのがより普通であるの
で、Rxが2〜10個の炭素原子を有するときには、R2
1〜9個の炭素原子を有する。
塩素を含むペルハロフルオロキシ化合物から出発する
と、Rxから誘導されるR3が形成され、但し、少なくと
も2個の炭素原子を有するRxは1個以上の炭素原子を
失っておりおよび/または少なくとも3個の炭素原子を
有するRxは転位を経ており且つRxの1個以上の塩素原
子がフッ素原子で置換されたものである。基R3はRx
りも少ない数の炭素原子を含む基R4であるのがより普
通であり(したがって、Rxが2〜10個の炭素原子を有
するときには、R4は1〜9個の炭素原子を有する)、
1個以上の塩素原子がフッ素原子で置換されたものであ
る。
ペルフルオロフルオロキシ化合物から出発するときに
は、用いられる操作条件によって変わる、得られるテロ
マーは次のようなものである(それぞれのテロマーにお
いて、モノマー単位CF2−CFClは記号(M)で略式表示
した)。
x−CF2−O−(M)n−F (A) (但し、Rxは前記に定義した通りであり、nは1〜20
の範囲にある)、 Rx−CF2−O−(M)n−O−CF2−Rx (B) Rx−(M)n−F (C) Rx−(M)n−Rx (D) Rx−CF2−O−(M)n−Rx (E) Rx−O−(M)n−F (F) Rx−O−(M)n−O−CF2−Rx (G) Rx−O−(M)n−Rx (H) Rx−CF2−(M)n−F (I) Rx−CF2−(M)n−O−CF2−Rx (J) Rx−CF2−(M)n−Rx (K) R1−O−(M)n−OCF2−Rx (L) (但し、R1はRxから誘導される基であり、少なくとも
2個の炭素原子を有するRxは1個以上の炭素原子を失
っておりおよび/または少なくとも3個の炭素原子を有
するRxは転位を経たものである)、 R1−O−(M)n−Rx (N) R1−(M)n−F (O) CF3−O−(M)n−F (P) F−(M)n−F (Q) CF3−O−(M)n−O−CF3 (R) Rx−CF2−O−(M)n−Cl (A′) Rx−(M)n−Cl (C′) Rx−O−(M)n−Cl (F′) Rx−CF2−(M)n−Cl (I′) R1−(M)n−Cl (O′) CF3−O−(M)n−Cl (P′) F−(M)n−Cl (Q′) Cl−(M)n−Cl (Q″) nは、1〜10の範囲にあることが好ましい。
モノマー単位−CF2−CFClの分布はランダムであり、
すなわちモノマー単位は頭−頭および頭−尾配置の両方
で結合することができる。
テロマー(A′)、(C′)、(F′)、(I′)、
(O′)および(R′)は新規化合物である。
得られたテロマー混合物では、前記のものとは異なる
式を有するテロマーが少量存在してもよい。
前記のテロマーの式では、(M)は(CF2−CFCl)ま
たは(CFCl−CF2)のいずれでもよいことを銘記すべき
である。したがって、テロマー Rx−CF2−O−(M)n−F (A) には、式 (1) Rx−CF2−O−(CF2−CFCl)n−F(A1) (式中、nが2を上回るときには、中間のモノマー単位
の結合に関係なく、末端基 Rx−CF2−O−は基CF2に結合し、末端基Fは基CFClに
結合している)、および (2) Rx−CF2−O−(CFCl−CF2n−F(A2) (式中、nが2を上回るときには、中間のモノマー単位
の結合に関係なく、末端基 Rx−CF2−O−は基CFClに結合し、末端基Fは基CF2
結合している)によって表わされる2系列の生成物が対
応する。
xがペルハロアルキルポリエーテル基であるときに
は、この基は2個の酸素原子を含むのが好ましい。
xは1〜4個の炭素原子を有するのが好ましい。
最も好ましいテロゲンは、CF3OFおよび式Rx−CF2OF
(式中、Rxは1〜4個の炭素原子を有するペルフルオ
ロアルキル基である)のものである。
−F末端基を有するテロマーの割合を増加するような
条件下で操作するときには、式(A)、(B)、
(C)、(D)、(E)、(F)、(I)、(J)およ
び(Q)のテロマーが主として得られる。
−Cl末端基を有するテロマー種を含むテロマーの混合
物を得るような条件下で操作するときには、主としてテ
ロマー(A)、(B)、(Q)、(A′)、(Q′)、
(Q″)と、少量のテロマー(F)、(P)、(C)、
(E)、(G)、(F′)および(C′)が得られる。
本発明の方法によって得られるテロマー混合物は、作
動液および給仕液(service fluid)として特に有用で
ある。
混合物の分溜によって、主として定義された値のnを
有するテロマーから成る画分を得ることが可能である。
本発明の方法に利用可能なフロオロキシ化合物として
は、下記のものを挙げることができる。
フルオロキシトリフルオロメタン、 フルオロキシオペンタフルオロエタン、 1−フルオロキシヘプタフルオロプロパン、 1−フルオロキシノナフルオロブタン、 1−フルオロキシ−2−クロロテトラフルオロエタン、 1−フルオロキシ−2,2′−ジクロロトリフルオロエタ
ン、 フルオロキシヘプタフルオロイソプロパン、 フルオロキシノナフルオロイソブタン、 フルオロキシノナフルオロ−t−ブタン、 1−フルオロキシ−2−ペルフルオロ−n−プロポキシ
−ヘキサフルオロプロパン、 1−フルオロキシ−2−ペルフルオロメトキシ−ヘキサ
フルオロプロパン、 1−フルオロキシ−2−ペルフルオロエトキシ−ヘキサ
フルオロプロパン、および 1−フルオロキシ−3−クロロヘキサフルオロ−n−プ
ロパン。
CF3CF2OFをテロマーとして用いるときには、得られる
テロマー混合物は、操作条件によって変わり、下記のテ
ロマー種を有して成ることができる。
F(M)nF (Ia) F(M)nOCF2CF3 (IIa) CF3CF2O(M)n−OCF2CF3 (IIIa) CF3(M)n−F (IVa) CF3(M)n−OCF2CF3 (Va) CF3O(M)n−OCF2CF3 (VIa) CF3CF2−(M)n−F (VIIa) CF3CF2(M)n−OCF2CF3 (VIIIa) CF3O(M)nF (IXa) CF2−(M)n−CF3 (Xa) F−(M)n−Cl (I′a) Cl−(M)nCl (I″a) CF3CF2O(M)n−Cl (II′a) CF3(M)n−Cl (IV′a) CF2O−(M)n−Cl (IX′a) テロマー種(II′a)、(IV′a)および(IX′a)
は、新規なテロマーである。
CF3−CF2OFから出発して、−F末端基の割合が高いテ
ロマーを得る反発を行うときには、テロマー(Ia)、
(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)および(VIa)が
主として得られる。
CF3−CF2OFから出発して、−Cl末端基の割合が高いテ
ロマーを得る反応を行うときには、テロマー(Ia)、
(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(Va)、(VIa)、(IX
a)、(I′a)、(I″a)、(II″a)、(IV′
a)および(IX′a)が主として得られる。
CF3OFをテロマーとして用いるときには、得られるテ
ロマー混合物は、操作条件によって変わり、下記のテロ
マー種を有して成ることができる。
F(M)nF (Ia) CF3O(M)nF (IXa) CF3O(M)nOCF3 (IIIb) F(M)nCl (Ib) CF3O(M)nCl (IIb) Cl(M)nCl (I′a) テロマー種(Ib)は、新規なテロマーである。
CF3OFから出発して、−F未満基の割合が高いテロマ
ーを得る反応を行うときには、テロマー(Ia)および
(IXa)が主として得られる。
CF3OFから出発して、−Cl末端基の割合が高いテロマ
ーを得る反応を行うときには、テロマー(Ia)、(I
b)、(IIb)が主として得られる。
本発明の主な利点を、以下にまとめる。得られるテロ
マー種に存在する末端基の分布と性状を広範囲に亙って
変化させることができ、テロ重合度をある制限内で変化
させることができるので、様々な物理的および化学的特
性を有し且つ様々な応用条件に合致することができる広
汎な生成物を得ることができる。特に、−F末端基の含
量が高いテロマー混合物、または−Cl末端基を有するテ
ロマー種を含むテロマー混合物を得ることができる。
下記の実施例は単に例示のために示すものであり、本
発明を制限するものと解釈してはならない。
実施例1 CF3−CF2OF0.32Nリットル/時と、元素状フッ素0.88N
リットル/時と、窒素30Nリットル/時の流れを、容量
が0.5リットルであって、貫流冷却器と温度計と機械的
撹拌機を備えたガラス製反応装置中の−72℃に冷却した
液体状クロロトリフルオロエチレン(CTFE)204g中に連
続的に通じた。
5時間後に反応を停止して、未反応のCTFEを留去し
た。
気体状のCF3−CF2OFのNリットル当たり約36.9gのテ
ロマーの収量で、生成物59gを得た。
ガスクロマトグラフィによって、組成物のnの値を評
価した。生成物を、キャピラリーカラムSF-52によるガ
ス−質量分析によって更に分析した。更に、19F−NMR
スペクトル分析を、ブルーカー(BRUKER)装置AM300に
よって、試料をCDCl3に溶解して行った。
化合物(Ia)、(IIa)、(IIIa)、(IVa)、(V
a)、(VIa)、(VIIa)、(VIIIa)、(IXa)および
(Xa)が存在した。テロマー種(Ia)、(IIa)および
(IIIa)は混合物の約83重量%であり、テロマー種(I
a)は混合物の約45重量%であった。
F末端基を有するテロマー種(Ia、IIa、IVaおよびIX
a)の重量%による割合は、全体で、存在する総てのテ
ロマー種の84重量%より高かった。
nが2に等しい生成物では、下記の化合物も存在し
た。
および nの値のガスクロマトグラフィ分布は、下記の通りで
あった。nの値 面積% 1 14 2 57.4 3 6.5 4 9.1 5 6.7 6 3.7 7 1.7 8 0.7 実施例2 実施例1の方法に従って、CF3−CF2OF0.32Nリットル
/時と、元素状フッ素0.88Nリットル/時と、N23.0Nリ
ットル/時の流れを、−72℃で3時間、CRFE187gに連続
的に通じた。未反応のCTFEを留去した後、生成物3.8gを
得た。
化合物Ia、IIa、IIIa、IVa、Va、VIa、IXa、I′a、
I″a、II′a、IV′aおよびIX′aが存在した。テロ
マー種Ia、I′a、I″aおよびII′aは、混合物の約
90%であった。nの値が3〜6であるものは全体の70%
に相当した。生成物を元素分析したところ、Cl/Fの重量
比は0.7であった。
実施例3 実施例1の方法に従って、CF3−CF2OF0.85Nリットル
/時と、F20.35Nリットル/時と、N210Nリットル/時
の流れを、−72℃で5時間、液体状CTFE184gに通じた。
未反応のCTFEを留去したところ、生成物86.7gが得ら
れ、CF3−CF2OFに対するモル収率は約99%であり、気体
状のCF3−CF2OFの1リットル当たり約20.4gのテロマー
に相当した。
生成物は、テロマーテロマー種Ia、IIa、IIIa、IVa、
Va、VIa、VIIa、VIIIa、IXaおよびXaから成り、その中
のIa〜IIIaのテロマー種は混合物の80%を上回ってい
た。F末端基を有する全テロマー種(Ia、IIa、IVaおよ
びIXa)の割合は、全体で、存在する全テロマー種の79
重量%を上回った。
nが2の画分は、化合物(I)および(II)(これら
の式は実施例1に示した)も含んでいた。
ガスクロマトグラフィ分析を行ったところ、生成物は
下記のようなnの値比率から成っていた。nの値 面積% 1 19.1 2 22 3 15.4 4 25.8 5 12 6 4.4 7 1.4 8 0.3 実施例4 元素状フッ素の不在下で行った(実施例3に対する比
較試験を次に示す。
実施例1の方法に従って、CF3−CF2OF0.85Nリットル
/時と、N210Nリットル/時の流れを、−72℃で5時
間、CTFE184gに通じた。未反応のCTFEを留去したとこ
ろ、生成物75.2gが得られ、CF3−CF2OFに対するモル収
率は約80%であった。化合物Ia、IIa、IIIa、IVa、Va、
VIa、VIIa、VIIIa、IXaおよびXaが存在した。テロマー
種Ia〜IIIaは、混合物の約80%であった。。F末端基を
有する全テロマー種(Ia、IIa、IVaおよびIXa)の割合
は、全体で、存在するテロマー種の69重量%を下回っ
た。
nの値が2〜6のものは、全体の約87%に相当した。
実施例5 実施例1の方法に従って、CF3OF1.2Nリットル/時
と、F20.6Nリットル/時と、N22.5Nリットル/時の流
れを、−60℃で5時間、液体状CTFE200gに通じた。未反
応のCTFEを留去したところ、生成物46gが得られ、収率
は気体状のCF3OFの1リットル当たり約7.7gのテロマー
に相当した。
化合物Ia、Ib、IIb、I″a、IIIbおよびIXaが存在し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−109538(JP,A) 特開 平1−265043(JP,A)

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロロトリフルオロエチレンと、元素状フ
    ッ素と、式CF3OFまたはRx−CF2‐OF(式、Rxは1〜10
    個の炭素原子を有し、フッ素原子またはフッ素原子と塩
    素原子とを有する直鎖または分岐状のペルハロゲン化ア
    ルキル基、ペルハロアルキルモノエーテル基またはペル
    ハロアルキルポリエーテル基である)を有するペルハロ
    フルオロキシ化合物とを、−100〜+40℃の範囲の温度
    で反応させ、その際、上記ペルハロフルオロキシ化合物
    と元素状フッ素は反応条件下で不活性な気体で希釈した
    後に反応媒質に供給し、Nリットル/時でのフッ素とペ
    ルハロフルオロキシ化合物との比率は0.1〜20であり、
    Nリットル/時での の比率は0.01〜1であることを特徴とする、クロロトリ
    フルオロエチレンテロマーの製造法。
  2. 【請求項2】気体状または液体状のペルハロフルオロキ
    シ化合物と気体状フッ素を共に不活性気体で希釈した気
    流を、液体状のまたは溶媒に溶解したクロロトリフルオ
    ロエチレンを含む反応器に供給する、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】ペルハロフルオロキシ化合物を気体状で供
    給する、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】クロロトリフルオロエチレン用の溶媒がク
    ロロフルオロカーボンである、請求項2または3に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】−F末端基が高含量のテロマー混合物を得
    るため、フッ素とペルハロフルオロキシ化合物との比率
    が高くはなく、 の比率が低めか若しくは極めて低くなるようにし、一
    方、反応媒質中にて生成する熱量を減少させ且つその良
    好な分散を促進するような条件を用いる、請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】−F末端基が高含量のテロマー混合物を得
    るため、0.1〜10の範囲のフッ素とペルハロフルオロキ
    シ化合物との比率と、0.01〜0.50の範囲の の比率を用い、反応を−100〜−40℃の範囲の温度で行
    う、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】−Cl末端基を有するテロマー種を含むテロ
    マー混合物を得るため、フッ素とペルハロフルオロキシ
    化合物との比率を高くし、かつフッ素およびペルハロフ
    ルオロキシ化合物の不活性気体中の希釈度を低くし、一
    方、反応媒質中にて生成する熱量を増加させ且つその分
    散を促進しない操作条件を用いる、請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】−Cl末端基を有するテロマー種を含むテロ
    マー混合物を得るため、2〜20の範囲のフッ素とペルハ
    ロフルオロキシ化合物との比率と、0.3〜1の範囲の の比率を用い、反応を−75°〜+40℃の範囲の温度で行
    う、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】Rxがペルハロアルキルポリエーテル基で
    あるとき、その基が2個の酸素原子を含む、請求項1〜
    8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】Rxが1〜4個の炭素原子を有する請求
    項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】ペルハロフルオロキシ化合物がCF3OFで
    あるかまたは式Rx−CF2OF(式中、Rxは1〜4個の炭
    素原子を有するペルフルオロアルキル基である)を有す
    る、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】式 Rx−CF2−O−(M)n−Cl (A′) (式中、Rxは1〜10個の炭素原子を有し、フッ素原子
    またはフッ素原子と塩素原子とを有する直鎖または分岐
    状のペルハロゲン化アルキル基、ペルハロアルキルモノ
    エーテル基またはペルハロアルキルポリエーテル基であ
    り、MはCF2−CFClであり、nは1〜20の範囲にある)
    を有する、新規なクロロトリフルオロエチレンテロマ
    ー。
  13. 【請求項13】式 Rx−(M)n−Cl (C′) (式中、Rx、Mおよびnは請求項12に定義した通りで
    ある)を有する、新規なクロロトリフルオロエチレンテ
    ロマー。
  14. 【請求項14】式 Rx−O−(M)n−Cl (F′) (式中、Rx、Mおよびnは請求項12に定義した通りで
    ある)を有する、新規なクロロトリフルオロエチレンテ
    ロマー。
  15. 【請求項15】式 Rx−CF2−(M)n−Cl (I′) (式中、Rx、Mおよびnは請求項12に定義した通りで
    ある)を有する、新規なクロロトリフルオロエチレンテ
    ロマー。
  16. 【請求項16】式 R1−(M)n−Cl (O′) [式中、R1は(請求項12に定義した)Rxから誘導され
    る基であり、少なくとも2個の炭素原子を有するRx
    1個以上の炭素原子を失っておりおよび/または少なく
    とも3個の炭素原子を有するRxは転位を経ており、M
    とnは請求項12に定義した通りである]を有する、新規
    なクロロトリフルオロエチレンテロマー。
  17. 【請求項17】Rxがペルハロアルキルポリエーテル基
    であるとき、この基が2個の酸素原子を含む、請求項12
    〜16のいずれか1項に記載の新規なクロロトリフルオロ
    エチレンテロマー。
  18. 【請求項18】Rxが1〜4個の炭素原子を有する、請
    求項12〜16のいずれか1項に記載の新規なクロロトリフ
    ルオロエチレンテロマー。
  19. 【請求項19】Rxがペルフルオロアルキル基である、
    請求項18に記載の新規なクロロトリフルオロエチレンテ
    ロマー。
  20. 【請求項20】式 CF3CF2−O−(M)n−Cl (II′a) (式中、MはCF2−CFSlであり、nは1〜20の範囲にあ
    る)を有する新規なクロロトリフルオロエチレンテロマ
    ー。
  21. 【請求項21】式 CF3−(M)n−Cl (IV′a) (式中、Mおよびnは請求項20に定義した通りである)
    を有する、新規なクロロトリフルオロエチレンテロマ
    ー。
  22. 【請求項22】式 CF3O−(M)n−Cl (IX′a) (式中、Mおよびnは請求項20に定義した通りである)
    を有する、新規なクロロトリフルオロエチレンテロマ
    ー。
  23. 【請求項23】下記のテロマー: Rx−CF2−O−(M)n−F (A) Rx−CF2−O−(M)n−O−CF2−Rx (B) F−(M)n−F (Q) Rx−CF2−O−(M)n−Cl (A′) CF3−O−(M)n−Cl (P′) F−(M)n−Cl (Q′) Cl−(M)n−Cl (Q″) Rx−(M)n−Cl (C′) RxO(M)nCl (F′) (式中、Rxは1〜10個の炭素原子を有し、フッ素原子
    またはフッ素原子と塩素原子とを有する直鎖または分岐
    状のペルハロゲン化アルキル基、ペルハロアルキルモノ
    エーテル基またはペルハロアルキルポリエーテル基であ
    り、MはCF2−CFClであり、nは1〜20の範囲の値を有
    する)を主として含むクロロトリフルオロエチレンテロ
    マー混合物。
  24. 【請求項24】Rxがペルハロアルキルエーテル基であ
    るとき、その基が2個の酸素原子を含む、請求項23に記
    載のテロマー混合物。
  25. 【請求項25】Rxが1〜4個の酸素原子を含む、請求
    項23に記載のテロマー混合物。
  26. 【請求項26】Rxがペルフルオロアルキル基である、
    請求項25に記載のテロマー混合物。
  27. 【請求項27】下記のテロマー: F(M)nF (Ia) F(M)nOCF2CF3 (IIa) CF3CF2O(M)n−OCF2CF3 (IIIa) CF3(M)n−F (IVa) CF3(M)n−OCF2CF3 (Va) CF3O(M)n−OCF2CF3 (VIa) CF3CF2−(M)n−F (VIIa) CF3CF2(M)n−OCF2CF3 (VIIIa) CF3O(M)nF (IXa) CF3−(M)n−CF3 (Xa) F−(M)n−Cl (I′a) Cl−(M)n−Cl (II′a) CF3CF2O(M)n−Cl (II′a) CF3−(M)n−Cl (IV′a) CF3O−(M)n−Cl (IX′a) (式中、MはCF2−CFClであり、nは1〜20の範囲にあ
    る)を主として含むクロロトリフルオロエチレンテロマ
    ー混合物。
  28. 【請求項28】下記のテロマー: F(M)nF (Ia) CF3O(M)nF (IXa) CF3O(M)nOCF3 (IIIb) F(M)nCl (Ib) CF3O(M)nCl (IIb) Cl(M)nCl (I″a) (式中、MはCF2−CFClであり、nは1〜20の範囲にあ
    る)を主として含むクロロトリフルオロエチレンテロマ
    ー混合物。
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